JPH01262711A

JPH01262711A - 種子の選別装置

Info

Publication number: JPH01262711A
Application number: JP9039988A
Authority: JP
Inventors: Ryuichi Ikuta; 生田　龍一
Original assignee: Topy Industries Ltd
Current assignee: Topy Industries Ltd
Priority date: 1988-04-14
Filing date: 1988-04-14
Publication date: 1989-10-19

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［産業上の利用分野］本発明は種子を大きさ別に区分けしたり、又種子の重さ
、色、形状の良品、不良品を正確に能率良く選別するた
めの種子の選別装置に関する。

［従来の技術］従来、種子を選別する手段としては、いわゆる手動のふ
るいが知られている。

［発明が解決しようとする課題］しかし、従来方法によるときは、つぎのような問題点が
あった。

（ｉ　）　　比較的大きな種子の選別を大まかに行うこ
とはできるが、たとえば花の種子のような微細な種子の
選別は難かしかった。

（ｉｉ）大量の種子を短時間に処理することはできない
ため非能率的であった。

（ｉｉｉ　）大きざの選別はできても、その他の点、た
とえば重ざ（実のない種は軽い）、色、形状からの不良
の種子の選別はできなかった。

本発明は、上記の諸問題を解消するために、種子の大小
は勿論、重量、色、形状からの不良種子やゴミ等を正確
に選別して摘出し、良種子を能率良く選別することので
きる種子の選別装置を提供することを目的とする。

［課題を、解決するための手段］上記のような従来技術における問題点は、次の本発明に
係る装置によって解決される。

（ｉ）　種子の大小を選別するふるいセットと、該ふる
いセットに１辰動を与える振動発生機と、ふるい選別さ
れた種子を送るシュートＡと、該シュートＡに振動を与
える振動発生機と、ゴミや不良の軽い種子を吸い上げ処
理する種子重量処理手段と、からなることを特徴とする
種子の選別装置。

（ｉｉ＞　　種子を整列供給するバレルと、整列させた
種子を送るシュートＢと、該シュートＢに対応して設け
られ種子の色によって種子の良、不良を識別する色識別
手段と、該色識別手段によって識別された色不良種子を
摘出する色不良種子摘出手段と、種子の形状の良、不良
を識別する形状識別手段と、該形状識別手段によって識
別された形状不良種子を摘出する形状不良種子摘出手段
と、からなることを特徴とする種子の選別装置。

（ｉｉｉ　＞　　種子の大小を選別する、ふるいセット
と、該ふるいセットに振動を与える振動発生手段と、ふ
るい選別された種子を送るシュートＡと、該シュートＡ
にｊ騒動を与える振動発生手段と、ゴミや不良の軽い種
子を吸い上げ処理する種子重量処理手段と、種子を整列
供給するバレルと、整列させた種子を送るシュートＢと
、該シュートＢに対応して設けられ、種子の色によって
種子の良、不良を識別する色識別手段と、該色識別手段
によって識別された色不良種子を摘出する色不良種子摘
出手段と、種子の形状の良、不良を識別する形状識別手
段と、該形状識別手段によって識別された形状不良種子
を摘出する形状不良種子摘出手段と、からなることを特
徴とする種子の選別装置。

［作　用］上記（ｉ　）の種子の選別装置では、まず〆Ｓ・るいセ
ットで大小いくつかの種子とゴミに区分けされ、ついで
振動を与えられたシュートＡによって送られ、実の無い
不良の種子や大きめのゴミは重量が軽いため、種子型ｍ
処理手段によって吸い上げ摘出される。

又、次工程の（ｉｉ）の装置において、バレルによって
種子は一列に整列され、色識別手段によって、色の観点
から良、不良品に識別され、色不良摘出手段によって色
不良種子が摘出される１、更に、次に形状識別手段によ
って、形状の観点から良、不良種子を識別され、形状不
良種子は形状不良種子摘出手段によって摘出されるので
、正確に能率よく種子の選別ができる。

（ｉｉｉ　）の装置は、（ｉ　＞の装置と（ｉｉ）の装
置をライン的に直列に組み合゛Ｖたものである。

［実施例］以下に、本発明に係る種子の選別装置の望ましい実施例
を、図面を参照して説明する。

まず、本発明に係る装置の第１実施例について第１図、
第２図を参照して説明する。第１図は装置の側面を示し
ており、基台４の上にふるいセット１がプレート３を介
して設けられている。

ふるいセット１は、それぞれメツシュの網目の大きさが
ちがう、上から下に、第１のふるい１ａ、第２のふるい
１ｂ、第３のふるい１ｃ、第４のふるい１ｄの順に積重
ねられており（下のふるい程目が細かい）、１番下には
ゴミ受箱１ｅが置かれている。

このゴミ受箱１ｅは、プレート３に載置されており、必
要に応じてプレート３と固定される。プレート３には振
動発生機２が取付けられており、前記ふるいセット１に
振動を予える機能を持っている。

