JPH01251530A - 回路遮断器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 （産業上の利用分野） 本発明は低電圧多極回路遮断器に関する。

（従来の技術） 絶縁成形ケース内に並列に配置された複数の電極を備え
、各電極は一対の分離自在接点とアークシュートと、分
離自在接点に接続されるとともにケースから外方へ突出
する一対の接点端子パッドと、接点端子パッドの１つの
回りに配設された変流器とをａし、この変流器の出力は
各電極に共通なトリップ装置に接続され、接点端子パッ
ドは連結板に連結されて、保護される主設備の相にそれ
ぞれ接続されるようになっている高電流強度用の低電圧
多極回路遮断器が知られている。

この型の回路遮断器の定格は、所定形状のケースにおい
て、電極を選択することによって決定される。すなわち
、電極に連結される銅部材の形状によって基本的に決定
される。

（発明が解決しようとする課題） 本発明の目的は所定の数の標準電極からなる回路遮断器
の範囲を拡大し、標準成形ケース内に回路遮断器を構成
する各々の標準電極の定格より大きな定格を釘する回路
遮断器を小さな変形によって形成することである。

〔発明の構成〕

（課題を解決するための手段） 本発明による回路遮断器はご主相の１つに連結される少
なくとも１つの連結板が、少なくとも２つの隣接する電
気的に並列に配置された対となる電極に連結され、回路
遮断器の他の電極に連結される少なくとも１つの連結板
が、この電極を越えて側方に延び直近の隣接する電極と
部分的に重なり合うような広さを有しており、これによ
って回路遮断器はこれを構成する各々の標準電極の定格
より大きな定格をもつよう用いられることを特徴として
いる。

好適実施例によれば、連結電極を越えて側方に延びる連
結板はスカート状形状をなしており、この最小面は連結
される接点端子パッドの背面に接触し、対となる電極と
連結する連結板は、連結される接点端子パッドの１部の
みを覆い、対となる電極の接点端子パッドの残部には絶
縁性シールドが取付けられ、このようにして前記端子パ
ッドと隣接連結板との間に絶縁性を確保している。

回路遮断器か固定フレーム内における引込型となってい
て、この固定フレームが回路遮断器の連結板に連結グリ
ップによって連結される固定連結端子パッドを支持して
おり、固定端子パッドおよび連結グリップの広さは対応
する連結板の広さと略等しくなっていて、少なくとも１
つの領域が連結される電極より広く、少なくとも１つの
領域が連結される対となる電極よりも小さいような連結
領域を形成している。

他の発明および特徴は、添附図面によって説明される以
下の非制限的な実施例によって明らかにされる。

（実施例） 第１図乃至第３図において、最近型の低電圧多極回路遮
断器は、絶縁材料からなる成形ケース内に並列に配置さ
れた複数の電極を有している。この平行六面体ケースは
、中間ケース１０（第２図）、力／（−１２、および背
面ケース１４を組立てることによって形成される。中間
ケース１０の正面１６はケースを分割して正面１６とカ
バー１２によって囲まれた正面隔室１８と、電極を収納
するとともに正面隔室１８と電気的に絶縁された背面隔
室２０とを形成している。

正面隔室１８は全電極に共通の横断スイッチ棒２２を作
動する作動機構（図示せず）を収納している。また作動
機構セットレバ−２４、漏電が生じた場合自動トリップ
を生じさせる電気的トリップ装置（図示せず）、電気ｎ
１定補助部材、電気信号補助部材、および監視補助部材
も正面隔室１８内に収納されている。

背面隔室２０は長平方向に沿って電極と分離した絶縁隔
壁２６により更に細分され、電極を収納する基本室を形
成している。背面隔室の各電極は一対の分離自在接点２
８．３０と取外自在のアークシュート３２からなってい
る。固定接点２８は背面ケース１４の背面から外方へわ
ずかに突出した第１接点端子パッド３４に直接支持され
ている。

＝１動接点３０も、背面ケース１４の背面から外方へわ
ずかに突出した第２接点端子パッド３８に柔軟導体（編
まれたもの）を介して連結されている。

変流器４０が１つの接点端子パッドの回りに配設され、
対応する電極を流れる電流の測定をトリップ装置に提供
している。

この型の回路遮断器の内部配置および作動は公知となっ
ており、詳細については米国特許第４，７６４，６５０
号を参照されたい。

この型の回路遮断器は、好ましくは引込自在となってい
る。すなわち、固定フレーム４２（第４図）内に引込め
られるようになっている。この固定フレーム４２は、そ
の背面上に固定接続端子パッド４４の２つの重ね列を存
しており、これら端子パッド４４はそれぞれ連結グリッ
プ４６によって接点端子パッド３４．３８の２つの重ね
列に連結されている。また、これら連結グリップ４６は
、並列に配置された複数の基本接点フィンガ４８によっ
て形成されている。米国特許第４．６８６゜３３４号お
よび第４，７４３．７１５号は、それぞれ連結グリップ
の実施例およびこの型の引出回路遮断器の引込みおよび
引出し機構を示している。

