JPH0123319Y2 - - Google Patents

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JPH0123319Y2
JPH0123319Y2 JP1984047141U JP4714184U JPH0123319Y2 JP H0123319 Y2 JPH0123319 Y2 JP H0123319Y2 JP 1984047141 U JP1984047141 U JP 1984047141U JP 4714184 U JP4714184 U JP 4714184U JP H0123319 Y2 JPH0123319 Y2 JP H0123319Y2
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frame
piece
fitting
bolt
fastening
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JP1984047141U
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Description

【考案の詳細な説明】 利用分野 この考案は額縁、特に奥行の深い額縁における
作品止着装置に関する。
考案の背景 一般に奥行寸法の大きな額縁は豪華な印象を与
えるので高価な大型の絵画、書画等の作品の展示
に適している。一方、近年、額縁の枠骨はアルミ
ニウム押出型材によるものが多くなつている。
而して、アルミニウム押出型材を枠骨に採用し
た奥行の深い額縁に、作品を確実且つ容易に止着
するための作品止着装置の出現が要請されるに至
つた。
従来技術 この要請に応え得る作品止着装置として、出願
人は先きに、枠骨に設けた案内溝条に嵌挿して枠
骨の長手方向にスライド移動できるスライド板に
舌片を立設し、その舌片に作品を押圧するための
押圧片を回動自在に且つ上下動を拘束して緩嵌し
たボルトを螺着してなる止着金具を備えたものを
提示した(実願昭55−084511号)。
しかるにこのものは、スライド板を枠骨に設け
た案内溝条に嵌挿することは枠骨の端部からのみ
しか行なえないこと、したがつて枠骨を額縁枠体
として組立完成する前にあらかじめスライド板を
嵌挿しておく必要があることから、枠骨の長手方
向の任意の位置に任意の必要個数の止着金具を装
着しようとすると極めて不便であるという欠点が
あつた。
考案の目的 そこでこの考案は、枠骨の長手方向の任意の位
置で任意個数使用でき、且つ、枠体の組立完成後
においても容易に装着できる止着金具を備えた額
縁の作品止着装置を提供することを目的とする。
考案の構成 かかる目的を達成するためのこの考案の構成
は、コ形片の上下片間に回動自在に且つ上下動を
拘束してボルトを立て、そのボルトに螺着した押
圧片がボルトの回転によつて上下片間に上下でき
る様にしてある止着金具を、その一片を枠骨に設
けた第1の突壁上の小突条に掛合させ、そのベー
ス部を第2の突壁に当接させ、さらに適当な係止
手段を用いることによつて枠骨の長手方向の任意
の位置で任意個数使用でき、しかも、枠体の組立
完成後においても容易に装着できる様にしたこと
をその要旨とする。
実施例の構成 第1図ないし第4図にその第一実施例を示す。
止着金具10はベース部11と上片12、下片
13からなるコ形片14に、その上下片12,1
3に設けた***15,16を通してボルト17を
立て、押圧片18をその一端のねじ穴19を介し
て螺着してある。ボルト17は***15,16に
緩挿されており、且つその下端部はねじなし部と
してばね材からなるストツパリング21を圧入
し、その上下動ができなくしてある。さらに、ボ
ルト17の首下と上片12の間に、その一端が上
片12の一片に係合する折り曲げ部22であり他
端が丸め部23であり、ベース部11の略延長線
上に折れ目を有する腰折れ状の板ばね24を挾着
して、止着金具10と枠骨30の係止手段に供す
る。
押圧片18は一端部に前述のボルト17と螺合
するねじ穴19を有する他、他端部には下方へ向
かう環状凸部25を伴なう穴20を設けてある。
一方、額縁の枠体となる枠骨30にはその長手
方向に、端部に小突条32を立設した第1の突壁
31と、それに平行した第2の突壁33を設けて
あり、後者の位置及び高さは、各々、前者から止
着金具10の下片13の幅と等しいだけ離れ、前
者よりベース部11の高さと略等しいだけ大きい
(第3図)。第2の突壁33の先端には、枠骨30
の後縁部から立設する突条36と相対する突条3
5を立設し、この両突条36,35の間には溝条
34が形成されている。枠骨の前縁端には突条3
7が額縁の前面と平行に設けられている。
板ばね24の長さは、ベース部11を第2の突
壁33に当接したとき、突条35をまたいで溝条
34にその先端の丸め部23が届き得るものと
し、押圧片18の長さは、同様の状態で枠骨の前
縁部の突条37を越して額縁の内側方向へ延び得
るものとする。
実施例の作用 枠骨30の長手方向の任意位置で止着金具10
の下片13の端部を第1の突壁31の先端に設け
た小突条32に掛合し、ベース部11を第2の突
壁33に当接すると、板ばね24の先端の丸め部
23は第2の突壁33の先端の突条35の上を滑
つて溝条34の中に落ち込む一方、突条35の先
端が板ばね24を押しあげる(第4図)。従つて
板ばね24の復元力は止着金具10を第2の突壁
33の先端へ引き上げる方向に働くが、下片13
が第1の突壁31の先端の小突条32に掛合して
いるため、止着金具10は枠骨30に装着され固
定される。しかも溝条34、突壁33,31、小
突条32はすべて枠骨30の長手方向に連続して
設けられているから、止着金具10の装着は、額
縁枠体の組立完成の前後に拘わらず、枠骨30の
長手方向の任意の位置で、任意の数が可能であ
る。
一方、作品は枠骨30の前縁端の突条37にそ
の前面を、第1の突壁31にその側面を当接して
装着される(第3図の2点鎖線)。よつて押圧片
18を枠骨30に直角の位置においてボルト17
を回転させると、ボルト17のねじが押圧片18
を上下させるので、突条37と押圧片18との間
に作品を挾み固定することができる。このとき押
圧片18の先端には環状凸部25を伴なう穴20
が設けてあるので、この環状凸部25が作品の裏
面に食い込み作品の固定はより完全なものとな
る。
