JPH0134095Y2 - - Google Patents

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JPH0134095Y2
JPH0134095Y2 JP1981030522U JP3052281U JPH0134095Y2 JP H0134095 Y2 JPH0134095 Y2 JP H0134095Y2 JP 1981030522 U JP1981030522 U JP 1981030522U JP 3052281 U JP3052281 U JP 3052281U JP H0134095 Y2 JPH0134095 Y2 JP H0134095Y2
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container
weight
filling
weighing device
measurement command
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  • Basic Packing Technique (AREA)
  • Weight Measurement For Supplying Or Discharging Of Specified Amounts Of Material (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は粉粒体、固形物、液体などの物体を容
器に充填する装置に係り、特に容器重量のバラツ
キに影響されることなく、被充填物の正味重量を
測定しながら高精度に充填を行なう充填装置に関
する。
従来のこの種の充填装置として、カツプフイー
ダやシリンダのストロークを利用し、物体を一定
の容積分だけ容器に充填するものがある。この装
置では被充填物の重量を測定しないため、特に粉
粒体などの場合には、その見掛比重の変化の影響
を受け、高精度な充填ができない欠点があつた。
そこでこのような欠点を除去するために、容器
重量を測定するとともに、充填時容器重量測定用
の秤量装置とは別の秤量装置で容器と被充填物の
総重量を測定し、これと容器重量とから容器内の
被充填物の正味重量を求め、この正味重量値に従
つて充填制御を行なうようにしたものが考えられ
ている。この装置では容器重量に関係なく、しか
も被充填物の見掛比重の変化の影響を受けること
なく、一定量の充填を行なうことができる。しか
しながら、秤量装置を2組必要とする関係上、装
置全体が大型化し、構造も複雑となるのみなら
ず、温度変動その他の周囲条件の変化による秤量
装置の零点移動により、算出正味重量値に誤差が
生じ、これが充填容量精度を悪化させる原因とな
つている。また、秤量装置として主計重杆と風袋
計重杆の2つの計量杆を有しているものである
が、このような秤量装置は構成が複雑であり大形
のものが多かつた。
本考案は上記した問題点に鑑みてなされたもの
で、簡単な構成でより高精度な充填を行ない得る
ようにした充填装置を提供することを目的とす
る。
以下図面を参照して本考案の一実施例を説明す
る。
第1図は本考案の一実施例である充填装置の機
構部の側面図であり、装置本体1内には、その秤
量台2が本体1上に突出するように秤量装置3が
設けられている。この秤量装置3は1つの計量杆
で重量を測定するものである。そして、上記装置
本体1上には、さらに秤量台2の前後に位置し
て、搬入機構4および搬出機構5が設けられてい
る。この機構4および5は例えばベルトコンベア
からなり、搬入機構4は図示左方より移送されて
くる容器6を導入して秤量台2上に案内し、搬出
機構5は秤量台2上の容器6を充填が行なわれた
後図示右方に転送する。7は秤量台2上の容器6
に被充填物を供給する充填機構である。
第2図は充填動作を制御するための制御部の構
成を示すブロツク図である。搬入機構4により容
器6が秤量台2上に案内されると、制御回路8よ
り秤量装置3に容器重量測定指令aが供給され
る。秤量装置3はこの指令aを受けると、容器6
の重量に応じたアナログ信号bを発生し、この信
号bは増幅器9を介して切換器10に導かれる。
切換器10は、この場合制御回路8からの切換制
御信号cによつて、図示上側に切換わつている。
したがつて、増幅器9の出力は切換器10を介し
て容器重量測定記憶回路11に送られ、この回路
11で容器6の重量が記憶される。この記憶回路
11は入力信号をデイジタル信号に変換するA/
D変換部と、この変換部の出力を記憶するメモリ
部と、このメモリ部の記憶内容をアナログ信号に
戻して出力するD/A変換部とで構成される。な
お、この容器重量は必要に応じて容器重量表示部
12で表示される。
次に一定時間経過後に、充填機構制御回路13
より充填機構7に充填開始指令dが供給され、容
器6への充填が開始する。また同時に制御回路8
より秤量装置3に総重量測定指令eが供給され
る。秤量装置3はこの指令eを受けると、容器6
と容器6内の被充填物の総重量に応じたアナログ
信号fを発生し、この信号fが同様に増幅器9を
介して切換器10に導かれる。このとき切換制御
信号cは反転し、切換器10は図示下側に切換わ
つている。したがつて、増幅器9の出力は切換器
10を介して、前記容器重量測定記憶回路11よ
り読出された容器重量に相当するアナログ信号
b′とともに正味重量演算回路14に送られる。こ
の演算回路14は(f−b′)の演算を行なうこと
によつて、容器6内の被充填物の重量、すなわち
正味重量を算出し、この重量に相当するアナログ
信号gを発生する。この信号gは充填機構制御回
路13に送られ、この制御回路13は信号gを監
視し、この値が予め定めた設定値に達すると、充
填停止指令hを発生して充填機構7に供給し、充
