JPH01242433A - 光ファイバ母材の製造装置 - Google Patents
光ファイバ母材の製造装置Info
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- JPH01242433A JPH01242433A JP6767688A JP6767688A JPH01242433A JP H01242433 A JPH01242433 A JP H01242433A JP 6767688 A JP6767688 A JP 6767688A JP 6767688 A JP6767688 A JP 6767688A JP H01242433 A JPH01242433 A JP H01242433A
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- gripping device
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03B—MANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
- C03B37/00—Manufacture or treatment of flakes, fibres, or filaments from softened glass, minerals, or slags
- C03B37/01—Manufacture of glass fibres or filaments
- C03B37/012—Manufacture of preforms for drawing fibres or filaments
- C03B37/014—Manufacture of preforms for drawing fibres or filaments made entirely or partially by chemical means, e.g. vapour phase deposition of bulk porous glass either by outside vapour deposition [OVD], or by outside vapour phase oxidation [OVPO] or by vapour axial deposition [VAD]
- C03B37/01486—Means for supporting, rotating or translating the preforms being formed, e.g. lathes
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
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- Materials Engineering (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Manufacture, Treatment Of Glass Fibers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
この発明は、光ファイバ母材の製造装置に関し、特にガ
ラス微粉末堆積体を作る装置に関する。
ラス微粉末堆積体を作る装置に関する。
従来より、たとえば酸水素バーナにガラス原料ガスを供
給してその火炎中で加水分解反応によりガラス微粉末を
生成し、これをターゲットに堆積させて円柱状のガラス
微粉末堆積体を作り、この堆積体を透明ガラス化するこ
とにより光ファイバ母材を作製することが行なわれてい
る。 たとえはVAD外付は法では、第4図に示すように後に
コアとなる透明なガラス棒1の両端をチャック41.4
2により把持してこのガラス棒1を垂直に保持し、この
ガラス棒1をターゲットとしてバーナ3の火炎中で生成
されたガラス微粉末をそれに堆積させ、ガラス棒1を回
転させながら上下にトラバースさせることにより、ガラ
ス棒1の周囲に円柱状のガラス微粉末堆積体2を形成す
る。チャック41.42は、様々な直径のガラス棒1の
両端を把持し、しかも回転中心にその中心軸を合致させ
るように装着し易くするため、市販の3爪チヤツクが使
用されることが多いが、このようなチャックは重量が重
いためガラス棒1に負荷をかけずに回転させるため、ガ
ラス棒1の両端においてパルスモータ−等の同期運転で
きるモーター67.68によりこれらのチャック41.
42を同期回転させるようにしている。チャック41、
モーター67は移動ブロック61に、チャック42、モ
ーター68は移動ブロック62にそれぞれ取り付けられ
ており、これら移動ブロック61.62はレール63に
沿って上下に移動自在に支持されている。これら移動ブ
ロック61.62にはナツト部65.66が取り付けら
れており、このナツト部65.66にスクリューシャフ
ト64が螺合し、このスクリューシャフト64が図示し
ないモーター等で回転させられることにより移動ブロッ
ク61.62が同速度で上下に移動させられる。
給してその火炎中で加水分解反応によりガラス微粉末を
生成し、これをターゲットに堆積させて円柱状のガラス
微粉末堆積体を作り、この堆積体を透明ガラス化するこ
とにより光ファイバ母材を作製することが行なわれてい
る。 たとえはVAD外付は法では、第4図に示すように後に
コアとなる透明なガラス棒1の両端をチャック41.4
2により把持してこのガラス棒1を垂直に保持し、この
ガラス棒1をターゲットとしてバーナ3の火炎中で生成
されたガラス微粉末をそれに堆積させ、ガラス棒1を回
転させながら上下にトラバースさせることにより、ガラ
ス棒1の周囲に円柱状のガラス微粉末堆積体2を形成す
る。チャック41.42は、様々な直径のガラス棒1の
両端を把持し、しかも回転中心にその中心軸を合致させ
るように装着し易くするため、市販の3爪チヤツクが使
用されることが多いが、このようなチャックは重量が重
いためガラス棒1に負荷をかけずに回転させるため、ガ
ラス棒1の両端においてパルスモータ−等の同期運転で
きるモーター67.68によりこれらのチャック41.
