JPH01276289A - 紙幣出金機における紙幣の出金方法 - Google Patents

紙幣出金機における紙幣の出金方法

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JPH01276289A
JPH01276289A JP63104880A JP10488088A JPH01276289A JP H01276289 A JPH01276289 A JP H01276289A JP 63104880 A JP63104880 A JP 63104880A JP 10488088 A JP10488088 A JP 10488088A JP H01276289 A JPH01276289 A JP H01276289A
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JP
Japan
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banknotes
withdrawal
banknote
accumulation
accumulated
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Application number
JP63104880A
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English (en)
Inventor
Kazuyuki Seki
関 和行
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Laurel Bank Machine Co Ltd
Original Assignee
Laurel Bank Machine Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この発明は、紙幣出金機において多額の紙幣を出金する
出金方法に係り、詳しくは一回の出金限度額を超える出
金額が指令された場合に、紙幣を分割して出金させるよ
うにした紙幣出金機における紙幣の出金方法に関する。
「従来の技術」 銀行等で用いられる紙幣出金機のほとんどは、機内に収
納された紙幣を計数しながら繰り出して一旦機内で集積
させ、この後、集積された紙幣を一括して出金するよう
にしている。
例えば、この種の紙幣出金機として従来より知られてい
る特開昭57−52985号公報に記載のものでは、紙
幣収納箱から繰り出された紙幣を出金口(支払い口)に
連接して設けられた集積板に一旦集積させ、集積された
紙幣に異常(2重送り、異種券混合等)がない場合には
集積された紙幣を出金口に出金させ、また異常が確認さ
れた場合には集積された紙幣をリジェクトボックスにリ
ノエクトするようになっている。
そして、このような紙幣出金機では集積板の紙幣収納限
度枚数を上回る出金指令額が入力されfコ場合には、−
旦紙幣を限度枚数内で集積させた上で出金させ、この後
、残額に相当する紙幣を再度計数集積させて出金させる
というように、出金処理を複数回に分割して行うことが
一般に行われていた。
「発明が解決しようとする課題」 ところが、上述した従来の紙幣出金機における分割出金
方法では、先に紙幣が出金された後の計数集積処理にお
いて異常が発生したり、後の計数集積処理中に紙幣枚数
が不足したりして出金に障害が発生した場合に、既に幾
らかの紙幣が出金されてしまってリジェクトできないた
め、その処理が困難であるといった欠点があった。
また、先に限度額内で集積された紙幣が出金された後に
、残余の紙幣を計数し集積させるため、先の紙幣が出金
されてから残余の紙幣が出金されるまでの出金待ち時間
が長いという欠点もあり、このことは出金口に紙幣が長
時間放置されたり、あるいは操作者が紙幣を手にした状
態で次の出金を待つこととなって余り好ましいことでな
く、その解決が強く望まれていた。
この発明は上記事情に鑑みてなされたもので、−回の出
金限度額を超える出金指令額に基づいて紙幣を分割して
出金させる場合において、2回目以降の計数集積処理で
障害が発生したときに、先に計数集積された紙幣の処理
を容易に行うことができ、かつ先に紙幣が出金されてか
ら次の紙幣が出金されるまでの出金待ち時間を短縮する
ことができる紙幣の出金方法を提供することを目的とす
る。
「課題を解決するための手段」 上記課題を解決するためにこの発明は、出金限度額を超
える出金指令額を、出金限度額内の複数の集積指令値に
分割し、各集積指令値に基づいて順次紙幣を計数集積し
て個別に機内に貯留させ、この後、前記貯留された各紙
幣を順次出金させるようにした。
「作用」 上記方法によれば、各集積指令値に基づいて計数集積さ
れた各紙幣が、出金されることなく機内に貯留されてい
るため、2回目以降の集積指令値に基づく計数集積処理
中に障害が発生しても、それ以前に集積された紙幣をリ
ジェクトすることができる。そして、紙幣の出金時には
、機内に貯留された紙幣が計数集積処理を挟むことなく
次々と出金される。
「実施例」 以下、本発明の出金方法の一実施例を、紙幣出金機の一
種である紙幣入出金機に適用した場合を例に挙げ、図面
に基づいて説明する。なお、本実施例の紙幣入出金機は
