JPH01306325A - 四輪駆動型作業車 - Google Patents
四輪駆動型作業車Info
- Publication number
- JPH01306325A JPH01306325A JP63134817A JP13481788A JPH01306325A JP H01306325 A JPH01306325 A JP H01306325A JP 63134817 A JP63134817 A JP 63134817A JP 13481788 A JP13481788 A JP 13481788A JP H01306325 A JPH01306325 A JP H01306325A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shaft
- front wheel
- drive
- speed
- switching operation
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 28
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Arrangement And Driving Of Transmission Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、操向繰作自在な前輪への伝動系に、後輪駆動
速度と略等しい駆動速度で伝動する標準駆動状態と、後
輪駆動速度より大きい駆動速度で伝動する増速駆動状態
とに切換可能な機械操作式の前輪変速装置を備えた四輪
駆動型作業車に関する。
速度と略等しい駆動速度で伝動する標準駆動状態と、後
輪駆動速度より大きい駆動速度で伝動する増速駆動状態
とに切換可能な機械操作式の前輪変速装置を備えた四輪
駆動型作業車に関する。
四輪駆動型作業車の１つである農用トラクタにおいては
例えば実開昭６２−１３７７３２号公報に開示されてい
るように、前輪操向用のピットマンアームと前輪変速装
置とを機械的に連動連結して、前輪を設定角度以上に操
向繰作すると前輪変速装置が増速駆動側に切換操作され
るように構成しているものがあり、これにより地面を特
に荒らすことなく比較的容易に急旋回が行えるようにな
っている。
例えば実開昭６２−１３７７３２号公報に開示されてい
るように、前輪操向用のピットマンアームと前輪変速装
置とを機械的に連動連結して、前輪を設定角度以上に操
向繰作すると前輪変速装置が増速駆動側に切換操作され
るように構成しているものがあり、これにより地面を特
に荒らすことなく比較的容易に急旋回が行えるようにな
っている。
前述の構造であるとピットマンアームと前輪変速装置の
切換操作軸とがカム機構、揺動アーム及びワイヤを介し
て連動連結されている為、連係機構としての構造がどう
しても複雑になる傾向があり、改良の余地があった。
切換操作軸とがカム機構、揺動アーム及びワイヤを介し
て連動連結されている為、連係機構としての構造がどう
しても複雑になる傾向があり、改良の余地があった。
ここで本発明は前述の状況に着目して成されたものであ
り、前輪操向系と前輪変速装置との連係構造の簡素化を
図ることを目的としている。
り、前輪操向系と前輪変速装置との連係構造の簡素化を
図ることを目的としている。
本発明は冒記したような四輪駆動型作業車において、前
輪の設定角度以上の操向操作により前輪変速装置が増速
駆動側に切換操作されるように、前輪変速装置の切換操
作軸と前輪操向用のピットマンアームの回動軸とを同芯
状に連結してあることにあり、その作用及び効果は次の
とおりである。
輪の設定角度以上の操向操作により前輪変速装置が増速
駆動側に切換操作されるように、前輪変速装置の切換操
作軸と前輪操向用のピットマンアームの回動軸とを同芯
状に連結してあることにあり、その作用及び効果は次の
とおりである。
前述のように、前輪操向用のピットマンアームを揺動操
作する回動軸と前輪変速装置の切換操作軸とを同芯状に
連結することによって、従来構造において必要であった
カム機構、揺動アーム及びワイヤ等を省略することがで
きるようになるのである。
作する回動軸と前輪変速装置の切換操作軸とを同芯状に
連結することによって、従来構造において必要であった
カム機構、揺動アーム及びワイヤ等を省略することがで
きるようになるのである。
以上のように、前輪変速装置を装備した四輪駆動型作業
車において、前輪操向系であるピットマンアームと前輪
変速装置との連係構造の簡素化を図り、全体としてのコ
ストダウンを行うことができた。
