JPH01308218A - 毛染め相成物 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は天然の繊維を黒くするそして特にヒトの毛髪を
黒くするために有用である組成物、このような毛髪を黒
くする方法及び黒くする組成物を含むキットに関する０ 〔従来の技術〕 天然の繊維例えばヒトの毛髪は、着色の必要な持続時間
に応じて、種々のやり方で染められる。

−時的な着色は、染料として大分子量の化合物を用いて
達成され、そのため化合物の分子は毛髪の毛皮質に浸透
できない。半永久的な着色は、染料として低分子量の化
合物例えば直接染料を用いて行われ、それらは毛髪のケ
ラチンに良好な親和性を有しそして毛皮質に浸透できる
。直接染料は、名前が示すように、次の転換の必要なし
に毛髪に直接適用される。永久的な着色は、酸化染料の
使用により達成される。これらは無色の中間体であり、
それらは毛髪上で、一般に酸化（はとんど常に過酸化水
素により行われる）、次にカップリング及び次の酸化を
含む一連の化学反応（より転換されて、その場で所望の
色を生成する。明らかに、このような方法は複雑であり
そして時間がかがりさらに通常プロフェッショナルなヘ
アドレッサーにより行われる。永久的な着色が毛染めマ
ーケットの最大の部分を形成する。

重要な消費者の要求が、家庭で使用され、灰色／白色罠
なってきた又は赤くなってきた毛髪を黒色に保つ都合の
良い製品について存在する。後者は、黒色の毛髪を太陽
光てさらした結果として生ずる。黒色は直接染料では満
足して達成できず、酸化染料は前述の不利益をうける。

しかし毛髪の黒色の着色は、鉄塩と有機化合物（鉄イオ
ンと反応して黒色のコンプレックスを形成する能力を有
する）との反応により形成される黒色の鉄コンプレック
スを含む溶液の適用により達成される。達成された色は
、持続性でしかも洗滌の繰返しに抵抗する（日本特許公
開第６０−２０９５１３号公報）。従って永久的な黒色
の着色は、酸化染料により可能なよりもさらに簡単且好
都合に達成できる。鉄コンプレックスの吸尽は、試薬例
えばＬ−システィンにより毛髪に浸透することにより改
善されて、次に加えられる黒色の鉄−ポリヒドロキシフ
ェノールコンプレックスの吸尽に毛髪繊維を「活性化」
する（日本特許公開第５３−１４８５４８号公報）。別
のアプローチは、希アルカリ溶液による予備処理段階次
に鉄（ＩＩ）塩の分離溶液及びタンニン酸の分離溶液に
よる処理を含む。これらは連続して毛髪に適用され、そ
の場で黒色を発生する（日本特許公開第 ４９−０３６８３８号公報）。

しかしこのような処方は、消費者へのアピールに欠けて
いる。それは多くの消費者は買うことを嫌がり、そして
次に毛染メ製品それ自体を用いることを嫌がる。その上
、多くの場合において製品は必ず色が黒くそれ故買うこ
とそして使うことに余り魅力的でない。

〔発明の概要〕

従来の処方の不利を克服又は少くとも緩和するのが本発
明の目的である。

これらの不利は、−緒に組合わさって黒色を形成する試
薬を二つの成分のシャンプーをベースにしたヘアケア製
品に混入することにより、全部又は部分的に克服できる
ことが分った。

従って本発明は （１）シャンプー洗浄剤の基剤及び少くとも１種の金属
塩を含む第一の成分；及び （ＩＩ）前記の金属イオンと混合したときに黒色のコン
プレックスの形成の結果として使用時に変色する少くと
も１種の有機化合物及びヘアシャンプー、コンディショ
ナー、トニック、クリーム、スタイリング・ゲル又はム
ースとして用い水のに適した基剤を含む第二の成分から
なる毛を黒く染めるための組成物を提供する。

本発明により提供される利点は、消費者が買うことにさ
らに魅力を感じる生成物を用いて、通常の洗髪及び毛髪
の手入れの間中、簡単且好都合なやり方で、専問家の助
けに頼るととカ＜、消費者により毛髪めが個人的に行わ
れることである。最後の黒色が最初にそのいずれの成分
になく、それにより消費者にアピールすることは理解さ
れよう。

本発明による組成物の最初の適用が毛髪に早い黒色を与
える一方、黒色の度合は組成物の連続した適用により終
点に向って次第に増加する。従って消費者は行われる黒
色の度合をコントロールすることができる。黒色は半永
久的な性質なため、所望の黒色が達成されれば、消費者
はそのレベルを維持することができそして又組成物の適
用の度合が少いため、自然の毛髪の生長を補うことがで
きる。さらに、そしてもし消費者がそのように望むなら
ば、着色は毛髪の通常のシャンプーの繰返しにより結局
完全に元に戻る。

