JPH01231979A - 高粘度油用粘度計洗浄方法、およびその洗浄装置 - Google Patents

高粘度油用粘度計洗浄方法、およびその洗浄装置

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JPH01231979A
JPH01231979A JP63057234A JP5723488A JPH01231979A JP H01231979 A JPH01231979 A JP H01231979A JP 63057234 A JP63057234 A JP 63057234A JP 5723488 A JP5723488 A JP 5723488A JP H01231979 A JPH01231979 A JP H01231979A
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JP
Japan
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viscometer
waste liquid
tank
solvent
cleaning
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JP63057234A
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English (en)
Inventor
Terutaka Kadowaki
門脇 照高
Shigetoki Itou
伊藤 榮祝
Tomu Kobayashi
小林 富
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SHOWA YOTSUKAICHI SEKIYU KK
Original Assignee
SHOWA YOTSUKAICHI SEKIYU KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、高粘度油の粘度測定に使用した、試料の入っ
た状態のキャノンフェンスケ不透明液用粘度計、または
減圧毛管式粘度計等の粘度計の洗浄方法、およびその洗
浄装置に関する。
〔従来の技術〕 従来、アスファルトや高粘度油の粘度測定に使用した粘
度計は、アスファルトや高粘度油が常温では固化するた
めに、高温のエアバス内に逆さに吊し、粘度計内の試料
をl容量して流出させるか、または高温のオイルバス内
に粘度計を入れて試料を溶融し、次いでその中から粘度
計を手作業で取り出し、粘度計の一端を減圧源に接続し
て洗浄液を粘度計内に吸引して試料を溶解させ、粘度計
外に排出する操作を数回繰り返すことにより粗洗いがさ
れていた。
また粘度計の洗浄を自動化する試みもなされてはいる(
特開昭56−28685号公報)。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら洗浄操作を手作業で行うものは、粘度計の
高温バスからの出し入れ時とか、高温状態での洗浄等、
危険を伴い、しかも溶解作業中に粘度計は冷却していく
ため、試料が再固化し、粘度計を完全に洗浄するために
は、加熱と洗浄を繰り返し行わなければならなかった。
そのため従来の洗浄手段は時間がかかり、作業が厄介で
あり、熟練を要するなどの問題点を有している。
また上記公報に記載された洗浄方法も、粘度計を通常の
ガラスビン洗浄装置の如く逆さにして洗浄するために、
粘度計の加熱手段が複雑となり、しかも粘度計内部に洗
浄液を流すだけであるので、粘度計における球状部内の
洗浄に時間がかかり、使用する溶剤の量も多くなるとい
う問題があった。
本発明は高粘度油の粘度測定に使用した粘度計の洗浄を
効率的に行うと共に、短時間で複数の粘度計を粗洗いす
