JPH013112A - 水性過酸化水素デンタルゲル - Google Patents

水性過酸化水素デンタルゲル

Info

Publication number
JPH013112A
JPH013112A JP63-95352A JP9535288A JPH013112A JP H013112 A JPH013112 A JP H013112A JP 9535288 A JP9535288 A JP 9535288A JP H013112 A JPH013112 A JP H013112A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gel
weight
hydrogen peroxide
dental
dental gel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP63-95352A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS643112A (en
Inventor
シャーリー・メイ−キング・ニュ
スーザン・ウィーコウスキ
Original Assignee
コルゲート・パーモリブ・カンパニー
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority claimed from US07/040,439 external-priority patent/US4839156A/en
Application filed by コルゲート・パーモリブ・カンパニー filed Critical コルゲート・パーモリブ・カンパニー
Publication of JPS643112A publication Critical patent/JPS643112A/ja
Publication of JPH013112A publication Critical patent/JPH013112A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野: 本発明は、約4.5〜6.0の酸性pI−I’&有し、
指定量の特定成分から成る相溶系を含むコメメテイ、2
りで化学的に安定な、過酸化水素含有水性デンタルゲル
の製造に関する。
従来の技術: 現在まで、適当な増粘剤/ゲル化剤、保湿剤。
界面活性剤およびフレーバー含量 ックで化学的に安定な経口用過酸化水素含有ゲルを製造
することは困難であった。しかし、過酸化水素含有デン
タルゲル製品中の成分の種々の混合物について広範囲に
実験した後に、水、ポリオキシエチレンーポリオキシプ
ロピレンブロックコポリマーゲル化剤、ポリエチレング
リコール保湿剤。
非イオン界面活性剤、甘味料およびフレーバーから成る
相溶系が発見されTこ。このデンタル製品は化学的性質
、コスメテイック性および味を改良した、安定な硬いゲ
ルの形状である。
過酸化水素、その他の過酸素化合物が歯の清掃性う蝕、
歯垢、歯肉炎、歯根膜炎1口臭、有色性沈着物、再発性
アフタ潰瘍、義歯刺激、矯正装置病変、抜歯後、歯根膜
手術後、外傷性口内病変。
粘膜感染症、ヘルペス性口内炎等に関する治療および/
または予防処置に効果的であることは、技術上認識され
ている。口腔内の過酸化物含有剤は組織および唾液酵素
との相互作用によって無数の細かい酸素バブルを発生さ
せながら、化学機械的作用を及ぼす。過酸化物含有洗口
水その他の口腔製剤は歯根膜疾患に関連することが分っ
ている嫌気性細菌のコロニー形成と増殖とを阻止する。
数秒間以上ある領域を選択的に処置することが必要であ
る場合に、過酸素含有ゲルまたはペーストが指示される
および/または望ましい。このようなゲルおよびペース
トは過酸化物がその最大効果を発揮するために充分な時
間、塗布部位に留まる傾向があるからである。
口腔用組成物中の過酸化水素のような大ていの過酸素化
合物は貯蔵中に組成物中の一般的な他の成分との不適合
性または相互作用のために不安定にたり、比較的短期間
に活性酸素すなわち発生期酸素の放出能力を失いがちで
ある。このことは組成物の化学的安定性ならびに最終製
品のコスメテイック安定性の両方に対して、特に過酸化
水素含有ゲル製品では不利な影響ケ与える。
