JPH01289885A - バランス修正用接着材 - Google Patents

バランス修正用接着材

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JPH01289885A
JPH01289885A JP11927688A JP11927688A JPH01289885A JP H01289885 A JPH01289885 A JP H01289885A JP 11927688 A JP11927688 A JP 11927688A JP 11927688 A JP11927688 A JP 11927688A JP H01289885 A JPH01289885 A JP H01289885A
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adhesive
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balance correction
pigment
putty
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Hiromitsu Ibe
井辺 博光
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Asmo Co Ltd
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  • Epoxy Resins (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、いわゆるパテ材と称されるロータ等のバラン
ス修正用接着材に関する。
[従来の技術] 従来、一般にパテ材と称されるバランス修正用接着材は
、エポキシ樹脂又は紫外線硬化樹脂等にシリカ、アルミ
ナ等の無機物質を充填混合して使用していた。例えば特
開昭50−18520号公報には、加熱すると硬化する
エポキシ樹脂か開示されており、特開昭51−4615
9号公報には光照射によって硬化するエポキシ樹脂組成
物が開示されており、特開昭51−71907号公報に
はエポキシ樹脂とシリカ、マイカ粉等の混合物で未硬化
のものを用いて電機子のバランス調整をすることが開示
されており、特開昭54−10481号公報にはエポキ
シ樹脂や不飽和ポリエステル等の熱硬化性樹脂を用いた
ものが開示されている。また特公昭60−16186号
公報によれば、紫外線(或いは紫外線及び加熱)で硬化
する物質か開示されている。
これらのパテ材の硬化に関しては、十分な硬化がなされ
ないと、モータ回転中にパテ材か脱落したり、飛散した
りして、モータの機能に支障を与えることとなる。した
がって、パテ材を完全に硬化することが非常に重要であ
る。このため上記各々のパテ材は、常温で硬化したり、
加熱によって硬化したり、紫外線の照射等によって硬化
するパテ材を用いて、手作業或いは自動によってパテ材
をロータに付着させてバランス修正を行なっていた。
[発明か解決しようとする課題] しかし、上記パテ材の場合において、機械化による自動
バランス修正を図る場合には、自動機械の貯蔵タンク内
に貯蔵するときに問題が生じる。
この問題としては、常温で硬化する場合には、貯蔵タン
ク内に放置しておくと、硬化してしまい、機械化の付着
ラインに導入することか困難であるという問題と共に、
常温において硬化する材質は一般に耐熱性に乏しいとい
う問題がある。また紫外線の照射によって硬化する場合
には、生産ラインに導入する過程において、全ての紫外
線を遮断する必要があり、取扱いに不利であるという問
題かある。さらに上記各パテ材は、加熱によって硬化す
る場合と同様に、硬化状態の確認か困難であるという問
題かある。
本発明者は、上記各問題点に鑑み、硬化と変色との関係
について創意研究し、イミダゾール系硬化剤は、80℃
以上にならないと急速に反応を開始しない点及び加熱に
よって変色する顔料に着目して、本発明をするに至った
本発明の目的は、機械化による自動バランス修正を図る
場合において、特別な構造を要しない貯蔵タンク内で硬
化することなく貯蔵することができ、硬化したことが色
変化によって明確に判別できる新規なバランス修正用接
着材を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 本発明は上記課題を解決するためになされたちのてあり
、本発明のバランス修正用接着材は、エポキシ樹脂15
乃至35重量部と、イミダゾール系硬化剤3乃至12重
量部と、無機充填材30乃至80重量部と、顔料とから
構成される。
[作用] 本発明はイミダゾール系硬化剤を用いており、このイミ
ダゾール系硬化剤は80℃以上にならないと急速に反応
を開始しない。このため機械化による自動バランス修正
を図る場合において、特別な構造を要しない貯蔵タンク
内で硬化することなく貯蔵することができる。またイミ
ダゾール系硬化剤を用いることによって、バランス修正
用接着材は加熱(80°C以上)しないと反応して硬化
しない。従って、この加熱時の熱及び反応熱によって変
色する顔料等を加えて、バランス修正用接着材の硬化を
判断できる組成とすることかできる。
またイミダゾール系硬化剤を用いたバランス修正用接着
材が硬化したときは、分子の架橋密度が高くなり、光の
屈折率(光の散乱)が大きくなるため顔料の色を引き立
たせる効果かある。このため、顔料の色を見分は易くな
りバランス修正用接着材の硬化が判断できる。
無機充填剤として酸化マグネシウムを用いることにより
、パテ材(即ちバランス修正用接着材)の密度の向上と
粘度の調整及び手へのベト付きの調整を行なうために、
また沈降性硫酸バリウムは密度の向上と粘度の調整及び
パテのチキソ性を高め、だれを防止するために、それぞ
れ配合する。
なお、上記無機充填剤としては、上記以外にアルミナ、
シリカ粉末を用いても同様の効果か得られる。
