JPH0128202B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0128202B2 JPH0128202B2 JP9225981A JP9225981A JPH0128202B2 JP H0128202 B2 JPH0128202 B2 JP H0128202B2 JP 9225981 A JP9225981 A JP 9225981A JP 9225981 A JP9225981 A JP 9225981A JP H0128202 B2 JPH0128202 B2 JP H0128202B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- valve
- turbine
- pressure turbine
- opening
- flow rate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 3
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 5
- 238000010248 power generation Methods 0.000 description 2
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 description 1
- 238000009825 accumulation Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01D—NON-POSITIVE DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES, e.g. STEAM TURBINES
- F01D25/00—Component parts, details, or accessories, not provided for in, or of interest apart from, other groups
- F01D25/08—Cooling; Heating; Heat-insulation
- F01D25/12—Cooling
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Control Of Turbines (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はタービンバイパス系統を有する火力発
電設備に係り、特に中圧タービン起動を行う場合
に好適な加減弁の制御装置に関する。
電設備に係り、特に中圧タービン起動を行う場合
に好適な加減弁の制御装置に関する。
従来の加減弁開度特性はタービンの出力の設定
により一意的に決まつており、インターセプト弁
による制御から加減弁によるタービン制御に移行
する際、蒸気条件の変動等により、加減弁が微少
な開度を持つた状態になることがあり、高圧ター
ビン内に流入、蓄積された蒸気による風損のため
高圧タービンが異常に加熱され、タービンの変形
を防ぐため運転を停止せざるを得ない場合が想定
された。
により一意的に決まつており、インターセプト弁
による制御から加減弁によるタービン制御に移行
する際、蒸気条件の変動等により、加減弁が微少
な開度を持つた状態になることがあり、高圧ター
ビン内に流入、蓄積された蒸気による風損のため
高圧タービンが異常に加熱され、タービンの変形
を防ぐため運転を停止せざるを得ない場合が想定
された。
本発明は、蒸気条件の変動にかかわらず常に一
定値以上の開度を持たせ、加減弁を開させること
により、加減弁が微少な開度状態になることを防
止する方式を提供することにある。
定値以上の開度を持たせ、加減弁を開させること
により、加減弁が微少な開度状態になることを防
止する方式を提供することにある。
本発明では、ベンチレータ弁の閉動作が、加減
弁の開き始めによること、さらに高圧タービン内
に蒸気を蓄積させる直接的な原因であることに注
目し、加減弁開度の補正をベンチレータ弁開度の
検出により行つている。
弁の開き始めによること、さらに高圧タービン内
に蒸気を蓄積させる直接的な原因であることに注
目し、加減弁開度の補正をベンチレータ弁開度の
検出により行つている。
第１図はタービンバイパス系統を有する火力発
電設備の一例を示す。ボイラ１により発生した蒸
気は加減弁２を経て高圧タービン３に流入し、仕
事をし、再熱器４にて再度加熱されインターセプ
ト弁５を経て中圧タービン６に導かれ仕事をし
て、低圧タービン７を経て復水器８で水となる。
タービンで発生したエネルギーは機械トルクから
発電機９により電気エネルギーに変換される。バ
イパス系としては、高圧タービンバイパス弁１
０、中低圧タービンバイパス弁１１を備えてい
る。また高圧タービンと復水器を結ぶベンチレー
タ弁１２を設けている。タービン制御装置１４は
タービンの速度を検出器１３で検出し、加減弁
２、インターセプト弁５を調節して、タービンの
速度、出力を調整するものである。
電設備の一例を示す。ボイラ１により発生した蒸
気は加減弁２を経て高圧タービン３に流入し、仕
事をし、再熱器４にて再度加熱されインターセプ
ト弁５を経て中圧タービン６に導かれ仕事をし
て、低圧タービン７を経て復水器８で水となる。
タービンで発生したエネルギーは機械トルクから
発電機９により電気エネルギーに変換される。バ
イパス系としては、高圧タービンバイパス弁１
０、中低圧タービンバイパス弁１１を備えてい
る。また高圧タービンと復水器を結ぶベンチレー
