JPH0131876Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0131876Y2 JPH0131876Y2 JP1983120362U JP12036283U JPH0131876Y2 JP H0131876 Y2 JPH0131876 Y2 JP H0131876Y2 JP 1983120362 U JP1983120362 U JP 1983120362U JP 12036283 U JP12036283 U JP 12036283U JP H0131876 Y2 JPH0131876 Y2 JP H0131876Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- connection port
- air supply
- port member
- exhaust
- weather cover
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 claims description 17
- 238000004378 air conditioning Methods 0.000 claims description 9
- 230000000903 blocking effect Effects 0.000 description 1
- 238000007664 blowing Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 1
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 1
- 230000007935 neutral effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Ventilation (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、空調換気扇等の給排気路の外壁に
開口する各屋外開口端にそれぞれ個別に装着し、
屋外開口端からの雨水などの侵入を防ぐウエザー
カバに関するものである。
開口する各屋外開口端にそれぞれ個別に装着し、
屋外開口端からの雨水などの侵入を防ぐウエザー
カバに関するものである。
空調換気扇等の各通気路（排気路とか給気路を
示す）の壁体を貫いて屋外に臨む屋外開口端に
は、従来例えば第１図または第２図に示すような
下方の開放した片屋根形のウエザーカバ１０１か
ほぼカツプ形の防雨キヤツプ１０２を被ぶせたウ
エザーカバ１０３が装着されていた。第１図のよ
うなウエザーカバ１０１は、給気または排気の方
向が定まつているので、同時給排式の空調換気扇
に関する屋外開口端に装着しても、給排気短絡が
起きにくい利点があるが、下方から吹き上がる雨
滴や給気流に乗つて入り込む雨滴などに対する防
雨機能が低い難点があつた。これに対し、第２図
に示すようなウエザーカバ１０３は、給気または
排気のための屋外開口端が防雨キヤツプ１０２で
包み込まれ、給気または排気が壁体の外表側から
行なわれるようになつているため、防雨機能は良
いが、空調換気扇の屋外開口端に装着すると、給
排気短絡を起こし易い難点があつた。
示す）の壁体を貫いて屋外に臨む屋外開口端に
は、従来例えば第１図または第２図に示すような
下方の開放した片屋根形のウエザーカバ１０１か
ほぼカツプ形の防雨キヤツプ１０２を被ぶせたウ
エザーカバ１０３が装着されていた。第１図のよ
うなウエザーカバ１０１は、給気または排気の方
向が定まつているので、同時給排式の空調換気扇
に関する屋外開口端に装着しても、給排気短絡が
起きにくい利点があるが、下方から吹き上がる雨
滴や給気流に乗つて入り込む雨滴などに対する防
雨機能が低い難点があつた。これに対し、第２図
に示すようなウエザーカバ１０３は、給気または
排気のための屋外開口端が防雨キヤツプ１０２で
包み込まれ、給気または排気が壁体の外表側から
行なわれるようになつているため、防雨機能は良
いが、空調換気扇の屋外開口端に装着すると、給
排気短絡を起こし易い難点があつた。
本考案は、給排気短絡という難点を解消するこ
とができる防雨キヤツプを備えたウエザーカバを
提供することを目的とする。
とができる防雨キヤツプを備えたウエザーカバを
提供することを目的とする。
次に本考案の構成を図面に示す実施例に基づい
て具体的に説明する。
て具体的に説明する。
第３図以降の各図によつて示す本考案の適用例
としてのウエザーカバは、壁体Ｗを貫いて屋外に
横向きに突き出させた給気と排気を同時に行う空
調換気扇等の給気路と排気路とを構成するダクト
１の屋外開口端２に接続し、実質的なダクト１の
屋外開口端を形成する接続口部材３と、接続口部
材３の開口端側を収め込むカツプ形の防雨キヤツ
プ４とを主体として構成されている。接続口部材
３は、ダクト１の屋外呈出部分の外周面に形成さ
れたねじ部にねじ嵌合によつて接続される、内周
面にねじ部を形成した接続筒部５の一端側に半径
方向に張り出す防雨フランジ６を一体形成した、
