JPH01215653A - 水滴除去装置 - Google Patents

水滴除去装置

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JPH01215653A
JPH01215653A JP63043011A JP4301188A JPH01215653A JP H01215653 A JPH01215653 A JP H01215653A JP 63043011 A JP63043011 A JP 63043011A JP 4301188 A JP4301188 A JP 4301188A JP H01215653 A JPH01215653 A JP H01215653A
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mirror
translucent
ceramic plate
conductive
translucent ceramic
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Application number
JP63043011A
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English (en)
Inventor
Shoji Okada
岡田 尚司
Naofumi Fujie
直文 藤江
Yasuo Kuwabara
保雄 桑原
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Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はフェンダ−ミラー、ドアーミラー等のバックミ
ラーの視認性、または窓の透光性を維持する水滴除去装
置に関するもので、特に、ミラー面または窓の透光面に
付着した水滴、氷、霜、曇等を除去する水滴除去IA@
に関するものである。
[従来の技術] この種の水滴除去装置の従来例には、実開昭61−30
552号公報等に記載の技術を挙げることができる。
第6図は上記公報に掲載された車輌の外部に配設された
水滴除去装置の断面図である。
図において、車輌の外部に配設されたバックミラーは、
ガラス製のミラー31を取付けたバックミラー本体32
をステー33で支持したもので、前記バックミラー本体
32とステー33の間に、例えば、セラミックス製の超
音波撮動子34を設けたものである。この超音波撮動子
34には、車輌内から操作できるように車室内に操作ス
イッチ35が接続されている。そして、前記超音波振動
子34と操作スイッチ35との間には、駆動回路36及
び電源37が直列接続されている。
前記駆動回路36は発振器によって発生された信号を増
幅器で増幅し、それを超音波撮動子34に送り、超音波
撮動子34を適当に撮動させるものである。
このように構成された従来の超音波撮動子を用いた水滴
除去装置は、次のように動作することができる。
バックミラーのミラー面に水滴等が付着した場合、車室
内の操作スイッチ35を操作して、超音波撮動子34を
撮動させる。この超音波撮動子34の振動は、バックミ
ラー本体32の全体を振動させることによって、ミラー
面に付着した水滴等を除去することができる。
[発明が解決しようとする課題] ところが、上記超音波振動子34でミラー31の面に付
着している水滴等を完全に除去するには、超音波振動子
34を10分程度以上も駆動する必要があり、超音波撮
動子34及びミラー31の温度上昇が高くなり、その耐
久性の低下が問題であった。
この問題解決の手段として、多くの超音波振動子34を
配設し、それを同時に駆動することによって対応するこ
とができる。しかし、この解決手段では超音波撮動子の
数が多くなって部品コストが高くなり、また、その配設
スペースから大型化となり製造コストも高くなるという
問題があった。
そこで、第一の発明は上記問題を解決すべくなされたも
ので、部品点数を少なくして小形化を可能とし、製造コ
