JPH01271353A - 画像形成装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （イ）産業上の利用分野 本発明は、複写機、印刷機あるいはレーザービームプリ
ンタ等の画像形成装置に係り、詳しくはシートを選択的
に異なるトレイに排出する画像形成装置に関する。

（ロ）従来の技術 従来、二つの排出シートスタック用トレイを備えた画像
形成装置は知られているが、それぞれのトレイに排出シ
ートをスタックする場合には、排出されるシートの搬送
方向を変えるフラッパーと、フラッパーにより搬送方向
が変えられたシートをそれぞれのトレイに送り込むため
の排出ローラ対及びシートを案内するガイド板が、それ
ぞれのトレイごとに必要であった。

し→　発明が解決しようとする課題 ところで、上述した従来の画像形成装置では、各々のト
レイごとに排出ローラ対、ガイド板などが必要とされろ
ため、部品点数が多く、構成が複雑であって製造コスト
も大きくなる欠点があった。

そこで、本発明は、可動のトレイの切換動作に連動して
排出するシートを所定のトレイに振り分ける構成を提供
し、もって上述問題点を解消することを目的とするもの
である。

（ロ）　課題を解決するための手段 本発明は、上述事情に鑑みなされたものであって、例え
ば第１図及び第４図を参照して示すと、シート（Ｓ）を
選択的に異なるトレイ　（２２，２３）に排出してなる
画像形成装置（Ｍ）において、シート（Ｓ）を収容する
固定トレイ　（２２）と、シート（Ｓ）を収容する収容
位置（２３ｂ）とシー１−（Ｓ）を収容しない非収容位
１１（２３ｃ）とに選択的に切換わる可動トレイ　（２
３）と、可動トレイ（２３）の切換えに連動して、該可
動トレイ　（２３）が収容位置（２３ｂ）に切換えられ
た際に該可動トレイ　（２３）にシート（Ｓ）を排出し
、また該可動トレイ　（２３）が非収容位置（２３ｃ）
に切換えられた際に固定トレイ　（２２）にシート（Ｓ
）を排出するように、シートの排出方向を切換えるシー
ト排出手段（２）と、を備えたことを特徴とするもので
ある。

（ホ）　作用 上述の構成により、シート（３１は可動トレイ（２３）
が収容位ｆｉ（２３ｂ）に位置する際にはシート排出手
段（２１）によって可動トレイ　（２３）に排出されて
、該可動トレイ　（２３）に収容される。そして、可動
トレイ　（２３）が非収容位置（２３ｃ）に切換えられ
ると、シー１−排出手段（２１）が該可動トレイ　（２
３）の切換動作に連動してシート排出方向を固定トレイ
　（２２）側に切換えられ、シート（Ｓ）は固定トレイ
　（２２）に向けて排出され、該固定トレイ　（２２）
に収容される。また、可動トレイ　（２３）が収容位置
（２３ｂ）に切換文られると、シー■・排出手段（２１
）がシート　（Ｓ）を可動トレイ　（２３）に向けて排
出するようにシート排出方向を切換文られ、シート（Ｓ
）は可動トレイ　（２３）に向けて排出されて、収容位
置（２３ｂ）に位置する可動トレイ　（２３）に収容さ
れる。

なお、上記符号は参照のために示すものであって、なん
ら構成を限定するものではない。

（へ）実施例 以下、図面に沿って、本発明の実施例について“　　　
説明する。

レーザービームプリンタＭは、第４図に示すように、機
体１を有すると共に、該機体１に着脱自在に装着される
プロセスカートリッジ２を備えており、該プロセスカー
トリッジ２には感光ドラム３、帯電器４、現像器５及び
クリーナ６等の公知のプロセス機器が内蔵されている。

また、プロセスカー１−リッジ２近傍にはレーザ光を発
射及び走査するスキャナユニット７及びミラー９，９が
配置されており、帯電器４によって一様に帯電された感
光ドラム３に該スキャナユニット７から発せられたレー
ザ光をミラー９，９を介して照射することにより所定の
画像情報に対応した潜像が形成され、該潜像が現像器５
によ７て現像されてトナー像となる。また、機体１上部
には多数のシートＳを収容する給紙カセット１０が配置
されており、該給紙カセット１０に臨んで給紙ローラ１
１が配置され、該給紙ローラ１１から上記感光ドラム３
にかけて上部シート搬送路を構成する上部ガイド板１２
が配置されている。該上部ガイド板１２の下流部にはレ
ジストローラ１３が配設されており、更に該レジストロ
ーラ１３の下流には転写帯電器１５、搬送ベルト１６、
定着＠ｓ１　？、搬送ローラ１９及び下部シート搬送路
を構成する下部ガイド板２０が配置されていて、上記給
紙カセット１０に収容されたシートＳは、給紙ローラ１
１にて上部シート搬送路１２へ送や出されて該上部シー
Ｉ・搬送路１２を搬送され、レジストローラ１３によっ
てタイミングを合されて感光ドラム３と転写帯電器１５
との間に送られ、感光ドラム３上の！・ナー像を転写さ
れる。そして、トナー像を転写されたシートＳは定着語
１７に送られ、そのトナー像を定着されて下部シート搬
送路２０に搬送される。

