JPH01227823A - タービンの可変ノズル構造 - Google Patents
タービンの可変ノズル構造Info
- Publication number
- JPH01227823A JPH01227823A JP63054334A JP5433488A JPH01227823A JP H01227823 A JPH01227823 A JP H01227823A JP 63054334 A JP63054334 A JP 63054334A JP 5433488 A JP5433488 A JP 5433488A JP H01227823 A JPH01227823 A JP H01227823A
- Authority
- JP
- Japan
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- turbine
- variable nozzle
- turbine wheel
- vane
- vanes
- Prior art date
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- Granted
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- 239000012530 fluid Substances 0.000 abstract description 7
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 8
- 239000010687 lubricating oil Substances 0.000 description 6
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 5
- 230000001050 lubricating effect Effects 0.000 description 5
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 2
- 239000003921 oil Substances 0.000 description 2
- 239000000919 ceramic Substances 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 1
- 238000005461 lubrication Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
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- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01D—NON-POSITIVE DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES, e.g. STEAM TURBINES
- F01D17/00—Regulating or controlling by varying flow
- F01D17/10—Final actuators
- F01D17/12—Final actuators arranged in stator parts
- F01D17/14—Final actuators arranged in stator parts varying effective cross-sectional area of nozzles or guide conduits
- F01D17/16—Final actuators arranged in stator parts varying effective cross-sectional area of nozzles or guide conduits by means of nozzle vanes
- F01D17/165—Final actuators arranged in stator parts varying effective cross-sectional area of nozzles or guide conduits by means of nozzle vanes for radial flow, i.e. the vanes turning around axes which are essentially parallel to the rotor centre line
