JPH01205625A - A/d変換装置 - Google Patents

A/d変換装置

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JPH01205625A
JPH01205625A JP3138888A JP3138888A JPH01205625A JP H01205625 A JPH01205625 A JP H01205625A JP 3138888 A JP3138888 A JP 3138888A JP 3138888 A JP3138888 A JP 3138888A JP H01205625 A JPH01205625 A JP H01205625A
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JP
Japan
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output
signal
circuit
image sensor
voltage
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Application number
JP3138888A
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Jun Hasegawa
潤 長谷川
Tokuji Ishida
石田 徳治
Toshio Norita
寿夫 糊田
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Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この発明のカメラの自動焦点検出装置の固体撮像装置な
どに用いられるA/D変換装置に関する。
〈従来の技術〉 従来、この種のA/D変換装置としては特開昭62−8
3627号公報に記載されたものがある。
このA/D変換装置は参照電圧と入力電圧を作動増幅器
に人力し、この作動増幅器の出力をA/D変換器に人力
してA/D変換を行なうようにしている。
また、イメージセンサにおいては、その暗時出力すなわ
ち黒基準画素出力に応じて有効画素の出力レベルが変動
するため、イメージセンサの出力をA/D変換するに先
立って、黒基準画素出力をサンプルホールドし、この黒
基準画素出力を有効画素出力からオペアンプで減算して
暗時出力成分を除去し、黒基準画素出力をアナログ参照
電圧にレベルシフトしている。
〈発明が解決しようとする課題〉 しかしながら、上記従来のA/D変換装置は、何れにし
ても黒基準画素出力をアナログ参照電圧にレベルシフト
する面積の大きいオペアンプが必要であるため、大面積
になるという問題がある。
そのため従来のA/D変換装置をイメージセンサと同一
チップ上に形成した場合にコストアップになるという問
題がある。また、オペアンプでレベルシフトを行なうた
め、オペアンプ固有のレベルシフトオフセットが生じる
という問題もある。
そこで、この発明の目的は、レベルシフト用オペアンプ
が不要で、したがって小面積で回路構成が単純化でき、
またレベルソフトオフセットをなくすることができるA
/D変換装置を提供することにある。
〈課題を解決するための手段〉 上記目的を達成するため、この発明のA/D変換装置は
、第20図に例示するように、入力電圧をサンプルホー
ルドするサンプルボールド手段と、上記サンプルホール
ド手段にサンプルホールドされた電圧を参照電圧として
A/D変換を行なうΔ/D変換回路(405)とを同一
ヂツブ上に設けてなることを特徴としている。
〈作用〉 サンプルホールド手段は例えばイメージセンサからの暗
時出力成分すなわち黒基め画素出力をサンプルホールド
する。そして、このサンプルボールド手段にサンプルホ
ールドされた黒基準画素出力はA/D変換回路(405
)に参照電圧として人力される。A/D変換回路(40
5)はこのサンプルホールド手段から入ツノされた黒基
準画素出力を参照電圧としてイメージセンサからの出力
をA/D変換する。
このように黒基準画素出力を参照電圧としてA/D変換
回路(405)はA/D変換を行なうため、従来の如く
黒基準画素出力を参照電圧にレベルソフトするためのオ
ペアンプか不要になり、このA/D変換装置は小面積に
なり、回路構成が簡単になる。また、レベルシフト用オ
ペアンプを使用しないため、レベルシフトオフセットが
なくなる。
〈実施例〉 以下、この発明を図示の実施例により詳細に説明する。
まず、第1実施例について説明する。第1図にCODと
して作製されたイメージセンサ(13)の構成を示す。
(1)は入射する光重に応じた電荷を発生する複数の光
電変換手段としてのフォトダイオード(PD)からなる
フォトダイオードアレイ、(ST)はフォトダイオード
(PD)により発生ずる電荷を蓄積する蓄積部、(BG
)はフォトダイオード(PD)と蓄積部(ST)の間に
設けられたゲートである電界効果トランジスタ(以下、
FETという。)からなるバリアゲートであり、このバ
リアゲート(I3G)は電圧印加時にはフォトダイオー
ド(PD)と蓄積部(ST)を接続して、フォトダイオ
ード(PD)で発生した電荷を蓄積部(ST)へ流入さ
せる一方、電圧を印加しない時にはフォトダイオード(
PD)と蓄積部(ST)を分断し、フォトダイオード(
PD)で発生した電荷の蓄積部(ST)への流入を中止
する。上記フォトダイオード(PD)と蓄積部(ST)
とバリアゲート(I3G)とで蓄積手段を構成する。ま
た、(RG)は二相駆動に上り図面左から右へ電荷の転
送を行う転送レジスタ、(SH)は蓄積部(ST)と転
送レジスタ(RG)との間に設けられたゲートであるP
ETからなる移送ゲートである。この移送ゲート(SH
)は電圧印加時には蓄積部(ST)と転送レジスタ(R
G)とを接続して、蓄積部(ST)に蓄積された電荷を
転送レジスタ(RG)へ移送する一方、電圧を印加しな
い時には蓄積部(ST)と転送レノスタ(RG)を分断
し、蓄積部(S T)に蓄積された電荷が転送レジスタ
(RG)へ流入しないようにする。また、(rtGIc
G)はゲートであるPETからなる積分クリアゲートで
ある。この積分クリアゲート(RGICG)は、電圧印
加時には転送レジスタ(1”(G)とオーバーフロード
レイン(ODI)を接続して、積分に先立ち、各画素の
フォトダイオード(PD)および蓄積部(ST)の不要
電荷を転送レジスタ(RG)からオーバーフロードレイ
ン(ODI)へ排出する。上記オーバーフロードレイン
(ODI)は電源電圧VDDに接続され、最も低いボテ
ンシャルになっている。
一方、上記フォトダイオード(1)D)とオーバーフロ
ードレイン(OD2)との間には、オーバーフローゲー
ト(OG)を設けており、このオーバーフローゲー1−
(OG)には電圧を印加せず、常に電圧無印加時のバリ
アゲート(BG)のボテンシャルよりも低いポテンシャ
ルに固定している。上記転送レジスタ(RG)へ移送さ
れた各画素の電荷は転送りロックφ1.φ、により図面
上右側からコンデンサ(8−1)に順次転送される。コ
ンデンサ(8−I)は、電荷が転送されるのに先立ち、
FET(8−3)のゲートに与えられるO9r?S信号
により電源電圧に充電リセットされる。その後、コンデ
ンサ(8−1)は転送された電荷分だけ、充電電圧から
