JPH0127894Y2 - - Google Patents

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JPH0127894Y2
JPH0127894Y2 JP6286883U JP6286883U JPH0127894Y2 JP H0127894 Y2 JPH0127894 Y2 JP H0127894Y2 JP 6286883 U JP6286883 U JP 6286883U JP 6286883 U JP6286883 U JP 6286883U JP H0127894 Y2 JPH0127894 Y2 JP H0127894Y2
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JP
Japan
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oil
air
rust
mist
workpiece
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JP6286883U
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JPS59171773U (ja
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  • Spray Control Apparatus (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は霧化循環式防錆油塗布装置に関する。
従来は防錆油は被塗布物(以下ワークと略称す
る)に直接羽毛で塗るか噴霧器で霧化して吹きつ
けること等が行われているが、これらの方法では
塗布油膜が不必要に厚すぎて無駄が多い欠点があ
つた。
本考案の目的は、前記欠点を解消し、防錆油を
万遍なく薄く塗布して油の無駄をなくした防錆油
塗布装置を提供するにある。
本考案による防錆油塗布装置は、霧化ノズルで
微粒化した防錆油を循環フアンを介して噴出方向
を自在に設定できる吹出ノズルよりのエアに乗せ
て被塗布物に当てて全体的に薄い油膜をつくると
ともに、油のミストが外部へ漏洩するのを防止し
た密閉室とエア及び残余の防錆油を繰返し循環さ
せる機構を設け前記目的を達成できるよう構成し
たものである。
以下第1図乃至第5図を参照して、本考案によ
る防錆油塗布装置の一実施例について説明する。
第1図は塗布原理を示す平面図、第2図は第1
図の−断面図、第3図は第1図の−断面
図、第4図は防錆油の循環系統図、第5図は霧化
ノズルの断面図である。図で1はエアカーテン8
を備えた密閉室、2はコンベヤにより運搬される
ワーク、3は防錆油の霧化ノズルで詳細構造は第
5図に示す。4は吹出エアダクト、5はワーク方
向にエアを噴出する方向可変吹出ノズル、6はミ
ストの吸込ダクト、7はミストを含んだエアの吸
込み口、8はエアカーテン、9は密閉室の中央を
長手方向に通るコンベア、10はシロツコフア
ン、11は各霧化ノズルに通ずる油管(ライザ
管)、12は排油受皿、13は排油タンク、14
は回収ポンプ、15は油こし、16は防錆油タン
ク、17は霧化ポンプ、18は調圧弁、19は油
こし、20はエア吸込口金、22はフイルタ、2
3は油ノズル口金、24はシロツコフアン10の
吸入側に設けたエアダンパである。
前記実施例の作用について説明する。
防錆油霧化ノズル3は第5図に示す通り油ノズ
ル口金23を交換することにより流量を変更でき
るので、品物の塗油に合つたノズル口金23を選
んで取り付け、第4図で霧化ポンプ17を運転し
防錆油タンク16内の防錆油を吸い上げ調圧弁1
8で適当な圧力にして油管11を通して4列の霧
化ノズル3に送り込みこの霧化ノズル3からコン
ベヤ9の進行方向に平行に室1の内に向けて噴出
する。一方モータによつてシロツコフアン10を
運転し、吸入口7から室内の空気を吸い込みダク
ト6、エアダンパ24をへて吐出エアダクト4に
送り、エアを方向可変の吹出ノズル5より吹き出
す。コンベヤ9上に置かれたワーク2はエアカー
テン8を通すことによつて室内のミスト及び空気
を外部に漏らすことなく密閉室1内に導入でき、
その中央を通過する。このミストを含んだエアの
中をワーク2が通過する際のミスト量は霧化ノズ
ル3の弁口金23により調整され、又風速はエア
ダンパ24、風向きは方向可変吹出ノズル5によ
つてアジヤストされるので、全面万遍なくミスト
がワーク2に衝突して付着し薄く一様に塗布でき
る。その後品物はコンベヤ9に乗つて反対側のエ
アカーテン8を通過し塗布室1内のコンベヤ9か
ら降ろされる。
オイルミストの一部は、前記のとおりワーク2
に塗布されて消費され、残余の油は沈下して排油
皿12にたまり、さらに下の排油タンク13へ重
力により落下する。霧のまま空気中に残つた油は
気流に乗つて吸込み口7から吸い込まれ前記空気
とともに装置内に循環する。
