JPH0125860Y2 - - Google Patents

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JPH0125860Y2
JPH0125860Y2 JP1983087329U JP8732983U JPH0125860Y2 JP H0125860 Y2 JPH0125860 Y2 JP H0125860Y2 JP 1983087329 U JP1983087329 U JP 1983087329U JP 8732983 U JP8732983 U JP 8732983U JP H0125860 Y2 JPH0125860 Y2 JP H0125860Y2
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cylinder
tube
combustion
air
vaporization
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JP1983087329U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は液体燃料燃焼装置でも特に予混合燃焼
装置の構造に関する。
〔従来の技術〕
従来、第1図に示すように液体燃料を圧力噴霧
ノズル29から気化筒15内に噴霧して気化さ
せ、該気化燃料と一次空気との予混合ガスを燃焼
させる液体燃料燃焼装置においては、該圧力噴霧
ノズル29に対してその噴霧方向と燃焼用空気が
略交差するように送風ダクト35を設け、一次空
気を圧力噴霧ノズル29から噴霧される液体燃料
と共に気化筒15のオリフイス36を通じて気化
筒15内に流入させるものが知られている。
〔考案が解決しようとする課題〕 しかし、この装置は一次空気流が送風ポツト1
2や圧力噴霧ノズル29に衝突し偏流現象を起こ
しやすくなる。またこの偏流現象は片寄つた予混
合ガスの流れを引き起こし片燃えの原因となり、
赤火、リフテイング現象を誘発し、良好燃焼範囲
を狭くする。
ところで予混合ガスの偏流を防止するにはバー
ナヘツドの炎口内部分等に金網がパンチングメタ
ル等の多孔部材をいくつか入れればよいが、この
ようにすると送風抵抗が増し、送風機を大きくし
なければならず、問題であつた。
それ故、本考案の目的とするところは燃焼用空
気の偏流を防止することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するため、本考案は液体燃料を
圧力噴霧ノズルから気化筒内に噴霧して気化さ
せ、該気化燃料と一次空気との予混合ガスを燃焼
させる液体燃料燃焼装置において、該圧力噴霧ノ
ズルに対してその噴霧方向と燃焼用空気が略交差
するように送風ダクトを配設する一方、該圧力噴
霧ノズルを包囲し、かつ一次空気を導入するよう
に整流筒をノズルの噴霧方向に延在させるととも
に気化筒の内部と連通させ、また該気化筒と前記
整流筒を二次空気通過間隙を介して送風ポツトに
より包囲し、さらに該送風ポツトと前記送風ダク
トとの連結開口を前記整流筒に対して間隔を介し
て対向させたことを特徴とする。
〔作用〕
本考案では燃焼用空気が送風ポツトと送風ダク
トとの連結開口を通じて送風ポツト内に流入する
とき、該開口と対向状態に配置された整流筒に衝
突する。このため、燃焼用空気は整流筒により動
圧が減じられ均等に整流筒内に流入し、一次空気
として供給される。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を第2図に基づいて説明
する。
第2図は実施例の燃焼装置を内部に水を入れた
缶体1の上方に配置固定したもので、先ず送風ポ
ツト10は円筒状のケース部分11と送風ポツト
本体12とからなり両者はビス14によつて相互
に固定されている。ケース部分11の内側には間
隔をおいて気化筒15が配置されている。この気
化筒15はケース部分11にビス16によつて固
定され、ケース部分11における気化筒15の固
定部分周囲には多数の二次空気孔32が穿設され
ている。
気化筒15は中段に気化壁17を有し、この気
化壁17には筒軸を中心とした円上に多数の貫通
孔18が等間隔をおいて形成されている。
また気化壁17の下方には、混合リング19を
介してバーナヘツド23がボルト24により締付
け支持されている。ここでバーナヘツド23は多
数の炎口25を環状に配列し、配列された炎口2
5を内側から被うように金網21を内周面に配置
し、また内部に金網21と同心上に、混合リング
19の開口33周縁からバーナヘツド23まで延
びる金網22を配置している。
さらに気化筒15の周囲には熱回収リング34
が嵌着され炎口25を被うようになつていて、予
熱用のシーズヒータ26が埋設されている。なお
シーズヒータ26は気化筒15に差し込まれたサ
ーミスタ39によりオンオフ動作をする。
ここで気化壁17の上方空間27を便宜上「気
化室」と呼び、また気化壁17の下方におけるバ
ーナヘツド23の内側空間28を便宜上「混合
室」と呼ぶが、これらの気化室27と混合室28
とは、気化壁17の貫通孔18を通して相互に連
通されている。
さて送風ポツト本体12の天壁の中央部には圧
力噴霧ノズル29が備えられている。そして圧力
噴霧ノズル29に対して、その噴霧方向と燃焼用
空気が略交差するように送風ダクト35が送風ポ
ツト本体12の連結開口40に接続されている。
また前記した整流筒13は圧力噴霧ノズル29
を包囲するようにノズル29の噴霧方向に延び、
ケース部分11の開口フランジ11aに嵌着され
