JPH01316324A - コレステロール低下剤 - Google Patents

コレステロール低下剤

Info

Publication number
JPH01316324A
JPH01316324A JP1067900A JP6790089A JPH01316324A JP H01316324 A JPH01316324 A JP H01316324A JP 1067900 A JP1067900 A JP 1067900A JP 6790089 A JP6790089 A JP 6790089A JP H01316324 A JPH01316324 A JP H01316324A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
anion exchange
monomer units
exchange resin
mol
cholesterol
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1067900A
Other languages
English (en)
Inventor
Yumiko Asami
浅見 由美子
Katsuo Komiya
克夫 小宮
Hiroaki Sasaki
佐々木 博朗
Hirokazu Aihara
相原 弘和
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Taisho Pharmaceutical Co Ltd
Tosoh Corp
Original Assignee
Taisho Pharmaceutical Co Ltd
Tosoh Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Taisho Pharmaceutical Co Ltd, Tosoh Corp filed Critical Taisho Pharmaceutical Co Ltd
Priority to JP1067900A priority Critical patent/JPH01316324A/ja
Publication of JPH01316324A publication Critical patent/JPH01316324A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、コレステロール低下剤に関し、更に詳しくは
、陰イオン交換樹脂を有効成分とするコレステロール低
下剤に関する。
(従来の技#t) 古くから、血清詣質と動脈硬化性疾患との関係が議論さ
れてきたが、近年、血清コレステロール値を低下させる
ことにより虚血性心疾患の発症またはそれによる死亡を
予防できることが科学的に明かにされた[ジャーナルオ
ブザアメリカンメディカル アソシエーション(JAM
A)、第251巻、第351〜364頁(1984年)
コ。
また、ある種の陰イオン交換樹脂が血清コレステロール
低下作用を有することは知られている。
この作用機序としては、陰イオン交換樹脂が腸管内で胆
汁酸と結合することにより胆汁酸の再吸収を阻害し、肝
臓において胆汁酸と平衡関係にあるコレステロールの胆
汁酸への変換が促進されることから血清コレステロール
が低下するものと考えられている。現在までに腸管内で
胆汁酸を結合除去するために開発きれた陰イオン交換樹
脂としては、英国特許第929391号明細書、特公昭
61−54457号公報、特開昭56−150017号
公報、同57−142920号公報などがある。それら
の代表的なものとしては、たとえば、コレスチラミンが
知られている。
(発明が解決しようとする課題) しかし、これらは大きなイオン交換容量を有するが、腸
管内において胆汁酸以外に酸性物質が存在すると必ずし
も選択性よく胆汁酸を結合するものではない。すなわち
、腸管内には酸性タンパク質、アミノ酸、有機酸等の酸
性物質が混在し、これらが胆汁酸と同様に陰イオン交換
樹脂に対イオンとして結合する。このような条件下では
胆汁酸との結合量は必ずしも大きくはない。従って、胆
汁酸と効果的に結合するには、共存する他の酸性物質よ
り胆汁酸をより選択的に結合するように樹脂の組成を設
計する必要がある。コレスチラミンは有用な薬剤である
が、血清総コレステロールの増加抑制率は必ずしも十分
であるとは言えない。
本発明は、より選択的に胆汁酸と結合し、血清総コレス
テロールの増加抑制作用が強いコレステロール低下剤を
提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 本発明者らは、上記目的に鑑み鋭意検討を行った結果、
ある特定の組成を有する陰イオン交換樹脂が顕著な血清
コレステロール低下作用を示すことを見出し、本発明を
完成した。
かくして本発明により、下記構造式(I)、(If)、
(I[[)および(IV)で示されるモノマー単位から
なる陰イオン交換樹脂であって、(I)のモノマー単位
を60〜95モル%、(IF)のモノマー単位を0〜2
5モル%、(■)のモノマー単位を0〜30モル%およ
び(IV)のモノマー単位を1〜6モル%含有する陰イ
