JPH01313973A - ショットキー接合構造 - Google Patents

ショットキー接合構造

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JPH01313973A
JPH01313973A JP14725188A JP14725188A JPH01313973A JP H01313973 A JPH01313973 A JP H01313973A JP 14725188 A JP14725188 A JP 14725188A JP 14725188 A JP14725188 A JP 14725188A JP H01313973 A JPH01313973 A JP H01313973A
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JP
Japan
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height
elements
barrier
metal
iii
Prior art date
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Pending
Application number
JP14725188A
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English (en)
Inventor
Koji Tsuda
浩嗣 津田
Kazuyuki Hirose
和之 廣瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、金属とIII−V族化合物半導体とのショッ
トキー接合に関し、障壁高さの低い接合に関するもので
ある。
(従来の技術) 単一金属を半導体と接触させた時のショットキー障壁高
さは、理想的には金属の仕事関数と半導体の電子親和力
との差によって与えられるとされてきた。[フィツクス
・オブ・セミコンダクター・デバイス(Physics
 of Sem1conductor Devices
、 1969年、John Wiley & 5ons
、 Inc、)]。従って、任意の半導体にえjしてシ
ョットキー障壁の高さを変化させるためには、仕事関数
の異なる金属と接触させれば良いはずであった。しかし
、半導体の種類によっては、仕事関数の異なる金属を接
触させても、フェルミレベルが一定値に固定(ピニング
)され、ショットキー障壁の高さを変化させることが不
可能なものもあった[フィジカルルビュールターズ(P
hys。
Rev、Lett、)第22巻、1969年、第143
3ページ]。このため、例えば、有用なIII−V族化
合物半導体の典型であるGaAsに関しては、実際のデ
バイスにおいて、ショットキー障壁の高さは0.7〜0
.9eVの範囲のものしか得られていなかった。
(発明が解決しようとする問題点) ショットキー障壁の高さは、コンタクト抵抗を下げるた
めには低い方がよい。また、デバイス設計上も、広い範
囲にわたって制御できる方が望ましい。従って、ショッ
トキー障壁の高さがある狭い範囲に収まっているという
ことは、デバイス設計上、III e V族化合物半導
体の大きなハンディであった。
本発明の目的は、半導体のショットキー障壁の高さを制
御することにより障壁高さの低いショットキー接合構造
を提供することにある。
(問題点を解決するための手段) 金属とIII−V族化合物半導体とのショットキー接合
構造において、金属として、電気陰性度の差の大きい異
種元素が大きい化学結合力で結合した合金を用い、かつ
この金属を構成する元素はIII−V族化合物半導体の
中でn型ドーパントとなる元素及びGaを含まないこと
を特徴とするショットキー接合構造を提供するものであ
る。
(作用) 以前より、金属とIII −V族化合物半導体のコンタ
クト抵゛抗を下げるために、金属として通常の電極用金
属とGeなどとの合金が用いられてきた。しかし、これ
らは、GeがIII e V族生導体中でn型ドーパン
トとなり、トンネル電流の増加によって抵抗が減少する
ことを利用したものであり、ショットキー障壁の高さを
下げたものではない。
一方、本発明者らは、■LV族半導体に対する各種元素
のショットキー障壁の高さの制御性に関して調べた。金
属と半導体の界面にIII + V族化合物半導体中で
n型ドーパントなるカルコゲン族を数原子層挿入するこ
とによって障壁の高さが減少すること[アプライド・フ
ィジクスルターズ(Appl、 Phys。
Lett、)第47巻、1985年、第1301ページ
]に注目した。本発明者らはこの障壁高さが減少する原
因について検討し、半導体との界面で電極金属が合金化
しているためであることが分かった。実際、数原子層挿
入した場合よりも、金属を合金にする場合の方が、障壁
の減少の度合いはさらに大きくできることを見出した。
なお、ここで言う合金とは、異なる金属が互いに固溶し
ている状態だけではなく、単に電気陰性度の大きく異な
る元素同志が混ざりあっただけの状態を含んで用いてい
る。
特に今回は、カルコゲンとは違い、III−V族化合物
半導体の中でn型のドーパントとなる元素とGaを含ま
ない合金についてこの効果が現われることを見出し、さ
らに、そのような効果を示す合金は、その構成元素の電
気陰性度が大きく異なるので互いに強く化学結合してい
ることに特徴があることを見出した。ここでGaを除い
た理由は、例えばGa−YbをGaAs表面に形成させ
ると障壁高さは増大し、他の金属とは現象が異なるから
である。以上述べてきたように合金として用いることに
よる障壁の高さの低下は、より広い範囲にわたって障壁
の高さを制御可能にすることを意味する。
(実施例) 以下、本発明の詳細な説明する。
実施例I AI、Ybからなる合金とn型GaAs半導体接触のシ
ョットキー障壁を形成したところ、Al単体あるいはY
b単体のときと異なる障壁高さが安定して得られた゛。
実験は、清浄化したn型GaAs(100)基板上に分
子線エピタキシャル成長法によってn型GaAsを1μ
m成長した後、室温にてAI及びYbを4:1の割合で
総厚350人となるように同時に蒸着した。作製した試
料に電極を取り付けた後に、I−V測定、C−■測定に