一方、上記下部シート搬送路２０の下流側には振分は排
紙部２１が配置されており、また該振分は排紙部２１に
対向して固定トレイ２２及び回動トレイ２３がそれぞれ
配置されている。そして、振分は排紙部２１は、第１図
ないし第３図に示すように、支持軸２５に支持された排
出ローラ２６を有しており、該排出ローラ２６に対向し
て側板２７ａを備えた遊動ガイド２７が配置されている
。

該遊動ガイド２７はその側板２７ａを支持軸２５に揺動
自在に支持されており、該側板２７ａにはガイド部ギヤ
２９が固設されている（第３図参照）。

また、遊動ガイド２７には、第１図に詳示するように、
板ばね３０に支持された上部押丸コロ３１が配置されて
おり、該上部押えコロ３１は板ばね３０によって排出ロ
ーラ２６に押圧されていて、該排出ローラ２６の回転に
より従動回転するようになっている。

また、上記回動トレイ２３は、第３図に詳示するように
、その基端部２３ｍを支軸３２に回転自在に支持されて
おり、例えば人手によって選択的に該支軸３２を支点と
して、シートＳをスタックする鎖線で示すシート収容位
置（開いた位置）２３ｂと、シー１−　Ｓをスタックし
ない実線で示す非収容位置（閉じた位置）２３Ｃとに切
換えられるようになっている。また、該回動トレイ２３
の基端部２３ａにはトレイ部ギヤ３３が固設されており
、該ギヤ３３がガイド部ギヤ２９に噛合していて、回動
トレイ２３が位置を切換えられる際、該切換作動に連動
して遊動ガイド２７が上部押えコロ３１と共に、支持軸
２５を中心に排出ローラ２６の外周に沿って移動する。

なお、下部ガイド板２０には、第１図に示すように、板
ばね３５を介して下部押えコロ３６が配設されており、
該下部押えコロ３６は板ばね３５により排出ローラ２６
に押圧されている。

そして、回動トレイ２３が閉じた位置２３ｃに位置する
場合には遊動ガイド２７がシートＳを排出ローラ２６の
外周に沿って固定トレイ２２へ誘導する位置にあり、下
部シート搬送路２０Ｊｅ搬送されてきたシートＳは排出
四−ラ２６と下部押えコロ３６とに挾持され、排出ロー
ラ２６の回転により遊動ガイド２７に案内されて固定ト
レイ２２へ排出されろ。また、第２図に示すように、回
動トレイ２３が選択により開いた位置２３ｂに切換えら
れると１．該切換動作に連動して遊動ガイド２７が上方
に移動して、シートＳの排出方向が回動トレイ２３側に
変換され、下部シート搬送路２０を搬送されてきたシー
１−　Ｓは排出ローラ２６と下部押えコロ３６との間を
通過すると、そのまま自重によゆ開いた位置２３ｂに位
置する回動トレイ２３へ搬送されて、該回動トレイ２３
上に排出・積載される。これにより、複数のトレイそれ
ぞれに排出ローラ及びガイド部材等を設けることなく、
シートを異なるトレイにそれぞれ排出することができ、
コストダウン及び省スペース化が実現できる。

また、本実施例によれば、例えば第４図に示すように、
フェイスアップの場合（シートの画像面を上向きにして
スタックする場合）にはシートＳを固定トレイ２２に排
出し、フェイスダウンの場合（シートの画像面を下向き
にしてスタックする場合）には回動トレイ２３を切換え
てシートＳを回動トレイ２３に排出して、簡単にシート
Ｓをフェイスアップ、或はフェイスダウンの状態で排出
・積載することができる。

第５図及び第６図は、本発明の第２の実施例を示す。

この第２実施例においては、上部押えコロ３１は固定と
し、遊動ガイド２７′を回動トレイ２３の回動に伴って
シートガイド位置とシートをガイドしない非ガイド位置
に切換えるものである。

第５図において遊動ガイド２７′は、回動トレイ２３が
図示のように開いている場合には矢印Ａ１のように非ガ
イド位置にある。したがって排出されろシートＳは排出
ローラ２６と下部押えコロ３６により、はぼ水平方向に
排出され、回動トレイ２３上にスタックされる。また回
動トレイ２３が閉じている場合には、遊動ガイド２７′
は矢印Ａ２の位置にあって、遊動ガイド２７′はシート
Ｓを排出ローラ２６の外周に沿ってガイドして上部押え
コロ３１に送り込み、それによってシートＳは上方の固
定トレイ２２の方向に排出されスタックされる。