42を同期回転させるようにしている。チャック41、
モーター67は移動ブロック61に、チャック42、モ
ーター68は移動ブロック62にそれぞれ取り付けられ
ており、これら移動ブロック61.62はレール63に
沿って上下に移動自在に支持されている。これら移動ブ
ロック61.62にはナツト部65.66が取り付けら
れており、このナツト部65.66にスクリューシャフ
ト64が螺合し、このスクリューシャフト64が図示し
ないモーター等で回転させられることにより移動ブロッ
ク61.62が同速度で上下に移動させられる。
しかしながら、このようにガラス棒1の両端でモーター
67.68により強制回転させるというのでは、装置が
複雑になり、重量が増すばかりでなく、コストアップの
要因ともなる。また、ターゲットとして用いるガラス棒
1の長さが変わった場合には、その長さを予め計測して
、その長さに合わせて一方のチャックまたは一方の移動
ブロックを移動させなければならず、ガラス棒1の装着
に手間取ることも問題である。 この発明は、機構が簡単でローコストであり、しかもタ
ーゲットとなる中心部材の長さが異なる場合でも簡単に
装着できる、光ファイバ母材の製造装置を提供すること
を目的とする。
67.68により強制回転させるというのでは、装置が
複雑になり、重量が増すばかりでなく、コストアップの
要因ともなる。また、ターゲットとして用いるガラス棒
1の長さが変わった場合には、その長さを予め計測して
、その長さに合わせて一方のチャックまたは一方の移動
ブロックを移動させなければならず、ガラス棒1の装着
に手間取ることも問題である。 この発明は、機構が簡単でローコストであり、しかもタ
ーゲットとなる中心部材の長さが異なる場合でも簡単に
装着できる、光ファイバ母材の製造装置を提供すること
を目的とする。
上記目的を達成するため、この発明による光ファイバ母
材の製造装置においては、ターゲットとなる中心部材の
上部を把持する上部把持装置と、この上部把持装置が取
り付けられており、強制的に上下動させられる上部架台
と、上記上部把持装置を強制的に回転させる駆動装置と
、上記中心部材の下部を把持する下部把持装置と、この
下部把持装置が回転自在に取り付けられており、上下に
移動自在に保持される下部架台と、ガラス微粉末を発生
して上記中心部材に堆積させるガラス微粉未発生装置と
が備えられる。 そして、この下部架台はバランスウェイトによりその重
さが相殺されるようにして上下に移動自在に保持される
ようにすることができる。 また、下部把持装置は、中心部材の下部に固定された、
外側面がテーパ面となっているスリーブと、このスリー
ブを受け入れるための、内側面がテーパ面となっている
円柱穴を有しており、下部架台に回転自在に取り付けら
れているホルダとから構成することもできる。
材の製造装置においては、ターゲットとなる中心部材の
上部を把持する上部把持装置と、この上部把持装置が取
り付けられており、強制的に上下動させられる上部架台
と、上記上部把持装置を強制的に回転させる駆動装置と
、上記中心部材の下部を把持する下部把持装置と、この
下部把持装置が回転自在に取り付けられており、上下に
移動自在に保持される下部架台と、ガラス微粉末を発生
して上記中心部材に堆積させるガラス微粉未発生装置と
が備えられる。 そして、この下部架台はバランスウェイトによりその重
さが相殺されるようにして上下に移動自在に保持される
ようにすることができる。 また、下部把持装置は、中心部材の下部に固定された、
外側面がテーパ面となっているスリーブと、このスリー
ブを受け入れるための、内側面がテーパ面となっている
円柱穴を有しており、下部架台に回転自在に取り付けら
れているホルダとから構成することもできる。
下部把持装置は下部架台に対して回転自在に収り付けら
れているため、上部把持装置が駆動装置によって強制的
に回転させられて中心部材が回転すると、これに追従し
て回転する。すなわち、中心部材は上部からのみ回転力
を与えられて回転する。 また、上部架台は強制的に上下動させられるが、下部架
台は上下に移動自在に保持されるだけである。そのため
、上部架台が強制的に移動させられることによって中心
部材が上下に移動することに追従して下部架台が上下に
移動する。 このように下部架台及び下部把持装置は、中心部材の上
部において与えられる上下方向の動き及び回転方向の動
きに追従するだけの構造であるため、構成が簡単になり
、ローコストに、中心部材をガラス微粉未発生装置に対
して回転させながら上下に移動させる機構を構成できる
