JPH0133794Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0133794Y2
JPH0133794Y2 JP10998484U JP10998484U JPH0133794Y2 JP H0133794 Y2 JPH0133794 Y2 JP H0133794Y2 JP 10998484 U JP10998484 U JP 10998484U JP 10998484 U JP10998484 U JP 10998484U JP H0133794 Y2 JPH0133794 Y2 JP H0133794Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
door
soundproof
closed
case
engine
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP10998484U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6125546U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP10998484U priority Critical patent/JPS6125546U/ja
Publication of JPS6125546U publication Critical patent/JPS6125546U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0133794Y2 publication Critical patent/JPH0133794Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Component Parts Of Construction Machinery (AREA)
  • Motor Or Generator Frames (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は防音型エンジン作業機、特にキヤブレ
タのオーバーフローパイプ配置構造に関する。
(従来の技術) エンジン、作業機等の機器全体を防音ケースで
覆つた防音型エンジン作業機において、防音ケー
スに開閉自在な扉を設け、運転状態では扉を開け
て内部を冷却することが行われる。そして運転中
にキヤブレタから漏れる揮発ガソリンを防音ケー
ス外部に放出するため、キヤブレタにオーバーフ
ローパイプを接続し、このパイプの開放端部を防
音ケース外部に臨ませるべくケースに開口を設け
る必要がある。
(考案が解決しようとする問題点) ところで、街路等に常設される屋外設置タイプ
の防音型エンジン作業機にあつては、前記オーバ
ーフローパイプの開放端部を臨ませるべく設けた
防音ケースの開口部分が常時外部に露出している
と、通行人等に悪戯され易いという問題がある。
本考案の目的は、運転時のみオーバーフローパ
イプの開放端部を外部に露出するようにして運転
時以外の悪戯からの保護を図つた防音型エンジン
作業機を提供するにある。
(問題点を解決するための手段) 従つて本考案は、機器全体を覆う防音ケース1
に設けた扉12,14を開けた状態で運転を行う
防音型エンジン作業機において、キヤブレタ35
に接続したオーバーフローパイプ39の開放端部
39aを、扉12,14を閉めた状態で外部と遮
閉される防音ケース1の扉当り面8,9に臨ませ
たことを特徴とする。
(実施例) 以下に本考案の好適一実施例を添付図面に基づ
いて詳述する。
第5図乃至第10図は本考案を実施した防音型
エンジン作業機の各斜視図で、防音ケース1は縦
長の直方体を成し、下板部3、上板部4、左右側
板部5,6から成るケース本体2の正面には一側
縁でヒンジ結合した上扉11、下扉12を開閉自
在に設け、また背面にも同様に上扉13、下扉1
4を開閉自在に設ける。ここで、両下扉12,1
4はケース本体2の正面及び背面の下半部以上を
覆うべく両上扉11,13よりも縦長に形成す
る。
更に下扉12,14の内方に金網扉15,17
を同様に開閉自在に設け、以上6枚の扉を錠装置
にて旋錠・解錠自在とする。特に実施例の構造に
おいては、図面からも明らかなように下扉12,
14で上扉11,13及び金網扉15,17を押
え付ける構造とすることにより、下扉12,14
のみの旋錠で6枚の扉全てが旋錠されている。
そしてケース本体2内をベツド21にて上下に
区画し、ベツド21下に内燃エンジン31を配置
し、ベツド21上に作業機である発電機41を載
置するとともに、発電機41の側方に燃料タンク
61を配置する。
具体的には、ケース本体2の両側板部5,6の
上下方向略中央部にマウントゴムを介してベツド
21を支持し、ベツド21にエンジン31を吊下
支持し、ベツド21上でエンジン31の直上方に
