JPH01217583A - 罫線認識装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、入力画像から実線・点線等の罫線情報を抽出
し、罫線の清書を行ったυ、罫線情報を用いて入力画像
内の文字領域や文字記入領域を抽出する罫線認識装置に
関するものである。

従来の技術 従来の罫線認識装置では、圧縮手縁で画像記憶手段に記
憶されている画像を小領域に分割し、この分割された小
領域を一画素に圧縮して記憶する。

連結領域検出手段では上記圧縮手段により圧縮された画
像を所定方向に走査して黒画素に挾まれる所定数以下の
白画素を黒画素に変更して連結する黒画素の領域を求め
る。直線形状検出手段では上記連結領域検出手段により
求められた黒画素の領域から直線形状の位置を検出し、
線種判断手段は圧縮された画像上の領域に対応する画像
の領域上の形状に基づいて線の種類を判定する（例えば
特開昭６２−２００４７２号公報）０ 発明が解決しようとする課題 しかしながら、従来の罫線認識装置では、入力画像を一
度圧縮するという手順が必要で、さらに画像の分解能が
おちた圧縮画像から直線形状を抽出しているので正確さ
に欠けるという欠点を有していた。

本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、入力画
像そのものから簡易な方法で高速に直線形状を抽出する
ことができる罫線認識装置を提供することを目的として
いる。

課題を解決するための手段 本発明は前記問題点を解決するため、画像入力部で入力
した画像を走査して一定長さ以上の画素の並、びである
ランを抽出するラン抽出部と、ラン抽出部で抽出したラ
ンを隣りあう走査線間での連結性音調べて線分全抽出す
る線分抽出部を備えている。

作用 本発明は前記した技術的手段により１ラン抽出部で入力
画像から一度の走査で一定長さ以上の画素の並びである
ランを抽出し、線分抽出部でラン抽出部において抽出し
たランの隣りあう走査線間での連結性を調べて線分を抽
出することができる。

実施例 以下、本発明の実施例について図面を参照しながら説明
する。

第１図は、本発明による罫線認識装置の一実施例の構成
図である。１は画像入力部であり、認識対象罫線を含む
画像全走査し２値信号で画像メモリ２に格納する。３は
縦方向ラン抽出部であり、画像メモリ２に格納されてい
る画像を縦方向に走査して縦方向ランを抽出する。４は
縦方向線分抽出部であり、縦方向ラン抽出部３で抽出し
た縦方向ランの連結性音調べて縦方向線分を抽出する。

５は横方向ラン抽出部であり、画像メモリ２に格納され
ている画像を横方向に走査して横方向ランを抽出する。

６は横方向線分抽出部であり、横方向ラン抽出部６で抽
出した横方向ランの連結性を調べて横方向線分を抽出す
る。７は文字領域抽出部であり、縦方向線分抽出部４で
抽出した縦方向線分と横方向線分抽出部６で抽出した横
方向線分を用いて文字領域及び文字記入領域を抽出する
。

以上のように構成された罫線認識装置について第２図に
示す入力画像Ｐを例に説明する。

画像入力部１から入力した画像Ｐは、罫線や文字を形成
する画素全黒画素、罫線や背景を除く背景の画素を白画
素の２値データで画像メモリ２に蓄える。第３図に示す
ように、縦方向ラン抽出部３では入力画像ｐ２縦方向に
走査してＲｖＷ以上黒画素が連続した場合、縦方向シン
として抽出する。

第３図内に縦方向ラン抽出結果Ｒｖ１．Ｒマ２・・・・
・Ｒマロを示す。縦方向線分抽出部４で隣りあう走査線
上の縦方向ランについて式（１）に示すような連結性が
存在するか否か調べ、連結性のある縦方向ランを結合し
縦方向線分とする。