。 さらに、下部架台は上下に移動自在であるから、長さの
異なる中心部材を上部及び下部の把持装置で把持させて
この中心部材を装着するときに、簡単に上下させること
ができて、その装着のための操作が容易である。 また、下部架台を、バランスウェイトによりその重量が
相殺されるようにして上下に移動自在に保持するように
すれば、中心部材の下部を下部把持装置で把持させる操
作がより容易になるとともに、中心部材にかかる力が少
なくなり、光ファイバ母材の形状的な歪などの要因を除
くことができる。 下部把持装置を、中心部材の下部に固定された、外側面
がテーパ面となっているスリーブと、このスリーブを受
け入れるための、内側面がテーパ面となっている円柱穴
を有しており、下部架台に回転自在に取り付けられてい
るホルダとから構成すれば、スリーブを円柱穴に受け入
れるときにそれらのテーパ面同士の作用により自然に中
心軸が−致し、容易な装着が実現できる。
れているため、上部把持装置が駆動装置によって強制的
に回転させられて中心部材が回転すると、これに追従し
て回転する。すなわち、中心部材は上部からのみ回転力
を与えられて回転する。 また、上部架台は強制的に上下動させられるが、下部架
台は上下に移動自在に保持されるだけである。そのため
、上部架台が強制的に移動させられることによって中心
部材が上下に移動することに追従して下部架台が上下に
移動する。 このように下部架台及び下部把持装置は、中心部材の上
部において与えられる上下方向の動き及び回転方向の動
きに追従するだけの構造であるため、構成が簡単になり
、ローコストに、中心部材をガラス微粉未発生装置に対
して回転させながら上下に移動させる機構を構成できる
。 さらに、下部架台は上下に移動自在であるから、長さの
異なる中心部材を上部及び下部の把持装置で把持させて
この中心部材を装着するときに、簡単に上下させること
ができて、その装着のための操作が容易である。 また、下部架台を、バランスウェイトによりその重量が
相殺されるようにして上下に移動自在に保持するように
すれば、中心部材の下部を下部把持装置で把持させる操
作がより容易になるとともに、中心部材にかかる力が少
なくなり、光ファイバ母材の形状的な歪などの要因を除
くことができる。 下部把持装置を、中心部材の下部に固定された、外側面
がテーパ面となっているスリーブと、このスリーブを受
け入れるための、内側面がテーパ面となっている円柱穴
を有しており、下部架台に回転自在に取り付けられてい
るホルダとから構成すれば、スリーブを円柱穴に受け入
れるときにそれらのテーパ面同士の作用により自然に中
心軸が−致し、容易な装着が実現できる。
この発明の一実施例について図面を参照しながら説明す
ると、第1図に示すように、透明なガラス棒1か、その
上端がチャック41に、下端がホルダ5によりそれぞれ
把持されて、垂直に保持されている。このガラス棒1は
予めVAD法などにより作られたもので、後に光ファイ
バとなったときにコアとなる部分であるが、バーナ3か
ら発生するガラス微粉末を堆積するためのターゲットと
される。すなわち、このガラス棒1の近辺にガラス微粉
未発生用バーナ3が配置され、これから生じるガラス微
粉末がガラス棒1の周囲に堆積されてガラス微粉末堆積
体2が形成される。このガラス棒1がその堆積中に回転
しながら上下にトラバースさせられることにより、ガラ
ス微粉末堆積体2が円柱状に成長させられる。 上部のチャック41は移動ブロック61に取り付けられ
、モーター67によって回転させられることは従来(第
4図)のものと同しである。また、上部の移動ブロック
61がレール63に沿って上下に移動自在で、且つナツ
ト部65がスクリューシャフト64に螺合し、スクリュ
ーシャフト64の回転によって上下に強制的に移動させ
られることも第4図と同じである。これに対して、下部
の移動ブロック62は、レール63に沿って上下に移動
自在とされているが、ワイヤー7により吊り下げられ、
滑車71を介してバランスウェイト72とバランスさせ
られている。 そして、ガラス棒lの下端はホルダ5により、第2図、
第3図に示すように把持される。すなわち、ホルダ5は
円筒状に形成されていて、移動ブロック62に固定され
た軸52にベアリング51を介して取り付けられること
により上側チャック41の回転軸と同軸上において回転
自在に保持されている。そして円筒状ホルダ5の円柱穴
の内面はテーパ面53となっている(第2図参照)。こ
のホルダ5の穴に、アダプタ8とスリーブ9とが取り付