ストを廉価とし、更に、ミラー表面のクリーニング効率
の高い水滴除去装置の提供を課題とするものである。
また、第二の発明は上記技術を用いて窓の透光性のクリ
ーニング効率の高い水滴除去装置の提供を課題とするも
のである。
[課題を解決するための手段] 第一の発明にかかる水滴除去装置は、所定の曲率を有す
る透光性セラミックス板と、その内面側に形成した導電
性材料からなる反射部材と、外面側に形成した透光性の
導電体部材でミラー及び超音波振動子を形成し、前記反
射部材と導電体部材に駆動制御回路から超音波撮動電力
を供給し、両者間で挾持した透光性セラミックス板に超
音波振動を発生させるものである。
第二の発明にかかる水滴除去装置は、窓枠内に配設する
透光性セラミックス板の両側面に形成した透光性の導電
体部材と、前記両導電体部材との間に超音波振動電力を
供給する駆動制御回路からなるものである。
[作用] 第一の発明においては、所定の曲率を有する透光性セラ
ミックス板と、その内面側に形成した導電性材料からな
る反射部材と、外面側に形成した透光性の導電体部材で
ミラーを構成する。凸面鏡として使用する場合には、透
光性の導電体部材から光が入射し、入射した光が所定の
曲率を有する透光性セラミックス板を直進し、導電性材
料からなる反射部材で反射する。
また、所定の曲率を有する透光性セラミックス板の内面
側に形成した反射部材と、その外面側に形成した導電体
部材との間に駆動制御回路から超音波振動電力を供給す
ると、透光性セラミックス板は超音波振動子として作用
し、その超音波振動によって透光性セラミックス板の表
面側に形成した透光性の導電体部材に付着している水滴
、氷、霜、曇等を除去するものである。
このように、ミラーと超音波撮動子とを共通化すること
によって部品点数を少なくすることができ、また、製造
コストを廉価とすることができる。
そして、直接ミラーを超音波振動させるものであるから
クリーニング効率を上げることができる。
第二の発明においては、窓枠内に配設する窓ガラスを透
光性セラミックス板に置換したものであり、前記透光性
セラミックス板の両側面に形成した透光性の導電体部材
の間に超音波振動電力を供給するものであるから、窓に
水滴が付着した場合には、両側面に形成した透光性の導
電体部材との間に駆動制御回路から超音波振動電力を供
給すると、透光性セラミックス板は超音波振動子として
作用し、その超音波振動によって透光性セラミックス板
の表面側に形成した透光性の導電体部材に付着している
水滴、氷、霜、曇等を除去する。
[実施例] ここで、本発明の実施例について説明する。
第1図は第一の発明の一実施例の水滴除去装置の全体構
成を示″rj説明図、第2図は第一の発明の一実施例の
水滴除去装置で用いるミラーの事例を示す全体構成の正
面図(a)及びその切断線X−Xによる断面図(b)で
ある。第3図は第一の発明の一実施例の仝体構成断面図
である。
第1図において、所定の曲率を有する透光性セラミック
ス板12bは、通常、PLZT (鉛・ランタン・ジル
コネート・ティタネ−1へ)セラミックスを使用したも
のであるが・、他に、PLHT等の透光性材料からなる
セラミックス材料の板状物が使用できる。この透光性セ
ラミックス板12bは、従来の水滴除去の透明ガラスと
同様、所定の曲率を有するものである。
また、前記透光性セラミックス板12bの内面側に形成
した導電性材料からなる反射部材12Gは、例えば、ク
ロム等を透光性セラミックス板12bの内面側にメツキ
またはM@またはスパッタリングにより形成したもので
ある。この導電性材料からなる反射部材12Cは導電材
料からなり、光を反射できる材料の使用が可能である。
そして、前記透光性セラミックス板12bの外面側に形
成した透光性の導電体部材12aは、透光性のある導電
性プラスチックス、導電性塗料、導電性セラミックス等
の使用が可能であり、或いは金属の薄い蒸着膜を形成し
たものでもよい。
更に、前記反射部材12Gと導電体部材12aとの間に
超音波振動電力を供給する駆動制御回路20は、スイッ
チ操作またはセンサ入力によって超音波振動電力を出力