前記問題を解決するために、先行技術は過酸化物を含有
する、例えば錠剤、チー−インガム、洗ロ水、歯みがき
ペーストまたは歯みがき粉のような1種々な剤形のデン
タル組成物に対して多様な安定剤を用いろことを試みて
おり1例えば米国特許第4,226,851号は、過酸
化水素、フレーバー。
塩化亜鉛、および過酸化水素7安定化する水溶性ビタミ
ンEY含む洗口水を開示している。米国特許第4,30
2,851号は例えばシェラトング(jelutong
)。
ゴムラテックス、ビニライト樹脂等のようなガム基剤中
ならびにグリセリンを含まないメチル、エチルおよびナ
トリウムカルボキシメチルセルロースキャリヤー中に尿
素、過酸化水素を含み、さらに例えばサッカリン酸ナト
リウム、キシリトール。
ソルビトールおよびマンニトールのような甘味料とフレ
ーバーを含む固体の口腔用製品(錠剤とチー−インガム
)を開示している。米国特許第4.476.108号は
水(洗口水)のようなキャリヤー中にまたはペースト、
ゲルもしくは粉末の形状で、ペルオキシダーゼ、過酸化
物および例えばフェニルエチルアミン、チロシン、トリ
プトファン、安息香酸、ザリチル酸、ヒドロキノン、ジ
ヒドロフェニルアラニン、バニランおよびパラアミノ安
息香酸のようなドナー分子を含む混合物を開示している
。米国特許第4.431331号は過酸化水素、グリセ
リンおよび/またはソルビトール保湿剤。
05〜6%プルロニック型界面活性剤、ポリオキシエチ
レン化ソルビトール脂肪酸エステル界面活性剤、甘味料
およびフレーバーを含む、口腔用水溶液を開示している
先行技術はまた。過酸化水素と安定化のために例えば米
国特許第3,886,265号におけるアスコルビン酸
のような付加的成分とを含むデンタル組成物火も開示し
ている、前記特許は過酸化水素のような酸化物と例えば
アスコルビン酸のよ5 ナエン一ジオール化合物とを含
む、口臭に対して効果的な錠剤、薬用ドロップ、チュー
インガムまたはエアロゾルまだはスプレー形を開示して
いる。
米国特許第4,521,403号は過酸化水素とポビド
ン−ヨウ素複合体(ヨウ素と1−ビニル−2−ピロリド
ンポリマーと力抜合体)の水溶液または水性アルコール
溶液で歯を洗浄することによる歯根疾患の抑制と治療の
方法乞開示している。上記2成分は使用前に初めて混合
する。米国特許第4.592,487号は歯垢防止歯磨
き剤を開示している。
2成分(過酸化物とポビドン−ヨウ素複合体)を含む歯
磨きペーストまTこはゲルの剤形では、各成分を通常の
歯磨き剤成分と別々に混合し、別々に貯蔵し、使用時に
混合し、特定の二区画容器/ミキサー/デイスペンサー
・デバイスから分配する。
米国特許第4,592,488号は、洗口水に2成分を
混合する前の水溶液または水性アルコール溶液としてヨ
ードフォアまたは第4級アンモニウム化合物と過酸化水
素のようなペルオキシ化合物とを含む口腔用組成物を開
示している。米国特許第4.592,489号は過酸化
水素溶液とは別にポビドン−ヨウ素複合体溶液を含み5
分配前に混合する洗ロ水分配用二部式容器を開示してい
る。
過酸化水素の代りに他の酸化剤を含むデンタル組成物も
先行技術で開示2nている。
米国特許第4,522,805号と第4.567.03
6号とは、陰イオン洗剤、ソルビトールとグリセリン保
湿剤および例えばトラガカントガム、アルギン酸ナトリ
ウムまたはナトリウムカルボキシメチルセルロースのよ
うな増粘剤から成るペースト状キャリヤー中に、口腔内
で尿素と過酸化水素に解離する過酸化カルバミドのよう
な酸化剤を含む、歯根疾患の治療に役立つ安定な歯磨き
ペーストを開示している。
米国特許第4,405,599号は過酸化カルシウムお
よび過ホウ酸ナトリウム酸化剤ニリン酸二カルシウム、
炭酸カルシウムおよび炭酸マグネシウム洗浄剤;ソルビ
トール保湿剤;コーンスターチおよびセルロースガム増
粘剤ならびに陰イオン洗剤を含む歯磨きペーストラ開示
している。米国特許第4.223,003号は過酸化マ
グネシウムのような過酸化物含有物質と慣習的な歯磨き
剤成分とを含む歯磨きペーストまπは歯磨き粉乞開示し
て℃・る。米国特許第4.537,765号はpH9,
2〜105に有し、ペルオキシジホスフェート塩、ポリ
エチレングリコール保湿剤;コロイド状シリカ、カルボ
キシビニルポリマー、セルロースガムまたはへクトライ
