JPH01209277A - 線条体の自動制御巻取方法 - Google Patents

線条体の自動制御巻取方法

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JPH01209277A
JPH01209277A JP3469988A JP3469988A JPH01209277A JP H01209277 A JPH01209277 A JP H01209277A JP 3469988 A JP3469988 A JP 3469988A JP 3469988 A JP3469988 A JP 3469988A JP H01209277 A JPH01209277 A JP H01209277A
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bobbin
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rotation
input
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博志 松本
Hisanobu Yamagishi
山岸 久修
Kazuyuki Nakajima
中島 和行
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、ボビンに線条体を具合よく巻取るための自動
制御巻取方法に関するものである。
[従来の技術と問題点] エナメル線のような絹物線条体は、エナメル塗装後ボビ
ンに巻取られ市場に供給される。
以下に従来のボビン巻取り操作について第5および6図
を参照して説明する。
線条体40は、引取機7の引取キャプスタン8により引
取られ、トラバーサ11を介して巻取機10のボビン2
0に巻取られる。図において1はボビン20を回転させ
線条体40の張力を一定範囲に収めつつ巻取るための巻
取用モータである。
トラバーサ11は、トラバース移動用モータ13により
回転されている螺旋軸12に嵌合され、螺旋軸12の正
逆回転により図中左右に往復移動して線条体40をボビ
ン20に整然と巻きそろえる。14および15はリミッ
トスイッチであり、トラバーサ11が線条体40をトラ
バースしつつ移動して行き、鍔21あるいは22まで達
したところでモータ13の回転を逆転させ線条体を反対
方向に移動させるためのものである。
上記においてリミットスイッチ14および15が所定の
位置に精度よく設置されていれば問題はないが、ボビン
20のセット不良やリミットスイッチ14.15の設定
不良あるいは作業中の負荷力による移動などにより、第
9図に示すように鰐21.22の相対位置からずれる場
合がある。このような状態においては、正確なトラバー
ス反転動作が行なわれず、第8図に示すようにボビン2
0の鍔22側では過剰に巻取られて所謂山Hを形成し、
鍔21側では巻取りが不足して谷■を形成して巻取不良
状態となる。
このような巻取不良の発生を防止するため現状では現場
作業者が頻繁に巻取ボビンの監視を行ない、上記リミッ
トスイッチの位置ずれ調整を行なっているのが実情であ
る。しかし、そのようにして線条体の巻取り進行に伴い
作業者が逐一リミットスイッチの位置調整を行なってい
たのでは、作業が非常に煩雑化するばかりでなく、人と
時間の浪費ともなり、コスト高につながる大きな要因と
もなっていた。
[発明の目的] 本発明は、上記したような実情にかんがみてなされたも
のであり、線条体を巻取るに当り、人手による前記調整
作業を解消し、自動的に健全な巻取りを行なわせ得る新
規な巻取制御方法を提供しようとするものである。
[発明の概要] 本発明は、ボビンの回転速度を回転信号により演算制御
装置に入力可能とし、その回転に対して必要なトラバー
ス移動量を算出し、算出された1回転当りの移動量を積
算しつつトラバースを行ない、積算が必要数に達したと
ころでトラバースに反転指令を発して反転させることを
基本的要旨とするものであり、仮に反転指令位置がずれ
て前記山や谷が発生した場合には、谷部でのボビン回転
速度が速くなり山部では速度が遅くなることを利用し、
その速度変化を演算制御装置が読み取って、谷部側への
トラバース移動量を自動的に増加させ山部側へは移動量
を自動的に減少させることにより、つねに最適巻取状態
での巻取りを可能ならしめるものである。
[実施例] 以下に、本発明について実施例図面に基いて順次詳述す
る。
第1図は、本発明に使用する巻取装置の概略を示す説明
図である。1はボビン20を回転するモータであって、
線条体の張力を一定に保持する意味で例えばトルクモー
タを使用するのが適当である。モータ1はその回転に伴
