JPH0133406Y2 - - Google Patents

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JPH0133406Y2
JPH0133406Y2 JP8487783U JP8487783U JPH0133406Y2 JP H0133406 Y2 JPH0133406 Y2 JP H0133406Y2 JP 8487783 U JP8487783 U JP 8487783U JP 8487783 U JP8487783 U JP 8487783U JP H0133406 Y2 JPH0133406 Y2 JP H0133406Y2
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JP
Japan
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vehicle
support
support arm
fixed
fixed body
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JP8487783U
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JPS59188764U (ja
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  • Vehicle Cleaning, Maintenance, Repair, Refitting, And Outriggers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、事故などによつて車体が凹んだりな
どしている車両の車体を修理するために支持する
装置に関する。
たとえば正面が凹んでいる車両の車体を修理す
るにあつては、その車両を固定位置に固定し、凹
んでいる部分を油圧シリンダなどの力によつてワ
イヤを介して引張る。こうして凹んでいる車両の
部分が修復される。この修理時における引張り方
向が車両の延びているたとえば水平方向でないと
きには、車両が斜め上向き、または斜め下向きに
力を受けることになる。車両の車体を固定位置に
支持しているときには、この車両に作用する斜め
上向き、または斜め下向きの力によつて車両の固
定位置で車体が破損するおそれが生じる。
本考案の目的は、車両をその修理時に引張ると
き、車両が斜め上向きまたは斜め下向きに傾くこ
となく、固定位置に強固に支持することを可能に
した車両修理用支持装置を提供することである。
第1図は本考案の一実施例の側面図を示す。乗
用自動車などの車両1の前上部2が事故などによ
つて凹んだときには、油圧シリンダを含む引張り
装置3によつてその前上部2をワイヤロープ4を
介して矢符5で示されるように斜め上方に引張
る。車両1は、固定体6,7によつて固定位置に
支持される。この固定体6,7は、床8にその下
部が固定されており、上部は車両1の車体に把持
部材9,10によつて強固に把持している。
第2図は第1図示の状態の簡略化した平面図で
ある。固定体6,7は床8に対を成して合計4個
配置されており、車両1が水平に床8の上方で支
持される。ワイヤロープ4によつて車両1の前上
部2が矢符5のように引張られることによつて、
車両1には第1図の矢符11で示されるように、
反時計方向のモーメントが作用する。したがつて
車両1が矢符11の方向に角変位すると把持部材
10によつて把持されている車体が破損すること
になる。本考案に従えば、車両1の把持部材9,
10における破損を防ぐために、支持アーム12
と支持突部13とが固定体6に関連して設けられ
る。
第3図は固定体6付近の拡大断面図である。固
定体6には、引張り方向の逆方向(第1図および
第3図の左方)に上下に対を成してブラケツト1
4,15が突設される。ブラケツト14,15間
には、支持アーム12の一端部12aが取付けら
れる。
支持アーム12は第4図に示されるように無端
リング状であり、引張り方向(第1図および第2
図の左方)に延在している。支持アーム12の端
部12a寄りの長孔16内にはボルト17が挿通
される。このボルト17は、ブラケツト14,1
5に形成された挿通孔18,19を挿通し、鉛直
方向に延びる。ボルト17のボルト頭20は、ブ
ラケツト14の上部に支持され、このボルト17
には、ブラケツト15の下面に当接するナツト2
1が螺合する。こうして支持アーム12の一端部
12aはその支持アーム12が、少なくともその
鉛直面内(第3図の紙面)での角変位が阻止され
て、固定体6に取付けられる。
支持アーム12の他端部12bには、支持突部
13の基端部22が挿通する。この基端部22に
は外ねじが形成されており、支持アーム12の上
下において基端部22に螺合するナツト23,2
4によつて支持突部13は、支持アーム12の長
孔16に上方に延びて固定される。支持突部13
の上部には、受け部材25が嵌まり込んでいる。
この受け部材25の下面に形成された嵌合筒26
には、支持突部13の上部が嵌まり込む。嵌合筒
26には、その半径方向に延びるピン27が内方
に突出して固定されている。このピン27は、支
持突部13の上部に形成された周方向に無端状に
形成されている凹溝28に嵌まり込む。したがつ
て受け部材25は、支持突部13からその軸線方
向に抜けることなく、しかも支持突部13の軸線
まわりに角変位可能である。
車両1の前上部2を引張つて修理を行なうにあ
たつては、前述のように固定体6,7によつて車
両1の車体を固定位置に支持するとともに、支持
突部13の受け部材25を車枠30の下面に当接
する。支持突部13は、ナツト23,24によつ
て上下の位置を調整することができる。受け部材
25によつて車枠30の下面に当接した状態で、
車両1の前上部2をワイヤロープ4を介して引張
り装置3によつて矢符5のように引張る。このと
き車両1に作用する矢符11のモーメントによる
車両1の下向きの力は、受け部材25によつて受
けられる。したがつて車両1が鉛直面内で角変位
してしまうことがなく、応じて把持部材9,10
によつて把持されている車両1の車体が破損する
ことがない。
支持アーム12は、ボルト17の軸線まわりに
角変位可能であり、したがつて受け部材25が車
枠30の下面を確実に支持することができる位置
にもたらすことが容易である。
以上のように本考案によれば、車両の引張り修
理時に車両が鉛直面内で角変位するおそれがなく
なり、したがつて車両位置の損傷が防がれ、その
車両をたとえば水平状態のままで確実に固定位置
に固定して修理を行なうことができるようにな
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に従い車両位置を修
理する状態を示す側面図、第2図は固定体6,7
の配置を示す簡略化した平面図、第3図は固定体
6付近の拡大断面図、第4図は支持アーム12の
平面図である。 1……車両、6,7……固定体、9,10……
把持部材、12……支持アーム、13……支持突
部、14,15……ブラケツト、17……ボル
ト、21,23,24……ナツト、25……受け
部材。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 車両の下部を把持して固定位置に支持する固定
    体と、 一端が固定体に少なくとも鉛直面内での角変位
    を阻止されて取付けられ、車両の引張り方向とは
    逆方向に延在される支持アームと、 支持アームの他端部に取付けられ、車両の下部
    を支持する支持突部とを含み、車両の固定体に関
    して支持アームとは逆方向に車両を引張つて車両
    の修理を行なうとき、支持突部によつて車両に作
    用する下方への力を受けることを特徴とする車両
    修理用支持装置。
JP8487783U 1983-06-02 1983-06-02 車両修理用支持装置 Granted JPS59188764U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8487783U JPS59188764U (ja) 1983-06-02 1983-06-02 車両修理用支持装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8487783U JPS59188764U (ja) 1983-06-02 1983-06-02 車両修理用支持装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59188764U JPS59188764U (ja) 1984-12-14
JPH0133406Y2 true JPH0133406Y2 (ja) 1989-10-11

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ID=30214844

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JP8487783U Granted JPS59188764U (ja) 1983-06-02 1983-06-02 車両修理用支持装置

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JP (1) JPS59188764U (ja)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9153305B2 (en) 2013-08-30 2015-10-06 Micron Technology, Inc. Independently addressable memory array address spaces

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JPS59188764U (ja) 1984-12-14

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