第６図は、第５図に示す遊動ガイド２７′の駆動を示す
もので、回動トレイ２３の側面部にはギヤ３４が固定さ
れ、かっ遊動ガイド２７′は上部押えコロ３１と同心に
回転中心軸３７を有し、かつ側面はギヤ３９が固定され
、ギヤ３４，３９は噛み合ってお勢、回動トレイ２３が
閉じた位置にあるときは破線で示す通り、シートＳをガ
イドするように排出ローラ２６の外周に沿った位置に、
又回動トレイ２３が開いた位置にあるときは、シートＳ
をガイドしない鎖線で示す開いた位置になる。

第７図乃至第９図は、本発明の第３の実施例を示す。

第３の実施例においては、第７図に示すように、排出ロ
ーラを比較的小さな径の回転駆動されるローラ４１とし
、押えローラ４２は排出ローラ４１と同直径のものとす
る。

また、下部ガイド板２０と、排出ローラ４１゜押えロー
ラ４２の間には回動ガイド板４０を設ける。

さらに、ローラ４１，４２と回動ガイド板４０とは、回
動トレイ２３にギヤ又はリンク等で連結されており、回
動トレイ２３の開閉に連動して、矢印Ｂに示すように回
動し、排出されろシートＳを回動トレイ２３上又は固定
トレイ２２上に案内する。

第８図はギヤによる排出ローラ４１の駆動機構を示す図
で、回動トレイ２３の回動中心軸４３は図示しない駆動
源により回転している。該回動中心軸４３にはギヤ４５
が固定され、ギヤ４６及び排出ローラ４１の軸４１ａを
へて排出ローラ４１に回転が伝達される。

また、ローラ４１，４２の軸４１ａ、４２ａはそれぞれ
三角形の側板４７に支持され、側板４７は回動中心軸４
３に遊嵌されて矢印Ｂの方向に回動トレイ２３と共に回
動できる。

第９図は、回動トレイ２３と、ローラ４１，４２を支持
する側板４７の連絡機構を示す図であり、回動トレイ２
３は回動中心軸４３に遊嵌してあってＲ閉の２つの位置
をとり得ると共に、リンク４９により側板４７と連絡し
ている。

なお、符号５０．５１はそれぞれリンク４９を支持する
ビンである。また符号５２は側板４７を固定させるスト
ッパーである。

このリンク４９により側板４７及び鍔板４７に支持され
た排出ローラ４１、押えローラ４２は回動トレイ２３の
開閉動作に従って回動トレイ２３又は固定トレイ２２に
対してシートＳを排出することができろ。

（ト）発明の詳細 な説明したように、本発明によると、固定トレイと、可
動トレイと、可動トレイの位置切換えに連動してシート
の排出方向を切換えるシート排出手段とを備えたので、
シートの排出方向を切換えてシートを必要に応じた所定
のトレイにスタックする装置、例えばシートを所望によ
りフェイスアップ、或はフェイスダウンの状態でスタッ
クする装置を小型、かつ簡単にすることができ、部品点
数の削減及びこれに伴うコストダウンが実現できる。

【図面の簡単な説明】

第１図ないし第３図は本発明の実施例に係るレーザービ
ームプリンタの振分は排紙部を示す側面図で、第１図は
シーＩ・を固定トレイへ排出する場合を示し、第２図は
回動トレイへ排出する場合を示し、また第３図は遊動ガ
イドの移動機構を示す図である。第４図は本発明の実施
例に係るレーザービームプリンタの側面図、第５図及び
第６図は第２の実施例に係る振分は排紙部を示す側面図
で、第５図は遊動ガイドの移動状態を示し、第６図はそ
の移動機構を示す図である。第７図ないし第９図は第３
の実施例に係る振分は排紙部を示す側面図で、第７図は
回動ガイド板の移動状態を示し、第８図は排出ローラの
駆動機構を示し、第９図は回動ガイドの移動機構を示す
図である。 ２１・・・シート排出手段（振分は排紙部）　、２２・
・・固定トレイ　、　２３・・・可動トレイ　（回動ト
レイ）　　、　２３ｂ・・収容位置　、　２３Ｃ・・非
収容位置　、　Ｍ・・・画像形成装置（レーザービーム
プリンタ）　　、　　Ｓ・・シート　。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、シートを選択的に異なるトレイに排出してなる画像
   形成装置において、 前記シートを収容する固定トレイと、 前記シートを収容する収容位置と前記シートを収容しな
   い非収容位置とに選択的に切換わる可動トレイと、 前記可動トレイの切換えに連動して、該可動トレイが前
   記収容位置に切換えられた際に該可動トレイに前記シー
   トを排出し、また該可動トレイが前記非収容位置に切換
   えられた際に前記固定トレイに前記シートを排出するよ
   うに、シートの排出方向を切換えるシート排出手段と、 を備えたことを特徴とする画像形成装置。