JPH0129439Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0129439Y2 JPH0129439Y2 JP14154184U JP14154184U JPH0129439Y2 JP H0129439 Y2 JPH0129439 Y2 JP H0129439Y2 JP 14154184 U JP14154184 U JP 14154184U JP 14154184 U JP14154184 U JP 14154184U JP H0129439 Y2 JPH0129439 Y2 JP H0129439Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat exchanger
- plate
- shell
- tube
- inclined plates
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 17
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Details Of Heat-Exchange And Heat-Transfer (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本考案は、直管形伝熱管束を用いた熱交換器に
おいて、前記伝熱管束を横切るように横設された
バツフル板に特徴を有するシエルアンドチユーブ
型熱交換器に関するものである。
おいて、前記伝熱管束を横切るように横設された
バツフル板に特徴を有するシエルアンドチユーブ
型熱交換器に関するものである。
（従来の技術）
前記シエルアンドチユーブ型熱交換器の従来例
は、第３図に示すようにシエル１（胴）内に直管
形伝熱管２束が上、下管板６，７によつて縦設さ
れ、また、伝熱管２束を横切るように横設された
切欠部３ａ付のバツフル板３が縦方向間隔をおい
て配設されており、シエル１の上側部に設けられ
た入口ノズル４ａからシエル１内に導入された高
温の１次側流体ａは、各伝熱管２の周囲を通り矢
示のように各バツフル板３の各切欠部３ａを流通
しジグザグコースをたどつて次第に下方へ流れ出
口ノズル５ａから取出されるとともに、低温の２
次側流体ｂは、シエル１の下端部に設けられた入
口ノズル４ｂから下管板７の下側に流入され、各
伝熱管２内を上昇しつつ前記１次側流体ａを熱交
換したのち出口ノズル５ｂから取出される構造に
なつていて、前記バツフル板３によつて１次側流
体ａをジグザグコースにして各伝熱管２の周囲へ
の流通性を高め熱交換効率を向上させている。
は、第３図に示すようにシエル１（胴）内に直管
形伝熱管２束が上、下管板６，７によつて縦設さ
れ、また、伝熱管２束を横切るように横設された
切欠部３ａ付のバツフル板３が縦方向間隔をおい
て配設されており、シエル１の上側部に設けられ
た入口ノズル４ａからシエル１内に導入された高
温の１次側流体ａは、各伝熱管２の周囲を通り矢
示のように各バツフル板３の各切欠部３ａを流通
しジグザグコースをたどつて次第に下方へ流れ出
口ノズル５ａから取出されるとともに、低温の２
次側流体ｂは、シエル１の下端部に設けられた入
口ノズル４ｂから下管板７の下側に流入され、各
伝熱管２内を上昇しつつ前記１次側流体ａを熱交
換したのち出口ノズル５ｂから取出される構造に
なつていて、前記バツフル板３によつて１次側流
体ａをジグザグコースにして各伝熱管２の周囲へ
の流通性を高め熱交換効率を向上させている。
（従来技術の問題点）
従来の前記シエルアンドチユーブ型熱交換器に
おいては、バツフル板３における１次側流体ａの
流通路が切欠部３ａのみに限られかつジグザグコ
ースになつているため、該バツフル板３が１次側
流体ａの運動方向を妨げて圧損が大きくなり、各
伝熱管２の周囲における１次側流体ａの流速増大
に限界があり熱交換効率の向上の妨げになつてい
る。
おいては、バツフル板３における１次側流体ａの
流通路が切欠部３ａのみに限られかつジグザグコ
ースになつているため、該バツフル板３が１次側
流体ａの運動方向を妨げて圧損が大きくなり、各
伝熱管２の周囲における１次側流体ａの流速増大
に限界があり熱交換効率の向上の妨げになつてい
る。
（考案の目的、問題点の解決手段）
本案は、従来のシエルアンドチユーブ型熱交換
器における前記のような問題点に対処するための
考案であつて、直管形伝熱管束を用い該伝熱管束
に対してバツフル板を横設したシエルアンドチユ