電位が下がる。このコンデンサ(8−1)の端子間電圧
はバッファ(8−2)によりO8信号として取り出され
る。なお、ここで(8−1)を説明の便宜上コンデンサ
であると説明したが、ダイオードのPN接合に置換でき
るものであり、回路を集積化する場合は、このコンデン
サはダイオードとして作製する。以下、コンデンサとい
う場合は同様である。
上記フォトダイオードアレイ(1)の端の複数のフォト
ダイオード(PD)上には、遮光用AC膜(I−1)を
、後述の黒基準画素出力を取り出すために設けている。
上記フォトダイオードアレイ(1)は、自動焦点検出シ
ステム上必要な画素を中央付近を除く両側のブロックに
よって検出するので、上記フォトダイオードアレイ(1
)の中央付近は自動焦点検出システム上不要な不使用画
素に対応する。このため、上記不使用画素に対応するフ
ォトダイオードアレイ(1)の中央のフォトダイオード
(PD)を除去して、この除去した部分に後述する輝度
モニタ手段である輝度モニタ用フォトダイオード(9)
の出力処理のための回路の一部を挿入している(第21
図参照)。
また、上記イメージセンサ(!3)の積分時間を制御す
るために、上記フォトダイオード(PD)へ入射する光
景をモニタする輝度モニタ手段である輝度モニタ用フォ
トダイオード(9)を設けている。
この輝度モニタ用フォトダイオード(9)は、自動焦点
検出システム上必要な画素を検知するフィートダイオー
ドアレイ(1)の両側の2つのブロックにまたがって形
成しているので、細長い形状をしている。また、この輝
度モニタ用フォトダイオード(9)は、上記不使用画素
に対応する領域に照射される光量をモニタしないように
、上記不使用画素に対応する部分には12膜(9−1)
で遮光がなされている。このように輝度モニタ用フォト
ダイオード(9)はフォトダイオードアレイ(りの整列
方向を長手方向として配置され、そのフォトダイオード
アレイ(1)の両端の2つのブロックにまたがって構成
されると共に、不使用画素に対応する部分をAQ膜(9
−1)で覆っているので、使用画素に対応する部分の平
均出力レベルを正確にモニタするができる。この輝度モ
ニタ用フォトダイオード(9)の出力処理のための回路
の一部は第21図に示すように、フォトダイオードアレ
イ(1)のフォトダイオード(PD)を除去した中央に
挿入している。
上記輝度モニタ用フォトダイオード(9)は前述の如く
、細長い形状をしているが、その長さをQとし、その一
端から出力を取り出す場合、一般に長さρと応答時間τ
との間にはτocQ’という関係が成り立ち、長さeが
長くなる程、応答性が急速に悪化する。したがって、応
答性悪化を防ぐために、輝度モニタ用フォトダイオード
(9)の中央付近の取出電極から出力を取り出している
。このため、応答時間はフォトダイオード(9)の端に
コンタクトを設けた場合に比べて、下記の式のように、
1/4となっている。
このように、中央付近に取出電極を設けて、輝度モニタ
用フォトダイオード(9)の応答性が早いために、輝度
モニタ用フォトダイオード(9)の出力に基づいて積分
時間を定めても過度に蓄積部(ST)に電荷を蓄える過
剰積分を行うことがなく、適正な積分を行うことができ
る。
上記輝度モニタ用フォトダイオード(9)には蓄積手段
であるコンデンサ(10−1)が接続されており、イメ
ージセンサ(13)の積分に先立ち、FET(10−3
)のゲートにAGCR3信号が印加されると、上記コン
デンサ(10−1)は電源電圧VDDに充電される。A
GCRS信号の除去後は、光照射に応じて発生する電荷
により、コンデンサ(10−1)における電位が降下す
る。この電位は出力手段であるバッファ(10−2)を
介してAGCO8信号として出力される。
補償用ダイオード(11)は輝度モニタ用フォトダイオ
ード(9)の暗時出力を除去するために設けられたらの
であり、この上には遮光用AQ膜(If−1)が設けら
れている。この補償用ダイオード(11)は輝度モニタ
用フ]−トダイオード(9)の暗時出力と同mの出力が
得られるように設計されているが、輝度モニタ用フ1 
トダイオード(9)と同構造とした場合には、輝度モニ
タ用フォトダイオード(9)と同じ面積を必要とし、チ
ップサイズの増大を招いてしまう。このため、この補償
用ダイオード(11)は、第7図(a)に示すように、
N型部を互いに分離され一定間隔をおいて整列された多
数の部分からなるようにし、これらをP型部に埋め込む
ことによって、暗時出力の発生源である表面におけるP
N接合部の長さ(周辺長)[7aを増大させて、輝度モ
ニタ用フォトダイオード(9)より小さなサイズで同量
の暗時出力が得られるように設計している。
上記補償用ダイオード(11)はコンデンサ(12−1
)に接続している。このコンデンサ(12−1)はイメ
ージセンサ(13)の積分に先立ち、FE’r(+2−
3)のゲートに印加されるAGCrtS信号によって、
電源電圧VDDに充電される。しかし、AC;CR9信
号の除去後は、補償用ダイオード(11)の暗時出力電
荷により、コンデンサ(I2−■)の電位は徐々に下が
る。この電位はバッファ(12−3)を介してDOS信
号として出方される。以上でイメージセンサ(13)の
構成の説明を終了する。
次に、第2図のイメージセンサ、マイクロコンピュータ
およびそれらの間のインターフェース回路を示すブロッ
ク図に沿って全体のハードウェア構成を説明する。第2
図中台の(14)は上記イメージセンサ(13)の駆動
制御を行う演算制御手段であるマイクロコンピュータ(
μCom)である。このマイクロコンピュータ(14)
のイメージセンサ制御部(16)は、イメージセンサ(
+3)の後述ケる4つのモードを切り換えるための2つ
の信号MD1.MI)tおよび動作タイミングを与える
ための2つの信号N B I、 N B 2をバスに出
力すると共に、I10バッファ(22)より、積分完了
が否かを示ずTIIIT信号とイメージセンザ出カのA
/D変換開始を示すADS信号との論理和であるADT
信号か人力され、またゲイン情報Gl、G3信号が、N
+3.、Nr32信号用のバスを用いて人力される。
上記マイクロコンピュータ(14)より左側の回路は、
I チップのIC(集積回路)上に構成されている。こ
の内で上記I10バッファ(22)は次の機能を有する
。すなわち、上記TINT信号とADS信号のオアを取
り、マイクロコンピュータ(14)にADT信号として
出力する機能、NB、、NB。
信号の信号ラインの人出ツノを切り換えて人力時にはN
U、、NiF2信号をマイクロコンピュータ(14)か
ら人力し、出力時にはGl、G3信号をマイクロコンピ
ュータ(14)へ出力する機能、さらに、マイクロコン
ピュータ(14)の信号レベルと、分周回路(19)、
積分時間制御部(20)、信号処理タイミング発生部(
21対;よび転送りロック発生部(30)等の回路内の
信号レベルとのインターフェース機能を有している。
一方、モード選択回路(23)は、MD、、MD。
信号をデコードし、下記の4つのモードのうちlっのモ
ードを選択する回路である。M D + =“L”。
MD、=”L”の場合、モード選択回路(23)はIN
l信号のみを”II”とし、INIモードを選択する。
[NIモードはイメージセンサ(13)のイニシャライ
ズ動作を行うモードである。MD 1−“1.”。
MD、−“[1”の場合、モード選択回路(23)はI