ない例えばパルスによる回転信号を発信し演算制御装N
30に回転信号Aを入力する。
上記信号Aによりモータ1の回転すなわちそれによるボ
ビン20の回転速度がわかるから、巻取られる線条体4
0の外径やボビン20の巻付は径などを考慮した上、ボ
ビン20の1回転当りの必要トラバース移動量すなわち
後述するXOを演算制御装置30において算出すること
ができる。その算出結果によりトラバース駆動モータ3
に駆動信号Bを出力し、駆動指令を与える。
本実施例においては、ボビン回転用モータ1を固定台2
に固定し、トラバース駆動用モータ3の駆動により移動
台4が図中矢印のように往復移動するものとする。この
ように構成し線条体40のガイド9を固定状悪におけば
、ボビン20が軸方向に往復移動してボビン巻付けにお
けるトラバースが行なわれる。しかし、これは−例を示
すものであり、すでに説明した従来例のようにガイド9
が往復移動するようにしてもよく、その構成上の選択に
はとくにとられれるものではない。しかしながら、トラ
バース駆動用モータ3についてはその駆動量すなわちト
ラバース移動量を制御装置30の指令に従った正確なも
のに制御し得る必要があり、パルスモータのように回転
速度を正確に制御できるものである必要がある。
第1図において、うおよび6はトラバース中心位置検知
センサであり、本実施例ではニードル5および6により
トラバースの中心点すなわち後述するP点がわかるよう
に構成され、その検知結果は信号りとして制御装置30
に入力される。
7は引取機であり、8は引取キャプスタンであって、こ
れらは従来例ととくに変るところはない。
つぎに、本発明に係る制御方法により線条体を巻取る場
合について図面を参照しながら説明する。
前記ボビン回転用モータ1の回転に伴い回転信号Aが制
御装置30に入力されると、制御装置30はそれにより
ボビン20の回転速度を検知し、予め与えられているプ
ログラムに従いそのときのボビン巻付は径や巻付けられ
る線条体の径などに応じた最適トラバース移動量を算出
して、前記トラバース駆動用モータ3に駆動指令Bを発
する。
第2図においてXOはそのようにして算出されたボビン
1回転当りのトラバース移動量である。
XOの値は当然のことながら巻取られる線条体の直径が
太ければ大きくなり細ければ小さくなる。
先に示したトラバース中心位置検知センサ5および6に
より信号りをもって全トラバース長さgの中心点Pが与
えられ、制御装置30は当該中心点Pから鍔21に向っ
ての単位トラバース移動量XOを積算しつつ前記トラバ
ース駆動指令Bを出しつづける。そして、XOの積算数
が1/2の長さ相当に到達したときに、制御装置30は
反転指令Cを発しトラバース移動を反転せしめる。この
ようにして再度中心点Pを通過し、反対側の鍔22に向
ってトラバースし積算数がρ/2に達したら再反転指令
Cを発して再び鍔21に向ってトラバースさせる。
上記において、トラバースの中心点Pとボビン20の中
心点が一致していれば問題はない。しかしながら、ボビ
ン20のセット不良などにより第7図に示すようにボビ
ン20の中心点(点線により表示)とトラバースの中心
点Pとがずれていたりすると、第8図に示すような山H
および谷Vが形成され巻取不良が発生する。
上記のような巻取不良を解消するためには、つぎのよう
な制御を行なえばよい。
回転速度信号Aにより定張力で線条体40を巻取り中の
ボビン20の回転速度が演算制御装置30に入力され、
それにより平均的巻取回転速度Noを検知する。しかし
て、もしも巻取中にボビンの鍔部近傍に第8図に示すよ
うな谷Vあるいは山F(が生ずると、定張力巻取り状態
では谷V部分では回転が速くなり山H部分では回転は遅
くなる。
このような鍔部近傍の回転速度N1を信号Aとして演算
制御装置30に入力し、制御装置30においてその比N
l /NOを計算させる。谷V部においてNl /No
は大きくなるから、その値が一定値以上となったら第3
図に示すように前記f1/2によって定まるXOの積算
数にさらにXOを加算して反転信号Cを指令する。そし
てまた、反対に山H部においてN1 /Noが一定値以
下になったら第4図に示すように前記、1!/2で定ま
るXOの積算数からXOを差引いて反転信号Cを指令す
る。
これを繰返すことにより、ボビン20の中心点とトラバ
ースの中心点とのずれが自動的に修正され、谷■あるい
は山Hの発生が自動的に解消されて、健全なボビン巻取
りを達成させることができる。
NOについては、もしも回転ムラが大きい場合にはN1
に近い位置での回転からNOを求めるのがよく、N1の
位置から80〜90%程度が適当である。
さらに、上記Nl /NOによる修正を行なうにしても