ることができる粘度計洗浄方法、および洗浄装置を提供
することを課題とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、高粘度油粘度測定に使用した粘度計を洗浄す
るにあたって、まず粘度計は粘度測定用ホルダーを取付
けたままそのU字状部を加熱溶解槽に懸下して加熱し、
粘度計中の試料を溶融すると共に、粘度計内部に溶剤と
空気を交互に導入し、粘度計内部でバブリングさせるこ
とにより洗浄することを特徴とするもので、そのための
洗浄装置としては、高粘度油用粘度計内を洗浄するため
の溶剤槽と、該溶剤槽からの溶剤と空気吸入口からの空
気を3方電磁弁を介して切り換えて粘度計内に導入する
ための導入管と、粘度計をそのU字状部から懸下し、加
熱するための加熱溶解槽と、粘度計から洗浄廃液を密閉
容器である廃液槽に排出するための廃液管と、該廃液槽
内を減圧するための減圧源、また上記加熱溶解槽の加熱
、減圧源の作動、3方電磁弁の切り替え動作の各動作順
序の制御手段とからなり、この制御手段により、まず加
熱溶解槽を加熱して粘度計内の試料を熔融し、次いで減
圧源を作動させ、溶剤と空気を粘度計内に交互に導入し
て粘度計内部を洗浄し、洗浄廃液を廃液槽に排出するこ
とを特徴とするものである。
また本発明の洗浄装置としては、上記溶剤、または空気
の導入管、加熱溶解槽における粘度計懸下部、廃液管、
廃液槽をそれぞれ複数設けることにより、複数の粘度計
を個別に制御しつつ、同時に洗浄することも特徴とする
また上記廃液槽と減圧源との間に、圧力調整と、廃液が
減圧源に吸入されることを防止するための調整槽を介在
させることも特徴とする。
また上記廃液管には電磁弁を使用せず、かつ、廃液管に
はテフロンチューブを使用しており、詰まりを防止する
とともに詰まりが発生しても簡単な取換え操作で補修が
できることも特徴とする。
更に上記溶剤槽、加熱溶解槽、廃液槽にはそれぞれレベ
ルスイッチが設けられ、異常を検知した際には減圧源の
作動を停止すると共に、警報を発するよう制御されるこ
とも特徴とする。
また上記粘度計が、キャノンフェンスケ不透明液用粘度
計、減圧毛管式粘度計であることも特徴とする。
〔作用〕
本発明は、高粘度油測定に使用した粘度計を洗浄するに
あたって、粘度計は粘度測定用ホルダーを取付けたまま
U字状部から垂直に加熱溶解槽に懸下し、そのU字状部
を加熱し、粘度計内の試料を溶融させると共に、溶剤と
空気を交互に粘度計内に導入させることにより、粘度計
内に貯留した溶剤を空気によりバブリングさせ、粘度計
内の高粘度油試料を速やかに溶解させるもので、これに
より粘度計の洗浄時間を短縮させることができ、また使
用する溶剤量も大幅に少なくすることができるものであ
る。
また粘度計洗浄装置を、溶解槽と、溶剤、または空気を
3方電磁弁により切り替えて粘度計に導入するための導
入管、粘度計をそのU字状部から懸下し、加熱し、粘度
計内の試料を溶融させるための加熱溶解槽、洗浄後の廃
液を廃液槽に排出するための廃液管、廃液槽を減圧する
ための減圧源、また圧力調整と廃液が低圧源に吸入され
ることを防止するための調整槽から構成することにより
、まず減圧源を作動させ、調整槽を介して廃液槽を減圧
し、次いで廃液槽に連通させた粘度計を通じて、溶剤、
または空気を粘度計内に吸引するものである。これによ
り粘度計内を洗浄することができ、また同時に廃液は、
溶剤を再度吸引する際に減圧下の廃液槽に吸引されて粘
度計から排出されるものである。また加熱溶解槽の加熱
、減圧源の作動、3方電磁弁の切り替え動作の各動作順
序をシーケンス制御することにより、この洗浄装置を自
動制御することができ、粘度計の粗洗を完全に自動化す
ることができるものである。
〔実施例〕
第1図は本発明の高粘度油粘度計洗浄装置の全体を示す