、入金紙幣の内[万円券 コのみを出金紙幣として再利
用して循環させる上うにした一金種循環型の紙幣入出金
機である。
まず、第1図に基づいて、紙幣入出金機全体の概略を説
明する。
入金指令があった場合は、機体lに設けられた取引口装
置2のンヤッタ3が作動して、入出金口4を開放する。
入金かあると、第1図には図示路の紙幣押さえ機構5に
より紙幣を押さえて適当な圧力を加えた状態で、入金紙
幣用繰り出し機構6によって紙幣を一枚ずつ繰り出し、
入金紙幣が鑑別ルート7により鑑別部8に搬送される。
鑑別された紙幣は、第1フオーク9によって共通ルート
10へ案内される。鑑別部8において[真]と鑑別され
た紙幣は、第2フオーク11によって集積ルート12へ
案内され、また、[偽]と鑑別された紙幣はりジエクト
ルート13へ案内される。集積ルート12の紙幣は紙幣
受は渡し装置14における一時貯留用集積車15によっ
て、集積移送機NR16の一部をなす載置板17の上に
次々に集積され、また、リジェクトルート+3の紙幣は
りジェクトロ18に送り込まれる。
載置板17の上の紙幣は、入出金口4の上方まで移送さ
れた後、再び入出金口4の上に落とされ、入金紙幣用繰
り出し機構6によって、鑑別ルート7へと搬送される。
鑑別部8において[万円券]と鑑別された紙幣は、第1
フオーク9によって入金ルート19へ案内され、第3フ
オーク2oによって還流紙幣用集積車21を経由して還
流紙幣貯留部22へ送り込まれる。また、[万円券コ以
外の紙幣は、第3フオーク20によって入金紙幣収納装
置23に案内され、入金紙幣収納用集積車24により入
金ボックス25に収納される。
一方、出金指令があった場合は、[万円券コについては
、前記還流紙幣貯留部(紙幣収納部)22から還流紙幣
用繰り出し装置26によって出金ルート27に送り出さ
れ、[万円券]以外の紙幣(例えば千円券)は、予め出
金紙幣収納装置(紙幣収納部)28に準備しておいて、
出金紙幣用繰り出し機構29によって出金ルート27に
送り出される。これらの出金用紙幣は、その途中におい
て、二重送り等を検出するようにして、異常が認められ
る場合は、第4フオーク30、入金ルート19、第3フ
オーク20によって入金紙幣収納装置23における入金
ボックス25に戻され、異常がない場合は、第4フオー
ク30から共通ルート10へ搬送され、さらに第2フオ
ーク11によって集積ルート12に案内され、紙幣受は
渡し装置14における一時貯留用集積車!5によって、
集積移送機構16の載置板17の上に次々に集積され、
所要金額の集積完了後に集積移送機構16を作動させて
入出金口4に落とし、シャッタ3を開放することにより
、出金紙幣を取り出し可能とするものである。
これらの詳細について説明すると、前記取引口装置2は
、シャッタ3に対して下り勾配に傾斜した載置板4aと
、縦板4bとによって前記入出金口4が構成されて、載
置板4a上に乗せられた集積紙幣の端部を縦板4bによ
って揃えるようになっており、これら載置板4aと縦板
4bとの間には、紙幣を送り出す開口4cが形成されて
いる。
また、前記入金紙幣用繰り出し機構6は、第2図に示す
ように、入出金口4の開口4cから集積紙幣を最下層か
ら一枚ずつ蹴り出す蹴り出しローラ31と、蹴り出され
た紙幣の裏面に接触して摩擦力によって紙幣を機内に取
り込む繰り出しローラ32と、該繰り出しローラ32に
対して固定状態あるいは同一方向(紙幣の繰り出し方向
に対しては逆方向)に回転駆動状態に対向配設されて二
枚重ね送り等を規制する摩擦分離ローラ33と、常時は
入出金04の開口4cを閉塞して集積紙幣の最下層付近
の先端を取り揃えるとともに繰り出し動作時は支軸34
aを中心に回動して開口4cを開放する紙幣取り揃え部
材34とから構成されている。
また、該取引口装置2において操り出し操作を補助する
ための前記紙幣押さえ機構5は、第2図に示すように、
紙幣の上面に接触される押圧板35が支持部材36に回
動自在に吊持されるとともに、該支持部材36が上下方
向に移動自在な軸36aに取り付けられた構成とされて
、該軸36aを移動させることにより抑圧板35を下降
させて紙幣の上面を押さえようになっている。そして、
紙幣繰り出し時以外は、押圧板35を入出金口4から離
間した上方に待機させるようになっており、該待機状態
においては、前記紙幣受は渡し装置14の後述する移送
動作に干渉しないように押圧板35が位置決め部材37
によって傾斜した状態に保持される。
前記鑑別ルート7は、入金紙幣用繰り出し機構6の後方
に、−枚ずつ取り込まれた紙幣を受は取り搬送する導入
部38を介して連設されており、紙幣を一枚ずつ搬送ベ
ルト39A・39Bによって挾持した状態で水平に搬送
しながら鑑別部8によって真偽、金種等の鑑別、および
計数を行なう構成とされている。
前記共通ルート10は、鑑別ルート7を延長するように
設けられた水平搬送部40と、該水平搬送部40によっ
て水平状態に取り込まれた紙幣を機体l上部に向けて案
内する上昇搬送部41とから構成され、該上昇搬送部4
1の後方(上方)に、前記第2フオーク11を介して集
積ルー)12とりジェクトルート13とが連設されてい
る。
また、該集積ルート12に連設されている面記紙幣受は
渡し装置14は、前記取引口装置2の斜め上方に配置さ