前記の酸化マクネシウム及び沈降性硫酸バリウムは、上
記の如く混合して用いてもよく、またそれぞれ単独に用
いても同様の効果が得られる。
上述のように、本発明によるバランス修正用接着材は、
熱をかけないと硬化しない様にした為、必ず硬化を判断
して製品を流すことを要するロータ等には好適である。
このように上記組成のバランス修正用接着材は、加熱硬
化前後で変色し、ひとめて硬化状態が判別できる。
[実施例] 次に1本発明の具体的例と比較例を説明する。
なお以下に説明する組成等は本発明を限定するものでは
なく、本発明の趣旨の範囲内で種々改変することかでき
るものである。
(実施例) エポキシ樹脂(「エピコート828」油化シェルエポキ
シ■製)25重量部に対し、イミタゾール系硬化剤([
アミキュアPN−23J味の素−製)8重量部を加え、
さらに無機充填剤として酸化マグネシウム35重量部及
び沈降性硫酸バリウム30重量部と、ベンカラ0.5重
量部を混合して、さらにチキン性付与剤1.5重量部を
混合し、軟かいペースト状の組成物からなるバランス修
正用接着材(いわゆるパテ材)を得た。上記各成分の混
合は混練機であるニーダを用いて、常温て30分混練し
て行なった。
上記成分からなるバランス修正用接着材を、モータ用ア
ーマチャのコイルエンドのアンバランス部に約1g〜2
g付着させ、約150°Cの乾燥炉(オーブン)に約1
5分間入れ、バランス修正用接着材を硬化させて、色の
変化を肉眼で観察した。硬化前、ベンガラ色(あずき色
)たったバランス修正用接着材か、薄赤色に変色し、バ
ランス修正用接着材の硬化か一目で判断てきた。
なお上記無機充填剤についてはアルミナ、シリカ粉末を
用いても同様の効果が得られる。
また上記実施例ではチキン性付与剤配合しているが、こ
れを加えなくても良い。
これはチキン性付与剤はパテの流れ(流動性)を制御す
る為のものであり、従って、パテの用途に応じて流動性
を制御する必要がある場合は添加すればよいが、それ以
外の場合は不要である。
また顔料としてベンガラ以外に、「黄土」。
「磁器下絵具」 (青呉須)、「半磁器下絵具」(トル
コ青203)、r半融器上絵具」 (E−No、10(
社)窯業協会)等の顔料、磁器用絵具を用いた場合の色
相変化を次の表1で示す。
(以下余白) 表  1 以上、硬化前後での変色剤として顔料を例に掲げたか、
これらに限られず、硬化時の加熱温度によって変色する
ものならばよい。また、これらは単一或いは複合させて
用いてもよい。
(比較例) 常温において硬化するパテとして、次の表2で示すよう
な組成物があり、この組成物に顔料としてベンガラを混
合した。
表2 この常温で硬化するパテの場合、硬化反応かゆっくりと
生じ、このため反応熱の発生も少ない。そして硬化物の
架橋密度は比較的低く、硬化前後における光の屈折率(
反射率)の変化は少ないため変色しないと考えられる。
このため硬化状態の確認が困難てあった。
[発明の効果] 本発明のバランス修正用接着材は、略80°C以上てな
いと硬化しないため、機械化による自動バランス修正を
図る場合において、特別な構造を要しない貯蔵タンク内
で硬化することなく貯蔵することができる。また加熱に
よって色の変化が生じるので、硬化したことか色変化に
よって明確に判別できる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、エポキシ樹脂15乃至35重量部と、イミダゾール
    系硬化剤3乃至12重量部と、無機充填材30乃至80
    重量部と、顔料とからなるバランス修正用接着材。
JP11927688A 1988-05-18 1988-05-18 バランス修正用接着材 Expired - Fee Related JPH0613688B2 (ja)

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JP11927688A JPH0613688B2 (ja) 1988-05-18 1988-05-18 バランス修正用接着材

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JP11927688A JPH0613688B2 (ja) 1988-05-18 1988-05-18 バランス修正用接着材

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JPH01289885A true JPH01289885A (ja) 1989-11-21
JPH0613688B2 JPH0613688B2 (ja) 1994-02-23

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ID=14757369

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04145180A (ja) * 1990-10-05 1992-05-19 Shin Etsu Polymer Co Ltd 異方導電接着剤による回路基板の接続構造
EP1832615A3 (en) * 2006-03-10 2011-12-07 Henkel AG & Co. KGaA Adhesive composition
CN108165219A (zh) * 2018-01-19 2018-06-15 东莞市科迪电子科技有限公司 一种平衡胶

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN108165219A (zh) * 2018-01-19 2018-06-15 东莞市科迪电子科技有限公司 一种平衡胶

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JPH0613688B2 (ja) 1994-02-23

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