JPH01246675A - 画像の座標変換方法 - Google Patents

画像の座標変換方法

Info

Publication number
JPH01246675A
JPH01246675A JP63073111A JP7311188A JPH01246675A JP H01246675 A JPH01246675 A JP H01246675A JP 63073111 A JP63073111 A JP 63073111A JP 7311188 A JP7311188 A JP 7311188A JP H01246675 A JPH01246675 A JP H01246675A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
coordinate transformation
coordinates
pixel
density
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP63073111A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Naruse
央 成瀬
Yoshihiko Nomura
野村 由司彦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority to JP63073111A priority Critical patent/JPH01246675A/ja
Publication of JPH01246675A publication Critical patent/JPH01246675A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Image Processing (AREA)
  • Editing Of Facsimile Originals (AREA)
  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (発明の属する技術分野) 本発明はTVカメラなどを用いて計算機に入力した画像
に対して、演算処理をすることにより画像の座標変換を
行う方法に関するものである。
(従来の技術) 第17図は従来より一般に用いられている画像処理シス
テムの概要構成を示す。これは、TVカメラ1で撮像さ
れた画像は、走査線毎に走査されなから光電変換が行わ
れ、時間的に連続した映像信号に変換される。
この映像信号は、ディジタイザ2におけるサンプラによ
って1画面あたり例えば数百側平方の画素に標本化され
、さらに図示せざるA/D変換器によって各画素に入射
された光強度が、その強度に対応し濃度として数百階調
に量子化される。
このように、画像はディジタイザ2を介してディジタル
化され、画素に位置を示す座標と、その座標における濃
度の情報として画素メモリ3に入力されて記憶される。
記憶された画像の情報は1画像メモリ3から計算機(C
PU)4に入力され、物体の認識などの各種処理が行わ
れる。ここで、処理結果として画像が得られる場合には
、その画像は画像メモリ3に入力・記憶される。
上述したように、画像は縦・横数百個に分割されること
から総画素数は数万個から数十1個にもなる。このため
、画像を処理するためには、膨大な量のデータを取り扱
わなければならない、そこで、ソフトウェアによる処理
ではなく、ハードウェアによる全画素−括処理を用いる
ことによって処理の高速化が図られている。
現在、一般の画像処理装置においては、2値化処理、3
×3画素のオペレータによる積和演算処理など濃度に関
する処理は大部分のものがハードウェア化されており、
高速な処理が可能である。
しかし幾何学的な変換については最も簡単な線形変換、
すなわち、シフト処理、拡大゛・縮小処理。
および回転処理程度であり、非線形な変換を行えるハー
ドウェアはない。
非線形な座標変換の一例に画像歪の補正がある。
画像歪とは、撮像面に結像した画像がレンズの収差など
によって歪んでしまうことである。、シたがって、画像
を用いて高精度な計測や認識を行う場合には撮像する毎
にこの歪の補正を行う必要がある。
従来は、歪の補正は処理時間が長くてもあまり問題にな
らないが、高精度め画像が必要な場合。
例えばりモートセンシングなどにおいて行われる程度で
あった。
次に、第18図を用いて従来の画像の座標変換方法につ
いて説明する。(画像処理ハンドブック編集委員全編1
画像処理ハンドブック、昭晃堂。
1987、 pp、273〜274)  1つ1つの画
素はある大きさを有しているので1画素位置を示す座標
として。
画素の中心位置の座標を用いることとする。
この座標は標本点と呼ばれ通常は整数値であり。
