JPH01198244A - 温度ヒューズ取付装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はステーターのコイルに近接して温度ヒユーズを
取シつける温度ヒユーズ取付装置に関するものである。

従来の技術 一般にモーターの過熱保護装置として温度ヒユーズが利
用されている。

従来この種の温度ヒユーズ取付装置は第４図に示すよう
な構成であった。すなわち温度ヒユーズ５１は感温部５
２とその両端から引き出される一対の導電線６３を有し
ている。この導電線５３には一方にステーター６４のコ
イ１ＶＢＢとの接続用リード５６が接続され、他方に電
源コードと接続された中継用リード５７が各々接続子６
８を介して接続されている。そして前記感温部６２、導
電線６３を電気絶縁チューブ５９の中に挿入した後、麻
糸６０でコイ）ＶＢ２に絞り固定することによシコイ）
ｖ５５の上に前記感温部６２が近接して固定されるとい
う構成となっている。

発明が解決しようとする課題 このような従来の構成では温度ヒユーズ５１の感温部６
２は電気絶縁チューブ５９の中に挿入後、コイ）ｖ５５
の上に麻糸６ｏで絞って固定されるが、感温部６２が電
気絶縁チューブ５９内でコイル６６から離れた位置に取
付けられる場合があり、コイ／Ｌ’５５が異常高温にな
っても温度ヒユーズ５１の作動が遅れてしまい、不安全
な状態になりやすいという課題を有していた。また電気
絶縁チューブ６９を麻糸６ｏでコイ）ｖ５５の上に〈〈
りつけることは作業性が悪く、温度ヒユーズの取付位置
にバラツキを生じるという課題を有していた。

本発明は温度ヒユーズがコイルに対して一定の位置に確
実にしかも簡単に取シつけられる温度ヒユーズ取付装置
を提供することを目的とする。

課題を解決するだめの手段 この課題を解決するだめに、本発明は少なくとも一側面
が開放した箱体形状をなす本体部を備え、この本体部は
下方に延設してステーターのスロットに嵌入する爪部を
有し、また本体部は温度ヒユーズの感温部を収納し、底
板の中央にステーターコイルを臨ませる開孔部を有する
とともに上面に前記温度ヒユーズの導電部を保持する一
対の切欠部を有した構成となっている。

作　　　用 この構成により本体部は爪部により確実に固定され、そ
して温度ヒユーズの感温部は取付装置本体部の開孔部に
臨むコイルに近接することとなる。

実施例 以下本発明の一実施例全第１図〜第３図にもとづき説明
する。図示のようにモーターのステーター１には内周側
に被数のスロット２が設けられてお９、このスロット２
にコイル３が巻きつけられている。電気絶縁性を有する
合成樹脂製の温度ヒユーズ取付装置４は箱体に形成しか
つ一側面を開放した本体部６と、この本体部５の下端に
前記スロット２に嵌入する平板状の爪部６よＱなってお
シ、この爪部６全スロツト２内に嵌入することによって
ステーター１に固定される。前記本体部５には温度ヒユ
ーズ９の感温部１１が挿入されるとともに底板の中央部
に開孔部７が設けられ、また本体部６の上面には一対の
Ｌ形をなす切欠部８が設けられている。この切欠部８に
は温度ヒユーズ９の導電ａ１ｏが挿入される。

前、記聞孔部７を有する底板の下側はコイル３の表面に
当接し、前記温度ヒユーズ９の感温部１１は開口部Ｔを
介してステーター１のコイル３と一定の間隔金もつ。

導電線１ｏは配線リード１２に中継端子１３を用いて接
続されておシ、前記本体部６の上面の外表部に設けた押
えリプ１４によって保持される。

上記構成において温度ヒユーズ９の感温部１１は本体部
６の上面と下面の間に保持され、本体部６の底板の裏側
はコイル３の表面に当接するので感ｄ部１１は下面の開
孔７を介してコイル３との間隔を製造工程のバラツキに
よるコイル高さの変化安屋した関係が得られるので、コ
イル３が不安全となる尚温になったときには必ず温度ヒ
ユーズ９が動作しコイル３への通電を切断し、不安全状
態を解消できる。

以上のように本実施例によれば底板に開孔部７７１全有
する本体部５に温度ヒユーズ９の感温部１１全挿入し、
導電線１０ｉ折り曲げつつ切欠部８に嵌入して保持し、
本体部５の底板の下側をコイル３に当接することによシ
、感温部１１とコイル３の間隔ヲー走に保ち、コイル３
の発熱温度に対応して安定して温度ヒユーズ９を動作さ
せることができるとともに温度ヒユーズ９は本体部６の
下方に延設する爪部６全ステーター１のスロット２に嵌
入するだけで簡単に取付けることができる。

発明の効果 以上の実施例の説明よシ明らかなように、本発明によれ
ば底板に開孔部を有する本体部に温度ヒユーズを挿入し
、本体部の底板の下側をステーターのコイル表面に当接
し、ステーターのスロットに爪部ｋｍ人することによっ
てコイルと温度ヒユーズの間隔を一定に保って固定でき
るとともに、取付作業も簡単にできるという効果を得る
ことのできる優れた温度ヒユーズ取付装置を実現できる
ものである。

【図面の簡単な説明】 第１図は本究明の一実施例の温度ヒユーズ取付装置の斜
視図、第２図は同温度ヒユーズの結線状態の析視図、第
３図は同取付装置の組立状態を示す斜視図、第４図は従
来例における温度ヒューズ取付装置の組立状態を示す斜
視図である。 １・・・・・・ステーター、２・・・・・・スロット、
３・・・・・・コイル、６・・・・・・本体部、６・・
・・・・爪部、７・・・・・・開孔部、８・・・・・・
切欠部、９・・・・・・温度ヒユーズ、１０・・・・・
・導電線、１１・・・・・・感温部。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名１０
−　　管寛疹 １ｌ−ＪＱＪＦｅ 嫁

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 少なくとも一側面が開放した箱体形状をなし、下方に延
   設してステーターのスロットに嵌入する爪部を有すると
   ともに、底板に開口部をもつ本体部を構成し、前記本体
   部に温度ヒューズの感温部を収納するとともに、上面に
   設けた一対の切欠部により温度ヒューズの導電線を保持
   し、前記本体部の温度ヒューズの感温部が開口を介して
   ステーターのコイル表面に近接させてなる温度ヒューズ
   取付装置。