JPH01264986A - 植物生長剤 - Google Patents

植物生長剤

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JPH01264986A
JPH01264986A JP63093339A JP9333988A JPH01264986A JP H01264986 A JPH01264986 A JP H01264986A JP 63093339 A JP63093339 A JP 63093339A JP 9333988 A JP9333988 A JP 9333988A JP H01264986 A JPH01264986 A JP H01264986A
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charcoal
soil
grains
actinomycetes
thermophilic actinomycetes
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Koichi Iijima
宏一 飯島
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    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
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  • Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)
  • Soil Conditioners And Soil-Stabilizing Materials (AREA)
  • Fertilizers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、植物生長剤、特に、炭粒に特定微生物を吸着
させてなる植物生長剤及びその製造方法に関するもので
ある。
(従来の技術) 従来、有機物を原料とし微生物を利用した植物生長剤、
土壌改良剤ないし肥料としては、ワラ類を堆積したり家
畜の糞や敷きワラ等を堆積腐食せしめてなる堆肥もしく
はきゅう肥が知られているにすぎない(「植物栄養・土
壌・肥料大事典」養賢堂(昭5l−4−1)p1234
−1236)。
しかしながらこれら堆きゅう肥は、肥効が充分でないば
かりか肥効が持続しないし土壌改良効果もきわめて低い
本発明は炭粒を利用し且つこれに高温性放線菌を吸着せ
しめてなる点を重要なポイントとする植物生長剤に関す
るものであるが、炭をとともに特定の放線菌を利用する
ことは新規であって、本発明は全く新規である。
(発明が解決しようとする課題) 上記したように、微生物利用有機質肥料は、その効果が
低いだけでなく持続期間が短いし、土壌構造の物理的性
質改善はあまり期待できない。
また、農薬の多用、化学肥料の乱用等により、現在の農
地は地力が低下し、忌地や連作障害が発生し、生産力が
大巾に低下している。そして−旦地力が低下すると、こ
れを回復することは容易なことではない。特にハウス栽
培等集約園芸の分野においてはこの点が大きな問題点と
してクローズアップされてきている。
−・方、堆きゅう肥はその製造に時間がかかり、その間
悪臭が大量に発生し、環境公害源ともなっている。しか
しながら、他方、人、家畜、家禽の***物の有効処理シ
ステムの開発も重大な関心事となっているが、これらの
悪臭を断ち、100%有効利用する工業的システムは開
発されていないのが技術の現状である。
(課題を解決するための手段) 本発明は、これらの技術の現状に鑑みてなされたもので
あって、これら既知の技術の欠点を一挙に解決する目的
でなされたものである。
これらの目的を達成するために各方面から鋭意研究の結
果、従来のシステムとは全く発想を異にする新規システ
ム開発の必要性を強く認めた。そして発想を転換して木
炭粒に着目し、これに微生物を接触せしめたところ、微
生物の吸着が速やかに行われるのみでなく、土中での微
生物の作用がいささかも影響されずすぐれ肥効が奏され
るし、しかも長期間(年子)持続することを確認した。
またそれと同時に、木炭粒自体による土壌改良効果も確
認した。
本発明は、これらの新知見を基礎として、有用菌の開発
、吸着システムの検討等更に研究を行い、遂に完成され