さらにベース部11及びボルト17の長さを変
更すればいかなる奥行の額縁にも対応でき、且
つ、上下片12,13及び押圧片18の長さを変
更すればいかなる幅広の額縁にも対応できる。し
かも、押圧片18の位置は上下片12,13の間
で移動可能なので、作品の厚さに対する調節も極
めて容易に可能である。
他の実施例と効果 第5図ないし第7図は各々第二ないし第四実施
例を、第8,9図は第五実施例を示す。
第二実施例は、枠骨30の第2の突壁33の先
端を延長して突条51を作り、板ばね24がこれ
に係合する如くしたものである(第5図)。
このときは、第一実施例の溝条34を欠くから
枠骨の構造が単純化され押出金型のコストダウン
ができる。
第三実施例は第2の突壁33の先端部に多数の
平行凹凸条61を有する桁材62を立設し、板ば
ね24の丸め部23がこの凹凸条61と係合する
如くしたもので(第6図)、止着金具10の装着
時に丸め部23が凹凸条61を乗り越える際の軽
いシヨツク感触が得られるので、直接目視できな
い部位への装着に便利である。
第四実施例は、止着金具10のベース部11の
背面に設けたねじ穴71に小ボルト72をねじ込
んで板ばね24を固着し、第2の突壁33に設け
た溝条73との係合を図つたものである(第7
図)。
板ばね24の寸法が短くて済む他、ボルト17
との共締めを廃したので、止着金具10の装着は
より完全にできる。
第五実施例は、止着金具10の上片12の一部
を逆方向に折り曲げて、ねじ穴82を有する舌片
81とし(第8図)、ボルト83で桁材84を押
圧して止着金具10の装着を完了させるものであ
る(第9図)。
板ばね24が不要となるのでコストが安くでき
る他、止着金具10の装着は完全なため、振動、
衝撃等で止着金具10が枠骨30から外れるおそ
れは全くない。
考案の効果 以上説明した様に、この考案によれば、コ形片
の上下片間にボルトを立て、そのボルトの回転に
よつて押圧片を上下させるようにした止着金具の
一片を、枠骨に設けた第1の突壁上の小突条に掛
合させ、そのベース部を第2の突壁に当接させた
上、適当な係止手段を以つて枠骨の長手方向の任
意位置で装着可能な様にしたから、止着金具は枠
体の組立完成後においても枠骨の任意の位置で任
意の個数が容易に装着できるという効果がある。
加うるに、止着金具のベース部の長さ、上下片
の長さ、押圧片の長さは枠骨の寸法に合わせて変
更できるので、いかなる奥行き、いかなる幅広の
額縁にも応ずることができ、しかも、押圧片の高
さは上下片の間で自由に移動できるので作品の厚
さに対する調節も極めて容易であるという効果も
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図は第一実施例を、第5図な
いし第7図は、それぞれ、第二ないし第四実施例
を、第8図と第9図は第五実施例を示す。第1図
は止着金具の全体斜視図、第2図は第1図のA−
A線矢視断面図、第3図は装着状況を示す斜視
図、第4図は第3図のB−B線矢視要部断面図、
第5図ないし第7図は、それぞれ、第4図に相当
する要部断面図、第8図はコ形片の要部斜視図、
第9図は第4図に相当する要部断面図である。 10……止着金具、11……ベース部、12…
…上片、13……下片、14……コ形片、15,
16……***、17……ボルト、18……押圧
片、24……板ばね、30……枠骨、31……第
1の突壁、32……小突条、33……第2の突
壁、34……溝条、51……突条、81……舌
片、83……ボルト、84……桁材。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 ベース部及び上片並びに下片とからなるコ形
    片と、該コ形片の上下片に穿設した***に挿通
    して上下動を拘束されたボルトと、該ボルトに
    螺着して前記上下片の間で移動可能な押圧片と
    からなる止着金具と;該止着金具の一片を掛合
    するための小突条を有する第1の突壁と、前記
    止着金具のベース部を当接するための第2の突
    壁とを備えた枠骨と;前記止着金具を該枠骨に
    固着する係止手段とを具備した額縁の作品止着
    装置。 2 係止手段が、止着金具から第2の突壁方向へ
    延びる板ばねと、枠骨に設けた突条または溝条
    との係合であることを特徴とする実用新案登録
    請求の範囲第1項記載の額縁の作品止着装置。 3 係止手段が、止着金具に設けた第2の突壁方
    向へ突出する舌片に螺着したボルトによる枠骨
    に設けた桁材への押圧であることを特徴とする
    実用新案登録請求の範囲第1項記載の額縁の作
    品止着装置。
JP4714184U 1984-03-30 1984-03-30 額縁の作品止着装置 Granted JPS60158462U (ja)

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JP4714184U JPS60158462U (ja) 1984-03-30 1984-03-30 額縁の作品止着装置

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JPS60158462U JPS60158462U (ja) 1985-10-22
JPH0123319Y2 true JPH0123319Y2 (ja) 1989-07-18

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS577373B2 (ja) * 1977-08-05 1982-02-10

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5932354Y2 (ja) * 1980-06-17 1984-09-11 オリジン工業株式会社 額縁の作品止着装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS577373B2 (ja) * 1977-08-05 1982-02-10

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JPS60158462U (ja) 1985-10-22

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