トのような増粘剤;例えばシリカまたはアルミナ水和物
のような磨き剤ならびにプルロニックF108(Plu
ronic F 108)  のような陰イオンもしく
は非イオン界面活性剤を含む歯磨きペーストを開示して
いる。
しかし、上記特許のいずれも安定なデンタルゲルの製造
に不可欠な特定成分すなわちポリエチレングリコール保
湿剤、非イオン界面活性剤、フレーバーおよびポリエチ
レンポリプロピレン ブロック コポリマー増粘剤を含
む過酸化水素デンタルケル力製造を開示していない。
先行技術はまた、米国特許第3,657.413号およ
びアラサシ(Assasy)等の文献「ある一定の薬剤
学的ゲル中の過酸化水素の安定性(Stability
of Hydrogen Peroxide in G
ertain円]armaceutical Ge1s
)J、ソエ不f、−イーソクスアンド トイレットリー
ズ(q−g乏m皐、lcS、−anすToiletri
es)、91巻(1976年9月)、54〜56頁に示
されるように、この他の過酸fヒ物ゲルの製造法を開示
している。この特許は過酸化尿素。
クリセロール、カルボキシポリメチレンポリマーを含み
、ポリマーをグリセロール中に減圧下で高速度攪拌しな
がら溶解し、次に増粘したポリマー/グリセロール溶液
中に過酸化尿素その他の成分を溶解して、粘稠なゲルを
得ることによって製造した透明なゲルを開示して℃・る
。前記文献は過酸化水素の安定剤として0.1%オキシ
ンを含む、表面切傷治療用、ヘヤー漂白用および脱臭用
のメチルセルロースゲルを開示している;このゲルは電
気スターラーン用いてメチルセルロースを水中に分散さ
せ1次にトリエタノールアミンで中和してゲルZ形成す
る、またはメチルセルロースを充分(]1) に水和するまで熱水中に分散させ、固化するまで冷凍し
、ゲルが形成3gろまで攪拌してゲル7得る、次にこの
ゲルに安定剤オキシン7加えに後に。
過酸化水素を添加することによって製造さ几ろ。
オキシンはど有効でな〜・他の安定剤はへキサミン。
安息香酸まLは尿素である。
ゲル化/増粘剤としてポリオキシエチレン/ポリオキシ
プロピレン ブロック コポリマーヲ含む過酸化水素ゲ
ルは、米国特許第3,639,574号と第4.53Z
778号に開示されている。前者の特許は組成物全体の
22〜79%量でゲル化剤としてのポリオキシエチレン
/ポリオキシプロピレンブロックコポリマーを用いる、
ヘヤー漂白用および表面切傷治療用の安定な過酸化水素
ゲルを開示している。これはデンタルゲルではなく、デ
ンタルゲルに不可欠な成分であるポリエチレングリコー
ル保湿剤、サッカリンナトリウム甘味料またはフレーバ
ー欠含んで℃・ない。後者の特許は過酸化水素。
フレーバー、増粘剤(ゲル形状のために)20%。
グリセロールおよびソルビトールのような多価了ルコー
ル1〜20%、ツイーン(Tweens) (ポリソル
ベート)のような非イオン界面活性剤および/またはプ
ルロニック01〜10%を含む洗口水、ペーストまkは
ゲルの形状である水性口腔用製剤を開示している。プル
ロニック(F127)が好マシいゲル化剤(5〜50%
)である。この製剤に用いられる排他的に有効な保湿剤
であるポリエチレングリコール保湿剤は挙げら几てぃな
い。
さらに、先行技術はpH4,5〜60を有し1本質的成
分としてポリオキシエチレン/ポリオキシプロピレン 
ブロック コポリマーゲル化剤、ポリエチレングリコー
ル保湿剤、非イオン界面活性剤。
甘味料すなわちサッカリンナトリウムおよびフレーバー
を一定の割合で含む、コスメテイックで化学的に安定な
水性過酸化水素デンタルゲル乞開示していない。
ゲル化剤として約18−25重量%のレベルでポリエチ
レン/ポリプロピレンブロックコポリマー(プルロニッ
クス)を用いる場合には、ポリエチレングリコール、サ
ッカリンナトリウム、非イオン界面活性剤およびフレー
バーの存在下で、水性過酸化水素デンタルゲルが安定化
されろことが今回発見さfl、1こ。プルロニックゲル
化剤は過酸化水素水溶液と相溶性であるが1例えばアル
ギン酸塩。
メチルセルロース等のような有機物質に由来する天然ガ
ムは過酸化水素によって分解されてゲルを生ずる。同様
に、ポリビニルピロリドンのような合成有機ポリマーは
