JPH01276024A - 色彩計の安全機構 - Google Patents

色彩計の安全機構

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Publication number
JPH01276024A
JPH01276024A JP10658388A JP10658388A JPH01276024A JP H01276024 A JPH01276024 A JP H01276024A JP 10658388 A JP10658388 A JP 10658388A JP 10658388 A JP10658388 A JP 10658388A JP H01276024 A JPH01276024 A JP H01276024A
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JP
Japan
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light source
circuit
light
opening
capacitor
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Pending
Application number
JP10658388A
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English (en)
Inventor
Naoya Takada
直弥 高田
Nobuyuki Kita
信之 北
Yoshihiro Tasaka
田坂 吉弘
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Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH01276024A publication Critical patent/JPH01276024A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は色彩計の安全機構に関し、詳しくは内蔵する光
源によって被測定物を照明し、被測定物からの反射光を
受けて色形を測定する色彩計の安全機構に関するもので
ある。
(従来の技術) ところで従来前記照明の光源として高速測定と云ったこ
とを意図し、キセノン管等の閃光型光源を用いることが
行われている。この種の光源は電極のスパッタリング等
による細りと云ったことで光量が経時的に減少する。こ
のため光源は取り替え使用されるが、取り替えのタイミ
ングによっては充電電圧が高く感電したり閃光で目がく
らむと云った危険を伴うので、取り替えの作業は主とし
てサービスマン等によって行われている。
(発明が解決しようとする課題) しかし光源を取り替えるのにいちいちサービスマンを呼
ぶのでは不便である。またこれが原因で、ユーザ側で取
り替えられるようなこともあるが、蓋を開けて取り替え
作業をする際、取扱い手順や要領の不備から、感電した
り閃光によって目がくらむと云ったことがときとして生
じる。
本発明は光源が取り替えられるときそれを内蔵している
部屋の開閉手段が開かれることに着目し、光源が取り替
えられるときの前記従来のような危険を防止することが
できる色彩計の安全機構を提供することを目的とするも
のである。
(課題を解決するための手段) 本発明は前記のような目的を達成するために、光源と、
この光源の発光用電荷を貯えるためそれと並列に接続さ
れたコンデンサと、このコンデンサに電荷を貯えるため
のチャージ回路と、コンデンサを単独で放電させる放電
回路と、光源が内蔵されている部屋を開閉するための開
閉手段と、この開閉手段の開閉に応じてチャージ回路を
動作不能状態と動作可能状態とに切換える第1のスイッ
チ手段と、開閉手段の開閉に応じて放電回路を動作可能
状態と動作不能状態とに切換える第2のスイッチ手段と
を備えたことを特徴とするものである。
(作 用) 開閉手段は光源取り替え特等必要なとき以外は閉じられ
ている。したがって光源は内蔵されている部屋内に閉じ
込められ、色彩測定のためにのみ光が抜けて被測定物を
照明できるようになっている。この状態のとき第1のス
イッチ手段は開閉手段の閉じ状態に応動してチャージ回
路を動作可能状態に切換えており、コンデンサがチャー
ジ回路によって充電され得る状態にある。また第2のス
イッチ手段は開閉手段の閉じ状態に応動して放電回路を
動作不能状態に切換えており、コンデンサの放電が光源