Ｒ’ＩＩ　Ｓｙ≦Ｒｖ３　ｅ　ｙかツＲｖｉｅｙ≧Ｒｖ
ｊ、ｙ・・・（１）式（１）の１．コは隣りあう走査線
上の任意の縦方向ランを示し、Ｒｖ　ｉｓ　ｙは縦方向
ランの開始ｙ座標、Ｒマｌａｙは終了ｙ座標全示す。入
力画像Ｐについて各縦方向ランの連結性を調べ縦方向線
分を抽出すると、（Ｒｖ、、Ｒｖ２）からなる縦方向線
分Ｌｖ１と（Ｒｖ５　、　Ｒｖ４　）からなる縦方向線
分Ｌｖ２と（Ｒｖ５゜Ｒマロ）からなる縦方向線分５７
３０３本となる。

同様にして、横方向線分を抽出する。第４図に示すよう
に、横方向う／抽出部６では入力画像Ｐを横方向に走査
してＲｈＷ以上黒画素が連続した場合、横方向ジンとし
て抽出する０第４図内に横方向ラン抽出結果Ｒｈ、　、
　Ｒｈ２．　Ｒｈ５．　Ｒｈ、を示す。

横方向線分抽出部６で隣りあう走査線上の横方向ランに
ついて式（２）に示すような連結性が存在するか否か調
べ、連結性のある横方向ランを結合し横方向線分とする
。

Ｒｈ１ｓｘ≦Ｒｈｊ　ａｘかつＲｈｉ、ｘ≧Ｒｈｊ　５
ｘ−（２１式（２）のｉ、ｊは隣Ｖあう走査線上の任意
の横方向ランを示し、Ｒｈ１ｓｘは横方向ランの開始Ｘ
座標、Ｒｈｉ、ｘは終了Ｘ座標を示す。入力画像Ｐにつ
いて各横方向ランの連結性を調べ横方向線分を抽出する
と、（Ｒｈ、　、　Ｒｈ２　）と（Ｒｈ５．　Ｒｈ４）
からなる２本の横方向線分Ｌｈ１．　Ｌｂ２となる。

文字領域抽出部７では、縦方向線分抽出部４で抽出した
縦方向線分Ｌマ１ｅ”マ２　、　Ｌｖ３　と横方向線分
抽出部６で抽出した横方向線分Ｌｈ１．　Ｌｈ２から文
字領域及び文字記入領域を抽出する。縦方向線分と横方
向線分の交点を求め、任意の交点から縦、横方向線分を
追跡して、縦、横方向の線分に囲まれた閉領域を文字領
域及び文字記入領域とする。第５図に入力画像Ｐの文字
領域及び文字記入領域抽出結果ム１９人２を示す０ 以上のように構成された罫線認識装置では、縦。

横の線分で構成された帳票のような画像に特に有効で、
簡易な処理で高速に帳票の枠を認識することができる。

尚、本実施例の罫線認識装置を文字認識装置に接続する
ことにより、帳票の枠内に書かれた文字を高速に切り出
し認識することができる。

また、本実施例ではランを抽出する際に一定画素数以上
の黒画素の連なりとしたが、画素の並びを別のパターン
にかえることにより点線等の破線用のランを抽出するこ
とができる。

発明の効果 本発明によれば、入力画像そのものから簡易な方法で高
速に直線形状を抽出することができ、その実用的効果は
大きい。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明における一実施例による罫線認識装置の
構成図、第２図は入力画像を示す説明図、第３図は縦方
向線分抽出方法の説明図、第４図は横方向線分抽出方法
の説明図、第６図は文字領域及び文字記入領域抽出方法
の説明図である。 ３・・・・・・縦方向ラン抽出部、４・川・・縦方向線
分抽出部、５・・・・・・横方向ラン抽出部、６・・印
・横方向線分抽出部。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　はが１名第１
図 ／ Ｍ　２　図 夛 第　３　図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 　抽出対象線分を含む画像を入力する画像入力部と、前
   記画像入力部で入力した画像を走査して一定長さ以上の
   画素の並びであるランを抽出するラン抽出部と、前記ラ
   ン抽出部で抽出したランを隣りあう走査線間での連結性
   を調べて線分を抽出する線分抽出部と、前記線分抽出部
   で抽出した線分相互の関係を調べて文字領域あるいは文
   字記入領域を抽出する文字領域抽出部を有することを特
   徴とする罫線認識装置。