JPH01198441A - プラスチック・ピン・グリット・アレイ用リード材 - Google Patents
プラスチック・ピン・グリット・アレイ用リード材Info
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- JPH01198441A JPH01198441A JP2158688A JP2158688A JPH01198441A JP H01198441 A JPH01198441 A JP H01198441A JP 2158688 A JP2158688 A JP 2158688A JP 2158688 A JP2158688 A JP 2158688A JP H01198441 A JPH01198441 A JP H01198441A
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Landscapes
- Conductive Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は強度、熱伝導性(導電性)、半田付は性等が優
れ、低コストで高密度実装を可能にするプラスチック・
ピン・グリッド・アレイ(以下PPGAと略記)用リー
ド材に関するものである。
れ、低コストで高密度実装を可能にするプラスチック・
ピン・グリッド・アレイ(以下PPGAと略記)用リー
ド材に関するものである。
〔従来の技術及び発明が解決しようとする課題〕従来、
ピン・グリッド・アレイ(以下PGAと略記)としては
、セラミックタイプのものが主流をなしており、これに
用いられるリード材には、リードピンとセラミックのろ
う接待の温度(800℃前後)において柔かくなりにく
い42合金(Fe−Ni42wt%)等が用いられてい
る。
ピン・グリッド・アレイ(以下PGAと略記)としては
、セラミックタイプのものが主流をなしており、これに
用いられるリード材には、リードピンとセラミックのろ
う接待の温度(800℃前後)において柔かくなりにく
い42合金(Fe−Ni42wt%)等が用いられてい
る。
しかしながら昨今の軽薄短小化や低コスト化等の要求に
より、プラスチックタイプのPGA。
より、プラスチックタイプのPGA。
即ちPPGAが開発された。このPPGAはリードピン
との接合法とて圧入タイプのものが大部分であり、圧入
部(通常Cuメツキ)とり一ドピンとの熱膨張が信頼性
の面で大きな要素を占めている。また高集積化が進むに
つれ、半導体素子の熱発生量が増加し、誤作動等の信頼
性の低下を招くため、熱放散性しいては熱伝導性(導電
性)に優れたリードピンの要求も高まっている。更には
り一ドピンと基板との接合における半田付けにおいても
、予備半田付はリードピンの半田濡れ性が良好であるこ
とが必要となっている。
との接合法とて圧入タイプのものが大部分であり、圧入
部(通常Cuメツキ)とり一ドピンとの熱膨張が信頼性
の面で大きな要素を占めている。また高集積化が進むに
つれ、半導体素子の熱発生量が増加し、誤作動等の信頼
性の低下を招くため、熱放散性しいては熱伝導性(導電
性)に優れたリードピンの要求も高まっている。更には
り一ドピンと基板との接合における半田付けにおいても
、予備半田付はリードピンの半田濡れ性が良好であるこ
とが必要となっている。
このような要求に対し、現在リードピンとして一般に用
いられている42合金や6〜8wt%りん青銅では、放
熱性が低く、また熱膨張が大きく異なったり、コストが
高かったり、′満足すべきものではなかった。
いられている42合金や6〜8wt%りん青銅では、放
熱性が低く、また熱膨張が大きく異なったり、コストが
高かったり、′満足すべきものではなかった。
本発明はこれに鑑み種々検討の結果、PPGA用リード
材として、強度、熱伝導性(導電性)、半田付は性等に
優れ、かつ低コストであるプラスチック・ピン・グリッ
ド・アレイ用リード材を開発したものである。
材として、強度、熱伝導性(導電性)、半田付は性等に
優れ、かつ低コストであるプラスチック・ピン・グリッ
ド・アレイ用リード材を開発したものである。
即ち本発明リード材の一つは、T i 0.01〜0.
5wt%(以下wt%を%と略記)、Ni0.1〜4.
0%、 3n0.1〜4.0%を含み、Zn0.05〜
5.0%、 Mn0.01〜1.0%、 Mg0.OO
l 〜0.5%、 Cr0.001〜0.4%の範囲内
で何れか1種又は2種以上を合計0.001〜5.0%
含み、残部Cuと不可避的不純物からなることを特徴と
するもので、望ましくは不可避的不純物中、211度を
1100pp以下、S濃度を10ppm以下、α濃度を
20pl)m以下とする。
5wt%(以下wt%を%と略記)、Ni0.1〜4.
0%、 3n0.1〜4.0%を含み、Zn0.05〜
5.0%、 Mn0.01〜1.0%、 Mg0.OO
l 〜0.5%、 Cr0.001〜0.4%の範囲内
で何れか1種又は2種以上を合計0.001〜5.0%
含み、残部Cuと不可避的不純物からなることを特徴と
するもので、望ましくは不可避的不純物中、211度を
1100pp以下、S濃度を10ppm以下、α濃度を
20pl)m以下とする。
また本発明リード材の他の一つは、Ti0.01〜0.