本発明の組成物のシャンプー成分において、金属塩の金
属は毒性掌上許容できそして有機分子により黒色のコン
プレックスを形成するだろう。このような金属の例は、
アルミニウム、ガリウム、インジウム、鉛及び遷移金属
を含む。好ましくは遷移金属は、鉄、クロム、銅、銀、
マンガン、コバルト及び亜鉛よりなる群から選ばれる。

好ましくは金属は鉄特に酸化状態の鉄（肋の鉄である。

鉄（Ｉｆ）塩が特に処方の容易さのため好ましいが、適
用に当って鉄（［１）への酸化は容易なプロセスである
。

好適雇金属塩は・・ロゲン化物、硫酸塩、硝酸塩、過塩
酸塩、酢酸塩、燐酸塩及びくえん酸塩を含む。

金属塩は又混合塩例えば鉄（ｎ）アンモニウムサルフェ
ートの形で存在できる。

ヘアクア製品に用いられるのに好適なシャンプー洗浄剤
ベースは、主な成分としてアニオン性界面活性剤を含む
。本発明の組成物に用いられるのに好適なアニオン性界
面活性剤は、アルキルサルフェート、アルキルスルホネ
ート、オレフィンスルホネート、アルキルベンゼンスル
ホネート、スルホサクシネートヘミ・エステル及び脂肪
酸サルコシネートを含む。これらの種類の普通に用いら
れる洗浄剤はＣＩＯ”　Ｃｌ１ｌアルキルスルフエート
である。これら洗浄剤は一般にそれらのナトリウム、”
カリウム、マグネシウム、アンモニウム又はモノ−、ジ
ー゛又はトリーエタノールアミン塩の形で用いられる。

これらの洗浄剤の例は、ナトリウムラウリルサルフェー
ト、マグネシウムラウリルサルフェート、アンモニウム
ラウリルサルフェート及びモノ−、ジー及びトリーエタ
ノールアミンラウリルサルフェートである。

シャンプー洗浄剤ベースは本発明の組成物のシャンプー
成分中にＯｌ、１〜８０重！チそし、て好ましくは５〜
６０重量％（シャンプー成分に基づく）、存在すること
ができる。

シャンプー洗浄剤ベースは各クリーニング、コ、ンデイ
ショニング及び発泡性を改変するためにアニオン性、非
イオン性、両性又はカチオン性の１種以上の他の界面活
性剤を含むことができる。後者の性質は好ましくはベタ
イン形の両性界面活性剤例えば（長鎖アルキル）ベタイ
ン又は（長鎖アルキル）アミドアルキルベタインをシャ
ンプー洗浄剤ベースに含ませることにより達成される。

特に好ましいのは一ン゛ヤンプー成分の０．１〜２０重
量％の量で存在するコカミドアルキルベクイン例えばコ
カミドプロピルベタインである。

金属イオンが鉄（ＩＩ）のとき両性界面活性剤の存在が
シャンプー成分の貯蔵安定性を改善することが分った゛
。

本発明の組成物のシャンプー成分は透明、不透明又はパ
ール状液体又はゲル構造であることができる。

本発明の組成物のシャンプー成分は少量の抗酸化剤及び
金属イーン封鎖剤を含んで、シャンプー洗浄剤ベース中
の金、属イオンを安定化し、例えばジナトリウムニブテ
ート、ナトリウムサルファイド、チオ尿素、硫酸銅及び
ビタミンＥアセテートがある。

本発明の組成物のシャンプー成分は又少量の他の成分（
普通にシャンプーに用いられる）例えば粘度調節剤、乳
白剤、香料、着色剤、保存料、蛋白はｐＨ！Ｉｌｉ！節
削（ｐＨは好ましくは４〜１ｏの範囲さらに好ましくは
４．５〜８の範囲にある）を含むことができる。

本発明の組成物のシャンプー成分は、 （ａ）１〜９９°の温度でフオームブースターと洗浄剤
ベースとを任意に混合し、 （ｂ）　　水に任意に予め溶解しておいてもよい金属塩
とシャンプーベースとを混合し、 （ｃ）　　そして組成物の田を４〜１０の範囲好ましく
は４．５〜８の範囲内に調節する ことにより製造できる。

