JPH0130785Y2 - - Google Patents

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JPH0130785Y2
JPH0130785Y2 JP1983191859U JP19185983U JPH0130785Y2 JP H0130785 Y2 JPH0130785 Y2 JP H0130785Y2 JP 1983191859 U JP1983191859 U JP 1983191859U JP 19185983 U JP19185983 U JP 19185983U JP H0130785 Y2 JPH0130785 Y2 JP H0130785Y2
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circuit
conductor
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electronic
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は増幅器、減衰器、濾波器、等化器、
コンバーター等の電子装置に関するものである。
従来の電子装置にあつて、一つの回路基板を有
してそこに電子回路を構成したものは、平面形状
が大きくなる欠点があつた。これを解決する為
に、二つの基板の夫々に電子回路を構成し、それ
らを重合状に配設し、両者を導線で接続すること
も試みられたが、その様にすると保守或いは点検
の場合に両基板を分離させる作業に困難を伴う欠
点があつた。これを解決する為に第8図に示され
る如く各回路基板に接続要素41,42を取付
け、両者を抜き差し自在に接合することによつて
両回路基板における電子回路相互を接続する試み
も為されたが、この様にすると外部導体43と中
心導体44との間において他方の接続要素の嵌り
込みを可能にする為の空間45を形成せねばなら
ず、この様にすると両要素41,42を多数回に
渡つて抜き差ししている間に、外部導体43の内
部において中心導体44の先端部44aが曲がつ
てしまつたり或いは折れてしまつたりする欠点が
あつた。
そこで本考案は上述の欠点を除く様にしたもの
で、二つの回路基板を重合状に配設することによ
つて平面形状を小型化でき、その上各回路基板に
備える電子回路相互を一体に接続できるは無論の
こと、両者の離反或いは接合が容易で然も構造丈
夫で耐久力が高くなる様な構成の電子装置を提供
しようとするものである。
以下本願の実施例を示す図面について説明す
る。第1図乃至第6図において、1はケースで、
アルミ合金、鉄等の導電性の良好な材料で形成し
てある。2,3はケース1に取付けた入力端子及
び出力端子で、周知の如く中心導体2a,3aを
有している。4はケース1に一体に形成した受座
を示す。次に5は第1の回路基板で、受座4に対
してビス止め導電性接着剤による止め付け等任意
周知の方法で固定してある。6は上記回路基板5
に対して重合状に対向させた第2の回路基板を示
す。これらの回路基板5,6は絶縁板5a,6a
の表裏に夫々導体箔5b,6bを夫々張り付けて
構成してある。それらの導体箔5b,6bは夫々
周知の如く種々の回路導体を構成する様になつて
おり、又それらの回路導体には周知の如く複数の
電子回路要素7,7,7,…を夫々接続して、各
回路基板5,6毎に夫々電子回路が構成してあ
る。8は入力用リードで入力端子2の中心導体2
aに接続してある。9は出力用リードで出力端子
3の中心導体3aに接続してある。上記回路基板
5,6において、10,12は止付孔、11,1
3は夫々中心導体貫通用の透孔を示す。
次に上記各回路基板5,6を用いて構成されて
いる電子回路相互を接続する様にした接続具15
について説明する。この接続具は回路基板5に取
付けた第1接続要素16と回路基板6に取付けた
第2接続要素17とから成る。第1接続要素16
において、18は外部導体で導電性の良好な金属
材料例えば黄銅を用いて構成してある。この外部
導体18は、外面が接触面となつている筒状部1
9と、鍔部20と、止付片21,21とを有して
いる。止付片21,21は次に述べる中心導体を
中心にして対称的に備えられており、高周波特性
が良好となる様になつている。22は中心導体
で、外部導体18の内部を貫通する状態に備えら
れている。23,24は夫々基部及び先端部の接