この型の最新型回路遮断器の範囲は、２つの標章的な３
極および４極の成形ケースモデルからなり、８００Ａか
ら３２００Ａまでの定格は基本室内に収納された電極を
選択することにより決定される。すなわち基本的にはケ
ースに固着された接点端子パッド３４．３８の形状、引
出回路遮断器のケースのフレームに固着されたグリップ
４６および接続端子パッド４４の形状によって決定され
る。また変流器４０も回路遮断器の定格に対応する定格
を有している。

本発明によれば、最新型の回路遮断器の標準部材は、標
準形状の成形ケース内に回路遮断器を形成する各々の電
極の定格より高い定格の回路遮断器を形成するよう用い
られる。

非限定的実施例によれば、第４図および第５図は４００
０Ａ定格の３極回路遮断器の部分底面図および部分背面
図を示している。この回路遮断器は、３２００Ａ定格の
４つの標準型独立電極Ａ。

Ｂ、ＣおよびＤがとりつけられた標準４極成形ケースに
よって形成されている。第４図に示すように、回路遮断
器はフレーム４２内の引込位置に示されている。

中央部の隣接する電極ＢおよびＣが対となっている。す
なわち電気的に並列に取付けられ、高定格の３ｔ！！ｉ
１回路遮断器の１つの電極を形成し、２つの側方電極Ａ
、Ｂはそれぞれ３極回路遮断器の他の２つの電極を構成
している。

異なる電極の接点端子板３４．３８が、連結板５０に固
定されている。この連結板５０は回路遮断器がフレーム
４２内に引込められた場合、それ自体固定連結端子パッ
ド４４に連結された連結グリップ４６と係合するように
なっている。

最新型の方法では、連結板５０は側方電極の各接点端子
パッド３４．３８に取付けられている。

各接点端子パッド３４．３８は雌ねじ開口を有している
が、第４図ではこの開口の軸線のみを示す。

この開口は背面側に開口し、連結板を貫通するオリフィ
ス５２に対応しており、ねじ５４によって連結板を接点
端子パッドに固定できるようになっている。

側方電極ＡおよびＤに連結された連結板５０は正面側か
ら背面側に向ってスカート状となっており、また対応す
る接点端子パッド３４．３８に接触する正面はこのパッ
ドと同一の広さとなり、連結板全体としてはパッドより
も大きな広さを有する。連結板の背面は、対応する電極
ＡまたはＤを越えて側方に隣接する電極ＢまたはＣの方
向に伸びている。

中央の連結１５０は対となる中央電極ＢおよびＣに共通
となっており、このためこれら２つの電極の接点端子パ
ッド３４に取付けられている。この中央の連結板は上述
の連結板より狭く、図示のように平行六面体状となって
いる。この中央の連結板は連結された接点端子パッドの
一部のみを覆っている。

回路遮断器の背面において、このように空間は３つの連
結領域に区分されている。このうち２つの側ｈ′連結０
ｈ域は連結電極Ａ、　Ｄよりも大きな広さを６し、また
中央の連結領域は２つの対となる連結電極Ｂ、　　Ｃの
広さの合；１より小さく、かつ好ましくは側方連結領域
の広さより小さな広さを有している。このように、側方
連結領域は隣接する中央電極と部分的に重なっている。

プラスチック材料からなる絶縁シールド５６が対となる
電極ＢおよびＣの連結板５０に接触しない接点端子パッ
ドの１部を覆っている。これは接点端子パッドの露出部
分と、中央電極ＢおよびＣに７部１面する領域まで延び
る隣接電極の連結板５０との間の絶縁性を確保するため
である。

本発明の好適実施例によれば、第７図に示すように絶縁
シールド５６は連結板５０が挿入される開口５８と中央
部６０とを有している。この中央部の背面は絶縁シール
ド５６の他の部分の正面と略同−平面上に配置され、連
結板が対となる電極の接点端子パッド上に取付けられた
場合絶縁性を確保するようになっている。この場合、中
央部は所定位置に保持される。すなわち、背面ケース］
４の背面によって正面側が保持され、接点端子パッドに
接触しない連結′Ｆ；Ｃ５０の中央部によって背面側が
保持され、側方側は互いに対向する対となった電極の接
点端子パッドの側方によって保持される。

