JPH01293209A

JPH01293209A - タイヤの空気圧を監視するための圧力スイツチ

Info

Publication number: JPH01293209A
Application number: JP1076879A
Authority: JP
Inventors: Wolfgang Schmierer; ヴオルフガング・シユミーラー
Original assignee: Dr Ing HCF Porsche AG
Current assignee: Dr Ing HCF Porsche AG
Priority date: 1988-03-30
Filing date: 1989-03-30
Publication date: 1989-11-27
Also published as: US4894639A; EP0335082A3; DE3810763A1; EP0335082A2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】産業上の利用分野本発明は請求項１の上位概念に記載の圧力スイッチに関
する。

従来の技術タイヤの空気圧を監視するためのタイヤ圧センサが、西
ドイツ国特許出願公開公報第３５４３８６４号に公開さ
れており、該装置は基準圧力室を備えた圧力スイッチを
有し、該基準圧力室はタイヤの内室に対し、導電体のス
イッチングダイヤフラムによって閉鎖されており、かつ
このダイヤフラムと協働する接触ピンを装着している。

該ピンがスイッチングダイヤフラムと接触する際には、
自動車タイヤの内部には、所に亘って、１つの開閉点に
関してだけ設計可能である。即ち１つの圧力スイッチを
介して正確に監視できるのは、高速又は低速のどちらか
に対応する唯１つの空気圧だけである。

発明が解決しようとする課題本発明の課題は請求項１の上位概念に記載のることがで
きるような圧力スイッチを提供することにある′。

課題を解決するための手段上記の課題は請求項１の特徴によって解決することがで
きた。請求項２以下には、更に有利な特徴が含まれてい
る。

発明の効果本発明によって達成される主要な利点は、圧力スイッチ
の開閉点のスイッチングダイヤフラムを特別に形成する
ことにより、夫々の速度で必要とする最低の空気圧に、
圧力スイッチを適合させることができるという点にある
。このことはスイッチングダイヤフラムにおける規定さ
れた肉厚乃至は質量集積部によって達成されるが、これ
により面積質量の増大及び自動車の速度に関連して遠心
力の増大が発生し、これらがスイッチングダイヤフラム
の偏位運動を惹き起し、その結果、速度に依存して開閉
点が自動的に変動できるように調整されることになる。

実施例本発明の実施例を図面に示し、以下に詳しく説明する。

圧力スイッチ１は車輪リム２に配置され、センサケーシ
ング５内に基準圧力Ｐ１を備えた圧力室６を有しており
、該基準圧力はタイヤ内の空気圧ＰＲに対し、スイッチ
ングダイヤフラム７で閉鎖されている。接触ピン８は圧
力室６の中央部で、圧力タイトに、かつ電気的に絶縁さ
れて、基準圧力室６内に固定されている。スイッチング
ダイヤフラム７と接触ピン８とは、タイヤ内の空気圧Ｐ
Ｒが充分な場合には、両者間に電気的な結合が成り立つ
ように互いに配置されている。これに反してタイヤ内の
圧力ＰＲが′基準圧力Ｐ０以下に減少すると、スイッチ
ングダイヤフラム７が接触ピン８から離れ、詳細には図
示してない電気回路又はその同等品によって警報信号が
作動する。

ダイヤフラム７は１つの部材を形成し、圧力をスイッチの開閉点Ｓｚ１速度に応じて自動的に模写させ
ている。そのためにダイヤフラム７には、付加的な質量
が取りつけられているか、又は公知のスイッチングダイ
ヤフラム（西ドイツ国特許出願公開公報第３５４３８６
４号）に対して、例へば第１図に詳細に示されているよ
うな、厚さのよシ厚い肉厚ｄが備えられている。

このことにより、遠心力の影響がダイヤフラムＴ上で倍
加される。特にスイッチングダイヤフラム７は全く均等
な肉厚ｄ（位置７ａ）を有している。しかしダイヤフラ
ム７の中心領域に不は均一な肉厚部乃至に質量集積部７ｂを設けることも考え
られる。この質量集積部７ｂは点形状の質量、又はスリ
ーブ７ｄから成っており、該スリーブはダイヤフラム７
の内側に配置されて、接触ピン８を自由空間で取り囲ん
でいる。同様に質量集積部ＴＯが、ダイヤプラムＴの周
囲に均等に分配されて配置されていても宜い。ダイヤフ
ラム７は特に、遠心力の力の方向Ｆにほぼ直角に延びる
鉛直な横千面Ｙ−Ｙ内に配置されている。

第２図は開閉点が速度に依存して追従する状況を示した
ものであるが、このグラフから、圧力スイッチの開閉点
Ｓが、夫々の速度に応じてタイヤのために必要な空気圧
に適合することができることが判る。即ちタイヤに必要
な空気圧がその時々のタイヤ速度に対して監視され得る
。