ている。また整流筒13は送風ポツト10と送風
ダクト35との連結開口40に対して間隔を介し
て対向している。さらに整流筒13の内部は圧力
噴霧ノズル29と対向した気化筒15のオリフイ
ス36および気化筒15内部と連通している。ま
た気化筒15と整流筒13は二次空気通過間隙4
1を介して前記送風ポツト10により包囲さてい
る。
ノズル29は従来同様に、電磁ポンプ37にて
圧送される液体燃料を噴霧するもので、噴霧され
た燃料は気化室27に入り、そして主に気化壁1
7に衝突する。
送風ダクト35には送風機31が内蔵され、こ
の送風機31による空気は、一次空気として気化
室27に流入する他に、ケース部分11の二次空
気孔32を通つて、ケース部分11と気化筒15
との二次空気通過間隙41に流入し、さらに気化
筒15の下方に至り二次空気として供給される。
さて燃焼運転の開始時には、シーズヒータ26を
通電して気化筒15を予熱し、送風機31の駆動
とともに、ノズル29から燃料を噴霧させる。噴
霧された燃料は気化室27で気化しつつ、一次空
気とともに気化壁17の周辺部の貫通孔18を通
り抜け、次いで混合リング19の開口33を通つ
て混合室28に至る。こうして気化燃料と一次空
気との予混合ガスが形成され、多数の炎口25か
ら噴出する。このため、点火プラグ38にて火花
を飛ばすと燃焼が開始され缶体1の燃焼室2で炎
を形成する。ところで、燃焼用空気が送風ポツト
10と送風ダクト35との連結開口40を通じて
送風ポツト10内に流入するとき、該開口40と
対向状態に配置された整流筒13に衝突する。こ
のため、燃焼用空気は整流筒13により動圧が減
じられ均等に整流筒13内に流入し、一次空気と
して供給される。
したがつて各炎口25から噴出される予混合ガ
スは均量かつ均質となり、片燃え現象はなくな
る。また気化室27で生成された気化ガスが逆流
することは整流筒13の内部の送風圧が気化室2
7のそれより高いため防止されている。
勿論、燃焼時には気化筒15の下部の熱回収リ
ング34が加熱され、燃焼熱が気化室27へ伝え
られることになるのでシーズヒータ26の駆動は
不要となる。
〔考案の効果〕
以上述べたように本考案は燃焼用空気が送風ポ
ツトと送風ダクトとの連結開口を通じて送風ポツ
ト内に流入するとき、該開口と対向状態に配置さ
れた整流筒に衝突するため、燃焼用空気は整流筒
により動圧が減じられて均等に整流筒内に流入
し、一次空気として供給される。
したがつて、各炎口から噴出される予混合ガス
は均等かつ均質となり、片燃え現象がなくなる効
果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の液体燃料燃焼装置の縦断面図、
第2図は本考案実施例の縦断面図である。 1……缶体、2……燃焼室、10……送風ポツ
ト、11……ケース部分、11a……開口フラン
ジ、12……送風ポツト本体、13……整流筒、
14……ビス、15……気化筒、16……ビス、
17……気化壁、18……貫通孔、19……混合
リング、21……金網、22……金網、23……
バーナヘツド、24……ボルト、25……炎口、
26……シーズヒータ、27……上方空間、28
……内側空間、29……圧力噴霧ノズル、31…
…送風機、32……二次空気孔、33……開口、
34……熱回収リング、35……送風ダクト、3
6……オリフイス、37……電磁ポンプ、38…
…点火プラグ、39……サーミスタ、40……連
結開口、41……二次空気通過間隙。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 液体燃料を圧力噴霧ノズルから気化筒内に噴霧
    して気化させ、該気化燃料と一次空気との予混合
    ガスを燃焼させる液体燃料燃焼装置において、該
    圧力噴霧ノズルに対してその噴霧方向と燃焼用空
    気が略交差するように送風ダクトを配設する一
    方、該圧力噴霧ノズルを包囲し、かつ一次空気を
    導入するように整流筒をノズルの噴霧方向に延在
    させるとともに気化筒の内部と連通させ、また該
    気化筒と前記整流筒を二次空気通過間隙を介して
    送風ポツトにより包囲し、さらに該送風ポツトと
    前記送風ダクトとの連結開口を前記整流筒に対し
    て間隔を介して対向させたことを特徴とする液体
    燃料燃焼装置。
JP8732983U 1983-06-08 1983-06-08 液体燃料燃焼装置 Granted JPS59195336U (ja)

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JP8732983U JPS59195336U (ja) 1983-06-08 1983-06-08 液体燃料燃焼装置

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JPS59195336U JPS59195336U (ja) 1984-12-25
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5888519A (ja) * 1981-11-20 1983-05-26 Matsushita Electric Ind Co Ltd 燃焼装置
JPS5827616B2 (ja) * 1978-03-29 1983-06-10 松下電器産業株式会社 画像表示装置

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