発電機41を搭載する。エンジン31はリコイル
スタータ式で、リコイルスタータ部33をケース
1正面側に配置し、エンジン31の出力軸34と
発電機41の入力軸42とをケース1背面側に配
置し、両軸34,42をベルト71及びプーリ7
2,73から成る伝動装置で連動連結する。図中
74はテンシヨンローラである。
またエンジン31はシリンダ32を扉開閉面に
対し一側方に傾斜して配設し、シリンダ32に対
してケース1正面側にキヤブレタ35及びエアク
リーナ36を配置し、シリンダ32からケース1
背面側に排気管37を配置し、傾斜シリンダ32
の下方空間内のケース1背面側にマフラ38を配
設する。斯かるエンジン31の停止、始動、運転
を操作するレバー30をベツド21の正面側に形
成した垂直片22の横長窓23に臨ませる。図中
24はオイル警告灯である。
更に発電機41の上方空間内にコントロールボ
ツクス51を配設する。コントロールボツクス5
1の背面側に発電機41からの入力コード49を
接続し、その背面板52に設けた専用出力端子5
3に専用出力コード54を接続し、この専用出力
コード54をケース下板部3に設けた引出部から
外部に導出する。またコントロールボツクス51
の正面板55には汎用出力端子、即ちコンセント
56を設け、更に周波数インジケータ及び時間計
等の表示部58を設ける。
そして発電機41及びその上部のコントロール
ボツクス51の側方空間内に燃料タンク61をカ
ートリツジ式に引出し自在に収納配設する。
以上の内部機器の配置構造を第3図に示した。
以上において、底面図を示す第4図のようにキ
ヤブレタ35にオーバーフローパイプ39を接続
し、このパイプ39の他端の開放端部39aを第
1実施例では、第1図に示すように正面側の下扉
12を閉めた状態で外部から遮閉されるケース側
板部5の扉当り面8に臨ませる。具体的には、扉
当り面8の内方に外部と連通する取付パイプ8a
を突設して備え、この取付パイプ8aにオーバー
フローパイプ39の開放端部39aを嵌着して接
続する。
また扉当り面8の内方縁に断面コ字形のパツキ
ン受部8bを屈曲形成し、一方、下扉12の側縁
には閉めた状態でケース側板部5と略面一となる
遮閉片12aを屈曲形成し、遮閉片12a内面か
ら扉12側縁内面にパツキン19を貼設する。
斯くして防音ケース1内に発動発電機を収納
し、ケース側板部6のブラケツト7,7を金属バ
ンドで電柱に固定したり、また専用ポスト上に設
置したりして屋外の比較的高所に配置し、非常時
の信号灯用発電装置等として用いる。
実施例では、エンジン31を下に、発電機41
を上に配置したため、機体の底面積は小さなもの
となり、またエンジン31を扉開閉面に対しシリ
ンダ32を側方に傾斜させて配置したので、機体
の全高は低くなり、しかも傾斜シリンダ32の下
方空間を利用してマフラ38を配置できるので、
実装密度を向上して機体をコンパクトに構成でき
る。
斯かる発電機の運転時は、第9図及び第10図
に示す如く両上扉11,13を閉じ、両下扉1
2,14を開け、且つ両金網扉15,17を閉じ
た状態で行う。このように前後の下扉12,14
を開け、金網扉15,17を閉じて運転するの
で、エンジン31の冷却と内部機器の悪戯からの
保護が図れる。
そして正面側の下扉12を閉めた状態で外部か
ら遮閉されるケース側板部5の扉当り面8に、キ
ヤブレタ35のオーバーフローパイプ39の開放
端部39aを臨ませたため、第1図に示すように
運転時以外は閉じられる下扉12の遮閉片12a
により開放端部39aを外部から遮閉できるの
で、悪戯に対する保護が図れる。
次に第2図を基に第2実施例を説明する。
本実施例では、背面側の下扉14を閉じた状態
で外部から遮閉されるケース側板部5の扉当り面
9に、オーバーフローパイプ39の開放端部39
aを臨ませる。即ち扉当り面9の内方に突設した
取付パイプ9aにパイプ開放端部39aを嵌着接
続する。
また下扉14には前記と同様の遮閉片14aの
先部から更に扉当り面9に略近接する遮閉片14
bを屈曲形成して設ける。図中9bはパツキン受
部である。
このようにオーバーフローパイプ39の開放端
部39aを背面側の下扉14を閉めた状態で遮閉
片14bにて開口が閉鎖される扉当り面9に臨ま
せれば、正面側の下扉12のみを開け、背面側の
下扉14を閉めた状態では運転が行えないことに
なる。従つて両下扉12,14をともに開けた状
態で初めて運転を行える構造となるので、内部機
器の通風、特にエンジン31の冷却によるオーバ
ーヒート防止のための該操作防止装置としても兼
用できる。
ところで、実施例では、防音型発動発電機とし
たが、本考案はその他の防音型エンジン作業機に
も有効である。
(考案の効果) 以上のように本考案の防音型エンジン作業機に
よれば、キヤブレタのオーバーフローパイプの開
放端部を扉を閉めた状態で外部と遮閉される防音
ケースの扉当り面に臨ませたため、運転時以外に