たものである。
本発明においては、炭粒に微生物を吸着せしめるのであ
るが、炭粒としては、いわゆる木炭と称する木材を原料
としこれを炭化せしめたもののほか、ヤシ殻炭(ココナ
ツトヤシ、アブラヤシ、パームヤシその他すべてのヤシ
殻炭を使用することができる)、植皮炭、モミ殻炭(イ
ネ、ムギ、ゴマ、マメ、ソバ、ナタネ等各種のモミ殻炭
が使用できる)、鋸屑炭等も広く使用することができる
また、炭化の若い石炭も利用することができる。
その粒度については、特別の限定はなく、市販の木炭粒
、ヤシ殻炭粒等の粒度で充分である。これらの炭粒は、
各種起源の炭粒を混合して用いてもよいが、これらの炭
種はなるべく単用することが菌種統一と増殖上昇のため
望ましい。
これら炭粒には微生物を吸着せしめる。この吸着微生物
としては、高温性放線菌を単用又は併用する。高温性放
線菌としては、サーモアクチノミセス属、サーモノスボ
ラ属、アクチビフィダ属、サーモポリスボラ属菌が例挙
されるが、これらの属のみに限定されることなく高温性
放線菌であればすべての菌が広く使用できる。
高温性放線菌の具体例は次のとおりである:サーモアク
チノミセス属: Thermoactinomyces
glaucus IFo 12530、T、vulga
ris IFO13606、Thermoactino
myces sp、 CH−53、T、 interm
edius。
T、 candidas、 T、 5acchari、
 T、 potonophilus。
Thermoactinobifida dichot
omica IFO12466゜これらの菌学的性質は
、次のとおりである。すなわち、これらの菌は、高温(
例えば32〜80℃程度)によく生育し、胞子は基土菌
糸又は気中菌糸に1個ずつ生じ、ダラム陽性の好気性菌
であり、胞子内生胞子である。他の性質をとめて示すと
次表のとおりである。
T、vulgaris     +      白  
  −十    +T、  intermedius 
    +        白       −−+T
、 candidas     十      白  
  −−−T、 5acchari     +   
   白    −十    −T、 dichoto
micus  +    黄   +   4  −T
、 potonophilus   −白    −−
−これらの結果からして、上掲の菌は、サーモアクチノ
ミセス属に属せしめることができるが、これらの内の2
種は耐熱性からみて、 ThermonosPora属
菌、例えばT、 chromogena又はT、 cu
rvataに分類することもできる。
サーモノスボラ属菌: Thermomonospor
aviridis IFO12207、T、 curv
ata IFO12384゜アクチノビフィダ属菌: 
Actinobifidadichotomica I
FO12466、A、 chromogena IFO
12465゜ サーモポリスボラ属菌: Thermopolyspo
raflexuosa  IFO12463、Ther
mopolyspora  HP−2このHP−2菌は
、趣深エキス寒天培地の50℃培養で旺盛な増殖を示し
、灰白色の胞子を着生する。
その他の一般培地では50℃培養でも全く生育しないか
、ごくわずか増殖する程度である。菌糸は巾0.5μ程
度で、隔壁を作らず、胞子は気菌糸にみられる胞子柄に
独立して、1〜5ケの胞子で着生する。増殖温度は、趣
深エキス寒天培地で37〜60℃、増殖pH範囲は7〜
10である。ブリダム・ゴツトリーブ基礎培地には全く
増殖しないので、通常の方法で糖の資化性を検すること
はできない。これらの性質から本菌はワックスマンの分
類によるサーモポリスポラ屈に属するものと認められる
本菌の一般培地における50℃、3週間培養の結果は次
の表に示される。
これら高温性放線菌は、炭粒と接触せしめて吸着せしめ
る。吸着方法としては、例えば、放線菌の懸濁液や培養
液と炭粒とを単に混合せしめてもよいし、更にこれを循
環し又はすることなく培養せしめてもよい。必要ある場
合には、菌体と炭粒とを直接接触せしめてもよい。
吸着方法としては、上記のほか、製法又はそれを含有し
た液体と炭粒と高温性放線菌とを混合接種し、培養せし
める方法が特に有利である。
例えば、高温性放線菌を豚、牛深法、鶏糞等を20〜3
0%を含む培地、又はペプトンや肉汁を含む一般培地で
50℃で通気攪拌下で培養し、得られた種菌培養液、も