各連結領域において、連結板５０に連結される連結グリ
ップおよび連結端子パッド４４は、連結板の最大広さと
同じ広さを有している。

このように、側方連結領域において、連結グリップおよ
び端子パッドは連結電極ＡまたはＣより広くなっており
、隣接する中央部ｂＢまたはＣの方向に側方に重なり合
っている。フレーム４２はその背面に直交する絶縁壁６
２を有している。この絶縁壁６２は回路遮断器が引込み
位置にきたとき、連結領域を側方で区画し、各極間の最
小絶縁距離を形成している。

非限定的実施例を提供すると、３２０ＱＡ定格の４つの
標準電極からなる４極ケースから形成される３極回路遮
断器について、対をなす電極に連結された中央連結グリ
ップ４６は３２０ＯＡ定格に用いられる５６個の接点フ
ィンガ４８からなる標準グリップとなっており、他方、
側方連結グリップは各々９６個の接点フィンガーからな
っている。

このように、高定格の回路遮断器の相に連結される各部
材において、部材のうちの一つは特大型となっている。

対となる電極に対応する相については、２つの接点パッ
ドを並列に取付けることによって形成される接点端子パ
ッドが特大型となっており、−ノｊ他の２つの相につい
ては、相に接点端子パッドを連結する部材が特大型とな
っている。

このため、最適な温度上昇の分散を図ることができ、各
々の電極は所定の定格より小さな定格のものとして設計
さ゛れた回路遮断器を上述の所定の定格で用いることが
できる。

また変流器４０も回路遮断器の定格に対応している。例
えば、第４図および第５図に示すように４０００Ａ定格
の３極回路遮断器において、側方電極Ａ、Ｂの変流器は
それぞれ４０００Ａの定格電流で設計される。しかしな
がら、対となる電極ＢおよびＣの変流器４０は、回路遮
断器の定格の１分、すなわち２００ＯＡに対応する定格
電流として設計される。また合計変流器６４（第８図）
が２つの変流器から出力信号を受け、トリップ装置にこ
れらの信号の合計値を供給する。

好適実施例において、各変流器とトリップ装置との間に
軽減変流器が取付けられている。また合計変流器６４も
、対となる電極の２つの変流器に対して軽減変流器とし
て機能する。他方、変流器からの出力信号はＩＡ程度で
あるが、軽減変流器からトリップ装置に供給される出力
１３号は１００ｍＡ程度である。軽減変流器および軽減
合計変流器は、正面隔室１８内の中間ケース１０の正面
１６に設けられた四部６６内に収納されることが好まし
い（第１図および第２図）。

本発明は当然、４極ケースを使用して高定格の３極回路
遮断器を形成することに制限されるものではない。

非限定的実施例によれば、第６図は２つの隣接する３極
ケースからなる４極回路遮断器を示している。電極軸線
（図示せず）がすべての極に共通となるよう延びており
、またトリップ装置（図示せず）も２つのケースに共通
となっている。隣接する２つのケースによって形成され
たケースの実施例は、１９８７年１２月１０日に出願さ
れた仏国特許第８，７１７，４４７号に述べられている
。

第６図に示す回路遮断器は６個の基本室Ｅ、　　Ｆ。

Ｇ、　Ｈ，ＩおよびＪからなっている。第５図の実施例
と同様、３つの主相はそれぞれ、広い連結板５０を有す
る第１側方電極Ｅと、対となる電極ＦおよびＧと、広い
連結板５０を有する第２側方電極Ｈとに連結されている
。

中性導体については、未使用基本室■によって他の電極
から分離された他の側方電極Ｊと連結される。電極Ｅ、
　Ｆ、　Ｇ、　Ｈ，およびＪの各々は３２００Ａ定格で
設計されており、このようにして４０００Ａ定格の４極
回路遮断器が得られる。

通常、中性電極を流れる電流は、他の主相を流れる電流
より小さいので、中性電極のために広い連結領域を形成
する必要はない。しかしながら、絶縁性を確保するため
、中性導体に連結される電極は他の電極から分離すると
ともに、それらの間に未使用の基本室Ｉを設けることが
好ましい。

同様に、８つの基本室に、　　Ｌ、　Ｍ、　Ｎ、　Ｏ，
Ｐ。

Ｑ、　Ｒからなる２つの４極ケースであって、基本室は
３２００Ａ定格の７つの独立した標準電極を収納したケ
ースを結合させることによって、本発明により８　（’
）、　００　Ａ定格の３極回路遮断器を得ることができ
る（図示せず）。このためには、２つの隣接する側方比
ｔ！！ｉ！におよびＬが対となり、これらは広い連結板
を備えている。すなわち、この広さは２つの対となる電
極の広さよりも大きくなっている。同様のことが、反対
側の対となる隣接側方電極ＱおよびＲにおいて行なわれ
る。中央の３つの電極、例えばＭ、　Ｎ、およびＯは並
列に連結され、基本室Ｐは未使用となる。この場合、こ
の回路遮断器の定格は、２つの並列に配置された標準電
極の定格より大きくなる。

