JPH01283452A - 舶用多段減速逆転機の油圧供給装置 - Google Patents

舶用多段減速逆転機の油圧供給装置

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JPH01283452A
JPH01283452A JP63110764A JP11076488A JPH01283452A JP H01283452 A JPH01283452 A JP H01283452A JP 63110764 A JP63110764 A JP 63110764A JP 11076488 A JP11076488 A JP 11076488A JP H01283452 A JPH01283452 A JP H01283452A
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JP
Japan
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pressure
oil passage
oil
valve
hydraulic oil
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JP63110764A
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Inventor
Toshio Imanaka
敏夫 今中
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Yanmar Co Ltd
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Yanmar Diesel Engine Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、舶用多段減速逆転機に作動油j玉を供給する
ための油圧供給装置に関するものである。
(従来の技術) 第9図は従来の舶用多段減速逆転機の曲J、を供給装置
を示すレイアウト図C・ある。この舶用多段減速逆転機
は1個の後進クラッチ1と2個の速比の異なる前進クラ
ッチ2、即ら前’、<H1速クラツチ28及び前進2速
クラッヂ2bとを備えたちのであり、この油圧供給装置
は前後進切換弁3を介して作動油を侵進りラッヂ1側又
は前進クラッチ2側に供給することにより前進又は後進
の切換えを行ない、前進クラッチ2側に供給されてきた
作IJIlllIllを変速切換弁4を介し゛C前進ク
ラッチ2a又は2bに供給ヂることにより2段変速の切
換えを行なうようにしたものである。
ストレーナ6と前後進切換弁3とを連結する油路9には
ストレープロから作動油を吸い上げオイルクーラ8を通
して前後進切換弁3側に供給するポンプ7が設けられて
いる。また前後進切換弁3には1(進クラッチ1の油圧
供給部分に連通する油路10と変速切換弁4に連通する
油路11とが連結されC′いる。
変速切換弁4には前進1速クラツーy2aと前進2速ク
ラツチ2bとのそれぞれの油圧供給部分に連通Jる油路
12aと油路12bとが連結され(いる。変速切換弁4
は、油路11に供給されCきた作動油を油路12aに供
給し油路12bの作動油【よトレインさせる前進1速ボ
ジシ3ン4aと、油路11に供給されてきた作動油を油
路12bに供給し油路12aの作動油はドレインさせる
前進2速ボジシ]ン4bとの間で切換えられるようにな
っている。
前後進切換弁3には緩嵌入弁付作動油調圧弁5が連結し
て設けら杭ている。調圧弁5は、第10図に示ツように
作動油をドレインさせ調圧する調圧油路20と、背圧油
路21を通して供給又はドレインされる作動油により調
圧油路20を絞り又は開放Jる緩嵌人弁22とを備えた
ものであり、調圧油路20の入口は油路9に連結され、
背圧油路21は前後進切換弁3に連結されている。そし
て調圧弁5は、緩iM人件22が調圧油路20を絞った
U″tには油路9の作動油の油圧を第2の設定圧P 2
に調圧し、開放した時には第1の設定JiP 1に調圧
Jるよう設定されている。緩嵌人弁22の外周にはばね
23aが、またばね23 aの一部外周にはばね23b
が嵌合されCいる。そして第11図に示すように背圧油
路21を通して作動油が供給されると、緩嵌人弁22の
ヘッド24が図中左方に押され、緩嵌入弁22は初めは
ばね23bに抗しながら更に途中からはばね23aにも
抗しながら図中左方に徐々に移動するようになっている
前後進切換弁3は、油路9の作動油を油路10及び背圧
油路21に供給し油路11の作動油をドレインさUる後
進ポジション3aと、油路9の作動油を油路11及び背
圧油路21に供給し油路10の作動油をドレインさせる
前進ポジション3bと、油路10、油路11及び背圧油
路21の作vj油を」(にドレインさせる中立ポジショ
ン30との間で切換えられるように41っでいる。
このような油圧供給賃−°9においては、変速切換弁4