粘性ゲルを生ずるが、これは本発明の新規なデンタルゲ
ル製品と一致する透明で均質な硬いゲルではない。スズ
酸す) IJウム。
ピロリン酸ナトリウム、オキシンEDTAおよびカルシ
ウムニナトリウムEDTAのような安定剤の存在は1組
成物に利益ケ与えないので、不必要であり、好ましくな
いことが判明している。実際問題として、これらの存在
は■1202の化学的安定性に不利な影響7与える傾向
がある。ポリエチレングリコール保湿剤とブロックコポ
リマーゲル化剤との組合せは、ポリエチレングツコール
音用いずにブロックコポリマーゲル化剤によって製造し
たゲルよりも安定で硬いゲルを生ずることが分っている
。非イオン界面活性剤の使用は過酸化物水溶液環境にお
いて受容できる安定性をもたらすことが分っている。陰
イオン界面活性剤は過酸化水素の存在下で受容できる安
定性を有していない。
発明が解決しようとする課題: 従って1本発明の第1目的はpH4,5〜60を有し。
組成物の約18〜25重量%の量でH2O2と相溶性で
あるポリエチレン/ポリプロピレンブロックコポリマー
ゲル化剤を含む、コスメテイックにかつ化学的に安定な
過酸化水素デンタルゲルを製造することである。
本発明力他の目的は、他のデンタル成分と相溶性である
ポリエチレングリコール保湿剤を含むコスメテイックに
安定なH202−ポリエチレン/ポリプロピレン・ブロ
ックコポリマー−ゲルを製造することである。
本発明のさらに他の目的は、ブロックコポリマーゲル化
剤、ポリエチレングリコール保湿剤、非イオン界面活性
剤、フレーバーおよび例えばサッカリンナトリウムのよ
うな甘味料の相溶性組成物を含み、改良された味を有す
るコメメテイ、ツクにかつ化学的に安定な水性I−I 
202デンタルゲルを製造することである。
本発明の他の目的、利点および新規な特徴の一部はり、
下の説明に述べるが、他の部分は以下の説明を考察する
ことによって当業者に明らかになるであろうまたは本発
明の実施によって判明するであろう。本発明の目的と利
点は特許請求の範囲に特に指摘した手段とその組合せに
よって実現し、達成されるであろう。
課題を解決するための手段: 上記その他の目的を実現するTこめに、ここに具体化し
広範囲に説明する本発明によって1本発明の新規で安定
な水性過酸化水素デンタルゲルは唯一の化学的活性剤と
してのH202Fl 1.5〜6,5重量%、固体フレ
ーク状または粉末状ポリオキシエチレン/ポリプロピレ
ンブロックコポリマーゲル化剤(プルロニック)約18
〜25重量%、ポリエチレングリコール保湿剤約15〜
40重量%、非イオン界面活性剤、甘味料およびフレー
バーを含み、約4.5〜6.0の酸性pHを有する。サ
ッカリンナトリウムが好ましい甘味料である。ゲル中の
水分含量は口腔用組成物の約60〜60重量%をなす。
最小の汚染をも防止するLめに蒸留水または脱イオン水
が好ましい。
本発明の過酸化水素製剤は口腔歯肉炎防止用に好ましく
は組成物の約1.5〜6.5重量%量の有効量の過酸化
水素を含有する。過酸化水素は通常、活性成分1.5〜
6.5%含有する30−35%水溶液として供給される
。過酸化水素はポリエチレングリコール、サッカリンナ
トリウム、非イオン界面活性剤、フレーバーおよびプル
ロニックゲル化剤の存在下で安定である。
本発明のH202ゲル歯磨き剤の本質的成分は組成物の
約18〜25重量%量のポリオキシエチレン/ポリオキ
シプロピレン・ブロックコポリマーチある相溶性の過酸
化物安定性増粘/ゲル化剤である。約18%未満の量で
は過酸化水素ゲル歯磨き剤の増粘が不充分であり、約2
5%より多い量では製造が困難になる。使用可能な作用
剤には非イ(]7) オン性であり、次式: %式%) 〔aは(C3H60)によって表される疎水性塩基が約
2750〜400口の分子量を有するようにする整数で
あり、bは(C2H,10)によって表されろ親水性部
分(成分)がコポリマーの約70〜80重量%をなすよ
うにする整数である〕によって表さ肚ろプルロニックポ
リオールがある。
分子量約2750〜4C100の疎水性成分と70〜8
0重量%の親水性ポリオキシエチレン基とを有するF型
(固体フレーク状ま1こは粉末状)のプルロニックポリ
オールはプルロニック ゲル製剤中H2O218〜25
重量%においてゲル乞形成する。適半なプルロニック化