添字、を用いて示すこととする。また、TVカメラなど
で得られる画像は通°常2次元なので、画像は2次元に
並んだ画素によって構成されているものとする。
第18図(2)に示す座標変換後の画像Fにおける画素
の座標(Xst ys)、これに対応する第18図(1
)に示す座標変換前の画像Gにおける座標を(usv)
とし、さらに、直交する2方向の座標変換式をhush
、とすると、座標(Xse ys)と座標(usv)と
の関係は、 u=11u(xis ys)  ’         
(1)v=hv (Xs+ ys)         
 (z)と表せる。
ディジタル化された画像では、座標変換後の画像Fにお
ける画素の座標(Xsy ys)は標本点に一致してい
るので、整数値である。一方、これに対応する座標変換
前の画像Gにおける座標(usV)は一般に標本点には
一致しないので実数値となる6そこで、精密な画像の座
標変換を行うために1次の共−次内挿が利用されている
。(日本リモートセンシング研究会編2画像の処理と解
析。
共立出版、 1982. Pp、182〜183)第1
8図(1)の実数値座標(usv)のまわりにある4つ
の整数値座標(u s y V s ) *  (u 
s + 1 tVs)t  (use vs+1)l 
 (us+1.vs+1)にある画素の濃度g1v g
z+ gas g4を(usv)から各画素までの距離
の逆比で重み付けするものであり、 により各画素の濃度を内挿する方法が用いられている。
従来の画像の座標変換方法は、まず、予め式(1)、 
(2)より座標変換後の画像Fの整数値座標(Xsey
s)からこれに対応する座標変換前の実数値座標(us
v)を算出し、次に座標変換前の画像Gにおいて座標(
usv)のまわりに゛ある4つの画素の濃度gx+ g
ee gas g4から式(3)により座標(usv)
の濃度を内挿する。そして。
この濃度を座標変換後の画像Fにおける整数値座標(X
s+ys)の画素の濃度として記憶していくというもの
である。
このような1画素ずつ座標変換を行う方法では。
数万個から数十1個という膨大な数の画素が構成されて
いる画像を処理するためには処理時間が長くかかるとい
う問題があった。
(発明の目的) 本発明の目的は、共−次内挿による精密な画像の座標変
換を高速に行う方法を提供することにある。
(発明の構成) (発明の特徴と従来技術との差異) 本発明は、予め、座標変換後の画像Fにおける各画素の
座標からこれに対応する座標変換前の座標Gを算出し、
算出された座標とこれを囲む4つの画素の座標から内挿
に用いる重み係数を求め、これらを濃度として記憶する
ことにより重み係数記憶用画像Wsを作成しておく。
また、座標変換の第1方〜向、第2方向のそれぞれにつ
いて、変換前後の画素の移動量、すなわち座標変換量を
座標変換後の位置にある画素として記憶し、第1.第2
方向座標変換量記憶用画像H1J、 H,、を作成して
おく。そして、これらの画像を参照しながら、同じ座標
変換量を有する画素群に対し一括してシフト処理、積和
演算処理を施すことにより画像の座標変換を行うことを
最も主要な特徴とする。
従来技術は1画素ずつ座標変換を行ない画像処理時間が
長くかかるのに対し、本発明は同じ座標変換量を有する
画素群に対し一括して処理し高速化された点が異なる。
(実施例) 本発明の画像の座標変換方法をフローチャートにして第
1図に示す0本発明は、予め座標変換に用いる画像を作
成する工程(1)と、作成された画像を用いて画像の座
標変換を行う工程(II)とに大別される。前記の工程
(1)は本発明の第1工程から第5工程に、後者の工程
(n)は第6工程から第16工程に対応している。以下
、この順に実施例を示していく、ここでは第2図に示す
ようにy軸またはV軸方向を第1方向、X軸またはU軸
方向を第2方向として座標変換を行なう。
(1)座標変換に用いる各種画像の作成(a)相対位置
番号jの付与 本工程は本発明の第1工程である。第2図(3)に示す
座標変換後の画像Fにおける画素の座標qz (Xis
 Vs)が(偶数、偶数)、(奇数、偶数)、(偶数、
奇数)、(奇数、奇数)のいずれの組み合わせであるの
かに対応させて、相対位置番号jを付与することにする
。ここでは、上記の組み合わせの順に相対位置番号jと
して1,2゜3.4を付与することにする。
例えば、座標(Xssys)が(0,O)のときには(
偶数、偶数)の組み合わせであるので、相対位置番号j
として1が与えられる。このようにして相対位置番号j
を付与した結果を第3図に示す0図において、各画素に
書き込まれている数値が相対位置番号jの値である。
(b)座標変換前の座標の算出とそれを囲む画素の決定 本工程は本発明の第2工程であり、以下に述べる2つの
