JPH01267666A - 電子写真複写装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、電子写真複写装置に係り、特に同−原稿内に
おける階調性の異なる領域に対して像担持体の（１）電
レベルを変え、同一複写工程にて良好な連続階調性を再
現することができる電子写真複写装置に関する。

（従来の技術） 原稿の静電潜像を像担持体即ち感光体上に形成した後、
所定の潜像法を用いて顕像化し、これを複写紙」−に転
写する電子写真複写装置が周知であり、一般に会社、事
務所のみならず、最近では家庭用、個人用の小型複写機
も開発され、書類の複写、増刷のための必要不可欠な事
務機として、その需要も飛躍的な伸びを示している。

このような電子写真複写装置ν？においては原稿のＩＩ
Ｉ現イメージを変化させ、使用者の好みの原稿濃度に１
而するための機構が設けられている。

これは、像担持体の帯電の飽和レベルを変化させて原（
＾濃度に対する複写紙へのトナー付着晴をｉ、Ｉｆ御す
るというもので、例えば写真印刷原稿等では、行道の文
字原稿濃度と同一とすると、原ｖ４Ｃ度が高（なりすぎ
るため、帯電レベルを低減することによって視覚的な違
和感を除去し、見掛け」二の階調再現性を高めることが
可能となる。

（Ｑ明が解決しようとするｎＭ） しかしながら、上記従来の方法では、同−原稿内に文学
部領域と写真印刷品領域とが併存する場合、前述のよう
に、これらは互いに異なる原稿濃度を呈するものとなる
ため、単一の一様帯電飽和レベルの制御だけでは、文学
部領域及び写真印刷品領域双方を同時に所望の再現イメ
ージに設定することはできなかった。

従って、文学部領域と写真領域とをそれぞれ帯電レベル
を変えてｒＩｔ現するためには、例えば、第１回目に文
学部領域のみを１１現し、゛そして、第２同目に写真印
刷品領域のみを＋１現するというように、最低２回の複
写工程が必要であった。

この結果、２＋！ＴＩの複写＋Ｖｔ’、を杆るというこ
とから１１＃現時間が長くなり速やかな複写処理が妨げ
られることのほか、第１回１１の複写１′程を第２回１
１の複写１゛程との間に画像のズレなどが生じるＩＩ丁
面性も大きく、複写紙−１−のトナー濃度のバラツキを
招きやずいという問題があった。

（目的） 本発明は、上記従来の課題に鑑みてなさだものであり、
その目的は、同一複写り程内で同−原稿内の快調な異な
る領域に対して像担持体の対してレベルを変えることに
より、良好な連続階調性を再現し得る電子写真複写装置
を提供することにある。

（構成） 上記［Ｊ的を達成するために０本発明は、像担持体すな
わち感光体Ｆに原稿の静′４１潜像を形成し、これを所
定の現像法により顕像化して複写紙トに転写、定着する
電子写真複写装置において、　＋ｉｉｉ記像１ｊ持体近
傍に位置し像担持体を一様帯電する第１帯電器と、該第
１帯電器のド流に位置し１１１１記像ｐ１持体の指定さ
れた領域をランプのＯＮ　／　０ビトによりトリミング
やマスミンクをするランプアレイと、更に該ランプアレ
イのド流に配設された第２帯電器と、を備え、ｌ１１１
．に！第２帯電器の電位を第１帯電器の電位よりの低い
電位に設定することにより同−原稿内の階調性の異なる
領域に対し像担持体の帯電レベルを変え、同一複写工程
内で原稿の良好な連続階調性を再現し得ることを特徴と
する。

（実施例） 以下、添付図面に基いて本発明の詳細な説明する。

第１図は１本発明に係る電子写真複写装置の実施例の概
略図を示す０図において、ドラム状の像担持体Ｉの周面
に沿って第１帯電器２．ランプアレイ３及び前面にグリ
ッド４−１が形成された第２（１）電器４が、前記像担
持体ｌの回転方向に沿って順次配設されている。　ｔｒ
ｉ記第２　イｊ；電２：ｉ４のド流側（図面時計回り方
向先導側）において１図示しない光学系から露光光５が
像担持体１に照射される。現像器６は、２個のローラを
イ１し、これらのローラを像担持体１の回転に対し逆回
転させることにより現像剤を効率よく像担持体１の表面
に供給することができる。

このような電子写１１複写装置では、像担持体１の帯電
レベルなり制御することにより出現画像のイメージを変
えることが可能である。

すなわち、第２図に示すように例えば像担持体の黒部飽
和帯電レベルを８００ｖ及び６００Ｖに設定した場合を
考える。前者の場合には、後者に比ベトナー付ＭＲすな
わち濃度が高く、原稿の文学部領域等の再現に適する。