タ弁１２を設けている。タービン制御装置１４は
タービンの速度を検出器１３で検出し、加減弁
２、インターセプト弁５を調節して、タービンの
速度、出力を調整するものである。
タービン起動時は加減弁２は全閉、ベンチレー
タ弁１２は全開であり、インターセプト弁５の開
度によりタービン速度が制御される。このとき高
圧タービンバイパス弁１０及び中低圧タービンバ
イパス弁１１は開している。このとき高圧タービ
ン３はベンチレータ弁１２が全開して真空状態と
なつている。
タ弁１２は全開であり、インターセプト弁５の開
度によりタービン速度が制御される。このとき高
圧タービンバイパス弁１０及び中低圧タービンバ
イパス弁１１は開している。このとき高圧タービ
ン３はベンチレータ弁１２が全開して真空状態と
なつている。
タービン起動から併入、初負荷の段階になると
加減弁２が開き始めると同時にベンチレータ弁１
２が全閉し高圧タービン３で仕事をした蒸気がチ
エツク弁１５を経て再熱器４へ戻るようになる
が、加減弁開度が微少である場合、すなわち高圧
タービン３への流入蒸気量が少ないときは、蒸気
がチエツク弁１５を通過せず、高圧タービン内に
蓄積し、風損による温度上昇を招くことになる。
本発明はこれを防止するためのもので、加減弁２
の開き始めの開度を不連続にし、微少開度になる
ことを防止したものである。第２図は以上の状態
を表したものである。本発明では、ベンチレータ
弁の閉状態を検出して加減弁開度をステツプ的に
増加させている。本発明の一実施例を第３図の制
御ブロツクに示す。
加減弁２が開き始めると同時にベンチレータ弁１
２が全閉し高圧タービン３で仕事をした蒸気がチ
エツク弁１５を経て再熱器４へ戻るようになる
が、加減弁開度が微少である場合、すなわち高圧
タービン３への流入蒸気量が少ないときは、蒸気
がチエツク弁１５を通過せず、高圧タービン内に
蓄積し、風損による温度上昇を招くことになる。
本発明はこれを防止するためのもので、加減弁２
の開き始めの開度を不連続にし、微少開度になる
ことを防止したものである。第２図は以上の状態
を表したものである。本発明では、ベンチレータ
弁の閉状態を検出して加減弁開度をステツプ的に
増加させている。本発明の一実施例を第３図の制
御ブロツクに示す。
蒸気流量信号出力手段１６は負荷指令とタービ
ン速度偏差とから必要蒸気流量を演算し出力す
る。蒸気流量信号は、第２図の弁開度と蒸気流量
カーブ（弁流量特性）に基づいて弁開度指令を出
力する加減弁開度指令出力手段１７とインターセ
プト弁開度指令出力手段１８に入力され、これら
の弁を制御する弁開度指令に変換される。ここで
ベンチレータ弁１２が閉じると、接点２０も閉
じ、加減弁の最低開度指令出力手段２１の信号が
高値選択回路１９に入力される。これにより、加
減弁２が最低開度までステツプ的に開き、必要蒸
気流量がこれより大きくなるまで、最低加減弁開
度が保たれることになる。
ン速度偏差とから必要蒸気流量を演算し出力す
る。蒸気流量信号は、第２図の弁開度と蒸気流量
カーブ（弁流量特性）に基づいて弁開度指令を出
力する加減弁開度指令出力手段１７とインターセ
プト弁開度指令出力手段１８に入力され、これら
の弁を制御する弁開度指令に変換される。ここで
ベンチレータ弁１２が閉じると、接点２０も閉
じ、加減弁の最低開度指令出力手段２１の信号が
高値選択回路１９に入力される。これにより、加
減弁２が最低開度までステツプ的に開き、必要蒸
気流量がこれより大きくなるまで、最低加減弁開
度が保たれることになる。
本発明によれば、ベンチレータ弁の閉状態を検
出して加減弁の開き始め時点に強制的に一定以上
の開度を持たせることにより、高圧タービン内の
蒸気の蓄積を防ぎ、風損による高圧タービンの異
常加熱を防止する効果がある。
出して加減弁の開き始め時点に強制的に一定以上
の開度を持たせることにより、高圧タービン内の
蒸気の蓄積を防ぎ、風損による高圧タービンの異
常加熱を防止する効果がある。
第１図は本発明のシステム構成を、第２図は弁
開度特性を示す。第３図は本発明の一実施例を示
す制御系統図である。 １……ボイラ、２……加減弁、３……高圧ター
ビン、４……再熱器、５……インターセプト弁、
６……中圧タービン、７……低圧タービン、８…
…復水器、９……発電機、１０……高圧タービン
バイパス弁、１１……中低圧タービンバイパス
弁、１２……ベンチレータ弁、１３……速度検出
器、１４……タービン制御装置、１５……チエツ
ク弁、１６……蒸気流量信号出力手段、１７……
加減弁開度指令出力手段、１８……インターセプ
ト弁開度指令出力手段、１９……高値選択回路、
２０……接点、２１……最低加減弁開度指令出力
手段。
開度特性を示す。第３図は本発明の一実施例を示
す制御系統図である。 １……ボイラ、２……加減弁、３……高圧ター
ビン、４……再熱器、５……インターセプト弁、
６……中圧タービン、７……低圧タービン、８…
…復水器、９……発電機、１０……高圧タービン
バイパス弁、１１……中低圧タービンバイパス
弁、１２……ベンチレータ弁、１３……速度検出
器、１４……タービン制御装置、１５……チエツ
ク弁、１６……蒸気流量信号出力手段、１７……
加減弁開度指令出力手段、１８……インターセプ
ト弁開度指令出力手段、１９……高値選択回路、
２０……接点、２１……最低加減弁開度指令出力
手段。
Claims (1)
- １ ボイラから高圧タービンに入る蒸気の流量を
調節する加減弁と、高圧タービンから再熱器を経
て中圧タービンに入る蒸気の流量を調節するイン
ターセプト弁と、高圧タービンからの蒸気を直接
復水器へ導くベンチレータ弁と、高圧及び中低圧
タービンをバイパスするバイパス弁とを備える中