部分に分けられる。
(b−1)座標変換前の座標の算出 座標変換後の画像Fにおける#i素の座標 q x(X
svVm)と、これに対応する第2図(1)に示す座標
変換前の画像Gにおける座標(usv)との関係は、X
、とUとの差du (Xis ys) t ysとVと
の差dv (xst ys)を用いて、u=”5−du
 (Xs+ ys)        (4)v=y、 
 dv (Xse yi)        (5)と見
ることもできる。本工程では、整数値座標(xst y
s)から式(4)、 (5)を用いてこれに対応する座
標変換前の画像Gの座標(usv)を算出する。
次に具体例を用いて本工程を説明する。du(Xse 
3/s) t dv (Xss ys)とどのような関
数であってもよいが、ここでは d、 (xt y) =au l x−xo I (y
−yo) ”     (6)dv (xt y) =
fi、 (x−xo) ” I y  yo l   
  (7)で表されているものとする。
式(6)、 (7)は画像歪を放物線で近似した場合の
例である0両式において、au* awe xol Y
oは定数であり、座JIACxot yo)では歪がな
い。
今、au==Q、Q3. a 、==Q、Q2. zI
l: 1 + yo= 1とする。ここで、 x (=
xs) =4.y (=ys)=4とすると1式(6)
、 (7)よりd、(4,4)=0.81. d、 (
4,4) =0.54が得られ、これを式(4)、 (
5)に代入することによってu=3.19. v=3.
46が算出される。
(b−z)実数値座標(usv)を囲む画素の決定前述
したように、ディジタル化された画像では、標本点の整
数値座標(xst ys)に対応する座標変換前の画像
Gの座標(usv)は一般には標本点に一致せず実数値
となり。
us≦u (u @ + 1 g v @≦v<vs+
1  (8)を満たす標本点から成る座標Px (us
e Vs)−tp2(us+1.vs)、p、(us、
vs+1)。
p,(us+1.vs+1)にある画素で囲まれる領域
内(第2図(1))に変換される。
ここでは、第2図(1)に示したように、実数値座標(
usv)を囲むこれらの4つの画素の座標P1+ Pi
+ pst P4を不等式(8)より決定する。
前項(b−t)の例では、 u =3.19. v =
3.46であることから、us=3.vs=3となる。
したがって、4つの画素の座!:A Ptt p29 
、P3# P4は(3,3)、(4,3)、(3,4)
l  (4,4)と決定される。
(c)座標変換量記憶用画像の作成 本工程は本発明の第3工程であり、第1方向座標変換量
記憶用画像H1jと第2方向座標変換量記憶用画像Hz
Jを作成する。
(c−1)第1方向座標変換量記憶用画像H1jの作成 第1方向座標変換量記憶用画像H1Jの第2図(2)に
示す座標rL(ul@ y@) g r2 (ui+ 
1 gys)、r3(us、y、+1)、r4(us+
1゜Xse1)にある画素全てにy、 −V @の値に
等しい濃度を記憶する。この例では、(”sy 3’i
) =(414)+  (use vs)= (3s 
3)であることから、第1方向座標変換量記憶用画像H
工、の座  。
標(us+ ys) = (3t 4) v (us+
1. ys)= (4,4)t  (use Xse1
)= (3t 5)t(us+1.# Xse1)= 
(415)の画素全てに濃度1 (=ys−y、=4−
3)を記憶することになる。
(c−2)第2方向座標変換量記憶用画像H21の作成 第2方向座標変換量記憶用画像H21の第2図(3)に
示す座標C1z CX5s ys) * qx (Xs
+1*yi) t qz (Xst ’!s+ 1) 
t q4 (xs+ 1tys+1)にある画素全てに
X l−u *の値に等しい濃度を記憶していく、この
例では、上述のように(Xse )’s) = (4p
 4) e (use Vs)工(3,3)であること
から、第2方向座標変換量記憶用画像H81の座標(X
se )’s) = (4y 4) t(xs+ 1 
v ys) = (5e 4) t  (Xsy Xs
e 1)= (4t 5)l  (xs+1.Xse1
)= (st 5)の画素全てに濃度1 (= x 、
 −u 、 = 4−3 )を記憶する。
(d)重み係数記憶用画像の作成 本工程は本発明の第4工程であり、重み係数す、  な
わち式(3)の右辺の濃度g1w gz・gas g4
の係数を算出し、その値を画像メモリに記憶していく工
程である。座標変換前の画素Gの座標p□。
Pzy pst P4に対する重み係数”1lzs ’
Nap WasW、を、座標変換前の座標UまたはVと
、それをはさむ2つの座標U、とus+ 1 、または
