JPH01205918A - 電解加工による仕上げ加工方法 - Google Patents
電解加工による仕上げ加工方法Info
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- JPH01205918A JPH01205918A JP63031499A JP3149988A JPH01205918A JP H01205918 A JPH01205918 A JP H01205918A JP 63031499 A JP63031499 A JP 63031499A JP 3149988 A JP3149988 A JP 3149988A JP H01205918 A JPH01205918 A JP H01205918A
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Classifications
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23H—WORKING OF METAL BY THE ACTION OF A HIGH CONCENTRATION OF ELECTRIC CURRENT ON A WORKPIECE USING AN ELECTRODE WHICH TAKES THE PLACE OF A TOOL; SUCH WORKING COMBINED WITH OTHER FORMS OF WORKING OF METAL
- B23H3/00—Electrochemical machining, i.e. removing metal by passing current between an electrode and a workpiece in the presence of an electrolyte
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23H—WORKING OF METAL BY THE ACTION OF A HIGH CONCENTRATION OF ELECTRIC CURRENT ON A WORKPIECE USING AN ELECTRODE WHICH TAKES THE PLACE OF A TOOL; SUCH WORKING COMBINED WITH OTHER FORMS OF WORKING OF METAL
- B23H3/00—Electrochemical machining, i.e. removing metal by passing current between an electrode and a workpiece in the presence of an electrolyte
- B23H3/02—Electric circuits specially adapted therefor, e.g. power supply, control, preventing short circuits
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
この発明は、電解加工による仕上げ加工方法に係り、特
に三次元形状の被加工面を短時間かつ高精度に仕上げる
電解加工による仕上げ加工方法に関する。
に三次元形状の被加工面を短時間かつ高精度に仕上げる
電解加工による仕上げ加工方法に関する。
[従来の技術]
従来の金属加工方法として知られている電解加工方法は
、例えば特開昭62−255013号公報に開示されて
いる。この電解加工方法は、電極とワークとを所定間隙
で対設し、この電極とワーク間への直流電流の供給と、
間隙への電解液噴出とを交互に繰り返してワークを加工
するものである。
、例えば特開昭62−255013号公報に開示されて
いる。この電解加工方法は、電極とワークとを所定間隙
で対設し、この電極とワーク間への直流電流の供給と、
間隙への電解液噴出とを交互に繰り返してワークを加工
するものである。
[発明が解決しようとする課題]
しかしながら、この電解加工方法にあっては、直流電流
の供給後に、直流電流を供給した位置から電極を上昇さ
せるとともに、電極に設けた孔から電解液を噴出して、
極間に生成した電解生成物を排除しているため、次のよ
うな不都合がある。
の供給後に、直流電流を供給した位置から電極を上昇さ
せるとともに、電極に設けた孔から電解液を噴出して、
極間に生成した電解生成物を排除しているため、次のよ
うな不都合がある。
即ち、電極又はワーク1こ電解液噴出用の孔を設けて型
彫放電加工する場合、−船釣にワークの加工面積は大き
いが、上記のような直流電流供給後の電極上昇と電解液