する回路を具備するもので、通常、超音波発掘回路及び
それを駆動するスイッチ及び/またはセンサ、所定の時
限の間その出力を継続するタイマ回路またはパルスパタ
ーン発生回路等で構成される。
通常、この種のミラー12は、第2図に示すように構成
される。
第2図において、所定の曲率を有する透光性セラミック
ス板12bは、従来のバックミラーのガラスの形状に切
断したものである。その内面側にはクロムメツキにより
導電性材料からなる反射部材12Gを形成している。こ
の反射部材12Cは透光性セラミックス板’12bの外
周縁より、若干内側に形成されている。また、その外面
側には透光性の導電体部材12aを前記透光性セラミッ
クス板12t)の全面に形成し、更に、前記透光性セラ
ミックス板12bの一辺及び裏面、即ち、内径側に回り
込んで前記反射部材12Gとの間に間隔12dを隔てて
透光性の導電体部材部12a1を形成している。前記透
光性セラミックス板12bの裏面に形成した透光性の導
電体部材部12a1は駆動制御回路20のリード線と接
続される接続端子となるものである。
上記のように構成されたミラー12は、次のように使用
される。
第3図において、車輌のボディ(図示せず)に固定され
た合成樹脂製のミラーケース1内には、金属製のフレー
ム2がタッピングビス3によって固定されている。フレ
ーム2には合成樹脂製のミラーベース4が自在球(図示
せず)を用いて上下左右に傾動自在に固定されている。
また、フレーム2にはミラー位置駆動装置5がビスによ
って固定されている。ミラー位置駆動装@5はそれぞれ
独立して駆動可能な2本の出力ロンド(図示せず)を有
している。2本の出力ロンドの一端は、それぞれミラー
ベース4の一面の異なる位置に接続されている。ミラー
ベース4は車輌の乗員の操作により1本または2本の出
力ロットが駆動されると、上下または左右に傾動する。
ミラー位置駆動装置5の2本の出力ロットは、それぞれ
合成ゴム製のカバー6またはカバー7で覆われている。
カバー6またはカバー7の一端はミラー位置駆動装置5
のハウジングにそれぞれ接合されており、カバー6また
はカバー7の他端はミラーベース4に接合されている。
なお、前記カバー6またはカバー7は、ミラーベース4
の傾動を妨げないようにするため、蛇腹のベローズを用
いている。
ミラーベース4には合成樹脂製のミラーフレーム8が接
合されている。ミラーフレーム8の外周には係止部11
が設けられており、この係止部11で板状の前述したミ
ラー12の全周を挾持することにより、ミラー12を固
着している。また、ミラーフレーム8には、複数の突部
8a、 8b。
8Cが設けられており、ミラーフレーム8とミラー12
が部分的に接触するようになっている。
また、ミラー12の裏側とミラーフレーム8との間には
、ミラー12の温度が検出できるように温度センサとし
てサーミスタ13がミラー12の裏側に接合されている
そして、ミラーベース4のミラーケース1側には、ミラ
ーケース1との間に振動子制御装置14が配設されてい
る。前記振動子制御装置14はミラー12を超音波振動
子として駆動する発振回路及び電源回路等の制御回路を
内蔵している。なお、前記撮動子制御装置14は車内に
配設した後述するスイッチで駆動制御される。
次に、第4図を用いて振動子制御装置14が内蔵してい
る回路について説明する。第4図は本発明の一実施例の
水滴除去装置を動作させる駆動制御回路図である。
第4図において、公知のコルピッツ(coIpius>
形自励発振回路等からなる発振回路24は、ミラー12
を超音波振動子として駆動するものである。
まず、この発振回路24の発振周波数fOを概略的に説
明する。
第4図のコンデンサC1及びコンデンサC2を、C=C
I  ・C2/ (01+C2)とすれば、発振周波数
foはりアクドルLによってfO=1/2πCロアσ となる。囚に、本実施例の発振周波数foは1MHz以
上としている。このとき、トランジスタQOは増幅用、
抵抗R1、R2、R3及びリアクトルL1は直流バイア
ス設定用、コンデンサC3゜C4はバイパス用である。
