JPH0132286B2 - - Google Patents

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Publication number
JPH0132286B2
JPH0132286B2 JP57072492A JP7249282A JPH0132286B2 JP H0132286 B2 JPH0132286 B2 JP H0132286B2 JP 57072492 A JP57072492 A JP 57072492A JP 7249282 A JP7249282 A JP 7249282A JP H0132286 B2 JPH0132286 B2 JP H0132286B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
skid
pipe
frame
workpiece
fixed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP57072492A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS58213822A (ja
Inventor
Kyanberu Junia Furanku
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Cooper Industries LLC
Original Assignee
Cameron Iron Works Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Cameron Iron Works Inc filed Critical Cameron Iron Works Inc
Priority to JP7249282A priority Critical patent/JPS58213822A/ja
Publication of JPS58213822A publication Critical patent/JPS58213822A/ja
Publication of JPH0132286B2 publication Critical patent/JPH0132286B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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  • Heat Treatments In General, Especially Conveying And Cooling (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ワークピースからスキツドパイプへ
の熱の伝達を削減し得るスキツドパイプ装置に係
る。
鉄鋼産業では、しばしばスラブ、ビレツト又は
ブルームと呼ばれる基本的な金属のワークピース
は、後の再加工段階におけるワークピースの加工
性をより良好にするために、再熱炉を通つて加熱
される。ワークピースを押すことによつて炉内を
通過させる型式の炉では、直交及び交差する水冷
パイプからなる複雑な構造の下部構造体は、上を
ワークピースが移動する一連の水冷スキツドパイ
プを支持している。スキツドパイプ自体は、ワー
クピースを支持するスキツドパイプの頂上部の金
属製スキツド又はビード以外は断熱材で覆われて
いる。
従来のスキツドパイプはパイプの頂上に溶接さ
れたスキツドを有する丸いパイプである。米国特
許第4253826号で開示されたようなより新しい秀
れたパイプは、ワークピース支持用として頂上に
溶接されたビードを有するか或いは単に何の付加
構造物をも有さない切頭三角形状のパイプを含ん
でいる。
再熱炉における解決されるべき問題点は、ワー
クピースの下側に発生される冷はん点(cold
spots)を減らすことである。冷はん点は、ワー
クピースへの高温の炉ガスの熱作用をスキツドパ
イプが遮蔽する陰影効果(shadow effect)によ
り生起される。また、冷はん点は、ワークピース
から内部冷却されたスキツドパイプ自体への熱伝
達の結果生じる。
本発明の目的は、ワークピースの下側に発生す
る冷はん点を減らし得、かつ補強されたスキツド
パイプを有するスキツドパイプ装置を提供するこ
とにある。
本発明によれば、前記目的は、高温雰囲気中で
ワークピースを支持するための内部冷却型スキツ
ドパイプと、当該スキツドパイプの上部表面に固
定されたスキツドと、前記上部表面上の空間に複
数の空洞を規定するようにマトリツクス状に前記
空間を仕切る板状部材で構成されており、一端が
前記上部表面に固定されたフレームと、前記空洞
の夫々に充填されており、上面が前記フレームの
他端と同一面に位置する熱的絶縁材とからなるス
キツドパイプ装置によつて達成される。
本発明によれば、複数の空洞を規定するように
マトリツクス状に空間を仕切る板状部材からなる
フレームがスキツドパイプの上部表面に固定され
ているが故にスキツドパイプを補強し得、熱的絶
縁材が前記空洞に充填されると共に絶縁材の上面