を切換える際に生じるクシッヂ接続によるショックを和
らげるために、次のような切換え操作を行なつ(いる。
即ち前後進切換弁3を前進ポジション3bから中立ポジ
ション30に切換え、次に変速切換弁4を例えば前進1
速ポジション4aから前進2速ボジシヨ」ン4bに切換
え、そして前後進切換弁3を前進ポジション3bに切換
えるように操作している。
このように操作ケると、油路9の伯動油の油L[は第1
2図に示すようになる。第12図は前後進切換弁3が中
立ポジション3Cから前進ボジシ゛ヨン3bに切換えら
れる場合の油路9の作動油の油圧の変化を示す図であり
、縦軸は油圧、横軸は時間を示ず。第13図はその場合
のクラッチ出力軸回転数の変化を承り図であり、縦軸は
回転数、横軸は時間を示す。図中aは前後進切換弁3を
切換える点を示している。即ち第9図においC前後進切
換弁3が前進又は後進ポジション3b又は3aにある時
は、油路9の作動油は背圧油路21に供給され調圧油路
20が緩嵌人弁22により絞られるため、油路9の作動
油の油圧は第12図のP2と/rす、前後進切換弁3を
中立ポジション3Cに切換えると、調圧油路21を通し
て竹動浦がドレインされ調比油路20が緩嵌人弁22に
より開放され油路9の作動油が調JI )+l+路20
を通してドレインされるため、油路9の作動油の油圧は
第12図のPlとなる。第12図中t1は前後p進切換
弁3が中立ポジション3Cにある時の油路9の作動油の
油圧を示す期間−Cある。この中立ポジション3Cの状
態では油路11はドレインされているので、この状態で
変速切換弁4を前進1速ポジシヨン4aから前進2速ボ
ジシ]ン4bに切換えても油路12bには作動油は供給
されない。そして第12図a点で前後進切換弁3を前進
ポジション3bに切換えると、油路9の作動油が油路1
1及び油路12bを通って前進2速クラツチ2bの油f
[供給部分に供給されるとともに背圧油路21にb供給
される。そしてまず上記油圧供給部分が期間t2を要し
て充満され、次に調圧油路20が期間t3を要して徐々
に緩嵌入弁22により絞られ℃いき油路9、油路11及
び油路12bの作動油の油圧が徐々にP2となる。この
ように前進2速クラツチ2bGよ、第13図かられかる
ように、第12図に承り期間t2の間にクラッチI?擦
根が圧1)2され、期間t3の間にクラッチ接続状態と
なる。
即ち前進2速クラツf2bは、P2という大きな油圧が
かかった状態でクラッチ接続状態となるのではなく、P
2よりし低い油圧の状態でクラッチ接続状態となる。従
って変速切換弁4の切換えに際し、クララF接続による
ショックは生じないこととなる。
また第9図に承り例では、後進クラッチ1、前進1速ク
ラツチ2a及び前進2速クラツチ2bを潤滑するための
潤滑油通路の配管構造は、次のようになっている。即ち
第9図にJ3いて、13a、14a、15aはそれぞれ
後進クラッチ1、前進1速クラツチ2a、ii:j 3
[f 2速クラツチ2bに連通する潤4゛)油通路C゛
あり、各通路13a、14a115F3にはそれぞれ絞
り16.17.18が設けられている。また各通路13
a、 14a、15aiJ共に絞り19を介して油路9
に連結されており、油路9は絞り19を介して前後進切
換弁3に連結した通路30に連結さ−れている。
前後進切換弁3には後進クラッチ1に連通ずる潤滑i1
通路13bと変速切換弁4に連通する通路31とが連結
されている。また前後進切換弁3の後進ポジション3a
には油路30と潤滑油通路13bとを連結覆る通路が設
【ノられ、前進ポジション3bには油路30と油路31
とを連結する油路が設番プられている。
変速切換弁4には前進1速クラツチ2aに連通ツる潤滑
油通路14bと前進2速クラツチ2bに連通するr11
滑油通路15bとが連結されてJ3す、変速切換弁4の
前進1速ポジシ]ン4aには油路31と通路14bとを
連結する油路が設けられ、前進2速ボジシ]ン4bには
油路31と通路15bとを連結する油路が設けられてい
る。イしてこれらの通路13 a、13b、14a、1
4b、15a、15bの油圧は調圧弁35により所定の
値に設定されるように/2っている。
そしてこのような潤滑油通路の配管(m造とすることに
より、中立時のつれ回りを防出づ−るととしに作動さけ
るクラッチにのみ潤滑油を供給して潤滑油供給を効率良
く行なうようにしくいる。、 1′J1 ’;例えば第
14図に示1ような、後進クラッチ1、前進1速クラツ
チ2a、前進2速クラツプ2biごそれぞれ連通した潤
滑油通路13.14.15を調1f弁5の調圧油路20
の出口に連結してなる潤滑油通路の配管構造では、後進
クラッチ1ど前進クラッチ2との容量が異なるにも拘ら
ず両りラッF1.2に同じように潤滑油が供給されるこ
ととなるため、中立時に前進クラッチ2の回転方向側に
一つれ四りが生じるという問題があった。しかしながら
第9図に示すよう(+:潤滑油通路の配管構造によれば
、前後進切換弁3が中立ポジション3cにある時には、
