JPH0128631Y2 - - Google Patents

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JPH0128631Y2
JPH0128631Y2 JP1981198319U JP19831981U JPH0128631Y2 JP H0128631 Y2 JPH0128631 Y2 JP H0128631Y2 JP 1981198319 U JP1981198319 U JP 1981198319U JP 19831981 U JP19831981 U JP 19831981U JP H0128631 Y2 JPH0128631 Y2 JP H0128631Y2
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holding plate
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case
conductor
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はテレビ受信用機器における給電線接続
部の構造に関するもので、給電線としてフイー
ダ、同軸ケーブルのいずれを用いても、容易に
各々の導線が所定の端子へ案内されるようにした
給電線接続部を提供しようとするものである。従
来、基台に一対の端子を設け、この両端子の中間
位置で両端子を結ぶ線より前方に突起部を形成
し、同軸ケーブル等の接続線の一対のリードを前
記突起部により分離して前記両端子に接続するよ
うにした接続装置が知られている。しかし上記構
成にあつては同軸ケーブルの内部導体を二つの端
子の内のいずれに対しても(接続してはならない
方の端子にでも)接続できるので、誤接続を起す
欠点があり、その解決が望まれていた。
そこで本願考案は、ケースの一面に、同軸ケー
ブルとフイーダをケースに対して選択的に締着す
る為の押さえ板と、上記押さえ板で締着されるフ
イーダの二つの導体を接続する為の第1の端子お
よび第2の端子とが備えられ、さらに上記押さえ
板とケースとの間には同軸ケーブルの外部導体接
続片を配設する一方、上記第1の端子を同軸ケー
ブルの内部導体接続用に定めている給電線接続装
置において、上記押さえ板とケースとの対向面の
いずれか一方には同軸ケーブル案内用の凹部を設
けて同軸ケーブルの軸線方向の位置決めを可能に
構成する一方、第1の端子と、第2の端子と、押
さえ板との間にはガイド部材を具備させ、かつこ
のガイド部材の押さえ板に最も近いところは船首
状にして、その一方の側には、第1の端子に向け
ての押さえ板側からの導線を案内する為の第1の
案内面を、他方の側には、第2の端子に向けての
押さえ板側からの導線を案内する為の第2の案内
面を形成し、さらに上記押さえ板に対する上記ガ
イド部材における船首状の先端部の関係位置は、
押さえ板とケースとの間に挿入されるフイーダの
二つの導線の間には位置するが、押さえ板とケー
スとの間に挿入される同軸ケーブルの軸線上より
も第2の端子側に偏位して同軸ケーブルの軸線位
置には第1の案内面が位置するように設定してあ
ることにより、フイーダ接続操作時の二つの導体
の分離接続を自然に可能にすると共に同軸ケーブ
ルの内部導体の場合は誤接続が自然に防止できる
ようにした給電線接続装置を提供するものであ
る。以下、図面により本考案の実施例について説
明する。
第1図は、テレビ受信用UHF・VHF分波器に
給電線として同軸ケーブルを接続した状態を示し
た斜視図である。1は分波回路を構成する電子部
品等を内部に収納したケースで、合成樹脂等の絶
縁材料で形成されている。2はUHF信号出力用
のフイーダを示し、3は端子金具で、テレビ受像
機のアンテナ端子に接続するためのものであり、
フイーダ2の導線の各々の先端に電気的および機
械的に接続されている。4はケース1に固定され
たVHF信号出力用のプラグ部を示し、5は導電
性のよい金属、例えば黄銅板等を円筒状に成型し
た外部導体であり、6は黄銅等をピン状に成型し
た中心導体である。7は給電線接続部で、例えば
アンテナ装置等からの給電線を接続するためのも
のである。8は同軸ケーブルである。8aは同軸
ケーブルの内部導体、8bは内部導体の周囲を被
覆した絶縁体、8cは外部導体、8dはシースを
各々示している。9は押さえ板で、硬質の合成樹
脂材料あるいは金属材料で形成されており、両端
部分に穿設された透孔にねじ棒10を挿通し、ケ
ース1に設けられたねじ孔に螺合させ締めつける
ことによつて同軸ケーブル8をケース1に止め付
けている。この場合、例えばケース1上で、押さ
え板9により外部導体8cが押しつけられる位置
に、導電材料で形成されケース1内部に収納され
た電子回路のアース部に電気的に接続された外部
導体接続片11を配設し、外部導体8cがケース