合物の例はプルロニックF88゜F1a、H1O8およ
びF127である。最も好ましいゲル化剤は分子量40
0Y有し、親水性ポリオキシエチレン成分70%を含む
プルロニックF127である。こnは約18〜19重量
%量でゲル歯磨き剤中に用いられるのが最も好まし℃・
0安定剤ケ用℃・1こまたは用いない水性プルロニ。
クーH2O2ゲルの完成しy12週間促進温度老化デー
タは、ラウリル硫酸ナトリウム、陰イオン界面活性剤を
含む組成物を除いて、コスメテイック的と化学的の両方
から受容できるものであった。
スズ酸ナトリウム、ピロリン酸ナトリウム、オキシン、
リン酸およびニナトリウムEDTAが水性H2O2系の
安定化に有効である。しかし、活性酸素データからの結
果によると、安定剤を含まない系が化学的に最も良いよ
うに思われろ。H2O2活性の90%は6週間のコスメ
テイック老化後に有効であっfこ(促進温度老化)。レ
オロジー結果は。
プルロニックゲルが降伏点と再凝固点と尾関して非常に
安定であることを示す。このゲルは経時的に増粘化セず
、100下における12週間後に降伏点は誤差の範囲内
である10%だけ低下したにすぎなかった。
本発明のH2O2ゲル癲1り他の本質的成分は、過酸化
水素、非イオン界面活性剤、フレーバーおよびプルロニ
ックゲル化剤と相溶性であるポリエチレングリコール保
湿剤である。商標CARBOWAXで知られたポリエチ
レングリコールは一般式:%式% 〔nはエチレン基の平均数ケ表す〕 7有するエチレンオキシドの非イオンポリマーである。
カルボワックス(Carbowax)ポリエチレングリ
コールは平均分子量を表す、 400 、600等のよ
うな数によって名づけられている。ここで用いろポリエ
チレングリコールの平均分子量は約200〜1000.
好ましくは400〜600.最も好ましくは600であ
る。ポリエチレングリコール200.ろ0O9400お
よび60田ま室温において透明で粘稠な液体である。こ
几らはグリセリンおよび単純グリコールよりも低吸湿性
でルンリ、水溶性であり、透明な水溶液である。ポリエ
チレングリコールはグリセリンま1こはソルビトールと
は異なった感触と味をデンタル製品に与える。ポリエチ
レングリコール保湿剤はグリセリンを含むゲルよりも優
71.7C安定な硬いプルロニックH202ゲルカ製造
力促進することが判明している。ポリエチレングリコー
ル保湿剤はH2O2製剤の約15〜40重量%な占める
本発明の水性H2O2ゲル製剤中の他の本質的な成分は
H2O2と相溶性であり、過酸化物安定性である非イオ
ン界面活性剤である。非イオン界面活性剤は可溶化剤1
分散剤、乳化剤および湿潤剤として役立ち、フレーバー
を可溶化するのに特に効果的である。特に有用な非イオ
ン界面活性剤はTween  の商標で知られる、ソル
ビトールトC1o〜C+s脂肪酸との水溶性ポリオキシ
エチレンモノエステルである。ツイーン界面活性剤はソ
ルビトール(およびソルビトール無水物)のC10−C
]8脂肪酸エステルの混合物であり、主としてエチレン
オキシド約10〜60モル、好ましくは約20モルと縮
合したモノエステルから成る。脂肪酸(脂肪族炭化水素
モノカルボン酸)は飽和または不飽和であり1例えばラ
ウリン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、オレイン酸で
ある。ポリソルベート20(例えばツイーン20)が特
に好ましい、こ7tは−4にポリオキシエチレン(20
)ソルビタンモノラウレートと呼ばtている。非イオン
界面活性剤はゲル組成物の約0.5〜50重量%、好ま
しくは05〜6重量%をなす。
本発明は水性H2O2ゲル歯磨き剤のさらに他の本質的
な成分は、過酸化水素と相溶性であり安定であるフレー
バーの調味有効量である。フレーバー成分は約05〜2
重量%をなす。適当な調味成分は調味油例えばオランダ
ハツカ油、ハツカ油、冬緑油、サツサフラス油、クロー
ブ油、セージ油、ユーカリ油、マヨラナ油、シナモン、
サリチル酸メチルおよびメントールである。
甘味料を調味料を補充するものとして用いることも好ま
しい。適当な甘味料は水溶性であり、サッカリンナトリ
ウム、ナトリウムシクラメート。
キシリトール、ペリラルチン、D−)リブトファン、ア
スパルターメ、ジヒドロチャルコン等の約001〜1.