また、コンデンサC5は電源安定化用である。
温度検出回路21は温度センサとしてのサーミスタ13
を抵抗R4,R5,R6,R7からなる抵抗ブリッジの
一辺に組込んだ回路である。また、比較回路22は前記
温度検出回路21の出力を、直列抵抗R20と抵抗R2
1との分圧電圧として得る所定の閾値vthと比較し、
所定の閾値vth以上のとぎ、その出力電圧を“H(ハ
イレベル)″とし、所定の閾値vth未溝のとき、その
出力電圧を“L(ローレベル)″とするものである。本
実施例の前記閾値vthは、サーミスタ13が検出する
ミラー12の温度として、60℃程度以下に相当する閾
値電圧に設定される。前記比較回路22の出力が“Ht
pのとき、抵抗R22及びダイオードD1を介して!−
ランジスタQ1をオンとし、前記比較回路22の出力が
“L tpのとき、トランジスタQ1をオフとする。ト
ランジスタQ1のオンはコレクタ側の電位をアース電位
とし、トランジスタQ1のオフはコレクタ側の電位をそ
の印加電圧に依存させる。
トランジスタQ2はタイマ回路23の出力の“L゛″・
“HWeによってオン・オフし、また、トランジスタQ
3はトランジスタQ1のオフのとぎ、トランジスタQ2
のオン・オフによってオン・オフする。そして、トラン
ジスタQ1のオンのとき、トランジスタQ2のオンφオ
フに無関係にオフとなる。トランジスタQ3のオン・オ
フによってリレーRYはその接点ryをオン・オフし、
発振回路24 (24a〜24f)を発振状態または停
止状態とする。
前記タイマ回路23は、所定の3種類の時限に設定した
“H”のパルス婦長を出力とするものである。これらの
3種類のパルス婦長出力は、第1スイツチSW1、第2
スイツチSW2、第3スイッチSW3が押圧され“ト1
″が入力されることによって出力される。即ち、第1ス
イツチSW1、第2スイツチSW2、第3スイツチSW
3には、抵抗R11と抵抗R12との直列回路、抵抗R
13と抵抗R14との直列回路、抵抗R15と抵抗R1
Bとの直列回路によって、各スイッチがオンのとき″“
Ht。
が入力される。これらの第1スイツチSW1、第2スイ
ツチSW2、第3スイツチSW3は、運転者が自由に操
作できるように車内に設置されている。
なお、図中、R1へR9,R11〜R16,R20〜R
26は抵抗、01〜C5はコンデンサで、D1〜D4は
ダイオードである。
上記のように構成された本実施例の水滴除去装置は、次
のように動作するものである。
まず、第1スイツチSWIまたは第2スイツチSW2ま
たは第3スイツチSW3をオンとすると、タイマ回路2
3から前記スイッチに対応して所定のパルス婦長が出力
される。所定のパルス婦長が出力されると、トランジス
タQ2はオンとなり、それによってトランジスタQ3が
オンとなり、リレーRYを励磁してその接点ryを閉じ
る。これによって、発振回路24はその発振周波数fO
−1,7MHzで発振し、前記ミラー12を超音波振動
子として作用させ、ミラー12はその周波数で撮動する
。それによって、ミラー12の表面、即ち、ミラー12
の外面側に形成した透光性の導電体部材12aの表面に
付着した水滴を瞬時に噴霧化して除去する。また、水滴
の一部はミラー12が加撮されたとき、重力によって透
光性の導電体部材12aの表面を下方に滴下し、ミラー
12の透光性の導電体部材12aから除去される。
このとき、所定のミラー12の外面側に形成した透光性
の導電体部材12aを、表面張力の大なる材料で形成す
れば、透光性の導電体部材12aに付着した水滴等の水
の粒子は、その表面の面積を小さくするように作用し、
その透光性の導電体部材12aとの接触面積も少なくな
る。したがって、少ない超音波振動工゛ネルギーで透光
性の導電体部材12aに付着した水の粒子をその膜面か
ら除去でき、ミラー12の表面の水滴の除去効率を高く
できる。
また、前記ミラー12を超音波振動子として使用した場
合に発生する熱を利用すれば、ミラー12に付着した水
滴、曇等を蒸発させたり、頑固にミラー12の表面に付
着している氷、霜を解凍し、更に、ミラー12の振動で