1内部の電子回路のアース部と電気的に接続する
ような構造になつているが、第1図では同軸ケー
ブル8に隠れて図示されていない。ただし、押さ
え板9およびねじ棒10を導電性のよい金属材料
で形成し、電子回路のアース部にねじ棒10を電
気的に接続するようにした場合には、外部導体接
続片11を設けなくても押さえ板9を外部導体接
続片に兼用することもできる。なお、ねじ棒10
の長さは螺合状態において、ケース1と押さえ板
9の間に同軸ケーブルを挿通するのに十分な空間
ができるような長さにしてある。また、同軸ケー
ブル8を押さえ板9とケース1の間に挿通する際
に、同軸ケーブル8が二本のねじ棒10の間の略
中央を通るようにするために、ケース1あるいは
押さえ板9のいずれか一方、またはケース1と押
さえ板9の両方に同軸ケーブル案内用の凹部12
が設けられている。13は第1の端子で、導電性
のよい金属材料、例えば黄銅、鉄、銅等を用いて
形成されており、導体挿入空間13bに差し込ま
れた内部導体8aを電気的および機械的に接続で
きるようにした周知の構造の端子である。14は
第2の端子で、第1の端子13と同様の構造にな
つており、後述するフイーダの導体を接続する時
に用いられる。13a,14aは導体挿入空間1
3b,14bに差し込まれた導体を締めつけて固
定するためのねじ棒である。15は第1の端子1
3と第2の端子14と押さえ板9との間の位置に
配設されたガイド部材で、合成樹脂等の絶縁材料
を用いて形成されている。なお、ガイド部材15
はケース1と一体成型してもよい。16はガイド
部材15において押さえ板9に近い所に位置した
先端部を示し、図示されたような船首状に形成し
てある。また、先端部16は同軸ケーブル8の内
部導体8aが通る線上に位置せず、内部導体8a
を止め付ける第1の端子13とは逆の第2の端子
14寄りの位置に設けられている。17は第1の
案内面、18は第2の案内面を示しており、先端
部16の両側面から第1の端子13と第2の端子
14に至るまで連続に形成してある。更に、ガイ
ド部材15の高さ寸法は、第1および第2の端子
13,14の高さとほぼ同程度あるいはやや高く
して、第1の案内面17および第2の案内面18
によつて案内された給電線の導体が確実に導体挿
入空間13b,14bに挿入されるようにしてあ
る。
第2図は、第1図のテレビ受信用UHF,VHF
分波器に同軸ケーブルを接続する途中の状態を示
した平面図であり、第3図は、第2図のA−
A′線の部分断面図を示したものである。
第4図は、第1図のテレビ受信用UHF,VHF
分波器に給電線としてフイーダ19を接続した状
態を示した平面図であり、第5図はテレビ受信用
UHF,VHF分波器にフイーダを接続する途中の
状態を示した平面図である。第6図は、第5図の
B−B′線の部分断面を示したものである。ここ
で、19a,19bはフイーダ19の導体、19
cは絶縁体を各々示している。
上記構成のものにおいて、はじめに給電線とし
て同軸ケーブル8を給電線接続部7に止め付ける
場合の手順について説明する。まず、第1の端子
13のねじ13aを緩めて内部導体8aが導体挿
入空間13bに挿入可能な状態にし、次に、ねじ
棒10を緩めて押さえ板9とケース1との間に同
軸ケーブル8を挿通できるだけの隙間を設ける。
次に、同軸ケーブル案内用の凹部12に添つて同
軸ケーブル8をこの隙間にまつすぐに差し込んで
いくと、内部導体8aは第1の案内面17に当接
する。ここで、更に同軸ケーブル8を押し込め
ば、第2図に示されたように内部導体8aは第1
の案内面17に添つて曲げられて進み、作業者が
内部導体8aを止め付ける端子を間違えたり迷つ
たりすることなく自然に第1の端子13の導体挿
入空間13bへ差し込まれるようになつている。
次に、ねじ棒10、ねじ13aを締めつければ、
同軸ケーブル8の止め付けは完了する。
次に、給電線としてフイーダ19を給電線接続
部7に止め付ける場合の手順について説明する。
まず、第1の端子および第2の端子のねじ13
a,14aを緩めてフイーダの導体19a,19
bを挿入可能な状態にし、次に、ねじ棒10を緩
めて押さえ板9とケース1との間にフイーダ19
を挿通できるだけの隙間を設ける。次に、この隙
間にフイーダ19をまつすぐに差し込んでいくと
導体19aは第1の案内面17に、導体19bは
第2の案内面18に各々当接する。ここで更にフ
イーダ19を押し込むと、導体19a,19bは
各々第1の案内面17、第2の案内面18に添つ
て八の字状に広げられながら前進し、各々第1の
端子の導体挿入空間13b、第2の端子の導体挿
入空間14bに差し込まれる。次に、ねじ棒1
0、ねじ14a,13aを締めつければフイーダ
19の止め付けは完了する。尚第7図は第5図の
C−C′線の部分断面図、第8図は第2図のD−
D′線断面図を示す。
尚以上は共同受信用分波器の場合を例にとつて