しくはこれから菌体だけ分離してこれを懸濁した液を、
混入したり、散布したりして豚深尿、牛深法、人尿法、
鶏糞に接種される。
また、麹などの固体培地に趣深抽出液、牛深抽出液、酵
母エキス、ペプトンなどを添加して、これに菌株を接種
し、50℃、7日間好気培養した固体培養物を散布して
豚製法、牛深尿1人製法、鶏糞に接種される。これら製
法には炭粒を予じめ混入しておく。
豚製法、牛深法、人尿法、鶏糞は直接もしくはその他の
堆肥原料及び炭粒を混入して培地が調製される。直接培
地とする場合は、強化プラスチック容器やコンクリート
容器等に新鮮な豚製法、牛深法、人尿法または鶏糞を直
接投入した物へ菌と炭粒が接種される。また、その他の
堆肥原料と混合する場合は、乾草、鋸屑、切り藁、炭酸
カルシウム、燐酸カルシウムなどを新鮮な豚沫尿、牛深
法もしくは人尿法と混合して強化プラスチック容器やコ
ンクリート容器に入れて菌と炭粒を接種する。
このように調整された豚製法、牛深法、人尿法、鶏糞は
約1〜4週間培養される。
本発明においては、培養開始後約6時間で品温が50℃
に上昇し、10時間後には60℃にも達し、20時間後
は全面菌糸で覆われるようになる。一方水分は急激に蒸
発するとともに具体(動物臭)等は内部まで好気状態と
なり、菌糸は内部まで侵入し、分解が促進される。2週
間で水分は20〜30%になる。
菌株が生育しだした培養初期において悪臭は急激に減少
し、15日間培養後はほとんど臭もなく、完全に堆肥化
されたものが得られる。
その後放線菌が大増殖し、品温が70℃以上にまで上昇
するので、これを1週間〜10日間程度継続すると、各
種雑菌、有害菌、昆虫やその幼虫や卵。
種子等が死滅し、これを土壌に施用しても肥効成分のみ
が残留する結果となる。このように、深床を利用して放
線菌を炭粒に吸着せしめると、吸着が効率よく行われる
のみでなく菌が離脱することがないという著効が得られ
、その上、肥効が高まり且つそれが持続し、有害成分も
死滅し、衛生的な植物生長剤が得られる。
高温性放線菌は、各種深床と有利に共同作用をなすもの
であるが、例えば、鶏糞、豚製法には、サーモノスボラ
・ビリデスIFO12207が有利であるし、豚糞には
特にサーモアクチノミセス・バルガリスIIIR−60
が有利であり、また鶏糞専用としては、サーモアクチノ
ミセス属CH−53が、適温が50°Cであり、生鶏糞
に好んで増殖し、尿酸資化性が大きく、尿酸を旺盛に単
一炭素源又は窒素源として増殖するため、特に有利であ
る。深尿と炭粒との混合比率は、水分含量、深床や炭粒
の種類等によって11広く変えることができるが、1:
10〜10:1程度である。
以下、本発明の実施例について述べる。
実施例1 (生鶏糞利用) 10rn’の反応タンク内に、市販のヤシ殻炭と生鶏糞
(春季)の1:1(w/ν)混合物を収容した。一方、
Thermoactinomyces glaucus
 IFO12530とThermonospora v
iridis IFO12207とを予じめ部具含有ペ
プトン培地で培養しておき、この培養物を上記タンクに
添加混合した。
接種して1日目にはすでに鶏糞に由来する悪臭は消失し
た。悪臭、アンモニアガス等は、まず炭に吸着され、次
に菌によって分解されたものと推定される。
絶乾に近い炭粒の混合により、混合品は急速に水分を減
少して50%以下となり、同時に70℃程度の高温が1
週間程度続いて水分が30〜20%となった。
更に培養を継続すると、品温が70℃以下にさがるので
これを1週間〜10日間維持して製品とした。
実施例2(豚y&) 生鶏糞の代りに豚渫尿を用い、高温性放線菌としては、
Thermopolyspora HP−2を用いたほ
かは、実施例1と同様の処理をくり返して、豚糞系の植
物生長剤製品を得た。
実施例3 115000のポットに砂土を詰め、普通化成肥料(1
3−13−13) 3 gを上部鉢土1kgと混合した
。これに、純木炭(ヤシ殻炭)10.20%、実施例2
で得た菌体木炭10.20%を混合し、高麗芝を植えて
3回反覆テストを4月〜10月の期間行った。
そして地上部茎葉型(主1)を測定し、次表の結果を得
た。なお、カッコ内の数値は対照区との比率を示す。
7月8日  8月22日  10月7日対象区(100
%とす)  13.3(100%)  13.7(10
0%)  12.3(100%)純木炭のみ10%  
12.1(91)   11.8(86)   16.