の噴出だけでは、ワークと電極との間隙の電解生成物を
排除することができず、間隙の電解液を新鮮な電解液に
入れ替えるのが困難である。したがって、汚染された電
解液が間隙に部分的に残存することになり、ワークの被
加工面の各部において加工条件に差異が生じ、この部分
の加工の進行が遅れて寸法のバラツキが発生するととも
に、面粗度の向上が遅れ、光沢面等の高精度な表面品質
が短時間に得られないという不都合がある。
彫放電加工する場合、−船釣にワークの加工面積は大き
いが、上記のような直流電流供給後の電極上昇と電解液
の噴出だけでは、ワークと電極との間隙の電解生成物を
排除することができず、間隙の電解液を新鮮な電解液に
入れ替えるのが困難である。したがって、汚染された電
解液が間隙に部分的に残存することになり、ワークの被
加工面の各部において加工条件に差異が生じ、この部分
の加工の進行が遅れて寸法のバラツキが発生するととも
に、面粗度の向上が遅れ、光沢面等の高精度な表面品質
が短時間に得られないという不都合がある。
そこで、この発明の目的は、ワークの加工面積の大小及
び形状等にかかわらず、寸法のバラツキを押えることが
できるとともに、被加工面の面粗度を向上させ得て、光
沢面等の高精度な表面品質を短時間に安定して得ること
ができる電解加工による仕上げ加工方法を実現するにあ
る。
び形状等にかかわらず、寸法のバラツキを押えることが
できるとともに、被加工面の面粗度を向上させ得て、光
沢面等の高精度な表面品質を短時間に安定して得ること
ができる電解加工による仕上げ加工方法を実現するにあ
る。
[課題を解決するための手段]
この目的を達成するために、この発明は、静止した電解
液を介して所定間隙で対設した電極とワーク間に単一の
パルスを供給するステップと、パルスを供給した後に前
記間隙を一旦縮小しその後に前記間隙を拡大するステッ
プと、少なくとも前記間隙が拡大する際に該間隙に電解
液を噴出するステップと、を有することを特徴とする。
液を介して所定間隙で対設した電極とワーク間に単一の
パルスを供給するステップと、パルスを供給した後に前
記間隙を一旦縮小しその後に前記間隙を拡大するステッ
プと、少なくとも前記間隙が拡大する際に該間隙に電解
液を噴出するステップと、を有することを特徴とする。
[作 用]
この発明の構成によれば、パルスの供給後に電極を一旦
下降して間隙を縮小させるため、この時の圧力により、
間隙内の電解生成物が一部間隙外に排出されるとともに
、間隙が縮小された状態で電極を上昇させるため、ワー
ク表面の電解i夜の流速が速くなり、ワーク表面に付着
した電解生成物等の加工屑を除去し、この加工屑は間隙
に噴出される電解液により間隙外に排除され、間隙内の
電解液を新鮮な電解液に入れ替えることができる。
下降して間隙を縮小させるため、この時の圧力により、
間隙内の電解生成物が一部間隙外に排出されるとともに
、間隙が縮小された状態で電極を上昇させるため、ワー
ク表面の電解i夜の流速が速くなり、ワーク表面に付着
した電解生成物等の加工屑を除去し、この加工屑は間隙
に噴出される電解液により間隙外に排除され、間隙内の
電解液を新鮮な電解液に入れ替えることができる。
[実施例]
以下、図面を参照してこの発明の実施例を詳細かつ具体
的に説明する。
的に説明する。
第1〜4図は、この発明の一実施例を示すものである。
第1図において、この発明を実施し得る電解仕上げ加工
装置1は、電極2を固定する電極固定装置3、ワーク4
を固定するワーク固定装置5、サーボモータ6の回転運
動を往復運動に変換する駆動変換部7、パルスを発生す
る電源装置8、モータ駆動制御部9と加工条件制御部1
0と電解液流制御部11等からなる制御装置12、ワー
ク4に関する各種データ等を人力する入力装置13、電
解)αを濾過する電解液濾過装置14、加工槽15等か
らなる。
装置1は、電極2を固定する電極固定装置3、ワーク4
を固定するワーク固定装置5、サーボモータ6の回転運
動を往復運動に変換する駆動変換部7、パルスを発生す
る電源装置8、モータ駆動制御部9と加工条件制御部1
0と電解液流制御部11等からなる制御装置12、ワー
ク4に関する各種データ等を人力する入力装置13、電
解)αを濾過する電解液濾過装置14、加工槽15等か
らなる。
前記電極固定装置3は、その下部に設けたロッド16の
下端に、例えば純銅もしくはグラファイトからなる電極
2を、その電極面2aとワーク4の被加工面4aとが三
次元方向に−様な間隙17を保つように固定する。この
電極固定装置3は、前記モータ駆動制御部9の制御信号
によるサーボモータ6の回転により上下動し、電極面2
aと被加工面4aとを所定の間隙17に設定する。
下端に、例えば純銅もしくはグラファイトからなる電極