せられており、集積ルート!2から送り出される紙幣を
羽根+5aの間に一枚ずつ受は取りながら回転する前記
−時貯留用集積車15と、該−時貯留用集積車15から
受は取った紙幣を集積した後水平方向に移動させて前記
取引口装置2の入出金口4に落とし込む集積移送機構1
6とから構成されている。
該集積移送機構16は、−時貯留用集積車15の両側方
に垂直に配設されて羽根15aの間の紙幣をかき落とす
かき落とし部材42と、かき落とされた紙幣を集積状態
に載置する前記載置板17とを有しており、これらかき
落とし部材42および載置板17を水平方向に移動させ
るもので、次のような構成とされている。
すなわち、第2図および第3図に示すように、前記かき
落とし部材42の背面部の両側には側板43が一体に形
成されるとともに、これら側板43の下部を一体に支持
する水平な取付板44が、その支持枠45に形成した水
平方向に延びる長穴45aと機内に設けた水平軸46と
の間にかけわたされて、ローラ47等によって移動自在
に支持され、該取付板44に駆動ブロック48が一体に
固定されて、該駆動ブロック48に正転、逆転可能なリ
バーシブルタイプの駆動モータ(図示略)が駆動ベルト
49を介して連設され、前記長穴45aに沿って取付板
44が水平に移動させられるようになっている。また、
取付板44上には、横断面コ字状に形成された一対の水
平なスライドレール50が、そのコの字の向きを内向さ
せた状態で一体に配設されており、これらスライドレー
ル50の先端部には、上方に傾斜状態の屈曲片50aが
形成され、さらに、両スライドレール50の内側には、
機体lに固定状態のストッパ51が突出状態に臨ませら
れている。そして、前記載置板17は、第3図に示すよ
うに紙幣を載置する先端部分が複数に分割されて、かき
落とし部材42に形成した切欠(図示略)に移動自在に
挿通されるとともに、基端部には前記スライドレール5
0に接触されるガイドローラ52が配設され、該基端部
と一体の支持片53が機体1に固定状態のばね54によ
って引っ張られることにより、前記ガイドローラ52が
スライドレール50の屈曲片50aおよびストッパ51
に当接して、第2図に示すように全体として上向きに傾
斜した状態に支持されているものである。また、前記両
側板43には、支持軸55によって垂直回動自在に押し
出し片56が配設され、これら押し出し片56には、そ
の回動によって両スライドレール50の間に出没させら
れる押し出しローラ57と、前記側板43に形成した切
欠58に係合させられる係合軸59とが配設されている
。そして、該押し出し片56は、図示略のばねによって
支持軸55を中心に第2図の時計方向に付勢された状態
とされ、該第2図に示す状態においては、係合軸59が
側板43の前記切欠58に係合して、押し出しローラ5
7を前記ストッパ5!よりも後方(第2図右方)位置で
両スライドレール50の間に突出させるように臨まけた
状態としている。また、第2図に示すように切欠58に
係合した状態の係合軸59に対して左方に水平に離間す
る位置には、機体lに固定状態の係合部材60が突設さ
れており、後述するようにかき落とし部材42等と一体
に押し出し片56を第2図左方に水平移動させたときに
、係合部材60が係合軸59に当接して押し出し片56
を反時計方向に回動させ、その押し出しローラ57を両
スライドレール50の間から退避させるようにようにな
っている。
一方、前記入金ルート19は、鑑別ルート7を構成して
いる搬送ベルト39A・39Bのうちの下側搬送ベルト
39Aを利用して構成されており、該搬送ベルト39A
と対峙して搬送ベルト61が設けられ、これらの間に紙
幣を挟持して鑑別ルート7とは逆方向に搬送するように
なっている。
また、該入金ルート19の後方で第3フオーク20によ
って振り分けられた紙幣を金種毎にそれぞれ貯留する還
流紙幣貯留部22と入金紙幣収納装置23とは、機体1
の中央部と前部とに配置されるように第1図に示す如く
並列状態に設けられている。
そのうち還流紙幣貯留部22は、第5図に示すように、
羽根21aの間に紙幣を一枚ずつ受は取る前記還流紙幣
用集積車21と、該還流紙幣用集積車21の両側方に配
置させられるかき落とし部材6゛2と、該かき落とし部
材62に端部を当接させた状態の紙幣を重積状態に載置
させる載置板63と、該載置板63上の紙幣の量を検出
するセンサ64と、該センサ64によって紙幣が一定枚
数以下となったことを検出したときに紙幣の上面を押さ
える押さえ板65とを有している。該押さえ板65は、
その背部に固定したアーム66を図示略の駆動機構によ
って回動させるようになっており、紙幣の集積時等の常
時は第5図に示すように載置板63の上方から退避さ仕
らるようになっている。
また、該還流紙幣貯留部22の機体前面側(第5図左側
)を閉塞している縦板67には、載置板63上に紙幣を
投入し得る開口(図示略)が開閉可能に設けられる。
前記入金紙幣収納装置23は、第6図に示すように、紙
幣を羽根24aの間に一枚ずつ受は取る入金紙幣用集積
車24および該紙幣を収納する入金ボックス25等が機
体lの前方を開閉する扉68に取り付けられており、該
扉68を開けることにより、扉68とともに入金紙幣用
集積車24および入金ボックス25等を機体lの前方に
引き出すことができるようになっている。すなわち、扉