車において、前輪操向系であるピットマンアームと前輪
変速装置との連係構造の簡素化を図り、全体としてのコ
ストダウンを行うことができた。
以下、本発明の実施例である四輪駆動型の農用トラクタ
について、図面に基づいて説明する。
について、図面に基づいて説明する。
第３図に示すように、前輪（１）及び後輪（２）で支持
された機体の前部にエンジン（３）、機体の後部にクラ
ッチ（４）及びミッションケース（５）が搭載されて四
輪駆動型の農用トラクタが構成されている。エンジン（
３）からの動力はクラッチ（４）からミッションケース
（５）内の主変速装置及び副変速装置（以上図示せず）
に伝達され変速操作されて後輪（２）に伝達されると共
に、副変速装置から分岐した動力は前輸出力軸（６）か
ら機体前部の前輪変速装置（７）に伝達され、変速操作
されて前輪（１）に伝達されるのである。
された機体の前部にエンジン（３）、機体の後部にクラ
ッチ（４）及びミッションケース（５）が搭載されて四
輪駆動型の農用トラクタが構成されている。エンジン（
３）からの動力はクラッチ（４）からミッションケース
（５）内の主変速装置及び副変速装置（以上図示せず）
に伝達され変速操作されて後輪（２）に伝達されると共
に、副変速装置から分岐した動力は前輸出力軸（６）か
ら機体前部の前輪変速装置（７）に伝達され、変速操作
されて前輪（１）に伝達されるのである。
前輪変速装置（７）は第２図に示すように、前輪（１）
への出力軸（８）に標準人力ギヤ（９）及び増速人力ギ
ヤ（１０）が相対回転自在に外嵌されると共に、前輸出
力軸（６）からの動力を受は取る伝動軸（１１）に固定
された標準出力ギヤ（１２）及び増速出力ギヤ（１３）
が標準入力ギヤ（９）と増速人力ギヤ（１０）に咬み合
っている。そして、出力軸（８）にスプライン構造にて
スライド自在に取り付けられたシフト部材（１４）を標
準人力ギヤ（９）に咬み合わせると、前後輪（１）、
（２）が略同速度で駆動される標準駆動状態で動力伝達
されるのである。逆に、増速入力ギヤ（１０）と出力軸
（８）との間に構成された摩擦クラッチ（１５）をシフ
ト部材（１４）により押圧入り操作すると、前輪（１）
が後輪（２）よりも増速駆動される増速駆動状態で動力
伝達されて行くのである。
への出力軸（８）に標準人力ギヤ（９）及び増速人力ギ
ヤ（１０）が相対回転自在に外嵌されると共に、前輸出
力軸（６）からの動力を受は取る伝動軸（１１）に固定
された標準出力ギヤ（１２）及び増速出力ギヤ（１３）
が標準入力ギヤ（９）と増速人力ギヤ（１０）に咬み合
っている。そして、出力軸（８）にスプライン構造にて
スライド自在に取り付けられたシフト部材（１４）を標
準人力ギヤ（９）に咬み合わせると、前後輪（１）、
（２）が略同速度で駆動される標準駆動状態で動力伝達
されるのである。逆に、増速入力ギヤ（１０）と出力軸
（８）との間に構成された摩擦クラッチ（１５）をシフ
ト部材（１４）により押圧入り操作すると、前輪（１）
が後輪（２）よりも増速駆動される増速駆動状態で動力
伝達されて行くのである。
次に、前記シフト部材（１４）の操作系の構造について
詳述すると、第１図及び第２図に示すように前輪変速装
置（７）に対する切換操作機構が前輪変速装置（７）に
連結されており、その構造はシフト部材（１４）に対す
るシフトフォーク（１７）が軸芯方向に摺動自在な操作
軸（１８）に融通用のバネ（１９）を介して取り付けら
れると共に、ハネ（１９）よりも付勢力の弱いバネ（２
０）によりシフトフォーク（１７）が標準人力ギヤ（９
）咬合側に付勢されている。
詳述すると、第１図及び第２図に示すように前輪変速装
置（７）に対する切換操作機構が前輪変速装置（７）に
連結されており、その構造はシフト部材（１４）に対す
るシフトフォーク（１７）が軸芯方向に摺動自在な操作
軸（１８）に融通用のバネ（１９）を介して取り付けら
れると共に、ハネ（１９）よりも付勢力の弱いバネ（２
０）によりシフトフォーク（１７）が標準人力ギヤ（９
）咬合側に付勢されている。
これに対して切換操作軸（２１）が操作軸（１８）に直
交するように配置されると共に、この切換操作軸＜２１
）にスプライン構造にて上下スライド自在にカム部材（
２２）が取り付けられ、操作軸（１８）の端部に取り付
けられたローラー（２３）がカム部材（２２）に接当し
ている。そして、この切換操作Ｍ（２１）に前輪（１）
操向用のピットマンアーム（２４）の回動軸（２５）が
同芯状に連結されているのであり、操縦ハンドル（３０
）と回動軸（２５）とがステアリング軸（３１）及び減
速機構（図示せず）を介して連結されているのである。