斜視図、第2図は制御ボックス正面図、第3図は洗浄工
程の説明図。第4図は溶剤導入系統を示す斜視図、第5
図は粘度計等の装着部を示す斜視図、第6図は粘度計等
の加熱溶解槽への装着状態を示す断面図、第7図は洗浄
廃液の排出系統を示す斜視図、第8図は本発明の洗浄装
置の信鎖性、および効果を説明するための図である。
lは溶剤槽、2は溶剤、または空気の導入管、3は空気
吸入口、4は三方電磁弁、5は加熱溶解槽、6は廃液管
、7は廃液槽、8は調整槽、9は制御ボックス、10は
レベルスイッチ、11は粘度計、12は粘度計等の装着
部、13はソケット、14はステンレスヒツティング、
15はゴム管、16はゴムキャンプまたはソケット、1
7は試験器具洗浄容器、18は粘度計支持板、19は粘
度測定用ホルダー、20は外筒容器蓋兼ホルダー、21
は外筒容器、22はメツシュ製バスケット、23は攪拌
器、24は加熱ヒーター、25は温度センサー、26は
減圧源、27は減圧管、28は減圧源への接続弁、29
は電磁弁、30はドレインコック、31はレベル計、3
2は圧力安全弁、33は圧力連成計を示す。
以下、3本の粘度計を同時に粗洗いすることが可能な3
系統の洗浄ラインA、B、Cを有する場合について説明
していくが、1系統、また複数系統を有するようにして
もよく、本発明はこれに限定されるものではない。
本発明の洗浄装置はまず第1図に示すように、溶剤槽1
、およびこの溶剤槽と接続され、溶剤を粘度計へ導入す
るための導入管2、この導入管の途中に配置され、電磁
弁4により溶剤に代えて空気を導入するための空気吸入
口3、導入管2にその一端開口部を接続された粘度計を
装着する加熱溶解槽5、粘度計の他端開口部に接続され
、廃液を廃液槽7へ排出する廃液管6、廃液槽7に接続
された溶剤、または空気を粘度計内に吸引するための減
圧源(図示せず)、廃液槽7と真空源との間に配置され
る調整槽8、また溶剤と空気の吸引順序、吸引時間等、
洗浄方法を自動詞:’Bするための、例えば第2図に示
すような操作面を有する制御ボックス9とから概略的に
構成されるものである。
次ぎにこの自動洗浄装置の各工程を具体的に説明してい
く、まず溶剤槽lは約101の容量を有するものを使用
し、溶剤として例えば廉価な軽油を使用するとよい。ま
た第3図に示すように、溶剤槽1内の液面には下限異常
を検知するためのレベルスイッチ10が配置され、溶剤
の量が少なくなった時に第2図に示す制御ボックス9上
のナラームランプを点滅させ、ブザーによる警報信号を
発するようにしておく。
溶剤槽l内の溶剤中には、テフロン製の溶剤の導入管2
.2′、2“の一端が挿入され、その他端には、第4図
に示すようにそれぞれの粘度計11等を接続するための
粘度計等の装着部12を取りつける。溶剤槽lと粘度計
11との間の溶剤導入管2の適宜箇所には、3方電磁弁
4を配置し、空気吸入口3を接続する。この3方電磁弁
4は、後述する制御システムにより空気吸入と溶剤吸入
の切り替え手段として使用される。
粘度計等の装着部12は、第5図に示すようにソケット
13、ステンレスヒツティング14、ゴム管15、ステ
ンレスヒツティング14、ゴムキャンプまたはソケット
16の順に構成され、減圧毛管式粘度計11′、キャノ
ンフェンスケ不透明液用粘度計11#、試験器具洗浄容
器17等洗浄対象物の2つの開口部にそれぞれ装着され
るが、一方の装着部は溶剤導入管2との接続に、また他
方の装着部は廃液管6と接続させるものである。
また粘度計等の装着部12は、洗浄対象の開口部の形状
に合わせて第5図に示すような3通りの形状とし、粘度
計等への装着、脱着を容易にすることができる。
加熱溶解槽5は約101の容量を有し、例えばシリコン
油を浴液として使用する。浴液面上には第6図に示すよ
うな粘度計等の挿入口を有する粘度計支持板18を配置