2を、その電極面2aとワーク4の被加工面4aとが三
次元方向に−様な間隙17を保つように固定する。この
電極固定装置3は、前記モータ駆動制御部9の制御信号
によるサーボモータ6の回転により上下動し、電極面2
aと被加工面4aとを所定の間隙17に設定する。
前記ワーク固定装置5は、絶縁性の高いグラナイトもし
くはセラミックス製のテーブルで、その上面には例えば
型彫放電加工されたワーク4を図示しないセット治具、
ネジ等により固定する。
くはセラミックス製のテーブルで、その上面には例えば
型彫放電加工されたワーク4を図示しないセット治具、
ネジ等により固定する。
前記電極2とワーク4との極間に、所定のパルス電流を
供給する電源装置8と、この電源装置8を制御する前記
加工条件制御部10は、例えば第2図に示す如く構成す
る。
供給する電源装置8と、この電源装置8を制御する前記
加工条件制御部10は、例えば第2図に示す如く構成す
る。
即ち、電源装置8は直流電源部18と充放電部19とで
構成され、直流電源部18は、変圧器20と整流器21
とからなり、変圧器20により電圧を所定11ffに降
下させ整流器21により整流して直流電流を得て、後述
する蓄電器22−1〜22−nに供給する。
構成され、直流電源部18は、変圧器20と整流器21
とからなり、変圧器20により電圧を所定11ffに降
下させ整流器21により整流して直流電流を得て、後述
する蓄電器22−1〜22−nに供給する。
また、充放電部19は、極間に電荷を放電する複数個の
蓄電器22−1〜22−nと、これらの各蓄電器22−
1〜22−nに接続し直流電源部18側への電荷の逆流
を阻止するダイオード23−1〜23−nと、放電側へ
電荷を放電させるべく開閉される放電スイッチ24−1
〜24−nと、前記各蓄電器22−1〜22−nを所定
に充電すべく前記直流電源部18からの電源を給断する
充電スイッチ25とからなる。
蓄電器22−1〜22−nと、これらの各蓄電器22−
1〜22−nに接続し直流電源部18側への電荷の逆流
を阻止するダイオード23−1〜23−nと、放電側へ
電荷を放電させるべく開閉される放電スイッチ24−1
〜24−nと、前記各蓄電器22−1〜22−nを所定
に充電すべく前記直流電源部18からの電源を給断する
充電スイッチ25とからなる。
前記加工条件制御部10は、蓄電器22−1〜22−n
の充電電圧値を検出する電圧検出器26と、この電圧検
出器26で検出した充電電圧値とD/A変換器28から
の出力値とを比較する電圧比較器27と、この電圧比較
器27からの出力信号により前記蓄電器22−1〜22
−nの充電の完了及び開始を検出する充電検出器29と
、極間に放電される電荷の電流値を検出する電流検出器
30と、この電流検出器30で検出した電流値のピーク
値をホールドするビークボールド回路31と、このピー
クホールド回路31でホールドしたピーク電流値とD/
A変換器32の出力値とを比較する電流比較器33と、
所定時間幅のパルスを発生するパルス発生器36と極間
に放電する電荷の電流波形を設定する電流波形設定器3
7からの入力信号により前記各放電スイッチ24−1〜
24−nに開閉駆動信号を出力するゲート回路34と、
前記各蓄電器22−1〜22−nへ供給する充電電圧値
を設定しその信号を前記D/A変換器28に出力する充
電電圧設定器35と、極間に流れる電流値を設定しその
信号を前記D/A変換器32に出力する電流設定器38
と、前記入力装置13の人力データ等に基づき加工条件
等を演算φ処理するCPU39と、電極2とワーク4の
接触を検知する接触検知器40等からなる。
の充電電圧値を検出する電圧検出器26と、この電圧検
出器26で検出した充電電圧値とD/A変換器28から
の出力値とを比較する電圧比較器27と、この電圧比較
器27からの出力信号により前記蓄電器22−1〜22
−nの充電の完了及び開始を検出する充電検出器29と
、極間に放電される電荷の電流値を検出する電流検出器
30と、この電流検出器30で検出した電流値のピーク
値をホールドするビークボールド回路31と、このピー
クホールド回路31でホールドしたピーク電流値とD/
A変換器32の出力値とを比較する電流比較器33と、
所定時間幅のパルスを発生するパルス発生器36と極間
に放電する電荷の電流波形を設定する電流波形設定器3
7からの入力信号により前記各放電スイッチ24−1〜
24−nに開閉駆動信号を出力するゲート回路34と、
前記各蓄電器22−1〜22−nへ供給する充電電圧値
を設定しその信号を前記D/A変換器28に出力する充
電電圧設定器35と、極間に流れる電流値を設定しその
信号を前記D/A変換器32に出力する電流設定器38
と、前記入力装置13の人力データ等に基づき加工条件