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Supercharger (AREA)
- Control Of Turbines (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の目的]
〈産業上の利用分野〉
本発明はタービンの可変ノズル構造に関し、特にエンジ
ン用ターボ−チャージャの排気タービンとして使用する
のに適したラジアルタービンの可変ノズル構造に関する
。
ン用ターボ−チャージャの排気タービンとして使用する
のに適したラジアルタービンの可変ノズル構造に関する
。
〈従来の技術〉
ターボチV−ジャの排気タービンとして用いられるラジ
アルタービンに於ては、タービン全入口を狭窄して排気
の流入速度を増大させることにより、エンジンの低回転
領域に於ても充分な過給効果を1ワることができる。一
方、エンジンの高回転領域では、タービン至への入口圧
力が高まり排気抵抗が増加することによってエンジン効
率が低下する。そこで特公昭3B−7653号公報に開
示されているように、タービンホイールの外周部を臨む
ノズル部に環状に配設した複数の可動ベーンを傾動させ
ることにより、各ベーン間に郭成されるノズルの開口面
積を変化させてエンジン低回転域で過給効果を確保し、
かつ中高速回転域でエンジンの排気ガスに対する排圧を
小さく保つことができる。
アルタービンに於ては、タービン全入口を狭窄して排気
の流入速度を増大させることにより、エンジンの低回転
領域に於ても充分な過給効果を1ワることができる。一
方、エンジンの高回転領域では、タービン至への入口圧
力が高まり排気抵抗が増加することによってエンジン効
率が低下する。そこで特公昭3B−7653号公報に開
示されているように、タービンホイールの外周部を臨む
ノズル部に環状に配設した複数の可動ベーンを傾動させ
ることにより、各ベーン間に郭成されるノズルの開口面
積を変化させてエンジン低回転域で過給効果を確保し、
かつ中高速回転域でエンジンの排気ガスに対する排圧を
小さく保つことができる。
しかしながら、このような構成では可動ベーンが流体速
度の比較的高い領域に配設されるので流体の抵抗損失が
比較的大きくなり、タービン効率が低下するだけでなく
、互いに隣接する可動ベーン間のノズル開口面積が、特
に小さい領域では可動ベーンの僅かな傾斜角度の変化に
より大きく変化しがちであり、その制御精度に難点があ
る。
度の比較的高い領域に配設されるので流体の抵抗損失が
比較的大きくなり、タービン効率が低下するだけでなく
、互いに隣接する可動ベーン間のノズル開口面積が、特
に小さい領域では可動ベーンの僅かな傾斜角度の変化に
より大きく変化しがちであり、その制御精度に難点があ
る。
また、特開昭53−136113号公報等に開示される
ように、タービンケーシングのスクロール通路の壁体の
一部を傾動し得るフラップで形成し、所謂A/R値を可
変にする構造も知られているが、必ずしも可変領域が十
分ではなく、特にフラップ開度が大きいとタービンホイ
ールに向かう流体の流れが乱され、流速分布が不均一と
なってタービン効率が低下するという問題がある。
ように、タービンケーシングのスクロール通路の壁体の
一部を傾動し得るフラップで形成し、所謂A/R値を可
変にする構造も知られているが、必ずしも可変領域が十
分ではなく、特にフラップ開度が大きいとタービンホイ
ールに向かう流体の流れが乱され、流速分布が不均一と
なってタービン効率が低下するという問題がある。
これらの問題点を解消するべく、本願出願人は、特開昭
62−282122号公報に開示されるように、タービ
ンホイールの外周部を臨むノズル部のある円周上に部分
弧状を成す固定ベーンを配設し、かつ各固定ベーン間を
可動ベーンにより開閉することによって隣接する固定ベ
ーンと可動ベーンとの間に形成されるノズル面積を可変
とする可変容量タービンを提案した。しかしながら、各
可動ベーンがその開度に拘らず−様な制a精度で駆動さ
れるため、流量の増大と共に流体損失が増大してタービ
ン効率が低下し、またタービンの大流量化を図れば流体
の流入量が少ない場合に高精度な制御を行なうことがで
きず、タービンの流量制御範囲をさらに拡大する上で障
害となっていた。
62−282122号公報に開示されるように、タービ
ンホイールの外周部を臨むノズル部のある円周上に部分
弧状を成す固定ベーンを配設し、かつ各固定ベーン間を
可動ベーンにより開閉することによって隣接する固定ベ