6%、 N i 0.1〜4.0%、 Sn0.1〜4
.0%を含み、Z no、05〜5.0%、 Mn0.
01〜1.0%、 Ml、001〜0.5%、 (:、
ro、GOl 〜0.4%の範囲内で何れか1種又は
2種以上を合計0.001〜5.0%含み、更にV、F
e、Co。
6%、 N i 0.1〜4.0%、 Sn0.1〜4
.0%を含み、Z no、05〜5.0%、 Mn0.
01〜1.0%、 Ml、001〜0.5%、 (:、
ro、GOl 〜0.4%の範囲内で何れか1種又は
2種以上を合計0.001〜5.0%含み、更にV、F
e、Co。
Aj!、Si、Zr、Cdを0.005〜1.0%の範
囲内で、Ag、Y、(3e、sb、Te、I n。
囲内で、Ag、Y、(3e、sb、Te、I n。
希土類元素(RE)をo、 001〜0.2%の範囲内
で何れか1種又は2梗以上を合計0.001〜1.0%
含み、残部Cuと不可避的不純物からなることを特徴と
するもので、望ましくは不可避的不純物中、P濃度を1
100pp以下、S濃度をi oppm以下、02m度
を20ppm以下とする。
で何れか1種又は2梗以上を合計0.001〜1.0%
含み、残部Cuと不可避的不純物からなることを特徴と
するもので、望ましくは不可避的不純物中、P濃度を1
100pp以下、S濃度をi oppm以下、02m度
を20ppm以下とする。
先ず本発明に係るPPGA用リード材の含有成分とその
限定理由を説明する。
限定理由を説明する。
TiはNi、5i或いはNt、3r、 Cuと共に金属
間化合物を合金マトリックス中に微細に分布せしめ、強
度や導電性の向上はもとより屈曲性を向上し、予備半田
付けされたピンの半田濡れ性の経時劣化を抑制し、生産
性と信頼性を向上する。しかしてTi含有量を0.01
〜0.6%と限定したのは、下限未満では効果がなく、
上限を越えると潮流れを損ない、酸化生成物の発生によ
り、鋳造性を著しく低下させると共に、熱間加工性を大
きく劣化し、割れが生じやすく生産性を阻害するためで
ある。
間化合物を合金マトリックス中に微細に分布せしめ、強
度や導電性の向上はもとより屈曲性を向上し、予備半田
付けされたピンの半田濡れ性の経時劣化を抑制し、生産
性と信頼性を向上する。しかしてTi含有量を0.01
〜0.6%と限定したのは、下限未満では効果がなく、
上限を越えると潮流れを損ない、酸化生成物の発生によ
り、鋳造性を著しく低下させると共に、熱間加工性を大
きく劣化し、割れが生じやすく生産性を阻害するためで
ある。
Ni、SnはT1と共に化合物を形成し、前記特性を向
上させる働きをすると共に、合金マトリックス中に固溶
して強度や屈曲性を向上する。しかしてNi含有優を0
.1〜4.0%、3n含有量を0.1〜4.0%と限定
したのは、下限未満では効果がなく、上限を越えると導
電率を大きく低下させると共に、半田接合性の経時劣化
を起し、信頼性を著しく損なうためである。
上させる働きをすると共に、合金マトリックス中に固溶
して強度や屈曲性を向上する。しかしてNi含有優を0
.1〜4.0%、3n含有量を0.1〜4.0%と限定
したのは、下限未満では効果がなく、上限を越えると導
電率を大きく低下させると共に、半田接合性の経時劣化
を起し、信頼性を著しく損なうためである。
Zn、Mn、ML Cr (以下へ元素群と略す)から
なる群は、半田接合界面の経時劣化を抑制し、健全な半
田接合性をもたらすと同時に、予備ハンダ付けされたピ
ンの半田濡れ性の経時劣化を抑制する働きを示し、半導
体素子の製造性、信頼性、コスト面において大きく寄与
する。
なる群は、半田接合界面の経時劣化を抑制し、健全な半
田接合性をもたらすと同時に、予備ハンダ付けされたピ
ンの半田濡れ性の経時劣化を抑制する働きを示し、半導
体素子の製造性、信頼性、コスト面において大きく寄与
する。
しかしてその含有量をzno、05〜5.0%,Mn0
.01〜1.0%、 MgO0001〜0.5%、Or
0.001〜0.4%の範囲内で何れか1種又は2種以
上を合計0.001〜5.0%と限定したのは、何れも
下限未満では効果がなく、上限を越えると導電率を低下
し、鋳造性や熱間加工性の劣化を招くためである。
.01〜1.0%、 MgO0001〜0.5%、Or
0.001〜0.4%の範囲内で何れか1種又は2種以
上を合計0.001〜5.0%と限定したのは、何れも
下限未満では効果がなく、上限を越えると導電率を低下
し、鋳造性や熱間加工性の劣化を招くためである。
またV、Fe、Co、A1.S i、Zr。
Cd、A9.’Y、Ge、Sb、Pb、Te。
■n、’RE(以下B元素群と略す)からなる群は結晶
粒の粗大化を抑制し、強度を向上させる働きを示す。し