オン交換樹脂を有効成分とするコレステロール低下剤が
提供される。
(I)               (IF)(II
I)                       
  (IV)(ただし、R1、R2およびR1は同一も
しくは異なって水素原子、低級アルキル基またはベンジ
ル基であり、R4は水素原子、低級アルキル基またはヒ
ドロキシメチル基であり、Xはハロゲン原子である。) 本発明において、低級アルキル基とは炭素数1〜4のア
ルキル基であり、たとえば、メチル基、エチル基、プロ
ピル基などである。ハロゲン原子とは塩素原子、臭素原
子、ヨウ素原子などである。
本発明に係る陰イオン交換樹脂は、陰イオン交換基とし
て70当量パーセント以上のジメチルベンジルアンモニ
ウム基を有し、総イオン交換容量が乾燥ゲル単位グラム
当り1ミリ当量以上であり、スチレンおよびジビニルベ
ンゼンを生モノマー単位とする架橋ポリマーマトリック
スを有し、水溶液中の膨潤状態での排除限界分子量がポ
リエチレンオキサイドで800以上20000以下であ
る細孔を有する全多孔性陰イオン交換樹脂である。
本発明に係る陰イオン交換樹脂は種々の方法によって製
造することが可能であるが、通常用いられる方法の一例
を示せば次のとおりである。すなわち、スチレンおよび
ジビニルベンゼンモノマーに油溶性ラジカル重合開始剤
を溶解したものを水中油滴型分散系で共重合した後、未
反応モノマーおよび不純物を洗浄除去しクロロメチルエ
ーテルと混合し、フリーデルタラフト触媒でクロロメチ
ル化し、さらにジメチルベンジルアミンと接触させてア
ミノ化することによって合成する方法である。また、別
法として、クロロメチルスチレンとジビニルベンゼンモ
ノマーを先と同様に共重合し未反応モノマー等を洗浄後
、ジメチルベンジルアミンと接触することによって合成
する方法がある。これらの方法で用いられる原料モノマ
ーは必ずしも高純度品でなくともよく、特にジビニルベ
ンゼンの一般工業用のものは純度55吐%で約45wt
%のエチルビニルベンゼンを含有しているが、これらも
モノマー全体の30wt%を超えない範囲では好ましい
モノマーである。その他、この種のモノビニルモノマー
としてはビニルトルエン等が使用できる。
また、先の製造法において、クロロメチルスチレン、ジ
ビニルベンゼンなどのモノマー単位からなる共重合体と
三級アミンは反応して四級アンモニウム基を生成するが
、反応条件および三級アミンの種類によりクロロメチル
スチレン単位が未反応のまま残存することもある。しか
し、この量が構成モノマー単位の15モル%以下であれ
ば、フレステロール低下作用に悪影響はない。また、水
存在下塩基性条件でアミノ化反応を行なう場合、−部の
クロロメチル基が加水分解しヒドロキシメチル基に変化
しヒドロキシメチルスチレン単位が副生ずるが、陰イオ
ン交換樹脂の全構成モノマー単位の10モル%以下であ
れば、コレステロール低下作用に悪影響はない。
従って、本発明に係る陰イオン交換樹脂にはアミノ化未
反応物としてのクロロメチルスチレン単位および/また
は副生物としてのヒドロキシメチルスチレン単位が含ま
れていてもよい。
また、上記方法によれば種々の粒径の陰イオン交換樹脂
を得ることができるが、コレステロール低下剤として用
いるためには粒径8〜400μmのものが適当である。
本発明に係る陰イオン交換樹脂をコレステロール低下剤
として用いるためには、常用の担体や希釈剤に分散して
錠剤、散剤、顆粒剤、カプセル剤等の経口投与用固体製
剤に調製される。また、この陰イオン交換樹脂を果物ジ
ュースや他の飲み物のような飲用できる液体に加えるこ
ともできる。
それらは慣用的な製剤技術に従って製造される。
経口投与用固体製剤の調製に使用できる担体としては、
乳糖、ブドウ糖、結晶セルロース、マンニトール、コー
ンスターチ、砂糖などの賦形剤、ヒドロキシプロピルセ
ルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、カル
ボキシメチルセルロ−ス アゴムなどの結合剤、グリセリン、エチレングリコール
などの湿潤剤、コーンスターチ、バレイショデンプン、
カルボキシメチルセルロースカルシウム、低置換度ヒド
ロキシプロピルセルロースなどの崩壊剤、ステアリン酸
カルシウム、ステアリン酸マグネシウム、タルク、ポリ
エチレングリコール、硬化油などの滑沢剤があり、この
他必要に応じて界面活性剤、着色剤、矯味剤などを使用
することができる。
高コレステロール血症を治療するためには、本発明に係
る陰イオン交換樹脂を成人に対して経口投与で1日あた
り0.6〜15gを1〜数回に分けて投与する。この投
与量は患者の年齢、体重および症状により適宜増減する
ことができる。本発明に係る陰イオン交換樹脂はヒトや
哺乳動物に対する毒性が極めて低く、一般にラット(雄
性)に対する急性経口毒性(LD、。)値は、Log/
kg体重より低毒性なレベルにある。
(実施例) 以下、製造例および実施例によって本発明をさらに具体
的に説明するが、本発明はそれらに限定されるものでは
ない。
製造例1 スチレン50重量部、55%純度ジビニルベンゼン3.