68には、入金紙幣用集積車24の回転軸69を回転自
在に支持する支持片70が一体に配設されるとともに、
該支持片70よりも下方位置にブラケット71が突設さ
れ、該ブラケット71に配設した切欠72に、入金ボッ
クス25側部の支持ピン73を係合させることにより、
これら扉68、入金紙幣用集積車24および入金ボック
ス25を一体的に結合するようになっているものである
そして、これら入金紙幣用集積車24および入金ボック
ス25とともに扉68を開けることにより、前記還流紙
幣貯留部22を機体1の前方に開放状態とすることがで
きるものである。
また、入金紙幣用集積車24の駆動部は、機体lに固定
状態に取り付けられて、第7図に示すようにタイミング
ベルト74を駆動する構成とされるとともに、該タイミ
ングベルト74を巻回している一つのプーリ75が移動
自在に支持されて、ばね76によってタイミングベルト
74に張力を作用させる方向に付勢されている。そして
、入金紙幣用集積車24を機体lに装着したときに、該
入金紙幣用集積車24の前記回転軸69と一体の駆動ロ
ーラ77がタイミングベルト74に抑圧状態に接触して
、該タイミングベルト74の駆動力が前記回転軸69に
伝達されるようになっているものである。なお、前記入
金ボックス25は、扉68に着脱可能に取り付けられて
いるとともに、取っ手78が設けられており、扉68を
開けた後に、さらに入金ボックス25のみ扉68から外
して持ち運びできるようになっている。
また、前記出金紙幣収納装置28は、前記入金ボックス
25の下方に配置させられており、出金紙幣を収納する
出金ボックス79が機体lに対して傾斜した状態に設け
られている。該出金ボックス79は、その両側部に、コ
字状をなす一対の係合レバー80が固定状態に取り付け
られて、第8図に示すように、該係合レバー80を垂直
に配置させたときに出金ボックス79が傾斜状態となる
ように設定されている。そして、該出金ボックス79の
両側方に配設した支持枠81に、垂直に離間して一組の
切欠82が形成され、これら切欠82に係合レバー80
の上部および下部を係合させることにより、出金ボック
ス79が機体1に対して傾斜状態に取り付けられるよう
になっているしのである。なお、各切欠82の近傍には
、係合レバー80を係脱可能に嵌合して出金ボックス7
9の傾斜状態を保持するためのばね材等からなるジヨイ
ント部材83が配設されている。
また、この出金ボックス79は、機体lの前方に露出状
態とされているとともに、第9図に示すように、その後
方および上方の一部を開放状態とする開口84を有して
おり、出金ボックス79を係合レバー80の下部を中心
として該第9図の反時計方向に倒すことにより、開口8
4を機外に開放状態とすることができるようになってい
る。なお、出金ボックス79の内部には、その深さ方向
に沿う支持軸85が固定されるとともに、該支持軸80
に紙幣Mの上面を押圧する抑圧板86が移動自在に支持
されて、収納した出金紙幣Mの量の減少に応じて自重に
よって下降させられるようになっている。
H記出金ルート27は、その前端に、前記還流紙幣貯留
部22および出金紙幣収納装置23に設けられている還
流紙幣用繰り出し機構26および出金紙幣用繰り出し機
構29が設けられるとともに、その途中位置には、二枚
重ね送り等を検知するセンサと計数を行なうセンサ(共
に図示路)とが配設されて、出金紙幣の計数を行ないな
がら搬送するようになっており、その後端には振り分は
搬送部87が接続されている。
この振り分は搬送部87は、前記共通ルート10におけ
る上昇搬送部41の前端および前記入金ルート19の前
端にそれぞれ接続されており、これらの接続部に設けら
れている前記第4フオーク30によって出金紙幣が両ル
ート10・19のいずれかに振り分けられて送り出され
るようになっている。
なお、第1図中符号88は機体!を移動自在に支持する
キャスターを示している。
次に、本実施例の紙幣の出金方法を、上述のように構成
した紙幣入出金機の作用と共に説明する。
最初に、紙幣受は渡し装置I4の動作を主として第4図
(イ)ないし第4図(ホ)の工程図を参照しながら説明
しておく。
この紙幣受は渡し装置14は、−時貯留用集積車15に
よって受は取った紙幣Mを載置板17上に載置すると、
その集積量に応じた荷重によって、第4図(イ)に示す
ように、載置板17がストッパ51と当接しているガイ
ドローラ52を中心として反時計方向に回動する。そし
て、集積動作が完了した場合には、その完了の指示によ
って図示路の駆動モータが運転状態とされ、前記長穴4
5aおよび水平軸46に沿ってスライドレール50を左
方に移動させる。この移動によって、載置板17は、第
4図(ロ)に示すように、前記ばね54の付勢力によっ
てスライドレール50に対して相対移動させられて押し
出し片56の押し出しローラ57に当接し、スライドレ
ール50を延長するように水平に支持される。
そして、第4図(ハ)に示すように、取引口装置2の入
出金口4上方に載置板17を配置させるまで押し出しロ
ーラ57により載置板17を押しながらスライドレール
50を移動させると、前記係合部材60が押し出し片5
6の係合軸59に当接して、該押し出し片56が支持軸
55を中心として反時計方向に回動させられる。この押