ーブ型熱交換器において、中心板の両側に相互間
隔をおいて配設された複数の傾斜板よりなる２群
の傾斜板群を設けるとともに、前記中心板両側の
前記傾斜板の傾斜方向を逆向きに形成してなるル
ーバー状のバツフル板に構成した点に特徴を有
し、中心板を挾みその両側に複数の傾斜板よりな
る２群の傾斜板群を設け、中心板両側の前記傾斜
板の傾斜を逆方向に形成したルーバー状にするこ
とにより、バツフル板における１次側流体の流通
性を高め圧損を著しく低減するとともに、バツフ
ル板流通時に１次側流体が施回流となり、伝熱管
束の周囲を流れる１次側流体の流速を著しく高め
ることができ、熱交換効率を著しく向上させて前
記のような従来の問題点を解消したシエルアンド
チユーブ型熱交換器を供する点にある。
器における前記のような問題点に対処するための
考案であつて、直管形伝熱管束を用い該伝熱管束
に対してバツフル板を横設したシエルアンドチユ
ーブ型熱交換器において、中心板の両側に相互間
隔をおいて配設された複数の傾斜板よりなる２群
の傾斜板群を設けるとともに、前記中心板両側の
前記傾斜板の傾斜方向を逆向きに形成してなるル
ーバー状のバツフル板に構成した点に特徴を有
し、中心板を挾みその両側に複数の傾斜板よりな
る２群の傾斜板群を設け、中心板両側の前記傾斜
板の傾斜を逆方向に形成したルーバー状にするこ
とにより、バツフル板における１次側流体の流通
性を高め圧損を著しく低減するとともに、バツフ
ル板流通時に１次側流体が施回流となり、伝熱管
束の周囲を流れる１次側流体の流速を著しく高め
ることができ、熱交換効率を著しく向上させて前
記のような従来の問題点を解消したシエルアンド
チユーブ型熱交換器を供する点にある。
（考案の実施例）
第１図、第２図に本考案の一実施例を示してお
り、図中１はシエル（胴）、２は上、下管板６，
７間に配設された複数の直管形伝熱管、４ａはシ
エル１の上部に配設された高温の１次側流体ａの
入口ノズル、５ａは同流体ａの出口ノズル、４ｂ
はシエル１の下端に配設された低温の２次側流体
ｂの入口ノズル、５ｂは同流体ｂの出口ノズルで
あつて、本考案においては、伝熱管２束に対設さ
れたバツフル板１０を、中心板１１と、該中心板
１１の両側に相互間隔をおいて配設された複数の
傾斜板１２ａ，１２ａ，１２ａ…，１２ｂ，１２
ｂ，１２ｂ…よりなる２群の傾斜板群とによつて
構成するとともに、中心板１１両側の傾斜板１２
ａ，１２ａ…と１２ｂ，１２ｂ…とは傾斜を逆方
向に形成してルーバー状に構成されている。
り、図中１はシエル（胴）、２は上、下管板６，
７間に配設された複数の直管形伝熱管、４ａはシ
エル１の上部に配設された高温の１次側流体ａの
入口ノズル、５ａは同流体ａの出口ノズル、４ｂ
はシエル１の下端に配設された低温の２次側流体
ｂの入口ノズル、５ｂは同流体ｂの出口ノズルで
あつて、本考案においては、伝熱管２束に対設さ
れたバツフル板１０を、中心板１１と、該中心板
１１の両側に相互間隔をおいて配設された複数の
傾斜板１２ａ，１２ａ，１２ａ…，１２ｂ，１２
ｂ，１２ｂ…よりなる２群の傾斜板群とによつて
構成するとともに、中心板１１両側の傾斜板１２
ａ，１２ａ…と１２ｂ，１２ｂ…とは傾斜を逆方
向に形成してルーバー状に構成されている。
（考案の作用、効果）
本考案は、前記のような構成されているため、
１次側流体ａは、バツフル板の各傾斜板間に形成
された各流路内を流通し、バツフル板によつて格
別の流通抵抗を受けることなく円滑に流通され圧
損が著しく低減されているとともに、中心板１１
の両側における両傾斜板群の傾斜板の傾斜は逆方
向になつており流通路の傾斜が逆方向になつてい
るため、１次側流体ａはバツフル板１０を流通す
ると施回流となり、伝熱管２束における１次側流
体の流通速度が大幅に高められ、熱交換効率が著
しく向上されている。
１次側流体ａは、バツフル板の各傾斜板間に形成
された各流路内を流通し、バツフル板によつて格
別の流通抵抗を受けることなく円滑に流通され圧
損が著しく低減されているとともに、中心板１１
の両側における両傾斜板群の傾斜板の傾斜は逆方
向になつており流通路の傾斜が逆方向になつてい
るため、１次側流体ａはバツフル板１０を流通す
ると施回流となり、伝熱管２束における１次側流
体の流通速度が大幅に高められ、熱交換効率が著
しく向上されている。
第１図は本考案の一実施例の機構を示す斜視
図、第２図Ａ，Ｂはバツフル板の平面図と側面
図、第３図は従来例の機構を示す斜視図である。 １……シエル（胴）、２……直管形伝熱管、１