、ミラー12の表面の透光性の導電体部材12aに付着
した解凍された水滴を瞬時に@霧化して除去し、解凍途
中の氷及び霜、解凍された水滴は下方に滴下し、ミラー
12から除去される。特に、本実施例によるミラー12
を超音波振動子として使用した場合に発生する熱は、ジ
ュール熱による加熱よりも温度上昇に対する応答性が高
いから、ミラー12の表面に付着している氷、霜を急速
に解凍することができる。
この間に、温度検出回路21のサーミスタ13が、ミラ
ー12の検出温度が60℃程度以上に上昇すると、温度
検出回路21の出力が所定の閾値yth以上となり、比
較回路22の出力がHuとなってトランジスタQ1をオ
ンとする。トランジスタQ1がオンとなると、トランジ
スタQ3のベース電圧をアース電位に抑えるから、タイ
マ回路23からの出力のパルス婦長に関係なく、発振回
路24には電力が供給されないから発振回路24は発振
を行なわない。したがって、ミラー12の検出温度が6
0℃程度以上に上昇することがなく、超音波振動子とし
て作用させたときのミラー12の温度上昇も抑えること
ができる。
とこ、ろが、上記第2図に示した第一の発明の実施例で
は、所定の曲率を有する透光性セラミックス板12bの
内面側の略全面に導電性材料からなる反射部材12G、
また、その外面側に透光性の導電体部U12aを全面に
形成したものであるから、ミラー12を高周波で振動さ
せるようとしても、その表面積が大きいことから、高効
率の霧化が期待できる1MH2以上の撮動周波数を得る
には、効率の良い条件ではない。
このような場合には、ミラー12を第5図のよように構
成するのが望ましい。第5図は第一の発明の一実施例の
水滴除去装置で用いるミラーの他の事例を示す全体構成
の正面図(a)及びその切断線Y−Yによる断面図(b
)である。
第5図において、所定の曲率を有する透光性セラミック
ス板12bの形状、及びその外面側に透光性の導電体部
材12aを前記透光性セラミックス板12bの全面に形
成し、更に、前記透光性セラミックス板12bの一辺及
び裏面にも前記反射部材12cとの間に間隔12dを隔
てて透光性の導電体部材部12a1を形成する構成は、
第2図に示す実施例と相違するものではない。
前記所定の曲率を有する透光性セラミックス板12bの
内面側には、導電性材料からなる反射部材12Cによっ
て反射面部12C1及び絶縁間隔部12C2及び12個
の電極部12C3を形成している。前記絶縁間隔部12
C2は1mm程度以下、例えば、本実施例ではQ、5m
mに設定している。
この絶縁間隔部12C2はミラー12を鏡面として使用
したときに、視覚の邪魔にならない程度の幅で、しかも
、反射面部12C1と12個の電極部12C3との絶縁
を行なうに十分な幅とするものでおる。導電性材料から
なる反射部材12Gの上面には絶縁1ff112eが形
成されている。この絶縁層126の上面には3個の電極
部12C3を一括して並列接続する配線12fl、12
f2゜12f3,12f4、及びその先端部に端子部1
2CJ1.12に12.12g3.12g4を有してい
る。これらの構成は薄膜回路または厚膜回路または印刷
基板の技術で形成される。
このように形成したミラー12は、次のように使用でき
る。このミラー12を振動させる場合には、第4図の発
振回路24が4回路並列接続されたものを使用し、3個
の電極部12C3を一括して接続した配線12fl、1
2f2,12f3゜12f4及び透光性の導電体部材1
2aを用いて、独立した超音波発振回路を構成する。他
の構成は基本的に第4図の構成及び動作が相違するもの
ではないのでその説明を省略し、相違点のみ説明する。
この実施例では、第2図の実施例よりも振動表面積が狭
いから、高い周波数の超音波振動をミラー面に発生させ
ることができる。
なお、上記ミラー12の外面側の透光性の導電体部材1
2aを、上記導電性材料からなる反射部材12Gと同様
に回路パターン化しても同様の効果を得ることができる
上記のように構成した各実施例は、所定の曲率を有する
透光性セラミックス板12bと、前記透光性セラミック
