JPH01298605A - シールド付フラットケーブル - Google Patents
シールド付フラットケーブルInfo
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- JPH01298605A JPH01298605A JP12974888A JP12974888A JPH01298605A JP H01298605 A JPH01298605 A JP H01298605A JP 12974888 A JP12974888 A JP 12974888A JP 12974888 A JP12974888 A JP 12974888A JP H01298605 A JPH01298605 A JP H01298605A
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Landscapes
- Insulated Conductors (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔技術分野〕
本発明は、シールド付フラットケーブルに関するもので
ある。
ある。
〔従来技術]
従来からOA機器等の接続用として例えば第2図、第3
図に示すようなシールド付フラットケーブルが使用され
ている。まず第2図について説明すると、これは導体1
に絶縁体2を被覆した複数本の絶縁心線3を平面状に並
行に並べ絶縁心線群を形成し、これに必要に応じて一括
絶縁層11を施し、しかる後前記−括絶縁層11の片端
または両端に単線または複数本の細線を撚り合わせた撚
線からなる接地用導体lOを縦添えし、続いて全体を金
属テープ側を内側にして、金属−プラスチックラミネー
トテープで覆って一括シールド層12と保護被覆13と
を形成したものである。尚、−括シールド層12、保護
被覆13を形成する方法として、各々を別個に形成する
方法もある。すなわち、まずアルミニウムテープや銅テ
ープ等からなる金属テープで絶縁心線群および接地用導
体10を覆って一括シールド層12を形成し、最後にポ
リエチレン等からなる保護被覆13を絶縁テープで、あ
るいは押出被覆でこれに被覆せしめる方法がそれである
。
図に示すようなシールド付フラットケーブルが使用され
ている。まず第2図について説明すると、これは導体1
に絶縁体2を被覆した複数本の絶縁心線3を平面状に並
行に並べ絶縁心線群を形成し、これに必要に応じて一括
絶縁層11を施し、しかる後前記−括絶縁層11の片端
または両端に単線または複数本の細線を撚り合わせた撚
線からなる接地用導体lOを縦添えし、続いて全体を金
属テープ側を内側にして、金属−プラスチックラミネー
トテープで覆って一括シールド層12と保護被覆13と
を形成したものである。尚、−括シールド層12、保護
被覆13を形成する方法として、各々を別個に形成する
方法もある。すなわち、まずアルミニウムテープや銅テ
ープ等からなる金属テープで絶縁心線群および接地用導
体10を覆って一括シールド層12を形成し、最後にポ
リエチレン等からなる保護被覆13を絶縁テープで、あ
るいは押出被覆でこれに被覆せしめる方法がそれである
。
また第3図に示すものは、対にした絶縁心線3.3毎に
例えば導電性高分子樹脂あるいは金属テープまたは導体
編組等からなる個別シールド層7、ポリエチレン等から
なる個別シース8を順次施し、次にこれを複数本、平面
状に並行に配置せしめて絶縁心線群を形成し、この絶縁
心線群の片端または両端に前述したような接地用導体1
0を縦添えし、これに第2図のものと同様にして一括シ
ールド層12と保護被覆13とを設けたものである。尚
、第3図のものは2枚の金属−プラスチックラミネート
テープを用意し、これら各テープの金属テープ側が向か
い合うようにして絶縁心線群および接地用導体10とを
覆い、2枚のテープをその両端部で貼り合わせたもので
ある。
例えば導電性高分子樹脂あるいは金属テープまたは導体
編組等からなる個別シールド層7、ポリエチレン等から
なる個別シース8を順次施し、次にこれを複数本、平面
状に並行に配置せしめて絶縁心線群を形成し、この絶縁
心線群の片端または両端に前述したような接地用導体1
0を縦添えし、これに第2図のものと同様にして一括シ
ールド層12と保護被覆13とを設けたものである。尚