おける悪戯からの保護の面で有利であるととも
に、扉を開けないと運転を行えない構造なので、
該操作防止装置としても兼用できる等、実用性に
富む。
【図面の簡単な説明】
第1図はパイプ遮閉構造の第1実施例を示す横
断面図、第2図は第2実施例の同様の図、第3図
は内部機器の配置構造を示す透視斜視図、第4図
はキヤブレタの底面図、第5図は防音ケースの外
観図、第6図は下扉及び金網扉を開けた状態の正
面図、第7図は上扉も開けた状態の正面図、第8
図は上下扉及び金網扉を開けた状態の背面図、第
9図は運転状態を示す正面側からの斜視図、第1
0図は同背面側からの斜視図である。 尚、図面中1は防音ケース、8,9は扉当り
面、11,13は上扉、12,14は下扉、12
a,14a,14bは遮閉片、15,17は金網
扉、21はベツド、31はエンジン、35はキヤ
ブレタ、39はオーバーフローパイプ、39aは
開放端部、41は作業機である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 機器全体を覆う防音ケースに設けた開閉自在な
    扉を開けた状態で運転を行うようにした防音型エ
    ンジン作業機において、キヤブレタにオーバーフ
    ローパイプを接続するとともに、該パイプの開放
    端部を扉を開けた状態では防音ケース外部へ露出
    し、且つ扉を閉めた状態で外部と遮閉される防音
    ケースの扉当り面に臨ませたことを特徴とする防
    音型エンジン作業機。
JP10998484U 1984-07-19 1984-07-19 防音型エンジン作業機 Granted JPS6125546U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10998484U JPS6125546U (ja) 1984-07-19 1984-07-19 防音型エンジン作業機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10998484U JPS6125546U (ja) 1984-07-19 1984-07-19 防音型エンジン作業機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6125546U JPS6125546U (ja) 1986-02-15
JPH0133794Y2 true JPH0133794Y2 (ja) 1989-10-13

Family

ID=30669114

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10998484U Granted JPS6125546U (ja) 1984-07-19 1984-07-19 防音型エンジン作業機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6125546U (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6184839B2 (ja) * 2013-11-01 2017-08-23 北越工業株式会社 作業機の防音箱

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6125546U (ja) 1986-02-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4698975A (en) Engine-operated machine
US5642702A (en) Generator set
JP3375563B2 (ja) 防音型エンジン発電機
JPH0133794Y2 (ja)
JP3461039B2 (ja) 防音型エンジン作業機
JPH025897B2 (ja)
JP2003254080A (ja) 可搬形発電機
JPH0133793Y2 (ja)
JP3085913B2 (ja) 発電装置
CN2833994Y (zh) 低噪音柴油发电机组
KR200267953Y1 (ko) 발전기용방음케이스
JPH022906Y2 (ja)
JPH027243Y2 (ja)
JPH0861062A (ja) エンジン搭載作業機
JP2003090224A (ja) 防音型発電装置
JPH078068U (ja) イベント用電源車
KR101776574B1 (ko) 엔진 발전기용 엔클로저
JPH0874595A (ja) 防音型エンジン駆動発電機の組立方法とその装置
CN2706945Y (zh) 发电机隔声罩
JP3130035B2 (ja) 防音型エンジン作業機
JPH04308322A (ja) 防音型エンジン作業機
JP2507201Y2 (ja) エンジン駆動式発電機装置
JP3688046B2 (ja) 低騒音電源車
JP4374157B2 (ja) 防音型発電装置
JPS638820Y2 (ja)