4(133)純木炭  20%  14.4(108)
   15.9(116)   24.2(197)菌
体木炭 10%  24  (180)   24.1
(176)   26.1(212)菌  体 20%
  38.7(291)   32  (234)  
 37.2(302)実施例4(生鶏糞) 高麗芝の生育試験を1150rn’ポツト(砂質土壌)
で3反覆で行った。試験期間は5〜10月とし、普通化
成肥料(15−6−6)の100倍希釈液を50raQ
/ポツトで5月20日、7月21日、8月11日に施肥
した。
試験区としては、(a)対照、(b)ビート20%区、
(C)ゼオライト20%区、(d)実施例1で得た菌体
入ヤシ殻炭20%区、(e)区dlO%+blO%、(
f)区d10%+clO%とし、次の結果を得た。なお
、数字は、ポット当りの葉重、根重、茎重(g数)を示
し、カッコ内は指数を示す。
葉重 根本 茎重 a対照区      2.40(100)  4.00
(100)   9.10(100)bピート20%区
    3.11130)  4.43(111)  
 9.98(110)Cゼオライト20%区 3.70
(154)  4.5i(113)  11.31(1
24)d菌体入ヤシ殻炭20%7.05(294)  
6.03(151)  20.44(225)ed10
%+b10% 4.33(180) 3.85(96)
 13.14(144)fd10%+c10% 4.1
3(172) 4.52(113) 13.40(14
7)実施例5(鶏″S) 実施例2及び1で得た菌体入ヤシ殻木炭を用いて、ペチ
ュニア及びシクラメンの生育、開花テストを行った。
ペチュニアは、2月16日播種、2回仮植後、4月9日
、4.5号の軟体に定植した。シクラメンは、10月1
日播種、3月20日3号鉢上げ、6月20日、4号温鉢
に鉢替えし、更に9月20日、同様にコンポストを用い
5号温鉢に定植した。
ペチュニアは定植時に、そして、シクラメンは4号鉢替
え時と5号鉢定植時に基本コンポスト(赤玉土、腐葉土
7:3此の湿量と実施例で得た菌体入ヤシ殻炭(菌体炭
)の混合土)を用いた。
菌体炭は、0.10.40,100%(v/v)の水準
で各々8反覆でテストした。施肥は、ハイボネックス液
肥(5−10−5)の500倍液として各々定植2週間
後より毎週1回、鉢底から流出する程度にかん水した。
その結果を数表に示す。なお、シクラメンの品質評価は
1:不良、3:普通、5:優秀とした。
ペチュニアの生育、開花結果 0    2.8   47.5  2.5  28.
3  14.010    6.2   72.8  
6.3  32.0  16.640    9.0 
 120.5  6.1  55.9  25.710
0   11.8  145.5  16.6  11
2.8  29.4シクラメンの生育、開花結果 0   31.8  23.7 125.9 14.4
 49.9  2.810   39.3  20.8
 151.4 14.9 42.7  3.240  
 33.5  24.9 188.4 28.8 56
.3  4.8100   50.5  27.6 2
69.5 21.6 57.4  4.2実施例6(人
糞) 実施例1で得たヤシ殻炭ほか7種類の各種土壌改良剤を
10〜20%(v/v)を用いて、トマト苗の生育試験
を次の要領で行った(於農林水産省野菜試験場栽培第1
研究室) 耕種概要 品種:ずいこう 102 播種:3月25日、定植:4月11日、調査=5月21
日 液肥:大域1号 1012 7.5g  5回大域2号
 10Q  5.0g  5回その結果1次表の調査結
果を得た。
■標準 19.25 7.62 12.86 4.87
5.360.15■キ7將X    18.90  7
.62  12.74  4.36 5.37 0.1
8■ヤシガラ炭 30.93  8.85 52.12
  11.026.14 0.31■バーク    1
8.60   ?、42  15.36  5.33 
5.52 0.17■ゼオライト 15.21  6.
