JPH0126535Y2 - - Google Patents

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JPH0126535Y2
JPH0126535Y2 JP12274984U JP12274984U JPH0126535Y2 JP H0126535 Y2 JPH0126535 Y2 JP H0126535Y2 JP 12274984 U JP12274984 U JP 12274984U JP 12274984 U JP12274984 U JP 12274984U JP H0126535 Y2 JPH0126535 Y2 JP H0126535Y2
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claw
chain
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  • Pusher Or Impeller Conveyors (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は台車などを連続的に搬送するチエンコ
ンベアの搬送物けい引用のプツシヤドグに関す
る。
〔従来の技術〕
チエンコンベア用プツシヤドグは搬送物を押す
後爪と搬送物の逸走を防止する前爪とによつて構
成されている。従来のプツシヤドグの構造は搬送
物の乗り移り方式によつて下記の2方式に大別さ
れる。1つは第6図に示すように、前爪1が可倒
式のもので、前爪1はチエンコンベア2に軸3を
介して回動可能に軸支されており、搬送物4の負
荷のかゝらない状態においては実線で示すよう
に、前爪1の自重により前爪1が起き上がる方向
に重心が設けられており、プツシヤドグがP方向
に進行するに従がつて搬送物4が4a,4b,4
cの位置に相対的に移動し、4bの位置で前爪1
が時計方向に回動して倒れ、4cの位置で前爪1
と後爪5の間に搬送物4が嵌合するようになつて
いた。
他の一つの方式は第7図に示すように、前爪1
と後爪5とがチエンコンベア2に固定されたもの
で、該後爪5が前爪1より高さが高くなつてお
り、aに示す搬送物4がプツシヤドグに係合する
前の待機時においては、該搬送物4は前記後爪5
と対向する位置にあり、チエンコンベア2がP方
向に進行するに従つて後爪5が搬送物4を押しな
がら進み、徐々にチエンレベルが上がつてbに示
された位置で前爪1に該搬送物4が係合して、前
爪1と後爪5との間に搬送物4を挟持してコンベ
ア2と共に進行させる方式である。
上述の二つの方式の改良型として同一出願人に
よる実願昭59−093493号により第5図に示す構造
が提案されている。この構造は第5図に示すよう
に、プツシヤドグを構成する前爪6と後爪7の、
プツシヤプレート8を介して搬送物と当接する係
合面の形状を、前記前爪6については該前爪6の
回転中心9を中心とした円筒面状とし、前記後爪
7については係合面の下部にチエン浮き上り時の
回転中心であるチエンローラのサイドローラ軸1
0を中心とした円筒面状の下顎を形成したもので
ある。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上述の第6図に示す第1の方式による場合は、
搬送物4との係合面は前爪1および後爪5ともほ
ぼ垂直な平面で形成されているため、搬送物4が
プツシヤドグに乗り移る場合に、倒れた前爪1が
起き上がるとき搬送物4と前爪1との間に逃げ代
l1が最低でも20mm程度必要で、この逃げ代がドグ
内における搬送物4の遊びとなつて搬送中の速度
変動の原因となつていた。
また第7図に示す第2の方式による場合は、b
に示す搬送物4と前爪1との間〓l2が小さいと、
搬送物4がaの位置からbの位置に移動するとき
に、チエンの波打ちなどのためにcに示されてい
るように、前爪1に乗り上げることがある。その
ため、プツシヤドグと搬送物4との間〓l2は通常
40mm程度を確保していた。このことも第1の方式
の場合と同様搬送物4の速度変動の原因となつて
いた。
チエンコンベア2による搬送物4の搬送中の速
度変動は、上述のプツシヤドグと搬送物4の間の
間〓、チエンとチエンレールの間の間〓およびチ
エン自身の波打ちなどのために発生し、連続搬送
中に搬送物に作業を行なう生産ラインの作業内容
の緻密化、自動化が進む傾向にある現在において
は、この搬送物の速度変動が作業能率を低下させ
たり、作業の自動化の障害となつたりする問題が
あつた。
第5図に示す改良型によれば、上述の搬送物と
プツシヤドグの間〓を大幅に縮小することができ
るが、プツシヤドグの製作時の仕上がり精度のば
らつき及び使用中の摩耗などによつて、プツシヤ
ドグと搬送物との間隙が変動するという問題があ
つた。
