JPH01222208A - 偏波保持光ファイバおよびこれを製造するためのファイバ母材 - Google Patents
偏波保持光ファイバおよびこれを製造するためのファイバ母材Info
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- JPH01222208A JPH01222208A JP63049111A JP4911188A JPH01222208A JP H01222208 A JPH01222208 A JP H01222208A JP 63049111 A JP63049111 A JP 63049111A JP 4911188 A JP4911188 A JP 4911188A JP H01222208 A JPH01222208 A JP H01222208A
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B6/00—Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
- G02B6/10—Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings of the optical waveguide type
- G02B6/105—Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings of the optical waveguide type having optical polarisation effects
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
「産業上の利用分野」
本発明は、複屈折率の変化等の光学現象を利用したファ
イバセンサやコヒーレントな光通信などに好適に利用さ
れる偏波保持光ファイバおよびこれを製造するためのフ
ァイバ母材に関するものである。
イバセンサやコヒーレントな光通信などに好適に利用さ
れる偏波保持光ファイバおよびこれを製造するためのフ
ァイバ母材に関するものである。
「従来の技術」
第３図は、偏波保持光ファイバの断面を示すものであ°
る。このものはいわゆるＰＡＮＤＡ型などと称されてい
るもので、石英系ガラスからなるコア１の両側に応力付
与部２．２が配置され、これらコア１および応力付与部
２．２が石英系ガラスからなるクラッド３Ｃごよって覆
われてなるものである。
る。このものはいわゆるＰＡＮＤＡ型などと称されてい
るもので、石英系ガラスからなるコア１の両側に応力付
与部２．２が配置され、これらコア１および応力付与部
２．２が石英系ガラスからなるクラッド３Ｃごよって覆
われてなるものである。
従来の偏波保持光ファイバにあっては、応力付与部２が
酸化ホウ素（Ｂ 、ｏ ｓ）、酸化ゲルマニウム（Ｇ
ｅＯ＊）、五酸化リン（Ｐ＊Ｏｓ）、酸化アルミニウム
（Ａｃｍｏｓ）を単独にあるいは組み合わせてドープし
た石英ガラス（以下、Ｂ ｍ Ｏｓドープ石英ガラスと
略称する）によって形成されていた。
酸化ホウ素（Ｂ 、ｏ ｓ）、酸化ゲルマニウム（Ｇ
ｅＯ＊）、五酸化リン（Ｐ＊Ｏｓ）、酸化アルミニウム
（Ａｃｍｏｓ）を単独にあるいは組み合わせてドープし
た石英ガラス（以下、Ｂ ｍ Ｏｓドープ石英ガラスと
略称する）によって形成されていた。
「発明が解決しようとする課題」
前記従来の偏波保持光ファイバにあっては、ある程度の
特性を得られるものの、達成できる複屈折率には限界が
あり、光通信における低損失化を達成するには不充分で
あった。またこの偏波保持光ファイバでは、温度や張力
、圧力等に対して充分高感度なファイバセンサを構成で
きない不満があった。また光フアイバ偏光子を作成する
場合には、動作波長域や作成条件を広くするために、よ
り高い複屈折率を有する偏波保持光ファイバが求められ
ていた。
特性を得られるものの、達成できる複屈折率には限界が
あり、光通信における低損失化を達成するには不充分で
あった。またこの偏波保持光ファイバでは、温度や張力
、圧力等に対して充分高感度なファイバセンサを構成で
きない不満があった。また光フアイバ偏光子を作成する
場合には、動作波長域や作成条件を広くするために、よ
り高い複屈折率を有する偏波保持光ファイバが求められ
ていた。
本発明は前記事情に鑑みてなされたしので、より大きな
複屈折率を有する偏波保持光ファイバおよびこれを製造
するためのファイバ母材を提供することを目的とする。
複屈折率を有する偏波保持光ファイバおよびこれを製造
するためのファイバ母材を提供することを目的とする。
［課題を解決するための手段」
本発明の偏波保持光ファイバでは、応力付与部を酸化ア
ルミニウムで形成することによって、前記課題の解決を
図った。
ルミニウムで形成することによって、前記課題の解決を
図った。
またこの偏波保持光ファイバを製造する際に用いるファ
イバ母材には、石英系ガラスからなるコアガラス部が石
英系ガラスからなるクラッドガラス部で囲まれ、前記ク
ラッドガラス部にコアガラス部を挟むように酸化アルミ
ニウムの単結晶からなる棒状の応力付外部形成部材が配
置されたものが好適に用いられる。
イバ母材には、石英系ガラスからなるコアガラス部が石
英系ガラスからなるクラッドガラス部で囲まれ、前記ク
ラッドガラス部にコアガラス部を挟むように酸化アルミ
ニウムの単結晶からなる棒状の応力付外部形成部材が配
置されたものが好適に用いられる。