60  10.65  4.72 7.18 0.24
■ハイコンポ 23,967.12  18.27  
5.49 5.44 0.1’ll■パーライト 19
.56  7.15  12.74  5.01. 5
.32 0.15■イゲタゲル 20.25  7.2
8  14.24  5.65 5.52 0.21■
ゼオライト赤17.62  6,58  11.01 
 3.72 5.36 0.19実施例7(リンゴの木
の再生) モンパ病にかかり、はとんど枯れそうになったリンゴの
20−30年の成木62本につき、5月末に幹から樹冠
下の円内に直径15cm深さ50cmの穴を20ケずつ
穿ち、実施例1で得た本発明の植物成長剤を土壌と50
 : 50で混合して、埋め、梅雨を経過させ、60日
後に調べたところ、リンゴの成木60本から新しい芽が
出て、再生しているのが確認された。
実施例8(トマトのネコブセンチュウ防止と実質の改善
) トマト畑の苗を植える穴に実施例1で得た本発明の植物
成長剤と土壌の50:50の混合を入れ、トマトの苗3
0本を植え、栽培して、結実したところで、トマトの根
を調べたところ、水晶の入らぬ対象区の根にはネコブセ
ンチュウが全部出ているのに反して、30本すべてにネ
コブセンチュウはみられず、またトマトを貴見したとこ
ろ果肉が甘みを帯び、実質が改善されているのが分かっ
た。
(発明の効果) 本発明は、炭粒及び高温性放線菌を有機的に有効に利用
することに成功したものであって、特に次のような著効
が奏される。
先ず、炭粒自体が土壌改良剤として有効である。
例えば、 1、保水性、保肥性 2、透水性、保水性 3、水、空気(ガス)の純化 4、 根の分泌する根酸等の分泌物の吸着1分解5、炭
素の熱不伝導性と空気粒の構造が土に対し生温の緩衝能
を高める 更に本発明においては高温性放線菌も吸着利用するため
、次のような著効が奏される。
6、 封入賦与の有用菌の代謝物を根が有効に利用する
7、上記の為、根の伸長を誘う。
8、根の廃泄物を菌が餌とする共生関係が成立する。
9、実際的に作物の肥料が1/2〜1/3又は1/10
程度でよい。
10、効率のよい菌体肥料なので、そしてまた、根圏に
集中施用できるので、畑10アール当り300kg5の
施肥料で20〜50%の作物増産可能となり、作物の品
質(糖度、鮮度、日持ち性)等が顕著に伸びる。
堆肥10アール当り2〜3屯の現慣行を、大巾に省力、
省資化できる。
Il、  −シーズン、−作で前述の効果を確認できる
12、  冬期には菌は耐久性厚膜胞子として翌年発芽
して再利用出来、また木炭は土中に賦与してその組成、
機能を10年以上期特出来る半永久耐重である。故に水
晶を土壌に5年も継続使用すれば全耕地が格段の良質土
壌となる事は明らかである。従って連作障害、土壌に基
く生理障害、土壌病原症を長期間に亘って防げる。
代理人 弁理士 戸 1)親 男

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)炭粒に高温性放線菌を吸着させてなることを特徴
    とする植物生長剤。
  2. (2)炭粒と糞尿液との混合物に高温性放線菌を接種、
    培養せしめることを特徴とする植物生長剤の製造方法。
JP63093339A 1988-04-18 1988-04-18 植物生長剤 Pending JPH01264986A (ja)

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