ーンと可動ベーンとの間に形成されるノズル面積を可変
とする可変容量タービンを提案した。しかしながら、各
可動ベーンがその開度に拘らず−様な制a精度で駆動さ
れるため、流量の増大と共に流体損失が増大してタービ
ン効率が低下し、またタービンの大流量化を図れば流体
の流入量が少ない場合に高精度な制御を行なうことがで
きず、タービンの流量制御範囲をさらに拡大する上で障
害となっていた。
〈発明が解決しようとする課題〉
そこで、本発明の目的は、流体の流入量が少ない場合で
もより高精度な制御を行うことができ、かつ流量が増大
しても流体損失を少なくしてタービンの流量制御範囲を
拡大し、大流用化を図り得るタービンの可変ノズル構造
を提供することにある。
もより高精度な制御を行うことができ、かつ流量が増大
しても流体損失を少なくしてタービンの流量制御範囲を
拡大し、大流用化を図り得るタービンの可変ノズル構造
を提供することにある。
[発明の構成]
く課題を解決するための手段〉
上述の目的は、本発明によれば、タービンホイールの外
周に沿って郭成される環状のスクロール通路から前記タ
ービンホイールの外周を臨むノズル部と、該ノズル部に
環状に配設した複数の可動ベーンとを備えるタービンの
可変ノズル構造であって、前記可動ベーンが別個に駆動
制御される第1ベーンと第2ベーンとを備えることを特
徴とするタービンの可変ノズル構造を提供することによ
り達成される。
周に沿って郭成される環状のスクロール通路から前記タ
ービンホイールの外周を臨むノズル部と、該ノズル部に
環状に配設した複数の可動ベーンとを備えるタービンの
可変ノズル構造であって、前記可動ベーンが別個に駆動
制御される第1ベーンと第2ベーンとを備えることを特
徴とするタービンの可変ノズル構造を提供することによ
り達成される。
く作用〉
このようにすれば、流量の少ない場合には第1ベーンの
みを駆動することによりノズル開度を制御して過給効果
を得ると共に、流量が増大してくれば第2ベーンをも駆
動制御することにより流体の抵抗損失を少なくすること
ができる。
みを駆動することによりノズル開度を制御して過給効果
を得ると共に、流量が増大してくれば第2ベーンをも駆
動制御することにより流体の抵抗損失を少なくすること
ができる。
〈実施例〉
以下に添付の図面を参照して本発明を特定の実施例につ
いて詳細に説明する。
いて詳細に説明する。
第1図には、本発明に基づく可変容量タービンを適用し
たエンジン用ターボヂャージャが示されている。このタ
ーボチャージャは、コンプレッサ部分のスクロールを形
成するコンプレッサケーシング1と、該コンプレッサケ
ーシングの背面を閉塞する背板2と、ターボチャージャ
の主軸を軸支しかつその軸受を潤滑する潤滑部ケーシン
グ3と、タービン部分のスクロールを形成するタービン
ケーシング4とを有する。
たエンジン用ターボヂャージャが示されている。このタ
ーボチャージャは、コンプレッサ部分のスクロールを形
成するコンプレッサケーシング1と、該コンプレッサケ
ーシングの背面を閉塞する背板2と、ターボチャージャ
の主軸を軸支しかつその軸受を潤滑する潤滑部ケーシン
グ3と、タービン部分のスクロールを形成するタービン
ケーシング4とを有する。
コンプレッサケーシング1は、軸線方向に開口する吸気
入口通路5と、吸気出口としてのスクロール通路6とが
内部に郭定され、リング部材7を介してボルト8により
背板2と一体化されている。
入口通路5と、吸気出口としてのスクロール通路6とが
内部に郭定され、リング部材7を介してボルト8により
背板2と一体化されている。
スクロール通路6の中心位置には、吸気入口通路5の内
端側に隣接する領域にコンプレッサホイール9が配置さ
れている。コンプレッサホイール9は、fi1滑部ケー
シング3の中心に回転自在に枢支された主軸10の一方
の端部にナツト11により一体的に取付けられている。
端側に隣接する領域にコンプレッサホイール9が配置さ
れている。コンプレッサホイール9は、fi1滑部ケー
シング3の中心に回転自在に枢支された主軸10の一方
の端部にナツト11により一体的に取付けられている。
背板2の中央には潤滑部ケーシング3が接続されている
。潤滑部ケーシング3の上部には、潤滑油導入孔12が
穿設され、図示されない潤滑油ポンプから送られる潤滑
油が潤滑油通路13を介して主軸10の各軸受部分に供
給され、潤滑油ケーシング3下部の排出口14から図示
されないオイルサンプに排出される。この潤滑油がコン
プレッサ側に侵入することを防止するために、主軸10
が貫通する背板2とff1滑部ケーシング3との間には