後進クラッチ1、前進1速クラツチ2a、11a進2速
クラツチ2bへの潤滑油は、較り19及びそれぞれ絞り
16.17.18を介しで供給されるのみであるので、
その供給量が少なくなりつれ回りは生じないこととなる
しかし前後進切換弁3が前進ポジション3bにある時に
は、絞り19を介して油路30に供給されてきた作動油
は油路31にのみ供給され、このとき変速切換弁4が前
進1速ポジション4aにあると油路1/lbを通って前
進1速クラツチ2aのみに、前進2速ポジション4bに
あると油路15bを通って前進2速クラツチ2bのみに
供給されることとなり、また1)I′i後進切換弁3が
後進ポジション3aにある時には油路30の作動油は油
路13bを通って後進クラッチ1にのみ供給されること
とな゛る。゛従って作flJ−41’るクラッチにのみ
潤滑油が多く供給されることとなり、潤滑油供給が効率
良く行なわれることとなる。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら第9図に示す油圧供給装置では、変速切換
弁4をクラッチ接続によるショックが生じないように切
換えることはできても、モのための操作が面倒であり、
切換えに時間が掛かるという問題があった。また第9図
に示すような潤滑油通路の配管構造では、前後進切換弁
3−ウ変速切操弁4に潤滑のための油路を設けたり、連
結したりしなければならず、潤滑油通路の配管構造が複
イ[となり、製作に手間が掛かり、また潤滑に不具合が
生じるおそれがあるという問題があった。
本願の第1の発明は、簡単な操作により変速切換弁をシ
ョックが生じないように切換えることができる舶用多段
減速逆転機の油圧供給装置を提供することを目的どする
また本願の第2の発明は、簡単な操作により変速切換弁
をショックが生じないように切換えるこどができるとと
もに、中立時のつれ回りを防出でき[1つ作動クラッチ
にのみ潤滑油を供給して潤W)油供給を効挿ノ1(り行
なうことがeきる舶用多段減速逆転はの油圧供給装置を
提供することを目的とする。
(問題点を解決するための1段) 本願の第1の発明は、1個の後進クラッチと複pH個の
速比の異なる前進クラッチとを備えた舶用多段減速逆転
機の前進クラッチ側又は(や進クラッチ側に+iI′i
後進切換弁を介して作動油を供給ジーろことにより前進
又は後進の切換えを行ない、1)1■進クラツヂ側に供
給されてきた伯動油を変速切換弁を介して前進クラッチ
のいずれかに供給することにより変速の切換えを行なう
舶用多段減速逆転機の油圧供給装置であって、作動油を
ドレインさせ調圧する調圧油路と、背圧油路を通して供
給又はドレインされる作動油により調I工nl+路を徐
々に絞り又は開放する緩嵌入弁とを備えた緩嵌人弁付作
動油調圧弁を、背圧油路を前後進切換弁に連結し調圧油
路の入口を前後進切換弁に作動油を伝える第1の油路に
“連結して設け、前後進切換弁の航進クラッチ側に作動
油を供給する前進ポジション及び後進クラッチ側に伯動
油を供給Jる後進ポジションに第1の油路と背圧油路と
を連結η゛る油路を1.2す、前進及び後進クラッチを
共にドレインする中立ポジションに背圧油路を通して作
動油をドレインさUる油路を設け、緩嵌人弁付作動油調
珪弁により、前後進切換弁が中立ポジションとなった時
には第1の油路の作動油の油圧を第1の設定11に減少
させ、前進又は後進ポジションとなった1時には第1の
油路の作動油の油圧を第2の設定圧に徐々に上界さける
ようにした油1r供給S貿においC1背圧油路と変速切
換弁とを連結する第2の油路を設け、変速1,7J換弁
の切換過渡時となる部分に第2の油路及び背圧油路を通
して作動油をドレインさける過渡ポジションを設けたこ
とを特徴とする舶用多段減速逆転機の油圧供給装置であ
る。
本願の第2の発明は、1個の後進クラッチと複数個の速
比の異なる前進クラッチとを備λだ舶用多段減速逆転機
の前進クラッチ側又は後進クラッチ側に前後進切換弁を
介して作動油を供給することにより前進又は後進の切換
えを行ない、前進クラッチ側に供給されてきた作動油を
変速切換弁を介して前進クラッチのいずれかに供給する
ことにより変速の切換えを行なう舶用多段減速逆転機の
i+t+圧供給装固であって、作動油をドレインさせ調
圧する第1の調圧油路と、第1の背圧油路を通して供給
又はドレインされる作動油により第1の調圧油路を徐々
に絞り又は開放Jる第1の緩嵌入弁とを備えた第1の緩
嵌人弁付作動油調圧弁を、第1の背圧油路を前後進切換
弁に連結し第1の調圧油路の入口を前後進切換弁に作動
油を伝える第1の油路に連結して設け、前後進切換弁の
前進クラッチ側に作動油を供給する前進ポジション及び
後進クラッチ側に作動油を供給する後進ポジションに第
1の油路と第1の背圧油路とを連結する油路を設け、前
進及び後進クラッチを共にドレインJる中立ポジション
に第1の背圧油路を通して作動油をドレインさせる油路
を設け、第1の緩嵌人弁付作動油調圧弁により、前後進
切換弁が中立ボジシ3ンとなった時には第1の油路の作