V、とvs+1との距離の逆比の積、すなわちとして求
める。そして、これらのWl t ’Nl g W3 
HW、を重み係数記憶用画像Wjの第2図(3)に示す
座標q1(Xsv ys)* qz (xs+1.ys
)#qz (Xst Xse 1) t q4 (xs
+ 1 e ’/i+ 1)にある画素の濃度として記
憶する。
この例では(Xsy ys)= (4* 4)s  (
u+v) ” (3−t9t 3−46) t  (u
ft vs) = (at a)であることから1重み
係数記憶用画像W1の座標q0は(4t 4)t qa
は(5*4)+ qsは(4゜5)+ 94は(5,5
)となり、それぞれの画素に濃度として式(9)より得
られる0、4374 (= (3+ 1−3.19)(
3+ 1−3.46)) 、 o、t026 (= (
3,1+9−3)(3+1−3.46)) 、 0.3
726 (: (3+1−3.19)(3,46−3)
) 、 0.0874 (= (3,1+ 9−3 )
(3,46−3))の値を記憶する。
通常、画像メモリは2’(aは8程度)階調の整数値し
か記憶できないので1重み係数に2亀を乗じた値を記憶
しておき演算処理した結果に対して逆に2−亀を乗じる
ことによって実効的には少数値が記憶されている画像と
して扱う。
(e)繰り返し処理 本工程は本発明の第5工程である。上述の第1工程から
第4工程までを、座標変換後の画像F内の全ての画素に
ついて繰り返すことにより、第1方向および第2方向座
標変換量記憶用画像H1,。
Hil F = 1 、2 、3 * 4)と重み係数
記憶用画像W、(j:1,2,3,4)を作成する。こ
れらの画像のうちで、第1方向、第2方向座標変換量記
憶用画像H,1,H,1と重み係数記憶用画像W0を代
表例として第4図、第5図、第6図に示す。
なお、座標(zi、ys)= (os 2)の画素につ
いては座標Cu5= vs) ” (L、t 1)とな
るので、座標変換前の画像Gの範囲外となり、第2図(
2)に示す4つの座標rig r21 r31 r4に
ある画素全てに座標変換量を記憶することができない、
したがって、座標(xit ys) = (ot 2)
の画素は座標変換後の濃度が決定できない。
このような画素においては、重み係数記憶用画像Wjの
座標q11 qae qae q4にある画素に重み係
数として0を記憶しておき、座標変換後の濃度を0とす
る0本例では、整数値座標(Xs+yi)が(0,2)
の他に、(0,O)、(0,4)。
(2,O)、(4,O)の画素も同様である。
一方、本例では、第4図の第1方向座標変換量記憶用画
像H11の座標(5,0)、(5,1)。
(5,2)、(5,3)、(5,4)、(5,5)にあ
る画素は、座標変換後の画像Fの範囲内の画素に対応し
ない、その画素に関する座標変換は無意味である。した
がって、これらの画素には座標の変換処理を行わないこ
とを示す濃度を記憶しておくこととする。
(n)画像の座標変換 (f”i)内挿用画像の作成 本工程は本発明の第6工程から第13工程であり、特願
昭63−44342号[画像の座標変換方法」を用いる
。以下、相対位置番号jとして1の場合を例にとって各
工程について簡単に説明していく。
(1)第1方向について (f−1)マスク画像の作成 本工程は、本発明の第6工程である。第1方向座標変換
量記憶用画像HL、から座標変換量が同一な、すなわち
濃度が等しい画素群を抽出してマスク画像M1を作成す
る。この第6工程は、具体的には次のようにして行う0
例えば、2値化処理を用いてマスク画像M1として濃度
nを有する画素の値が1、それ以外の濃度を有する画素
はOであるような2値画像を作成する。第4図に示した
座標変換量記憶用画像H11から、−例として濃度nが
1の画素群を抽出してマスク画像M1を作成した結果を
第7図に示す。
(g−1)シフト後画素の作成 本工程は本発明の第7工程である。座標変換前の画像G
を座標変換方向、すなわち第1方向にn画素シフトして
シフト後画像A」を作成する工程である。ここでは、第
8図に示す座標変換前の画像Gを考える。n=1は考え
ているので、第8図に示した座標変換前の画像Gからシ
フト後画像AIを作成するには、第8図を第1方向へ、
すなわち図面上では上へ1画素シフトすればよく、第9
図のようになる。
(n= 1 )部分座標変換機画像の作成本工程は本発
明の第8工程である。第7工程で作成したシフト後画像
Ajから第6工程で作成したマスク画像M1に対応する
領域のみを残して部分座標変換機画像Bjを作成する。
この第8工程は具体的には次のようにして行う。例えば
、シフト後画像AJとマスク画像M工との積を部分座標
変換機画像Bjとして記憶する。すなわち、シフト後画