が前記フレームの他端と同一面に位置するが故
に、スキツド上のワークピースから内部冷却され
たスキツドパイプへの熱の伝達を遮断し得ると共
にワークピースの冷はん点を減らし得、加えて、
熱的絶縁材が前記空洞の夫々に充填されるが故
に、仮に一つの空洞の熱的絶縁材が破壊しても、
その破壊が他の空洞の熱的絶縁材に伝搬するのを
阻止し得ると共に、個々の空洞内の熱的絶縁材の
脱落を防止し得る。
本発明の装置におけるフレームとしては、各空
洞の水平断面形状が六角形であるハニカム構造で
あつてもよい。この場合、入手し易い六角形のマ
トリツクス部材で構成され得る。
本発明の装置におけるフレームとしては、フレ
ームの一部のみが、スキツドパイプの上部表面に
接触しているのが好ましい。これにより、フレー
ムを介するワークピースからスキツドパイプへの
熱の伝達量を低減させ得る。
本発明の装置におけるフレームとしては、フレ
ームが少なくともスキツドの一部に固定されてい
るのが好ましい。これにより、フレーム、さらに
はスキツドパイプの強度を増大し得る。
以下に添付図面を参照して本発明の具体例につ
いて説明する。
第1図は、米国特許第4253826号に開示された
スキツドパイプを使用した本発明の具体例の部分
斜視図である。特性が大巾に改良されたため、切
頭三角形スキツドパイプは従来の円形パイプより
も炉内における交差パイプをそれ程多く必要とせ
ずに、従来の円形パイプと同様にワークピースを
移動し得る。
第1図に図示されたようにスキツドパイプ2は
底部6と、一対の傾斜側面部4,5と、側面部
4,5の上端で側面部4及び5を接続している頂
上部8とを有している。再熱炉内において所望の
操作温度範囲にパイプ2を維持するために、例え
ば水のような冷却流体が流れる通路10が規定さ
れている。頂上部8はパイプ2の長さ全体に及ぶ
上部表面12を有しており、上部表面12は対向
する縁3及び7によつて横方向に関して境界づけ
されている。
複数のパイプ2によつて、パイプ2に沿つて移
動する図示しないワークピースを有効に支持し得
る。摩擦による障害を減らすため、ワークピース
からパイプ2への熱伝達を減らすため、及び高温
の炉ガスによるワークピースへの影響を減らすた
め、少くとも一つのスキツド16がパイプ2の縁
3に固定されている。同様に、スキツド16に対
向する少くとも一つのスキツド22がパイプ2の
他の縁7に固定されている。第1図及び第2図に
図示されているように、スキツド16及び22は
相互に横方向に間隔を置いて配置されており、実
質的にパイプ2の軸に平行である。スキツド16
は一つ又はそれ以上のスキツド22と交互に繰返
すパターンを構成するように相互に間隔を置いて
軸方向に配置され得る。スキツド16及び22は
交互に夫々エツジ3及び7に取り付けられている
のが好ましく、従つてほとんどのワークピースは
パイプ2に沿つて推進される際、パイプ2につき
唯一つの側のスキツドがワークピースに接触する
だけである。スキツド16及び22は、ワークピ
ースがパイプ2に沿つて推進されるとき、ワーク
ピースを支持するスキツドが一方のスキツド16
から他方のスキツド22へと移し換えられるよう
に軸方向にオーバーラツプしていることが好まし
い。ワークピースが一方のスキツド16又は他方
のスキツド22により支持されているとき円滑な
移動を容易にするため、ワークピースがスキツド
の上面より低い状態でスキツドに達するなら、ワ
ークピースがスキツド16,22の夫々の上に乗
り上げるようにさせるため、スキツド16,22
の夫々の端部20,15は斜めづけられ、かつ充
分に先が細くされている。同様に、斜めづけられ
た端部18を有する短いスキツド14によつて、
ワークピースがスキツド間の強化絶縁体24を損
わずにスキツド16及び22の頂上部の始点から
自由に乗じ上げられ得る。
強化絶縁体24は第3図に示されたような強化
されたフレーム26を有している。第3図では、
フレーム26は逆さまに示されており、板状部材
としての壁30,32によつて上部表面12上の
空間に複数の空洞を規定すべくハニカム構造状に
形成されている。ここに、壁30はその隣接する
壁32よりも突出していない。作動中、フレーム
26は真直ぐに、即ち、第3図に示されたフレー
ムを逆さまにして配置され、パイプ2の上部表面
12に固定される。相互に固定された水平断面が
六角形のマトリツクスの形状のフレーム26が上
部表面12と接触するのは、壁32のふち41の
みである。壁30及び32は巾、即ち突出高さが
同じであると当業者により理解されるが、本発明
の好ましい具体例では、ふち41だけが上部表面
12と接触する型の壁30及び32が示されてお
り、従つてふち41は上部表面12に沿つて所々
で溶接され得る。第1図に図示されたように本発
明の幾何学的配列では絶縁体24はスキツド1
6,22と互いに固定し合う関係により上記表面
12に沿つてその位置に維持されるようになつて
いる。しかし安全性を高めるためフレーム26は
スキツド16または22の少なくとも一つに溶接
され得る。
適当な絶縁材28がフレーム26の中及びその
周りに配置されている。第2図に図示されたよう
に絶縁材28は、フレーム26を介する、内部冷