し、粘度測定用ホルダー19または外筒容器蓋兼ホルダ
ー20を介して粘度計等を浴液中に懸下させる。試験器
具洗浄容器17は、第6図(C)に示すように例えば円
筒形状の外筒容器21中に、アスファルト等の試料が付
着した軟化点用リング、ボール、伸度用型枠等の試験器
具を収納するためのメツシュ製バスケット22を挿入す
ると共に、溶剤導入管2、廃液管6にそれぞれ接続され
る長短2本の洗浄管を取り付けた外筒容器蓋兼ホルダー
20を、取り付けるものであり、粘度計と同様に支持板
18の挿入口から浴液中に懸下して使用される。このよ
うに粘度計等を浴液中に懸下させると共に、加熱溶解槽
5には第3図に示すように浴液の攪拌手段23、加熱ヒ
ーター24、温度センサー25、下限異常を検知するた
めのレベルスイッチ10が浴液中に挿入されて配置され
る。尚第6図<a>は、自動洗浄装置を使用しない場合
の状態を示すもので、各粘度計挿入口の形状に合わせた
蓋を取り付けた状態を示すものである。
粘度計11にその一端を接続した廃液管6は、減圧容器
である容量約3.21の廃液槽7に接続される。廃液槽
7は、3系統の洗浄ラインに対応して3槽設けられる。
廃液槽7内を減圧にするために廃液槽の上面部には、真
空ポンプ等の減圧源26へ接続するための減圧管27が
取り付けられるが、圧力調整と廃液により減圧源を汚染
させないために、容量約81の調整槽8を廃液槽7と減
圧源26との間に設けると共に、廃液槽7と調整槽8と
の間の減圧管27にはそれぞれ開閉電磁弁29を設け、
3系統の洗浄ラインの吸引、停止を行うことを可能とし
ている。尚、廃液槽7と調整槽8には、それぞれ上限異
常を検知するためのレベルスイッチ10、廃液を系外へ
排出するためのドレインコック30、廃液量を確認する
ためのレベル計31が設けられている。更に調整槽8に
は、圧力安全弁32、圧力連成計33が取り付けられる
本発明の洗浄装置はこのようにして構成される。
が、第3図に示すように減圧源26からの吸引操作によ
り、溶剤槽1における溶剤、または空気吸入口3よりの
空気を粘度計11等に導入して内部を洗浄し、洗浄後の
廃液は廃液槽7内に貯留させることができるものである
。この際粘度計11等は加熱溶解槽に垂直に懸下されて
いるので、軽油等の溶剤を吸引し、次いで吸引を停止す
ると、溶剤は粘度計11内に留まっている1次いで電磁
弁4の切り換えにより空気を吸入させると、粘度計11
内の球状部内ではバブリングが生じ、極めて容易に粘度
計内部に残留した試料は溶剤により溶解されるものであ
る。
次ぎに、洗浄操作方法を具体的に説明する。
本発明の自動洗浄装置を作動させるための準備としては
まず電源、減圧源への接続、加熱溶解槽への浴液、また
溶剤槽への溶剤の充填、洗浄システムの選択とセントを
行う。
次いで加熱溶解槽の浴液を約140℃にセントし、メイ
ンスイッチを入れ、加熱溶解槽が140℃になったこと
を確認した段階で粘度測定に使用後の粘度計を第6図に
示すような粘度測定用ホルダー19と共に装着部12に
セットし、加熱溶解槽の浴液内に垂直に懸下し、固定す
る。そして第2図に示すシステム操作スイッチを任意の
シーケンスに選択し、スタートスイッチをリセット、ス
タートの順に押すことにより粗洗いが開始される。
本発明の自動洗浄装置は、一定の洗浄プログラムに従う
て作動され、まず加熱溶解槽の攪拌用のモーター23の
作動と共に、加熱ヒーター24により加熱し、温度セン
サー25により加熱溶解槽の浴液の温度を一定温度に保
持する。次いで減圧源26、電磁弁4.29の作動を制
御し、溶剤吸入、空気吸入の工程を交互に数回繰り返さ
せる。
以下、プログラムコントローラにセットされるシーケン
ス例を説明する。  (シーケンス例 1〉■、粘度計
試料の加熱溶融 ・・・・・5分■、軽油の減圧吸引と