、第3図のものは2枚の金属−プラスチックラミネート
テープを用意し、これら各テープの金属テープ側が向か
い合うようにして絶縁心線群および接地用導体10とを
覆い、2枚のテープをその両端部で貼り合わせたもので
ある。
ところで、近年EMI(電磁遮蔽)対策が厳しくなり、
その結果として、シールド層の厚さを厚くする傾向にあ
る。具体的に言うと、従来このシールド層としてアルミ
ニウムテープを使用した場 合、その厚さは杓10μ−
程度であったものが、最近ではその倍の約20.umの
ものが要求されるようになってきている。このようにシ
ールド層が厚い、すなわち金属テープの厚いものでシー
ルド層を形成しようとすると、以下のような問題が出て
きた。
その結果として、シールド層の厚さを厚くする傾向にあ
る。具体的に言うと、従来このシールド層としてアルミ
ニウムテープを使用した場 合、その厚さは杓10μ−
程度であったものが、最近ではその倍の約20.umの
ものが要求されるようになってきている。このようにシ
ールド層が厚い、すなわち金属テープの厚いものでシー
ルド層を形成しようとすると、以下のような問題が出て
きた。
いま前記第2図、第3図に示すようなシールド付フラッ
トケーブルを形成するに当たって、ケーブル長手方向に
しわ等ができないようにしようとすると、製造時に前記
金属テープまたは金属−プラスチックラミネートテープ
にある値以上の張力を負荷しなければならない、当然の
ことながら金属テープの厚さが厚くなれば付加する張力
も大きくせざるを得なくなる。このように従来のものよ
り大きな張力で金属テープまたは金属−プラスチックラ
ミネートテープを繰り出し、−括シールド層12あるい
は該−括シールド層12と共に保護被覆13とを形成し
たところ、ケーブル完成後金属テープまたは金属−プラ
スチックラミネートテープに付加していた張力が緩和し
てケーブル全体がその長手方向に縮んでしまった。その
結果、(1)前記接地用導体10が単線の場合、前述し
たケーブル製造後のケーブルの長手方向の収縮に接地用
導体lOが追従できず、逃げ場を失ってその長手方向の
数箇所で曲がりを生じてしまった。
トケーブルを形成するに当たって、ケーブル長手方向に
しわ等ができないようにしようとすると、製造時に前記
金属テープまたは金属−プラスチックラミネートテープ
にある値以上の張力を負荷しなければならない、当然の
ことながら金属テープの厚さが厚くなれば付加する張力
も大きくせざるを得なくなる。このように従来のものよ
り大きな張力で金属テープまたは金属−プラスチックラ
ミネートテープを繰り出し、−括シールド層12あるい
は該−括シールド層12と共に保護被覆13とを形成し
たところ、ケーブル完成後金属テープまたは金属−プラ
スチックラミネートテープに付加していた張力が緩和し
てケーブル全体がその長手方向に縮んでしまった。その
結果、(1)前記接地用導体10が単線の場合、前述し
たケーブル製造後のケーブルの長手方向の収縮に接地用
導体lOが追従できず、逃げ場を失ってその長手方向の
数箇所で曲がりを生じてしまった。
(2)そこで接地用導体10を複数本の導体を撚り合わ
せた撚線としたところ、ケーブル長手方向に部分的に生
ずる曲がりは解消されたものの、ケーブル端末処理性が
悪化した。すなわちこの種のシールド付フラットケーブ
ルでは、その端末で他線と短絡しないように前記接地用
導体10に絶縁チューブを被せる作業を行うが、この際
接地用導体10が撚線だと、その端末で細線がばらける
、いわゆる「わらい」が生じ、絶縁チューブに入りにく
くなる。
せた撚線としたところ、ケーブル長手方向に部分的に生
ずる曲がりは解消されたものの、ケーブル端末処理性が
悪化した。すなわちこの種のシールド付フラットケーブ
ルでは、その端末で他線と短絡しないように前記接地用
導体10に絶縁チューブを被せる作業を行うが、この際
接地用導体10が撚線だと、その端末で細線がばらける
、いわゆる「わらい」が生じ、絶縁チューブに入りにく
くなる。
以上のようにシールド層の厚さが厚くなったことにより
、接地用導体10の曲がりや端末処理性が悪化するとい
う問題が起こってきた。
、接地用導体10の曲がりや端末処理性が悪化するとい
う問題が起こってきた。
前記問題に鑑み本発明の目的は、前述のごとき接地用導
体の曲がりや、端末処理作業性の悪化を防止できるシー