動油の油圧を第1の設定圧に減少させ、前進又は後進ボ
ジシ5Iンとなった時には第1の油路の作動油の油圧を
第2の設定圧に徐々に上シフさせるようにした油圧供給
装置において、第2の緩嵌人弁付作動油調IE弁をぞの
第2の背圧油路を変速切換弁に連結し第2の調圧油路を
変速切換弁に作動油を伝える第3の油路に連結して設け
、変速切換弁の切換過渡時となる部分に第2の背11油
路を通して作動油をドレインさせる過渡ポジションを設
け、変速切換弁の前進クラッチに作動油を供給1°る変
速ポジションに第3の油路と第2の背圧i1+路とを連
結する油路を設け、第2の緩嵌人弁付作動油調圧弁にJ
、す、変速切換弁が過渡ポジションとなった時には第3
の油路の作動油の油圧を第3の設定圧に減少させ、変速
ポジションとなった時に【よ第3の油路の作動油の油圧
を第4の設定圧に徐々に上昇させるようにし、さらには
後進クラッチの潤滑油通路を第1の緩嵌人弁付作動油調
圧弁の第1の調圧油路の出口に連結して設け、前進クラ
ッチの潤滑油通路を絞りを介して第1の調圧油路の出口
に連結して設け、第2の緩嵌入弁付作動油調圧弁の第2
の調圧油路の出口を前進クラッチの上記潤滑油通路に連
結し、且つ第2の緩嵌入弁付作動油調圧弁の第4の設定
1■を第1の緩嵌入弁付作動油調圧弁の第2の設定I[
より低い伯に設定したことを特徴とする舶用多段減速逆
転機の油圧供給装置である。
〈作用) 本願の第1の発明にJ3いては、前後進切換弁を11う
進ポジションとした状態で・変速切換弁を切換えると、
変速切換弁の過濃ポジションにおいて緩嵌入弁付作動油
調圧弁の背圧油路を通して作動油がドレインされ調圧−
油路が開放され第1の油路の作動油の油圧が第1の設定
圧に減少する。ぞして変速切換弁の切換え後に第1の油
路の伯動油の油圧が第1の設定圧から第2の設定圧にi
 tJ するまでの間、即ち第2の設定圧よりも低い油
圧の状態にある間に前進クラッチが接続状態となるので
、変速切換弁の切換えの際のクラッチ接続によるショッ
クは低減されることとなる。
本願の射2の発明にJ3いては、前後進切換弁を前進ポ
ジションとした状態で変速切換弁を切換えると、変速切
換弁の過渡ポジションにおいて第2の緩嵌入弁付作動油
調圧弁の第2の背圧油路を通して作動油がドレインされ
第2の調圧油路が開放され第3の油路の作動油の油圧が
第3の設定圧に減少Jる。イして変速切換弁の切換え後
に第3の油路の作動油の油圧が第3の設定圧から第4の
設定圧に上I/をするまぐの間、即ら第4の、設定圧よ
りし低い油圧の状態にある間に前進クラッチが接続状態
となるので、′9速切換弁の切換えの際のクラッチ接続
によるショックは低減されることどなる。
また11a後進切換弁が後進ポジションにある時【よ、
第1の油路の作動油は第1の緩嵌入弁何作動油調圧弁の
第1の調圧hi路を通って後進クララfに供給され、こ
のとき作動油は絞りがあるために前進クラッチ側の潤滑
油通路に111よとIνど供給されない。中立ポジショ
ンにある時は、第1の調圧油路に多ら1の第1の油路の
作動油が供給されるが、上記絞りがあるために前進クラ
ッヂ側の(■滑油通路にはほとんど供給されない。従っ
て前進クラッチ側の潤滑油は少量となり、つれ回りが生
じることはない。前進ポジションにある時は、第3の油
路の竹動油が第2の緩嵌入弁付作動油調圧弁の第2の調
圧油路を通って前進クシッヂ側の潤滑油通路に供給され
る。このとき供給される作動油の吊は、第2の緩嵌入弁
付作動油調圧弁の第4の設定圧が第1の緩嵌入弁付作動
油調圧弁の第2の設定圧より低い値であるために、第1
の緩嵌入弁付作動油調圧弁の第1の調圧油路を通る作動
油の吊よりも多いものとなる。加えて変速切換弁を切換
える際に第3の油路の作動油が第2の調圧油路を通って
多量に前進クラッチ側の潤滑油通路に供給される。
(実施例) 双手、本発明の実施例を図について説明する。
第1図は本願の第1の発明による舶用多段減速逆転機の
油圧供給装置を示す14791〜図である。
図において、第9図に対応する箇所には同じ符号を付し
ている。また緩嵌入弁付作動油調圧弁5は第9図に示す
調圧弁5と同様に緩嵌入弁22が調圧油路20゛を絞っ
た時には油路9の作動油の油圧を第2の設定圧[)2に
調圧し、開放した時には第1の設定圧P1に調Iモー4
るよう設定されているものである。そしてこの第1の発
明が第9図に示ゴ従来例と異なる点は、背圧油路21ど
変速切換弁4とを連結する油路40を設+Jた点、及び
変速切1粂5↑4の前進1速ポジシ]ン4aと前進2速
ボジシ]ン4bとの間に油路40の作動油をドレインさ
ける過渡ポジション4Cを設けた点である。4gお潤滑
油通路の配管構造は第9図に示す従来例と同様(・ある
次に作動について説明する。まず例えば前後進切換弁3
が前進ポジション3bにあり、変速切換弁4が6ij進
1速ポジシヨン4aにある状態から前後進切換弁3が後
進ポジション3aに切換えられる場合について説明する
。第2図は前後進切換弁3が中立ポジション3Cから後