０……バツフル板、１１……中心板、１２ａ，１
２ｂ……傾斜板。
図、第２図Ａ，Ｂはバツフル板の平面図と側面
図、第３図は従来例の機構を示す斜視図である。 １……シエル（胴）、２……直管形伝熱管、１
０……バツフル板、１１……中心板、１２ａ，１
２ｂ……傾斜板。
Claims (1)
- 直管形伝熱管束を用い該伝熱管束に対してバツ
フル板を横設したシエルアンドチユーブ型熱交換
器において、中心板の両側に相互間隔をおいて配
設された複数の傾斜板よりなる２群の傾斜板群を
設けるとともに、前記中心板両側の前記傾斜板の
傾斜方向を逆向きに形成してなるルーバー状のバ
ツフル板に構成したことを特徴とするシエルアン
ドチユーブ型熱交換器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14154184U JPH0129439Y2 (ja) | 1984-09-20 | 1984-09-20 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14154184U JPH0129439Y2 (ja) | 1984-09-20 | 1984-09-20 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6158596U JPS6158596U (ja) | 1986-04-19 |
| JPH0129439Y2 true JPH0129439Y2 (ja) | 1989-09-07 |
Family
ID=30699878
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14154184U Expired JPH0129439Y2 (ja) | 1984-09-20 | 1984-09-20 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0129439Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102401603A (zh) * | 2010-09-16 | 2012-04-04 | 辽宁石油化工大学 | 一种用于换热器的螺旋叶片折流板 |
-
1984
- 1984-09-20 JP JP14154184U patent/JPH0129439Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6158596U (ja) | 1986-04-19 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4081025A (en) | Multiple fluid stacked plate heat exchanger | |
| JPH0129439Y2 (ja) | ||
| JPS63210595A (ja) | プレ−トフイン型熱交換器 | |
| JPH0614782U (ja) | 熱交換器 | |
| JPS5938598A (ja) | プレ−ト型熱交換器 | |
| JPH0249512Y2 (ja) | ||
| JP2532684B2 (ja) | 積層式熱交換器 | |
| JPH0356073U (ja) | ||
| JPH0449494Y2 (ja) | ||
| CN219572764U (zh) | 钎焊换热器 | |
| JPS6137994Y2 (ja) | ||
| JPH0227598B2 (ja) | Netsukokanki | |
| JPS6210628Y2 (ja) | ||
| JPS6287791A (ja) | 熱交換器用フイン | |
| JPH0722612Y2 (ja) | プレートフィン型熱交換器 | |
| JPH0116949Y2 (ja) | ||
| JPH0645166Y2 (ja) | プレートフィン型熱交換器 | |
| JP2695269B2 (ja) | 積層式熱交換器 | |
| JPH0631283Y2 (ja) | 直列配置型多管式貫流ボイラー | |
| JPH037742Y2 (ja) | ||
| JPH0473779U (ja) | ||
| JPH0740852Y2 (ja) | プレートフィン型熱交換器 | |
| JPS61285391A (ja) | 熱交換器 | |
| JPS6380483U (ja) | ||
| JPS6238150Y2 (ja) |