像Ajとマスク画像M1において、同じ座標にある画素
どうしで記憶されている濃度の積を求める。第9図に示
したシフト後画像Ajと第7図に示したマスク画像M□
との積をとると、第1O図に示すように、マスク画像M
工において濃度が1の画素の濃度はシフト後画像へ〇に
等しく、それ以外の画素の濃度は0となる部分座標変換
機画像Bjが作成される。
(i−1)部分座標変換機画像の加算 本工程は本発明の第9工程である。前記第1方向座標変
換量記憶用画像H1」に記憶されている全ての濃度につ
いて、第6工程から第8工程までを繰り返しながら部分
座標変換複画像Bjを画像C1に次々に加算していく。
ここで画像C,は、はじめは全ての画素においてその濃
度が0となってし)る。第1方向座標変換量記憶用画像
Htlに記憶されている全ての濃度について加算が完了
したときに得られる画像Cjが、第1方向について座標
変換した結果になっている0本例では、第4図に示した
座標変換量記憶用画像H11に記憶されている濃度のう
ちで、意味のある濃度は全て工なので、第10図は加算
の完了した画像C1にもなっている。
(2)第2方向について 第1方向の場合と同様にして第2方向の座標変換を行う
、ただし、第2方向座標変換量記憶用画像H,Jを用い
る点、第1方向について座標変換して得られた画像CI
に対して第2方向の座標変換を行う点などが第1方向の
場合とは異なる。
(f−2)マスク画像の作成 本工程は本発明の第10工程である。第1方向すなわち
第6工程の場合と同様にして、第2方向座標変換量記憶
用画像Hzjから、濃度が等しい画素群を抽出してマス
ク画像M2を作成する。この第10工程は、具体的には
第6工程の場合と同様に、例えば、2値化処理を用いて
濃度nを有する画素の値が1、それ以外の濃度を有する
画素は0であるような2値画像を作成する。第5図に示
した座標変換量記憶用画像H2□から、−例として濃度
nが1の画素群を抽出してマスク画像M2を作成した結
果を第11図に示す。
(g−2)シフト後画像の作成 本工程は本発明の第11工程である。第1方向に関して
座標変換の完了した。すなわち第9工程において得られ
た画像G、を第2方向にn画素シフトしてシフト後画像
Djを作成する。今、n = 1を考えているので、第
10図に示した画像C1を右へ1画素シフトすればよく
、第12図のようになる。
(h−2)部分座標変換複画像の作成 本工程は本発明の第12工程である。第11工程で作成
したシフト後画像Djから第10工程で作成したマスク
画像M2に対応する領域のみを残して部分座標変換複画
像E、を作成する。この第12工程は、具体的には第1
方向すなわち第8工程の場合と同様に次のようにして行
う0例えば、シフト後画像り、とマスク画像M2との積
を部分座標変換複画像E、として記憶する。第12図に
示したシフト後画像DJと第11図に示したマスク画像
M、との積をとって部分座標変換複画像E1を作成した
結果を第13図に示す。
(i−2)部分座標変換複画像の加算 本工程は本発明の第13工程である。第2方向座標変換
量記憶用画像H21に記憶されている全ての濃度につい
て、第10工程から第12工程までを繰り返しながら部
分座標変換複画像E、を画像Ijに加算していく、ここ
で1画像IJは、画像C1と同様はじめは全ての画素に
おいてその濃度がOとなっている。座標変換量記憶用画
像H2jに記憶されている全ての濃度について加算が完
了したときに得られる画像Ijが、第1.第2の両方向
について座標変換した結果になっている1本例では、第
5図に示した座標変換量記憶用画像H21に記憶されて
いる濃度のうちで、座標変換の対象となる濃度は全て工
なので、第13図は加算の完了した画像11にもなって
いる。
(j)中間内挿複画像の作成 本工程は本発明の第14工程である。第13工程で作成
した内挿用の画像工、と第4工程で作成した重み係数記
憶用画像Wjについて、同じ座標にある2つの画素どう
しで濃度の積を求め、中間内挿複画像Jlを作成する。
第13図に示した内挿用の画像工、と第6図に示した重
み係数記憶用画像W1との積を求め、中間内挿複画像J
1を作成した結果を第14図に示す。
(k)部分内挿複画像の作成 本工程は本発明の第15工程である。中間内挿複画像J
jのあらゆる座標について、偶、奇の組み合わせが相対
位置番号jに対応する座標qt(Xsyys)の画素に
は、中間内挿複画像Jsの内の座標qt (Xs+ y
s) t qz (xs+1. Ys) t qsCX
sv ’/s+1)+ 94 (X!+1+ ys+1
)にある4つの画素の濃度の和を記憶し、座標q219
3#q4にある画素には濃度としては0を記憶して部分
内挿後画像Kjを作成する。第14図に示した中間内挿
後°画像J1から部分内挿後画像Kjを作成した結果を
