JPH01241345A - 熱間鍛造プレスにおける上金型高さ調整装置 - Google Patents

熱間鍛造プレスにおける上金型高さ調整装置

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JPH01241345A
JPH01241345A JP6849588A JP6849588A JPH01241345A JP H01241345 A JPH01241345 A JP H01241345A JP 6849588 A JP6849588 A JP 6849588A JP 6849588 A JP6849588 A JP 6849588A JP H01241345 A JPH01241345 A JP H01241345A
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JP
Japan
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hydraulic
upper die
oil
height
upper mold
Prior art date
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Pending
Application number
JP6849588A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuhei Takada
高田 安平
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Heavy Industries Ltd
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Publication date
Application filed by Sumitomo Heavy Industries Ltd filed Critical Sumitomo Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、熱間鍛造プレスにおける上金型高さ調整装置
に関し、特に上金型高さ調整の自動化に有効なものに関
する。
〔従来の技術〕
従来、熱間鍛造プレスでは、製品によって各鍛造工程に
おける成形荷重が異なり、また、プレス内における鍛造
品の個数が変化するから、プレスフレームの伸びも変化
するにも関わらず、各鍛造工程毎に上金型高さを調整す
ることはせず、単にスライドの高さを調整しているにす
ぎなかった。
〔発明が解決しようとする課題〕
このため、例えばリングギヤを製造する場合、第2図に
示す如く、据込工程で正規の上金型高さHに対して実際
の上金型高さがH゛であるのにそのまま据込工程を行う
ことが生じる。この据込工程で正規外形寸法のDに対し
てD′となり、この据込鍛造品を次の荒工程で下金型1
9内に入れると下金型19と鍛造品の径が一致しないた
め、鍛造品が下金型19内で片側に偏り、飛散造品にパ
リや片肉が生じ、次の仕上工程でパリの噛込みや欠肉の
ある不良品を作ることになるという不都合があった。
〔発明の目的〕
本発明は前記課題を解決するためになしたもので、各鍛
造工程の上金型高さを容易に補正調整できるようにする
ことを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の熱間鍛造プレスにおける上金型高さ調整装置は
、熱間鍛造プレスにおいて、スライド内に上金型を上下
動可能に嵌入して核上金型の上下に油圧室を画成し、下
側の油圧室に吐出量が異なる複数台の油圧ポンプを接続
し、該油圧ポンプの選択的な組合わせ使用により作動油
供給量又は抜き出し量を変えて上金型高さを調整するこ
とを特徴とする。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を図面に沿って説明する。
図中1はスライド2に加工品移送方向に沿って配設され
る複数個の上金型で、各上金型1の上端部はスライド2
に一体的に内蔵した金型ケース3内に上下動可能に嵌入
され、下端部はスライド2の下方に突出している。
4.5は前記上金型1と金型ケース3により各上金型1
の上下に画成された油圧室(以下、便宜上1個の上金型
1につき説明する。)で、一方の油圧室4には複数台の
シリンダ型油圧ポンプ6a、6b、6cの吐出側油圧室
が並列接続されると共に、該油圧室4はチエツク弁7を
介し、また電磁弁8を介してタンク9と連通している。
他方の油圧室5にはチエツク弁10と電磁弁11を介し
て油圧ポンプ12が接続されると共に、該油圧室5はリ
リーフ弁13を介し、またパイロット操作チエツク弁1