交するように配置されると共に、この切換操作軸＜２１
）にスプライン構造にて上下スライド自在にカム部材（
２２）が取り付けられ、操作軸（１８）の端部に取り付
けられたローラー（２３）がカム部材（２２）に接当し
ている。そして、この切換操作Ｍ（２１）に前輪（１）
操向用のピットマンアーム（２４）の回動軸（２５）が
同芯状に連結されているのであり、操縦ハンドル（３０
）と回動軸（２５）とがステアリング軸（３１）及び減
速機構（図示せず）を介して連結されているのである。
以上の構造により、操縦ハンドル（３０）を回動操作す
ると回動軸（２５）と共に切換操作軸（２１）及びカム
部材（２２）も回動操作されて行くのであり、その操作
が設定角度以上になるとカム部材（２２）により操作軸
（１８）が第１図において左方に摺動操作されて行き、
シフト部材（１４）が摩擦クラッチ（１５）を押圧入り
操作して増速駆動状態が現出されるのである。
ると回動軸（２５）と共に切換操作軸（２１）及びカム
部材（２２）も回動操作されて行くのであり、その操作
が設定角度以上になるとカム部材（２２）により操作軸
（１８）が第１図において左方に摺動操作されて行き、
シフト部材（１４）が摩擦クラッチ（１５）を押圧入り
操作して増速駆動状態が現出されるのである。
又、切換操作機構内の横軸芯（Ｐｌ）周りに回動自在に
切換軸（２６）が支持されており、この切換軸（２６）
から延出されたアーム（２７）のピン（２８）がカム部
材（２２）の基部に係合している。この構造により、切
換軸（２６）を回動操作しバネ（２９）の付勢力に抗し
てカム部材（２２）をローラー（２３）から離れるまで
持ち上げると、前輪（１）の操向操作に関係なく、シフ
ト部材（１４）を標準人力ギヤ（９）に咬み合わせたま
まの状態としておくことができるのである。
切換軸（２６）が支持されており、この切換軸（２６）
から延出されたアーム（２７）のピン（２８）がカム部
材（２２）の基部に係合している。この構造により、切
換軸（２６）を回動操作しバネ（２９）の付勢力に抗し
てカム部材（２２）をローラー（２３）から離れるまで
持ち上げると、前輪（１）の操向操作に関係なく、シフ
ト部材（１４）を標準人力ギヤ（９）に咬み合わせたま
まの状態としておくことができるのである。
又、第３図に示すように本農用トラクタにはカゴ型のフ
レーム（３２）が取り付けられており、このフレーム（
３２）における前側のサイドフレーム（３３）にバケ７
）（３５）を備えたブーム（３４）が上下揺動自在に取
り付けられている。そして、機体前部からサイドフレー
ム（３３）に架設されている部０（３６）は補強用のフ
レームである。
レーム（３２）が取り付けられており、このフレーム（
３２）における前側のサイドフレーム（３３）にバケ７
）（３５）を備えたブーム（３４）が上下揺動自在に取
り付けられている。そして、機体前部からサイドフレー
ム（３３）に架設されている部０（３６）は補強用のフ
レームである。
尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を便利にする為
に符号を記すが、該記入により本発明は添付図面の構造
に限定されるものではない。
に符号を記すが、該記入により本発明は添付図面の構造
に限定されるものではない。
図面は本発明に係る四輪駆動型作業車の実施例を示し、
第１図は前輪変速装置に対する切換操作系の縦断側面図
、第２図は前輪変速装置の縦断側面図、第３図は農用ト
ラクタの全体側面図である。 （１）・・・・・・前輪、（７）・・・・・・前輪変速
装置、（２１）・・・・・・切換操作軸、（２４）・・
・・・・ピットマンアーム、（２５）・・・・・・回動
軸。
第１図は前輪変速装置に対する切換操作系の縦断側面図
、第２図は前輪変速装置の縦断側面図、第３図は農用ト
ラクタの全体側面図である。 （１）・・・・・・前輪、（７）・・・・・・前輪変速
装置、（２１）・・・・・・切換操作軸、（２４）・・
・・・・ピットマンアーム、（２５）・・・・・・回動
軸。
Claims (1)
- 操向操作自在な前輪（１）への伝動系に、後輪駆動速度
と略等しい駆動速度で伝動する標準駆動状態と、後輪駆
動速度より大きい駆動速度で伝動する増速駆動状態とに
切換可能な機械操作式の前輪変速装置（７）を備えた四
輪駆動型作業車であって、前輪（１）の設定角度以上の
操向操作により前輪変速装置（７）が増速駆動側に切換
操作されるように、前輪変速装置（７）の切換操作軸（
２１）と前輪（１）操向用のピットマンアーム（２４）
の回動軸（２５）とを同芯状に連結してある四輪駆動型