し出し片56が回動させられると、載置板17が押し出
しローラ57の支持を失って、前記ばね54の付勢力に
よって、スライドレール50に沿ってガイドローラ52
がストッパ51によってその移動か停止されるまで引き
戻されることにより、第4図(ニ)に示すように、取引
口装置2の入出金口4上方から水平に退避させられて、
その上に集積されていた紙幣Mが入出金口4に落とし込
まれる。次いで、駆動モータを逆転運転させることによ
り、スライドレール50を右方に移動させて元の位置に
戻すと、第4図(ホ)に示すように、載置板17が傾斜
状態に復帰させられるものである′。なお、この第4図
(ホ)の状態は、入金処理時の動作を示しており、取引
口装置2に紙幣Mが受は渡された後て紙幣Mの上面が押
さえられた状態となっている。
次に、入金および金種分配処理と出金処理との両動作に
ついて第10図ないし第13図のフローチャートを参照
しながら説明する。以下の説明では、出金紙幣として[
万円券コと[千円券コとを使用するものとする。
「入金分配処理」 Sl:入金指示がなされると、シャッタ3が開かれる。
S2:操作者の投入完了の指示によって、取引口装置2
の入出金04に紙幣が投入されたか否かを判断し、投入
を完了したことが確認された場合に、次のステップ(S
3 )に進む。
S3:シャッタ3を閉じる。
S4二人金紙幣用繰り出し機構6によって紙幣を一枚ず
つ分離して導入部38に送り込む。
S5:導入部38から受は取った紙幣を鑑別ルート7に
よって搬送する。
S6:紙幣を一枚ずつ搬送しながら、真偽、金種行なう
S7:第1フオーク9によって第1図に示すように鑑別
ルート7と共通ルートlOとを接続した状態としておき
、該共通ルートlOによって鑑別後の紙幣を搬送する。
S8:前記S6における鑑別結果が[真]紙幣であるか
否かを判断して、[真]紙幣でないと判断された場合は
S9に、[真コ紙幣と判断された場合は911にそれぞ
れ進む。
S9:[真]紙幣でない、つまり[偽]と判断された場
合に、第2フオーク11によって共通ルート10とリジ
ェクトルート13とを接続し、該リジェクトルート13
によってその[偽]紙幣を搬送する。
SIO: リジェクトルート13によって搬送される[
偽コ紙幣をリジェクト口18に送り出す。
Sit:M記S8において[真コ紙幣と判断された場合
に、第2フオーク11によって共通ルート10と集積ル
ート12とを接続し、該集積ルート12によってその[
真コ紙幣を搬送する。
S12:集積ルート12を搬送される[真]紙幣を紙幣
受は渡し装置14に送り込む。
S13:入金計数処理が完了したか否かを判断し、完了
したと判断された場合に次のステップ(SI4 )に進
む。
SI4:紙幣受は渡し装置14の集積移送機構16を駆
動状態として、スライドレール50とともに載置板17
およびかき落とし部材42等を移動させる。
SI5:載置板17およびかき落とし部材42等の移動
が完了するまで、すなわち載置板17が入出金口4の上
方に達するまで前記集積移送機構16を駆動させ、移動
完了と判断された場合に次のステップ(S16)に進む
S16:前記S15における移動完了と同時に係合部材
60に当接した押し出し片56が回動することによって
、載置板17が押し出しローラ57の支持を失ってばね
54によって引っ張られることにより、取引口装置2の
入出金口4上方から退避させられ、その上に集積されて
いた紙幣が入出金04に落とし込まれる。そして、集積
移送機構16の駆動モータを逆転運転して、取付板44
を元の位置に引き戻す。
SI7+取引ロ装置2の入出金口4に落とし込まれた紙
幣を入金紙幣用繰り出し機構6によって一枚ずつ送り出
す。
918:紙幣を鑑別ルート7に経由させて搬送する。
S19:紙幣の金種を鑑別する。
S20:第1フオーク9によって鑑別ルート7と入金ル
ート19とを接続した状態としておき、紙幣を入金ルー
ト19によって搬送する。
S2!:前記S19の鑑別結果により入金ルート19を
搬送される紙幣が[万円券コであるか否かを判断し、[
万円券]と判断された場合はS22に、[万円券]でな
いと判断された場合はS23に進む。
S22:[万円券コを還流紙幣貯留部22に貯留する。
S23: [万円券コ以外の紙幣を入金紙幣収納装置2
3の入金ボックス25に貯留する。
以上で入金分配処理が終了する。
次に出金処理について説明するが、本実施例の出金方法
では、出金処理に先立って指定された出金額が一回の出
金限度額、すなわち出金する紙幣の枚数が載置板!7の
許容紙幣集積枚数を超えるか否かの分割出金判別処理を
行い、この後−回で出金する場合(以下−括出金という
)と、2回に分けて分割出金する場合とで異なる出金処
理を行っており、以下の説明では便宜上、出金処理の基
本となる一括出金処理手順を第11図を参照してまず説
明し、この後、分割出金判別処理、分割出金処理手順の
順に説明するものとする。
「−括出金処理」 S31:出金指示がなされると、その指示に[万円券]
の出金指示が有るか否かを判断し、該出金指示が有ると
判断された場合はS32に、ないと判断された場合はS
42にそれぞれ進む。
S32:還流紙幣貯留部22における還流紙幣用繰り出
し機構26を駆動して、出金指示に応じた[万円券コの
紙幣を一枚ずつ繰り出す。
S33:還流紙幣貯留部22から送り出される紙幣を出