ルド付フラットケーブルを提供することにある。
体の曲がりや、端末処理作業性の悪化を防止できるシー
ルド付フラットケーブルを提供することにある。
前記目的を達成すべく本発明は、導体に絶縁体を被覆し
てなる複数本の絶縁心線を平面状に並行に配置せしめた
絶縁心線群と、該絶縁心線群に縦添えした接地用導体と
、前記絶縁心線群および接地用導体とを覆うシールド層
と、該シールド層を覆う保護被覆とを有するシールド付
フラットケーブルにおいて、前記接地用導体は複数本の
導体を空打ちした編組構造になっていることを特徴とす
るものである。
てなる複数本の絶縁心線を平面状に並行に配置せしめた
絶縁心線群と、該絶縁心線群に縦添えした接地用導体と
、前記絶縁心線群および接地用導体とを覆うシールド層
と、該シールド層を覆う保護被覆とを有するシールド付
フラットケーブルにおいて、前記接地用導体は複数本の
導体を空打ちした編組構造になっていることを特徴とす
るものである。
以下に本発明の実施例を図を参照して詳細に説明する0
本発明者は種々の実験の結果、接地用導体として複数本
の導体を空打ちした編組構造にすると、ケーブル製造後
に金属テープに負荷した張力緩和によるケーブル収縮に
伴う接地用導体の曲がりを防止でき、かつ端末作業性、
すなわちこの接地用導体を絶縁チューブに挿入する作業
も容易にできることを見出した。尚、ここでいう複数本
の導体を空打ちした編組構造とは、複数本の導体を筒状
、すなわち内部が空洞20になるように編組したものを
いい、その一実施例を第1図に示す。
本発明者は種々の実験の結果、接地用導体として複数本
の導体を空打ちした編組構造にすると、ケーブル製造後
に金属テープに負荷した張力緩和によるケーブル収縮に
伴う接地用導体の曲がりを防止でき、かつ端末作業性、
すなわちこの接地用導体を絶縁チューブに挿入する作業
も容易にできることを見出した。尚、ここでいう複数本
の導体を空打ちした編組構造とは、複数本の導体を筒状
、すなわち内部が空洞20になるように編組したものを
いい、その一実施例を第1図に示す。
以下このような複数本の導体を空打ちした編組構造の接
地用導体10を前記第2図、第3図に示す構造のシール
ド付フラットケーブルに適用した例を具体的に示す。
地用導体10を前記第2図、第3図に示す構造のシール
ド付フラットケーブルに適用した例を具体的に示す。
(実施例1)
0.127mmの導体を7本撚り合わせてなる導体1に
ポリ塩化ビニル製の絶縁体2を被覆せしめて絶縁心線3
を形成し、該複数の絶縁心線3を平面状に並行に並べて
絶縁心線群を形成し、これにポリエチレンまたはポリ塩
化ビニル等からなる一括絶縁層11を押出被覆にて設け
た。ここで各導体1の間隔は1.2’7snになってい
る0次に前記−括絶縁層11の両端、すなわち両側面部
に前述した第1図に示す複数本の導体を空打ちした編組
構造の接地用導体10を縦添えし、続いてこれに厚さ約
20μ−のアルミニウムテープにポリエステルチーブを
ラミネートした金属−プラスチックラミネートテープを
アルミニウムテープ側が内側になるようにして、かつ前
記接地用導体10と導通するような状態にて被せ、第2
図に示すようなシールド付フラットケーブルを形成した
。尚、前記接地用導体10は、外径0.1m+mの錫メ
ツキ軟銅線を3本持16打にて第1図のように空打ちm
&Iしたものである。
ポリ塩化ビニル製の絶縁体2を被覆せしめて絶縁心線3
を形成し、該複数の絶縁心線3を平面状に並行に並べて
絶縁心線群を形成し、これにポリエチレンまたはポリ塩
化ビニル等からなる一括絶縁層11を押出被覆にて設け
た。ここで各導体1の間隔は1.2’7snになってい
る0次に前記−括絶縁層11の両端、すなわち両側面部
に前述した第1図に示す複数本の導体を空打ちした編組
構造の接地用導体10を縦添えし、続いてこれに厚さ約
20μ−のアルミニウムテープにポリエステルチーブを
ラミネートした金属−プラスチックラミネートテープを
アルミニウムテープ側が内側になるようにして、かつ前
記接地用導体10と導通するような状態にて被せ、第2
図に示すようなシールド付フラットケーブルを形成した
。尚、前記接地用導体10は、外径0.1m+mの錫メ
ツキ軟銅線を3本持16打にて第1図のように空打ちm
&Iしたものである。
このようにして形成した本発明のシールド付フラットケ
ーブルでは、製造時に絶縁心線群、接地用導体10およ