進ポジション3aに切換えられる場合の油路9の作動油
の油圧の変化を示J図であり、縦軸は油圧、横軸は時間
を示1u第3図はその場合のクラッチ出力軸回転数の変
化を承り図であり、v1@は回転数、横軸は時間を示づ
。図中a″は前後進切換弁3が切換えられる点を示す。
上述の状態では油路9の作動油は油路11、油路12a
を通って前進1速クラツチ2aの浦IEE供給部分に供
給されており、前進13!8クラツヂ2aはクラッチ接
続状態と1.家っている。また油路9の作動油は背圧油
路21を通って調圧弁5にし供給され(いるので、調圧
油路20は緩嵌入行22により絞られでおり、油路9の
作動油の浦1.EはP2に調圧されている。
イして前後進切換弁3は−H中立ポジション3Cの状態
を経てから後進ポジション3aに切換えられる。前後進
切換弁3が中立ポジション3Gになると、油路11及び
背圧油路21の作動油はドレインされる。このため調圧
油路20は緩嵌入行22により開放され、油路9の作動
油は調圧油路20側に多く流れることとなり、油路9の
作動油の油圧はP2より低いPlに調圧される(第2図
の期間11′)。
そして前後進切換弁3が後進ポジション38になると、
油路9の作動油は油路10を通っ′C後進クラッチ1の
浦r[供給部分に供給され、油I)供給部分は期間t2
”を要して作動油により充満される。またhl+路9の
作動油は背圧油路21を通って調圧弁5にも供給される
。このため調圧油路20は緩嵌入行22にJ、り徐々に
絞られていき、1lll路9及び10の作動油の油圧は
期間13′を要して徐々に[〕2に上背する。イしく後
進クラッチ1は、第3図かられかるように、油路9及び
10の作動油の油圧がP2に上Ej?するまひの間にク
ラッチ+42続状態となる。
このように後進クラップ1はP2より低い油月−の状態
でクラッチ接続状態どなるの(・、前後!/111−切
換弁3を前進ポジション3bから後進ポジシ・1ン3a
に切換える際のクラップ−接続によるシ」ツクの発(L
は低減されることとなる。なお前後進切換弁3が後進ポ
ジション3aから6fi進ポジシ]ン3bに切換えられ
る場合についても、上記と同じように作動し、切換える
際のクラッチ接続によるショックの発生は低減される。
次に前後進切換弁3が前進ポジション3bにあり、変速
切換弁4が例えば前進1速ボジシ]ン4aにある状態か
ら前進2速ポジシヨン4bに切換えられる場合について
説明覆る。第4図はこの場合の油路9及び11の作動油
の油圧の変化を示す図であり、縦軸は油圧、横軸は時間
を示す。第5図はこの場合のクラッヂ出力軸回転数のゆ
化を示1図であり、tIi軸は回転数、横軸は時間を示
1゜図中aは前進1速ポジシヨン4aから過渡ボジシ]
ン4Cに切換わる点、bは過渡ボジシ]ン4Cから前進
2速ポジシヨン4bに切換ねる点を示す。
上)ホの状態では油路9の作動油は油路11、油路12
aを通って前進1速クラツチ2aの油圧供給部分に供給
されており、114進1速クラッ1−2 aはクラッチ
接続状態となっている。また油路9の作動油は背圧油路
21を通って調圧弁5にし供給されているので、油路9
の作動油の油圧はP 2に調圧されている(第4図の期
間T)。
そして変速切換弁4は過渡ポジション4Cを経てから前
進2速ボジシ]ン4bに切換えられ、変速切換弁4・が
過渡ポジション4cになると、油路12aの作動油がド
レインされるとともに、背圧油路21の作動油が油路4
0を通ってドレインされる。このため調圧油路20は緩
嵌入行22により開放されることとイ5す、油路9及び
11の作動油の油圧はP 1に減少することとなる(第
4図の期間t11)。
そしく変速切換弁4が前進2速ポジシヨン4bになると
、油路40が閉じられるとともに、油路11の作動油が
油路12bを通って前進2速クラツチ2bの油圧供給部
分に供給される。また調圧弁5には油路9のf]仙油が
前後進切換弁3の前進ボジシ]ン3cを介し背圧油路2
1を通って供給される。そしてまず第4図の期間t12
を要して上記油圧供給部分が作動油により充満され、次
(ご期間t゛13を要して調圧油路20が緩嵌入行22
により徐々に絞られていき油路9及び11の作vJ油の
油圧が徐々にP2に上Rする。イして前進2速クラツチ
2bは、第5図かられかるように、第4図に示寸にうに
期間t12の終り頃にクラッチ1f擦板が圧接され、期
間し13の間にクラッチ接続状態となる。このように前
進2速クラツヂ2bは、1)2より低い油圧の状態でク
ラッチ接続状態となるので・、変速切換弁4を前後進切
換弁3を曲進ポジション3bとした状態で切換えてもク
ラッヂ接続によるシ]ツクは番よと/Vど生じないこと
と4する。/jお前進2速ボジシ、慴ン4bから前進1
速ボジシ]ン4 aに切換えられる場合についU ’b
同様である3゜ 第6図【ま本願の第2の発明による舶用多段減速逆転機
の?l1ll[供給装置を示リレイアウド図である。
図に、13いて、第9図に対応プる箇所には同じ符号を
イ・1しくいる。5(ま第1の緩lN人件イ4作!F!