第15図に示す。
(a)座標変換方法像の作成 本工程は本発明の第16工程である。!1数値座標(X
se ys)が偶数か奇数かによって分類された4つの
場合、すなわち相対位置番号j=1〜4について第6工
程から第15工程までを繰り返しながら第15工程で得
られた部分内挿後画像に、を加算していく。全ての相対
位置番号jについて部分内挿後画像に、の加算が完了す
ると、この加算された画像が共−次内挿法を用いて座標
変換後の画像Fとなっている。このようにして得られた
結果を第16図に示す。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明は従来のように1画素ごと
に座標変換を行うのではなく、通常の画像処″理装置が
有する画像処理ハードウェアを組み合わせて用いること
で、画素群を一括処理することにより共−次内挿による
画像の精密な座標変換を高速に行える利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明方法の一実施例を、示すフローチャート
、第2図は本発明方法による画像の座標変換方法を説明
するための図、第3図は画素の相対位置番号jの一例を
示した図、第4図は第1方向座標変換量記憶用画像H1
jの一例としてHAWを示した図、第5図は第2方向座
標変換量記憶用画像H1jの一例としてH2iを示した
図、第6図は重み係数記憶用画像Wjの一例としてWi
を示した図。 第7図はマスク画像MLの一例を示した図、第8図は座
標変換前の画像Gを示した図、第9図はシフト後画像A
jの一例としてA工を示した図、第10図は部分座標変
換後画像Bjの一例としてBjを示した図であるととも
に、Bjの加算が完了した画像C,の一例としてC1を
示した図、第11図はマスク画像M2の一例を示した図
、第12図はシフト後画像り、の−例としてD工を示し
た図、第13図は部分座標変換後画像E、の一例として
E□を示した図であるとともに、E、の加算が完了した
画像IJの一例として■1を示した図、第14図は中間
内挿複画像Jjの一例としてJlを示した図、第15図
は部分内挿後画像Kjの一例としてKjを示した図、第
16図は共−次内挿を用いて座標変換した後の画像Fの
一例、第17図は一般的な画像処理システムを示す概要
図、第18図は従来の画像の座標変換方法を説明するた
めの図である。 1 ・・・TVカメラ、2・・・ディジダイザ、3・・
・画像メモリ、4 ・・・計算機(CPU)、F ・・
・座標変換後の画像、G・・・座標変換前の画像、j 
・・・相対位置番号、(Xseys)  ・・・ Fの
整数値座標、(u+V)・・・Gの実数値座標、(us
、vs)・・・Gの整数値座標% gle gap g
ap g4・・・濃度、 Hl、・・・第1方向座標変
換量記憶用画像、H2,・・・第2方向座標変換量記憶
用画像、Wl・・・重み係数記憶用画像、M、、 M、
・・・マスク画像、A J g D 4・・・シフト後
画像、Bj、E、・・・部分座標変換後画像、C1・・
・Bjの加算が完了した画像、工1・・・Ejの加算が
完了した画像、K、・・・部分内挿後画像、Jj・・・
中間内挿複画像。 特許出願人 日本電信電話株式会社 第2図 第3図 ・ys (j) 第4図 (Hll) 第5図 (H21) 第6図 ys (Wl) 第7図 (Ml) 第8図 ■ (G) 第9図 (A1) 第10図 y (B工、C1) 第11図 (M2) 第12図 (Dl) 第13図 (Ej、■、) 第14図 y (山) 第15図 (K1) 第16図 (F)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 ディジタル化した画像データに対して、画像のシフト処
    理、画像間の加減乗算処理および3階調以上の値から成
    る濃淡画像の2値化処理ができる画像演算器を備えた計
    算機を用いて、座標変換前の画像Gから座標変換後の画
    像Fに画像の座標変換をする方法において、 (a)座標変換後の画像F内の標本点にある各画素を、
    その整数値座標(x_s,y_s)が(偶数,偶数),
    (奇数,偶数),(偶数,奇数),(奇数,奇数)のい
    ずれの組み合わせであるのかに対応させて、相対位置番
    号jとして、それぞれ1,2,3,4を与える第1工程
    と、 (b)座標変換後の画像F内の標本点にある画素の整数
    値座標(x_s,y_s)に対応する座標変換前の画像
    G内の実数値座標(u,v)を算出し、該座標(u,v
    )を囲む4つの整数値座標p_1(u_s,v_s),
    p_2(u_s+1,v_s),p_3(u_s,v_
    s+1),p_4(u_s+1,v_s+1)を決定す