他の少量の成分は工稈の任意の都合の良い段階好ましく
は最終のｐＨ調節前に加えることができる。

第二の成分において、好適な金属リガンドの例はオルト
置換フェノール、芳香族アミン及びメラニンのプレカー
サーを含む。

オルト置換フェノールの例は、ザＶ・チルアルデヒド、
サダチル酸及びオルトジヒドロキシベンゼン！　導体例
えばカテコール、ピロカテコール、ホモカテコール、Ｐ
−ｔ−ブチルカテコール、ピロガロール、没食子酸又は
そのエステル、タンニン酸、２，４ｔ５−　）リヒドロ
キシトルエン、１，２−ジヒドロキシナフタレン、２，
３−ジヒドロキシナフタレン、ハーホロカリン、３，４
−ジヒドロキシベンズアルデヒド、２．３〜ジヒドロキ
シ安、１香酸。

３．４−ジヒドロキシ安息香酸、カフェイン酸、１−　
（３ｅ４−　ジヒドロキシフェニル）−２−アミンエタ
ノール、２，３−ジヒドロキシナフタレン−６−スルホ
ン酸、ドーパミン、６−ヒドロキシドーパミン、５，６
−インドール−２−カルボン酸メチルエステル、３．４
−ジヒドロキシシンナミン酸、３．４−ジヒドロキシフ
ェニル酢酸、３，４−ジヒドロキシフェニルエタノール
、３．４−ジヒドロキシフェニルエチレングリコール及
ヒフロログルシノールを含む。

芳香族アミンの例はフェニル又はトタレイルアミンヲ含
−’ｈ、　任ｉＫにヒ１７’ロキシル、アルコキシ、ア
ミン又はアルキルアミノから選ばれる１〜３個の基によ
り置換されていてもよい。

メラニンのプレカーサーの例はチロシン及びＤＬ−β−
（３，４−ジヒドロキシフェニル）アラニン及び５，６
−シヒドロキシインドールを含む。

好ましくは金属リガンドは、オルトジヒドロキシヘンセ
ン化合物特にカテコール、ピロガロール、没食子酸又は
そのエステル又はタンニン酸又はその混合物である。

没食子酸の好適なエステルは０１〜６アルキルエステル
例えばプロピルを含む。

金属リガンドは、要求される黒色の正確なシェードに応
じて、それ自体又は他の金属リガンドとの組合せで用い
られる。

金属リガンド又はもしりガントの混合物を用いるならば
それぞれの個々のものは１組成物の０．１〜１０重量％
好ましくは０．１〜５重量饅で本発明の組成物の第二の
成分に存在する。

金属リガンドは、任意の種類の処方（毛髪がシャンプー
されそしてリンスされた後に好都合に用イラレる）例え
ばヘアシャンプー、ヘアコンディショナー、ヘアトニッ
ク、ヘアクリーム、ヘアスプレィ、ヘアスタイリングム
ース又はゲルに混入されて、本発明の組成物の第二の成
分を形成する。

第二の成分がヘアシャンプーのとき、それは、第一の成
分即ちシャンプー成分について用いられるのと同一の一
般的な性質を有するが、第一の成分と同一か又はそうで
ないシャンプー洗浄剤ペースを含む。

第二の成分がヘアコンディショナーのとき、それはカチ
オン性界面活性剤又は有機官能性シリコーン化合物であ
る少くとも１種の界面活性剤を含む。

カチオン性界面活性剤の好ましい例は式（１）〔式中Ｘ
はアニオン好ましくは）・ライド（％にりロリド）、メ
チルスルフェート又はエタノエートであり； Ｒ１及びＲ２はそれぞれ炭素原子数１〜３のアルキル又
はヒドロキシ置換アルキルであす；Ｒ３は水素、炭素原
子数１〜３のアルキル、ベンジル、１０個以内のエチレ
ンオキシド単位を含むポリエトキシ又はポリプロポキシ
部分、アルコキシプロピル又はヒドロキシ置換アルコキ
シプロピル（ここでアルコキシ部分は１２〜２０個の炭
素原子を含む）、１２〜２０個の原子のアルキル又はア
ルキルアミドプロピル（ここでアルキル部分は１２〜２
０個の炭素原子を含む）であり；そして Ｒ４は１２〜２０個の炭素原子のアルキル、１０個以内
のエチレンオキシド単位を含むポリエトキシ又はポリプ
ロポキシ部分、酢酸アルキル（ここでアルキル部分は１
２〜２０個の炭素原子を含む）又はアルキルアミドプロ
ピル（ここでアルキル部分は１２〜加個の炭素原子を含
む）である〕 の第四級アンモニウム化合物； 第四級グアガム誘導体；第四級セルロース誘導体、トリ
エタノールアンモニウム基で停止したポリイオネンのポ
リハライド塩；グルコン酸の第四級誘導体；第四級オレ
イルアミンエステル；ポリグリコールとポリアミンとの
縮合により形成された合成重合体；ビニルピロリドン単
位とジメチルアミンエチルメタクリレート単位とを組合
わすことにより形成された重合体及びジメチルジアリル
アンモニウムクロリドのホモポリマーを含む、特に有用
な第四級アンモニウム化合物は次のものを含む。