なおこの実施例においては振動発生機２は積重ねられた
ふるいセット１の横に置かれているが、振動発生機２上
に載置してもよい。

ふるいセラｉ〜１の横には、ふるいセット１によって選
別された種子を送る、受部５ａおよび通路部５ｂを有す
る、シュート５（前記シュートＡに対応）が進行方向く
第１図の矢印方向〉にやや下方に傾斜された状態で置か
れてあり、ステイ６を介して、シュート５に振動を与え
る振動発生機７と連結されている。この振動で種子は自
重で進行方向に送られる。

シュート５の通路部５ｂの上方には、進行中の、軽い、
ゴミや不良の種子を吸い上げて処理する、種子重量処理
手段８が設けられている。種子重量処理手段８は、実の
ある重い種子は吸い上げないので、良種子はそのまま進
行する。

この実施例の種子の選別装置で、種子を選別するには、
まず、種子をふるいセット１の一番上のふるい１ａにの
せる。ついで振動発生ａ２を駆動させ、一定時間ふるう
。その結果、種子の大きさに応じてふるいの数だけ、種
子が分類されることになる。

一番下のゴミ受箱１ｅには、小さなゴミが収納される。

次に選別され、大きさ毎に区分けされた種子は、人手に
よって、あるいは、図示しないコンベアーによって自動
的にシュート５の端のやや広くなった種子受部５ａにの
せられる。

シュート５に運ばれた種子はシュート５に振動発生機７
によって振動を与えられるので、シュート５が傾斜され
た方向に移動する。

そしてその通路部５ｂの途中に設けられた、種子型ｆｆ
１ｆｆｉ理手段８によって、大きい、軽いゴミや、不良
の種子（実がないため軽い）は吸い上げられ、処理され
るので、選別種子ボックス９にはいわゆるツブのそろっ
た良品の種子のみを選別することができる。

なあ、この種子重量処理手段８には、トランスベクター
（後述）を利用するのが、装置を簡略化でき、経済的で
あるので望ましい。

以上のような種子の選別装置によって良品の種子を能率
良く選別できる。

次に第３図、第４図を参照して第２実施例について説明
する。

この種子の選別装置は、第１実施例で選別された良品の
種子を更に不良の少い種子に厳選することができる装置
である。

１０は、バレルであり、バレル１０の前方にはシュート
１１（前記シュートＢに対応）（コンベアーでもよい）
が連結されている。このシュート１７上の種子の進行方
向（第３図の矢印方向）でシュート而に対して上方から
、種子の色によって種子の良、不良を識別する色識別手
段１１（１麦述）、該手段１１によって識別された色不
良の種子を摘出する色不良種子摘出手段１２が設けられ
ている。

更に次工程には、シュート１７面に対し、やはり上方か
ら、種子の形状の良、不良を識別する形状識別手段１３
（後述）が設けられており、該形状識別手段１３によっ
て識別された形状不良種子を摘出する形状不良種子摘出
手段１４が形状識別手段１３のそばに設けられている。

シュート１７の先端部の下方には、選別された良品の種
子を受ける種子受箱１５が設置されている。

次にこの第２の実施例の種子の選別装置で、良品の種子
と不良品の種子を選別するには、まず選別対象とずべき
種子を、駆動しているバレル１０に装入する。

バレル１０に装入された種子は、バレル１０によって一
列に整列され、シュート１７上を移動する。

移動した種子はシュート１７の中間にある、色識別手段
１１によって、色の面から良、不良種子を識別され、不
良種子は色不良種子摘出手段１２によって自動的に除か
れ、色の面で良品の種子のみが一列になって、シュート
１７上を流れる。更に次工程においては、形状識別手段
１３によって種子の形状の良、不良を識別し、形状不良
種子を形状不良種子摘出手段１４によって自動的に取り
除く。その結果、最終的には、色や形状の面からの不良
品を取除いた良品の種子が、種子受箱１５内に確保され
ることになる。色不良種子摘出手段１２、形状不良種子
摘出手段１４にはトランスベクター（以下に説明）を用
いるのが望ましい。

第５図に第１実施例の種子重量処理手段８、および第２
実施例の色不良種子摘出手段１２並びに形状不良種子摘
出手段１４として用いるのに望ましい、１〜ランスベク
ターを示す。

その原理は、圧縮空気２９がエアーバルブ２８で調整さ
れて入口２１より入り、リング状ノズル孔をもった高圧
室２２に入る。このリング状ノズル穴は圧縮空気を制限
し、１次空気圧はノズル孔を通過する時、大気圧まで絞
られ、速度は音速に達し、ノズル孔から出た１次空気２
６は、リング状吸込口体にある小さなリップにより吐出
口方面に曲げられ、は器内表面に沿って流れ出る。高速
二次空気の小さな粒子は、吸込口周辺の静止した粒子に
衝突して、静止気体粒子に速度を与え、増幅していくど
ともに減速し、２５の空気を吸引増幅し、ノド部を通過
しダクトへと運ばれる。この吸引力を利用して、不良の
種子を処理する。