    る第2工程と、 (c)第1方向座標変換量記憶用画像H_1_jの座標
    r_1(u_s,y_s),r_2(u_s+1,y_
    s),r_2(u_s,y_s+1),r_4(u_s
    +1,y_s+1)にある画素全てにy_s−v_sの
    値に等しい濃度を記憶し、さらに、第2方向座標変換量
    記憶用画像H_2_jの座標q_1(x_s,y_s)
    ,q_2(x_s+1,y_s),q_3(x_s,y
    _s+1)、q_4(x_s+1,y_s+1)にある
    画素全てにx_s−u_sの値に等しい濃度を記憶する
    第3工程と、 (d)重み係数を(u_s+1−u)(v_s+1−v
    ),(u−u_s)(v_s+1−v),(u_s+1
    −u)(v−v_s),(u−u_s)(v−v_s)
    より算出し、これらの値を前記画素の整数値座標(x_
    s,y_s)の相対位置番号jに対応した重み係数記憶
    用画像W_j内の座標q_1(x_s,y_s),q_
    2(x_s+1,y_s)、q_3(x_s,y_s+
    1),q_4(x_s+1,y_s+1)の画素におけ
    る濃度として記憶する第4工程と、 (e)上記第1工程から第4工程までを座標変換後の画
    像F内の全ての画素について繰り返す第5工程と、 (f−1)第1方向座標変換量記憶用画像H_1_jか
    ら濃度nを有する画素群を抽出してマスク画像M_1を
    作成する第6工程と、 (g−1)座標変換前の画像Gを第1方向にn画像シフ
    トしてシフト後画像A_jを作成する第7工程と、 (h−1)該シフト後画像A_jから前記マスク画像M
    _1に対応する領域のみを残して部分座標変換後画像B
    _jを作成する第8工程と、 (i−1)前記第1方向座標変換量記憶用画像H_1_
    jに記憶されている全ての濃度について、第6工程から
    第8工程までを繰り返しながら部分座標変換後画像B_
    jを画像C_jに加算していく第9工程と、(f−2)
    第2方向座標変換量記憶用画像H_2_jから濃度nを
    有する画素群を抽出してマスク画像M_2を作成する第
    10工程と、 (g−2)第9工程において部分座標変換後画像B_j
    を加算して得られた画像C_jを第2方向にn画像シフ
    トしてシフト後画像D_jを作成する第11工程と、 (h−2)該シフト後画像D_jから前記マスク画像M
    _2に対応する領域のみを残して部分座標変換後画像E
    _jを作成する第12工程と、 (i−2)前記第2方向座標変換量記憶用画像H_2_
    jに記憶されている全ての濃度について、第10工程か
    ら第12工程までを繰り返しながら部分座標変換後画像
    E_jを画像I_jに加算していく第13工程と、(j
    )第13工程において部分座標変換後画像E_jを加算
    して得られた画像I_jと、第4工程で作成した重み係
    数記憶用画像W_jとの積を求めて中間内挿後画像J_
    jを作成する第14工程と、(k)あらゆる座標につい
    て、偶、奇の組み合わせが相対位置番号jに対応する座
    標q_1(x_s,y_s)の画素には中間内挿後画像
    J_jの内の座標q_1(x_s,y_s),q_2(
    x_s+1,y_s),q_3(x_s,y_s+1)
    ,q_4(x_s+1,y_s+1)にある4つの画素
    の濃度の和を記憶し、座標q_2,q_3,q_4にあ
    る画素には濃度として0を記憶して部分内挿後画像K_
    jを作成する第15工程と、(l)あらゆる画素の相対
    位置番号j、すなわちj=1〜4について、第6工程か
    ら第15工程までを繰り返しながら前記部分内挿後画像
    K_jを座標変換後の画像Fに加算していく第16工程
    とから成ることを特徴とする画像の座標変換方法。
JP63073111A 1988-03-29 1988-03-29 画像の座標変換方法 Pending JPH01246675A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63073111A JPH01246675A (ja) 1988-03-29 1988-03-29 画像の座標変換方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63073111A JPH01246675A (ja) 1988-03-29 1988-03-29 画像の座標変換方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH01246675A true JPH01246675A (ja) 1989-10-02