作業車。
Priority Applications (6)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63134817A JPH01306325A (ja) | 1988-05-31 | 1988-05-31 | 四輪駆動型作業車 |
| GB8907791A GB2220897B (en) | 1988-05-31 | 1989-04-06 | Four-wheel drive work vehicle |
| CA000598950A CA1325602C (en) | 1988-05-31 | 1989-05-08 | Four-wheel drive work vehicle |
| US07/350,615 US5038885A (en) | 1988-05-31 | 1989-05-11 | Four-wheel drive work vehicle |
| KR1019890006577A KR920007840B1 (ko) | 1988-05-31 | 1989-05-17 | 4륜 구동형 작업차 |
| FR8907212A FR2631900B1 (fr) | 1988-05-31 | 1989-05-31 | Vehicule de travaux a quatre roues motrices |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63134817A JPH01306325A (ja) | 1988-05-31 | 1988-05-31 | 四輪駆動型作業車 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01306325A true JPH01306325A (ja) | 1989-12-11 |
Family
ID=15137178
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63134817A Pending JPH01306325A (ja) | 1988-05-31 | 1988-05-31 | 四輪駆動型作業車 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH01306325A (ja) |
-
1988
- 1988-05-31 JP JP63134817A patent/JPH01306325A/ja active Pending
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH0268232A (ja) | 作業車の速度制御装置 | |
| JPH01306325A (ja) | 四輪駆動型作業車 | |
| JPH057109Y2 (ja) | ||
| JP2002172946A (ja) | トラクタ | |
| JPS63195025A (ja) | 作業車の前輪変速構造 | |
| JPH0414271Y2 (ja) | ||
| KR890017103A (ko) | 4륜 구동형 작업차 | |
| JPH0253635A (ja) | 農作業車の伝動構造 | |
| JPH0396443A (ja) | 作業車の走行操作構造 | |
| JP2627816B2 (ja) | 走行作業車における操向装置 | |
| JPH0744505Y2 (ja) | 作業車の変速操作構造 | |
| JP2547517Y2 (ja) | 走行作業車における旋回操作機構 | |
| JPH0214927A (ja) | 四輪駆動型作業車 | |
| JPH0746091Y2 (ja) | 移動農機の操向装置 | |
| JPH0613027Y2 (ja) | パワ−ステアリング装置 | |
| JPH0414274Y2 (ja) | ||
| JPH0335627Y2 (ja) | ||
| JPH05139176A (ja) | 四輪駆動型作業車 | |
| JPS63149228A (ja) | 作業車の前輪変速操作構造 | |
| JPH06472B2 (ja) | 農用トラクタ−の走行用操作構造 | |
| JPH0725351A (ja) | 作業車の旋回操作構造 | |
| JPH04183639A (ja) | 四輪駆動型作業車 | |
| JPH0584250B2 (ja) | ||
| JP2001322443A (ja) | 作業車両の自動四駆切換え装置 | |
| JPH01182137A (ja) | 作業車 |