第２実施例の色の良、不良種子を識別する色識別手段１
１の一例としては、対象種子を受光するカメラ装置と、
これに連結された色識別ロンサと予め良品の色の範囲を
記憶させて必るコンピュータとからなる。カメラよりと
らえられた種子はセン゛すに送られ色の範囲を測定され
る。測定されたデータはコンピュータに送られ、予め記
憶されたデータと比較演算されて良品か、不良品かの信
号が、色不良種子摘出手段１２（望ましくはトランスベ
クター、又はエアージェット）に指令され不良種子が摘
出される。

第２実施例の形状識別手段１３も、前）小の、カメラ、
センナ、コンピュータからなる装置を使用する。ただし
コンピュータに記憶されるデータは形状のデータである
。

尚、１つのコンピュータに色識別のデータ、形状識別の
データを記憶させ、同時に演算処理できる機能をもたせ
れば、色不良種子、形状不良種子の両識別手段を１つの
コンピュータにまとめることができる。

次に第３実施例（図示略）について説明する。

第３実施例は、第１図、第２図に示した第１実施例と第
３図、第４図に示した第２実施例を、ライン的に直列に
かつ第２実施例の装置が下流側となるように、連結した
もので必る。第１図〜第４図にもとづいて説明すれば、
第１図に示した第１実施例のシュート５を延長して、第
３図に示した第２実施例のバレル１０（バレル１０を第
１図の受は部材１５の位置におく）の上方と直結したも
のでおる。

この２つの実施例を連結した第３実施例によれば、つぶ
のそろった、ゴミの混入していない、重置、色、形状が
良好な、すなわち、大きさの点は勿論、ｌｆｆ１の点で
も、色の面でも形状の而でも良品の種子を精度良く能率
的に選別することができる。

［発明の効果］本発明の種子の選別装置によるときは、次の効果が得ら
れる。

（１）種子の大きさによる区分けを幾通りもすることが
できる。

（１１）ゴミや実のない軽い種子を良品の種子に混入さ
せないですむ。

（ｉｉｉ　＞大きさ、重量、または色、形状、もしくは
これらのすべての面から不良種子を排除できるので、つ
ぶのそろった良品の種子を１けることができ、種蒔きの
効率を飛躍的に高めることができる。

（１ｖ）一連の）薫別作業を自動化でき、能率向上をは
かることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る種子の選別装置の第１実施例の側
面図、第２図は第１図の装置の平面図、第３図は本発明に係る種子の選別装置の第２実施例の側
面図、第４図は第３図の装置の平面図、第５図はトランスベクターの断面図、である。１・・・・・・・・・・・・ふるいセット２・・・・・
・・・・・・・振動発生機５・・・・・・・・・・・・
シコートＡ７・・・・・・・・・・・・振動発生機８・
・・・・・・・・・・・種子重量処理手段１０・・・・
・・・・・・・・バレル１１・・・・・・・・・・・・龜識別手段１２・・・・
・・・・・・・・色不良種子摘出手段１３・・・・・・
・・・・・・形状識別手段１４・・・・・・・・・・・
・形状不良種子摘出手段１５・・・・・・・・・・・・
種子受箱１７・・・・・・・・・・・・シュ−１〜Ｂ第
１図第２図第３図１３形状識別手段ジ第４図第５図

Claims

【特許請求の範囲】

（１）種子の大小を選別するふるいセットと、該ふるい
セットに振動を与える振動発生機と、ふるい選別された
種子を送るシュートＡと、該シュートＡに振動を与える
振動発生機と、ゴミや不良の軽い種子を吸い上げ処理す
る種子重量処理手段と、からなることを特徴とする種子
の選別装置。
（２）種子を整列供給するバレルと、整列させた種子を
送るシュートＢと、該シュートＢに対応して設けられ種
子の色によって種子の良、不良を識別する色識別手段と
、該色識別手段によって識別された不良種子を摘出する
色不良種子摘出手段と、形状によつて種子の良、不良を
識別する形状識別手段と、該形状識別手段によって識別
された形状不良種子を摘出する形状不良種子摘出手段と
、からなることを特徴とする種子の選別装置。
（３）種子の大小を選別するふるいセットと、該ふるい
セットに振動を与える振動発生機と、ふるい選別された
種子を送るシュートＡと、該シュートＡに振動を与える
振動発生機と、ゴミや不良の軽い種子を吸い上げ処理す
る種子重量処理手段と、種子を整列供給するバレルと、
整列させた種子を送るシュートＢと、該シュートＢに対
応して設けられ、種子の色によつて種子の良、不良を識
別する色識別手段と、該色識別手段によつて識別された
色不良種子を摘出する色不良種子摘出手段と、種子の形
状によって種子の良、不良を識別する形状識別手段と、
該形状識別手段によって識別された形状不良種子を摘出
する形状不良種子摘出手段と、からなることを特徴とす
る種子の選別装置。