ll1tII調圧ブtであり、第9図に示す調圧弁5ど
同じものであり、同様に緩嵌入行22が調圧油路20を
絞った肋には油路9の作動油の油圧をP2に調圧し、開
放した詩にはPlに調圧するよう設定されているもので
ある。5aは調圧弁5と同じ構成の第2の緩嵌入弁付作
動油調圧弁である。調圧弁5aはその背F〔油路21a
が変速切換弁4に連結され、調圧油路20aの入口が油
路11に連結されてJ3す、緩嵌入行22aが調圧油路
20aを絞った時には油路11の作動油の油圧をP2よ
り低い第4の設定圧[)4に調圧し、開放した時にはP
lより高い第3の設定圧1〕3に調圧するよう設定され
ているものである。
変速切換弁4の前進1速ポジション4aと前進2速ポジ
シヨン4bとの間には背圧油路21E1の作動油をドレ
インさける過渡ポジション4Cが設けられている。また
前進1速ボジシ]ン4aと前進2速ポジション4bには
それぞれ油路11と背圧油路21aとを連結する油路が
設けられている。
また潤滑油通路の配管構造は、調圧弁5の調Ff油路2
0の出口に連結され後進クラッチ1に+’1通した潤滑
油通路13と、共に絞り50を介して調丹油路20の出
口に連結さ°れそれぞれI’+ff進1速クラッチ2a
及び前進2速クラツヂ2 bに連通した潤滑油通路14
及び15と、調圧油路20aの出口と潤滑油通路14及
び15とを連結する油路41とからなっている。
次に作動について説明する。前後進切換弁3が切換えら
れる場合については、上述した第1の発明の場合と同様
であり、前後進切換弁3を切換える際のクラッヂ接続に
よるショックの発生は同様に低減される。なJ3この場
合、前後進切換弁3が後進ポジション3a又は中立ポジ
ション3cにある助には調圧弁5のみが作動し&I+路
9の作動油の111I J−fはP2又は[)1に調圧
され、前進ポジション3bにある旧には、調圧弁5が作
動するとともに、油路11の作動油が前進1速ポジシヨ
ン4a又前)μ2速ボジシ]ン4bを介し背圧油路21
aを通って調圧弁5aに供給され調圧油路20aが緩嵌
入行22aにより絞られることとなるため、油路9及び
油路11の作動油の油圧はP2より低い値C・あるP4
に調圧さ−れている。
次に前後進切換弁3が前進ポジション3bにあり、変速
切換弁4が例えば前進1速ボジシ]ン4aにある状態か
ら前進2速ポジシヨン4bに切換えられる場合について
説明する。第7図はこの場合の油路9及び11の作動油
の油圧の変化を示す図であり、・縦軸は油圧、横軸は時
間を示づ。第8図はこの場合のクラッチ出力軸回転数の
変化を示す図であり、縦軸は回転数、横軸は時間を承り
図中aは前進1速ポジシヨン4aから過渡ポジション4
Cに切換わる点、bは過渡ポジション4cから前進2速
ボジシ]ン4bに切換ねる点を示す。
上述の状態では油路9の作動油は油路11、油路12a
を通って1)0)仕1′?Aクラッチ2F)の油圧供給
部分に供給されでおり、前進1速クラツチ28はクラッ
チ接続状態となっている。また油路9の作動油は背圧油
路21aを通って調圧弁58にも供給されているので、
油路9及び11の作動油の油丹はP4に調圧されている
く第7図の期間T)。
そして変速切換弁4は過渡ポジション4cを野でから前
進2速ポジション4bに切換えられる。
変速切換弁4が過渡ポジション4cになると、油路12
aの作動油と共に背圧油路21aの作動油もドレインさ
れる。このため調)■油路208 L;1緩嵌入弁22
aにより開放されることとなり、油路9及び11の作動
油の油圧はP3に減少することとなる(第7図の期間t
21)。
そしく変速切換弁4が前進2速ボジシ〕ン4bになると
、油路11の作動油が油路12bを通って前進2速クラ
ツチ2bの油圧供給部分に供給されるとともに背j王油
路21aにも供給される。ぞしてまず第7図の期間t2
2を要して上記油圧供給部分が作動油により充満され、
次に期間シ23を要して調H−油路20aが緩嵌入行2
2aにより徐々に絞られCいき油路9及び11のfI動
油の油r−Lが徐々に[)4に上昇する。そしてM進2
速りラッヂ2bは、第8図かられかるように、期間t2
2の終り頃にタラップIJ m板が圧接され、期間t2
3の間にクラッチ接続状態となる。このように前進2速
クラツヂ2bは、[)4より低い油圧の状態でクラッチ
接続状態となるので、変速切換弁4を前後進切換弁3を
前進ポジション3bとした状態で切換えてもクラッチ接
続によるショックをはと/υど生じないこととなる。
しかbP3は第1の発明におけるPlより高い頭であり
、P4は第1の発明におけるP2より低い餡である°の
で、油路9及び11の作動油の油圧が[〕3から[]4
に上ジノするのに要する時間、即ら期間123は第1の
発明におする期間t13(′;XS4図)より知いもの
どなる。従って変速切換弁4を切換えた優の油路11の
作動油の油圧は、第1の発明の場合より速く切換え+1
irの状態となり、ここでは前進2速クラツヂ2bに伝
わる油圧は第1の発明の場合、」、り速く前進1速クラ
ツヂ28に伝わっていた浦[1と同じとなることとなり
、変速1,7J換弁4の切換えの応答性が向Vすること
となる。
次に各クラッチへの潤滑油の供給について説明する。前
(12進切換弁3が後)Wポジション3aにある時は、
油路9の作動油は調圧弁5の調Ff油路20及び通路1