却されたパイプ2への熱伝達を更に減少させるた
め壁30の下に伸びている。
好ましい具体例では、フレーム26は、第1図
に図示されたようにスキツド16及び22の間に
おいて上部表面12上に固定されており、次に粘
着性と密度の高いセラミツク製の絶縁材28がフ
レーム26の中に充填され、堅固なセラミツク製
の絶縁材を形成するように設置され得る。その結
果生じる絶縁体24はスキツド16及び22及び
短いスキツド14ほどには上部表面12から上方
に突出しておらず、従つてワークピースは絶縁体
24と接触しない。
作動中、ワークピースは、陰影効果を減らすた
めスキツド16又は22によつてパイプ2から離
間するように支持される。ワークピースから内部
冷却されたパイプ2への熱伝達を遮断するよう
に、ワークピースに充分近接した上部表面12は
絶縁体24によつて覆われており、絶縁体24
は、例えば、フレーム26のふち41の少くとも
一部分を上部表面12に溶接することにより、及
びフレーム26の少くとも一部分をスキツド16
又は22の少くとも一つに固定させることによ
り、パイプ2に固定される。フレーム26は容易
に上部表面12に固定され、その後適当な熱的絶
縁材28で充填され得る。絶縁体24を構成すべ
く密度の高いセラミツク製の絶縁材28が用いら
れるとき、絶縁体24は、内部冷却されたパイプ
2と近接したワークピースとの間の秀れた断熱壁
を提供すると共に、ワークピースからのスラグ滴
下の影響に対してもパイプ2を保護する。
なお、本発明は前述の好ましい具体例に限定さ
れるものではない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の具体例の部分斜視図、第2図
は第1図の−線に沿う断面図、第3図はフレ
ームの底部の斜視図である。 2……スキツドパイプ、6……底部、4,5…
…傾斜側面部、8……頂上部、10……通路、1
2……上部表面、16,22……スキツド、26
……強化フレーム、30,32……壁。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 高温雰囲気中でワークピースを支持するため
    の内部冷却型スキツドパイプと、当該スキツドパ
    イプの上部表面に固定されたスキツドと、前記上
    部表面上の空間に複数の空洞を規定するようにマ
    トリツクス状に前記空間を仕切る板状部材で構成
    されており、一端が前記上部表面に固定されたフ
    レームと、前記空洞の夫々に充填されており、上
    面が前記フレームの他端と同一面に位置する熱的
    絶縁材とからなるスキツドパイプ装置。 2 前記各空洞の水平断面形状が六角形であり、
    前記フレームがハニカム構造をなすことを特徴と
    する特許請求の範囲第1項に記載の装置。 3 前記フレームの一部のみが前記スキツドパイ
    プの上部表面に接触していることを特徴とする特
    許請求の範囲第1項又は第2項に記載の装置。 4 前記フレームが少なくとも前記スキツドの一
    部に固定されていることを特徴とする特許請求の
    範囲第1項から第3項のいずれか一項に記載の装
    置。
JP7249282A 1982-04-28 1982-04-28 スキッドパイプ装置 Granted JPS58213822A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7249282A JPS58213822A (ja) 1982-04-28 1982-04-28 スキッドパイプ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7249282A JPS58213822A (ja) 1982-04-28 1982-04-28 スキッドパイプ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58213822A JPS58213822A (ja) 1983-12-12
JPH0132286B2 true JPH0132286B2 (ja) 1989-06-30

Family

ID=13490869

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7249282A Granted JPS58213822A (ja) 1982-04-28 1982-04-28 スキッドパイプ装置

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Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS49114204U (ja) * 1973-01-25 1974-09-30

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Publication number Publication date
JPS58213822A (ja) 1983-12-12

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