5重量部、過酸化ベンゾイル0.5重量部を混合溶解し
、2重量パーセントのポリビニルアルコール水溶液15
0重量部中に投入し、激しく撹拌しなから80°Cに昇
温して20時間反応し、150ミクロン以下の架橋ポリ
マー球状粒子を得た。これをグラスフィルター上で純水
およびアセトンを用いてよく洗浄し、ポリビニルアルコ
ール、未反応上ツマ−および不純物を除去後、減圧乾燥
した。乾燥した粒子5重量部にクロロメチルエーテル3
0重量部および塩化亜鉛5重量部を添加混合し、50°
Cで8時間反応許せた後アセトンで洗浄した。塩素含有
量20%のクロロメチル化スチレン系ポリマー粒子を得
た。これを5重量部、純水50重量部およびN、N−ジ
メチルベンジルアミン4重量部とを混合し40°Cで2
4時間反応させた後、0.1規定塩酸および純水で洗浄
して過剰のアミンを除去し、本発明の陰イオン交換樹脂
を得た。
得られた陰イオン交換樹脂は、式(I)のモノマー単位
80.7モル%、式く■)のモノマー単位0モル%、式
(III)のモノマー単位2.3モル%、式(IV)の
モノマー単位2.8モル%、さらに未反応のクロロメチ
ルスチレン単位9.6モル%、ヒドロキシメチルスチレ
ン単位4.6モル%であった。
なお、その物性は、以下のとおりであった。
総イオン交換容量 1.2ミリ当量/ g (乾燥)排
除限界分子量  7000(水溶液中のポリエチレンオ
キサイドの分子量) 細孔容量      3.2mg/g(水溶液中)見か
け密度    0.22g/me 粒径分布     30〜130μm [排除限界分子量の測定法は、「高速液体クロマトグラ
フィー、(J、J、カークランド編、講談社)、第20
3〜204頁に記載のゲル浸透クロマトグラフィー法に
従った。ポリエチレンオキサイド標準試料としでは和光
純薬社および東ソー社製を用い、溶離液は0.1M塩化
ナトリウム水溶液を用いて室温にて測定した。以下同様
である。]製製造例 クロロメチルスチレン148重量部、55%純度ジビニ
ルベンゼン5.5重量部、2.2’−アゾビスイソブチ
ルニトリル5.0重量部を混合溶解し、5重量パーセン
トのポリビニルアルコール水溶液370重量部中に投入
し、激しく撹拌しながら80°Cに昇温して10時間反
応し、60ミクロン以下の架橋ポリマー球状粒子を得た
。これをグラスフィルター上で純水およびアセトンを用
いてよく洗浄し、ポリビニルアルコールを除去した。次
いで、得られた架橋ポリマー球状粒子(グラスフィルタ
ー上サクションドライ ケーキ)190重量部、純水2
400重量部およびN、N−ジメチルベンジルアミン4
重量部4を部とを混合し、25℃で16時間反応させた
後、トリエチルアミン塩酸塩25重量部および固形水酸
化ナトリウム10重量部を添加し、25℃で4時間反応
させた。反応物を0.1規定塩酸、アセトンおよび純水
で順次洗浄後乾燥して本発明の陰イオン交換樹脂を得た
得られた陰イオン交換樹脂は、式(I)のモノマー単位
78.8モル%、式(n)のモノマー単位11.9モル
%、式(I[[)のモノマー単位2.0モル%、式(I
V)のモノマー単位2.4モル%、さらに未反応のクロ
ロメチルスチレン単位1.6モル%、ヒドロキシメチル
スチレン単位3.6モル%であった。
なお、その物性は、以下のとおりであった。
総イオン交換容量 1.9ミリ当量/ g (乾燥)排
除限界分子量  7000(水溶液中のポリエチレンオ
キサイドの分子量) 細孔容量      5.2d / g (水溶液中)
見かけ密度    0.14g/d 粒径分布     25〜1408m 製造例3 クロロメチルスチレン370重量部、55%純度ジビニ
ルベンゼン16重量部、2.2’−アゾビス−2,4−
ジメチルバレロニトリル13重量部を混合溶解し、4重
量パーセントのポリビニルアルコール水溶液1100重
量部中に投入し、激しく撹拌しなから55°Cに昇温し
て16時間反応し、70ミクロン以下の架橋ポリマー球
状粒子を得た。これをグラスフィルター上で純水を用い
てよく洗浄し、ポリビニルアルコールを除去した0次い
で、得られた架橋ポリマー球状粒子(グラスフィルター
上サクションドライ ケーキ)250重量部、純水32
00重量部およびN、N−ジメチルベンジルアミン14
6重量部とを混合し、25℃で16時間反応させた後、
30%トリメチルアミン水溶液70重量部を添加し、2
5℃で4時間反応させた。反応物を0.1規定塩酸、ア
セトンおよび純水で順次洗浄後乾燥して本発明の陰イオ
ン交換樹脂を得た。
得られた陰イオン交換樹脂は、式(I)のモノマー単位
85.0モル%、式(II)のモノマー単位7.9モル
%、式(I[)のモノマー41位2.3モル%、式(I
V)のモノマー単位2.8モル%、さらに未反応のクロ
ロメチルスチレン単位0.4モル%、ヒドロキシメチル
スチレン単位0.8モル%であった。
なお、その物性は、以下のとおりであった。
総イオン交換容量 2.5ミリ当量/ g (乾燥)排
除限界分子量  3600(水溶液中のポリエチレンオ
キサイドの分子量) 細孔容量     3.7艷/ g (水溶液中)見か
け密度    0.18g/ae 粒径分布     25〜1408m 実施例1 製造例1で得た樹脂600g、結晶セルロース120g