ステアリルジメチルベンジルアンモニウムクロリド、 セチルトリメチルアンモニウムプロミド、ジステアリル
ジメチルアンモニウムクロリド、ジ（水素化タロウ）ジ
メチルアンモニウムクロリド、 ビス（２−ヒドロキシエチル）タロウアンモニウムエタ
ノエート、 ステアルアミドプロピルジメチル（ミリスチルアセテー
ト）アンモニウムクロリド。

有機官能性シリコーンの好ましい例は一般式％式％ それぞれ０１〜６アルキル又は−ＯＨであり、Ｒは０１
〜３アルキレンでありそしてｍ及びｎはそれぞれ１′〜
１００の整数である） のシア゛ミノ官能性シリコーンであるか、又は式（Ｉｌ
ｌ） （式中Ｒ’　　はＣ１〜８アルキル又はアルケニル好ま
しくはメチルであり；Ｒ２はＣ］〜８アルキレン又は０
１〜８アルキレンオキシであす：Ｑ−はハライドイオン
好ましくはクロリドであり；そしてｍ及びｎはそれぞれ
１〜１００の整数である）の（β−ヒドロキシアンモニ
ウム）　官能性シリコーンであるか、 又は両性シリコーンである。

式（ＩＩ）の特に好ましい一化合物はアモジメチコーン
（式中Ｘ及びＹが−ＯＨでありＲが−（”ＣＨ２）！−
である〕そしてトリメチルシリルアモジメ□チコーンＣ
式中Ｘ及びＹが−ＣＨａでありＲが−（ＣＨｔ　）　ｓ
−である）である。

アモジメチコーン（Ａｍｏｄｉｍｅｔｈｉｃｏｎｅ　）
は、ポリオキシエチレン（１０１ノニルフェニルニーテ
ルト組合わさッテ、−「ダウ、’＝＋−＝’ｙグ（Ｄｏ
ｗ　Ｃｏｒｎｉｎｇ’　）９２９エマルシヨン」として
ダウ、コーニンクカラ売うれており、一方ポリオキシエ
チレン００）ノニルフェニルエーテル及びタロウトリモ
ニウムクロリドと組合わさって「ダウ、コーニング９２
９カチオニック、エマルション」としてタウ、コーニン
グから売られている。

トリメチルシリルアモジメチコーンは、オクトキシノー
ル４０及びインラウレス−６と組合わさって、「ダウ、
コーニングＱ２−７２２４Ｊとしてダ゛つ、コーニング
から売られている。

式（ＩＩＩ）の特に好ましい化合物は、商標名アビル（
Ａｂｉｌ　）　Ｂ　９９０６の下でゴールドシュミット
（Ｇｏｌｄ−ｓｃｈｍｉｄｔ　）により製造されている
。

両性有機官能基シリコーンの好ましい例はポリシロキサ
ンポリオルガノベタイン共重合体であり、市販されてい
る例は商標名アビルＢ　９９５０の下でゴールドシュミ
ットにより製造されている。

コンディショナー成分中の全界面活性剤はコンディショ
ナーの０．１〜２０重量％そして好ましくは０゜１〜１
０重量％の量でその成分中に存在できる。

本発明の組成物のコンディショナー成分は、又少量の他
の成分（普通にコンディショナーに用いられる）例えば
シックナー、沈でん防止剤、金属イオン封鎖剤、保存料
、香料、グリコールを含むことができる。コンディショ
ナーベースは、任意に少量の削例えばチオ尿素を含んで
組成物を安定化させてもよい。

コンディショナーは液体媒体好ましくは水を含むことが
できる。

本発明の組成物のコンディショナー成分は、（ａ）　　
任意に液体媒体中にシックナーを溶解し、もし必要なら
ば３０〜９０℃に加熱して溶解を行い、（ｂ）　　外界
温度又はやや高い温度で液体媒体と界面活性剤とを混合
し、 （ｃ）　　金属リガンド（任意に適当々溶媒好ましくは
グリコール例えばグリセリン又はプロピレングリコール
中に予め分散、懸濁又は溶解させておいてもよい）と液
体媒体とを混合し、 （ω　そして組成物のｐＨを３〜１０好ましくは５〜８
の範囲内に調節する ことにより製造できる。