より評価し、ショットキー障壁の高さを決定した。その
結果、障壁の高さは両測定において、Al単体の場合よ
りも0.25eV低く、Yb単体の場合よりも0.04
eV高い値が得られた。また、I−■測定において、障
壁高さのバイアス電圧依存性は通常のAI/GaAsシ
ョットキー(14造のものとまったく変わらず、良好な
ものが得られた。また、第1図に示すように、YbxA
ll−xの組成Xを変化さぜることにより、障壁の高さ
を連続的に制御することも可能であった。
実施例2 Al、Smからなる合金とnW4GaAs半導体接触の
ショットキー障壁を形成したところ、Al単体あるいは
Sm単体のときよりも低い障壁高さが安定して得られた
。実験は、清浄化したn型GaAs(100)基板上に
分子線エピタキシャル成長法によってn型GaAsをl
pm成長した後、室温にてAI及びSmを5:2の割合
で総厚350人となるように同時に蒸着した。作製した
試料に電極を取り付けた後に、I−V測定、C−■測定
により評価し、ショットキー障壁の高さを決定した。そ
の結果、障壁の高さは測測定において、AI単体の場合
よりも0.2eV、 Sm単体の場合よりも0.25e
V低い値が得られた。また、I−V測定において、障壁
高さのバイアス電圧依存性は通常のAI/GaAsショ
ットキー構造のものとまったく変わらず、良好のものが
得られた。また、YbxAll−xの場合と同様に、S
mの分率を変化させることにより、障壁の高さは、5:
2の割合の極小値からSmの値の間で連続的に制御でき
た。
実施例3 Al、Dyからなる合金とn型GaAs半導体接触のシ
ョットキー障壁を形成したところ、AI単体あるいはD
y単体のときよりも低い障壁高さが安定して得られた。
実験は、清浄化したn型GaAs(100)基板上に分
子線エピタキシャル成長法によってn型GaAs311
1m成長した後、室温にてAl及びDyを1:1の割合
で総厚350人となるように同時に蒸着した。作製した
試料に電極を取り付けた後に、I−V測定、C−■測定
により評価し、ショットキー障壁の高さを決定した。そ
の結果、障壁の高さは測測定において、AI単体の場合
よりも0.2eV、 Dy単体の場合よりも0.2eV
低い値が得られた。また、I−V測定において、障壁高
さのバイアス電圧依存性は通常のAI/GaAsショッ
トキー構造のものとまったく変わらず、良好なものが得
られた。また、その組成を変化させることにより、Yb
xAll−xと同様に障壁の高さは、1:1の割合の極
小値からYbの値の間で連続的に制御できた。
本実施例においては、分子線エピタキシャル成長法によ
り合金層を形成した場合を示したが、本発明の効果は成
長法や金属の種類によるものではない。清浄なIII−
V族半導族基導体基板上気陰性度の差の大きい2種以上
の元素が大きい化学結合力で結合した合金を接触するも
のであれば良い。例えば、r Al、Au、W、WSi
 Jなどの通常の電極用金属とr Sm、Dy、Yb、
Eu、Tm Jなどのうち、任意の組み合わせで発明の
効果が認められた。従って、すべての構成元素を同時に
GaAs上に蒸着しなくても、蒸着後に合金化するよう
なものであっても良い。例えば、数原子層ずつ別種の金
属を蒸着し、それらの合金化を利用するものでも良い。
また、III + V族生導体としては、GaAsに限
るものでなく 、InPや、InGaAs、InAsな
どにも適用できる。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明は、金属とIII−V族化
合物半導体ショットキー接合構造において、金属として
、電気陰性度の差の大きい異種元素が大きい化学結合力
で結合した合金を用いることを特徴とするショットキー
接合構造において、その合金を構成する元素として、I
II−V族化合物半導体の中でn型ドーパントとなる元
素とGaを含まないものを用いることによって、ショッ
トキー障壁の高さを自由に制御可能なものとする効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例で作製した試料のショッ
トキー障壁高さの組成依存性を示す図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  金属とIII−V族化合物半導体ショットキー接合構造
    において、金属として、2種類以上の元素を構成元素と
    して含む合金を用いてあるショットキー接合構造におい
    て、前記合金の構成元素として、III−V族化合物半導
    体の中でn型ドーパントとなる元素及びGaとを含まず
    、かつ、少くとも2つの構成元素間の電気陰性度が大き
    く異ることを特徴とするショットキー接合構造。
JP14725188A 1988-06-14 1988-06-14 ショットキー接合構造 Pending JPH01313973A (ja)

Priority Applications (1)

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JP14725188A JPH01313973A (ja) 1988-06-14 1988-06-14 ショットキー接合構造

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JP14725188A JPH01313973A (ja) 1988-06-14 1988-06-14 ショットキー接合構造

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JPH01313973A true JPH01313973A (ja) 1989-12-19

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ID=15426004

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JP14725188A Pending JPH01313973A (ja) 1988-06-14 1988-06-14 ショットキー接合構造

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