金ルート27によって搬送する。
S34:出金ルート27において、搬送紙幣の計数を行
なうとともに、二枚重ね送り等の搬送異常をチエツクす
る。
S35二二枚重ね送り等の搬送異常が検出されたか否か
を判断し、搬送異常が検出されたと判断された場合はS
36に、搬送異常か検出されなかったと判断された場合
はS38にそれぞれ進む。
836:搬送異常が検出されたと判断された場合に、第
4フオーク30によって振り分は搬送部87と入金ルー
ト19とを接続した状態とし、搬送異常を生じた紙幣を
入金ルート19によって搬送する。
S37:第3フオーク20によって入金ルート19と入
金紙幣収納装置23とを接続した状態としておき、紙幣
を入金紙幣用集積車24を介して入金ボックス25に収
納し、S41に進む。
S38:前記S35によって搬送異常が検出されなかっ
たと判断された場合に、第4フオーク30によって振り
分は搬送部87と共通ルートlOとを接続した状態とし
、紙幣を共通ルー)10によって搬送する。
S39;第2フオークllによって共通ルートIOと集
積ルート12とを接続した状態としておき、紙幣を集積
ルート12によって搬送する。
S40:集積ルート12を搬送した紙幣を紙幣受は渡し
装置14の載置板17上に集積する。
S41:出金指示に応じた[万円券]の出金が完了した
か否かを判断し、完了したと判断された場合に次のステ
ップ(S42)に進む。
S42;出金指示に[千円券]の出金指示が有るか否か
を判断し、該出金指示が有ると判断された場合はS43
に、ないと判断された場合はS53にそれぞれ進む。
S43二出金紙幣収納装置28における出金紙幣用繰り
出し機構29を駆動して、出金指示に応じた[千円券]
の紙幣を出金ボックス79から一枚ずつ繰り出す。
S44:出金ボックス79から送り出される紙幣を出金
ルート27によって搬送する。
S45:出金ルート27において、搬送紙幣の計数を行
なうとともに、二枚重ね送り等の搬送異常をチエツクす
る。
846二二枚重ね送り等の搬送異常が検出されたか否か
を判断し、搬送異常が検出されたと判断された場合はS
47に、搬送異常が検出されなかったと判断された場合
はS49にそれぞれ進む。
S47:搬送異常が検出されたと判断された場合に、第
4フオーク30によって振り分は搬送部87と入金ルー
ト19とを接続した状態とし、搬送異常を生じた紙幣を
入金ルー)19によって搬送する。
848:第3フオーク20によって入金ルート17と入
金紙幣収納装置23とを接続した状態としておき、紙幣
を入金紙幣用集積車24を介して入金ボックス25に収
納し、S52に進む。
S49:前記S46において搬送異常が検出されなかっ
たと判断された場合に、第4フオーク30によって振り
分は搬送部87と共通ルート10とを接続した状態とし
、紙幣を共通ルート10によって搬送する。
S50;第2フオーク11によって共通ルート10と集
積ルート12とを接続した状態としておき、紙幣を集積
ルート12によって搬送する。
S51:集積ルー)12を搬送した紙幣を紙幣受は渡し
装置14の載置板17上に集積する。
S52二出金指示に応じた[千円券]の出金が完了した
か否かを判断し、完了したと判断された場合に次のステ
ップ(S53)に進む。
S53:紙幣受は渡し装置14の集積移送機構16を駆
動して、載置板17およびかき落とし部材42等を移動
させる。
S54:載置板17およびかき落とし部材42等の移動
が完了するまで、すなわち載置板17が入出金口4の上
方に達するまで前記集積移送機構16を駆動させ、移動
完了と判断された場合に次のステップ(S55)に進む
S55:前記S54における移動完了と同時に係合部材
60に当接した押し出し片56が回動することによって
、載置板17が押し出しローラ57の支持を失ってばね
54によって引っ張られることにより、取引口装置2の
入出金口4上方から退避させられ、その上に集積されて
いた紙幣が入出金口4に落とし込まれる。そして、集積
移送機構16の駆動モータを逆転運転して、取付板44
を元の位置に引き戻す。
856:取引口装置2のシャッタ3を開放する。
S57:取引口装置2の入出金口4に集積されている紙
幣を操作者が取り出したか否かを判断し、取り出したと
判断された場合に次のステップ(858)に進む。
858;シャッタ3を閉じる。
以上で、紙幣を一回で出金する一括出金処理が完了する
以上の一括出金処理は通常行われている出金方法であっ
て、本実施例の出金方法は以下に述べる分割出金判別処
理及び分割出金処理にその特徴があり、以下第12図及
び第13図を参照して順に説明する。
r分割出金判別処理」 S61:操作者の指定した出金指令類Nxが一回の出金
限度額n、。8、すなわち載置板17の許容紙幣集積枚
数を超えるか否か判断し、出金限度額n wrax以内
であると判断された場合には一括出金処理を行うものと
してS62に、超えたと判断された場合には分割出金処
理を行うものとしてS64に進む。
S62:出金指令類Nxが出金限度額n1.8以内であ
るとされた場合、分割出金処理を行うか否かの指標とな
る分割判別フラッグを”0”として次のステップ(S6
3)に進む。
S63:還流紙幣貯留部22及び出金紙幣収納装置28
から引き出して載置板17に集積させる紙幣の枚数指示
となる集積指令値Nに、出金指令類Nxを代入する。