NT信号のみを“■(”とし、INTモードを選択する
。INTモードはイメージセンサ(13)の積分を行う
モードである。MD、=“I(“、MD、=“I4”の
場合、モード選択回路(23)はDD+信号のみを“1
1”とし、DD+モードを選択する。DDIモードはイ
メージセンサ(+3)の読み出しを開始するモードであ
り、また、NBI、NB2信号により、後述の黒基準画
素のサンプルホールドを行うモードでもある。MD、=
“I−1”、MDt−“L”の場合、モード選択回路(
23)はDD2信号のみを“l(″とし、DD2モード
を選択する。DD2モードはイメージセンサ(13)の
読み出しを行い、読み出され、処理を加えられたイメー
ジセンサ(13)の出力をマイクロコンピュータ(14
)のA/D変換部(15)へ送信するモードである。各
モードの動作および機能に関しては後述する。
上記分周回路(I9)はマイクロコンピュータ(I4)
のクロック発生部(18)で発生した基準クロックCP
の分周を行い、イメージセンサ(13)の転送りロック
φ1.φ2の元となるクロックφ。を発生すると共に、
積分時間制御部(20)と信号処理タイミング発生部(
21)にてクロックφ。と同期を取るためのタイミング
クロックφを発生している。
上記クロックφ。は転送りロック発生部(30)へ送ら
れ、ここで、積分時間制御部(20)から送信されるS
fI信号、RG r CG倍信号クロックφ。
により、クロックφ3.φ、を作り出し、イメージセン
サ(13)の転送りロックとしている。積分時間制御部
(20)はIllモード、INTモードの時、マイクロ
コンピュータ(14)から送信されるタイミング信号N
B、、NB、に基づき、分周回路(19)から送られる
クロックφと同期を取ってAGCR9信号、BG倍信号
5I−1信号、RGTCG信号を発生し、積分の開始動
作を行う。上記各信号は第1図に示したイメージセンサ
(13)の各部に与えられる。また、積分時間制御部(
20)は、イメージセンサ(13)の積分が適正となっ
た時“L”−“I4“となる減算手段である輝度判定回
路(24)からの積分完了信号VFLG、またはモード
選択回路(23)からのDD+信号が”H”となってい
る時に送信されるタイミング信号NB、、NB2によっ
て、BG倍信号発生し、積分の終了動作を行う。
さらに、この積分時間制御部(20)はDDI信号が“
H”となっている時、タイミング信号NB、。
NB、によってSH倍信号発生し、蓄積部(ST)から
出力の読み出し開始動作を行う。このとき、輝度判定回
路(24)に対して、後述の輝度情報を得るための信号
、S H信号およびφa、φb、φC1φd信号を送信
している。上記輝度判定回路(24)はイメージセンサ
(13)より送られるAGCOS信号とDOS信号によ
りイメージセンサ(I3)に照射される光量をモニタし
、積分が適正なレベルに達したと判断された場合に、V
FLG信号を反転する機能と、低輝度時に積分をVF’
LG信号反転信号反転口た場合、積分のレベルを判定し
、そのレベルに応じてイメージセンサ(13)のゲイン
を切り換えるためのGl、G3信号を出力する機能を有
している。
AGC差動増幅回路(25)はイメージセンサ(I3)
から送られてきた出力信号O8を増幅する回路である。
このAGC差動増幅回路(25)では08R5信号によ
ってオンとなったイメージセンサ(13)のFET(8
−3)によりコンデンサ(8−1)が充電された直後の
電位O8を、信号処理タイミング発生部(21)より送
られるR8S/H信号によってサンプルホールドした後
、この電位O8を転送りロックに従ってコンデンサ(8
−1)に転送される各画素の発生電荷により降下したコ
ンデンサ(8−1)の電位O8との差動を取り、これを
増幅して、信号Vos’として減算手段であるOB減算
AGC差動増幅回路(26)へ出力している。
このOB減算AGC差動増幅回路(26)の増幅時のゲ
インは輝度判定回路(24)より出力されるG3信号に
より切り換えられる。上記OB減算AGC増幅回路(2
6)では、黒基準画素の出力と、AQ遮光のない通常画
素つまり有効画素の出力との差動増幅と、出力Vos’
のサンプルボールドを行っている。フォトダイオード(
PD)は、常に暗時出力を伴うため、A12遮光を施し
たフォトダイオード(PD)によって検出される画素を
黒基窄画素として、暗時出力の基準画素とし、通常画素
の出力からその黒基準画素成分を減算して得られた値を
イメージセンサ(13)の出力としている。上記OB減
算AGC増幅回路(26)は、AGC差動増幅回路(2
5)からの出力Vos’が転送りロックに同期しながら
繰り返し入力されるため、信号処理タイミング発生部(
21)より送られるO9S/H信号により、有効画素の
信号出力Vos’のレベルをサンプルホールドし、また
信号処理タイミング発生部(21)より送られるO B
 S / I−I信号により、黒基準画素出力中に、そ
の出力V os’をサンプルホールドする。上記OB減
算AGC増幅回路(26)はサンプルホールドした有効
画素の信号出力レベルVos’からサンプルホールドし
た黒基準画素出力レベルVos’を減算し、また、輝度
判定回路(24)より出力されるG3信号によって切り
換えられるゲインをかけて、信号Vosとしてアナログ
参照電圧V rerより下側に出力する。
定範囲電圧出力手段である温度検出部(27)は、第1
3図に示される抵抗分割回路で温度の検出を行っている
。この抵抗分割回路(27)は、拡散により形成された
拡散抵抗(32)とポリシリコン(Po1y −S i
)で形成された抵抗(33)を備え、これらは常温で等
しい抵抗値となるよう設計されている。各抵抗(32)
、(33)は温度係数が異なるため、それらの接続点か
らバッファ(34)を介して出力される出力VTMPは
、Vre「/2を中心として温度に応じたものとなる。
なお、アナログスイッチ(31)は、DD2モードでは
DD丁−”L”となり、アナログスイッチ(31)をオ
フにすることで消費電流の低減を図っている。一方、第
2図に示すアナログスイッチ(28)はDD2モード、
すなわちDD2=“I]”の場合、オンとなり、逆にア
ナログスイッチ(29)はDD2=“L”の場合にオン
となる。これによってDD2モードの時は、出力Vou
Lとして信号Vosを出力し、DD2モード以外では出
力V outとして信号VTMPを出力する。上記信号
Voutはマイクロコンピュータ(14)中のA/D変
換部(15)へ入力され、ここでアナログ参照電圧V 
refより低電圧側のアナログ出力のA/D変換をA 
D T信号で開始し、ディジタルデータに変換している
このように、アナログスイッチ(28,29)を切り替
えて、OB減算AGC差動増幅回路(26)が使用画素
に対応する信号Vosを出力している場合は、その信号
をA/D変換部(15)に入力する一方、それ以外の場
合は、温度検出部(27)から一定範囲内の電圧VTM
PをA/D変換部(15)に入力しているので、OB 
’sA算AGC差動増幅回路(26)から不使用画素に
対応する出力から黒基準画素に対応する出力の減算によ
る生じる負出力や、画素の読み出し終了後における使用
画素の出力から黒基準画素の出力の減算により生じる負
の出力が生じても、これらはA/D変換部(15)に人
力されることがなく、温度検出部(27)から一定範囲
内の電圧V TMP7!l< A / D変換部(15