続端子部を示し、各端子部23,24には各回路
基板5,6に備えられた電子回路要素7の夫々の
一部が接離可能に接続してある。25は絶縁体
で、外部導体18における筒状部19と中心導体
22との間を埋め尽くす状態に備えられている。
尚筒状部19と絶縁体25と中心導体22との関
係は、第6図に示される状態から筒状部19の内
部に絶縁体25を圧入し、更にその中心部に中心
導体22を圧入することによつて相互の一体化が
図られている。次に第2要素17は前記外部導体
18と同様の材料で形成された外部導体27のみ
を有している。外部導体27は内面が接触面とな
つている筒状部28、鍔部29、止付片30,3
0を有している。筒状部28にはスリツト31が
軸線方向に長く形成されている。又止付片30,
30は両要素16,17を接続した状態において
中心導体22を中心として対称的な位置に来る様
に備えられており、高周波特性が良好となる様に
なつている。
次に上記構成の電子装置の組立てを説明する。
まず回路基板5に対して複数の回路要素7と第1
要素16の止付けが行なわれる。第1要素16の
止付けは、止付片21,21を止付孔10に差し
込みそれを導体箔5bに半田付けすることによつ
て行なわれる。尚その止付片21の止付けは止付
孔10に挿通後そこから基板裏に突出した部分を
ねじり変形させることによつて行なつてもよい。
上記止付けの後、一部の回路要素7におけるリー
ド線を端子部23に接続する。一方これとは別に
回路基板6に対して複数の回路要素7の止付けと
第2要素17の止付けを行なう。第2要素17の
止付けは止付片30を用いて前記第1要素の場合
と同様に行なう。次に回路基板5,6を相互に対
向させ第5図に示される様な状態から第1要素1
6を第2要素17の内部に差し込む。この差し込
みの場合、第2要素17における筒状部28には
スリツト31が形成してある為、筒状部28の内
部に第1要素16の筒状部19を差し込むことに
より筒状部28は筒状部19によつてやや外方に
向け押し広げられながらスムーズに差し込みが行
なわれる。そしてその差し込み完了時点では、筒
状部19の外面と筒状部28の内面とは相互に密
接に接合して、両者の電気的導通は極めて良好な
状態となる。又第4図に示される如く筒状部28
の先端は鍔部20に当接して、両回路基板5,6
相互の間隔が接続具15によつて予め定められて
いる寸法に正しく保持された状態となる。次に透
孔13から回路基板6の裏面に突出している中心
導体22の接続端子部24に対して、回路基板6
に備えられた一部の回路要素7のリード線を接続
する。次に上記両回路基板5,6を第1図に示さ
れる様にケース1内に組込み、リード線8,9を
夫々中心導体2a,3aに接続する。これにより
電子装置の組立てが完了する。
上記完成状態においては、上記第1の回路基板
5に形成されている回路と第2の回路基板6に形
成されている回路とが相互に高周波的に良好な接
続状態と為る。即ち信号回路は上記一本の中心導
体22のみで相互に接続されておりその間に機械
的な接触がない為上記第1の回路と第2の回路の
信号回路は極めて信頼性の高い接続状態となる。
尚上記ケースに対する回路基板5,6の組付け
は、先に回路基板5のみを組付けてリード8を中
心導体2aに接続し、その後基板5に対して基板
6を重合させ、リード9を中心導体3aに接続し
て行なつてもよい。
次に上記接続具15における各部の寸法の一例
を示せば、筒状部19の外径が3.55mm、その長さ
が5.8mm、筒状部28の外径が4.2mm、その長さが
4.8mmである。又筒状部19,28の各々の長さ
寸法は回路基板5,6相互間に保持すべき種々の
寸法(4.8mm、5.8mm、6.8mm等)に対応する種々の
寸法のものが用意される。
又上記実施例においては中心導体22の端子部
23,24には夫々回路要素のリード線を接続す
る例を示したが、それらの端子部は各回路基板
5,6の導体箔5b,6bをもつて構成されてい
る回路導体に夫々接続してもよい。
次に第7図は本願の異なる実施例を示すもので
二つの回路基板5e,6eを二つの接続具15
e,15eでもつて接続する様にした例を示すも
のである。この様に二つの接続具15e,15e
を用いて両回路基板5e,6eを接続した場合に
は、両基板5e,6e相互の相対的な回転をも阻
止することができる。
なお、機能上前図のものと同一又は均等構成と