かしてその含有量をV、Fe。
粒の粗大化を抑制し、強度を向上させる働きを示す。し
かしてその含有量をV、Fe。
C0.A1.Si、Zr、Cdを0.005〜1.0%
の範囲内で、Ag、Y、Ge、Sb、Pb。
の範囲内で、Ag、Y、Ge、Sb、Pb。
Te、In、REを0.001〜0.2%の範囲内で何
れか1種又は2種以上を合計0.001〜1.0%と限
定したのは、何れも下限未満では効果がなく、上限を越
えると導電率を大きく損ない、屈曲性も低下せしめ、更
には鋳造性や熱間加工性等の製造性をも低下せしめてし
まうためである。
れか1種又は2種以上を合計0.001〜1.0%と限
定したのは、何れも下限未満では効果がなく、上限を越
えると導電率を大きく損ない、屈曲性も低下せしめ、更
には鋳造性や熱間加工性等の製造性をも低下せしめてし
まうためである。
更に不純物中のPI度を1100pp以下と限定したの
は、Pは鋳造時の脱酸剤として作用するも、その濃度が
100ppmを越えると合金の構成元素とP化合物を形
成し、半田付は性や強度等の機械的特性を損なうためで
ある。またS濃度を10ppm以下と限定したのは、S
は結晶粒界に濃化しやすく、そのために粒界強度が低下
し、熱間加工時に割れの起点となり、製造性を害する。
は、Pは鋳造時の脱酸剤として作用するも、その濃度が
100ppmを越えると合金の構成元素とP化合物を形
成し、半田付は性や強度等の機械的特性を損なうためで
ある。またS濃度を10ppm以下と限定したのは、S
は結晶粒界に濃化しやすく、そのために粒界強度が低下
し、熱間加工時に割れの起点となり、製造性を害する。
しかして10ppm以下であれば上記のようなことは見
られず、熱間加工性を害することがないためである。ま
た022Iii!度を20ppm以下と限定したのは、
T:等の構成元素の酸化を抑制し、酸化物による伸線性
、屈曲性の低下並びに半田濡れ性の劣化を防ぐためであ
り、OzH度が20ppm以下であれば満足すべき特性
を得ることができる。
られず、熱間加工性を害することがないためである。ま
た022Iii!度を20ppm以下と限定したのは、
T:等の構成元素の酸化を抑制し、酸化物による伸線性
、屈曲性の低下並びに半田濡れ性の劣化を防ぐためであ
り、OzH度が20ppm以下であれば満足すべき特性
を得ることができる。
高周波溶解炉を用い、不活性雰囲気中において、第1表
に示す成分組成のリード材を溶解鋳造し、これを熱間加
工により直径8mの線に加工した後、冷間加工と焼鈍を
繰返し、最終的に加工度90%の直径0.5mのリード
材とし、これを供試材として引張強さ、伸び、導電率、
屈曲性、半田接合強度、経時劣化、予備半田付は後の半
田濡れ性を測定した。その結果を第2表に示す。
に示す成分組成のリード材を溶解鋳造し、これを熱間加
工により直径8mの線に加工した後、冷間加工と焼鈍を
繰返し、最終的に加工度90%の直径0.5mのリード
材とし、これを供試材として引張強さ、伸び、導電率、
屈曲性、半田接合強度、経時劣化、予備半田付は後の半
田濡れ性を測定した。その結果を第2表に示す。
尚屈曲性については、90”繰り返し曲げを行ない、破
断までの回数を求めた。半田接合強度は純銅板に供試材
を垂直に、60/40共晶半田を用いて半田付けした後
、150℃で500時間の加速試験を行ない、その時の
破断荷重を示した。
断までの回数を求めた。半田接合強度は純銅板に供試材
を垂直に、60/40共晶半田を用いて半田付けした後
、150℃で500時間の加速試験を行ない、その時の
破断荷重を示した。
また半田濡れ性については、供試材に6.0/40共晶
半田を半田付けした後、150℃で150時間時効処理
したものの半田濡れ時間をメニュコグラフ法で測定し、
半田濡れ時間が10秒以上のものをX印、5〜10秒の
ものをΔ印、5秒以下のものをO印で示した。
半田を半田付けした後、150℃で150時間時効処理
したものの半田濡れ時間をメニュコグラフ法で測定し、
半田濡れ時間が10秒以上のものをX印、5〜10秒の
ものをΔ印、5秒以下のものをO印で示した。
第2表
第1表及び第2表から明らかなように、本発明リード材
Nα1〜21は何れも従来リード材Nα30゜31と比
較し、導電性、半田接合性、半田濡れ性の経時劣化が優
れていることが判る。
Nα1〜21は何れも従来リード材Nα30゜31と比
較し、導電性、半田接合性、半田濡れ性の経時劣化が優
れていることが判る。
これに対し、TiやNiの含有量の多い比較リード材N
α22、B元素群の多過ぎ、る比較合金Nα26ヤS量
の多い比較リード材NQZBでは健全な鋳塊が得られず
、熱間加工時に割れを生じたりして満足すべき供試材が