)に入力される。したがって、A/D変換部(15)は
人力ダイナミックレンジを越えることがなく、破壊する
恐れがない。
以上でハードウェア構成の説明を終了する。
次に、口述したイメージセンサ(13)の各モードにお
ける動作を詳細に説明する。
まず、イニシャライズモードについて説明する。
マイクロコンピュータ(14)がMDI−“L”。
MD2−“L”を出力すると、モード選択回路(23)
はINI信号のみを“H“とじ、積分時間制御部(20
)にイニシャライズモード(IN!モード)であること
を告知する。INIモードはイメージセンサ(I3)の
電源投入後、直ちにイメージセンサ(13)の不要電荷
を排出するためのモードである。イメージセンサ(13
)は電源投入後はポテンシャル井戸であるフォトダイオ
ード(PD)、蓄積部(S T)、転送レジスタ(RG
)の各々に不要電荷が溜まっており、これを素早く排出
して、イメージセンサ(13)が使用可能な状態になる
よう立ち上げる必要がある。そこで、不要電荷の排出を
迅速に行うためにINIモードを設定すると共に、イメ
ージセンサ(13)のボテンノヤル構造を第3図の構造
とした。
以下、第3図のポテンシャル図と第4図のタイムチャー
トに沿って説明する。第3図(a)にて左側からオーバ
ーフロードレイン(OD2)、オーバーフローゲート(
OG)、フォトダイオード(P D)。
バリアゲート(BG)、蓄積部(ST)、移送ゲート(
S H)、転送レジスタ(RG)、積分クリアゲート(
RG I CG)、オーバーフロードレイン(ODl)
となっている。バリアゲート(BG)、t%送アゲート
SH)、積分クリアゲート(RGICG)の各ゲートお
よび転送レジスタ(I’tG)に電圧を印加した場合(
転送レジスタ(RG)にはφ、が印加される)、第3図
(b)に示すように、PD>BG>ST>Sr(>RG
>RG I CG>ODlとなるようにそのポテンシャ
ルが設計され、フォトダイオード(PD)、蓄積部(S
 T)、転送レジスタ(RG)の不要電荷はこのときに
オーバーフロードレイン(ODl)へ排出されるように
なっている。タイムチャートに沿ってこの動作を説明す
る。
第4図(a)の状態が第3図(a)に対応している。
このとき、N B l=“L”、NB、−“L”の状態
で、バリアゲート(BG)、移送ゲート(S H)、積
分クリアゲート(RGICG)の各ゲートには電圧は印
加されておらず、またフォトダイオード(PD)。
蓄積部(ST)、転送レジスタ(RG)各部には不要電
荷が蓄積されている。NB、、NB!が共に“L″の場
合には、イメージセンサ(13)を制御する積分時間制
御部(20)はイメージセンサ(13)に対して何も動
作はしない。
マイクロコンピュータ(14)がNB、=“Fl”。
N B t =“L”を出力すると、積分時間制御部(
20)は分周回路(19)から送られるクロックφ。と
同期を取って、第4図(b)に示すように、SH−“I
]″。
BG=“H”、RGICG=“I4“をイメージセンサ
(13)に出力する。さらに、SH倍信号RG I C
G傷信号転送りロック発生部(30)にも送信され、転
送りロック発生部(30)ではS H信号とクロックφ
。のオア出力を転送りロックφ1とし、またRGICG
信号とφ。のノア出力を転送りロックφ。
として、SH=“H”、rtGIcG=“■]“の場合
には、φ、=“H”、φ、−“L”の状態でイメージセ
ンサ(13)への転送りロックを停止さ仕ている。そし
て、イメージセンサ(13)はSH,BG、RGI C
G、φ1.φ、の各信号により、第3図(b)に示され
るように、フォトダイオード(PD)、蓄積部(S T
)、転送レジスタ(RG)の不要電荷を排出する。
マイクロコンピュータ(14)は続いてNB、=“I−
1”、 N B t =“■」“を出力した後、NB、
−“L”。
NBffi−“I4”を出力する。これを受けて積分時
間制御部(20)はクロックφ。と同期を取り、S H
信号およびBG倍信号“L”に戻す(第3図(C)、第
4図(C))。一方、転送りロック発生部(30)では
SH倍信号<L”に戻ったことにより転送りロックφ、
が動き始め、転送りロックφ、は“L“である。
このとき転送レジスタ(RG)とオーバーフロードレイ
ン(ODI)のポテンシャル段差が大きくなり、転送レ
ジスタ(RG)の不要電荷の排出が促進され、完全にオ
ーバーフロードレイン(ODI)へ排出される(第3図
(d)、第4図(d))。また、このとき、転送りロッ
クφ、は“L”で停止したままなので、上記転送レジス
タ(RG)に隣接し、転送りロックφ、が印加されてい
る別の転送レジスタCRG)に上記レジスタ(rtc)
の不要電荷が流れ込むことはない。
タイマーが所定時間経過したことを計時した後、マイク
ロコンピュータ(14)は、NB、、NBffiを共に
“L“に戻す。積分時間制御部(20)は、これにより
φ。と同期してRG I CG傷信号“L”とする。そ
うすると、イメージセンサ(13)のRGICG端子に
印加された電圧が零になり、この積分クリアゲート(R
GICG)は閉じる。それと同時に、転送りロック発生
部(30)ではrlCI CG傷信号“L″になったこ
とで、転送りロックφ、も動 ″き始める(第3図(e
)、第4図(e))。以上で不要電荷排出動作の1サイ
クルか終了する。
通常、イメージセンサ(13)のイニシャライズを行う
際は、上記不要電荷排出動作を数サイクル繰り返した後
、イニシャライズモードを終了する。
本発明においては、各レジスタ(rtG)に積分クリア
ゲート(RGICG)を接続した構造により、各レジス
タ(RG)の不要電荷の排出をレジスタ(RG)からの
転送により行う必要がなくなるので、1回の不要電荷排
出動作の1サイクルの時間を短縮し、イニシャライズモ
ードに割り当てる時間を短縮することができる。
次に、第2のモード、積分モードについて説明する。
マイクロコンピュータ04)がMD、−“L”。
MD、=“ト■”を出力すると、モード選択回路(23
)はINT信号のみを“I−1”とし、積分時間制御部
(20)へ積分モード(I NTモード)であることを
告知する。INTモードはイメージセンサ(13)の積
分開始および高輝度時の積分の終了動作を行う。
第5図、第6図に沿って動作説明を行う。積分の開始動
作はイニシャライズ時の不要電荷の排出動作と、BG倍
信号除いて全く同じである。BG倍信号Ni2.=“I
−1”、 N Bt =“し”をマイクロコンピュータ
(14)が出力した後、積分時間制御部(20)により
φ。(図ではφ1の立上がり時期である)と同期を取っ
て“I−1”に立ち上げられる。これはIN!モードの
場合と同一である。ただし、マイクロコンピュータ(1
4)がN B l−“L”、 N B t−“トI″を
出力した場合、Illモードではφ。と同期を取って再
びBG倍信号“L”に戻しているが、INTモードでは
BG倍信号“■1”のままである。r3G信号は後述す
る積分終了時に“L”となる。
第5図(C)、第6図(c)の時点で移送ゲート(SN
 )のゲート電圧が零になると、移送ゲート(Sl()
はフォトダイオード(PD)、蓄積部(ST)、オーバ
ーフローゲート(OG)より高いボテンシャルに復帰し
、この時点から、フォトダイオード(PD)で発生した
電荷は蓄積部(ST)へ流入し、蓄積部(ST)で蓄積
され始め、イメージセンサ(13)において積分が開始