の発光に利用され得る状態にある。これによって光源は
色彩計の動作制御によって必要に応じ発光され、前記照
明を行うことができる。
開閉蓋が開かれると、光源を内蔵している部屋が開放さ
れるので、光源やその電極接続部分等が露出し、また手
で触れ得る状態となり、光源を取り替えることができる
。この状態で第1のスイッチ手段は開閉手段の開き状態
に応動してチャージ回路動作不能状態に切換えるので、
コンデンサを新たに充電することが防止される。
また第2のスイッチ手段は開閉手段の閉じ状態に応動し
て放電回路を動作可能状態に切換えるので、開閉手段が
開かれる際に充電電荷が貯えられていたとしても、それ
が放電回路単独で放電されてしまう。これによって開閉
手段が開かれた場合、コンデンサが充電状態にあっても
それがすみやかに放電されてしまうし、また新たに充電
状態になることがないのでどのような手順、要領で光源
が取り替えられたとしても感電したり、光源が発光して
目がくらむと云ったことを防止することができる。
(実施例) 第1図から第9図に示す本発明の第1実施例について説
明する。
本実施例は第1図のブロック図に示すように、パーソナ
ルコンピュータと云った外部機器Aに接続して使用され
る色彩計Bの場合を示している。
色彩計Bは具体的には第2図から第5図に示すように、
光源1とその投光系2が横長機体3の前端部内に設けら
れ、機体3の他の部分と断熱壁4によって隔てられてい
る。機体3の他の部分には光源lのモニタ一部5と、投
光系2からの投光によって照明される被測定物40のモ
ニタ一部7と、光源1の発光用電源回路8および発光回
路9とが配設されている。また各モニタ一部5.7の各
受光センサ11.12を通じて各モニタ一部5.7から
の光情報を受ける光電変換回路13とそれを制御するC
PU回路14も配置されている。
そして第3図に示すように発光用電源回路8および発光
回路9は機体3の断熱壁4側に寄った部分の両側に配し
ているのに対し、光電変換回路13およびCPU回路1
4は機体3の後端部内に配してあり、光源1および投光
系2からの熱影響のほか、発光用電源回路8および発光
回路9で発生する熱の影響も受けにくいようになってい
る。またこれら各回路8.9.13.14に囲まれた部
分にモニタ一部5.7が配置されている。
機体3の後端面には第5図に示すように、電源入力コネ
クタ21、外部機器Aとの通信を行う外部通信用コネク
タ22、外部トリガを受は付ける外部入力端子23およ
び状態表示部24がそれぞれ設けられている。状態表示
部24は電源のオン、オフや光源lのランプ交換、セン
サ11.12の状態、外部からの入力可否、通信状態と
云った種々の表示を行うために、多数の表示灯24a、
24b−・−・−・−が設けられている。
そして機体3は開口部のない密封構造とされ、図示しな
いが外面での接合部分にはシールバッキングを介装して
防塵、防水を図っている。
投光系2は投光側鏡筒31と光源側拡散室32とが上下
に続いたものとして機体3の全高よりも少し低い状態で
設けられ、その上端部に光源取付台33が設けられてい
る。この光源取付台33の上に光源1が着脱可能に取付
けられ、光源取付台33にその全体を光源1と共に覆う
蓋体34がヒンジ35によって開閉可能に取付けられて
いる。
光源1は本実施例の場合パルスキセノン管Xeを用いて
おり、光源取付台33の拡散室32が開口している部分
の直上部に、その開口の直径線に沿うような向きで設け
られている。光源1の背部は蓋体34の内面に設けた反
射鏡36で覆い、光源1からの光を拡散室32側に向け
て有効利用するようにしである。反射鏡36は均一照明
のために拡散性の高い色、つまり白色とされるのが好適
であり、また光源lが高熱部となるのでセラミックスや
フッソ系樹脂等の耐熱性に優れたものが適している。特
にフッソ系樹脂としてはポリテトラフルオルエチレンが
優れた拡散性を発揮するので有効である。
同じような理由で拡散室32も反射鏡36と同じ材料で
作られる。拡散室32と投光側鏡筒31との間には拡散
板37が設けられ、投光側鏡筒31へは充分に拡散され
た均一光が入るようにしである。
拡散Fi37は白色ガラス板やスリガラス板が適当であ
る。また拡散板37かその近くに拡散板37を経た光が
投光レンズ38に入射するための光学的な開口39が設
けられている。この間口39は投光レンズ38の焦点位
置に位置することで、投光レンズ38を経た光が平行光
となって被測定物40に投光されるようにする。このた
め開口39は小さいほどよいが照明効率が著しく低下す
るため適当な大きさに設定される。開口の形は円形のほ