び金属−プラスチックラミネートテープとの間の張力バ
ランスがくずれていたり、製造後に前記各要素の収縮量
に差があっても、接地用導体lO自体が編組構造のため
、換言すると、撚線のごとく導体が撚り込まれた構造に
なっているため、この差を吸収でき、接地用導体10の
曲がりは生じなかった。また配線にあたっても、この接
地用導体lOは可撓性に優れているため配線作業が容易
であった。さらに端末作業時においても、従来の撚線と
は異なり編組の構造のため、いわゆるrわらい」は起こ
りにくく、その結果絶縁チューブを被せ易かった。
ーブルでは、製造時に絶縁心線群、接地用導体10およ
び金属−プラスチックラミネートテープとの間の張力バ
ランスがくずれていたり、製造後に前記各要素の収縮量
に差があっても、接地用導体lO自体が編組構造のため
、換言すると、撚線のごとく導体が撚り込まれた構造に
なっているため、この差を吸収でき、接地用導体10の
曲がりは生じなかった。また配線にあたっても、この接
地用導体lOは可撓性に優れているため配線作業が容易
であった。さらに端末作業時においても、従来の撚線と
は異なり編組の構造のため、いわゆるrわらい」は起こ
りにくく、その結果絶縁チューブを被せ易かった。
(実施例2)
第3図に示すような構造のシールド付フラットケーブル
を製造すべく、まず0.32gu+の軟銅線によりなる
導体1にポリエチレン製の絶縁体2を被覆せしめて絶縁
層4113を形成し、該絶縁心線3を対にした後、これ
に導体編組、金属テープあるいは導電性高分子被覆によ
り個別シールド層7を設け、続いてこれにポリエチレン
等からなる個別シース8を被覆せしめ絶縁心線対を有す
る対心線群を形成し、しかる後この個別心線群複数本を
平面状に並行に並べて絶縁心線群を形成し、かつその両
端部に第1図に示す複数本の導体を空打ちした編組構造
の接地用導体10を縦添えした。最後にこの絶縁心線群
および接地用導体10両者を厚さ約20μ園−のアルミ
ニウムテープにポリエステルチーブをラミネートした2
枚の金属−プラスチックラミネートテープで、金属テー
プ側を内側にした状態にて上下から包み、その両端部を
加熱融着せしめ一部シールド層12、保護被覆13を形
成した。尚、この実施例で使用した接地用導体10は、
中心に綿糸を配置し、これに外径0.12+w−の錫メ
ツキ軟銅線を3奉持8打にて編組をし、結果的には第1
図に示す空洞20に綿糸を入れた構造のものを使用した
。この方法を採用すると空打ち編組が容易にできるとい
う利点等がある。尚、中心に挿入する介在線としては前
記綿糸の他に、例えばプラスチック紐等が使用できる。
を製造すべく、まず0.32gu+の軟銅線によりなる
導体1にポリエチレン製の絶縁体2を被覆せしめて絶縁
層4113を形成し、該絶縁心線3を対にした後、これ
に導体編組、金属テープあるいは導電性高分子被覆によ
り個別シールド層7を設け、続いてこれにポリエチレン
等からなる個別シース8を被覆せしめ絶縁心線対を有す
る対心線群を形成し、しかる後この個別心線群複数本を
平面状に並行に並べて絶縁心線群を形成し、かつその両
端部に第1図に示す複数本の導体を空打ちした編組構造
の接地用導体10を縦添えした。最後にこの絶縁心線群
および接地用導体10両者を厚さ約20μ園−のアルミ
ニウムテープにポリエステルチーブをラミネートした2
枚の金属−プラスチックラミネートテープで、金属テー
プ側を内側にした状態にて上下から包み、その両端部を
加熱融着せしめ一部シールド層12、保護被覆13を形
成した。尚、この実施例で使用した接地用導体10は、
中心に綿糸を配置し、これに外径0.12+w−の錫メ
ツキ軟銅線を3奉持8打にて編組をし、結果的には第1
図に示す空洞20に綿糸を入れた構造のものを使用した
。この方法を採用すると空打ち編組が容易にできるとい
う利点等がある。尚、中心に挿入する介在線としては前
記綿糸の他に、例えばプラスチック紐等が使用できる。
このようにして形成した本発明のシールド付フラットケ
ーブルでも、前述した実施例1の場合と同様の効果を確
認することができた。
ーブルでも、前述した実施例1の場合と同様の効果を確
認することができた。
前述の如く本発明のシールド付フラットケーブルによれ
ば、製造時および製造後における絶縁心線群、金属テー
プおよび接地用導体各要素の張力のアンバランス等によ