廃液排出・・・10秒■、空気の減圧吸引(バブリング
)・30秒■、■■の繰り返し・・・・・・・・・1四
〇、洗浄終了      終了アラーム(シーケンス例
 2) ■、粘度計試料の加熱溶融・・・・・ 20分■、軽油
の減圧吸引と廃液排出・・・・ 5秒■、粘度計内の軽
油の加温(ホールド)30秒■、空気の減圧吸引(バブ
リング)・ 30秒■、■■■の繰り返し・・・・・・
・・・4四〇、洗浄終了      終了アラーム試験
器具洗浄容器を使用して洗浄する場合には、まず容器内
に高沸点芳香族溶剤の洗浄液を満たし、初期溶解液とす
る。次いで ■、試験器具類の加熱溶融・・・・・15分■、軽油の
減圧吸引と廃液排出・・・10秒■、粘度計内の軽油の
加温(ホールド)30秒■、軽油の減圧吸引と廃液排出
・・・10秒■、■■■の繰り返し・・・・・・・・・
2四〇、洗浄終了      終了アラームの順に作動
させるとよい。
また、このような作動条件を数種類、プログラムコント
ローラによりセットしておけば、複数の粘度計等の洗浄
を別個に制御でき、第2図に示すようなシステム切り換
えスイ・ノチにより、粘度計の種類に相応した洗浄プロ
グラムをその都度、任意に選択することができる。
また上記自動洗浄装置においては第3図に示すように溶
剤槽、加熱溶解槽、廃液槽、調整槽にはそれぞれレベル
スイッチIOが設けられ、溶剤槽、加熱溶解槽はそれぞ
れ下限異常レベルスイッチ、廃液槽、調整槽はそれぞれ
上限異常レベルスイッチであり、それぞれ異常を検知す
ると第2図に示すアラーム表示灯を点滅させ、ブザーを
鳴らすと共に、洗浄の停止等を行わせる。
尚、本発明による粘度計等の粗洗いが終了した段階で、
JIS  K−2283動粘度試験方法3゜4.1  
(C)に規定する仕上げ洗浄を行い、洗浄を終了する。
上記シーケンス例1では、洗浄時間は約6分20秒であ
り、シーケンス例2では、洗浄時間は約25分25秒で
あり、従来の手洗いによる粘度計の洗浄に要した時間(
約80分〜140分)と比較して、大幅に短縮しうるも
のである。
また、第8図に本発明の洗浄装置を10回使用して洗浄
した場合の信顛性と溶剤使用量データを示す。即ち、本
発明による洗浄は極めて信頬企があり、しかも従来の粗
洗い装置に比較して溶剤の使用量を大幅に少なくするこ
とができることを示している。
[発明の効果〕 本発明の粘度計洗浄方法、およびその洗浄装置において
は、粘度計を、粘度測定用ホルダーを取付けたままその
U字状部を下にして加熱溶解槽にセットし、試料を加熱
熔融するとともに粘度計内部に溶剤と空気を交互に導入
し溶剤をバブリングさせて洗浄するものなので、従来の
洗浄方法に比較して洗浄時間を大幅に短縮させることが
できると共に、使用する溶剤量も少なくすることができ
るものである。
また本発明の洗浄装置は、従来のものと比較して廃液の
流路に電磁弁を使用せず、また粘度計を加熱溶解槽にセ
ントするものであるので、熱源は1ケ所のみでよく、簡
単な制御システムでの制御が可能であり、また複数の粘
度計や粘度計以外の測定用器具等の小物も簡単な配置で
洗浄することを可能とするものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の高粘度油粘度計洗浄装置の全体を示す
斜視図、第2図は制御ボックス正面図、第3図は洗浄工
程の説明図、第4図は溶剤導入系統を示す斜視図、第5
図は粘度計等の装着部を示す斜視図、第6図は粘度計等
の加熱溶解槽への装着状態を示す断面図、第7図は洗浄
廃液の排出系統を示す斜視図、第8図は本発明の洗浄装
置の借問性、および効果を説明するための図である。 1は溶剤槽、2は溶剤、または空気の導入管、3は空気
吸入口、4は三方電磁弁、5は加熱溶解槽、6は廃液管
、7は廃液槽、8は調整槽、9は制御ボックス、10は