か光源1の形状に合ったスリット状等とされる。
光源1のモニタ一部5は一端が投光側鏡筒31内に臨ん
で開口39に向けられたモニター用光ファイバ41を持
っている。これにより光ファイバ41は光a!1からの
光の特に拡散後被測定物4oに投光される光そのものを
受は入れることができる。光ファイバ41はその他端が
モニター側の拡散室42に接続され、前記受は入れた光
を拡散室42を介し前記受光センサ11に導くようにな
っている。
被測定物40のモニタ一部7は、光源lからの投光光路
43上に設定される投光レンズ3日から所定距離り離れ
た測定位置Sに向けられた受光側鏡筒51を有している
。受光側鏡筒51は測定位置Sに焦点を合わされた受光
レンズ52を持ち、被測定物40の測定位置Sにおける
特定部分からの反射光を受光するようになっている。受
光側鏡筒51は受光側光ファイバ53でモニター側の今
1つの拡散室54に接続され、前記受光した光を拡散室
54を介しセンサ12に導くようになっている。
光源1から被測定物40への投光は平行光であるため、
投光レンズ38からの投光距離が変化しても均一照度の
照明面積は変わらない。しかし実際上は所定距離りをあ
る範囲内に設定しないと照度変化の影響で測定を正確に
行えない。
そこでこのような距離設定を行うのに本実施例では投光
系2の両側に距離合わせ用の補助投光器61.62が設
けられている。各補助投光器61.62は発光ダイオー
ドや平行光を発する光源63と、この光源63からの光
を投光する投光レンズ64とからなっている。各補助投
光器61.62は投光系2からの投光光路43上の所定
路i%1t Lとなる測定位置Sで交叉する距離合わせ
用の補助投光光路65.66を持つように投光系2を境
にした対称の状態で配置されている。実際には前記位置
で3つの光路43.65.66の光軸が一致するように
なっζいる。
さらに各補助投光器61.62は投光レンズ64によっ
て光源63の光が前記位置Sで結像するようになってい
る。
これによって第4図に示すように被測定物40上の一点
で前記各光路43.65.66の光が重なるように機体
3と被測定物40との相対距離を決めれば、機体3と被
測定物40とは測定に適した位置関係となる。この位置
がずれるとそのずれ量に応じて、各投光光路65.66
の被測定物40上での投光位置が次第に離れる。したが
って使用者は各投光光路65.66の投光位置が離れて
いると測定距離が適切でない旨知ることができ、各投光
位置が近付く側に機体3と被測定物40との相対距離を
調節することによって、各投光位置が被測定物40上で
一致する適正な測定距離に設定することができる。
このような距離設定は機体3および被測定物40の一方
または双方を動かして行うことができる。しかし測定が
第2図、第4図、第6図に示すようにコンベア71上を
流れる被測定物40を対象とするような場合、被測定物
40側を高さ調節するのは適していない。そこで機体3
を昇降式スタンド72の昇降台73上に載せ、スタンド
72の側の高さ調節によって距離設定を行うのが便利で
ある。 ′ また正確な測定のためには機体3を被測定物40に対し
正しい姿勢で対向させるのが望ましい。
このため機体3の天板部に水平設置の基準として水準器
74が設けられ、上方から観察できるようになっている
受光側鏡筒51は投光系2を避けた後方から投光系2と
所定角度を有して測定位置に向けられている。しかし被
測定物40によっては投光距離の許容変動幅を大きくし
たい場合やそのような角度では輝度が高く色測定が行え
ないと云ったこともある。このためそのような影響のな
い角度を選べるように受光側鏡筒51は角度調節可能に
しである。
この角度調節のために、機体3の受光側鏡筒51が外部
に臨む部分で、測定位置Sを中心とした湾曲ガイド81
によって保持案内し、このガイド81に沿って受光側鏡
筒51が移動することによって受光側鏡筒51は測定位
置を向いたまま傾斜角が変化し、測定位置Sへの投光角
度が調節される。
また受光側鏡筒51の角度が調節されるとき、その設定
角度を検出して電気回路、光源1の発光量に自動的な補
正、調整を行うことができる。
受光側鏡筒51の角度を調節する代わりに、被測定物4
0からの反射光に方向性があってたまたま強い光を受光
したような場合電気回路的に補正することもできる。
光源1は使用によって電極がスパッタリング等のため次
第に飛散していき光量が低下していく。このため所定光
量以下になるような場合取替えることが望まれる。そこ
で光源lは蓋体34を開いて取替えできるようにしであ
るが、この取替えのために光源1はその両端に設けた途