填動作を停止させる。このようにして1回の充填
動作が完了する。
また、正味重量演算回路14で算出された値
は、A/D変換されデイジタル信号g′とされた後
必要に応じて正味重量表示部15に供給され、こ
の表示部15で正味重量が表示される。また上記
演算回路14の出力g′は必要に応じ正味重量チエ
ツク用の比較回路16にも供給される。この比較
回路16は、充填機構7が動作停止後、充填機構
7と容器6との空間落差により最後の被充填物が
容器6内に落下するに要する一定時間経過後に、
制御回路8より供給されるチエツク指令iにより
正味重量が規定範囲内にあるか否かの判別を行な
い、良品、不良品の選別信号を発生する。
以上詳述したように、本考案は充填に先立つて
容器の重量を予め測定して記憶しておき、充填時
容器重量測定用と同一の秤量装置により容器と被
充填物との総重量を測定して、この総重量と先に
記憶された容器重量とから被充填物の正味重量を
算出し、この算出値により充填の制御を行なうよ
うにしたものである。
したがつて、本考案によれば秤量装置が一台で
済むので、装置の小形化、構造の簡易化を図るこ
とができる。このため人手で充填を行なうような
製造ラインにも容易に設置できる。また制御部に
おいても容器重量記憶回路が1つで済むなど回路
構成の簡略化が図れ、この結果誤動作などが少な
くなり、信頼性が向上する。
さらに、温度変化などにより秤量装置の零点が
移動し、容器重量および総重量の測定値に誤差が
生じた場合でも、これらの各測定に同一の秤量装
置を用いているため、正味重量を算出する段階
で、これらの誤差は相殺されることになる。この
ため、正味重量を正確に算出でき、高精度に一定
量の充填を行なうことができる利点がある。
また正味重量を算出しながら充填を行なうた
め、充填量のバラツキを少なくし、均一にするこ
とができるばかりでなく、充填動作停止後所定時
間経過後に正味重量が規定範囲内にあるか否かを
判別するので、充填機構から容器までの空間落差
による最後の被充填物が容器内に落下後に正確に
正味重量を算出でき、かつ、その正味重量に応じ
て良品か不良品かを確実にチエツクすることがで
きる。
また本装置は例えば第1図における搬入機構4
および搬出機構5を除去し、容器の搬入、搬出を
人手で行なうことも可能であり、この場合におい
ても、従来のように指示秤を監視しながら充填を
行なうものに比べ、効率のよい、しかも誤差の少
ない充填が可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す充填装置の側
面図、第2図は同装置における制御部の構成を示
すブロツク図である。 1……装置本体、2……秤量台、3……秤量装
置、4……搬入機構、5……搬出機構、6……容
器、7……充填機構、8……制御回路、9……増
幅器、10……切換器、11……容器重量測定記
憶回路、12……容器重量表示部、13……充填
機構制御回路、14……正味重量演算回路、15
……正味重量表示部、16……比較回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 容器内に物体を充填する装置において、単一の
    秤量台で重量を測定する秤量装置と、この秤量装
    置に対して容器測定指令および総重量測定指令を
    与える制御回路と、この制御回路からの容器測定
    指令信号に基づいて上記秤量装置から出力された
    容器重量を記憶する記憶部と、上記制御回路から
    の総重量測定指令信号に基づいて上記秤量装置か
    ら出力された被充填物充填後の総重量と上記記憶
    部に記憶されている容器重量とから被充填物の正
    味重量を算出する演算回路と、この演算回路によ
    り算出された正味重量が予め定めた設定値に達し
    たとき、充填動作を停止させる充填動作停止手段
    と、この充填動作停止後所定時間経過後に正味重
    量が規定範囲内にあるか否かを判別し、良品か不
    良品かの選別信号を出力する正味重量判別手段と
    を具備したことを特徴とする充填装置。
JP1981030522U 1981-03-05 1981-03-05 Expired JPH0134095Y2 (ja)

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JP1981030522U JPH0134095Y2 (ja) 1981-03-05 1981-03-05

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JPS56138328U JPS56138328U (ja) 1981-10-20
JPH0134095Y2 true JPH0134095Y2 (ja) 1989-10-17

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Families Citing this family (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2543106B1 (fr) * 1983-03-25 1986-07-04 Bertaud A Ets Procede et dispositif de remplissage d'un recipient
JP2779937B2 (ja) * 1988-06-20 1998-07-23 大和製衡株式会社 重量式計量充填包装機
JP2780983B2 (ja) * 1988-08-12 1998-07-30 武田薬品工業株式会社 充填量制御装置

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