、谷Vでは線条体40が鍔に接触して断線したりするお
それがある。従って谷部での変動率は山部の場合に比較
して高感度すなわち山部の60〜80%の変動で上記X
Oの加算動作が行なわれるように設定しておくことが望
ましい。
一方、定張力を維持せしめておくと、ボビン20への巻
き始めには回転速度を速く、線条体の巻き径が太くなる
につれてボビン20の回転速度は低下してくる。通常ト
ルクモータなどを用いることでこのような動作は自動的
に行なわれている。
上記により回転速度が低下すればトラバース移動量XO
も小さくせねばトラバースピッチに不揃いが生ずる。こ
の場合には、演算制御装置3oに巻き始めの回転速度を
記憶させておき、低下した回転速度との比を演算させ、
その結果に基いてトラバース移動量を小さくする指令を
発するようにしておけば、つねに一定したトラバースピ
ッチに自動修正しながら巻取ることが可能となり、巻取
品質を一層向上せしめることができる。
[発明の効果] 以上の通り、本発明に係る巻取制御方法によれば、ボビ
ンに線条体をつねに整然と巻付けることができ、しかも
反転用リミットスイッチを排除して従来におけるトラバ
ース調整のための作業者の配置を一切不要となし得たこ
とで人的かつ時間的省力化が達成され、大巾なコスト低
減を図ることができるなど、その工業上の価値はまこと
に大きなものがある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る方法に使用される装置の具体的構
成例を示す説明図、第2から4図は本発明に係るトラバ
ース制御状況を示す説明図、第5図は線条体の巻取部分
の説明見取図、第6図は従来のトラバース状況を示す説
明図、第7図はボビン中心に対してトラバース中心がず
れた様子を示す説明図、第8図は巻取不良状況を示す説
明図、第9図はリミットスイッチのずれを示す説明図で
ある。 1:ボビン回転用モータ、 2:固定台、 3:トラバース駆動用モータ、 4:トラバース移動台、 5.6:トラバース中心検知センサ、 7:引取機、 8:引取キャプスタン、 9ニガイド、 10:巻取機、 20:ボビン、 30:演算制御装置、 40:線条体、 A:回転信号、 B:トラバース移動信号、 C:反転信号、 D:中心点信号。 代理人  弁理士  佐 藤 不二雄 第1図       7 2:固友せ 5: とうI:−ス(C壷力Mモータ 4: トチハースを多壷り台 り、6; トラI覧゛−ス中υf4ヶo f” >す7
:−7ノコrziS− go : s’@ i ill ず*pg140;d七
lヒプ−→−; w&5図 第6図 第7図 第8因

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ボビンの回転に伴う回転信号を演算制御装置に入
    力せしめてボビン1回転に必要なトラバース移動量を算
    出し、該算出結果をトラバース駆動モータに入力せしめ
    て順次これを加算しつつモータを駆動せしめ、その加算
    数が所定の反転付与条件数に到達したときにトラバース
    駆動モータに反転信号を入力させて反転させ、以下同様
    な繰返しを行なう線条体の自動制御巻取方法。
  2. (2)定張力で線条体を巻取るボビンの回転に伴う回転
    信号を演算制御装置に入力せしめてボビン1回転に必要
    なトラバース移動量を算出し、該算出結果をトラバース
    駆動モータに入力せしめて順次これを加算しつつモータ
    を駆動せしめ、その加算数が所定の反転付与条件数に到
    達したときにトラバース駆動モータに反転信号を入力さ
    せて反転させ、以下同様な繰返しを行なう巻取方法にお
    いて、トラバースにおける平均巻取回転速度をN0とし
    、鍔部近傍における回転速度をN1、ボビンの1回転に
    必要なトラバース移動量をX0、ボビンの巻付け長さを
    lとしたとき、N1/N0の値が所定値よりも大きくな
    る谷部ではX0の加算数をl/2により定まる数よりも
    加算して反転させ、N1/N0が小さくなる山部では減
    算させて反転させる線条体の自動制御巻取方法。
  3. (3)巻取りに際し線条体に定張力を与えておき、巻き
    始めのボビン回転速度およびトラバース移動量を演算制
    御装置に記憶させ、ボビンが巻き太って回転速度が低下
    するにつれ前記初期トラバースピッチと同ピッチとなる
    よう回転速度に応じたトラバース移動量を演算指令する
    請求項1または2記載の線条体の自動制御巻取方法。
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