JPH01303144A - Ｃｒｔデイスプレイ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、磁場からＣＲＴを磁気的に遮蔽する磁気シー
ルドに係り、特にＮＭＲイメージング装置の一部として
使うＣＲＴディスプレイ装置に関するものである。

〔従来の技術〕

ＮＭＲイメージング装置に採用する磁場装置の漏洩磁場
は、かなりの強度で広範囲にまで広がっており、近傍に
ある電子機器等に影響を与える。

特に、ＣＲＴにおける磁場の影響は、字ぶれや色ずれと
なってあられれる。最近、ニッケイ、エレクトロニクス
１９８７．１．１２　（Ｎα４１２）第１７３頁から第
１８４頁に記載されているように、ＣＲＴディスプレイ
側面をパーマロイで覆い、磁場の影響をおさえる工夫も
されているが、ＣＲＴ前面の磁気シールドを考慮したＣ
ＲＴディスプレイ装置は今だ開発されていない。

〔発明が解決しようとする課題〕

上記従来技術は、ＣＲＴディスプレイ装置前面の磁気シ
ールドの点について考慮されておらず、かなりの字ぶれ
や色ずれが生じるという問題があった。本発明の目的は
、ＣＲＴ前面における磁場の影響を遮蔽することにある
。

〔課題を解決するための手段〕

上記目的は、高透磁率材料の繊維で作った網を透明材料
の保持体に保持させ、ＣＲＴ前面に取り付けることによ
り達成される。

〔作用〕

本発明のＣＲＴディスプレイ装置は、側面を高透率の磁
気シールド材が覆っており、さらに、前面にはメツシュ
状の磁気シールド材が使われている。そのため、磁気シ
ールド材によって、内部に侵入する磁束がかなり少なく
なるので、ＣＲＴ上に起こる字ぶれや色ずれなどの影響
をおさえることができる。

〔実施例〕

以下、本発明の一実施例を第１図により説明する。従来
のＣＲＴディスプレイ装置（第２図）は。

側面（３）をプラスチック製のケースが覆い、前面には
、ＣＲＴ　（４）の前面がそのままあられれていた。本
発明のＣＲＴディスプレイ装置（第１図）は、側面（１
）を透磁率の高い強磁性材料でつくったケースが覆い、
前面には、繊維状の高透磁率材料で作った綱を保持させ
た透明材料の保持体（２）が取り付けである。また、こ
こで側面と前面の磁気シールドは磁気回路的に接合され
ている。高透磁率の材料としては、パーマロイ、鉄系ア
モルファス合金等を利用する。本実施例によれば、ＣＲ
Ｔディスプレイ装置内部に侵入する磁束を、側面の高透
磁率系材料及び前面のメツシュ状の高透磁率材料によっ
ておさえることができる。

〔発明の効果〕

本発明によれば、ＣＲＴに及ぼす磁場を効率よく遮蔽す
ることができるので、大きな漏洩磁場を発生する磁石の
近傍にＣＲＴディスプレイ装置を設置できる効果がある
。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例のＣＲＴディスプレイ装置の
外観図、第２図は従来技術によるＣＲＴディスプレイ装
置の外観図である。 １・・・高透磁率材料製のケース、２・・・繊維状の高
透磁率材料で作った綱を保持させた透明材料の保持体、
３・・・プラスチック製のケース、４・・ＣＲＴ前面。 第１図 第２図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、ＣＲＴ上に画像を表示するディスプレイ装置におい
   て、周囲を透磁率の高い強磁性材料で囲い、さらに、繊
   維状の透磁率の高い強磁性材料で作つた網を透明材料の
   平面状保持体に保持させ、前面に取り付けたことを特徴
   とするＣＲＴディスプレイ装置。 ２、第１項記載のＣＲＴディスプレイ装置において、前
   面の網を黒色に着色したことを特徴とするＣＲＴディス
   プレイ装置。 ３、第１項記載のＣＲＴディスプレイ装置において、透
   磁率の高い強磁性材料をパーマロイ材料または、鉄系ア
   モルファス合金とすることを特徴とするＣＲＴディスプ
   レイ装置。４、第１項記載の磁気シールド構造において
   、側面と前面の磁気シールドが、磁気回路的に接合して
   いることを特徴とするＣＲＴディスプレイ装置。