等を演算φ処理するCPU39と、電極2とワーク4の
接触を検知する接触検知器40等からなる。
なお、図中符号41は逆起電力によフて各放電スイッチ
24−1〜24−nが破壊するのを防止するダイオード
である。
24−1〜24−nが破壊するのを防止するダイオード
である。
前記人力装置13は、加工面積S、仕上げ加工しろ等の
ワーク4に関する各種データ、及び加工条件等を入力す
る。また、前記電解液濾過装置14は、例えば図示しな
い遠心分離器、液温調整器、フィルタ、電磁弁等を有し
、加工で生じた電解生成物を含む電解液を濾過するとと
もに、濾過した新鮮な電解液を、電解液流制御部11の
制御信号により、前記間隙17に指向する如く配設した
噴出ノズル42(第1図参照)から間隙17内に噴出す
る。
ワーク4に関する各種データ、及び加工条件等を入力す
る。また、前記電解液濾過装置14は、例えば図示しな
い遠心分離器、液温調整器、フィルタ、電磁弁等を有し
、加工で生じた電解生成物を含む電解液を濾過するとと
もに、濾過した新鮮な電解液を、電解液流制御部11の
制御信号により、前記間隙17に指向する如く配設した
噴出ノズル42(第1図参照)から間隙17内に噴出す
る。
次に、この電解仕上げ加工装置lによる仕上げ加工動作
の一例について第3図のフローチャートにより説明する
。
の一例について第3図のフローチャートにより説明する
。
仕上げ加工に際しては、電極固定装置3のロッド16の
下端に、例えばワーク4を型彫放電加工する際に使用し
た電極2を固定するとともに、ワーク固定装置5にワー
ク4をそれぞれ固定し、電解仕上げ加工装置lの電源を
投入(50) t、、、電極2とワーク4の芯出しく5
1)を行う。
下端に、例えばワーク4を型彫放電加工する際に使用し
た電極2を固定するとともに、ワーク固定装置5にワー
ク4をそれぞれ固定し、電解仕上げ加工装置lの電源を
投入(50) t、、、電極2とワーク4の芯出しく5
1)を行う。
芯出し作業の終了後に加工が開始され、電極2が下降し
てワーク4に接触し、この接触を前記接触検知器40が
検知すると、CPU39は、この点を加工原点Aとして
記憶する。そして、電極2が上昇して、人力装置13で
人力した電極間隙δを維持する位置に電極を設定(53
) L/、電解液供給装置14を作動させて間隙17内
に電解液を供給(54)する。
てワーク4に接触し、この接触を前記接触検知器40が
検知すると、CPU39は、この点を加工原点Aとして
記憶する。そして、電極2が上昇して、人力装置13で
人力した電極間隙δを維持する位置に電極を設定(53
) L/、電解液供給装置14を作動させて間隙17内
に電解液を供給(54)する。
間隙17に電解液が供給され電解液が静止(電解液の流
れ・動きが略停止した状態をいう)したら、ワーク4の
加工面積Sに応じた所定の、例えばピーク電流密度が3
0〜50A/cm2でパルスオン時間が2〜10m5e
cの面粗度向上用の単一のパルス電流を供給(55)
L/、このパルス電流がオフすると電極2が一旦下降(
56) L/てワーク4に接触し、その後、電極2が再
び上昇(57)する。
れ・動きが略停止した状態をいう)したら、ワーク4の
加工面積Sに応じた所定の、例えばピーク電流密度が3
0〜50A/cm2でパルスオン時間が2〜10m5e
cの面粗度向上用の単一のパルス電流を供給(55)
L/、このパルス電流がオフすると電極2が一旦下降(
56) L/てワーク4に接触し、その後、電極2が再
び上昇(57)する。
このステップ(55)〜(57)における電極2の動き
を第4図により詳細に説明する。まず、単一のパルス電
流は、電極2がワーク4と所定の間隙δで対設した状態
(図のイの位置)で供給され、パルス電流がオフすると
略同時に、制御装置12の制御信号により前記サーボモ
ータ6が回転し、電極2が下降し、電極面2aがワーク
4の被加工面4aに接触する(図の口の状態)。そして
、この接触を前記接触検知器40が検知すると、制御装
置!2の制御信号によりサーボモータ6が回転して、電
極2を上昇させる(図のハの状態)。
を第4図により詳細に説明する。まず、単一のパルス電
流は、電極2がワーク4と所定の間隙δで対設した状態
(図のイの位置)で供給され、パルス電流がオフすると
略同時に、制御装置12の制御信号により前記サーボモ
ータ6が回転し、電極2が下降し、電極面2aがワーク
4の被加工面4aに接触する(図の口の状態)。そして
、この接触を前記接触検知器40が検知すると、制御装
置!2の制御信号によりサーボモータ6が回転して、電
極2を上昇させる(図のハの状態)。
ステップ(57)で電極2が上昇し間隙がδ以上に拡大
すると、前記電解液濾過装置14により噴出ノズル42