される。
一方、積分終了の時点は輝度モニタ用フォトダイオード
(9)の出力によりモニタしている。以下、輝度判定回
路(24)の動作を説明し、積分終了動作の説明を行う
積分時間制御部(20)は積分開始時のSH倍信号同一
のタイミングでAGCnS信号をイメージセンサ(13
)に出力する。第1図に示されるように、AGCR8信
号は、輝度モニタ用フォトダイオード(9)に接続され
たコンデンサ(10−1)に接続されたFET(10−
3)のゲートと、補償用ダイオード(1■)に接続され
たコンデンサ(12−1)に接続されたFET(+ 2
−3)のゲートに印加される。上記AGCRS信号が印
加されることにより、上記コンデンサ(10−1)、(
12−1)は略電源電圧VDDに充電される。S H信
号と同一タイミングでAGCR3信号か“L”になると
、1純の供給は断たれ、これ以降は輝度モニタ用フォト
ダイオード(9)は照射される光量に応じた電荷を発生
し、これに接続されたコンデンサ(10−1)は発生し
た電荷に応じてその電位か降下し始める。一方、補償用
ダイオード(11)は、その暗時出力による電荷を発生
し、これに接続されたコンデンサ(12−1)ら発生、
した電荷に応じてその7u位が降下し始めろ。各々の電
位は各バッファ(IO−2)、(12−2)を介して、
第2図の輝度判定回路(24)の第8図に示したアナロ
グ回路へ出力される。第8図において、AGCO8信号
はオペアンプ(43)のプラス人力へ人力され、DO9
信吋はオペアンプ(43)のマイナス人力へ入力され、
その差動を取った出力がオペアンプ(43)から出力さ
れる。オペアンプ(43)の出力V43は下式で表わさ
れる。
Va3−Vref  (I)O9AGCOS)この出力
V43は輝度判定手段である一つのコンパレータ(45
)のマイナス入力に入力されている。
一方、上記コンパレータ(45)のプラス入力には基Q
′、電圧発生回路(nvc)におけるFIET(/16
゜li 7,48,4.9)による抵抗分割により発生
した定電圧が供給されている。積分中はφdのみが“I
−1“となっており、FET(49)がオンとなり、供
給される定電圧はV、8=(Vref−Vth)である
。コンパレータ(45)の出力はV 43< V 49
のとき“■]”となる。すなわち、 Vref−(DOS−A(、QO8)<Vref−Vt
hDOS−、l;COS>vth となったときに’ t(”となる。
(DOS−AGCOS)は輝度モニタ用フォトダイオー
ド(9)の光照射により降下した電圧を示している(暗
時出力成分は補償用ダイオード(1りの出力により補償
されている)。積分開始直後は輝度モニタ用フォトダイ
オード(9)への光照射量か不足しており、DOS−A
GCOS=Oであり、コンパレータ(45)の出力(v
pt、c)は“し”になっている。積分中に(DOS−
AGCOS)がvthの電圧より大きくなる時点で、イ
メージセンサ(13)に対する積分が適正となり、コン
パレータ(45)の出力(VFLG)は”L“から“■
1″へと反転する。第6図のタイムチャ゛−トに示され
ろように、積分時間制御部(20)は、コンパレータ(
45)の出ノアVFLGが反転した時点で、EG倍信号
“L”にする。BG倍信号“L”になると、第5図(e
)に示されるように、バリアゲート(BG)のポテンシ
ャルがフォトダイオード(PD)のポテンシャルより大
きくなり、フォトダイオード(PD)で発生した電荷が
蓄積部(ST)へ流入することを防ぎ、蓄積部(ST)
に蓄積された電荷は、VFLG信号が”H”、即ちBG
倍信号“L”となった時点で保持され、積分が終了する
。積分終了後発生する電荷はフォトダイオード(PD)
に蓄積され、その蓄積が進んでも、第5図(e)に示さ
れるように、バリアゲート(BG)よりポテンシャルの
低いオーバーフローゲート(OG)を越え、オーバーフ
ロードレイン(OD2)へ排出されるため、蓄積部(S
T)へ流入することはない。
また、積分時間制御部(20)はBG倍信号“L”にす
ると同時に、TINT信号を“L”にし、マイクロコン
ピュータ(14)にADT端子を介してTINT信号の
反転を告知する。以上で積分モードにおける積分開始動
作、および高輝度時の積分終了の動作の説明を終了する
次に、第3のモード、データ読み出しモード1(DDI
モード)について説明する。
マイクロコンピュータ(14)がM D +−“■]”
M D x ”“I−1”を出力すると、モード選択回
路(23)はDDI信号のみを“H”とし、積分時間制
御部(20)へDDIモードであることを告知する。D
DIモードは低輝度時に積分終了動作を行い、また、イ
メージセンサ(13)の各画素データの読み出し開始動
作を行うモードである。
まず、低輝度時の積分終了動作について第22図のタイ
ムチャートに基づいて説明する。被写体輝度が低い場合
には、輝度判定回路(24)により適正積分時間に達し
たと判定されるまで、長時間を要する場合がある。積分
を長時間行うと、暗時出力が増大し、S/N比の劣化を
招く。また、システム上、極端に長い積分時間は不都合
である。
例えば、カメラの焦点検出装置に用いるときには焦点検
出サイクルが長くなり、被写体の動きに焦点検出が追随
していけないといった不都合が起こる。このため、予め
マイクロコンピュータ(14)内で許容し得る最長の積
分時間を設定し、この時間を超えてなおADT端子に出
力されるTINT信号が反転していない場合には、MD
、=“H”1MD、−“I]”を出力し、DDIモード
へ移行し、DD1モードにて積分の終了動作を行う。積
分時間制御部(20)はDDIモードにて、N B r
 =“11“。
NB、=“L”の信号をマイクロコンピュータ(14)
から受けると、直ちにBG倍信号“L″とする。これに
より先の場合と同様に、第1図に示すバリアゲート(B
G)のポテンシャルがフォトダイオード(PD)より高
くなり、フォトダイオード(PD)で発生する電荷の蓄
積部(ST)への流入が停止し、積分が終了する(第2
2図)。
次に、イメージセンサ(13)の各画素データ読み出し
開始動作について説明する。低輝度時、高輝度時にかか
わらず、DDIモードにてマイクロコンピュータ(14
)がNB 、=“H”、NB、−“L”を出力すると、
積分時間制御部(20)は転送りロックφ。に同期し、
転送りロックφ。が“■4”のタイミングでSH信号パ
ルスを発生する(第6図または第22図)。これにより
、第5図(D、(g)に示されるように、イメージセン
サ(13)のSHゲートにパルス電圧が印加され、各蓄
積部(ST)に蓄積された各画素の信号電荷が転送レジ
スタ(RG)へ移送される。その後は転送りロックφ1
.φ、により、各画素の信号電荷は転送され、読み出さ
れる。各蓄積部(ST)に蓄積された信号電荷の転送レ
ジスタ(RG)への移送は、マイクロコンピュータ(1
4)がDDIモードにてNB、−“I−1”、NIP、
−“L”を出力したときに行なわれるが、このとき、転
送レジスタ(RG)が積分開始後の非定常状態から復帰
し、定常状態となっていることが必要である。
定常状態では各転送レジスタ(rtG)に暗電荷が第2
3図に示されるように蓄積されている。この暗電荷は、
各転送レジスタ(rlG)のポテンシャル井戸で発生す
る暗電荷と順次転送される前段レジスタの暗電荷の和と
なっている。積分の開始時に、積分クリアゲート(r?