この実施例での防錆油の流れを第4図によつて
詳細に説明する。防錆油タンク16内の防錆油
は、油こし17−1をへて霧化ポンプ17に吸い
込まれ、調圧弁18を通つて予め定められた規定
圧となつてフイルタ19を通つて油管11へ圧送
される。油管11はこの実施例では4分枝し、各
分枝管はその先にそれぞれ複数個の霧化ノズル3
を備えているので、油はこの霧化ノズル3によつ
てミストとなり塗布室1内に分散される。ミスト
となつた油は前記気流にのり一部は前記ワーク2
に衝突して付着し、一部は沈下して排油受皿12
にたまり残りは空気とともに吸込口7から吸込ま
れ吸込ダクト6内に入り前記空気に乗つて装置内
を循環する。前記排油皿12にたまつた防錆油
は、下の排油タンク13に落ちて溜り油こし15
を通つて回収ポンプ14に吸上げられ防錆油タン
ク16に返えされる。
この実施例は弁口金23を選択しかつワーク2
を運ぶコンベヤ9の進行方向に平行に室1の内に
向けて噴出させ、エアダンパ24によりエアの噴
出速度を調節しながら前記油の噴霧に略直角でか
つワーク2に向けて方向可変ノズル5から吹き出
すので、ミストを気流にのせ、ワーク2のところ
へ運びワークに衝突させて付着させることができ
る、又この際方向可変吹出ノズル5により風の向
きを調節することにより、袋部、複雑な形状部へ
も万遍なく油を薄く付着させることができる。
塗油室1はエアカーテン8により外へミストが
漏れるのを防止しており、又沈下した油は下の排
油受皿12を介して排油タンク13内にたまり、
排油ポンプ14により防錆油タンク16に送油さ
れ、空気に乗つたままの油は空気とともに装置内
を循環するので油の損失はない。
前述のとおり、油ポンプで圧送された防錆油を
霧化ノズルでミストとし、このミストに略直角に
ワークに向けて空気を方向可変吹き出しノズルか
ら吹き出すので、このミストとワークの衝突によ
り防錆油を全表面に薄く一様に塗布することがで
きる。塗油具合の調節は噴油量と吹出し風速で調
整できる。又ミストを含んだ空気は室外に逃すこ
となく、沈下した油は油回収装置により回収する
ので、油の損失はなく公害の心配もない。
【図面の簡単な説明】
第1図は塗布原理を示す説明図、第2図は実施
例の−断面図、第3図は−断面図、第4
図は防錆油の循環系統図、第5図は霧化ノズルの
断面図である。 1……密閉室(塗布室)、2……ワーク(被塗
布室)、3……霧化ノズル、5……方向可変吹出
ノズル。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 被塗布物に向つて方向自在に設定できる複数個
    の方向可変吹出ノズルと、このエアノズルの噴出
    方向と直角方向に防錆油を噴出する複数個の霧化
    ノズルと、前記エアと前記防錆油の混合気の漏洩
    を極力防止する塗布室と、エア及び残余の防錆油
    を繰返し循環させる機構を有してなる防錆油塗布
    装置。
JP6286883U 1983-04-28 1983-04-28 防錆油塗布装置 Granted JPS59171773U (ja)

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JP6286883U JPS59171773U (ja) 1983-04-28 1983-04-28 防錆油塗布装置

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JP6286883U JPS59171773U (ja) 1983-04-28 1983-04-28 防錆油塗布装置

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Publication Number Publication Date
JPS59171773U JPS59171773U (ja) 1984-11-16
JPH0127894Y2 true JPH0127894Y2 (ja) 1989-08-24

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ID=30193053

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JP6286883U Granted JPS59171773U (ja) 1983-04-28 1983-04-28 防錆油塗布装置

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JP4537185B2 (ja) * 2004-12-03 2010-09-01 富士重工業株式会社 塗装システム

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JPS59171773U (ja) 1984-11-16

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