【図面の簡単な説明】

第１図は最新型の多極回路遮断器の分解斜視図、第２図
は第１図の回路遮断器の中間ケースの斜視図、 第３図は第１図の回路遮断器の電極の長手方向断面図で
あって接点間を示す図であり、第４図は本発明による対
となる電極を有する回路遮断器の背面から外方へ突出し
た接点端子パッドと、フレームに固着された固定連結端
子パッドとの間の連結部を示す部分平面図であり、回路
遮断器が引込められた状態を示す図、 第５図および第６図は本発明による対となる電極を有す
る回路遮断器の上部を示す背面斜視図、第７図は第４図
、第５図および第６図に示す連結部材を構成する絶縁部
材を示す斜視図、第８図は本発明による対となる電極を
有する回路遮断器に用いる電流センサ組立体を示す図で
ある。 １０・・・中間ケース、１２・・・カバー、１４・・・
背面ケース、１６・・・正面、２８・・・固定接点、３
０・・・可動接点、３４・・・第１接点端子パッド、３
８・・・第２接点端子パッド、４０・・・変流器、４２
・・・フレーム、４４・・・固定連結端子パッド、４６
・・・連結グリップ、５０・・・連結板。 出願人代理人　　佐　　藤　　−雄 ｆｉｇ、１ ｆｆｇ、２ ゴロ ｆｉｇ、３ ず１９．４ ｆｉｇ、７ ｆｉｇ、８

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、絶縁成形ケース（１０、１２、１４）内に並列に配
   置された複数の電極を備え、各電極は一対の分離自在接
   点（２８、３０）とアークシュート（３２）と、分離自
   在接点に接続されるとともにケースから外方へ突出する
   一対の接点端子パッド（３４、３８）と、接点端子パッ
   ド（３８）の１つの回りに配設された変流器（４０）と
   を有し、この変流器の出力は各電極に共通なトリップ装
   置に接続され、接点端子パッド（３４、３８）は連結板
   （５０）に連結されて、保護される主設備の相にそれぞ
   れ接続されるようになっている高電流強度用の低電圧多
   極回路遮断器において、主相の１つに連結される少なく
   とも１つの連結板が、少なくとも２つの隣接する電気的
   に並列に配置された対となる電極（ＢおよびＣ；Ｆおよ
   びＧ）に連結され、回路遮断器の他の電極に連結される
   少なくとも１つの連結板（５０）が、この電極を越えて
   側方に延び直近の隣接する電極と部分的に重合うような
   広さを有しており、これによって回路遮断器はこれを構
   成する各々の標準電極の定格より大きな定格をもつよう
   用いられることを特徴とする高電流強度用の低電圧多極
   回路遮断器。 ２、連結電極を越えて側方に延びる連結板（５０）はス
   カート状となっており、その最小面は連結接点端子パッ
   ド（３４、３８）の背面と接触していることを特徴とす
   る請求項１記載の回路遮断器。 ３、対となる電極（ＢおよびＣ；ＦおよびＧ）と連結す
   る連結板は連結接点端子パッドの一部のみを覆っており
   、絶縁シールド（５６）が対となる電極の接点端子パッ
   ドの残部に取付けられ、これによって前記端子パッドと
   隣接連結板との間の絶縁性が得られることを特徴とする
   請求項１記載の回路遮断器。 ４、回路遮断器は固定フレーム（４２）内における引込
   型となっており、この固定フレームが回路遮断器の連結
   板に連結グリップ（４６）によって連結される固定連結
   端子パッド（４４）を支持しており、固定端子パッドお
   よび連結グリップの広さは対応する連結板の広さと略等
   しくなっていて、少なくとも１つの連結領域が連結され
   る電極より広く、少なくとも１つの連結領域が連結され
   る対となる電極よりも小さいような連結領域を形成する
   ことを特徴とする請求項１記載の回路遮断器。 ５、対となる電極の変流器（４０）の出力側は合計変流
   器（６４）の入力側に接続され、この合計変流器の出力
   側はトリップ装置に接続されていることを特徴とする請
   求項１記載の回路遮断器。 ６、単一ケースを並列に配置した４つの標準電極（Ａ、
   Ｂ、Ｃ、Ｄ）からなり、２つの中央部の電極（Ｂ、Ｃ）
   は対となっており、２つの側方電極（Ａ、Ｄ）の連結板
   は中央部の電極側へ重なり合い、これによって各電極の
   定格より大きな定格の３極回路遮断器を形成することを
   特徴とする請求項１記載の回路遮断器。