考えられる部分には、前図と同一の符号にアルフ
アベツトのeを付して重複する説明を省略した。
以上のようにこの考案にあつては、二つの回路
基板5,6を重合させた構造であるから、単一の
回路基板の投影面積内に、単一の回路基板に備え
る電子回路の2倍の電子回路を配設でき、電子装
置の平面形状を小型化できる効果がある。
しかも二つの回路基板5,6を重合させたもの
でも、それらに備える電子回路は相互に接続して
いるから、電子的には一体の電子回路として利用
できる効果もある。
更に上記の如く二つの基板5,6を重合させし
かも各々に備える電子回路を相互に接続したもの
であつても、その構成は一方の接続要素16の外
部導体18を他方の接続要素17における外部導
体27に対して抜差自在に挿入すると共に、一方
の中心導体22の先端部に対しては他方の電子回
路の一部を直接接続したのみの構成であるから、
保守あるいは点検時には、上記中心導体先端部に
対する電子回路の一部の接続部分だけの単一箇所
の接続を外し両接続要素16,17を相対的に抜
き離すだけで二つの基板5,6を離すことがで
き、保守あるいは点検の作業を容易に行ない得る
効果がある。
その上上記の如き構成であるから、上記保守点
検の後、元に復旧させる場合には、両基板5,6
を近づけて両接続要素16,17を相互に嵌め付
け、そして上記一箇所の接続を行なうのみの簡易
な作業で復旧ができる実用上の効果もある。
更にその上、上記の如く離反、復旧を容易に行
ない得るようにした構成であつても、上記一方の
接続要素は筒状の外部導体と、その内側に挿通し
た中心導体と、上記外部導体の内側において外部
導体と中心導体との間を埋めた絶縁体とから成る
構造であり、他方は上記外部導体を抜差自在に挿
入し得るよう中空筒状に形成してあつてそこには
中心導体を備えない構造であるから、上記一方の
要素16における絶縁体25は上記外部導体18
の内部の空間を埋め尽くした構造であればよく
(前述の従来構成のもののように他方の要素の中
心導体の嵌まり込みを可能にする為のすき間を設
けたりする必要はなく)、中心導体22をしつか
り保持できて構造が丈夫で多数回の嵌め外しに対
して故障なく高い耐久性を期待できる構造上の特
長がある。
【図面の簡単な説明】
図面は本願の実施例を示すもので、第1図は電
子装置の略示縦断面図、第2図は電子装置のケー
スを除去した状態を示す一部破断斜視図、第3図
は分解斜視図、第4図は第2図における−線
断面図、第5図は接続具における第1要素と第2
要素とを相互に接続する前の状態を示す縦断面
図、第6図は接続具における第1要素の分解斜視
図、第7図は異なる実施例を示す正面図、第8図
は従来例を示す第5図と類型の図。 5,6……回路基板、16,17……接続要
素、18……外部導体、22……中心導体、25
……絶縁体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 夫々電子回路を備えしかも相互間に空間を隔て
    て重合状に対向させた二つの回路基板を有し、し
    かもそれらの回路基板に備える各電子回路は相互
    に電気的に接続している電子装置において、上記
    接続の構成は、上記各回路基板には各々に備える
    電子回路に夫々接続され、かつ夫々相手方の回路
    基板に向けて突出させた接続要素を付設してあ
    り、しかも、それらの接続要素のうち一方は、外
    面を接触面とする筒状の外部導体と、その内側に
    挿通しかつ外部導体よりも大きく相手側に突出し
    ている中心導体と、上記外部導体の内側において
    外部導体と中心導体との間を埋めた絶縁体とから
    成る一方、他方は上記外部導体を抜差自在に挿入
    できる空間が得られるよう中空筒状に形成してあ
    り、更に上記一方の接続要素は他方の中空の接続
    要素内に抜差自在に挿入してあり、しかもその挿
    入状態において上記一方の接続要素における中心
    導体の先端部には、他方の接続要素が付設されて
    いる回路基板における電子回路を接離可能に接続
    してあることを特徴とする電子装置。
JP1983191859U 1983-12-12 1983-12-12 電子装置 Granted JPS6099572U (ja)

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