から間隙に新鮮な電解液を噴出(58) L/、パルス
電流の供給により溶出した間隙の電解生成物等の加工屑
を排除(59)する。なお、間隙への電解液の噴出は、
ステップ(57)の電極上昇と略同時に行う。そして、
電解生成物を排除すると、電極2を下降させてステップ
(53)で設定した位置(第4図イの位置)に電極を設
定(60) L/、面粗度向上の加工が所定回数か否か
を判断(61)する。
すると、前記電解液濾過装置14により噴出ノズル42
から間隙に新鮮な電解液を噴出(58) L/、パルス
電流の供給により溶出した間隙の電解生成物等の加工屑
を排除(59)する。なお、間隙への電解液の噴出は、
ステップ(57)の電極上昇と略同時に行う。そして、
電解生成物を排除すると、電極2を下降させてステップ
(53)で設定した位置(第4図イの位置)に電極を設
定(60) L/、面粗度向上の加工が所定回数か否か
を判断(61)する。
この一連の加工が所定回数行われると、制御装置12の
制御信号により、電源装置8から供給されるパルス電流
を光沢面形成用のパルス電流、例えばヒーク電流密度が
30〜50A/cm2でパルスのオン時間が20〜(3
0msecの単一のパルス電流に切換(62)え、前記
ステップ(55)〜(60)と同様の加工(63)〜(
68)を所定回数繰り返しく69)、光沢面を得て全て
の加工を終了(70)する。
制御信号により、電源装置8から供給されるパルス電流
を光沢面形成用のパルス電流、例えばヒーク電流密度が
30〜50A/cm2でパルスのオン時間が20〜(3
0msecの単一のパルス電流に切換(62)え、前記
ステップ(55)〜(60)と同様の加工(63)〜(
68)を所定回数繰り返しく69)、光沢面を得て全て
の加工を終了(70)する。
このように、この発明に係る電解加工による仕上げ加工
方法にあっては、極間にパルス電流を供給し、このパル
ス電流がオフすると略同時に電極2をワーク4に接触す
るまで下降させて一旦間隙を縮小し、その後電極2を上
昇して間隙を拡大させるとともに、間隙に電解液を噴出
するため、電極上昇時のワーク4表面の流速が速くなり
、この流速によりワーク4表面の加工屑、特に加工屑が
除去されにくいワーク4の凹部の最深部4a’(第4図
参照)の加工屑を除去することができる。
方法にあっては、極間にパルス電流を供給し、このパル
ス電流がオフすると略同時に電極2をワーク4に接触す
るまで下降させて一旦間隙を縮小し、その後電極2を上
昇して間隙を拡大させるとともに、間隙に電解液を噴出
するため、電極上昇時のワーク4表面の流速が速くなり
、この流速によりワーク4表面の加工屑、特に加工屑が
除去されにくいワーク4の凹部の最深部4a’(第4図
参照)の加工屑を除去することができる。
そして、この除去した加工屑を噴出する電解液により間
隙から排除することができ、間隙内の電解液を新鮮な電
解液に入れ替えることができるため、加工面積が大きな
ワークにも容易に適用できる。
隙から排除することができ、間隙内の電解液を新鮮な電
解液に入れ替えることができるため、加工面積が大きな
ワークにも容易に適用できる。
なお、上記実施例においては、パルス電流のオフ後に電
極2をワーク4に接触するまで下降したが、この発明は
これに何ら限定されず、例えば第5図に示すように、電
極2を設定間隙δの1/2の位置まで下降させた後に上
昇させるようにしてもよく、下降させる電極2の位置は
ワーク4の大きさに応じて適宜に設定できるものである
。
極2をワーク4に接触するまで下降したが、この発明は
これに何ら限定されず、例えば第5図に示すように、電
極2を設定間隙δの1/2の位置まで下降させた後に上
昇させるようにしてもよく、下降させる電極2の位置は
ワーク4の大きさに応じて適宜に設定できるものである
。
また、上記実施例においては、電極2とワーク4の間隙
の縮小及び拡大を、電極2の下降及び上昇により行った
が、ワーク4の上昇及び下降により行ってもよいし、あ
るいは電極2とワーク4を相対的に移動して行うことも
できる。さらに、間隙への電解液の噴出を、パルス供給
後の電極下降と略同時に行うようにしてもよい。
の縮小及び拡大を、電極2の下降及び上昇により行った
が、ワーク4の上昇及び下降により行ってもよいし、あ
るいは電極2とワーク4を相対的に移動して行うことも
できる。さらに、間隙への電解液の噴出を、パルス供給
後の電極下降と略同時に行うようにしてもよい。
[発明の効果]
以上詳細に説明したように、この発明に係る電解加工に
よる仕上げ加工方法にあっては、パルスがオフした後に
電極を一旦下降させて、電極とワークとの間隙を縮小し
、その後電極を上昇させるとともに、間隙に電解液を噴
出するため、電極上昇時のワーク表面の電解液の流速を