、ガイド板50等からなる公知のシール手段が設けられ
ている。
。潤滑部ケーシング3の上部には、潤滑油導入孔12が
穿設され、図示されない潤滑油ポンプから送られる潤滑
油が潤滑油通路13を介して主軸10の各軸受部分に供
給され、潤滑油ケーシング3下部の排出口14から図示
されないオイルサンプに排出される。この潤滑油がコン
プレッサ側に侵入することを防止するために、主軸10
が貫通する背板2とff1滑部ケーシング3との間には
、ガイド板50等からなる公知のシール手段が設けられ
ている。
タービンケーシング4は、その背面に螺合されたスタッ
ドポルト15にリンク部材16を介してナツト17を締
結することにより、背板20と共に潤滑部ケーシング3
に一体的に結合されている。
ドポルト15にリンク部材16を介してナツト17を締
結することにより、背板20と共に潤滑部ケーシング3
に一体的に結合されている。
タービンケーシング4の内部には、その外周に沿って断
面積が下流方向に減少する環状のスクロール通路21と
、軸線方向に延びる排気出口通路22とがそれぞれ郭成
されている。
面積が下流方向に減少する環状のスクロール通路21と
、軸線方向に延びる排気出口通路22とがそれぞれ郭成
されている。
スクロール通路21の中心部には、円筒部23と該円筒
部から半径方向外向きに延出する円板部24とを備える
可変ノズル部材25が配置されている。円筒部23の内
側には、主軸10の他端に一体的に取付けられた例えば
セラミック製のタービンホイール26が配置されている
。この可変ノズル部材25と背板20とによって、ター
ビンホイール26の入口を臨むノズル部27が郭成され
る。
部から半径方向外向きに延出する円板部24とを備える
可変ノズル部材25が配置されている。円筒部23の内
側には、主軸10の他端に一体的に取付けられた例えば
セラミック製のタービンホイール26が配置されている
。この可変ノズル部材25と背板20とによって、ター
ビンホイール26の入口を臨むノズル部27が郭成され
る。
第2図に良く示されるように、可変ノズル部材25は4
個の第1可動ベーン31と4個の第2可動ベーン32と
を僅える。第1可動ベーン31と第2可動ベーン32と
はそれぞれ部分弧状をなし、タービンホイール26と同
心の同一円周上にそれぞれ等間隔で交互に配置されてい
る。第1可動ベーン31は、その前縁部に於てピン33
によって円板部23と背板20との間に前記円周の内側
のみに傾動するように枢支されている。同様に第2ベー
ン32は、その前縁部に於てピン34によって円板部2
3と背板20のと間に前記円周の内側のみに傾動するよ
うに枢支されている。ピン33.34はそれぞれ背板2
0を貫通して後方へ突出し、それらの端部に適当なリン
ク機構35が係合している。可動ベーン31.32はリ
ンク機構35を介して連結された外部の駆動手段により
駆動制御される。
個の第1可動ベーン31と4個の第2可動ベーン32と
を僅える。第1可動ベーン31と第2可動ベーン32と
はそれぞれ部分弧状をなし、タービンホイール26と同
心の同一円周上にそれぞれ等間隔で交互に配置されてい
る。第1可動ベーン31は、その前縁部に於てピン33
によって円板部23と背板20との間に前記円周の内側
のみに傾動するように枢支されている。同様に第2ベー
ン32は、その前縁部に於てピン34によって円板部2
3と背板20のと間に前記円周の内側のみに傾動するよ
うに枢支されている。ピン33.34はそれぞれ背板2
0を貫通して後方へ突出し、それらの端部に適当なリン
ク機構35が係合している。可動ベーン31.32はリ
ンク機構35を介して連結された外部の駆動手段により
駆動制御される。
第1可動ベーン31の後縁部と第2可動ベーン32の前
縁部とのラップ部分には第1ノズル36が郭定され、ま
た第1ベーン31の前縁部と第2ベーン32の後縁部と
のラップ部分には第2ノズル37が郭定される。第1可
動ベーン31と第2可動ベーン32とが第2図で実線で
示される全開位置にある状態では、第1ノズル36に最
小間隙g minが設けられている。他方、第2ノズル
37は実質的に閉じている。
縁部とのラップ部分には第1ノズル36が郭定され、ま
た第1ベーン31の前縁部と第2ベーン32の後縁部と
のラップ部分には第2ノズル37が郭定される。第1可
動ベーン31と第2可動ベーン32とが第2図で実線で
示される全開位置にある状態では、第1ノズル36に最
小間隙g minが設けられている。他方、第2ノズル
37は実質的に閉じている。