中に屈曲部を持つ弾性端子板81.82を光源取付台3
3上の固定電極83.84にそのねじ部83a 、 8
4aに嵌め合わせてナツト85で確固に締結しである。
これによって電極83.84と端子板81.82を介し
た光alとの電気的な接続が確実になされる。
その反面端子板81.82の弾性変形によって光源1の
発熱時の伸びやねじりを吸収し、光源1が変形したり損
傷したりするのを防止することができる。
なお機体3内には補助回路基板86も設けられている。
さらに蓋体34の天板上面には放熱用のフィン34aが
多数形成されている。この放熱用フィン34aを固定電
極83.84に熱的に接触させることにより、光源1の
放熱性を向上させ寿命を延ばすことができる。
次に電気まわりについて詳述する。第1図に示すように
センサ11は光源モニタ一部5側に導かれる光を基本色
成分に分解するフィルターF1、Ft−・−・F6を有
し、その分解した各基本色成分が光電変換回路13の各
基本色成分検出素子り。
〜D7によって電気信号に光電変換される。
またセンサ12は被測定物モニタ一部7側に導かれる光
をセンサ11の場合と同じ基本色成分に分解するフィル
ターF1′、ho・・・・−・・F、 ’ ヲ有し、そ
の分解した各基本色成分が光電変換回路13の基本色成
分検出素子D1゛ 〜D、 + によって電気信号に光
電変換される。
各基本色成分検出素子D1〜D、 、o、l〜D7”は
、フォトダイオードや光電管のような受光素子からなる
。検出素子とDlとDI’ 、nzと021、−・−・
D、とり、、゛ とは、夫々、同じ基本色成分を検出す
るようになっている。実施例においては、n=3と設定
されており、X72表色系における三刺激値x、y、z
を検出するようになっている。各検出素子貼〜Dn 、
Dl゛ 〜Dfi”の検出出力は、増幅回路A1〜A、
 、AI’ 〜A7″により所定のレベルに増幅され、
ゲート回路Gll〜G11%、Gll゛〜G111”を
介して、サンプルホールド回路HI”” Ha 、H1
′ 〜H,,゛ に入力される。
サンプルホールド回路H1〜HFI % II゛ 〜■
7”にて蓄積された信号は、ゲート回路G21〜G0、
G21°〜GZn′ を介して、へ/D変換回路AD、
 〜AD、1SAD、”〜 AD、l’ に入力される
。へ/D変換回路 AD、〜へD7、八り、 I〜 A
D、1″にてデジタル信号に変換された各基本色成分に
ついての測光値は、CPUll0に入力される。CPU
ll0には、表示部111 と、システムプログラム1
12、色情報等格納部113、クロック114、遅延回
路115、リアルタイムクロック116、及び、I10
ポート120が接続されている。表示部111は、測定
データを出力したり、色彩の目標値を表示したりするも
のであり、LCDデイスプレィやプリンタ等よりなる。
システムプログラム112は、CPU110が実行すべ
きプログラムを記憶している。
色情報等格納部113は、基本色成分の測光データや校
正係数等を記憶するものであり、RAM内のワークエリ
アを用いて構成される。クロック114は、CPU11
0を動作させるためのシステムクロックである。遅延回
路115は、測定要求が発生すると、所定の遅延時間の
経過後にCPUll0に割り込みをかけて、測定動作を
開始させるための回路であり、遅延時間はゼロでも構わ
ない。
リアルタイムクロック116は時計用のIC等よりなり
、CPUll0に測定時刻のデータ等を与えるものであ
る。さらにcpuiloにはシリアルデータ通信部12
2が接続されており、これを介して外部機器Aとデータ
通信が行われる。I10ポー)120は、CPU110
と周辺回路との間でデータの人出力の制御を行うための
回路である。I10ポート120には、キーマトリクス
121が接続されており、キーボード上のテンキーから
各種のデータを入力できるようにしている。また、I1
0ボート120には警告部122が接続されており、測
定動作等に異常があるときに、警告を行い得るようにし
ている。I10ボート120からは、サンプルホールド
回路H1〜I+、 、 H,’ 〜11、”及びAID
変換回路AD+〜^D、 、AD、’〜 AD、ゝのリ
セット信号C1と、発光回路9を付勢・消勢するための
発光回路信号C2と、ゲート回路G、〜Gln、Gll
°〜G11゛ の開閉コントロール信号C3と、ゲート
回路Gt、〜G11l % G21′〜G!、、” の
開閉コントロール信号C4とが出力されている。I10
ボート120には前記状態表示部24も接続されている
ここで発光回路9は第7図に示すようになっている。こ