Family

ID=13508842

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63073111A Pending JPH01246675A (ja) 1988-03-29 1988-03-29 画像の座標変換方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH01246675A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6035075A (en) * 1997-04-10 2000-03-07 Nec Corporation Image deforming method and apparatus

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6035075A (en) * 1997-04-10 2000-03-07 Nec Corporation Image deforming method and apparatus

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6178272B1 (en) Non-linear and linear method of scale-up or scale-down image resolution conversion
US5847714A (en) Interpolation method and apparatus for fast image magnification
US4653013A (en) Altering spatial characteristics of a digital image
US7397972B2 (en) Image transform method for obtaining expanded image data, image processing apparatus and image display device therefor
USRE45859E1 (en) Filtering control method for improving image quality of bi-linear interpolated image
JPS6126382A (ja) 動き量を用いた動画像フレ−ムレ−ト変換方式
US6035075A (en) Image deforming method and apparatus
EP0264966B1 (en) Interpolator for television special effects system
JP3747523B2 (ja) 画像処理装置および処理方法
US5930407A (en) System and method for efficiently generating cubic coefficients in a computer graphics system
JP3830304B2 (ja) 補間方法及び装置
CN113591528A (zh) 文档矫正方法、装置、计算机设备和存储介质
JPH01246675A (ja) 画像の座標変換方法
JP2011081477A (ja) 画像復元装置、そのプログラム、及び、多次元画像復元装置
US6674922B1 (en) Image processing method, image processing apparatus, and storage medium
KR102667039B1 (ko) 영상 처리 장치 및 그 동작방법
US6594404B1 (en) Image processing
JP2613905B2 (ja) 画像の座標変換処理方法
JPS61184687A (ja) 多値画像拡大縮小制御方法
US6380936B1 (en) System and method for inferring projective mappings
JPH0561975A (ja) 信号マツチング装置
JPH0222419B2 (ja)
WO2009115867A1 (en) Frame rate conversion with motion estimation in a plurality of resolution levels
JPH01219961A (ja) 画像の座標変換方法
Shcherbakov et al. SVD-scaling of digital images in the information and communication systems