説明したが、その他共同受信用の分岐器、分配
器、増幅器、アンテナ給電部に、またテレビジヨ
ン受像機、FM受信機のアンテナ接続端子にも同
様の手法によつて実施ができる。
以上のように本願考案にあつては、押さえ板と
ケースとの対向面のいずれか一方には同軸ケーブ
ル案内用の凹部を設けて同軸ケーブルの軸線方向
の位置決めを可能に構成する一方、第1の端子
と、第2の端子と、押さえ板との間にはガイド部
材を具備させ、かつこのガイド部材の押さえ板に
最も近いところは船首状にして、その一方の側に
は、第1の端子に向けての押さえ板側からの導線
を案内する為の第1の案内面を、他方の側には、
第2の端子に向けての押さえ板側からの導線を案
内する為の第2の案内面を形成し、さらに上記押
さえ板に対する上記ガイド部材における船首状の
先端部の関係位置は、押さえ板とケースとの間に
挿入されるフイーダの二つの導線の間には位置す
るが、押さえ板とケースとの間に挿入される同軸
ケーブルの軸線上よりも第2の端子側に偏位して
同軸ケーブルの軸線位置には第1の案内面が位置
するように設定してあるから、第5図に示される
ように押さえ板の下を通してフイーダを差し込む
だけで、二つの導体をガイド部材で各別に分離さ
せて二つの端子に向かわせることができるその上
に、第2図に示されるように押さえ板の下に同軸
ケーブルを差し込み状に通すだけで、内部導体を
上記ガイド部材で第2の端子に向かわせることな
くして必然的に第1の端子に偏向させることので
きる特長があり、フイーダを用いる場合の導体接
続の作業性を向上させると同時に、同軸ケーブル
を用いる場合の誤接続を防止しながらの導体接続
の作業性をも向上させ得る実務上有益な効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図は
テレビ受信用UHF・VHF分波器に同軸ケーブル
を接続した状態を示した斜視図。第2図はテレビ
受信用UHF・VHF分波器に同軸ケーブルを接続
する途中の状態を示した平面図。第3図は第2図
のA−A′線の部分断面図。第4図は第1図のテ
レビ受信用UHF・VHF分波器に給電線としてフ
イーダを接続した状態を示した平面図。第5図は
テレビ受信用UHF・VHF分波器にフイーダを接
続する途中の状態を示した平面図。第6図は第5
図のB−B′線の部分断面図。第7図は第5図の
C−C′線の部分断面図、第8図は第2図のD−
D′線の部分断面図。 7……給電線接続部、8……同軸ケーブル、8
a……内部導体、9……押さえ板、13……第1
の端子、14……第2の端子、15……ガイド部
材、16……先端部、17……第1の案内面、1
8……第2の案内面、19……フイーダ、19
a,19b……フイーダの導体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ケースの一面に、同軸ケーブルとフイーダをケ
    ースに対して選択的に締着する為の押さえ板と、
    上記押さえ板で締着されるフイーダの二つの導体
    を接続する為の第1の端子および第2の端子とが
    備えられ、さらに上記押さえ板とケースとの間に
    は同軸ケーブルの外部導体接続片を配設する一
    方、上記第1の端子を同軸ケーブルの内部導体接
    続用に定めている給電線接続装置において、上記
    押さえ板とケースとの対向面のいずれか一方には
    同軸ケーブル案内用の凹部を設けて同軸ケーブル
    の軸線方向の位置決めを可能に構成する一方、第
    1の端子と、第2の端子と、押さえ板との間には
    ガイド部材を具備させ、かつこのガイド部材の押
    さえ板に最も近いところは船首状にして、その一
    方の側には、第1の端子に向けての押さえ板側か
    らの導線を案内する為の第1の案内面を、他方の
    側には、第2の端子に向けての押さえ板側からの
    導線を案内する為の第2の案内面を形成し、さら
    に上記押さえ板に対する上記ガイド部材における
    船首状の先端部の関係位置は、押さえ板とケース
    との間に挿入されるフイーダの二つの導線の間に
    は位置するが、押さえ板とケースとの間に挿入さ
    れる同軸ケーブルの軸線上よりも第2の端子側に
    偏位して同軸ケーブルの軸線位置には第1の案内
    面が位置するように設定してあることを特徴とす
    る給電線接続装置。
JP1981198319U 1981-12-29 1981-12-29 給電線接続部 Granted JPS58103474U (ja)

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JPS58103474U JPS58103474U (ja) 1983-07-14
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