他のトイレタリーの添加物が方法中の任意の好都合な段
階好ましくは最終の圀調節前に加えることができる。

第二の成分がヘアスプレィ例えばエロゾルヘアスプレイ
のとき、それは適当な溶媒中に溶解した樹脂材料を含む
。

毛髪保持樹脂は、毛髪をその場に保持するためのエロゾ
ルヘアスプレイ処方に好都合に用いられるものの任意の
ものである。

例はビニルピロリドン／酢酸ビニル、酢酸ビニル／クロ
トン酸及びビニルメチルエーテルのブチル半エステル／
無水マレイン酸の共重合体を含む。

他の例はジメチルヒダントイン／ホルムアルデヒド及び
ビニルピロリドンのホモポリマー；ターポリマー例えば
酢酸ビニル／クロトン酸／ビニルネオデカノエートター
ポリマー：及びアクリル樹脂例えばオクチルアクリルア
ミド／アクリレート／ブチルアミノ−エチルメタクリレ
ート重合体及びアクリレート／アクリルアミド共重合体
を含む。

処方中の樹脂の割合は好ましくは処方の０．５〜１０重
量％である。

溶媒系は樹脂ヘアスプレィ処方中に好都合に用いられる
ものの中の任意のものであるが、好ましくはＣ１〜６ア
ルカノール適当にはエタノールを含む。溶媒の割合は処
方の樹脂含量に応じて変化するが、好ましくは処方の２
０〜９０重量％である。所望ならば、処方は又従来の可
塑化材料例えばジメチコーン又はジメチコーンコポリオ
ール例えばダウ、コーニング１９０　又は１９３　（ダ
ウ。コーニングコーボレイション製）又はシクロメチコ
ーン例工ばダウコーニング３４４又は３４５（ダウ、コ
ーニング、コーポレーション製）を含むことができる。

さらに処方は推進薬例えばフルオロカーボン又は炭化水
素の混合物を含みそして加圧デイスペンサー中にパック
されよう。

第二の成分がセツティング、ローション又はスタイリン
グ、ゲルのとき、それは適当な溶媒中に溶解された樹脂
材料を含む。樹脂はセツティング。

ローション又はスタイリング、ゲルに従来用いられてい
るものの中の任意のもの例えばポリビニルピロリドン、
ビニルピロリドン／酢酸ビニル又はクロトン酸／酢酸ビ
ニル又はアルキルビニルエーテル又はエステル／マレイ
ン酸ヘミエステルの共重合体である。溶媒は水・アルコ
ール溶液でありそして所望ならば樹脂用の従来の可塑剤
も又含むことができる。

第二の成分がヘアクリームのとき、それはブリリアンチ
ン又は油中水又は水中油のエマルションを含みそれらは
ヘアクリーム処方に従来用いられている。油中水エマル
ションは、油例えば鉱油と組合わさって、水酸化カルシ
ウム（石入水の形で用いられる）と脂肪酸例えば蜂みつ
ワックス又はパラフィンワックスとの混合物を用すて従
来通りに製造される。

好ましくは第二の成分はヘアコンディショナーとして用
いられるのに適したベースを含む。

本発明は又ヒトの毛髪を黒色に染めるためのマルチコン
パートメント装置又はキットを提供し、それは第一のコ
ンパートメントに、シャンプー成分（＃記したよりなも
の）を含み、第二のコンパートメントに、少くとも１種
の金属リガンド（前記したよりなもの）及びヘアコンデ
ィショナー、トニック、クリーム、スタイリング、ゲル
又はムースとして用いるのて適したベースを含む組成物
を含む。

本発明はさらに有効量の本発明の組成物の二つの成分を
毛髪に適用し、第一の成分を初めに適用し、次に洗い流
しそして第二の成分を次に適用し次に放置するか又は洗
い流すことよりなる毛髪を処理する方法を提供する。

第二の成分が洗い流されるとき、達成される黒色の度合
は、第二の成分の添加とリンスによる次の除去との間の
時間の間隔を長くすることによりコントロールできる。

〔実施例〕

本発明の組成物は下記の実施例により説明されるだろう
。

実施例１ シャンプー／コンディショナー Ａ、シャンプー チ　ｗ／ｗ ナトリウムラウリルサルフエー）　　　　　　　　４０
．００コカミドプロピルベタイン　　　　　　　　　　
１０．００鉄（ＩＩ）アンモニウムサルフェート　　　
　　　　　１．００硫酸銅　　　　　　　　　　　　　
　０．２０チオ尿素　　　　　　　　　　　　　０．１
０ジナトリウムエデテート　　　　　　　　　　　　０
．１０香料　　　　　　　　　　　　　　　０．５０塩
化ナトリウム　　　　　　　　　　９．５０水を加えて
　　　　　　　　　　　１００．００％Ｂ、コンディシ
ョナー ％ｗ／ｗ ＩＩＩｔコール（Ｅｍｃｏｌ　）　ＣＣ９０、３ヒドロ
キシプロピルグアガム　　　　　　　　　０．９０タン
ニン酸　　　　　　　　　　　００５０カテコール　　
　　　　　　　　　　０．５０チオ尿素　　　　　　　
　　　　　　０゜１０ジナトリウムエデテー）　　　　
　　　　　　　　０．１０グリセリン　　　　　　　　
　　４．５０香料　　　　　　　　　　　　　　０．５
０にケイソーンＣ，Ｇ。　　　　　　　　０．１０脱イ
オン水を加えて　　　　　　　　　　　ｉｏｏ、ｏｏｓ
とする蛤ケイソーンＣ，Ｇ、は、５−クロロ−２−メチ
ル−４−インチアゾリン−３−オン、２−メチル−４−
インチアゾリン−３−オン、塩化マグネシウム及び硝酸
マグネシウムの水溶液である。