両端の開口した筒体である。防雨キヤツプ４は、
一端の閉塞したカツプ形の筒体で、その胴部の開
放端側はほぼ全周についてメツシユ７で構成され
ている。この防雨キヤツプ４の内径は、接続口部
材３の防雨フランジ６の外径より大きく、ダクト
１に接続した接続口部材３の外まわりを、間隔を
保つて蓋状に覆うことができる。防雨キヤツプ４
の支持は、ダクト１の外周に嵌め装着され、接続
筒部５の端面によつて壁体Ｗの外表面に押え付け
られる固定板８から突き出す対向する二本の取付
脚９によつて行なわれる。すなわち、取付脚９の
自由端にはねじ孔をもつ平面部１０が形成されて
いて、防雨キヤツプ４の閉塞端面４Ａに形成され
たねじ挿通孔からねじ１１を取付脚９のねじ孔に
通して締結することによつて、内面が接続口部材
３に接触しない中立位置に防雨キヤツプ４が支持
されるのである。固定板８の取付脚９に支持され
た防雨キヤツプ４は、メツシユ７の自由端が壁体
Ｗの外表面に当接し、接続口部材３の防雨フラン
ジ６の全部と、接続筒部５の一部とをそのメツシ
ユ７でない胴部内に収め込んでいる。また、接続
口部材３の防雨フランジ６の開口端と防雨キヤツ
プ４の閉塞端面４Ａとは、十分な間隔をもつて対
向していて、防雨フランジ６側の開口端は、防雨
キヤツプ４のメツシユ７で形成された通気部にお
いて外部と連絡しているのである。メツシユ７に
よる胴部は、給気用のダクト１に設けた場合には
実質的な外気の取入口となり、排気用のダクト１
に設けた場合には実質的な排気口となる。そして
特に本例のものでは、メツシユ７による胴部には
90゜程度にわたる円弧部分が閉塞部１２として塞
がれ、この部分からの給気または排気が制限され
る構成となつている。従つて、防雨キヤツプ４の
装着時に閉塞部１２の方向を向かい合わせてやれ
ば、給排気を離反させることができ、給気と排気
を同時に行う空調換気扇での給排気短絡を防止す
ることができる。
としてのウエザーカバは、壁体Ｗを貫いて屋外に
横向きに突き出させた給気と排気を同時に行う空
調換気扇等の給気路と排気路とを構成するダクト
１の屋外開口端２に接続し、実質的なダクト１の
屋外開口端を形成する接続口部材３と、接続口部
材３の開口端側を収め込むカツプ形の防雨キヤツ
プ４とを主体として構成されている。接続口部材
３は、ダクト１の屋外呈出部分の外周面に形成さ
れたねじ部にねじ嵌合によつて接続される、内周
面にねじ部を形成した接続筒部５の一端側に半径
方向に張り出す防雨フランジ６を一体形成した、
両端の開口した筒体である。防雨キヤツプ４は、
一端の閉塞したカツプ形の筒体で、その胴部の開
放端側はほぼ全周についてメツシユ７で構成され
ている。この防雨キヤツプ４の内径は、接続口部
材３の防雨フランジ６の外径より大きく、ダクト
１に接続した接続口部材３の外まわりを、間隔を
保つて蓋状に覆うことができる。防雨キヤツプ４
の支持は、ダクト１の外周に嵌め装着され、接続
筒部５の端面によつて壁体Ｗの外表面に押え付け
られる固定板８から突き出す対向する二本の取付
脚９によつて行なわれる。すなわち、取付脚９の
自由端にはねじ孔をもつ平面部１０が形成されて
いて、防雨キヤツプ４の閉塞端面４Ａに形成され
たねじ挿通孔からねじ１１を取付脚９のねじ孔に
通して締結することによつて、内面が接続口部材
３に接触しない中立位置に防雨キヤツプ４が支持
されるのである。固定板８の取付脚９に支持され
た防雨キヤツプ４は、メツシユ７の自由端が壁体
Ｗの外表面に当接し、接続口部材３の防雨フラン
ジ６の全部と、接続筒部５の一部とをそのメツシ
ユ７でない胴部内に収め込んでいる。また、接続
口部材３の防雨フランジ６の開口端と防雨キヤツ
プ４の閉塞端面４Ａとは、十分な間隔をもつて対
向していて、防雨フランジ６側の開口端は、防雨
キヤツプ４のメツシユ７で形成された通気部にお
いて外部と連絡しているのである。メツシユ７に
よる胴部は、給気用のダクト１に設けた場合には
実質的な外気の取入口となり、排気用のダクト１
に設けた場合には実質的な排気口となる。そして
特に本例のものでは、メツシユ７による胴部には
90゜程度にわたる円弧部分が閉塞部１２として塞
がれ、この部分からの給気または排気が制限され
る構成となつている。従つて、防雨キヤツプ４の
装着時に閉塞部１２の方向を向かい合わせてやれ
ば、給排気を離反させることができ、給気と排気
を同時に行う空調換気扇での給排気短絡を防止す
ることができる。
以上、実施例による説明からも明らかなように
本考案のウエザーカバは、給気と排気を同時に行
う空調換気扇等の給排気路の外壁に開口する各屋
外開口端にそれぞれ個別に設けるウエザーカバで
あつて、各屋外開口端に接続する接続筒部をもつ
両端の開口した接続口部材と、この接続口部材の
一方の開口部側の外まわりを通気可能な間隔を保
つて包囲し、前記壁体の外表との間に接続口部材
の一方の開口端に連絡する通気部を円周状に形成
するほぼカツプ形の防雨キヤツプとを備えてな
り、前記通気部にはその一部に閉塞部分が有り、
給気側と排気側の閉塞部分が向かい合う状態で装
着されるものであるから、給排気を離反させるこ