第1可動ベーン31は排気ガス流量の少ないエンジン低
回転域で駆動され、第2図の実線で示される全開位置か
ら想像線で示される全開位置までの範囲をエンジン回転
数に応じて微小角度をもって傾動される。この第1可動
ベーン31の作動範囲では、第2可動ベーン32は前記
全開位置に固定された状態にある。このように第1ノズ
ル35の開度が前記駆動手段によって高精度で制御され
ることにより、流入する排気ガスがその流量に応じて絞
られて加速され、ノズル部27にて旋回流となってター
ビンホイール26を駆動し、エンジン低速域に於ても最
適の過給効果を確保することができる。また、第1可動
ベーン31の傾動動作により第2ノズル37に僅少な間
隙が生じるが、第1ノズル35の開度制御や過給効果に
実質的に影響を及ぼすことはない。
回転域で駆動され、第2図の実線で示される全開位置か
ら想像線で示される全開位置までの範囲をエンジン回転
数に応じて微小角度をもって傾動される。この第1可動
ベーン31の作動範囲では、第2可動ベーン32は前記
全開位置に固定された状態にある。このように第1ノズ
ル35の開度が前記駆動手段によって高精度で制御され
ることにより、流入する排気ガスがその流量に応じて絞
られて加速され、ノズル部27にて旋回流となってター
ビンホイール26を駆動し、エンジン低速域に於ても最
適の過給効果を確保することができる。また、第1可動
ベーン31の傾動動作により第2ノズル37に僅少な間
隙が生じるが、第1ノズル35の開度制御や過給効果に
実質的に影響を及ぼすことはない。
エンジン回転数が上昇しである設定値Neになると、第
1可動ベーン31が全開となる。この設定1c N e
は、排気ガス流量の増大に対してターボチャージャの過
給効果が頭打ちとなるインターセプト値である。更にエ
ンジン回転数が1貸して排気ガスの流量が増大すると、
第1可動ベーン31を前記全開位置に固定した状態で第
2可動ベーン32が作動を開始する。第2可動ベーン3
2は、前記全開位置からその後縁部がタービンホイール
26の外周部直近まで延びる全開位置までの範囲で傾動
する。このように第1ノズル35を全開位置に固定しつ
つ*2ノズル36の開度を拡大させることにより、排気
ガスの流量が増大してもその流速が増速されることなく
、流路抵抗を少なくできるので、エンジンに対する排気
排圧を小さくしてタービン効率の低下を防止できる。
1可動ベーン31が全開となる。この設定1c N e
は、排気ガス流量の増大に対してターボチャージャの過
給効果が頭打ちとなるインターセプト値である。更にエ
ンジン回転数が1貸して排気ガスの流量が増大すると、
第1可動ベーン31を前記全開位置に固定した状態で第
2可動ベーン32が作動を開始する。第2可動ベーン3
2は、前記全開位置からその後縁部がタービンホイール
26の外周部直近まで延びる全開位置までの範囲で傾動
する。このように第1ノズル35を全開位置に固定しつ
つ*2ノズル36の開度を拡大させることにより、排気
ガスの流量が増大してもその流速が増速されることなく
、流路抵抗を少なくできるので、エンジンに対する排気
排圧を小さくしてタービン効率の低下を防止できる。
本発明は上述の実施例に限定されるものではなく、様々
な変形例や異なる制御方法が考えられる。
な変形例や異なる制御方法が考えられる。
例えば第1可動ベーン及び第2可動ベーンの枚数、形状
、寸法及び配置を所望のタービンの特性に応じて様々に
変化させることができる。更に第3可動ベーンを追加し
て設けることにより一層微細な制御を行なうこともでき
る。また、第1可動ベーンと第2可動ベーンをそれぞれ
別個の駆動手段を用いて同時にまたは別個に駆動させる
ようにすることもできる。
、寸法及び配置を所望のタービンの特性に応じて様々に
変化させることができる。更に第3可動ベーンを追加し
て設けることにより一層微細な制御を行なうこともでき
る。また、第1可動ベーンと第2可動ベーンをそれぞれ
別個の駆動手段を用いて同時にまたは別個に駆動させる
ようにすることもできる。
[発明の効果]
上述したように本発明によれば、制御精度の異なる第1
可動ベーンと第2可動ベーンとを組み合わせ、流体の流
量が少ない場合には制御精度の高い第1可動ベーンを用
いて高精度な制御を行ない、かつ流量が増大すると第2
可動ベーンを駆動制御して流路抵抗を少なくすることに
よりタービン効率を低下させずに大流量化を図ることが
でき、待1こターボチV−ジャの排気タービンとして使
用する場合に、エンジン低速域に於ける十分かつ最適な
過給効果の確保と中高速域での流量制御範囲の拡大とを