本考案は、このような問題点を解決し、プツシ
ヤドグの製作精度や使用中の摩耗に関係なくプツ
シヤドグと搬送物の〓間を最小限にし、搬送中の
搬送物の速度変動をおさえることのできるチエン
コンベア用プツシヤドグを提供することを目的と
するものである。
〔問題点を解決するための手段〕 かゝる目的達成のため、本考案は、搬送台車に
設けられたプツシヤプレートに自動的に係合して
該搬送台車をけい引するために、該プツシヤプレ
ートに〓間なく当接する係合面を有する前爪と後
爪とを設けたチエンコンベア用プツシヤドグにお
いて、該チエンコンベアのチエンカバ上で、スラ
イドプレートを介して前記前爪をコンベア進行方
向に摺動可能に支持するとともに、前記スライド
プレートを移動させ、前爪の位置を調節する前爪
調整手段を設けたものである。
〔作用〕
上述の構成によれば、製作時の仕上がり精度の
誤差や使用中の摩耗によりプツシヤドグとプツシ
ヤプレートとの間の間〓に変動が生じても、簡単
な調整によりこの間〓を最小限にすることができ
る。
〔実施例〕
以下に本考案を図示の実施例に基づいて詳細に
説明する。
第1図〜第4図に本考案の一実施例を示す。該
図において、プツシヤドグは前爪6と後爪7とに
よつて構成されている。これらの前爪6と後爪7
とはそれぞれピン11を介してブラケツト12に
回動自在に取付けられており、このピン11は割
りピン13で抜け止めされている。またこれらの
前爪6と後爪7とはともに自重により爪が起き上
る方向に重心が形成されており、これらの自重は
チエンカバー14に固設されたストツパー15に
支承されている。前記ブラケツト12は後爪7側
では直接該チエンカバー14に固設されている
が、前爪6側ではブラケツト12はスライドプレ
ート16に固設され、このスライドプレート16
はスライドプレート16に形成された長穴17を
介してボルト18により前記チエンカバー14に
摺動可能に取付けられている。このボルト18は
チエンカバー14に形成されたねじ穴に螺合され
る。該スライドプレート16の左右両側はチエン
カバー14に固設されたガイドバー19に挟持さ
れており、後端にはストツパーブロツク20が固
設されている。このストツパーブロツク20には
アジヤストボルト21が当接され、このアジヤス
トボルト21には前記チエンカバー14に固設さ
れたブロツク22内に形成されたねじと螺合し
て、ダブルナツト23により固設されている。こ
こで、ストツパーブロツク20、ブロツク22、
そしてアジヤストボルト21は前爪の位置を調節
する前爪調整手段を構成する。
前記チエンカバー14はチエンリンク24に固
設されており、このチエンリンク24の下部は二
又に分かれ、その中間にはセンターピンブツシユ
25、両側にはフランジ付サイドローラ26がそ
れぞれ同軸上に回転自在に前記チエンリンク24
の下部の二又部に支承されており、該サイドロー
ラ26はチエンレール27に案内されている。前
記前爪6と後爪7の間には通常プツシヤプレート
と呼ばれる搬送物のけい引部8が挟持されてお
り、このプツシヤプレート8は第4図に搬送物の
一例として示す如く台車本体フレーム28に固設
されており、このフレーム28の上面にはマウン
テイング29が、また下面には車輪30がそれぞ
れ設けられている。このマウンテイング29の上
には例えば車のボデイ31が載置され、車輪30
はレール32に案内されて台車本体フレーム28
を搬送するようになつている。
前記前爪6の係合面の形状は、前爪6の回転中
心であるピン11を中心とした半径R1の円筒面
状の曲面6aを形成してなり、プツシヤプレート
8と係合している。また前記後爪7のプツシヤプ
レート8との係合面7aの下部に、サイドローラ
10の回転中心を中心とした半径R2の円筒面状
の下顎7bが形成されている。
つぎに、上記実施例の作用を説明する。
チエンの運動がチエンリンク24、チエンカバ
ー14、ブラケツト12、ピン11を順次介して
後爪7に伝達され、さらにこの後爪7の垂直な係
合面7aを介してプツシヤプレート8に伝達され
る。前爪6は搬送中の搬送物の逸走防止のため、
後爪7との間にプツシヤプレート8を挟持する作
用をする。ここで後爪7とプツシヤプレート8と
の正規の相対位置は第5図で実線で示す位置にあ
るが、ローラ26とレール27との間には間〓が
あるため、プツシヤプレート8を介して外力が後
爪7に加わつたときは、後爪7はローラ26の軸
10を中心として回動して二重鎖線で示すAの位
置まで引き起こされる。そのときプツシヤプレー
ト8が後爪7との相対位置を維持したまま移動し
たとすると、プツシヤプレート8は二重鎖線で示
すBの位置まで引き上げられることになるが、こ
のことは搬送物自体を持ち上げることになるので
現実にはあり得ない。もしくは起つたとしてもプ
ツシヤプレート8はすみやかにBの位置から実線