、GIcG)のゲート端子に電圧を印加し、転送レジス
タ(RG)とオーバーフロードレイン(ODI)間の積
分クリアゲート(RGICG)がオンとなり、転送レジ
スタ(RG)の暗電荷が全てクリアされている。積分ク
リアゲート(RGICG)がオフとなった後、転送りロ
ックφ1カ月周期経過するたびに第23図の左側から転
送レジスタ(RG)の暗電荷が定常状態となっていく。
全ての転送レジスタ([G)が定常状態に復帰する迄に
は画素数(N)×転送りロック1周期(T)の時間がか
かる。
非定常状態でS I−1パルスを発生した場合、出力と
して取り出される電荷中の転送レジスタ(IC)の暗電
荷成分は画素によって非定常状態のものもあるため、正
しい信号が取り出させない。このため、SHパルスを発
生するのは少なくともRGICG信号が“トI“から“
■プになった後、さらに画素数×転送りロック1周期(
NXT)経過してからでなければならない。
高輝度時にはI周期(NXT)以内に積分が完了するこ
とが少なくないが、バリアゲート(BG)を閉じること
で積分は終了されるため、1周期(NxT)経過後進、
S I−1パルスの発生を待たせることが可能である。
次に、読み出された画素出力の処理に関し、第11図、
第12図に沿って以下に説明する。
イメージセンサ(I3)の各画素の信号電荷は、φ1−
“L”、φ、=“I(”のタイミングで、第1図に示す
コンデンサ(8−1)に転送される。信号処理タイミン
グ発生部(21)では、この信号電荷の転送に先立ち、
第12図に示されるように、φ1−“I−1”、φ、=
“L″のタイミングで0SflS信号パルスを発し、第
1図に示すFET(8−3)のゲートにこのパルスを印
加して、コンデンサ(8−1)を略電源電圧に充電して
リセットする。φ1−“L”。
φ、−“l]”となった時点で信号電荷の転送が行われ
ると、このコンデンサ(8−1)の電圧は、信号電荷に
より低下し、イメージセンサ(13)の出力O8は第1
2図に示されるように出力される。AGC差動増幅回路
(25)では、信号処理クイミング発生部(21)より
送られるR8S/H信号により、゛リセット時の電圧レ
ベルを第11図のPET(52)、コンデンサ(53)
、バッファ(5I)からなるサンプルホールド回路によ
り、記憶し、オペアンプ(54)のプラス人力へ入力す
る。一方、O8信号はバッファ(50)を介してオペア
ンプ(54)のマイナス人力に人力されており、FET
(55,56,57,58)のゲートに入力されるGl
G2信号により定められるゲイン(第1I図参照)で差
動増幅された出力がオペアンプ(54)からVos’と
して出力される(第12図参照)。
次に、積分レベルの判定について説明する。
低輝度時に強制的に積分を終了させた場合、イメージセ
ンサ(13)の画素出力のレベルは当然適正時に比べ低
下してしまう。そこで、この場合、口述の輝度判定回路
(24)を用いて積分のレベルの検知を行って、その結
果に応じてイメージセンサ(13)の出力にゲインをか
け、常に適正なレベルの出力が得られるようにしている
以下、第8図の輝度判定アナログ回路、第9図のパルス
タイミングヂャート、第10図の輝度判定ロノック回路
および第24図の真理表に沿って説明する。なお、この
輝度判定アナログ回路と輝度判定ロノック回路とで、上
記輝度判定回路(23)が構成される。第8図に示すよ
うに、オペアンプ(43)からは入熱する光量に応じた
出力■、3=Vrer−(DOS−AGCO9)が出力
され、輝度判定手段である一つのコンパレータ(45)
のマイナス人力に入力されている。積分時間判定時には
第9図に示されるようにφdが印加されており、基阜電
圧発生回路(RVC)のFET(49)がオンとなり、
コンパレータ(45)のプラス入力には(Vref−v
 th)が入力されている。いま、S Hパルスが発生
すると、第1O図のラッチ+(73)、ラッチ2(74
)、ラッチ3(75)の全てがリセットされる。その後
、第9図に示すように、φCパルスが発生すると、第8
図のFET(48)かオンとなり、コンパレータ(45
)のプラス入力には(Vre「−Vth/ 2 )が入
力される。ここで、もしくDOS−AGCO9)>Vt
h/2 であれば、コンパレータ(45)の出力VFLGは“I
−1”となり、第1O図に示すアンド(AND)ゲー1
−(70)の出力が“I−1”となり、ラッチ1(73
)がセットされる。その後、第9図で示されるように、
φbパルスが発生すると第8図のPET(47)がオン
となり、コンパレータ(45)のプラス入力には(V 
ref −V th/ 4 )が入力される。ここで、
もしくDO9−AGCOS)>Vth/4 であれば、コンパレータ(45)の出力VFLGは“I
−1”となり、第1O図において、ANDゲート(71
)の出力が“■]”となり、ラッチ2(74)がセット
される。さらに、その後、第9図に示すように、φaパ
ルスが発生すると、第8図のPET(46)がオンとな
り、コンパレータ(45)のプラス入力には(V re
f −V th/ 8 )が人力される。ここで、(D
O9−AGCOS)>Vth/8 であれば、コンパレータ(45)の出力VFLGは“l
−1−となり、第1θ図に示すANDゲート(72)の
出力が“■]”となり、ラッチ3(75)がセットされ
る。以上の各場合について、第24図の真理表の通りに
Gl、G3信号が発生する。この信号に基づき、ゲイン
は次の表のように選択され、それぞれ略適正レベルのV
osが得られる。
このように、FET(49,4B、47.46)を逐次
オンにすることによって、基準電圧発生回路(nvc)
が複数の基準電圧を発生するので、一つのコンパレータ
(45)で複数段に輝度を判定でき、イメージセンサ(
13)と同一チップ上に形成されるコンパレータの数を
削減できる。
第8図に示すFET(44)はINTモードおよびDD
lモードの時のみ抵抗分割回路すなわち基準電圧発生回
路(RVC)に電源を供給するためのスイッチである。
このFET(44)によって、基準電圧発生回路(RV
C)は輝度判定が必要なときのみに通電され、消費電流
が低減される。この電流消費の節減効果は、高輝度には
積分時間が読み出し時間に比して短くなるため大きくな
る。
第11図に示すように、信号Vos’はFET(60)
、コンデンサ(62)、バッファ(64)からなるサン
プルホールド回路によりホールドされ、オペアンプ2(
65)のマイナス入力に人力される。この信号Vos’
のホールディングは信号処理タイミング発生部(21)
からφ、−“L”、φ2=“H“の信号電荷転送時のタ
イミングで発生するO8S/Hパルス信号によって行な
われる。また、信号Vo8°はFET(59)、コンデ
ンサ(61)、バッファ(63)からなるサンプルホー
ルド回路にも入力される。このサンプルホールド回路で
は第1図で示したA(2遮光を施した黒基準画素出力の
サンプルホールドを行う。サンプルホールドのタイミン
グを与えるパルスは第12図に示すOnS/H信号であ
り、これは以下に示すシーケンスで発生させる。
第2,12図に示すように、INTモードからDDIモ
ードに移行した後、ADT信号には、A/D変換開始の
タイミングを与えるADS信号が現われる。マイクロコ
ンピュータ(14)はこの信号をモニタしながら、黒基
準画素出力のサンプルホールドのタイミングを計ってい
る。マイクロコンピュータ(14)は黒基準画素の出力
中に、NBI=“H”、NB、=“H”を出力し、信号
処理タイミング発生部(2I)は、これによってOBS
/H信号を“H”とする。引き続き、マイクロコンピュ
ータ(14)は次のADS信号が立ち上がる迄にNB。
=“L”、NB、=“H“を出力し、信号処理タイミン
グ発生部(2りはこれによってOBS/H信号を“L″
とする。以上によって第11図に示すFET(59)、
コンデンサ(61)、バッファ(63)からなるサンプ
ルホールド回路は人力される黒基準画素出力をホールド
し、これをオペアンプ2(65)のマイナス入力へ入力
する。黒基準画素出力のサンプルホールド後は、オペア
ンプ2(65)の出力はホールドされた黒基準画素出力
に対応する分を減算され、FET(66)〜(68)の
ゲートに接続されたG3.G4信号によって定められる
ゲイン(第11図別表)で増幅され、信号Vosとして
出力される(第12図)。
以上の如く、イメージセンサ(13)の出力信号O8は