4を介してタンク9と連通している。パイロット操作チ
エツク弁14のパイロット回路には電磁弁15を介して
油圧ポンプ12が接続されており、電磁弁15のオン動
作時、前記パイロット回路はタンク9と連通してチエツ
ク弁14を閉じる。
16a、16b、16cは吐出量調整用のストッパで、
前記油圧ポンプ6a、6b、6cにそれぞれ付設されて
おり、それぞれのピストンの後退ストロークを制限する
油圧ポンプ6a、6b、6Cの吐出側油圧室には電磁弁
17を介して前記油圧ポンプ12が接続されると共に、
該油圧ポンプ6a、6b、6cの吸込側油圧室はそれぞ
れ電磁弁18a、18b、18cを介して前記タンク9
と連通しており、電磁弁18a、18b、18cのオン
動作時、油圧ポンプ6a、6b、6Cの吸込側油圧室に
油圧ポンプ12が接続され、かつ、タンク9との連通を
遮断される。
19はベツド20上に装着され前記上金型1にそれぞれ
対向配置された複数個の下金型で、スライド2が上昇端
位置にある時、下金型19にトランスファフィードによ
って順次加工品が移送され、しかる後のスライド2の下
降で各組の上金型1と下金型19によって製品、例えば
リングギヤの各鍛造工程が同時に行われる。
〔作用〕
製品によって各鍛造工程における成形荷重が異なり、ま
た、プレス内における鍛造品の個数が変化するから、プ
レスフレームの伸び(スライド2とベツド20間の間隔
の変化)も変化する。しかしながら、製品によってその
変化量は一定しており、しかも、HMD方式(熱塊検出
方式)やフィード爪クランプ検出方式によってプレスの
どの工程に鍛造品があるかが検出されるから、スライド
2が最も下降した時の各工程における下金型19から上
金型1までの必要高さ(鍛造品の正規寸法に対応する上
金型高さ)に対して、上金型1を上昇端位置まで引っ込
めた状態(補正前の初期状態)での上金型高さがH′と
なっているために正規の上金型高さHに補正する必要が
ある場合に、各上金型1毎に行う上下動調整によって、
前記プレスフレームの伸びによる変化量を考慮した補正
量を各工程毎に設定することができる(補正パターン)
また、油圧ポンプ6a、6b、6cの吐出側油圧室の容
量(吐出量)はそれぞれのストッパ16 a、  16
 bSl 6 cによるピストン後退ストロークの制限
によって設定でき、しかも、各油圧ポンプ6a、6b、
6cは電磁弁18a、18b、18cの選択的なオン動
作によって互いに独立して作動させてポンプ1台だけの
吐出量又はポンプ複数台合わせた吐出量を上金型1の下
側の油圧室4に供給できる。 従って、油圧室4に対す
る作動油供給量を適宜変えて前記補正量に対応したもの
が得られるよう、ポンプ作動パターン(実施例では7通
り)を設定することができるから、前記補正パターンの
各工程毎にそれぞれの補正量に対応したポンプ作動パタ
ーンを設定できることになる。
鍛造作業に当たっては、鍛造品に対応した補正パターン
を制御装置に入力すると、該補正パターンの各工程毎に
、設定されたポンプ作動パターンに沿い電磁弁18a、
18b、18cの選択的なオン動作が行われ、これによ
って作動した1台又は複数台の油圧ポンプから設定量が
吐出されると共に、電磁弁17がオフ状態で油圧ポンプ
12からの作動油供給はないから、前記作動した油圧ポ
ンプからの作動油量が油圧室4に供給され、上金型1は
上昇する。一方、電磁弁15のオン動作を行うと、パイ
ロット操作チエツク弁14にパイロット圧が働かず、油
圧ポンプ12の運転中にもかかわらずチエツク弁10と
共にチエツク弁14も閉じているから、上金型lの上側
の油圧室5内の油圧は上金型1の上昇によって大きくな
り、リリーフ弁13により設定した油圧を越えた時、油
圧室5内からタンク9に油が還流するから、上金型1の
上側の油圧室5内には前記リリーフ弁13の設定油圧が
保持されることになる。従って、作動ポンプからの供給
作動油量に対応した補正量だけ上金型1が上昇し、この
補正動作が各工程毎に行われて所望の補正パターンが得
られると共に、各工程毎に鍛造時に必要な成形荷重が保
持されることになる。
電磁弁15をオフとすると、油圧ポンプ12の吐出圧が
パイロット圧として働き、チエツク弁14は開き、油圧
ポンプ12から油圧室5内に作動油が連続的に供給され
るから、前記の状態を保持しながら鍛造動作を行うこと
ができる。
鍛造動作後、電磁弁8と電磁弁11のオン動作を行うと
、油圧ポンプ12により油圧室5に作動油が供給される
と共に、油圧室4がタンク9と連通して油がタンク9に
還流するから、絞り機構の働きで静かに上金型1は下降
する。
次に、電磁弁15のオン動作を行うと、前述の如くチエ
ツク弁14が閉じるから、油圧ポンプ12からの作動油
は電磁弁11とチエツク弁10を経て油圧室5に流入し