で示す正規の位置まで滑り落ちる。すなわちプツ
シヤプレート8は実線の位置から移動しない。こ
のことはローラ26とレール27の間の間〓に影
響されずに搬送物の位置が常に一定であることを
示す。
プツシヤプレート8がプツシヤドグの前方すな
わち第5図の左方から進入し、プツシヤプレート
8が前爪6を倒して二重鎖線で示すCの位置まで
進むと、前爪6は同じくDの位置まで倒れ、さら
に実線で示す位置まで進むと後爪7に当る。同時
に前爪6はDの位置から実線で示す位置まで起き
上るが、プツシヤプレート8との当り面6aがピ
ン9を中心とした円筒面状のため、起き上つた後
も前爪6とプツシヤプレート8との間の間〓は拡
がらない。すなわち後爪7も前爪6も常にプツシ
ヤプレート8に当接しているため、プツシヤドグ
内の搬送物の遊びを最小限に抑えることが可能と
なつた。さらに使用中の各部の摩耗及び製作時の
仕上り精度の誤差のためプツシヤプレート8と前
爪6及び後爪7との間の間〓が拡がつた場合に
は、前爪6を取り付けたチエンカバー14上に設
けたスライドプレート16を、このスライドプレ
ート16に形成した長穴17の範囲内でボルト1
8をゆるめて摺動させることにより、前爪6とプ
ツシヤプレート8の間の間〓を調整し、この間〓
を再び最小限に抑えることができる。調整後は再
びボルト18を締めスライドプレート16をチエ
ンカバー14に固定するが、前爪6に前後方向の
衝撃が加わることでスライドプレート16がずれ
ることを防止するため、ストツパーブロツク20
にアジヤストボルト21を押し当てダブルナツト
23で固定する。
上述のように連続搬送中の搬送物の速度変動を
大幅に低減することが可能となつたので、自動設
備の搬送物への追従が容易となり、自動化が促進
され作業能率が向上できる。また改造のための投
資も少く、しかもプツシヤプレートの乗り移りの
信頼性及びプツシヤドグ全体の寿命も向上し、し
かもプツシヤドグ製作時の仕上り精度の誤差や使
用中の摩耗によるプツシヤプレートと前爪及び後
爪との間の間〓を簡単に最小限に調整できる。
〔考案の効果〕
以上詳述したように、本考案によれば、チエン
コンベア用プツシヤドグの前爪及び後爪のプツシ
ヤプレートとの係合面の形状を円筒面状とすると
ともに、前爪及び後爪とプツシヤプレートとの間
の間〓を前爪の移動によつて調節する前爪調整手
段を設けたので、簡単な調整で常に前爪及び後爪
とプツシヤプレートの間〓を最小限に維持でき、
搬送物の搬送速度の変動を極めて小さく押えるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るチエンコンベア用プツシ
ヤドグの一実施例を示す正面図、第2図は第1図
側面からみた一部断面図、第3図は第1図の前爪
を示す平面図、第4図はチエンコンベアにより台
車をけい引する状態を示す概略図、第5図はプツ
シヤドグの動作図、第6図及び第7図は従来のプ
ツシヤドグの動作図である。 1,6……前爪、2……チエンコンベア、5,
7……後爪、8……プツシヤプレート、12……
ブラケツト、14……チエンカバー、16……ス
ライドプレート、17……長穴、21……アジヤ
ストボルト、24……チエンリンク、26……サ
イドローラ、27……チエンレール。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 搬送台車に設けられたプツシヤプレートを押す
    ための係合面および該係合面の下部にチエン浮き
    上り時の回転中心であるチエンローラを中心とし
    た円筒面状の下顎部が形成された後爪と、前記プ
    ツシヤプレートに当接する係合面が形成された前
    爪とを設け、前記前爪の係合面を、前爪の回動中
    心を中心とした円筒面状に形成したチエンコンベ
    ア用プツシヤドグにおいて、前記後爪をチエンロ
    ーラのチエンカバーに回動自在に支持する一方、
    前記前爪をスライドプレート上に回動自在に支持
    し、前記スライドプレートを、前記搬送台車の進
    行方向に摺動できるように取付けるとともに、前
    記前爪の係合面と後爪の係合面との間隔を前記ス
    ライドプレートの移動によつて調整する前爪調整
    手段を設けたことを特徴とするチエンコンベア用
    プツシヤドグ。
JP12274984U 1984-08-10 1984-08-10 チエンコンベア用プツシヤドグ Granted JPS6137070U (ja)

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JPS6137070U JPS6137070U (ja) 1986-03-07
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