0 重量%濃度である。サッカリンナトリウムが最も好
まし℃・。
本発明のH202ゲル歯磨き剤のpHは約4.5〜乙の
範囲である。製造し1こ組成物のpHは例えばリン酸ま
たはクエン酸のような適当な酸によって。
一般に約5.0〜6.0に調節する、pHは12週間促
進老化後に約4.5に低下する。この酸性pHが本発明
のゲル製剤に大きな安定性を与え、pHが低げれば低い
ほど、安定性は大きくなる。
本発明の過酸化水素ゲル歯磨き剤は、例えば着色剤また
は白化剤、または安息香酸ナトリウムのような保存剤を
、これらが最終製剤の化学的およびコスメテイック的(
物理的)安定性を妨げないかぎり、5重量%までの、好
ましくは1重量%までの最少量で含むことができる。
非イオン界面活性剤、ポリエチレングリコール保湿剤、
ポリオキシエチレン/ポリオキシプロピレンブロックコ
ポリマー(フルロニック)ゲル化剤、甘味料およびフレ
ーバーの成分の特定の組合せを用いろことのみによって
、改良された味を有するコスメテイック的および化学的
に安定な水性過酸化水素ゲル歯磨き削欠製造できること
が判明した。
約32〜32.5℃ の温度に加熱し1こ一定量の水、
好ましくは脱イオン水(最少の汚染さえも阻止するため
に)中に過酸化水素、サッカリンおよびプルロニックゲ
ル化剤を溶解し、例えばロスミキサー(R,oss M
ixer)のような適当なミキサー中で、ゲルが形成す
わるまで、約60分間真空・下で混合することによって
1本発明の硬い、安定な過酸化水素ゲルを製造すること
ができる。フレーバー、非イオン界面活性剤およびポリ
エチレングリコールをゲルに加えて、真空下でさらに約
15〜60分間混合する。硬く、透明で、均質かつ安定
なゲル歯磨き剤が得られ、これは必要に応じて、リン酸
ま1こはクエン酸によって約5〜乙のp Hに酸性化す
ることができる。最終生成物は例えばプラスチックもし
くは金属管のような、過酸化水素と適合する適当な容器
中に、または炭酸水素塩歯磨き剤と共に三区画容器もし
くはキット中に包装することができる。この方法は迅速
で簡単な製造方法であるので、好ましい製造方法である
本発明の過酸化水素デンタルゲルの他の製造方法は、約
4〜10℃に冷却した一定量の水中にプルロニックゲル
化剤を溶解する;次に形成された水相に過酸化水素とサ
ッカリンを加え、こ扛とは別にフレーバー乞少量の水中
で非イオン界面活性剤によって乳化してエマルジョンを
形成する:保湿剤と上記エマルジョンをプルロニック水
相て加え、透明で均質なゲルが形成されるまで真空下で
混合する段階を含む。
最終生成物は硬いゼリー状稠度7有するゲルと表現する
ことのできる。噛むとザクザクと音のする硬いゲルであ
る;すなわち、前記ゲルをジャー型容器に入れ、前記容
器の側面を軽<り定<と、ゲルは振動するがその元の形
状を保持する。本発明のデンタルゲル製剤は歯磨き剤で
あり、読口水ではなく、歯磨き時のみに口腔内で溶解す
る。
口腔衛生を助長するための本発明の実施では、本発明に
よるゲル歯磨き剤は少なくとも1日に1回60〜90秒
間歯なブラッシングすることによって、歯のエナメルに
規則的に塗布する。
次の実施例によって本発明の性質をさらに詳しく説明す
るが、本発明がこれらの実施例に限定さねないことは埋
l?JVされよう。本発明力組成物は通常のやり方で製
造される1発明の詳細な説明および特許請求の範囲に記
載する量および割合は全て。
他に指示しないかぎり1重量によるものである。
脱イオン水             42.10プル
ロニツクF127         25.0[]Na
サッカリン            0.20H202
(60%水醍液)(6%A、1.)  10.00ポリ
エチレングリコール(分子量600)15.00脱イオ
ン水              5.00ツイーン2
0*                 1.20フレ
ーバー             1.50pH6,5 *ポリオキシエチレン(20)ソルビタンモノラウレー
ト 所定量の脱イオン水を約ろ22°Cに加熱し、サッカリ
ンおよび過酸化水素と共に混合し、ロス・ミキサー中に
入れ1表面をプルロニック化合物で完全に覆℃・、真空
下で速度乙において%時間攪拌する。ツイーンとフレー
バーと5%脱イオン水との混合物およびポリエチレング
リコールをロス・ミキサー中の水相に加え、真空下速度
乙において約15〜25分間混合する。pH6,5’に
有する透明で均質な硬いゲルが得られ、これを10%リ
ン酸ま二はクエン酸によってpI−I5〜6に調節する
。フレーバー、色、外観、味およびペルオキシ含量に関
してすぐれた貯蔵安定性火有する安定な硬いゲルが得ら
れる。
12週間の促進老化後に、pHは約4゜5に低下する。
データは活性酸素の損失が10%未満であることを示し
ている。この製剤は最初、2.9%の活性酸素を有する
