JPH0121325Y2 - - Google Patents

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JPH0121325Y2
JPH0121325Y2 JP1983026827U JP2682783U JPH0121325Y2 JP H0121325 Y2 JPH0121325 Y2 JP H0121325Y2 JP 1983026827 U JP1983026827 U JP 1983026827U JP 2682783 U JP2682783 U JP 2682783U JP H0121325 Y2 JPH0121325 Y2 JP H0121325Y2
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JP
Japan
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file
memory
performance
musical
ram
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JP1983026827U
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、電子楽器等の演奏教習に用いるに
好適な楽譜フアイルに関し、自動演奏用の演奏情
報を記憶したメモリと外部からの演奏情報を書込
可能なメモリとをフアイル本体に付設したことに
より教習効果の向上を図つたものである。
従来、ROM(リード・オンリイ・メモリ)、
RAM(ランダム・アクセス・メモリ)等の半導
体メモリ素子に自動演奏のための演奏データを記
憶させ、その記憶データを読出すことにより自動
演奏を行なわせることが提案されている。そし
て、このような自動演奏の際に演奏者は楽譜を参
照して鍵盤演奏を行なつたり、楽譜帳に必要事項
を書込んだりするのが普通であつた。
しかしながら、楽譜又は楽譜帳とメモリ素子と
が別々に存在するため、いずれかのものが紛失し
たり、演奏開始前に楽曲内容において関連するも
のをそろえる必要があつたりして使用上不便であ
つた。
また、上記のような自動演奏装置を用いると、
自動演奏を参考にして効率的に演奏練習を行なえ
るが、練習者が練習内容を自己診断したり、教師
等を共に客観的に評価したりする際には、例えば
テープレコーダ等に練習内容を記録して再生する
必要があり、手続的に面倒であつた。
この考案の目的は、上記のような不都合をなく
し、効率的な演奏練習を可能にする新規な楽譜フ
アイルを提供することにある。
この考案による楽譜フアイルは、フアイル本体
と、少なくとも一枚の楽譜シートと、メモリ装置
とをそなえている。
楽譜シートは、所定の楽曲が記載されたもので
あり、フアイル本体にとじこまれる。フアイル本
体には、このような楽譜シート以外にも種々のシ
ートをとじこみ可能である。
メモリ装置は、楽譜シートに記載された楽曲を
自動演奏するための演奏情報を記憶した第1のメ
モリと、外部からの演奏情報を書込可能な第2の
メモリとを含むもので、フアイル本体の一部又は
付属部に固着される。
この考案の構成によれば、フアイル本体に楽譜
シートと第1及び第2のメモリとを設けたので、
第1のメモリの演奏情報に基づく自動演奏音を聴
きながら楽譜シートを参照して効率的に演奏練習
を行なうことができ、しかもこのときの演奏情報
を第2のメモリに書込むことができる。そして、
第2のメモリから演奏情報を読出して演奏を再現
することにより練習内容を診断・評価することが
できる。
以下、添付図面に示す実施例についてこの考案
を詳述する。
第1図は、この考案の一実施例による楽譜フア
イル10を示すもので、このフアイル10は硬紙
等にビニールレザーカバーを施すなどして構成さ
れたフアイル本体12と、このフアイル本体12
に楽譜シート14をとじこむべく設けられたとじ
具16と、フアイル本体12を構成する一方の表
紙の内面に固着された偏平状のメモリ装置18と
をそなえている。楽譜シート14には、所定の楽
曲が印刷等により記憶されている。
メモリ装置18はROM及びRAMからなる記
憶部と、この記憶部から導出される接続端子とを
接続しやすいように集めた接続部18aとを含ん
でいる。記憶部のROMには、楽譜シート14に
記載した楽曲を自動演奏するための演奏データが
前もつて記憶されており、記憶部のRAMには、
外部から演奏情報を書込可能である。
ケーブル20は、第4図及び第5図について後
述するような電子楽器の回路部に接続されたもの
で、その一端には、コネクタ20aが取付けられ
ている。このコネクタ20aをメモリ装置18の
接続部18aに接続すると、電子楽器とメモリ装
置18との間でデータ授受が可能となり、後述す
るようにROMの記憶データに基づく自動演奏や