同時に達成することができる。
可動ベーンと第2可動ベーンとを組み合わせ、流体の流
量が少ない場合には制御精度の高い第1可動ベーンを用
いて高精度な制御を行ない、かつ流量が増大すると第2
可動ベーンを駆動制御して流路抵抗を少なくすることに
よりタービン効率を低下させずに大流量化を図ることが
でき、待1こターボチV−ジャの排気タービンとして使
用する場合に、エンジン低速域に於ける十分かつ最適な
過給効果の確保と中高速域での流量制御範囲の拡大とを
同時に達成することができる。
第1図は本発明が適用されたターボヂャージャの縦断面
図である。 第2図は、本発明による可変ノズル構造を示す概略図で
ある。 1・・・コンプレッサケーシング 2・・・背板 3・・・潤滑部ケーシング4
・・・タービンケーシング 5・・・吸気入口通路 6・・・スクロール通路7・
・・リング部材 8・・・ボルト9・・・コンプレ
ッサーホイール
図である。 第2図は、本発明による可変ノズル構造を示す概略図で
ある。 1・・・コンプレッサケーシング 2・・・背板 3・・・潤滑部ケーシング4
・・・タービンケーシング 5・・・吸気入口通路 6・・・スクロール通路7・
・・リング部材 8・・・ボルト9・・・コンプレ
ッサーホイール
Claims (2)
- (1)タービンホィールの外周に沿つて郭成される環状
のスクロール通路から前記タービンホィールの外周を臨
むノズル部と、前記タービンホィール外周を臨む部位に
環状に配設した複数の可動ベーンとを備えるタービンの
可変ノズル構造であつて、 前記可動ベーンが別個に駆動制御される第1ベーンと第
2ベーンとを備えることを特徴とするタービンの可変ノ
ズル構造。 - (2)前記第1ベーンと前記第2ベーンとがそれぞれ複
数の弧状ベーンからなり、かつ互いに前記タービンホィ
ールより外側の或る円周上に交互に配設されていること
を特徴とする特許請求の範囲第1項に記載のタービンの
可変ノズル構造。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63054334A JPH01227823A (ja) | 1988-03-08 | 1988-03-08 | タービンの可変ノズル構造 |
US07/310,357 US4867637A (en) | 1988-03-08 | 1989-02-13 | Variable area nozzle turbine |
EP89302167A EP0332354A1 (en) | 1988-03-08 | 1989-03-03 | Variable area nozzle turbine |
DE198989302167T DE332354T1 (de) | 1988-03-08 | 1989-03-03 | Turbine mit verstelleinrichtung. |
CA000592988A CA1330708C (en) | 1988-03-08 | 1989-03-07 | Variable area nozzle turbine |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63054334A JPH01227823A (ja) | 1988-03-08 | 1988-03-08 | タービンの可変ノズル構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01227823A true JPH01227823A (ja) | 1989-09-12 |
JPH0534481B2 JPH0534481B2 (ja) | 1993-05-24 |
Family
ID=12967703
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63054334A Granted JPH01227823A (ja) | 1988-03-08 | 1988-03-08 | タービンの可変ノズル構造 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4867637A (ja) |
EP (1) | EP0332354A1 (ja) |
JP (1) | JPH01227823A (ja) |
CA (1) | CA1330708C (ja) |
DE (1) | DE332354T1 (ja) |
Cited By (1)
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