JPH01210198A - 加圧成形装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 Ｏ産業上の利用分野 本発明は、金属製形、プラスチック成形、セラミック成
形、ゴム成形等にあたり広く用いられているところの、
プレス押型とプレス受型とを含む加圧成形装置に関する
ものである。

○従来技術 この種の加圧成形装置として、プレス受をを固定し、プ
レス受型と対向させたプレス押型を横方向または上方よ
りプレス受型に向は移動させプレス受型とプレス押型と
の間に挿入した加工物を押圧成形するものが一般的であ
る。

０従来技術の問題点 上記の抑圧成形にあたり、プレス受型とプレス押型との
間に挿入した加工物の押圧変形や、成形用樹脂材料の充
填等により、プレス押型に作用する押圧力が一定である
と加工物に加わる押圧力が変化し所望の押圧力を維持で
きないため、良好な押圧成形が困難であることの問題点
がある。

０上記問題点を解決するための手段 本発明は、プレス押型よりプレス受型の方向・＼プレス
押型およびプレス受型をそれぞれ独立制御しつつ移動さ
せるための駆動手段を設け、プレス押型およびプレス受
型の移動量の調整によりプレス押圧力を選択自在とし、
常に所望の押圧力を維持するものである。

Ｏ実施例 以下図面に示す実施例にもとづいて説明する。

第１図および第２図は、モータ駆動によりプレス押型１
．プレス受型２を移動させる方法の実施例を示すもので
あり、第１図は移動方向を上下方向、第２図は横方向と
するものである。

ＡＣサーボ、ＤＣサーボ、ＤＤモータ（ダイレクトドラ
イブモータ）等の制御自在な第１電動機Ｍ１、および第
２電動機Ｍ２を設け、伝動機構（例えば、歯付プーリー
３ａ・３Ｃと歯付ベルト３ｂを含むベルト伝動機構）３
・４を介して第１駆動軸６を矢印方向に移動させ両駆動
軸５・６の先端に固定したプレス台７・８を矢印方向へ
移動させるべく奢湾成する。

適所に装備したロードセル９により押圧力または受圧力
を検出し制御装置（マイコン等）（図示省略）にてプロ
グラムされた設定押圧力または受圧力とを比較し、第１
電動機Ｍｌ、第２電動機Ｍ２の運転を制御する１ｔＮＪ
御回路を設ける。

また、必要に応じ、第２駆動軸６に作用させるパウダー
ブレーキその他のブレーキ装置１０を設ける。

プレス作業にあたっては、第３図に示すごとく、加工材
料、加工内容等により押圧力の値およびその変化のタイ
ミングは変化することが所望されることにより、マイコ
ン等の制御装置のプログラムに従ってプレス押型の押圧
力およびプレス受型の受圧力を設定値に維持する。

ブレーキ装置１０を作動させた状態では、第２電動機Ｍ
２の停止時および第１電動機Ｍ１と第２電動機Ｍ２の運
転によるプレス受型２が降下する力がブレーキ装ｆＩ１
１０の制動力よりも小である場合には、プレス受型２は
その位置が維持される。

この状態では第１電動機Ｍ１の運転制御により押圧力が
決定され、第１電動機Ｍ１の運転によるプレス受型２へ
の接近にともなってプレス押型１による押圧力は増大す
る。

押圧力が設定値を越えて上昇した場合、または設定値が
プログラムに従って低下させたい場合には、押圧力を減
少させる必要があるが、本発明はプレス押型１を上昇さ
せることなくそのままの状態を維持し、第２電動機２を
運転してプレス受型２をプレス押型２と離れる方向（矢
印方向へ）移動させプレス受型２の受圧力を減少させる
。この際、必要に応じブレーキ装Ｍ１０の作動を停止さ
せるか、制動力を弱める。徐々に押圧力を低下させる必
要のある場合は、引続き第２電動機２を運転するが、低
下させた押圧力を維持する必要のある場合は、第２′Ｗ
ｌ動機２を運転停止するとともにブレーキ装置１０を作
動させる。

そののち、プログラム設定値にもとづき押圧力を上昇さ
せる必要の生じた場合は、再び第１電動ｆ！！ｊ、ＭＩ
を駆動させてプレス押圧１をプレス受型に接近させて押
圧力を増大する。

上述の繰返しにより、プレス押型１とプレス受型２を交
互に、または同時に矢印方向へ移動させることにより押
圧力はプログラムされた設定値に維持され、従来装置の
ごとくプレス押圧の上下で押圧力を変更した場合に起る
ところのハンチング現象が生じることはない。

上述の実施例には、駆動手段値としてＤＤモータのごと
き制御自在な電動機を用いた、油圧駆動。

空圧駆動を適用することによっても本発明を達成するこ
とができる。この場合には、ブーレキ装置を省いても、
押圧力作用でプレス受型が移動する恐れがないので、所
定位置にプレス受型２を維持することができる。

空圧駆動の場合には、ダイヤフラムベローズを有するピ
ストン室へ圧縮空気を供給し、ピストンの先端にプレス
押型、プレス受型を固定し、圧縮空気の供給を制御する
ことにより本発明を実施できる。油圧駆動の場合も、同
様に、シリンダーへの作動油の供給制御（方向制御弁、
減圧弁の作動制御）によりプレス押型、プレス受型を移
動させ本発明の目的を達成することができる。

なお、シリンダー内の作動空間はピストンの移動により
変化するので、空圧駆動、油圧駆動の場合には、シリン
ダー、ピストン室の有効面積の変化で、Ｐｖ＝一定より
ピストンの圧力Ｐを変化させ押圧力を変化することがで
きる。

上述の電動機駆動、油圧駆動、空圧駆動を組合わせて本
発明を実施することもできる。例えば、プレス押型を電
動機駆動とし、プレス受型を油圧駆動または空圧駆動と
することができる・この場合には、プレス受型に対する
ブレーキ受型を省くことができる。

また、プレス押型およびプレス受型を、実施例では上下
方向または横方向（水平方向）とするものであるが、本
発明は、プレス受片側の方向へ両者を移動させつつ押圧
力、受圧力を設定値に変更することにより、本発明の目
的を達成できるものであり、その移動方向は任意であり
、上下方向。

水平方向に限定されるものではない。

Ｏ発明の効果 本発明は、ハンチング現象を生じることなくプレス押圧
力を微細に変更調整することができ、プログラムにもと
づき設定値を変化させることが所望される加圧成形作業
を確実かつ容易に行なうことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の第１実施例を示しプレス押型とプレス
受型を上下方向配置とし上下方向配置とする加圧成形装
置の大略を示す正面図。第２図は本考案の第２実施例を
示し横方向配置の加圧成形装置の大略を示す正面図であ
る。 第３図はプレス作業時の押圧力の変化を示すグラフであ
る。 １・・・・・・プレス押型 ２・・・・・・プレス受を Ｍｌ・・・・・・第１電動機 Ｍ２・・・・・・第２電動機

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）プレス押型とプレス受型とを含む加圧成形装置に
   おいて、プレス押型よりプレス受型の方向へプレス押型
   およびプレス受型をそれぞれ独立制御しつつ移動させる
   ための駆動手段を設け、プレス押型およびプレス受型の
   移動量の調整によりプレス押圧力および受圧力を選択自
   在としたことを特徴とする加圧成形装置。