RAMへの演奏データ書込みを行なうことができ
る。
第2図及び第3図は、この考案の他の実施例に
よる楽譜フアイル30を示すもので、第2図は該
フアイルを開いた状態を示し、第3図は該フアイ
ルを閉じた状態を示している。
楽譜フアイル30は、折りたたみ部32aを有
するフアイル本体32と、このフアイル本体32
に、所定の楽曲が記載された楽譜シート34をと
じこむべく設けられたとじ具36と、折りたたみ
部32aの内面に固着された偏平状のメモリ装置
38とをそなえている。
メモリ装置38は、楽譜シート34の楽曲の自
動演奏のための演奏データが記憶されたROM
と、楽器からの演奏データを記憶するための
RAMとを含むもので、これらのROM及びRAM
の多数の接続端子は対応する接続穴38aの近傍
まで導出されている。
第4図は、この考案による楽譜フアイルの利用
装置の一例として電子楽器を示すものである。こ
の電子楽器は、第1図又は第2図のいずれのフア
イルでも使用可能であるが、便宜上、第2図のフ
アイル30を使用する場合について説明する。
電子楽器40の上面にはフアイル30を立てる
ための溝42が設けられており、この溝42の近
傍にはフアイル30を倒れないように支持する支
持装置44が設けられている。
支持装置44はフアイル30の折りたたみ部3
2aを受入れるスリツト46を有すると共に、押
しボタン48で操作されるコネクタ(図示せず)
を有する。スリツト46に折りたたみ部32aを
差込んだ状態で押しボタン48を押すと、コネク
タの接続ピンが第2図の接続穴38aに挿入さ
れ、それによつてメモリ装置38のROM及び
RAMは電子楽器40の内部回路と電気的に接続
される。
電子楽器40の上鍵盤50の近傍のパネル面に
は、上鍵盤50の各鍵毎にランプ等の表示素子5
2が設けられ、押すべき鍵を表示するようになつ
ている。
第5図は、電子楽器40の回路構成を示すもの
で、この電子楽器40はマイクロコンピユータに
よつて楽音発生、演奏データの書込・読出等の動
作が制御されるようになつている。
中央処理装置(CPU)54はバス56を介し
て、ROMからなるプログラムメモリ58及び
RAMからなるワーキングメモリ60と結合して
おり、プログラムメモリ58のプログラムにした
がつて各種の処理を実行行する。
バス56には、前述したメモリ装置38内の
ROM38A及びRAM38Bと、表示素子52
を選択的に駆動する鍵表示回路62と、各種鍵盤
の鍵に対応したキースイツチ及びパネル面の各種
操作子に対応したコントロールスイツチを含むキ
ースイツチ・コントロールスイツチ回路64と、
鍵演奏データ及び/又はメモリ装置38からの読
出データに基づいて楽音信号を形成する楽音形成
回路66とが結合されており、楽音形成回路66
からの楽音信号は出力アンプ68を介してスピー
カ70に供給され、音響変換されるようになつて
いる。
ROM38Aから読出される演奏データは一方
で鍵表示回路62に供給されて押すべき鍵を表示
するのに利用され、他方で楽音形成回路66に供
給されて楽音信号を発生するのに利用される。
キースイツチ・コントロールスイツチ回路64
から検出される鍵演奏データ及びパネル制御デー
タは一方で楽音形成回路66に供給されて楽音信
号を発生するのに利用され、他方でRAM38B
に書込まれる。そして、RAM38Bから鍵演奏
データ及びパネル制御データを読出して楽音形成
回路66に供給することにより演奏を再現するこ
とができる。
ROM38A又はRAM38Bからの読出デー
タに基づく自動演奏の際に、演奏者は、フアイル
30にとじこまれている楽譜シート34を参照し
て鍵盤演奏を行なつたり、フアイル30にとじこ
まれている用紙に必要事項を記載したりすること
ができる。
第6図及び第7図は、この考案の更に他の実施
例による楽譜フアイルを示すもので、第6図が該
フアイルを開いた状態を示し、第7図が該フアイ
ルを閉じた状態を示している。これらの図におい
て、第2図及び第3図におけると同様な部分には
同様な符号を付してある。第6図のフアイルが第
2図のものと異なる主要な点は、メモリ装置38
が固着される折りたたみ部32aをフアイル本体
32の下端に配置したことであり、その他の構成
は第2図のものと同様である。第6図のフアイル
も、第4図及び第5図に示したような電子楽器に
おいて上記したと同様にして使用可能である。
なお、上記した各実施例において、RAMとし
ては、不揮発性のもの又はバツテリバツクアツプ
されたものを用いるのが好ましい。このようにす
ると、フアイルを電子楽器から取外した際に
RAMの記憶情報が消去されることがないため、
他の電子楽器等にフアイルを装着してRAMの記
憶情報に基づく演奏再生を行なうことができ、特
に音楽教室とは別の場所(例えば自宅)で復習等
を行なうのに便利である。