S64:前記S61により出金指令類Nxが出金限度額
nmaxを超えると判断された場合、分割判別フラッグ
を”loとして次のステップ(S65)に進む。
S65:前述の集積指令値Nに出金限度額n+maxを
代入し、次のステップ(S66)に進む。
866二分割出金処理回数を判別する指標となる処理回
数フラッグを” 1”とする。
以上により分割出金処理判別は終了し、S61にて出金
指令類Nxが出金限度額n1.8以内とされた場合には
S63にて定義された集積指令値Nに基づいて前述した
一括出金処理が開始される。
そして、S61にて出金限度額nmaxを超えるとされ
た場合にはS65にて定義された集積指令値Nに基づい
て分割出金処理が開始される。
「分割出金処理」 分割出金処理では、第13図に示すように、まず分割出
金判別処理で定義された集積指令値Nに基づいて前述の
一括出金処理と同様に531−S52までの出金処理が
行われるようになっており、この間の説明は省略する。
S71:S31〜S52により、集積指令値Nに相当す
る紙幣が載置板17に集積されたら処理回数フラッグが
”1”か否かを判断し、°l”の場合には処理1回目と
してS72に、”1“でない場合には還流紙幣貯留部2
2及び出金紙幣収納装置28からの紙幣の計数集積処理
が終了したものとしてS77に進む。
S72:紙幣受は渡し装置14の集積移送機構16を駆
動して、載置板17およびかき落とし部材42等を移動
させる。
S73:載置板17およびかき落とし部材42等の移動
が完了するまで、すなわち、載置板17 h<入出金口
4の上方に達するまで集積移送機構16を駆動させ、移
動完了と判断された場合に次のステップ(S74)に進
む。
S74:載置板17を入出金口4の上方から退避させる
ことにより、集積された紙幣を入出金04に落とし込む
。そして、集積移送機構16の取付板44を元の位置に
引き戻す。
S75:処理回数フラッグを”0”にする。
676:新たな集積指令値Nとして残額、すなわち出金
指令類Nxから出金限度額nmaxを差し引いた値を代
入し、931〜S52の出金処理に戻る。
これにより1回目に集積された紙幣が入出金口4に貯留
された状態で、2回目の計数集積処理が行われ、残額に
相当する紙幣が載置板17に集積される。そして、集積
が完了すると前記S75において処理回数フラッグが”
0”とされているため、ステップS71からステップS
77へと処理が進められる。
S77:シャッタ3を開ける。
878:入出金口4に貯留されている1回目に集積され
た紙幣を、操作者が取り出したか否かを判断し、取り出
したと判断された場合に次のステップ(S79)に進む
S79:紙幣受は渡し装置14の集積移送機構16を駆
動して、載置板17およびかき落とし部材42等を移動
させる。
S80:載置板17およびかき落とし部材42等の移動
が完了するまで、すなわち、載置板17が入出金口4の
上方に達するまで集積移送機構16を駆動させ、移動完
了と判断された場合に次のステップ(S81)に進む。
S81:載置板!7を入出金口4の上方から退避さ仕る
。これにより、2回目に集積された紙幣が入出金口4に
落とし込まれ、出金指令類Nxに相当する紙幣がすべて
入出金口4に送り出されたこととなる。そして、集積移
送機構16の取付板44を元の位置に引き戻す。
582−入出金口4に集積された残額に相当する紙幣を
操作者が取り出したか否か判断し、取り出したと判断さ
れた場合に次のステップ(S83)に進む。
S83:シャッタを閉じる。
以上で分割出金処理は終了し、出金限度額nma8を超
える出金指令額Nx相当の紙幣が2回に分けて出金され
たこととなる。
以上説明したように本実施例の紙幣の出金方法は、紙幣
入出金機の一回の出金限度額を超える出金指令類が指令
された場合、該出金指令類を一回の出金限度額に相当す
る1回目の集積指令値と、出金指令類から出金限度額を
差し引いた値、すなわち残額に相当する2回目の集積指
令値との2つの集積指令値に分割し、まず1回目の集積
指令値に基づいて紙幣を計数集積して一旦人出金口4に
貯留させ、続いて2回目の集積指令値に基づいて紙幣を
繰り出し計数して載置板【7に集積させ、この後、シャ
ッタ3を開いて入出金口4に貯留された紙幣及び載置板
17に集積された紙幣を続けて出金させるしのであるか
ら、次のような効果を奏する。
すなわち、1回目に計数集積された紙幣が入出金口4に
貯留された状態で2回目の計数集積処理が行われるので
、2回目の処理中に障害が発生した場合、1回目に計数
集積した紙幣を入金紙幣用繰り出し機構6によりリジェ
クトして容易に処理することができる。そして、出金時
には、従来のように紙幣の計数集積処理を挟むこと無く
各紙幣が続けて出金されるので、1回目の出金が完了し
てから2回目の出金が完了するまでの時間が大幅に短縮
されるのである。
なお、本実施例では特に紙幣出金機として紙幣入出金機
を用いたが本発明の紙幣の出金方法はこれに限らず、当
然に他の紙幣出金機にも適用できるものである。また、
本実施例では特に紙幣の出金を2回に分けて行うように
したが、本発明はこれに限るものではない。例えば上述
の紙幣入出金機において3回以上に分けて出金させる場
合には、集積移送機構16を増設して載置板!7を多段