その結果、例へば１６０Ｋｍ、／ｈまでの低速領域にあ
っては、Ｖｍａｘ　＝　２８０　Ｋｍ／　ｈの場合よシ
も約０．５バールだけ低い空気圧で運転することができ
る。

例へば第２図のグラフに示されているような開閉特性曲
線９は、その時の速度に適する最低の空気圧に適合して
いる。タイヤ内の圧力が走行速度に対して低過ぎる場合
には、圧力スイッチ１を介して警報が発せられる。

従って圧力センサの開閉点は、自動車の走行速度に応じ
て特性曲線９に沿って変動可能であり、その結果、タイ
ヤの空気圧が種々に変化しても、゛唯１つの圧力スイッ
チで事足シることにな９、タイヤの空気圧は、遠心力に
依存して制御されるスイッチングダイヤフラム７の付加
的な質量７ａｔ　　７ｂｔ　　７Ｃｔ　　７ｄを介して
、形成可能になっている。

その他の使用例乃至は自動車に対しては、タイヤの構造
、タイヤの寸法、車輪荷重、リムの寸法、スイッチの組
込み位置（半径と角度位置）、ダイヤフラム径、ダイヤ
フラムの剛性等に依存して、スイッチングダイヤフラム
にそれに応じた質量の増加を行うことにより、低速時の
圧力と高速時の圧力との間の、圧力差違を具備した所望
の開閉特性曲線（Ｐｓｃｈａｌｔ　＝　ｆ（ｖ）　）を
達成することができる。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の実施例を示すもので、第１図は１部分を
断面で示した圧力スイッチの図、第２図はスイッチング
ダイヤフラムと圧力スイッチとに与える遠心力の影響を
グラフで表わした図、第３図は点形状の質量集積部を備
えたスイッチングダイヤフラムの図、第４図はスイッチ
ングダイヤフラムの周辺建、分配されて配置された集量
集積部の図、第５図は質量として内方に配置されたスリ
ーブを備えた、スイッチングダイヤフラムの断面図であ
る。１・・・圧力スイッチ、２・・・車輪リム、５・・・セ
ンサケーシング、６・・・圧力室、７・・・スイッチン
グダイヤフラム、７ａｔ　　７ｂｔ　　７ｃｔ　　７ｔ
ｉ−・・質量集積部、８・・・接触ピン、９・・・特性
曲線、Ｆ・・・遠心力の方向、Ｓ・・・開閉点、ＰＲ・
・・空気圧、Ｐｌ・・・基準圧力、ｄ・・・肉厚代理人　弁理士　矢　野　敏　雄

Claims

【特許請求の範囲】１、タイヤの空気圧を監視するための圧力スイッチであ
つて、車輪リム部に固定されており、タイヤ内の空気圧
によつて作動し、かつ基準圧力室を有し、該基準圧力室
は導電体のスイッチングダイヤフラムによつてタイヤ側
で閉鎖され、かつ該ダイヤフラムと協働する接触ピンを
装着している形式のものにおいて、圧力スイッチ（１）
の開閉点（Ｓ）が自動的に変動できるように、スイッチ
ングダイヤフラム（７）が、遠心力に依存して制御され
る質量部（７ａ）を有していることを特徴とする、タイ
ヤの空気圧を監視するための圧力スイッチ。２、圧力スイッチ（１）の接点（Ｓ）が自動車の速度に
関連して特性曲線（９）を形成しており、該特性曲線は
タイヤの空気圧が低過ぎる場合の警報の閾値として形成
されていることを特徴とする、請求項１記載の圧力スイ
ッチ。３、圧力スイッチ（１）のスイッチングダイヤフラム（
７）が、遠心力の作用方向にほぼ直角に延びる鉛直横平
面（Ｙ−Ｙ）内に配置されていることを特徴とする、請
求項１又は２記載の圧力スイッチ。４、スイッチングダイヤフラム（７）が、接触ピン（８
）に向い合つて位置する中心質量集積部（７ａ）を有し
ていることを特徴とする、請求項１、２又は３記載の圧
力スイッチ。５、付加的な質量がスイッチングダイヤフラムに結合さ
れており、該質量は円周に亘つて均等に分配された質量
集積部から成つていることを特徴とする、請求項１から
４までのいづれか１項に記載の圧力スイッチ。６、質量集積部が、スイッチングダイヤフラムの規定さ
れた肉厚部から成つていることを特徴とする、請求項１
から５までのいづれか１項に記載の圧力スイッチ。７、質量集積部が、スイッチングダイヤフラム（７）に
結合して中心部に配置されたスリーブから成り、該スリ
ーブは接触ピンの自由端部を取り囲んでいることを特徴
とする、請求項１から６までのいづれか１項に記載の圧
力スイッチ。