が、466℃における9週間老化後も、2.8%の活性
酸素を有する。
脱イオン水             48.50プル
ロニツクF127         20.O[]Na
サッカリン            0.20H202
(35%水溶液)(3,01%A、1.)  8.(S
ポリエチレングリコール(分子量600)  15.0
0脱イオン水              5.00ツ
イーン20             1.20フレー
バー               1.50実施例1
に述べた。同じ方法によって、デンタル過酸化水素ゲル
製剤を製造する。得られた生成物もすぐn7C貯蔵安定
性を示し、安定で硬い透明ゲルの形状である。
実施例6 ポリエチレングリコール(分子量600 ) (7’)
代りにポリエチレングリコール(分子量400 ) ’
f用いる点以外は、実施例2ケくり返す。最終生成物も
歯肉炎関連細菌に対して等しく有効であり、fぐれた化
学的およびコスメテイック的安定性ケも有てる。この生
成物は最初276%の活性酸素を有し、4ろろ°Cでの
9週間の老化後にも2.59%の活性酸素を有する。
実施例4 サッカリンナトリウムを省略し、脱イオン水含量を48
.7%に高めろ点以外は、実施例2をくり返す。サッカ
リンナトリウムの省略は最終の過酸化水素デンタルゲル
に不利な影響を与えなかった。
実施例5 プルロニックP127’&25%ではなく18%用℃・
、水分含量Y49.10%に高める点以外は、実施例1
をくり返す。得られた生成物は実施例1と同様にすぐれ
た化学的およびコメメテイ、ツク的安定性ケ有する。
本発明を好ましい実施態様に関連して説明してきたが、
当業者に明白な、本発明の種々の改良および変更も本出
願の精神と範囲および特許請求の範囲内に含まれること
になる。
手続補正書 1、事件の表示 昭和63年特許願第95352号 2、発明の名称 水性過酸化水素デンタルゲル 3、補正をする者 事件との関係  特許出願人 住所 名 称  コルゲート・パーモリブ・カンパニー新大手
町ビル 206区 タイプ印書により浄書した明細書 5″1氏の通り(肖 刀細書の内容Iは変更J’=L)
    6■56、補正の内容

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)過酸化水素約1.5〜3.5重量%;固体フレー
    ク状または粉末状ポリオキシエチレンポリオキシプロピ
    レンブロックコポリマーゲル化剤約18〜25重量%;
    ポリエチレングリコール保湿剤約15〜40重量%、非
    イオン界面活性剤およびフレーバーを含み、約4.5〜
    6.0の酸性pHを有する、安定な水性過酸化水素デン
    タルゲル。
  2. (2)過酸化水素と前記ブロックコポリマーゲル化剤を
    、約90°F(32.2℃)に加熱した配合量の水中に
    溶解して、真空下で約30分間混合してゲルを形成する
    ;ポリエチレングリコール、フレーバーおよび非イオン
    界面活性剤を前記ゲルに加えて、真空下で約15〜60
    分間、透明で均質な硬いゲルが得られるまで混合するこ
    とから成る請求項1で定義した過酸化水素デンタルゲル
    の製造方法。
  3. (3)甘味料を含む請求項1記載のデンタルゲル。
  4. (4)甘味料がサッカリンナトリウムである請求項6記
    載のデンタルゲル。
  5. (5)ゲル化剤が固体のポリオキシエチレンポリオキシ
    プロピレンコポリマーであり、前記コポリマーのポリオ
    キシプロピレン疎水性成分が約2250〜4000の分
    子量を有し、親水性ポリオキシエチレン成分がコポリマ
    ーの約70〜80%をなす請求項1記載のデンタルゲル
  6. (6)ゲル化剤が組成物の約18〜19重量%をなす請
    求項5記載のデンタルゲル。
  7. (7)ポリエチレングリコール保湿剤が約200〜10
    00の平均分子量を有する請求項1記載のデンタルゲル
  8. (8)ポリエチレングリコールが約400〜600の平
    均分子量を有する請求項7記載のデンタルゲル。
  9. (9)非イオン界面活性剤が約0.5〜5重量%をなす
    請求項1記載のデンタルゲル。
  10. (10)非イオン界面活性剤がソルビトールとC_1_
    0−C_1_8脂肪酸とのポリオキシエチレンモノエス
    テルである請求項9記載のデンタルゲル。
  11. (11)水性含量が脱イオン水約30〜60重量%であ
    る請求項1記載のデンタルゲル。
  12. (12)非イオン界面活性剤が約0.5〜2重量%をな
    し、フレーバー含量が約0.5〜2重量%である請求項
    12記載のデンタルゲル。
  13. (13)非イオン界面活性剤がポリエチレン(20)ソ