3を通−)で後進クラッチ1に供給される。このとき調
圧油路20を通ってきた作動油は絞り50があるために
通路14及び15にははとんど供給されない。従って前
進クラッチ2に比して後進クラッチ1に多くの潤滑油が
供給されることとなる。
前後進切換弁3が中立ポジション3cにある時は、調圧
油路20が開放されるため油路9の作動i+l+が多M
に調圧油路20を通るが、絞り50があるために通路1
4及び15にはほとんど供給されず、前進クラッチ2の
潤滑油は少量となる。従ってつれ回りが生じることはな
い。
前後進切換弁3が前進ポジション3bにある時は、油路
11の作動油が調圧弁5aの調圧油路2Q aを通り油
路41を通って通路14及び15に供給される。このと
き油路41を通って供給される作動油の吊は、調圧弁5
aにお(」るP4が調圧弁5にお1プるP2より低い値
となるJ:う設定されているため、調圧弁5の調1f油
路20を通る作動油の早よりも多いものとなる。加えて
変速切換弁4を切換える際に調圧油路20aが開放され
油路11の作動油が多傷に油路41に供給される。従っ
で後進クラッチ1に比して前進クラッチ2に多くの潤滑
油が供給されることとなる。
(発明の効果) 第1の発明によれば以下のような効果がある。
(a)前後進切換弁3を前進ポジション3bにした状態
でa速・切換弁4を切換えでもクラッチ接続によるショ
ックの発生を低減することができる。従って従来のよう
に前後進切換弁3を−Fql中立ポジション3Cにする
ことなく変速切換を行なうことができ、変速切換の操作
を簡単なものにて・き、変速切換に要Jる時間を短くす
ることができろ。
(b)過ぬポジション4Cと油路40を新たに設(Jる
だけでよいので、簡単な構成で変速切換の操作性を良好
に(゛さる。
また第2の発明によれば以下のような効果がある。
(C)上記第1の発明と同様、変速切換の探信を簡単む
らのにC・き、変速切換に要Jる時間を短< =jるこ
とができる。
(d)第3の設定F〔P 3と第4の設定H:P4との
;イが第1の発明にJ3ける第1の設定圧P1と第2の
設定ローP2との差に比して小さいものであるので、P
3からト〕4に上昇するまQの期間を知いものどでき、
変速切換弁4の切換えの応答性を向」ごさせることがC
さる。
(0)潤滑油通路の配管構造を、第9図の従来例におけ
る通路13b、14b、15b、油路31及びこれに油
路9.11の作動油を伝えるために前後12進切換弁3
や変速切換弁4に設(づている油路を省略した簡単な構
造とでき、しかもこのような簡単な構造で中立時のつれ
回りを防止することがでさるとどもに、作動するクラッ
チにのみ潤滑油を供給覆ることがで、!、 171滑油
供給を効串良く行なうことがCさろ。
け)また潤滑油通路の配慎・構造が第9図の従来例に比
しで簡単であるので、装作]ストを低減することができ
る。
・11図面の簡単’、r J2明 第1図は第1の発明による舶用多段減速逆転機のnl+
斤供給装置を示づレイアウト図、第2図は上記油圧供給
装置の+1if後進切換弁を切換えた際の作動81の油
圧の変化を示1図、第3図は同じくクラッチ出力軸回転
数の変化を示1図、第4図は上記lIl+圧供給装置の
変速切換弁を切換えた際の作動油の油圧の変化を示1図
、第5図は同じくクラッチ出力軸回転数の変化を;i、
1図、第6図は第2の発明による舶用多段減速逆転機の
油圧供給装置を示づレイアウト図、第7図は上記油圧供
給装置の変速切換弁を切換えた際の作動油の油圧の変化
を示づ図、第8図は同じくクラッチ出力軸回転数の変化
を示づ図、第9図は従来の舶用多段減速逆転機の油圧供
給装置を示すレイアウト図、第10図及び第1゛1図は
緩■人件付作動浦調圧弁を示tKi断百図、第12図は
上記油圧供給装置の前後進切換弁を切換えた際の作動油
の油圧の変化を示す図、第13図は同じくクラッチ出力
軸回転数の変化を示1図、第14図は別の従来の舶用多
段減速逆転機の油圧供給装置を示ηレイアウi〜図であ
る。1・・・後進クラッチ、2・・・前進クラッチ、2
2〕・・・114進1速クラツチ、2b・・・前進2速
クラツチ、3・・・前(す速切換弁、4・・・変速切換
弁、4C・・・過渡ポジション、5・・・(第1の)緩
嵌入弁付作動油調圧弁、5a・・・第2の緩嵌入弁付作
動油調圧弁、9・・・(第1の)油路、11・・・(第
3の)油路、20.20a・・・調圧油路、21.21
a・・・背圧油路、22.22a・・・v1嵌入弁、4
0・・・(第2の)油路。
特ム1出願人 A7ンマーデイーゼル株式会社代理人 
弁理1 人a 宏?L仄− 第6図 鋏        象 第9図 時間 第13図 H間□

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)1個の後進クラッチと複数個の速比の異なる前進
    クラッチとを備えた舶用多段減速逆転機の前進クラッチ
    側又は後進クラッチ側に前後進切換弁を介して作動油を
    供給することにより前進又は後進の切換えを行ない、前
    進クラッチ側に供給されてきた作動油を変速切換弁を介
    して前進クラッチのいずれかに供給することにより変速
    の切換えを行なう舶用多段減速逆転機の油圧供給装置で
    あって、作動油をドレインさせ調圧する調圧油路と、背
    圧油路を通して供給又はドレインされる作動油により調