ｋｋエムコールＣＣ９はポリオキシプロピレン（９）メ
チルジエチルアンモニウムクロリドである。

ダウ。コーニング９２９カチオニツクエマルシヨンはア
モジメチコーン、タロウトリモニウムクロリド及ヒポリ
オキシエチレン（１０）ノニルフェニルエーテルの組合
せ（ダウ、コーニング製）である。

テスト法 シャンプー及びコンディショナーは通常の順序で毛髪に
順次適用されるとき着色又は黒色の効果が認められた。

順次の適用は効果を増大する。

（ａ）　　初め９０チグレイであった毛髪に適用したと
き、非常に黒い着色が７回の適用後に達成された。

（ｂ）　　初め７５％黒色／２５チグレイであった毛髪
に適用されたとき、グレイの毛髪はを景の色と混り、次
にを景の色から区別できなくなった。

実施例２ シャン７’−／コンディショナー Ａシャンプー ％　ｗ／ｗ マグネシウムラウリルサルフェート　　　　　　４０．
００コカミドプロピルベタイン　　　　　　　　　　１
０．００井ケイソーンＣ，Ｇ、　　　　　　　　　　　
　　　　０　、１０ジナトリウムエデテート　　　　　
　　　　　　　０．３０鉄（ＩＩ）アンモニウムサルフ
ｘ−）１．００アスコルビン酸　　　　　　　　　　０
．１０尿素　　　　　　　　　　　　　　　０．１０ア
ンモニア溶液（０，２８チ溶液）　　　　　　　　　０
．７５ヘキシレングリコール　　　　　　　　　　　　
　２．３０香料　　　　　　　　　　　　　　適量脱イ
オン水を加えて　　　　　　　１００．００％とするＢ
コンディショナー ％ｗ／ｗ ヒドロキシプロピルグアガム　　　　　　　　　　０．
９０ダウ、コーニング９２９カチオニツク エマルシヨン　　　　　　　　　　　　　　　　　３．
００井（エムコールＣＣ９０゜３０ 井ケイソーンＣ，Ｇ、　　　　　　　　　　　　　　　
０゜１０ジナトリウムエデテート　　　　　　　　　　
　　０．３０没食子酸プロピル　　　　　　　　　　　
　　　０．５０香料　　　　　　　　　　　　　　適量
脱イオン水を加えて　　　　　　　１００゜００とする
実施例３ シャン７”−／コンディショナー Ａ、シャンプー ％ｗ／ｗ マグネシウムラウリルサルフェート　　　　　　４０．
００コカミドプロピルベタイン　　　　　　　　　　　
５．００にケインーンＣ，Ｇ、　　　　　　　　　　　
　　　　０゜１０ジナトリウムエデテー）　　　　　　
　　　　　　　Ｏａ’　ａ　Ｏ鉄（ＩＩ）アンモニウム
サルフェート　　　’　　　　１．００ビタミンＥアセ
テ−）　　　　　　　　　　　　　　０．１０塩化マグ
ネシウム　　　　　　　　　０．５香料　　　　　　　
　　　　　　　適量脱イオン水を加えて　　　　　　　
ｉｏｏ、ｏｏとするＢ、コンディショナー ％ｗ／ｗ アンモニツクス（Ａｍｍｏｎ）’ｘ　）　４００２　　
　　　０．８０セ　ト　　リ　　ミ　　ド　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　０．７０ヒドロキシプロピルグアガム　
　　　　　　　　　０．８０セチルアルコール　　　　
　　　　　２．５０グリセリルモノステアレート　　　
　　　　　　　Ｏ，ＳＯ井ケイソーンＣ，Ｇ、０　、１
０ タンニン酸　　　　　　　　　　　　０．５０ジナトリ
ウムエデテー）　　　　　　　　　　　　　０．３０香
料　　　　　　　　　　　　　　適量脱イオン水を加え
て　　　　　　　１００．００％とするアンモニツクス
４００２はステアリルジメチルベンジルアンモニウムク
ロリドである。

