JPH0134321Y2 - - Google Patents

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JPH0134321Y2
JPH0134321Y2 JP12558082U JP12558082U JPH0134321Y2 JP H0134321 Y2 JPH0134321 Y2 JP H0134321Y2 JP 12558082 U JP12558082 U JP 12558082U JP 12558082 U JP12558082 U JP 12558082U JP H0134321 Y2 JPH0134321 Y2 JP H0134321Y2
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JP
Japan
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sintered body
electrodes
voltage
voltage nonlinear
nonlinear resistor
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JP12558082U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は通信機器の保安器に用いられる電圧非
直線抵抗器に関するものであり、従来の保安器と
比較して、性能が優れ、価格も安い保安器とする
ことができる電圧非直線抵抗器を提供しようとす
るものである。
通信機器用保安器の電気回路は第1図に示すよ
うに構成されている。図において、1は3極避雷
管、2,3は抵抗器またはコイル、4,5は酸化
亜鉛を主成分とする電圧非直線抵抗器、6,7は
ツエナーダイオード、8は通信機器を示してい
る。L1,L2は通信線であり、Eはアースである。
本考案は第1図の電圧非直線抵抗器4,5に関
するものであり、第1図の電気回路を通信機器用
保安器として一体化する時に有用なものである。
従来の通信機器用保安器に用いられている電圧
非直線抵抗器は、円板形の素子2個で形状が大き
く、かつリード線4本を配線基板にハンダ付けす
る必要があり、通信機器用保安器の形状自体が大
きくなり、かつ工数が多いことからコスト高の要
因となつていた。しかも、最近になつて通信機器
用保安器の小形化、高性能化の要求が強くなつて
おり、それに伴なつて電圧非直線抵抗器の改善の
要望が強くなつていた。
これらの問題点を解決するために、本考案の電
圧非直線抵抗器は素子一枚で円板形の素子2個分
の機能を有し、リード線なしで配線基板上に直接
ハンダ付けできるようにしたものである。しかも
素子を立てて固定できるようにしたものであり、
配線基板に電圧非直線抵抗器が占める面積を少な
くすることができ、通信機器用保安器の小形化に
大きく寄与するものである。
以下、添付図面を用いて、実施例に基づき本考
案を詳述する。
第2図a,b、第3図、第4図、第5図に本考
案の一実施例の電圧非直線抵抗器の表、裏面より
見た斜視図、上面図、底面図、断面図を示す。
9は酸化亜鉛を主成分とする平板形の電圧非直
線抵抗体の焼結体で、この焼結体9の厚みはほぼ
一定にしてある。10,11は上記焼結体9の一
方の平面に対をなすように形成した電極であり、
12は焼結体9の他方の平面に形成された電極で
ある。これら電極10,11,12は焼結体9の
側面部にまで延長し形成されている。ここで、焼
結体9を幅広くして一方の平面に対をなす電極1
0,11を複数組形成するようにしてもよい。
この場合、焼結体9を介した電極10と12、
および電極11と12によつて電圧非直線抵抗器
が形成され、これらが第1図における電圧非直線
抵抗器4,5に相当する。しかもこれらの電圧電
流電性はほぼ同一であり、線−大地間にサージ電
圧が侵入してきた時、線間に移行するサージ電圧
はほとんど零である。電極10,11は第1図の
回路において通信線L1,L2とつながり、電極1
2はアースEとつながることになる。
また、本考案の電圧非直線抵抗器は上述のよう
に、焼結体9の側面部に電極10,11,12の
端部がきているために、第6図に示すように焼結
体9を立てて配線基板上にハンダ付けすることが
でき、配線基板に占める電圧非直線抵抗器の面積
が小さくなり、かつ工数の大幅な低減になる。第
6図において、13a,13b,13cはハンダ
であり、14は通信線L1,L2、アースEを配線
したプリント基板、アルミナ基板等の配線基板で
ある。
尚、本考案に示すような電圧非直線抵抗器が本
来の機能を果すためには構造的に次の条件を満足
させる必要がある。すなわち、第3図、第5図に
示すように焼結体9の厚みをtとした時、電極1
0と11との間の間隔W3はW3>2tでなければな
らない。また、電極10,11間の電極12を介
した間隔W1+W2は、W1+W2>2tでなければな
らない。さらに、電極10と12または電極11
と12との間隔W4は、W4>tでなければならな
い。この条件を満足しない時、電流は焼結体9の
内部を流れず、焼結体9の表面を流れ、劣化しや
すくなる。
以上、述べてきたように本考案の電圧非直線抵
抗器は素子一枚で従来の円板形素子2個の機能を
有し、かつ電極が3つとも焼結体の側面部に延長
形成されており、リード線なしで配線基板上にハ
ンダ付けできる等の特徴を有しており、従来の通
信機器用保安器と比較して形状が小形になり、コ
ストも低減させることが可能となり、実用的価値
の大なるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は通信機器用保安器の電気回路図、第2
図a,bは本考案の電圧非直線抵抗器の一実施例
を示す表面および裏面より見た斜視図、第3図は
同電圧非直線抵抗器の上面図、第4図は同電圧非
直線抵抗器の底面図、第5図は同電圧非直線抵抗
器の断面図、第6図は本考案の電圧非直線抵抗器
を配線基板上に取付けた状態を示す斜視図であ
る。 9……電圧非直線抵抗体焼結体、10,11,
12……電極。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 酸化亜鉛を主成分とする平板形の電圧非直線抵
    抗体焼結体の相対向する面の一方に、対をなす1
    組または複数組の電極を形成し、他方の面には1
    個の電極を形成し、これらの電極を延長し上記焼
    結体の側面部に形成させたことを特徴とする電圧
    非直線抵抗器。
JP12558082U 1982-08-19 1982-08-19 電圧非直線抵抗器 Granted JPS5931201U (ja)

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JP12558082U JPS5931201U (ja) 1982-08-19 1982-08-19 電圧非直線抵抗器

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JP12558082U JPS5931201U (ja) 1982-08-19 1982-08-19 電圧非直線抵抗器

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Publication Number Publication Date
JPS5931201U JPS5931201U (ja) 1984-02-27
JPH0134321Y2 true JPH0134321Y2 (ja) 1989-10-19

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ID=30285851

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JP12558082U Granted JPS5931201U (ja) 1982-08-19 1982-08-19 電圧非直線抵抗器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8885324B2 (en) * 2011-07-08 2014-11-11 Kemet Electronics Corporation Overvoltage protection component
JP6153000B2 (ja) * 2012-09-20 2017-06-28 金村 貴康 三極型spd素子を備えたサージ電流逆流防止回路とカウンターシステム

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Publication number Publication date
JPS5931201U (ja) 1984-02-27

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