ス板12bの内面側に形成した導電性材料からなる反射
部材12Gと、前記透光性セラミックス板12bの外面
側に形成した透光性の導電体部材12aと、前記反射部
材12Gと導電体部材12aとの間に超音波振動電力を
供給する駆動制御回路20とを有するものである。
したがって、凸面鏡として使用する場合には、透光性の
導電体部材12aから光が入射し、入射した光が所定の
曲率を有する透光性セラミックス板12bを直進し、導
電性材料からなる反射部材12Gで反射する。また、所
定の曲率を有する透光性セラミックス板12bの内面側
に形成した反射部材12Gと、その外面側に形成した導
電体部材12aとの間に駆動制御回路20から超音波振
動電力を供給すると、透光性セラミックス板12bは超
音波振動子として作用し、その超音波撮動によって透光
性セラミックス板12bの表面側に形成した透光性の導
電体部材12aに付着している水滴、氷、霜、曇等を除
去することができる。
このように、凸面鏡と超音波振動子とを共通化すること
によって部品点数を少なくすることができ、また、製造
コストを廉価とすることができる。
そして、直接ミラーを超音波振動させるものであるから
、超音波振動の減衰系統を有しないからクリーニング効
率を上げることができる。
ところで、上記実施例の所定の曲率を有する透光性セラ
ミックス板は、PLZTセラミックスを使用したもので
あるが、本発明を実施する場合には、透光性材料からな
るセラミックス材料の板状物が使用できる。
また、上記実施例の透光性セラミックス板の内面側に形
成した導電性材料からなる反射部材は、クロムメツキに
より形成したものであるが、本発明を実施する場合には
、導電材料でしかも光を反射できる材料であればよい。
そして、上記実施例の透光性セラミックス板の外面側に
形成した透光性の導電体部材は、透光性のある導電性プ
ラスチックス、導電性塗料、導電性セラミックス等の使
用が可能であり、或いは金属の薄い蒸着膜が使用できる
、このとき、表面張力の大ぎい材料を使用すれば、水滴
等の除去効率を上げることができる。
更に、上記実施例の反射部材と導電体部材との間に超音
波振動電力を供給する駆動制御回路は、スイッチ操作ま
たはセンサ入力によって超音波振動電力を出力する超音
波発振回路及びそれを駆動するスイッチ及び/またはセ
ンサ、所定の時限の間その出力を継続するタイマ回路ま
たはパルスパターン発生回路等で構成されるものである
このように、上記第一の発明の水滴除去装置は、所定の
曲率を有する透光性セラミックス板と、前記透光性セラ
ミックス板の内面側に形成した導電性材料からなる反射
部材と、前記透光性セラミックス板の外面側に形成した
透光性の導電体部材を具僅するものであるが、上記透光
性セラミックス板の一方の面に形成した導電性材料から
なる反射部材を他方の面と同様に、透光性の導電体部材
とすることができる。
このような構成は、窓の透光性を維持する水滴除去装置
とすることができる。次に、窓の透光性を維持する水滴
除去装置の第二の発明について説明する。
第二の発明においては、第一の発明の透光性セラミック
ス板を窓枠に入れ、その一方の面側に形成した導電性材
料からなる反射部材を、透光性セラミックス板の他方の
面側に形成した透光性の導電体部材に置換したものであ
り、その基本的構成は相違するものでない。特に、この
種の第二の発明においては、透光性セラミックス板は平
板または略平板状とするのが望ましい。
このように、第二の発明の実施例の水滴除去装置は、窓
枠内に配設する透光性セラミックス板と、前記透光性セ
ラミックス板の両側面に形成した透光性の導電体部材と
、前記両側面の導電体部材との間に超音波撮動電力を供
給する駆動制御回路からなるものである。
したがって、第二の発明では、従来の窓枠内に配設する
窓ガラスを透光性セラミックス板に置換したものである
から、前記透光性セラミックス板の両側面に形成した透
光性の導電体部材の間に超音波振動電力を供給すること
により、透光性セラミックス板は超音波振動子として作
用し、その超音波振動によって透光性セラミックス板の