セトリミドはセチルトリメチルアンモニウムプロミドで
ある。

シャンプー成分及びヘアコンディショナーは、洗い流す
前にそれぞれ１分そして２〜５分放置される。

実施例４〜７では、第二の成分の他の例が示されて、第
一の成分（シャンプー）例えば実施例１〜３に記載され
たものと組合わさって用いられる。

実施例４ コンディショナー チｗ／ｗ アンモニツクス４００２　　　　　　　　　　　　０，
８０セ　ト　リ　ミ　ド　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　０．７０ナトロゾル（Ｎａｔ
ｒｏｓｏｌ　）２５０ＨＨＢＲＯ，８０セチルアルコー
ル　　　　　　　　　２．５０グリセリルモノステアレ
ート　　　　　　　　　０．８０井ケイソーンＣ，Ｇ、
０．１０ 没食子酸プロピル　　　　　　　　　０．５０グリセリ
ン　　　　　　　　　　　４．５０ジナトリウムエデテ
ー）　　　　　　　　　　　　　０．３０香料　　　　
　　　　　　　　　　適量脱イオン水を加えて　　　　
　　　１００．００％とするナトロゾル２５０ＨＨＢＲ
はヒドロキシエチルセルロースである。

実施例５ ヘアスプレィ ％ｗ／ｗ ジメチコーンコポリオール　　　　　　　　　　０．０
９グリセリン　　　　　　　　　　　０．２０エトキシ
ル化脂肪族アルコール　　　　　　　　０．２２シクロ
メチコーンペンタマー　　　　　　　　　　〇、２０没
食子酸プロピル　　　　　　　　　　　　　　０．５０
エタノール　　　　　　　　　　　８８．１５実施例６ スタイリング・ゲル チｗ／ｗ カルボボール　　　　　　　　　　　０．８０トリエタ
ノールアミン　　　　　　　０゜４０ポリビニルピロリ
ドン　　　　　　　　　　　　　１゜５０ポリエチレン
グリコール　　　　　　　　　　　０．７５没食子酸プ
ロピル　　　　　　　　　　　　　　００５０抗酸化削
　　　　　　　　　　　　適量香料　　　　　　　　　
　　　　　適量水を加えて　　　　　　　　　　　１０
０．００チとする実施例７ シャンプー ％　ｗ／ｗ マクネシウムラウリルサルフエート　　　　　　４０．
００コカミドプロピルベタイン　　　　　　　　　　　
５．００井ケイソーンＣ，Ｇ。　　　　　　　　　　　
　　　０．１０ジナトリウムエデテート　　　　　　　
　　　　　０．３０没食子酸プロピル　　　　　　　　
　　　　　　０．５０ヘキシレングリコール　　　　　
　　　　　　　０．５香料　　　　　　　　　　　　　
　適量脱イオン水を加えて　　　　　　　１００゜００
％とする代理人　弁理士　　秋　沢　政　光 信１名

Claims (16)