る接地用導体の曲がりを防止でき、かつ端末処理作業性
も向上させることができる。
ば、製造時および製造後における絶縁心線群、金属テー
プおよび接地用導体各要素の張力のアンバランス等によ
る接地用導体の曲がりを防止でき、かつ端末処理作業性
も向上させることができる。
第1図は本発明に係わる接地用導体の一実施例を示す側
面図、第2図、第3図はシールド付フラットケーブルの
種々の例を示す横断面図または一部横断面図である。 3〜絶縁心線 10〜接地用導体 12〜−括シールド
層 13〜保護被覆 20〜空洞 特許出願人 古河電気工業株式会社第2図 第3図
面図、第2図、第3図はシールド付フラットケーブルの
種々の例を示す横断面図または一部横断面図である。 3〜絶縁心線 10〜接地用導体 12〜−括シールド
層 13〜保護被覆 20〜空洞 特許出願人 古河電気工業株式会社第2図 第3図
Claims (1)
- 導体に絶縁体を被覆してなる複数本の絶縁心線を平面状
に並行に配置せしめた絶縁心線群と、該絶縁心線群に縦
添えした接地用導体と、前記絶縁心線群および接地用導
体とを覆うシールド層と、該シールド層を覆う保護被覆
とを有するシールド付フラットケーブルにおいて、前記
接地用導体は複数本の導体を空打ちした編組構造になっ
ていることを特徴とするシールド付フラットケーブル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12974888A JPH01298605A (ja) | 1988-05-27 | 1988-05-27 | シールド付フラットケーブル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12974888A JPH01298605A (ja) | 1988-05-27 | 1988-05-27 | シールド付フラットケーブル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01298605A true JPH01298605A (ja) | 1989-12-01 |
JPH0561726B2 JPH0561726B2 (ja) | 1993-09-07 |
Family
ID=15017227
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12974888A Granted JPH01298605A (ja) | 1988-05-27 | 1988-05-27 | シールド付フラットケーブル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01298605A (ja) |
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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WO2008069208A1 (ja) * | 2006-12-04 | 2008-06-12 | Autonetworks Technologies, Ltd. | シールド導電体及びシールド導電体の製造方法 |
WO2011158868A1 (ja) * | 2010-06-18 | 2011-12-22 | 矢崎総業株式会社 | 一体型シールドプロテクタ及びワイヤハーネス |
JP2013065559A (ja) * | 2010-08-31 | 2013-04-11 | Three M Innovative Properties Co | 遮蔽電気ケーブルに関するコネクタ配置 |
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US10147522B2 (en) | 2010-08-31 | 2018-12-04 | 3M Innovative Properties Company | Electrical characteristics of shielded electrical cables |
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1988
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