およびコーンスターチ126gを混合して均一な混合粉
体とし、ヒドロキシプロピルセルロース45gを結合剤
として湿式造粒法により顆粒を調製した。これにステア
リン酸マグネシウム9gを混合した後打錠し、直径9r
nfl+、重量300mgの錠剤を得た。
実施例2 製造例1で得た樹脂1000g、結晶セルロース50g
1コーンスターチ45gおよびステアリン酸マグネシウ
ム5gを均一に混合した。この混合粉体を1カプセル当
り550mgずつ適当な大きさの硬カプセルに充填し、
カプセル剤を得た。
実施例3 製造例2で得た樹Jf11200g、マンニトール30
0gおよびコーンスターチ450gを混合して均一な混
合粉体とし、ヒドロキシプロピルセルロース50gを結
合剤として湿式造粒法により顆粒剤を得た。
実施例4 製造例1で得た樹脂2200 gおよび乳糖800gを
均一に混合して散剤を調製し、これを3000mgずつ
に分包した。
実施例5 製造例3で得た樹脂    2000 g乳糖    
       960g アラビアゴム粉末      25g バラヒドロキシ安息香酸   10g 香味料           5g 以上を均一に混合し、3000mgずつに分包してドラ
イシロップ剤を得た。
(発明の効果) 本発明に係る陰イオン交換樹脂は、種々の原因によって
生ずるヒトや哺乳動物の高コレステロール血症の治療に
効果があり、この疾患の治療剤として使用することがで
きる。また、従来から知られている高詣血症治療剤と比
べ、非常に良い血清総コレステロールの低下作用を示す
、更に、動脈硬化を引き起こす原因となる低比重系の血
中リボ蛋白を特異的に抑制する。
本発明に係る陰イオン交換樹脂は、コレステロール負荷
によって実験的につくられた病態モデルに対して経口投
与で顕著なコレステロール低下作用を示した。
以下、その試験例を示す。
試験例1[コレステロール負荷高脂血症ラットに対する
作用] 試験動物としてウィスター系雄性ラット(生後3週齢、
体重的75g)6匹を一群として用い、水および下記飼
料(1)〜(6)をそれぞれ自由に摂取させて試験に供
した。
(1〉二ラット用粉末飼料(オリエンタル酵母工業製)
(普通飼料群) (2)二うット用粉末飼料に1%のコレステロールおよ
び0.5%のコール酸ナトリウムを添加した飼料(高コ
レステロール群) (3) : (2)の高コレステロール飼料に2%の製
造例1で得た陰イオン交換樹脂を添加した飼料(本発明
群1) (4) : (2)の高コレステロール飼料に2%の製
造例2で得た陰イオン交換樹脂を添加した飼料(本発明
群2) (5) : (2)の高コレステロール飼料に2%の製
造例3で得た陰イオン交換樹脂を添加した飼料(本発明
群3) (6) : (2)の高コレステロール飼料に2%のコ
レスチラミンを添加した飼料(対照群) 動物に飼料を5日間自由に摂取させた後、エーテル麻酔
下で採血を行い血清を分取し、オートアナライザー(日
立7150型)を用いて酵素法で血清中のコレステロー
ル値を測定し、下記式に従い増加抑制率を算出した。
その結果を第1表に示す。
第1表 高コレステロール血症ラットに対する作用”;
 P<0.001 (高コレステロール群に対する有意
差)試験例2[コレステロール負荷高脂血症ウサギに対
する作用] NZW系雄性ウサギ(体重的3kg)30匹を5匹ずつ
6群に分は試験に供した。6群にそれぞれ下記飼料(7
)〜(12)を1日100gずつ2週間摂取させ、試験
開始前および試験開始後1週毎に、早朝空腹時、耳介静
脈より採血を行い血清を分取し、オートアナライザー(
日立7150型)を用いて酵素法で血清中のコレステロ
ール値を測定し、試験例1の式に従い増加抑制率を算出
した。
(7):ウサギ用固形飼料(オリエンタル酵母工業製)
(普通飼料群) (8):ウサギ用固形飼料に1%のコレステロールを添
加した飼料(高コレステロール群)(9) :゛(8)
の高コレステロール飼料に0.25%の製造例1で得た
陰イオン交換樹脂を添加した飼料(本発明群4) Do) : (8)の高コレステロール飼料に0.5%
の製造例1で得た陰イオン交換樹脂を添加した飼料(本
発明群5) (11) : (8)の高コレステロール飼料に0.5
%の製造例2で得た陰イオン交換樹脂を添加した飼料(
本発明群6) (12) : (8)の高コレステロール飼料に1%の
コレスチラミンを添加した飼料(対照群) また、最終日の血清につき沈殿法により血中高比重リボ
蛋白(HDL)を分離し、その中のコレステロール値を
同様の方法で測定すると同時に、超低比重リポ蛋白+低
比重リポ蛋白(VLDL+LDL)中のコレステロール
値を算出した。
結果を第2表および第3表に示した。
試験例3 急性毒性 ウィスター系雄性ラット(体重160〜180g ) 
10匹を1群として試験に供した。製造例1で得た陰イ
オン交換樹脂を5%アラビヤゴム水溶液に懸濁して各種
濃度の被験薬を調製した。これをそれぞれ別々の群の動
物に、投与量が等比級数的になるように1回経口投与し
た。投与後14日間観察を行い、L D s。値を求め
た。
その結果、LD、。値は10 g/k g以上であった