に構成すると共に出金指令類をさらに細分化し、各集積
指令値に基づいて計数集積された紙幣を入出金04から
一時貯留集積車+5に向けて順次紙幣を貯留させれば良
い。
「発明の効果」 以上の説明で明らかなように、本発明によれば、次のよ
うな効果を奏することができる。
−回の出金限度額内で分割、された各集積指令値に基づ
いて順次計数集積された各紙幣が、最後の計数集積処理
が終わるまで、出金されることなく機内に貯留されるの
で、2回目以降の計数集積処理中に障害が発生しても、
先に集積された紙幣をリジェクトして容易に処理するこ
とができる。
また、出金時には、各集積指令値に基づいて集積された
各紙幣が、計数集積処理を挟むことなく続けて出金され
るので、先に集積された紙幣を出金してから次の紙幣を
出金するまでの出金待ち時間が大幅に短縮される。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第9図は本発明の紙幣の出金方法の一実施
例を実施するために用いた紙幣入出金機を示すもので、
第1図は全体構成図、第2図は取引口装置および紙幣受
は渡し装置の縦断面図、第3図は紙幣受は渡し装置の平
面図、第4図(イ)ないし第4図(ホ)は紙幣受は渡し
装置の動作を順に示す工程図、第5図は還流紙幣貯留部
の縦断面図、第6図は入金紙幣収納装置の側面図、第7
図は入金紙幣収納装置における入金紙幣用集積車とその
駆動部との連結状態を示す側面図、第8図は出金ボック
スを機体に取り付けた状態の出°金収納装置の側面図、
第9図は出金紙幣収納装置付近の縦断面図、第1O図は
紙幣入出金機における入金分配処理時のフローチャート
、第11図は一括出金処理時のフローチャート、そして
、第12図及び第13図は本発明の出金方法の一実施例
を示すもので、第12図は分割出金判別処理時のフロー
チャート、第13図は分割出金処理時のフローチャート
である。 1・・・・・・機体、2・・・・・・取引口装置、3・
・・・・・シャッタ、4・・・・・・入出金口、5・・
・・・・紙幣押さえ機構、6・・・・・・入金紙幣用繰
り出し機構、7・・・・・・鑑別ルート、8・・・・・
・鑑別部、9・・・・・・第1フオーク、io・・・・
・・共通ルート、11山・・・第2フオーク、12・・
・・・・集積ルート、13・・・・・・リジェクトルー
ト、14・旧・・紙幣受は渡し装置、15・・・・・・
−時貯留用集積車、16・・・・・・集積移送機構、1
7・・・・・載置板、18・・・・・・リノエクトロ、
19・・・・・・入金ルート、2o・・・・・・第3フ
オーク、21・・・・・・還流紙幣用集積車、22・・
・・・・還流紙幣貯留部(紙幣収納部)、23・・・・
・・入金紙幣収納装置、24・・・・・・入金紙幣用集
積車、25・・・・・・入金ボックス、26・・・・・
・還流紙幣用繰り出し機構、27・・・・・・出金ルー
ト、28・・・・・・出金紙幣収納装置(紙幣収納部)
、29・・・・・・出金紙幣用繰り出し機構、30・・
・・・・第4フオーク、40・・・・・・水平搬送部、
41・・・・・・上昇搬送部、42・・・・・・かき落
とし部材、50・・・・・・スライドレール、50a・
・・・・・屈曲片、51・・・・・・ストッパ、52・
・目・・ガイドローラ、54・・・・・・引っ張りばね
、56・・・・・・押し出し片、59・・・・・・係合
軸、60・・・・・・係合部材、64・・・・・・セン
サ、65・・・・・・押さえ板、68・・・・・・扉、
74・・・・・・タイミングベルト、77・・・・・・
駆動ローラ、79・・・・・・出金ボックス、80・・
・・・・係合レバー、82・・・・・・切欠、86・・
・・・・押圧板、87・・・・・・振り分は搬送部、M
・・・・・・紙幣。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 操作者の指令する出金指令額に基づいて機内の紙幣収納
    部から繰り出され計数された紙幣を一旦機内で集積させ
    、この後前記集積された紙幣を出金するようにした紙幣
    出金機に、当該紙幣出金機の一回の出金限度額を超える
    出金額が指令された場合の紙幣出金機における紙幣の出
    金方法であって、前記出金限度額を超える出金指令額を
    、出金限度額内の複数の集積指令値に分割し、各集積指
    令値に基づいて順次紙幣を計数集積して個別に機内に貯
    留させ、この後、前記貯留された各紙幣を順次出金させ
    るようにしたことを特徴とする紙幣出金機における紙幣
    の出金方法。
JP63104880A 1988-04-27 1988-04-27 紙幣出金機における紙幣の出金方法 Pending JPH01276289A (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6289187A (ja) * 1985-10-15 1987-04-23 沖電気工業株式会社 紙幣自動処理装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6289187A (ja) * 1985-10-15 1987-04-23 沖電気工業株式会社 紙幣自動処理装置

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