けられたガラス棒1の下端が挿入される。 アダプタ8とスリーブ9とをガラス棒1に固定するため
、ガラス棒1の下端からスリーブ9、アダプタ8、ナツ
ト95が順に挿入される。スリーブ9の下側内面にはネ
ジ部93が形成されていて、ナツトの外面に形成された
ネジ部96と螺合できるようになっている。そこで、ア
ダプタ8をスリーブ9の内側に入れるようにしてこのア
ダプタ8をスリーブつとナツト95とで挟むようにして
ナツト95をスリーブ9の下側の内側に挿入し、ネジ部
93と96とを螺合させる。アダプタ8は上側と下側に
テーパ面81.82を有し、しかもそれぞれ溝83.8
4が形成されて半割構造となっており、樹脂などで形成
されていて可撓性を有している。そしてナツト95の上
側内面はテーパ面97となっているので、ナツト95を
回転させてスリーブ9側に挿入していくことにより、ア
ダプタ8の下側のテーパ面82がナツト95の内側に入
り込み、テーパ面82の部分が狭まる。また、アダプタ
8の上側テーパ面81はスリーブ9の内側に入り込むが
、スリーブ9の上側内面にもテーパ面92が形成されて
いるので、アダプタ8の上側のテーパ面81の部分も狭
まる。このようにナツト95を回転させてスリーブ9の
中に挿入していくことによりテーパ面81とテーパ面9
2との作用、及びテーパ面82とテーパ面97との作用
によってアダプタ8の半割構造の上側部分と下側部分と
が狭くなりガラス棒1を締め付けることになってスリー
ブ9がしっかりとガラス棒1に固定されることになる。 そしてテーパ面同士の作用によって締め付けるようにし
ているため、スリーブ9の中心とガラス棒1の中心とは
合致する。こうしてスリーブ9が取り付けられたガラス
棒1の下端がホルダ5の穴に挿入されるのであるが、ス
リーブ9の外側面はホルダ5の穴の内面のテーパ面53
に対応するテーパ面91となっているため、これらテー
パ面同士の作用でスリーブ9とホルダ5の中心軸は一致
する。その結果、ホルダ5の回転中心軸とガラス棒1の
中心軸とを合致させながら、ガラス棒1をホルダ5に装
着することが非常に簡単に行える。そしてアダプタ8の
内径を変更することにより種々の直径のガラス棒1を簡
単に装着できる。したがって、どのような直径のガラス
棒1でも簡単に着脱でき、しかも1つのモーター67だ
けで高精度にガラス棒1を回転させることができる。 バランスウェイ1〜72の重量は、移動ブロック62側
の重量、つまり軸52、ベアリング51、ホルダ5を含
めた重量とバランスするように定められており、そのた
め、移動ブロック62は、ガラス棒1(及びアダプタ8
やスリーブ9など)が装着されていない場合でも、これ
らが装着されている場合でもバランスウェイト72とバ
ランスしく後者の場合、ガラス棒1やアダプタ8、スリ
ーブ9などの重量は上側のチャック41が支えるから)
、上下方向に移動自在で且つ移動させられたときはその
位置を保つ。そのため、ガラス棒1の長さが異なってい
る場合でも移動ブロック62を手動で容易に自由に上下
させて、このガラス棒1を装着することができ、事前に
ガラス棒1の長さを計る必要もなくなる。そしてガラス
棒1の下端をホルダ5に装着した後では上側の移動ブロ
ック61が上下に移動することに追従して下側の移動フ
ロック62も移動することになる。 なお、このような下側の移動ブロック62の動きを実現
するためには、移動ブロック62が常に上側に移動する
ような多少の力を受けるようにバランスウェイト72の
重量を上記のような重量よりも多少重くしてもよい。 このような構成により、ガラス棒1の下端側には強制回
転機構は備えられないが、精度高く回転させることがで
きる。また、ガラス棒1の下端側には強制移動機構が備
えられないが、ガラス棒1の全体をバーナ3に対してス
ムーズにトラバースさせることができる。さらにガラス
棒1の装着もきわめて容易になる。
ると、第1図に示すように、透明なガラス棒1か、その
上端がチャック41に、下端がホルダ5によりそれぞれ
把持されて、垂直に保持されている。このガラス棒1は
予めVAD法などにより作られたもので、後に光ファイ
バとなったときにコアとなる部分であるが、バーナ3か
ら発生するガラス微粉末を堆積するためのターゲットと
される。すなわち、このガラス棒1の近辺にガラス微粉
未発生用バーナ3が配置され、これから生じるガラス微
粉末がガラス棒1の周囲に堆積されてガラス微粉末堆積
体2が形成される。このガラス棒1がその堆積中に回転
しながら上下にトラバースさせられることにより、ガラ
ス微粉末堆積体2が円柱状に成長させられる。 上部のチャック41は移動ブロック61に取り付けられ