れについて説明すると、光源lにはその発光のための電
荷を貯えるコンデンサ201が並列に接続され、コンデ
ンサ201にはそれをチャージするチャージ回路202
が接続されている一チャージ回路202は発光用電源回
路8によって商用電源から得た直流電源電圧を受け、そ
れを光源lの発光に必要な電圧、例えば300vに昇圧
させる。これによってコンデンサ201はチャージ回路
202のチャージを受けて300vの電荷を貯え、光源
1がトリガ回路203からトリガを受けたとき貯えてい
る電荷によって光tA1を発光させる。
以上の回路構成だけでは、電源がオンしている限りコン
デンサ201には300vの電荷が常時貯えられること
になるし、その電荷が光源1の発光などで消費されると
再度チャージされる。
したがって光源lを取り替えるような場合、蓋体34を
開けることになるが、コンデンサ201に300vの電
荷が貯えられた状態であることが多く、光源1の取り替
え手順や要領が不備な場合高電圧に感電しあるいは光源
1の発光を招いて目がくらむと云った危険がある。
そこでこれを解消するために蓋体34の開閉に応動する
スイッチS1、Stを第3図、第4図のように設け、蓋
体34が閉じられているとコンデンサ201の充電と、
それによる光源lの発光とを保証するが、蓋体34が開
かれるとコンデンサ201の充電電荷を放電させ、また
新たな充電が行われないようにする。
このためスイッチS、は第7図に示すようにチャージ回
路202と発光用電源回路8との間に設けられている。
そして蓋体34が閉じられているとスイッチS、は閉成
され、電源回路203をチャージ回路202に接続した
チャージ回路202を動作可能状態にする。しかし蓋体
34が開かれるとスイッチSIは開成され、電源回路2
03をチャージ回路202から切り離す、したがってチ
ャージ回路202は電源を断たれて動作不能状態となる
ので、コンデンサ201を新たに充電することはできな
い。
またスイッチStは第7図に示すようにコンデンサ20
1にコンデンサ放電用の抵抗204を並列に接続した放
電回路205の途中に設けられている。そして蓋体34
が閉じられているとスイッチS2は開成されて放電回路
205を不作動状態にする。これによりコンデンサ20
1に充電された電荷は放電回路205により放電される
ことはなく、光源1がトリガ回路203からトリガを受
けたときその光源1を充電電荷によって発光させること
ができる。蓋体34が開かれるとスイッチSzは閉成さ
れ、放電回路205を作動状態にする。
このためコンデンサ201に充電電荷があってもそれは
放電回路205単独で速やかに放電される。
以上によって蓋体34が閉じられている場合、コンデン
サ201の充電と、それによる光源1の発光は可能であ
る。蓋体34が開かれると、コンデンサ201の充電電
荷は放電回路205単独で放電されるし、コンデンサ2
01の新たな充電が阻止される。したがって光源1を取
り替える場合の手順や要領が不備であっても、高電圧に
感電したり光源1が発光して目がくらむと云った危険が
回避される。
次に試料を測定して基本色成分のデータを読み込むまで
の動作を第8図のタイミングチャートと、第9図のフロ
ーチャートとに基づいて説明する。まず、測定要求が起
きると、CPυ110は、サンプルホールド回路とA/
D変換回路のリセット信号C1をオフし、次に、コント
ロール信号C3をオンしてゲート回路G、〜G11l 
、Gll“〜G、7′を開き、光源モニター側、及び、
試料モニター側の各検出素子り、〜D、 、D、”〜D
、 lからの情報を、サンプルホールド回路H1〜H,
、H,l 〜H,+ に伝達できるようにする。次に発
光回路信号C2をオンして光源1を発光させる。
一定時間待った後、発光回路信号C2をオフして光源l
を消光し、コントロール信号C3をオフしてゲート回路
G++ −Glll 、Gt+’〜G3.′ を閉じる
0次にコントロール信号C4をオンしてゲート回路Gt
I−G!11、G□゛〜G0”を開き、サンプルホール
ド回路H,−H,、H1°〜H,+ に蓄積された情報
をA/D変換回路AD+〜ADfi、AD、°〜^D7
°に伝達する。A/D変換回路ADI−AD、、AD、
°〜AD、°は、例えば、前記サンプルホールドされた
情報をパルス幅情報に変換し、このパルス幅の期間中に
ゲートされたクロックをデジタルカウンタによりカウン
トして、デジタル信号に変換する。全てのA/D変換回
路AD、〜AD。
、An、’〜AD、”のA/D変換動作が終了した時点
で、CPt1llOは順次そのカウント値を読み込み、