、リリーフ弁13を経てタンク9に還流する作動油の循
環が行われる。また、電磁弁17のオン動作を行うと、
油圧ポンプ12からの作動油は電磁弁17を経て油圧室
4に流入し、電磁弁8を経てタンク9に還流する作動油
の循環が行われる。
しかる後、電磁弁18a、18b、18cをオフとする
と、油圧ポンプ12からの作動油は電磁弁17を経て油
圧ポンプ6a、6b、6Cの吐出側油圧室に流入すると
共に、吸込側の油圧室から油が電磁弁18a、18b、
18cを経てタンク9に還流するから、それぞれのピス
トンはストッパ16a、16b、16cに当接するまで
後退する。
最後に、電磁弁8.11.15.17をオフとすると、
補正パターン入力前の元の状態に戻る。
以上の補正手順によって製品に対応した補正パターンで
各鍛造工程での上金型高さを正規のものに補正すること
ができる。
従って、熱間鍛造プレスによって例えばリングギヤを製
造する場合、各鍛造品は外形が適切となるため下金型1
9内で安定し、成形しても不良品の発生原因となるパリ
や片肉は生じない。
尚、本実施例では、1台又は複数台の油圧ポンプ6a、
6b、6cの組み合わせで決まる油量の作動油を油圧室
4に供給して上金型1の高さを補正する例について説明
したが、上金型1を予め一定高さに上昇させておき、そ
こを基準として油圧室4から抜く油量或いは油圧室5に
供給する油量を変えて上金型1の高さを補正しても良い
ことは言うまでもない。
〔発明の効果] 以上の通り本発明は、各鍛造工程の上金型をスライド内
に上下動可能に嵌入すると共に、上金型の下側の油圧室
内に供給する作動油の量を複数台の油圧ポンプの組み合
わせで適宜変えることによって、各鍛造工程毎に上金型
高さを補正調整できるから、製品に確実に対応してパリ
の噛込みや欠肉等のある不良品の発生を防止でき、製品
品質の向上を図れる。また、各鍛造工程毎に補正量を決
める補正パターンと、該パターンに対応して各鍛造工程
毎にそれぞれの補正量が得られるように複数台の油圧ポ
ンプを組み合わせるポンプ作動パターンとを設定して製
品に確実に対応でき、鍛造作業の自動化にも有効である
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す概要図、第2図はりン
グギャの鍛造工程を示す説明図である。 1・・・上金型、2・・・スライド、4.5・・・油圧
室、6a、6b、6c・・・油圧ポンプ、7.10・・
・チエツク弁、8.11.15.17.18a、18b
、18c・・・電磁弁、12・・・油圧ポンプ、13・
・リリーフ弁、14・・・パイロット操作チエツク弁、
16a、16b、  16c・・・7.トッパ。 ビレット      据込 2図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)熱間鍛造プレスにおいて、スライド内に上金型を
    上下動可能に嵌入して該上金型の上下に油圧室を画成し
    、下側の油圧室に吐出量が異なる複数台の油圧ポンプを
    接続し、該油圧ポンプの選択的な組合わせ使用により作
    動油供給量又は抜き出し量を変えて上金型高さを調整す
    ることを特徴とする熱間鍛造プレスにおける上金型高さ
    調整装置。
JP6849588A 1988-03-23 1988-03-23 熱間鍛造プレスにおける上金型高さ調整装置 Pending JPH01241345A (ja)

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JP6849588A JPH01241345A (ja) 1988-03-23 1988-03-23 熱間鍛造プレスにおける上金型高さ調整装置

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100850557B1 (ko) * 2006-12-04 2008-08-06 (주)한얼공업 스틱해제 및 자동 슬라이드 조절기능을 갖는 포징 프레스
CN103752748A (zh) * 2014-01-15 2014-04-30 盐城理研精密锻造有限公司 一种油压机行程微调装置
EP2727714B1 (en) * 2012-10-30 2019-05-15 Fagor Arrasate, S.Coop. Method for hot-forming a piece with a mechanical press
CN111940657A (zh) * 2020-08-06 2020-11-17 台州市清引环保科技有限公司 一种可提供可变锻造压力的锻造工装

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