圧タービン起動方式のタービン制御装置におい
て、タービンの必要蒸気流量を演算する手段と、
前記加減弁及びインターセプト弁の開度を制御す
るために該各弁の弁流量特性に基づいて前記必要
蒸気流量に応じた弁開度指令を出力する手段を有
し、さらに前記加減弁の最低開度指令を出力する
手段と、前記ベンチレータ弁の開度が所定値以下
のとき前記必要蒸気流量に応じた加減弁の開度指
令と該最低開度指令とを比較して大きい方を前記
加減弁の開度指令とする手段とを設けたことを特
徴とするタービン制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9225981A JPS57210106A (en) | 1981-06-17 | 1981-06-17 | Controller for turbine |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9225981A JPS57210106A (en) | 1981-06-17 | 1981-06-17 | Controller for turbine |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57210106A JPS57210106A (en) | 1982-12-23 |
| JPH0128202B2 true JPH0128202B2 (ja) | 1989-06-01 |
Family
ID=14049407
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9225981A Granted JPS57210106A (en) | 1981-06-17 | 1981-06-17 | Controller for turbine |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS57210106A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6116210A (ja) * | 1984-07-04 | 1986-01-24 | Hitachi Ltd | 蒸気タ−ビン運転方法及びその装置 |
| JPS6165003A (ja) * | 1984-09-04 | 1986-04-03 | Hitachi Ltd | タービン制御装置 |
-
1981
- 1981-06-17 JP JP9225981A patent/JPS57210106A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57210106A (en) | 1982-12-23 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| KR890001172B1 (ko) | 복합형 순환 발전 설비용 증기 터어빈의 동작 및 댐퍼 제어시스템 | |
| US6301895B1 (en) | Method for closed-loop output control of a steam power plant, and steam power plant | |
| US4576124A (en) | Apparatus and method for fluidly connecting a boiler into pressurized steam feed line and combined-cycle steam generator power plant embodying the same | |
| JPS61107004A (ja) | 複合サイクル発電ブラントのための熱回収蒸気発生器出口温度制御装置 | |
| JPH0454802B2 (ja) | ||
| EP0928882B1 (en) | Steam cooling apparatus for gas turbine | |
| JPH0128202B2 (ja) | ||
| JP2918743B2 (ja) | 蒸気サイクル制御装置 | |
| US4338789A (en) | Method of varying turbine output of a supercritical-pressure steam generator-turbine installation | |
| JPS642762B2 (ja) | ||
| JP3112579B2 (ja) | 圧力制御装置 | |
| JPS6361484B2 (ja) | ||
| JPS6032082B2 (ja) | 給水温度制御装置 | |
| JPH0232442B2 (ja) | Jokitaabinnokidohoho | |
| JPS6198908A (ja) | 蒸気タ−ビン装置 | |
| JPH0454204A (ja) | 抽気復水タービンの制御装置 | |
| JPH0429921B2 (ja) | ||
| JP2523493B2 (ja) | タ―ビンバイパス系統 | |
| JPH0122521B2 (ja) | ||
| JP2549190B2 (ja) | 複合発電プラント制御装置 | |
| JPS6239657B2 (ja) | ||
| JPS6235002B2 (ja) | ||
| JPS60204907A (ja) | 再熱蒸気タ−ビンプラントの運転方法 | |
| JPH0539703A (ja) | 蒸気タービン発電設備 | |
| JPH0241720B2 (ja) |