    ルビタンモノラウレートである請求項10記載のデンタ
    ルゲル。
  14. (14)ゲル化剤の疎水性成分が4000の分子量を有
    し、親水性成分がコポリマーの80重量%をなす請求項
    5記載のデンタルゲル。
  15. (15)過酸化水素、サッカリンナトリウムおよびコポ
    リマーゲル化剤を、約32〜32.5℃に加熱した脱イ
    オン水の配合量中に溶解し、真空下で約30分間混合し
    てゲルを形成する;前記ゲルにポリエチレングリコール
    、フレーバーおよび非イオン界面活性剤を加えて、透明
    で均質な硬いゲルが得られるまで真空下で約15〜30
    分間混合することから成る請求項2で定義した過酸化水
    素ゲルの製造方法。
JP63-95352A 1987-04-17 1988-04-18 水性過酸化水素デンタルゲル Pending JPH013112A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US40439 1987-04-17
US07/040,439 US4839156A (en) 1987-04-17 1987-04-17 Stable hydrogen peroxide dental gel

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS643112A JPS643112A (en) 1989-01-06
JPH013112A true JPH013112A (ja) 1989-01-06

Family

ID=

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0288420B1 (en) Stable hydrogen peroxide dental gel
US4788052A (en) Stable hydrogen peroxide dental gel containing fumed silicas
US4839157A (en) Stable hydrogen peroxide dental gel containing fumed silicas
US5171564A (en) Aqueous tooth whitening dentifrice
US5256402A (en) Abrasive tooth whitening dentifrice of improved stability
US5401495A (en) Teeth whitener
US5632972A (en) Method for treating gingival and periodontal tissues
US4891211A (en) Stable hydrogen peroxide-releasing dentifice
US5597554A (en) Oral hygiene system
TWI355278B (en) Non-aqueous liquid tooth whitening composition
US6447757B1 (en) Teeth whitening composition with increased bleaching efficiency and storage stability
JP3490725B2 (ja) 研磨歯磨き剤組成物
US20060198797A1 (en) Stand-alone or enhancer composition for oral care
US7833539B2 (en) Tooth whitening hydrogels
GB2154139A (en) Local oral germicide containing hydrogen peroxide
JPH04217909A (ja) 口腔衛生用組成物
WO2006057857A2 (en) Compositions and methods for whitening, mineralizing and/or fluoridating calcified tissues
US5855871A (en) Effervescent two component bicarbonate and acid containing dentifrice
CN104853811A (zh) 受控递送的增白组合物
TW201609165A (zh) 用於口腔護理組成物之氧化系統
CN111616971B (zh) 一种稳态活性氧络合物及口腔护理产品
JPH013112A (ja) 水性過酸化水素デンタルゲル
JPH10245328A (ja) 粉状歯磨組成物
CA3213370A1 (en) Oral care compositions
JPH1143424A (ja) 粉状歯磨剤組成物