「作用 」
酸化アルミニウムは、Ｂ、０．ドープ石英ガラスに比較
して、熱膨張係数が大きい、融点が高い、ヤング率が大
きい等の特徴を有しているので、光フアイバ内に大きな
内部応力を生じせしめることができる。
して、熱膨張係数が大きい、融点が高い、ヤング率が大
きい等の特徴を有しているので、光フアイバ内に大きな
内部応力を生じせしめることができる。
「実施例」
以下、図面を参照して本発明の詳細な説明する。
第１図は本発明の偏波保持光ファイバの一実施例を示す
もので、図中符号５はコアである。このコア５は石英系
ガラスからなるもので、この例では屈折率を大きくする
ための酸化ゲルマニウム（ＧｅＯｔ）が純石英にドープ
されてなるガラスによって形成されている。
もので、図中符号５はコアである。このコア５は石英系
ガラスからなるもので、この例では屈折率を大きくする
ための酸化ゲルマニウム（ＧｅＯｔ）が純石英にドープ
されてなるガラスによって形成されている。
このコア５の両側部には、若干離間した位置に応力付与
部６゛、６が配置されている。この応力付与部６．６は
、酸化アルミニウムによって形成されている。酸化アル
ミニウムの母材としてはルビーやサファイアなどを利用
できるが、この例の光ファイバではサファイアによって
応力付与部６゜６が形成されている。
部６゛、６が配置されている。この応力付与部６．６は
、酸化アルミニウムによって形成されている。酸化アル
ミニウムの母材としてはルビーやサファイアなどを利用
できるが、この例の光ファイバではサファイアによって
応力付与部６゜６が形成されている。
これらコア５および応力付与部６．６は、クラッド７に
よって覆われている。この例の偏波保持光ファイバのク
ラッド７は、高純度な石英によって形成されている。
よって覆われている。この例の偏波保持光ファイバのク
ラッド７は、高純度な石英によって形成されている。
この偏波保持光ファイバは、第２図に示すファイバ母材
を石英管からなるジャケットに挿入して紡糸することに
より製造された。
を石英管からなるジャケットに挿入して紡糸することに
より製造された。
このファイバ母材は、酸化ゲルマニウムがドープされた
石英ガラスからなるコアガラス部１０が、純粋な石英ガ
ラスからなるクラッドガラス部１１で囲まれ、クラッド
ガラス部１１にコアガラス部１０を挟むように穿設され
た孔に丸棒状の応力付外部形成部材１２．１２が挿入さ
れてなるものである。応力付外部形成部材１２は、酸化
アルミニウムの単結晶からなるもので、この例では外面
を鏡面研摩した単結晶サファイアからなるロッドが用い
られた。
石英ガラスからなるコアガラス部１０が、純粋な石英ガ
ラスからなるクラッドガラス部１１で囲まれ、クラッド
ガラス部１１にコアガラス部１０を挟むように穿設され
た孔に丸棒状の応力付外部形成部材１２．１２が挿入さ
れてなるものである。応力付外部形成部材１２は、酸化
アルミニウムの単結晶からなるもので、この例では外面
を鏡面研摩した単結晶サファイアからなるロッドが用い
られた。
また、応力付外部形成部材１２．１２が挿入された孔は
、石英製の丸棒１３．１３によって閉止されている。
、石英製の丸棒１３．１３によって閉止されている。
このファイバ母材を加熱したところ、一定の融点を示さ
ないガラスは粘性を有する状態で、明確な融点を有する
単結晶サファイは流動性を有する液状となって紡糸され
た。
ないガラスは粘性を有する状態で、明確な融点を有する
単結晶サファイは流動性を有する液状となって紡糸され
た。
製作された偏波保持光ファイバは、コア径が７×５μ肩
、ファイバ径が９０Ｘ７５μ！、。応力付与部６゜６間
の間隔が２１μｌであった。またカットオフ波長は０．
７５μ肩であった。
、ファイバ径が９０Ｘ７５μ！、。応力付与部６゜６間
の間隔が２１μｌであった。またカットオフ波長は０．
７５μ肩であった。
ついで、この偏波保持光ファイバのモード複屈折率を調
べたところ４．ｌＸ１（Ｉ’であった。測定は、光涼に
レーザーダイオード（波長０．８５μ肩）を用い、波長
掃引法によって行った。
べたところ４．ｌＸ１（Ｉ’であった。測定は、光涼に
レーザーダイオード（波長０．８５μ肩）を用い、波長
掃引法によって行った。
比較のために、ＢｔＯｓをドープした石英ガラスで応力
付与部が形成された点のみ前記実施例のものと異なる偏
波保持光ファイバを製作し、そのモ−ド複屈折率を調べ
たところ、約２．０Ｘ１０°４であった。
付与部が形成された点のみ前記実施例のものと異なる偏
波保持光ファイバを製作し、そのモ−ド複屈折率を調べ
たところ、約２．０Ｘ１０°４であった。
この結果、本発明の偏波保持ファイバは、偏波モード間
の伝搬定数差が大きく良好な偏波保持ファイバであるこ
とが確認された。これは、酸化アルミニウムからなる応
力付与部６．６とガラスからなるクラッド７およびコア
５の部分との熱収縮の差により光フアイバ内に大きな内
部応力が生じ、非軸対称の応力分布が発生した為と考え
られる。
の伝搬定数差が大きく良好な偏波保持ファイバであるこ
とが確認された。これは、酸化アルミニウムからなる応
力付与部６．６とガラスからなるクラッド７およびコア
５の部分との熱収縮の差により光フアイバ内に大きな内
部応力が生じ、非軸対称の応力分布が発生した為と考え
られる。
「発明の効果」
以上説明したようζ二本発明の偏波保持光ファイバは、
石英系ガラスからなるコアの両側に酸化アルミニウムか
らなる応力付与部が配置され、これらコアおよび応力付