以上のように、この考案によれば、楽曲内容に
おいて関連する楽譜シート及び自動演奏情報メモ
リをフアイル本体に設けたので、楽譜シート又は
自動演奏情報メモリのいずれかを紛失することが
ないと共に、演奏開始前に楽曲内容において関連
するシート及びメモリを取りそろえる手間も必要
なく、スムーズに演奏練習に移れるものである。
そして、演奏練習の際には、自動演奏音を聴きな
がら楽譜シートを参照して効率的に演奏練習を行
なうことができる。
また、フアイル本体には、RAMのような書込
可能なメモリを設けたので、これに演奏情報を記
憶させることができる。そして、メモリに記憶さ
せた演奏情報を再生することにより練習内容を自
己診断したり、教師等と共に客観的に評価した
り、自動演奏と比較評価したりして演奏技術の向
上を図ることができる。この場合、テープレコー
ダ等を用いる場合のような煩雑さを伴わず簡単に
記憶・再生を行なえると共に、楽譜シート及び自
動演奏情報メモリが手元のフアイルにあるので、
容易且つ的確な診断・評価が可能となるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案の一実施例による楽譜フア
イルを示す斜視図、第2図は、この考案の他の実
施例による楽譜フアイルの開いた状態を示す正面
図、第3図は、第2図のフアイルの閉じた状態を
示す斜視図、第4図は、この考案による楽譜フア
イルの利用装置として電子楽器を示す斜視図、第
5図は、第4図の電子楽器のブロツク図、第6図
は、この考案の更に他の実施例による楽譜フアイ
ルの開いた状態を示す正面図、第7図は、第6図
のフアイルの閉じた状態を示す斜視図である。 10,30……楽譜フアイル、12,32……
フアイル本体、14,34……楽譜シート、1
8,38……メモリ装置、32a……折りたたみ
部、38A……ROM、38B……RAM。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (a) フアイル本体と、 (b) このフアイル本体にとじこまれる少なくとも
    1枚の楽譜シートであつて、所定の楽曲が記載
    されているものと、 (c) 前記フアイル本体の一部又は付属部に固着さ
    れたメモリ装置であつて、前記楽曲を自動演奏
    するための演奏情報を記憶した第1のメモリ
    と、外部からの演奏情報を書込可能な第2のメ
    モリとを含むものと をそなえた楽譜フアイル。
JP2682783U 1983-02-24 1983-02-24 楽譜ファイル Granted JPS59131872U (ja)

Priority Applications (1)

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JP2682783U JPS59131872U (ja) 1983-02-24 1983-02-24 楽譜ファイル

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JP2682783U JPS59131872U (ja) 1983-02-24 1983-02-24 楽譜ファイル

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Publication Number Publication Date
JPS59131872U JPS59131872U (ja) 1984-09-04
JPH0121325Y2 true JPH0121325Y2 (ja) 1989-06-26

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ID=30157732

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JP2682783U Granted JPS59131872U (ja) 1983-02-24 1983-02-24 楽譜ファイル

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Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS501016U (ja) * 1973-05-01 1975-01-08
JPS5694368U (ja) * 1979-12-19 1981-07-27
JPS5788589U (ja) * 1980-11-19 1982-06-01

Also Published As

Publication number Publication date
JPS59131872U (ja) 1984-09-04

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