    圧油路を徐々に絞り又は開放する緩嵌入弁とを備えた緩
    嵌入弁付作動油調圧弁を、背圧油路を前後進切換弁に連
    結し調圧油路の入口を前後進切換弁に作動油を伝える第
    1の油路に連結して設け、前後進切換弁の前進クラッチ
    側に作動油を供給する前進ポジション及び後進クラッチ
    側に作動油を供給する後進ポジションに第1の油路と背
    圧油路とを連結する油路を設け、前進及び後進クラッチ
    を共にドレインする中立ポジションに背圧油路を通して
    作動油をドレインさせる油路を設け、緩嵌入弁付作動油
    調圧弁により、前後進切換弁が中立ポジションとなった
    時には第1の油路の作動油の油圧を第1の設定圧に減少
    させ、前進又は後進ポジションとなった時には第1の油
    路の作動油の油圧を第2の設定圧に徐々に上昇させるよ
    うにした油圧供給装置において、背圧油路と変速切換弁
    とを連結する第2の油路を設け、変速切換弁の切換過渡
    時となる部分に第2の油路及び背圧油路を通して作動油
    をドレインさせる過渡ポジションを設けたことを特徴と
    する舶用多段減速逆転機の油圧供給装置。
  2. (2)1個の後進クラッチと複数個の速比の異なる前進
    クラッチとを備えた舶用多段減速逆転機の前進クラッチ
    側又は後進クラッチ側に前後進切換弁を介して作動油を
    供給することにより前進又は後進の切換えを行ない、前
    進クラッチ側に供給されてきた作動油を変速切換弁を介
    して前進クラッチのいずれかに供給することにより変速
    の切換えを行なう舶用多段減速逆転機の油圧供給装置で
    あって、作動油をドレインさせ調圧する第1の調圧油路
    と、第1の背圧油路を通して供給又はドレインされる作
    動油により第1の調圧油路を徐々に絞り又は開放する第
    1の緩嵌入弁とを備えた第1の緩嵌入弁付作動油調圧弁
    を、第1の背圧油路を前後進切換弁に連結し第1の調圧
    油路の入口を前後進切換弁に作動油を伝える第1の油路
    に連結して設け、前後進切換弁の前進クラッチ側に作動
    油を供給する前進ポジション及び後進クラッチ側に作動
    油を供給する後進ポジションに第1の油路と第1の背圧
    油路とを連結する油路を設け、前進及び後進クラッチを
    共にドレインする中立ポジションに第1の背圧油路を通
    して作動油をドレインさせる油路を設け、第1の緩嵌入
    弁付作動油調圧弁により、前後進切換弁が中立ポジショ
    ンとなった時には第1の油路の作動油の油圧を第1の設
    定圧に減少させ、前進又は後進ポジションとなつた時に
    は第1の油路の作動油の油圧を第2の設定圧に徐々に上
    界させるようにした油圧供給装置において、第2の緩嵌
    入弁付作動油調圧弁をその第2の背圧油路を変速切換弁
    に連結し第2の調圧油路を変速切換弁に作動油を伝える
    第3の油路に連結して設け、変速切換弁の切換過渡時と
    なる部分に第2の背圧油路を通して作動油をドレインさ
    せる過渡ポジションを設け、変速切換弁の前進クラッチ
    に作動油を供給する変速ポジションに第3の油路と第2
    の背圧油路とを連結する油路を設け、第2の緩嵌入弁付
    作動油調圧弁により、変速切換弁が過渡ポジションとな
    った時には第3の油路の作動油の油圧を第3の設定圧に
    減少させ、変速ポジションとなった時には第3の油路の
    作動油の油圧を第4の設定圧に徐々に上昇させるように
    したことを特徴とする舶用多段減速逆転機の油圧供給装
    置。
  3. (3)後進クラッチの潤滑油通路を第1の緩嵌入弁付作
    動油調圧弁の第1の調圧油路の出口に連結して設け、前
    進クラッチの潤滑油通路を絞りを介して第1の調圧油路
    の出口に連結して設け、第2の緩嵌入弁付作動油調圧弁
    の第2の調圧油路の出口を前進クラッチの上記潤滑油通
    路に連結し、且つ第2の緩嵌入弁付作動油調圧弁の第4
    の設定圧を第1の緩嵌入弁付作動油調圧弁の第2の設定
    圧より低い値に設定したことを特徴とする特許請求の範
    囲第2項記載の舶用多段減速逆転機の油圧供給装置。
JP63110764A 1988-05-07 1988-05-07 舶用多段減速逆転機の油圧供給装置 Pending JPH01283452A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0754984A (ja) * 1993-08-20 1995-02-28 Honda Motor Co Ltd 車両用油圧作動式変速機の油圧制御装置
US6679740B1 (en) * 1999-09-02 2004-01-20 Yanmar Diesel Engine Co., Ltd. Method of hydraulically controlling a marine speed reducing and reversing machine in crash astern operation

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