高めることができて、ワーク表面の加工屑等を除去し、
この加工屑を噴出する電解液により間隙外へ排除できる
。
よる仕上げ加工方法にあっては、パルスがオフした後に
電極を一旦下降させて、電極とワークとの間隙を縮小し
、その後電極を上昇させるとともに、間隙に電解液を噴
出するため、電極上昇時のワーク表面の電解液の流速を
高めることができて、ワーク表面の加工屑等を除去し、
この加工屑を噴出する電解液により間隙外へ排除できる
。
したがって、ワークの加工面積が大きくても、間隙の加
工屑を確実に排除することができ、加工面積全域に亘り
加工条件を均一にし得て、光沢面等の高精度な表面品質
が短時間に得られ、省力化が遅れている金型加工分野で
の品質向上と機械化を達成することができる等の効果を
奏する。
工屑を確実に排除することができ、加工面積全域に亘り
加工条件を均一にし得て、光沢面等の高精度な表面品質
が短時間に得られ、省力化が遅れている金型加工分野で
の品質向上と機械化を達成することができる等の効果を
奏する。
第1図はこの発明の電解仕上げ加工装置のブロック図、
第2図は要部のブロック図、第3図は仕上げ加工動作の
一例を示すフローチャート、第4図は電極の動きを説明
するための図、第5図は電極の動きの他の実施例を示す
図である。 l・・・電解仕上げ加工装置、2・・・電極、4・・・
ワーク、 8・・・電源装置、9・・・モータ駆動制
御部、lO・・・加工条件制御部11・・・電解液流制
御部、 12・・・制御装置、13・・・入力装置、
14・・・電解液濾過装置、17・・・間隙、 3
90・CPU。 特許出願人 静岡製機株式会社 代表者鈴木重夫 第1図 1′? 第3図 第4図 第コ図
第2図は要部のブロック図、第3図は仕上げ加工動作の
一例を示すフローチャート、第4図は電極の動きを説明
するための図、第5図は電極の動きの他の実施例を示す
図である。 l・・・電解仕上げ加工装置、2・・・電極、4・・・
ワーク、 8・・・電源装置、9・・・モータ駆動制
御部、lO・・・加工条件制御部11・・・電解液流制
御部、 12・・・制御装置、13・・・入力装置、
14・・・電解液濾過装置、17・・・間隙、 3
90・CPU。 特許出願人 静岡製機株式会社 代表者鈴木重夫 第1図 1′? 第3図 第4図 第コ図
Claims (1)
- (1)静止した電解液を介して所定間隙で対設した電極
とワーク間に単一のパルスを供給するステップと、パル
スを供給した後に前記間隙を一旦縮小しその後に前記間
隙を拡大するステップと、少なくとも前記間隙が拡大す
る際に該間隙に電解液を噴出するステップと、を有する
電解加工による仕上げ加工方法。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63031499A JPH01205918A (ja) | 1988-02-13 | 1988-02-13 | 電解加工による仕上げ加工方法 |
EP88120621A EP0328763A1 (en) | 1988-02-13 | 1988-12-09 | Finishing method employing electro-chemical process |
KR1019880016506A KR890012734A (ko) | 1988-02-13 | 1988-12-12 | 전해가공에 의한 마무리 가공방법 |
US07/285,853 US4883568A (en) | 1988-02-13 | 1988-12-16 | Finishing method employing electro-chemical process |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63031499A JPH01205918A (ja) | 1988-02-13 | 1988-02-13 | 電解加工による仕上げ加工方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01205918A true JPH01205918A (ja) | 1989-08-18 |
Family
ID=12332928
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63031499A Pending JPH01205918A (ja) | 1988-02-13 | 1988-02-13 | 電解加工による仕上げ加工方法 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4883568A (ja) |
EP (1) | EP0328763A1 (ja) |