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)下記構造式( I )、(II)、(III)および(I
    V)で示されるモノマー単位からなる陰イオン交換樹脂
    であって、( I )のモノマー単位を60〜95モル%
    、(II)のモノマー単位を0〜25モル%、(III)の
    モノマー単位を0〜30モル%および(IV)のモノマー
    単位を1〜6モル%含有する陰イオン交換樹脂を有効成
    分とするコレステロール低下剤 ▲数式、化学式、表等があります▼▲数式、化学式、表
    等があります▼ ( I )(II) ▲数式、化学式、表等があります▼▲数式、化学式、表
    等があります▼ (III)(IV) (ただし、R^1、R^2およびR^3は同一もしくは
    異なって水素原子、低級アルキル基またはベンジル基で
    あり、R^4は水素原子、低級アルキル基またはヒドロ
    キシメチル基であり、Xはハロゲン原子である。)
  2. (2)前記陰イオン交換樹脂が、陰イオン交換基として
    70当量パーセント以上のジメチルベンジルアンモニウ
    ム基を有し、総イオン交換容量が乾燥ゲル単位グラム当
    り1ミリ当量以上であり、スチレンおよびジビニルベン
    ゼンを主モノマー単位とする架橋ポリマーマトリックス
    を有し、水溶液中の膨潤状態での排除限界分子量がポリ
    エチレンオキサイドで800以上20000以下である
    細孔を有する全多孔性樹脂である請求項(1)記載のコ
    レステロール低下剤
JP1067900A 1988-03-24 1989-03-20 コレステロール低下剤 Pending JPH01316324A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1067900A JPH01316324A (ja) 1988-03-24 1989-03-20 コレステロール低下剤