AGC差動増幅回路(25)およびOB減算AGC差動
増幅回路(26)において2重サンプリングされ、その
信号レベルからリセットレベルが減算され、リセットノ
イズの影響のない信号が取り出されて、さらに、リセッ
トノイズの影響のない信号から黒基準レベルが減算され
て、各画素の゛  出力から暗時出力が除去された出力
Vosが得られる。さらに、この出力Vosは、イメー
ジセンサ(13)の出力O8に対して、AGC差動増幅
回路(25)およびOB減算AGC差動増幅回路(26
)において各画素出力の平均レベルに応じて、後述する
ように、×8〜×64のゲインをかけて作成されている
。このように、2つの増幅回路(25,26)で2段で
増幅するので1つの増幅回路で増幅する場合に比してオ
ペアンプ(54,64)に接続する抵抗の値の範囲は小
さくてよく、抵抗の占める面積が小さくなる。
次に、第1I図に示すAGC差動増幅回路(25)のオ
ペアンプ(54)のゲインとOB減算AGC差動増幅回
路(26)のオペアンプ(65)のゲインについて述べ
る。ここではイメージセンサ(13)の出力OSに対し
て、X8.XI6.x32゜×64のゲインを切り換え
るため、オペアンプ1(54)で2段階、オペアンプ2
(65)で2段階のゲイン切り換えを行うようにしてい
る。この場合、オペアンプ(54)、(65)には常に
オフセットの問題がある。2段階でゲインをかける場合
、初段のゲインをGNI、後段のゲインをGN2とし、
各オペアンプのオフセットを△V、入力をVi1出力を
Voとすれば、出力は下式で表わされる。
Vo−((Vi+△V)xGNl+△V) XGN2=
ViXGNIXGN2+△V −(GN I x GN
2 + GN2)−(Vi+△V)xGNlxGN2+
△VxGN22段のオペアンプのトータルのゲインGN
IXGN2が変わらない場合には、上式の第2項(△V
XGN2)でGN2によるオフセットが現われる。
すなわち、GN2を小さくした方がトータルのオフセッ
トが小さくなる。
したがって、初段のゲインGNIを後段のゲインGN2
よりも高く選ぶことによってオフセットは抑えられるが
、この手段によっても、オフセットは残る。このため、
後段のオペアンプ2(65)は、第11図に示すように
、参照電圧V rerからバイアス手段であるダイオー
ド(99月個分電位降下した電圧を基準としてレベルシ
フトするため、常にA/D変換可能なように、オフセッ
トが参照電圧Vrerより低電圧側に出るようにしてい
る。
OB減算AGC差動増幅回路(26)には、黒基準画素
を表す信号のサンプルホールド後、有効画素を表す信号
の出力に先立ち、A(!遮光を施した第2の黒基準画素
を表す信号を出力している。この第2の黒基準画素を表
す出力からは、先にホールドされた黒基準画素が減算さ
れるため、オペアンプのオフセットがなければ参照電圧
V refと一致した出力が得られる。しかし、オペア
ンプ2(65)の出力は常に参照電圧V rerより低
電圧側にオフセットVofTsetが生ずるために、出
力は(V ref−Vorfset)となる。これをA
/D変換すると、Voffsetに相当する信号がディ
ジタルデータとして得られる。以降有効画素の出力はこ
のVoffset分をマイクロコンピュータ(14)の
演算によって減算されるので、マイクロコンピュータ(
14)に入力されるデータは実質的にはオフセット成分
を除去したデータと同じことになる。
次に、DD2モードについて説明を行う。
DD2モードにおいては、イメージセンサ(13)に対
して能動的な動作を行わせることはない。
このため、I10バッファ(22)に接続されたNB 
+ 、 N B tの信号の入出力を切り換え、NB、
にGl信号、NB、にG3信号を出力し、マイクロコン
ピュータ(14)にイメージセンサ(13)の出力のゲ
イン情報を告知している。このI10切り換えはDD2
信号で行イつれろ。
DD2モードにおいてのみ、Voutとして出力される
信号はイメージセンサ(13)の出力Vosである。
このシステム上使用する画素はイメージセンサ(13)
の2つの分離した領域において検出される画素であり、
2つの領域の間にはフォトダイオード(PD)を設けて
いない。これらの画素の出力をVoutとしてA/D変
換部(15)へ出力する際には後述する問題点があるた
め、DD2モードとDD1モードの切り換えによって、
有効画素の出力時のみ、VoutとしてVosを出力し
ている。AGC差動増幅回路(25)の出力Vos’は
有効画素の出力時には、光信号に対応する出力成分Vo
s’(sig)と暗時出力成分V os’ (dark
)の和として表わされる(V os’ −V os’ 
(s ig) + V os’ (dark))。OB
減算AGC差動増幅回路(26)にてV os’ (d
ark)に相当する成分の減算を行い、 Vos=Vref−GN2 X(Vos’−Vos’(
dark))としてA/D変換部(15)に出力してい
る。
このとき、フォトダイオード(PD)を除去した画素の
出力は光信号に対応する出力も暗時出力成分もないため
、Vos’=0となる。ここでOB減算AGC差動増幅
(26)にてV os’ (dark)の減算を行うと
、 Vos=Vref−GN2 x(0−Vos’(dar
k))>Vrefとなり、A/D変換可能な参照電圧V
 rerより低電圧側とは逆に、Vosが参照電圧V 
rerより高電圧となってしまい、A/D変換のダイナ
ミックレンジを越え、A/D変換装置すなわちA/D変
換部(15)の破壊を招くおそれがある。このために、
有効画素の出力以外では、アナログスイッチ(28)、
(29)を切り替えて、常にA/D変換可能な温度検出
出力V TMPを出力している。このように、有効画素
の出力時のみDD2−“■4”としてVosの出力を行
い、無効画素の出力時はDD2=“L“とじてVTMP
の出力を行なうことによって、常にA/D変換のダイナ
ミックレンジ内でA/D変換を行うようにしている。
以上でDD2モードの説明を終了し、第1実施例の説明
を終了する。
次に、上記第1実施例における暗時出力成分の除去手段
を変形した第2の実施例について説明する。ここでは、
第1の実施例と異なる点のみについて、第14図のブロ
ック図、第15図のAGC差動増幅回路の回路図で説明
する。
まず、第2の実施例を示す第14図のブロック図と第1
の実施例を示す第2図のブロック図の相違によって示さ
れるように、第2の実施例はアナログ参照電圧V re
d”がAGC差動増幅回路(125)から出力されてい
る点で第1の実施例と相違する。また、第14図では第
1の実施例におけるOB減算AGC差動増幅回路が除去
されている。
第15図にて第2の実施例の動作を説明する。第1の実
施例と同様に、有効画素の出力に先立ち、イメージセン
サ(13)は暗時出力すなわち黒基準画素の出力を出力
する。ここで、AGC差動増幅回路(125)中のFE
T(159)、コンデンサ(161)およびバッファ(
163)からなる保持手段であるサンプルホールド回路
ではOBS/Hパルスによって黒基準画素の出力をサン
プルホールドする。第1の実施例では、ホールドされた
出力をオペアンプ2(65)のマイナス人力に接続し、
オペアンプ2(65)で減算を行っていたが、第2の実
施例では、ホールドされた出力をV rer’として出
力している。このV ref’はA/Dコンバータ(1
15)にアナログ参照電圧として供給され、A/D変換
部(115)では、この電圧を基準として、入力された
電圧をA/D変換する。すなわち、入力V outと参
照電圧V ref’の差動を取ってディジタル値に変換
するため、A/D変換部(115)内で黒基準画素出力
の減算を行うことと等価となる。
したがって、オペアンプで有効画素出力から黒基準画素
出力を減算して、レベルシフトし、これをA/D変換部
の参照電圧とする場合に生じるオペアンプのオフセット
の問題は、この実施例では生じない。
また、FET(160)、コンデンサ(162)および
バッファ(164)からなるサンプルホールド回路によ
ってサンプルホールドされる黒基準画素の出力も各有効
画素の出力もオペアンプ2(165)の出力となってお
り、これらの差動をA/D変換部(115)内で取るた
め、オペアンプ2(165)のオフセットは完全に除去
される。よって第2の実施例においてはイメージセンサ
(13)の暗時出力の除去と同時にオペアンプ2(16