レヘルスインチ、11は粘度計、12は粘度計等の装着
部、13はソケット、14はステンレスヒツティング、
15はゴム管、16はゴムキャップまたはソケット、1
7は試験器具洗浄容器、18は粘度計支持板、19は粘
度測定用ホルダー、20は外筒容器用蓋兼ホルダー、2
1は外筒容器、22はメツシュ製バスケット、23は攪
拌器、24は加熱ヒーター、25は温度センサー、26
は減圧源、27は減圧管、28は減圧源への接続弁、2
9は電磁弁、30はドレインコック、31はレベル計、
32は圧力安全弁、33は圧力連成計を示す。 出  願  人  昭和四日市石油株式会社代理人 弁
理士  内1)亘彦(外4名)第1図 第3図 第5図 第6図

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)高粘度油粘度測定に使用した粘度計を洗浄するに
    あたって、まず粘度計は粘度測定用ホルダーを取付けた
    ままそのU字状部を加熱溶解槽に懸下して加熱し、粘度
    計中の試料を溶融すると共に、粘度計内部に溶剤と空気
    を交互に導入し、粘度計内部でバブリングさせることに
    より洗浄することを特徴とする高粘度油用粘度計の洗浄
    方法。
  2. (2)高粘度油用粘度計内を洗浄するための溶剤槽と、
    該溶剤槽からの溶剤と空気吸入口からの空気を3方電磁
    弁を介して切り換えて粘度計内に導入するための導入管
    と、粘度計をそのU字状部から懸下し、加熱するための
    加熱溶解槽と、粘度計から洗浄廃液を密閉容器である廃
    液槽に排出するための廃液管と、該廃液槽内を減圧する
    ための減圧源、また上記加熱溶解槽の加熱、減圧源の作
    動、3方電磁弁の切り替え動作の各動作順序の制御手段
    とからなり、この制御手段により、まず加熱溶解槽を加
    熱して粘度計内の試料を溶融し、次いで減圧源を作動さ
    せ、溶剤と空気を粘度計内に交互に導入して粘度計内部
    を洗浄し、洗浄廃液を廃液槽に排出することを特徴とす
    る高粘度油用粘度計自動洗浄装置。
  3. (3)上記導入管、加熱溶解槽における粘度計懸下部、
    廃液管、廃液槽をそれぞれ複数設け、複数の粘度計を個
    別に制御しつつ、同時に洗浄することを特徴とする請求
    項2記載の高粘度油用粘度計自動洗浄装置。
  4. (4)上記廃液槽と減圧源との間に、圧力調整と、廃液
    が減圧源に吸入されることを防止するための調整槽を介
    在させることを特徴とする請求項2、または3記載の高
    粘度油用粘度計自動洗浄装置。
  5. (5)上記廃液の流路には電磁弁を使用せず、かつ、廃
    液管はテフロンチューブを使用しており、詰まりを防止
    するとともに詰まりが発生しても簡単な取換え操作で補
    修ができることを特徴とする請求項2、3または4記載
    の高粘度油用粘度計自動洗浄装置。
  6. (6)上記溶剤槽、加熱溶解槽、廃液槽にはレベルスイ
    ッチが設けられ、異常を検知した際には減圧源の作動を
    停止すると共に、警報を発するよう制御されることを特
    徴とする請求項2、3、4または5記載の高粘度油用粘
    度計自動洗浄装置。
  7. (7)上記粘度計が、キャノンフェンスケ不透明液用粘
    度計、減圧毛管式粘度計であることを特徴とする請求項
    1、2、3、4、5、または6記載の高粘度油用粘度計
    自動洗浄装置。
JP63057234A 1988-03-10 1988-03-10 高粘度油用粘度計洗浄方法、およびその洗浄装置 Pending JPH01231979A (ja)

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