、モーター67によって回転させられることは従来(第
4図)のものと同しである。また、上部の移動ブロック
61がレール63に沿って上下に移動自在で、且つナツ
ト部65がスクリューシャフト64に螺合し、スクリュ
ーシャフト64の回転によって上下に強制的に移動させ
られることも第4図と同じである。これに対して、下部
の移動ブロック62は、レール63に沿って上下に移動
自在とされているが、ワイヤー7により吊り下げられ、
滑車71を介してバランスウェイト72とバランスさせ
られている。 そして、ガラス棒lの下端はホルダ5により、第2図、
第3図に示すように把持される。すなわち、ホルダ5は
円筒状に形成されていて、移動ブロック62に固定され
た軸52にベアリング51を介して取り付けられること
により上側チャック41の回転軸と同軸上において回転
自在に保持されている。そして円筒状ホルダ5の円柱穴
の内面はテーパ面53となっている(第2図参照)。こ
のホルダ5の穴に、アダプタ8とスリーブ9とが取り付
けられたガラス棒1の下端が挿入される。 アダプタ8とスリーブ9とをガラス棒1に固定するため
、ガラス棒1の下端からスリーブ9、アダプタ8、ナツ
ト95が順に挿入される。スリーブ9の下側内面にはネ
ジ部93が形成されていて、ナツトの外面に形成された
ネジ部96と螺合できるようになっている。そこで、ア
ダプタ8をスリーブ9の内側に入れるようにしてこのア
ダプタ8をスリーブつとナツト95とで挟むようにして
ナツト95をスリーブ9の下側の内側に挿入し、ネジ部
93と96とを螺合させる。アダプタ8は上側と下側に
テーパ面81.82を有し、しかもそれぞれ溝83.8
4が形成されて半割構造となっており、樹脂などで形成
されていて可撓性を有している。そしてナツト95の上
側内面はテーパ面97となっているので、ナツト95を
回転させてスリーブ9側に挿入していくことにより、ア
ダプタ8の下側のテーパ面82がナツト95の内側に入
り込み、テーパ面82の部分が狭まる。また、アダプタ
8の上側テーパ面81はスリーブ9の内側に入り込むが
、スリーブ9の上側内面にもテーパ面92が形成されて
いるので、アダプタ8の上側のテーパ面81の部分も狭
まる。このようにナツト95を回転させてスリーブ9の
中に挿入していくことによりテーパ面81とテーパ面9
2との作用、及びテーパ面82とテーパ面97との作用
によってアダプタ8の半割構造の上側部分と下側部分と
が狭くなりガラス棒1を締め付けることになってスリー
ブ9がしっかりとガラス棒1に固定されることになる。 そしてテーパ面同士の作用によって締め付けるようにし
ているため、スリーブ9の中心とガラス棒1の中心とは
合致する。こうしてスリーブ9が取り付けられたガラス
棒1の下端がホルダ5の穴に挿入されるのであるが、ス
リーブ9の外側面はホルダ5の穴の内面のテーパ面53
に対応するテーパ面91となっているため、これらテー
パ面同士の作用でスリーブ9とホルダ5の中心軸は一致
する。その結果、ホルダ5の回転中心軸とガラス棒1の
中心軸とを合致させながら、ガラス棒1をホルダ5に装
着することが非常に簡単に行える。そしてアダプタ8の
内径を変更することにより種々の直径のガラス棒1を簡
単に装着できる。したがって、どのような直径のガラス
棒1でも簡単に着脱でき、しかも1つのモーター67だ
けで高精度にガラス棒1を回転させることができる。 バランスウェイ1〜72の重量は、移動ブロック62側
の重量、つまり軸52、ベアリング51、ホルダ5を含
めた重量とバランスするように定められており、そのた
め、移動ブロック62は、ガラス棒1(及びアダプタ8
やスリーブ9など)が装着されていない場合でも、これ
らが装着されている場合でもバランスウェイト72とバ
ランスしく後者の場合、ガラス棒1やアダプタ8、スリ
ーブ9などの重量は上側のチャック41が支えるから)
、上下方向に移動自在で且つ移動させられたときはその
位置を保つ。そのため、ガラス棒1の長さが異なってい
る場合でも移動ブロック62を手動で容易に自由に上下
させて、このガラス棒1を装着することができ、事前に
ガラス棒1の長さを計る必要もなくなる。そしてガラス
棒1の下端をホルダ5に装着した後では上側の移動ブロ
ック61が上下に移動することに追従して下側の移動フ
ロック62も移動することになる。 なお、このような下側の移動ブロック62の動きを実現
するためには、移動ブロック62が常に上側に移動する
ような多少の力を受けるようにバランスウェイト72の