5)のオフセットの除去が行われる。
次に、第3の実施例について、第16.17.18図を
参照しながら説明する。この第3の実施例は暗時出力除
去手段が第1.2の実施例と異なる。
まず、第3の実施例のブロック図(第16図)と、第1
の実施例のブロック図(第2図)との違いについて述べ
る。
第3の実施例では、黒基準画素のサンプルホールドパル
スOB S / 14はA/D変換装置すなわちA/D
変換部(215)に人力されており、OB減算AGC差
動増幅回路は除去されている。この第3の実施例では、
黒基準画素の減算はA/D変換部(215)内で行われ
る。第18図はA/D変換部(215)を示し、このA
/D変換部(215)はA/D変換回路(206)とそ
れと同一チップ上に設けられた内部回路を有する。第1
8図でVinとして入力されるイメージセンサの出力は
黒基準画素とこれに続く有効画素の出力からなる。黒基
準画素の出力はOBS/Hパルスにて、PET(20t
)、コンデンサ(202)およびバッファ(203)か
らなるサンプルホールド回路によってサンプルホールド
される。そして以降入力される有効画素出力は減算手段
であるオペアンプ(205)により、サンプルホールド
された黒基準画素出力分を減算された後、A/D変換回
路(206)へ入力される。
このように、オペアンプ(205)で有効画素出力と黒
基準画素出力との差をとり、それをA/D変換するので
、イメージセンサ(13)側の処理が軽減され、回路構
成が単純化する。
第I7図はAGC差動増幅回路(225)を示す。
第1の実施例では黒基準画素の出力に対するサンプルホ
ールド回路があったが、第3の実施例では、これは除去
されている。また、第2の実施例と同様に、黒基準画素
出力も有効画素出力ら同一のオペアンプ(+65)から
出力されるため、このオペアンプ(165)のオフセッ
トは完全にキャンセルされる。
次に、暗時出力の除去手段が前述の実施例と異なる第4
の実施例を説明する。第19図は、この第4の実施例に
係るハードウェアブロック図である。これは第3の実施
例のブロック図である第16図とは、参照電圧V re
fがA/D変換部(315)に人力されていないという
点で異なっており、AGC差動増幅回路(225)は第
3の実施例と全く同一の構成である。
第20図にA/D変換部(315)を示し、このA/D
変換部(315)はA/D変換回路(405)とそれと
同一チップ上に設けられた内部回路を有する。イメージ
センサ(13)が黒基準画素の出力を行っている間にA
/D変換部(315)にはOBS / I(パルスが与
えられ、端子Vinに人力されている黒基準画素の出力
がFET(401)、コンデンサ(402)、バッファ
(403)からなるサンプルホールド回路によって、サ
ンプルホールドされる。ホールドされた黒基準画素出力
はアナログ参照電圧(V rer’ )としてA/D変
換回路(405)に入力される。それ以降、端子Vin
に入力されるイメージセンサ(!3)の有効画素出力は
、第2の実施例と同様、ホールドされた黒基準画素の出
力(Vref’ )が減算された後、A/D変換される
。これにより暗時出力成分が除去される。
このように、この第4実施例では、黒基準画素出力をサ
ンプルホールドし、この黒基準画素出力をアナログ参照
電圧(V ref’ )としてA/D変換回路(405
)でA/D変換を行うので、黒基準画素出力を参照電圧
にレベルシフトするためのオペアンプが不要になり、さ
らに、そのためレベルシフトオフセットが零になる。
〈発明の効果〉 以上より明らかなように、この発明のA/D変換装置は
、入力端子をサンプルホールドするサンプルホールド手
段と、上記サンプルホールド手段にサンプルホールドさ
れた電圧を参照電圧としてA/D変換を行なうA/D変
換回路とを同一チップ上に設けてなるので、従来の如き
レベルシフトを行なうためのオペアンプが不要となり、
小面積になり、回路構成が簡単になり、またレベルシフ
トオフセットが零になる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の固体撮像装置におけるイメ−ジセン
サの構成図、第2図はこの発明の第1実施例の固定撮像
装置のブロック図、第3図はイニシャライズ時における
イメージセンサのポテンシャル構造を示す図、第4図は
上記第1実施例のイニシャライズモードにおける信号の
タイムチャート、第5図はイメージセンサの積分モード
時におけるポテンシャル構造を示す図、第6図は積分モ
ード時における信号のタイムチャート、第7図は補償用
ダイオードの構造図、第8図は輝度判定アナログ回路の
回路図、第9図は輝度判定時の信号のタイムチャート、
第10図は輝度判定ロジック回路の回路図、第11図は
第1実施例におけるAGC作動増幅回路およびOB減算
AGC作動増幅回路の回路図、第12図は画素出力の処
理に関するタイムチャート、第13図は温度検出部の回
路図、第14図は第2実施例の固体撮像装置のブロック
図、第15図は第2実施例のAGC作動増幅回路の回路
図、第16図は第3実施例の固体撮像装置のブロック図
、第17図は第3実施例のAGC作動増幅回路の回路図
、第18図はA/D変換部の回路図、第19図は第4実
施例の固体撮像装置のブロック図、第20図は第4実施
例のA/D変換部の回路図、第21図はイメージセンサ
の構造図、第22図は第4実施例の積分モードにおける
信号のタイムチャート、第23図は暗電荷の転送を説明
する図、第24図は輝度判定ロジック回路の真理表を表
わす図である。 PD・・・フォトダイオード、BG・・・バリアゲート
、ST・・・蓄積部、St(・・・シフトゲート、RG
・・・転送レジスタ、RG I CG・・・積分クリア
ゲート、14・・・マイクロコンピュータ、20・・・
積分時間制御部、23・・・モード選択回路、24・・
・輝度判定回路、30・・・転送りロック発生部。 特許出願人 ミノルタカメラ株式会社 代 理 人 弁理士 前出 葆 ほか2名周辺長Lb X 周包長La La = 7.7Lb

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)入力電圧をサンプルホールドするサンプルホール
    ド手段と、上記サンプルホールド手段にサンプルホール
    ドされた電圧を参照電圧としてA/D変換を行なうA/
    D変換回路とを同一チップ上に設けてなるA/D変換装
    置。
JP3138888A 1988-01-20 1988-02-10 A/d変換装置 Pending JPH01205625A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3138888A JPH01205625A (ja) 1988-02-10 1988-02-10 A/d変換装置
US07/298,998 US4985774A (en) 1988-01-20 1989-01-19 Image sensing device having direct drainage of unwanted charges
US07/593,863 US5083207A (en) 1988-01-20 1990-10-05 Image sensing device having direct drainage of unwanted charges
US07/801,895 US5389971A (en) 1988-01-20 1991-12-03 Image sensor provided on a chip and having amplifying means

Applications Claiming Priority (1)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007074518A1 (ja) * 2005-12-27 2007-07-05 Fujitsu Limited 固体撮像素子及び暗電流成分除去方法

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JPWO2007074518A1 (ja) * 2005-12-27 2009-06-04 富士通マイクロエレクトロニクス株式会社 固体撮像素子及び暗電流成分除去方法
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