とができ、給気と排気を同時に行う空調換気扇で
の給排気短絡を防止することができる。
本考案のウエザーカバは、給気と排気を同時に行
う空調換気扇等の給排気路の外壁に開口する各屋
外開口端にそれぞれ個別に設けるウエザーカバで
あつて、各屋外開口端に接続する接続筒部をもつ
両端の開口した接続口部材と、この接続口部材の
一方の開口部側の外まわりを通気可能な間隔を保
つて包囲し、前記壁体の外表との間に接続口部材
の一方の開口端に連絡する通気部を円周状に形成
するほぼカツプ形の防雨キヤツプとを備えてな
り、前記通気部にはその一部に閉塞部分が有り、
給気側と排気側の閉塞部分が向かい合う状態で装
着されるものであるから、給排気を離反させるこ
とができ、給気と排気を同時に行う空調換気扇で
の給排気短絡を防止することができる。
第１図及び第２図はそれぞれ従来例としての異
なるタイプのウエザーカバを示す説明図、第３図
は本考案の適用例としてのウエザーカバを示す分
解斜視図、第４図は本考案の適用例としてのウエ
ザーカバの機能を示す説明図である。なお、図中
同一符号は同一又は相当部分を示す。 １……ダクト、２……屋外開口端、３……接続
口部材、４……防雨キヤツプ、５……接続筒部、
６……防雨フランジ、７……メツシユ、１２……
閉塞部。
なるタイプのウエザーカバを示す説明図、第３図
は本考案の適用例としてのウエザーカバを示す分
解斜視図、第４図は本考案の適用例としてのウエ
ザーカバの機能を示す説明図である。なお、図中
同一符号は同一又は相当部分を示す。 １……ダクト、２……屋外開口端、３……接続
口部材、４……防雨キヤツプ、５……接続筒部、
６……防雨フランジ、７……メツシユ、１２……
閉塞部。
Claims (1)
- 給気と排気を同時に行う空調換気扇等の給排気
路の外壁に開口する各屋外開口端にそれぞれ個別
に設けるウエザーカバであつて、前記各屋外開口
端に接続する接続筒部をもつ両端の開口した接続
口部材と、この接続口部材の一方の開口部側の外
まわりを通気可能な間隔を保つて包囲し、前記壁
体の外表との間に接続口部材の一方の開口端に連
絡する通気部を円周状に形成するほぼカツプ形の
防雨キヤツプとを備え、前記通気部にはその一部
に閉塞部分を設け、給気側と排気側の閉塞部分を
向かい合わせて装着したことを特徴とするウエザ
ーカバ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12036283U JPS6028330U (ja) | 1983-08-02 | 1983-08-02 | ウエザ−カバ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12036283U JPS6028330U (ja) | 1983-08-02 | 1983-08-02 | ウエザ−カバ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6028330U JPS6028330U (ja) | 1985-02-26 |
| JPH0131876Y2 true JPH0131876Y2 (ja) | 1989-09-29 |
Family
ID=30275888
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12036283U Granted JPS6028330U (ja) | 1983-08-02 | 1983-08-02 | ウエザ−カバ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6028330U (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003014274A (ja) * | 2001-07-02 | 2003-01-15 | Sanyo Electric Co Ltd | 空調換気扇 |
| JP5525964B2 (ja) * | 2010-08-23 | 2014-06-18 | 良和 片柳 | カバー付ガラリ用のフィルター固定具 |
| JP5654079B2 (ja) * | 2013-04-12 | 2015-01-14 | 三菱電機株式会社 | 換気フード |
| JP6335774B2 (ja) * | 2014-12-18 | 2018-05-30 | アズビル株式会社 | ベントキャップ |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6212186Y2 (ja) * | 1980-05-28 | 1987-03-27 |
-
1983
- 1983-08-02 JP JP12036283U patent/JPS6028330U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6028330U (ja) | 1985-02-26 |
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