得られなかった。更にTi、Ni、3n含有量の少ない
比較リード材Nα23では、良好な導電性や半田付は性
を有するも、強度や屈曲性や半田濡れ性が逆に低下する
。
α22、B元素群の多過ぎ、る比較合金Nα26ヤS量
の多い比較リード材NQZBでは健全な鋳塊が得られず
、熱間加工時に割れを生じたりして満足すべき供試材が
得られなかった。更にTi、Ni、3n含有量の少ない
比較リード材Nα23では、良好な導電性や半田付は性
を有するも、強度や屈曲性や半田濡れ性が逆に低下する
。
更にへ元素群を含まない比較リード材Nα25では半田
接合性が大きく劣り、PIの多い比較リード相順27及
び02量の多い比較リード材では共に強度、屈曲性、半
田付は性が低下していることが判る。
接合性が大きく劣り、PIの多い比較リード相順27及
び02量の多い比較リード材では共に強度、屈曲性、半
田付は性が低下していることが判る。
このように本発明によれば、強度、導電率。
屈曲性に優れ、特に半田接合強度の劣化や予備半田後の
半田濡れ性に優れ、半導体素子のPPGA用リード材と
して有用であり、特にPPGAの小型化、高集積化を可
能にする等、工業上顕著な効果を奏するものである。
半田濡れ性に優れ、半導体素子のPPGA用リード材と
して有用であり、特にPPGAの小型化、高集積化を可
能にする等、工業上顕著な効果を奏するものである。
Claims (4)
- (1)Ti0.01〜0.6wt%,Ni0.1〜4.
0wt%,Sn0.1〜4.0wt%を含み、Zn0.
05〜5.0wt%,Mn0.01〜1.0wt%,M
g0.001〜0.5wt%,Cr0.001〜0.4
wt%の範囲内で何れか1種又は2種以上を合計0.0
01〜5.0wt%含み、残部Cuと不可避的不純物か
らなるプラスチック・ピン・グリッド・アレイ用リード
材。 - (2)不可避的不純物中、P濃度を100ppm以下、
S濃度を10ppm以下、O_2濃度を20ppm以下
とする請求項1記載のプラスチック・ピン・グリッド・
アレイ用リード材。 - (3)Ti0.01〜0.6wt%,Ni0.1〜4.
0wt%,Sn0.1〜4.0wt%を含み、Zn0.
05〜5.0wt%,Mn0.01〜1.0wt%,M
g0.001〜0.5wt%,Cr0.001〜0.4
wt%の範囲内で何れか1種又は2種以上を合計0.0
01〜5.0wt%含み、更にV,Fe,Co,Al,
Si,Zr,Cdを0.005〜1.0wt%の範囲内
で、Ag,Y,Ge,Sb,Te,In,希土類元素を
0.001〜0.2wt%の範囲内で何れか1種又は2
種以上を合計0.001〜1.0wt%含み、残部Cu
と不可避的不純物からなるプラスチック・ピン・グリッ
ド・アレイ用リード材。 - (4)不可避的不純物中、P濃度を100ppm以下、
S濃度を10ppm以下、O_2濃度を20ppm以下
とする請求項3記載のプラスチック・ピン・グリッド・
アレイ用リード材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2158688A JPH01198441A (ja) | 1988-02-01 | 1988-02-01 | プラスチック・ピン・グリット・アレイ用リード材 |
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JP2158688A JPH01198441A (ja) | 1988-02-01 | 1988-02-01 | プラスチック・ピン・グリット・アレイ用リード材 |
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JPH01198441A true JPH01198441A (ja) | 1989-08-10 |
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ID=12059141
Family Applications (1)
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JP2158688A Pending JPH01198441A (ja) | 1988-02-01 | 1988-02-01 | プラスチック・ピン・グリット・アレイ用リード材 |
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- 1988-02-01 JP JP2158688A patent/JPH01198441A/ja active Pending
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