重量を上記のような重量よりも多少重くしてもよい。 このような構成により、ガラス棒1の下端側には強制回
転機構は備えられないが、精度高く回転させることがで
きる。また、ガラス棒1の下端側には強制移動機構が備
えられないが、ガラス棒1の全体をバーナ3に対してス
ムーズにトラバースさせることができる。さらにガラス
棒1の装着もきわめて容易になる。
この発明による光ファイバ母材の製造装置によれば、構
造が非常に簡単になっており、ローコストに製造できる
。また、長さの異なる中心部材の場合もきわめて容易に
装着できる。
造が非常に簡単になっており、ローコストに製造できる
。また、長さの異なる中心部材の場合もきわめて容易に
装着できる。
第1図はこの発明の一実施例の模式的な斜視図、第2図
は同実施例のホルダ部分の拡大断面図、第3図は同部分
の拡大分解斜視図、第4図は従来例の模式的な斜視図で
ある。 1・・・ガラス棒、2・・・ガラス微粉末堆積体、3・
・・バーナ、41.42・・・チャック、5・・・ホル
ダ、61.62・・・移動ブロック、63・・・レール
、64・・・スクリューシャフト、65.66・・・ナ
ツト部、67.68・・・モーター、7・・・ワイヤー
、71・・・滑車、72・・・バランスウェイト、8・
・・アダプタ、9・・・スリーブ、95・・・ナツト。
は同実施例のホルダ部分の拡大断面図、第3図は同部分
の拡大分解斜視図、第4図は従来例の模式的な斜視図で
ある。 1・・・ガラス棒、2・・・ガラス微粉末堆積体、3・
・・バーナ、41.42・・・チャック、5・・・ホル
ダ、61.62・・・移動ブロック、63・・・レール
、64・・・スクリューシャフト、65.66・・・ナ
ツト部、67.68・・・モーター、7・・・ワイヤー
、71・・・滑車、72・・・バランスウェイト、8・
・・アダプタ、9・・・スリーブ、95・・・ナツト。
Claims (3)
- (1)ターゲットとなる中心部材の上部を把持する上部
把持装置と、この上部把持装置が取り付けられており、
強制的に上下動させられる上部架台と、上記上部把持装
置を強制的に回転させる駆動装置と、上記中心部材の下
部を把持する下部把持装置と、この下部把持装置が回転
自在に取り付けられており、上下に移動自在に保持され
る下部架台と、ガラス微粉末を発生して上記中心部材に
堆積させるガラス微粉未発生装置とからなる光ファイバ
母材の製造装置。 - (2)下部架台はバランスウェイトによりその重さが相
殺されるようにして上下に移動自在に保持されているこ
とを特徴とする請求項1記載の光ファイバ母材の製造装
置。 - (3)下部把持装置は、中心部材の下部に固定された、
外側面がテーパ面となっているスリーブと、このスリー
ブを受け入れるための、内側面がテーパ面となっている
円柱穴を有しており、下部架台に回転自在に取り付けら
れているホルダとからなることを特徴とする請求項1ま
たは2記載の光ファイバ母材の製造装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6767688A JPH01242433A (ja) | 1988-03-22 | 1988-03-22 | 光ファイバ母材の製造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6767688A JPH01242433A (ja) | 1988-03-22 | 1988-03-22 | 光ファイバ母材の製造装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01242433A true JPH01242433A (ja) | 1989-09-27 |
Family
ID=13351837
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6767688A Pending JPH01242433A (ja) | 1988-03-22 | 1988-03-22 | 光ファイバ母材の製造装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01242433A (ja) |
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- 1988-03-22 JP JP6767688A patent/JPH01242433A/ja active Pending
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