他方、後者の場合には、原稿濃度に対する電位の傾きが
小さくなり、見掛けＪ二写真印刷部領域のように連続階
調性を有する原稿の再現に適する。

ここで、第３図に示すように、１つのＪ≦ｉ槁７に文字
部領域へとび貞印Ｉ＊Ｉ４部領域１３とが併（ｔする場
合を考える。

この場合＋ｉｉｌ述の理由により、Δ領域は第２図の１
　（８００Ｖ）　、１３ｆＩ域はＩｆ（６００Ｖ）の帯
電レベルで像担持体の露光が実行された／Ｊが、出現画
像の品質か−・様Ｊｊｆ電レベルの場合に比べて良好と
なることが理解される。

しかしながら、従来装置においては、像担持体の帯電レ
ベルの設定は、１回の複写工程では、１回しか行うこと
ができず、原稿の文学部領域が写真印刷品領域かのいず
れか一方に適した帯電レベルにしか設定出来なかった。

このため、ｍ数回の複写工程を繰り返さなければ、１枚
の原稿を連続階調性のある所望の再現レベルで完成する
ことができず、極めて煩雑な手間をＦ５Ａ　’ｉ処理時
間が長くなるという欠点があった。

そして、この複数回の複写工程の間に原稿画像のズレそ
の他により再現画像が劣化し、原稿の文学部領域とｌヅ
真印刷部領域との再現レベルが不調和となる恐れもあっ
た。

本発明は、ト述の構成により、同一複写工程内で複数個
の帯電レベル領域を形成し連続階調性のある原稿を再現
することを０丁能としたものである。

すなわち、第４図に／ｌ（ずように、まず第１帯電器２
により原稿全体ずなわち像担持体Ｉを８００Ｖに一様帯
電し、原稿のＡ領域及びＢ領域に対応する静電潜像を形
成する（（１））。

そして、ランプアレイ３により、領域指定装置ｎ（図示
せず）の指示によって１３領域の静′Ｋｉｓ像を消去す
る（■）。

この後、第２帯電器４にてＢ領域を６００ｖに帯電し、
原稿のＢ領域に対応する静電潜像を形成する（■）。

この結果、１回の複写工程で、像担持体上のＡ領域の静
電潜像は８００ｖに、Ｂ領域の静電潜像は６００Ｖに帯
電されることになる。

従って１本発明によれば、同一の複写工程の流れの中で
異なった帯電作用がなされ、１枚のＩＱ槁中の文学部領
域及び写真印刷品領域は、それぞれ最適の原稿濃度で複
写可能となり、連続階調性のある原稿の＋１現イメージ
が得られることが理解される。

本実施例において、第２帯電器４は、スコロトロンｈ式
の帯電器であり、第１図及び第４図に小ずように、この
スフロトロン帯電２３は１紙面と直交する方向に直線状
に張架されたコロナ放電電極４−３とこの放電電極４−
３の周囲の三方を取り囲む接地電極４−２と、その開口
部に配置された複数の平行な電極４−１によって構成さ
れるグリッドなイｉする。そのグリッド４−１に例えば
６００ｖのバイアス電圧を印加しておくと、６００Ｖを
越える電位を何しだ像担持体の潜像のＡ領域には、第２
　（ｉｆ　７ｒｉ器４からの十電荷は供給されず、６０
０ｖ以下であるＢ領域にのみ十電荷が供給され、グリッ
ド４−１との電位差がなくなる６００Ｖ付近まで帯電す
ることとなる。

（発明の効果） 以Ｆ説明したように１本発明によれば、同一複写り程内
で複数のＪｉ）電作用を行わせることにより、複写［稈
を繰り返すことなく速やかに原稿の文学部領域や写真部
領域等に最適の＋ｌＧ現イメージをｒ−ることができ、
連続した階調１り現性を得ることがＩｌｌ能となる。

【図面の簡単な説明】

第１図は１本発明に係る電子複写装置の実施例の概略図
、第２図は、像担持体の帯電飽和レベルと原稿濃度及び
トナー付：ｒ４量との関係を示す図。 第３図は、原稿上の領域構成を示す図、第４図は本実施
例装置の同一複写工程内における帯電作用のプロセスを
示す説明図である。 ！・・・像担持体　２・・・第１帯電器３・・・ランプ
アレイ　４・・・第２帯？１ｉ　２Ｓ４−１・・・グリ
ッド　４−２・・・ ４−３・・・放電電極　　　５・・・露光光６・・・現
像器　７・・・原稿 特許出願人　　株式会社　リコー 第１図 第２区 第３図 第４図

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）像担持体に静電潜像を形成し、この静電潜像を顕
   像化して複写紙上に転写する電子写真複写装置において
   、前記像担持体近傍に位置し像担持体を一様に帯電する
   第１帯電器と、該第１帯電器の下流に位置し前記像担持
   体の指定された領域をラップのＯＮ／ＯＦＦによりトリ
   ミングやマスキングをするランプアレイと、更に該ラン
   プアレイの下流に配設された第２帯電器と、を備えたこ
   とを特徴とする電子写真複写装置。
2. （２）請求項（１）の記載において、前記第２帯電器は
   前記第１帯電器に対してより低い電位に前記像担持体を
   帯電させることを特徴とする電子写真複写装置。
3. （３）請求項（１）及び（２）に記載の装置において、
   前記第２帯電器はスコロトロン方式であることを特徴と
   する電子写真複写装置。