記憶領域に格納する。ここで、光源モニター側の測光デ
ータについては、配列変数P R(1)〜FR(n)の
記憶領域に順次そのカウント値を記憶し、試料モニター
側の測光データについては、配列変数FS(1)〜FS
(n)の記憶領域にそれぞれのカウント値を記憶する。
以上が照明有りの場合の測光動作である。
次に、照明無しの条件で測光をする。まず、サンプルホ
ールド回路とA/D変換回路のリセット信号C1を一定
時間オンし、サンプルホールド回路H1〜HR,81′
 〜H,,′ に蓄えられていた情報をキャンセルし、
また、A/D変換回路ADI〜AD、 、八り、〜AD
、 ’ のカウンタをリセ・ン卜する。次に、コントロ
ール信号C3をオンしてゲート回路Gll〜GIn、G
II゛〜Gい”を一定時間開き、各検出素子D1〜On
 、DI′ 〜ロ、゛ の情報をサンプルホールド回路
H1〜H,l、 u、1〜11n′に伝達する。次に、
コントロール信号C4をオンしてゲート回路G21〜G
tll 、cz+゛〜G27゛ を開き、サンプルホー
ルド回路H1〜HR、H1゛ 〜H,1”に蓄積された
情報をA/D変換回路ADI〜ADイ、AD、’〜AD
、 ’ に伝達し、デジタル信号としてカウントする。
全てのA/D変換回路A D I−A D 11、AD
+“〜AD、 ’ の^/D変換動作が終了した時点で
、コントロール信号C4をオフしてゲート回路GtI〜
GZl1%cz+”〜Gi、1’ を閉じる。CPUl
l0は、前記カウント値を順次読み込み、記憶領域に格
納する。ここで、光源モニター側のデータは配列変数D
R(1)〜DR(n)の記憶領域に、被測定物モニター
側のデータは配列変数DS(1)〜DS(n)の記憶領
域にそれぞれ記憶する。最後にサンプルホールド回路と
A/D変換回路のリセット信号CIをオンして、それぞ
れのデータの演算処理に移る。
上記例では最初に照明有りの測定を行い次に照明無しの
測定を行っているが、最初に照明無しの測定を行い、次
に照明有りの測定を行ってもよい。
次にデータの演算処理の内容について、説明する。まず
、照明有りの時の測定データと、照明無しの時の測光デ
ータとの差を取り、外来光の影響を除去したデータを得
る。得られた結果光源モニター側のデータについては配
列変数MR(i)に、試料モニター側のデータについて
は配列変数MS(i)に夫々記憶する。すなわち、MR
(i) =FR(i) −OR(i)MS(i) =F
S(i) −DS(i)i=1、2、−一一一一・−1
n とする。次に、試料モニター側のデータを光源モニター
側のデータで割ることにより、光源自身の発光量の変化
等の影響をキャンセルし、得られた結果を配列変数us
(i)に記憶する。すなわち、 八NS(i)=MS(i)/MR(i)i=:1.2、
・−・・−・−1n とする。このANS(i)を用いて、三刺激値X、 Y
、Zを算出し、所定の色空間に変換を行い、色彩値の表
示あるいは印字等を行う。
この色彩計にあっては、使用する前に校正を行う必要が
ある。まず、キーボードより校正基準試料の三刺激値(
X、、Yo 、Z(1)を入力する。
次に、校正基準試料を測定し、前記の過程により三刺激
値(x、y、z)を算出する。次に以下の式でそれぞれ
の刺激値に対する校正係数(α、β、γ)を算出する。
α=X、/X、β=yo/y、r =Zo/ Z上述の
校正を行った後、被測定物40の色彩測定を行う。まず
、第8図に示される測光サブルーチンを実行して、試料
の測定を行い、得られた結果ANS(i)より三刺激値
(X、YSZ)を算出し、校正係数(α、β、T)を掛
けて、L9a” b“表色系の色空間変換し、その結果
得られた色彩値(Lll all b* )を外部に出
力する。
この準備段階の後、色彩計Bによって第6図に示すよう
にコンベア71上を流れる製品を被測定物40とした色
管理等を行う。この色管理は各測定物40について試料
の場合と同様に測定した色彩値が試料のそれと比較して
許容範囲内かどうかを判定することで行われる。
この判定は色彩計Bに接続された被測定物40を検知す
るセンサ131が被測定物40を検知しているときにな
される。
色彩計Bが前記色管理等のために外部機器Aとデータ通
信を行う場合、最初にその通信を行う外部機器Aから色
彩計Bにデータを送る必要がある。この際、色彩計Bに
外部機器Aから入力されたデータからデリミタコードを
読み取り、色彩計Bにおけるデリミタコードをそのボー
ドに合わせるようになっている。これによってデータ通
信が正しく行われる。
第10図に示す本発明の第2実施例は、スイッチS、を
前記実施例同様に蓋体34に開閉に機械的に連動するも