表面側に形成した透光性の導電体部材に付着している水
滴、氷、雷、曇等を除去することができる。また、通常
は透光性のある窓として機能することができる。
[発明の効果コ 以上のように、第一の発明の水滴除去装置は、所定の曲
率を有する透光性セラミックス板と、前記透光性セラミ
ックス板の内面側に形成した導電性材料からなる反射部
材と、前記透光性セラミックス板の外面側に形成した透
光性の導電体部材でミラーを構成し、前記反射部材と導
電体部材との間に超音波振動電力を供給する駆動制御回
路からなるものである。したがって、駆動制御回路から
超音波撮動電力を供給すると、透光性セラミックス板は
超音波振動子として作用し、その超音波振動によってミ
ラーの透光性の導電体部材面に付着している水滴、氷、
霜、曇等を除去することができる。故に、透光性の導電
体部材から光が入射し、所定の曲率を有する透光性セラ
ミックス板を直進し、導電性材料からなる反射部材で反
射するバックミラーとして機能するからミラーと超音波
振動子とを共通化することによって部品点数を少なくす
ることができ、また、製造コストを廉価とすることがで
きる。そして、直接ミラーを超音波振動させるものであ
るからクリーニング効率を上げることができる。
第二の発明の水滴除去装置は、窓枠内に配設する透光性
セラミックス板と、前記透光性セラミックス板の両側面
に形成した透光性の導電体部材と、前記両側面の導電体
部材との間に超音波振動電力を供給する駆動制御回路か
らなり、従来の窓ガラスを窓枠内に配設する透光性セラ
ミックス板とその両側面に形成した透光性の導電体部材
で置換し、駆動制御回路から超音波振動電力を供給する
ことにより、透光性セラミックス板は超音波振動子とし
て作用し、その超音波振動によって窓の透光性の導電体
部材面に付着している水滴、氷、霜、曇等を除去するこ
とができる。故に、透光性の導電体部材から光が入射し
、透光性セラミックス板を通過することができるから窓
ガラスと超音波振動子とを共通化することによって部品
点数が少なくすることができ、また、直接窓ガラスを超
音波振動させるものでおるからクリーニング効率を上げ
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は第一の発明の一実施例の水滴除去装置の全体構
成を示す説明図、第2図は第一の発明の一実施例の水滴
除去装置で用いるミラーの事例を示す全体構成の正面図
(a)及びその切断線X−1Xによる断面図(b)、第
3図は第一の発明の一実施例の全体構成断面図、第4図
は本発明の一実施例の水滴除去装置を動作させる駆動制
御回路図、第5図は第一の発明の一実施例の水滴除去装
置で用いるミラーの他の事例を示す全体構成の正面図(
a)及びその切断線Y−Yによる断面図(b)、第6図
は従来の車輌の外部に配設された水滴除去装置の断面図
である。 図において、 12:ミラー、 12a:透光性の導電体部材、 12b:透光性セラミックス板、 100二反射部材、 20:駆動制御回路、 である。 なお、図中、同−符号及び同一記号は同一または相当部
分を示すものである。 特許出願人 アイシン精機株式会社

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)所定の曲率を有する透光性セラミックス板と、 前記透光性セラミックス板の内面側に形成した導電性材
    料からなる反射部材と、 前記透光性セラミックス板の外面側に形成した透光性の
    導電体部材と、 前記反射部材と導電体部材との間に超音波振動電力を供
    給する駆動制御回路と、 を具備することを特徴とする水滴除去装置。
  2. (2)窓枠内に配設する透光性セラミックス板と、 前記透光性セラミックス板の両側面に形成した透光性の
    導電体部材と、 前記両側面の導電体部材との間に超音波振動電力を供給
    する駆動制御回路と、 を具備することを特徴とする水滴除去装置。
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