与部が石英系ガラスからなるクラッドによって覆われて
なるものなので、光フアイバ内に大きな内部応力を生じ
せしめることができる。
石英系ガラスからなるコアの両側に酸化アルミニウムか
らなる応力付与部が配置され、これらコアおよび応力付
与部が石英系ガラスからなるクラッドによって覆われて
なるものなので、光フアイバ内に大きな内部応力を生じ
せしめることができる。
したがって、本発明によれば、複屈折率が充分大きく、
ファイバセンサにあってはより一層の高感度化、通信用
ファイバにあっては優れた低損失化を達成でき、光フア
イバ偏光子を製作する際には動作波長域や作成条件の広
い偏波保持光ファイバを提供することができる。
ファイバセンサにあってはより一層の高感度化、通信用
ファイバにあっては優れた低損失化を達成でき、光フア
イバ偏光子を製作する際には動作波長域や作成条件の広
い偏波保持光ファイバを提供することができる。
また、酸化アルミニウムの単結晶からなる応力付与印形
成部材を用いたファイバ母材を用いることによって、複
屈折率の充分大きな偏波保持光ファイバを安定して製造
できる。
成部材を用いたファイバ母材を用いることによって、複
屈折率の充分大きな偏波保持光ファイバを安定して製造
できる。
第１図は本発明の偏波保持光ファイバの一実施例を示す
断面図、第２図は本発明のファイバ母材の丁実施例を示
す斜視図、第３図は偏波保持光ファイバの一般的な構造
を示す断面図である。 ５・・・コア、６・・・応力付与部、７・・・クラッド
、ｌＯ・・・コアガラス部、１１・・・クラッドガラス
部、１２・・・応力付与印形成部材
断面図、第２図は本発明のファイバ母材の丁実施例を示
す斜視図、第３図は偏波保持光ファイバの一般的な構造
を示す断面図である。 ５・・・コア、６・・・応力付与部、７・・・クラッド
、ｌＯ・・・コアガラス部、１１・・・クラッドガラス
部、１２・・・応力付与印形成部材
Claims (2)
- （１）石英系ガラスからなるコアの両側に応力付与部が
配置され、これらコアおよび応力付与部が石英系ガラス
からなるクラッドによって覆われてなる偏波保持光ファ
イバにおいて、 酸化アルミニウムによって応力付与部が形成されたこと
を特徴とする偏波保持光ファイバ。 - （２）石英系ガラスからなるコアガラス部が石英系ガラ
スからなるクラッドガラス部で囲まれると共に、前記ク
ラッドガラス部にコアガラス部を挟むように酸化アルミ
ニウムの単結晶からなる棒状の応力付与部形成部材が配
置されたことを特徴とする偏波保持光ファイバを製造す
るためのファイバ母材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63049111A JPH01222208A (ja) | 1988-03-02 | 1988-03-02 | 偏波保持光ファイバおよびこれを製造するためのファイバ母材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63049111A JPH01222208A (ja) | 1988-03-02 | 1988-03-02 | 偏波保持光ファイバおよびこれを製造するためのファイバ母材 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01222208A true JPH01222208A (ja) | 1989-09-05 |
Family
ID=12821958
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63049111A Pending JPH01222208A (ja) | 1988-03-02 | 1988-03-02 | 偏波保持光ファイバおよびこれを製造するためのファイバ母材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH01222208A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6597847B2 (en) | 2001-07-11 | 2003-07-22 | Fujikura Ltd. | Optical fiber for preserving plane of polarization |
| US6687442B2 (en) | 2001-01-17 | 2004-02-03 | Fujikura Ltd. | Optical fiber for preserving plane of polarization |
-
1988
- 1988-03-02 JP JP63049111A patent/JPH01222208A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6687442B2 (en) | 2001-01-17 | 2004-02-03 | Fujikura Ltd. | Optical fiber for preserving plane of polarization |
| US6597847B2 (en) | 2001-07-11 | 2003-07-22 | Fujikura Ltd. | Optical fiber for preserving plane of polarization |
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