【特許請求の範囲】
1. （１）（ｉ）シヤンプー洗浄剤の基剤及び少くとも１種
   の金属塩を含む第一の成分；及び（ｉｉ）前記の金属イ
   オンと混合したときに黒色のコンプレックスの形成の結
   果として使用時に変色する少くとも１種の有機化合物及
   びヘアシヤンプー、コンディショナー、トニツク、クリ
   ーム、スタイリング・ゲル又はムースとして用いるのに
   適した基剤を含む第二の成分 から成る毛を黒く染めるための組成物。
2. （２）金属塩が鉄（II）塩である請求項１記載の組成物
   。
3. （３）金属塩が鉄（II）アンモニウムサルフェートであ
   る請求項２記載の組成物。
4. （４）シヤンプー洗浄剤の基剤が主成分としてアニオン
   性界面活性剤を含む請求項１〜３の何れか一つの項記載
   の組成物。
5. （５）シヤンプー洗浄剤の基剤がさらに両性界面活性剤
   を含む請求項４記載の組成物。
6. （６）両性界面活性剤が（長鎖アルキル）ベタイン又は
   （長鎖アルキル）アミドアルキルベタンである請求項５
   記載の組成物。
7. （７）有機化合物がオルト置換フェノール、芳香族アミ
   ン及びメラニンのプレカーサーよりなる群から選ばれる
   請求項１〜６の何れか一つの項記載の組成物。
8. （８）オルト置換フェノールがオルト−ジヒドロキシベ
   ンゼン誘導体である請求項７記載の組成物。
9. （９）オルト−ジヒドロキシベンゼン誘導体がカテコー
   ル、ピロガロール、没食子酸又はそのエステル又はタン
   ニン酸又はそれらの混合物よりなる群から選ばれる請求
   項８記載の組成物。
10. （１０）第二の成分がヘアコンディショナーであるとき
    、該成分がカチオン性界面活性剤又は有機官能性シリコ
    ーン化合物である少くとも１種の界面活性剤を含む請求
    項１〜９の何れか一つの項記載の組成物。
11. （１１）カチオン性界面活性剤が式（ I ） ▲数式、化学式、表等があります▼（ I ） 〔式中Ｘはアニオン好ましくはハライド（特にクロリド
    ）、メチルスルフェート又はエタノエートであり； Ｒ＾１及びＲ＾２はそれぞれ炭素原子数１〜３のアルキ
    ル又はヒドロキシ置換アルキルであり； Ｒ＾３は水素、炭素原子数１〜３のアルキル、ベンジル
    、１０個以内のエチレンオキシド単位を含むポリエトキ
    シ又はポリプロポキシ部分、アルコキシプロピル又はヒ
    ドロキシ置換アルコキシプロピル（ここでアルコキシ部
    分は１２〜２０個の炭素原子を含む）、１２〜２０個の
    原子のアルキル又はアルキルアミドプロピル（ここでア
    ルキル部分は１２〜２０個の炭素原子を含む）であり；
    そして Ｒ＾４は１２〜２０個の炭素原子のアルキル、１０個以
    内のエチレンオキシド単位を含むポリエトキシ又はポリ
    プロポキシ部分、酢酸アルキル（ここでアルキル部分は
    １２〜２０個の炭素原子を含む）又はアルキルアミドプ
    ロピル（式中アルキル部分は１２〜２０個の炭素原子を
    含む）である〕 の第四級アンモニウム化合物； 第四級グアガム誘導体；第四級セルロース誘導体；トリ
    エタノールアンモニウム基で停止したポリイオンのポリ
    ハライド塩；グルコン酸の第四級誘導体；第四級オレイ
    ルアミンエステル；ポリグリコールとポリアミンとの縮
    合により形成された合成重合体；ビニルピロリドン単位
    とジメチルアミンエチルメタクリレート単位とを結合す
    ることにより形成された重合体及びジメチルジアリルア
    ンモニウムクロリドのホモポリマー よりなる群から選ばれる請求項１０記載の組成物。
12. （１２）有機官能性シリコーンが一般式（II）▲数式、
    化学式、表等があります▼（II）（式中Ｘ及びＹは同一
    でも又は異つてもよくそしてそれぞれＣ＿１〜＿６アル
    キル又は−ＯＨであり、ＲはＣ＿１〜＿３アルキレンで
    ありそしてｍ及びｎはそれぞれ１〜１００の整数である
    ） のジアミノ官能性シリコーンであるか、 又は式（III） ▲数式、化学式、表等があります▼（III） （式中Ｒ＾１はＣ＿１〜＿８アルキル又はアルケニル好
    ましくはメチルであり；Ｒ＾２はＣ＿１〜＿８アルキレ
    ン又はＣ＿１〜＿８アルキレンオキシであり；Ｑ＾−は
    ハライドイオン好ましくはクロリドであり；そしてｍ及
    びｎはそれぞれ１〜１００の整数である）の（β−ヒド
    ロキシアンモニウム）官能性シリコーンであるか、 又は両性シリコーン である請求項１０記載の組成物。
13. （１３）式（II）の化合物が アモジメチコーン（式中Ｘ及びＹは−ＯＨでありそして
    Ｒは−（ＣＨ＿２）＿３−である）であるか；又はトリ
    メチルシリル−アモジメチコーン（式中Ｘ及びＹは−Ｃ
    Ｈ＿３でありそしてＲは−（ＣＨ＿２）＿３−である）
    である請求項１２記載の組成物。
14. （１４）第一のコンパートメント中の請求項１〜６の何
    れか一つの項記載のシヤンプー成分及び第二のコンパー
    トメント中の請求項１及び７〜９の何れか一つの項記載
    の有機化合物及びヘアシヤンプー、コンディショナー、
    トニツク、クリーム、スタイリングゲル又はムースとし
    て使用するのに適した基剤よりなるヒトの毛髪を黒く染
    めるためのマルチコンパーメント装置又はキット。
15. （１５）有効量の請求項１〜１３の何れか一つの項記載
    の組成物の二つの成分を適用し、第一の成分を最初に適
    用し、次いで洗い流し、そして第二の成分を二番目に適
    用し、次いで放置するか又は洗い流すことよりなる毛髪
    を手入れする方法。
16. （１６）実施例１〜８の何れか一つの項に関して本明細
    書に実質的に記載された組成物。