のにしであるのに対し、スイッチStはトランジスタで
構成し、スイッチSlの開、閉に応動するフォトカプラ
301によって開閉されるようにしである。
この実施例の場合も蓋体が閉じられていることによって
スイッチSlが閉成される。これによりチャージ回路2
02が電源回路8からの給電を受けて動作状態になるの
に併せ、フォトカプラ301の一次側であるフォトダイ
オード304に抵抗302を介して電流が流れるので、
フォトカプラ301の二次側であるフォトトランジスタ
305がオンする。このときのフォトトランジスタ30
5のコレクタ飽和電圧はスイッチS2がオンする電圧(
例えば0.6V)よりも低い(例えば0.2V)のでス
イッチS2はオフ状態となる。したがって放電回路20
5は動作不能状態になる。これらの動作によってコンデ
ンサ201の充電と、それによる光源1の発光とが可能
となる。
蓋体が開かれるとスイッチS1が開成される。
これによってチャージ回路202およびフォトカプラ3
01の一次側フオドダイオード304には電流が流れな
くなる。このため二次側のフォトトランジスタ305は
オフし、そのベース電位がスイッチS2のオン電位以上
になり、スイッチstがオンする。したがって放電回路
205が動作可能状態になり、コンデンサ201に充電
電荷があるとそれを放電させる。そしてチャージ回路2
02は動作不能状態であるからコンデンサ201が新た
に充電されることはない。
なおスイッチS1、S!によるチャージ回路202およ
び放電回路205の適時的な動作状態と動作不能状態と
の具体的な切換え方式は任意であり、知られた種々の方
式を採用することができる。
(発明の効果) 本発明によれば、光源が内蔵されている部屋の開閉手段
の開閉に応動するスイッチ手段の働きにより、開閉手段
が閉じられているときはチャージ回路によるコンデンサ
の充電を可能にすると共に安全用に設けられているコン
デンサの放電回路を動作不能状態にすることで、コンデ
ンサによる光源の発光動作を保証しながら、開閉手段が
開かれたときは、チャージ回路によるコンデンサの充電
を阻止すると共に放電回路を動作可能状態にするから、
コンデンサに充電電荷があってもそれを放電回路によっ
て速やかに放電させ、かつコンデンサの新たな充電を阻
止するので、開閉手段を開いて光源を取り替えようとす
るのに、手順や要領の不備があっても感電したり光源が
発光して目がくらむと云ったことを回避することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例のブロック回路図、第2図
から第5図は色彩計の縦断側面図、横断平面図、縦断正
面図、背面図、第6図は使用状態を示す斜視図、第7図
は発光回路の回路図、第8図は色彩計の主な測光動作タ
イムチャート、第9図は測光サブルーチンのフローチャ
ート、第10図は本発明の第2実施例を示す発光回路の
回路図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)光源と、この光源の発光用電荷を貯えるためそれ
    と並列に接続されたコンデンサと、このコンデンサに電
    荷を貯えるためのチャージ回路と、コンデンサを単独で
    放電させる放電回路と、光源が内蔵されている部屋を開
    閉するための開閉手段と、この開閉手段の開閉に応じて
    チャージ回路を動作不能状態と動作可能状態とに切換え
    る第1のスイッチ手段と、開閉手段の開閉に応じて放電
    回路を動作可能状態と動作不能状態とに切換える第2の
    スイッチ手段とを備えたことを特徴とする色彩計の安全
    機構。
JP10658388A 1988-04-28 1988-04-28 色彩計の安全機構 Pending JPH01276024A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08304179A (ja) * 1995-05-11 1996-11-22 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 分光測色装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08304179A (ja) * 1995-05-11 1996-11-22 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 分光測色装置

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