JP (1) | JPH01205918A (ja) |
KR (1) | KR890012734A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011067939A (ja) * | 2009-09-28 | 2011-04-07 | General Electric Co <Ge> | 電解加工に関する方法、システム及び装置 |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20080210571A1 (en) * | 2006-08-24 | 2008-09-04 | Extrude Hone Corporation | Machine And Method For Electrochemically Polishing Indentations Within An Aluminum Wheel |
CN103008808B (zh) * | 2012-12-26 | 2015-06-03 | 南京航空航天大学 | 一种数控电解加工集成控制***及其控制方法 |
JP6159196B2 (ja) * | 2013-08-26 | 2017-07-05 | オークマ株式会社 | 低周波外乱を同定する位置制御装置 |
CN111805023B (zh) * | 2020-06-23 | 2023-03-14 | 南京航空航天大学 | 浸液式套料电解加工***及方法与应用 |
Citations (2)
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JPS62255013A (ja) * | 1986-04-28 | 1987-11-06 | Toyota Motor Corp | 電解加工装置 |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB1050139A (ja) * | 1900-01-01 | |||
GB1577766A (en) * | 1977-05-06 | 1980-10-29 | Rolls Royce | Electrolytic machining |
DE2950998A1 (de) * | 1980-01-09 | 1981-06-25 | Eksperimental'nyj naučno-issledovatel'skij institut metallorežuščich stankov, Moskva | Elektrochemisches bearbeitungsverfahren fuer werkstuecke und einrichtung zu dessen verwirklichung |
JPS5733923A (en) * | 1980-08-05 | 1982-02-24 | Inoue Japax Res Inc | Electric discharge machining device |
US4800006A (en) * | 1986-10-30 | 1989-01-24 | Shizuoka Seiki Co., Ltd. | Electrolytic finishing system and method |
-
1988
- 1988-02-13 JP JP63031499A patent/JPH01205918A/ja active Pending
- 1988-12-09 EP EP88120621A patent/EP0328763A1/en not_active Withdrawn
- 1988-12-12 KR KR1019880016506A patent/KR890012734A/ko not_active Application Discontinuation
- 1988-12-16 US US07/285,853 patent/US4883568A/en not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2011067939A (ja) * | 2009-09-28 | 2011-04-07 | General Electric Co <Ge> | 電解加工に関する方法、システム及び装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP0328763A1 (en) | 1989-08-23 |
KR890012734A (ko) | 1989-09-19 |
US4883568A (en) | 1989-11-28 |
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