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63-70219 1988-03-24
JP7021988 1988-03-24
JP1067900A JPH01316324A (ja) 1988-03-24 1989-03-20 コレステロール低下剤

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH01316324A true JPH01316324A (ja) 1989-12-21

Family

ID=26409109

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1067900A Pending JPH01316324A (ja) 1988-03-24 1989-03-20 コレステロール低下剤

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH01316324A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20120002595A (ko) * 2009-03-25 2012-01-06 가부시키가이샤 구라레 음이온 교환 막 및 이의 제조 방법
WO2022219953A1 (ja) * 2021-04-14 2022-10-20 オルガノ株式会社 イオン交換体およびイオン交換体の製造方法、白金族金属イオン担持触媒および炭素-炭素結合形成方法

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20120002595A (ko) * 2009-03-25 2012-01-06 가부시키가이샤 구라레 음이온 교환 막 및 이의 제조 방법
JP5715558B2 (ja) * 2009-03-25 2015-05-07 株式会社クラレ 陰イオン交換膜及びその製造方法
US9321047B2 (en) 2009-03-25 2016-04-26 Kuraray Co., Ltd. Anion exchange membrane and method for producing same
WO2022219953A1 (ja) * 2021-04-14 2022-10-20 オルガノ株式会社 イオン交換体およびイオン交換体の製造方法、白金族金属イオン担持触媒および炭素-炭素結合形成方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR900006747B1 (ko) 치환된 카복실산의 수지산염의 제조방법
KR101825113B1 (ko) 가교결합된 양이온교환 폴리머, 조성물 및 고칼륨혈증 치료 용도
EP0375350B1 (en) Cross-linked vinylpyridinium polymers
WO2013106072A1 (en) Compositions comprising crosslinked cation-binding polymers and uses thereof
BRPI0717008A2 (pt) Processo para o preparo de cloridrato de sevelamer e formulação do mesmo
NO168629B (no) Fremgangsmaate for fremstilling av oralt administrerbare, antidiabetisk virkende preparater
AU3359389A (en) Water soluble ibuprofen compositions and methods of making them
JPS6154457B2 (ja)
EP0432995B1 (en) Crosslinked pyridinio-acrylate-polymers
US5178854A (en) Cholesterol-lowering agents
EP0334673B1 (en) Cholesterol-lowering agents
GB2036048A (en) Polymer compounds, process for their preparation and arteriosclerosis treating agents containing them
JPH0330839A (ja) ポリスチレンアニオン交換ポリマー
JPH01316324A (ja) コレステロール低下剤
US20100316589A1 (en) Coated Pharmaceutical Compositions
EP0068453A2 (en) Compositions for treating kidney stones
EP0338092A1 (en) Anti-hiv agent
JPH07309766A (ja) コレステロール低下剤
EP0403198A2 (en) Compounds
Gao et al. Preparation of allylamine-grafted cellulose by Ce (IV): a desirable candidate of oral phosphate binders
JPH07316061A (ja) コレステロール低下剤
US5230885A (en) Polystyrene anion exchange polymer pharmaceutical composition
EP0403271A2 (en) Polymer compounds
US5800809A (en) Non-crosslinked acrylic polymers and non-crosslinked anion exchange resins
ITLU940013A1 (it) Uso di sostanze e composizioni di natura polimerica per il trattamento dell'uremia tramite il controllo di fattori tossici e/o dipsogenici e dell'equilibrio idricosalino