JPH0128211Y2 - - Google Patents

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JPH0128211Y2
JPH0128211Y2 JP3131582U JP3131582U JPH0128211Y2 JP H0128211 Y2 JPH0128211 Y2 JP H0128211Y2 JP 3131582 U JP3131582 U JP 3131582U JP 3131582 U JP3131582 U JP 3131582U JP H0128211 Y2 JPH0128211 Y2 JP H0128211Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
door
pedal
swing lever
bracket
base end
Prior art date
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JP3131582U
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English (en)
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JPS58134561U (ja
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  • Component Parts Of Construction Machinery (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は建設機械の運転室に設けられた扉を
開放状態にロツクするためのロツク装置に関す
る。
従来運転室を有する建設機械においては、気候
や作業内容によつて運転室の扉を開放した状態で
作業することがあり、従来では第1図イに示すよ
うにばねaにより付勢されたラツチbにより扉c
を開放状態にロツクするか、第1図ロに示すよう
にばねdにより上方へ付勢されたペダルeの一部
に扉cをロツクして、扉cを開放状態に保持して
いた。しかし何れのロツク装置も作業中に扉が振
動して騒音を発したり、ロツクが不用意に外れて
危険であるなどの不具合があつた。
この考案はかかる不具合を改善する目的でなさ
れたもので、作業中振動したり騒音を発すること
なく扉を開放状態にロツクできるようにした建設
機械における運転室の扉ロツク装置を比較的簡単
な構成で提供しようとするものである。
以下この考案の一実施例を第2図以下に示す図
面を参照して詳述すると、図において1はブルド
ーザなどの建設機械の車体、2は車体1上に設置
された運転室で、前側両側部に開閉自在な扉3が
蝶着されている。4はこの装置の本体で、運転室
2の両側に設けられたフエンダ5上に設置されて
おり、次のように構成されている。すなわち上記
本体4は開放された扉3と直交するようフエンダ
5上に固着されたブラケツト6を有している。上
記ブラケツト6の前端部には支持ピン7によりペ
ダル8の基端部が枢着されていると共に、ペダル
8の先端側は圧縮ばね9により上方へ付勢されて
いる。また上記ペダル8の先端側には係止段部8
aが形成されていて、この係止段部8aに開放さ
れた扉3の下部が係止されるようになつていると
共に、ペダル8の先端部にはピン10により揺動
レバ11の基端側が枢着されている。上記揺動レ
バ11はペダル8の下側に位置するよう設けら
れ、基端部には上方に向けて戸当り11aが突設
されている。この戸当り11aの扉3側面には弾
性体よりなる戸当り部材12が固着されていて、
この戸当り部材12に扉3が開放位置で当接する
ようになつていると共に、戸当り11aの背面は
ストツパ11bとなつていて、このストツパ11
bにブラケツト6の後端上部に設けたストツパボ
ルト13の先端が上側から当接されている。上記
ストツパボルト13はペダル8及び揺動レバ11
の上昇を規制して、揺動レバ11の先端に設けた
後記するローラ14とブラケツト6の上面間に間
隙Aが形成されるようにしたもので、ストツパボ
ルト13はロツクナツト13aにより調整位置が
固定できるようになつている。
一方ペダル8の基端側へ延出された揺動レバ1
1の先端にはローラ14が回転自在に支承されて
いると共に、このローラ14はペダル8と揺動レ
バ11の間に設けた取付け荷重の小さな圧縮ばね
15により下方へ付勢されている。
しかして運転室2の扉3を開放すると、扉3の
下部でペダル8の上面が下方に押され、これによ
り支持ピン7を中心にペダル8及び揺動レバ11
が降される。さらに扉3によりペダル8が押され
ると、揺動レバ11先端のローラ14がブラケツ
ト6に当接して、以後ペダル8の下降に伴い第6
図実線位置から破線位置へ移動するため、戸当り
部材12が後退して扉3の下部がペダル8先端の
係止段部8aに落込みやすくなる。扉3の下部が
係止段部8aに落ち込むと、圧縮ばね9の作用で
ペダル8及び揺動レバ11が上昇して扉3を開放
位置に係止すると同時に、圧縮ばね15の作用で
揺動レバ11の先端が下方へ押圧されるため、ピ
ン10を中心とするテコの作用で戸当り部材12
が扉3に圧縮され、 これにより扉3は係止段部8aと戸当り部材1
2の間に挾着固定される。
一方開放位置での扉3のロツク状態を解除する
には、ペダル8を軽く踏み込むだけで簡単に解除
することができる。
この考案は以上詳述したようになるから、扉を
開放位置へ開放するだけで自動的にロツクできる
と共に、揺動レバのテク作用で扉がペダルの係止
段部と戸当り部材との間に挾着固定されることか
ら、作業中車体が振動しても、扉が振動して騒音
を発生したり、ロツクが不用意に外れるなどの虞
れがない。また扉のロツク及び解除時戸当りが後
退するので、扉のロツクが容易であると共に、解
除時戸当り部材の弾性で急激に扉が運転者側へ移
動することもなく安全である。しかもペダルを付
勢するばねと、揺動レバを付勢するばねのばね力
を選定することにより、扉を強く開放したときの
みロツクさせることも可能で、これにより、扉開
放毎にロツクを外すなどの手数も解消できる。
【図面の簡単な説明】
第1図イ及びロは従来の説明図、第2図はこの
考案の一実施例を示す運転室付近の平面図、第3
図は同側面図、第4図はこの装置の拡大側面図、
第5図は同分解図、第6図は作用説明図である。 2は運転室、3は扉、6はブラケツト、8はペ
ダル、8aは係止段部、9及び15は圧縮ばね、
11は揺動レバ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 運転室2に設けた扉3の開放位置付近に、扉3
    と直交する方向にブラケツト6を設け、このブラ
    ケツト6に圧縮ばね9により係止段部8aを有す
    る先端側が上方へ付勢され、かつ先端部に揺動レ
    バ11の基端部が枢着されたペダル8の基端部を
    枢着すると共に、上記揺動レバ11の基端側に上
    記係止段部8aとの間で扉3を挾着する戸当り部
    材12を有する戸当り部11aを設け、またペダ
    ル8の基端側に延出された揺動レバ11の先端側
    とペダル8の間に、揺動レバ11を下方に付勢す
    る圧縮ばね15を設けてなる建設機械における運
    転室の扉ロツク装置。
JP3131582U 1982-03-08 1982-03-08 建設機械における運転室の扉ロツク装置 Granted JPS58134561U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3131582U JPS58134561U (ja) 1982-03-08 1982-03-08 建設機械における運転室の扉ロツク装置

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JP3131582U JPS58134561U (ja) 1982-03-08 1982-03-08 建設機械における運転室の扉ロツク装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58134561U JPS58134561U (ja) 1983-09-10
JPH0128211Y2 true JPH0128211Y2 (ja) 1989-08-28

Family

ID=30042990

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3131582U Granted JPS58134561U (ja) 1982-03-08 1982-03-08 建設機械における運転室の扉ロツク装置

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4673269B2 (ja) * 2006-08-30 2011-04-20 日立建機株式会社 建設機械

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Publication number Publication date
JPS58134561U (ja) 1983-09-10

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