JPH01197900A - 住戸内警報装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ この発明は、地震予知による警戒宣言の緊急警報放送を
自動受信する緊急警報放送受信機を用いた住戸的警報装
置に関する。

・［従来の技術］ 東海地震などの巨大地震が予想されることから、地震予
知に基づく警戒宣言をテレビ、ラジオによって受信する
システムが近年実施され、１９８７年９月１日からＮＨ
Ｋを始め、民間放送１４社で実施され、またＮＨＫにお
いては毎月１日にこの試験信号が発せられている。

このような緊急放送を受信可能としたテレビ。

ラジオも開発され販売されるようになった。

緊急放送は、通常の放送電波中に、特定の周波数のコー
ド信号を挿入し、受信機においてはこの緊急信号の有無
を常時監視し、この信号を受信したとき通常の放送受信
に代って自動的に緊急警報信号を受信し、警報を発する
と共に緊急放送を受信するようにしたものである。なお
、緊急警報放送受信機としては、もっばら緊急警報放送
のみを受信するようにした専用型と、通常のラジオ、テ
レビ番組を受信できる内蔵型のものが販売されている。

他方、家庭内設けられる防災用センサとしては、火災感
知器、ガス漏れ検出器、防犯センサも急速に普及しつつ
あり、これらのセンサは、専用の受信機に接続して使用
されている。

［発明が解決しようとする問題点コ 上記のような緊急放送受信用ラジオあるいはテレビの緊
急放送受信機能が使用されることは試験信号の受信以外
はとんどなく、特に専用型に到っては尚更のことであり
、極めて不経済であるばかりでなく、機能の異常に気付
かないなどの問題があった。

［問題点を解決するための手段］ この発明は、ガス漏れセンサ、火災センサ、防犯センサ
などの家庭内の各種異常を検出するセンサと、該センサ
の異常検出信号に基づき駆動される緊急警報放送信号発
生手段および電波送信手段とから成る端末器と、緊急警
報放送受信用ラジオまたはテレビとを備え、上記センサ
の作動時、上記ラジオまたはテレビより異常警報を発生
することによって上記問題を解決したものである。

［作用コ 緊急警報放送の受信と共に、通常家庭内で発生する火災
、ガス漏れ、防犯などの異常発生の警報装置として使用
できる。

［実施例］ 第１図は、この発明の装置に用いられるセンナ部分の回
路図、第２図、第３図は一般の緊急警報放送受信機とそ
の回路図、第４図は第１図のセンサ部分の他の実施例を
それぞれ示す。

第１図において、１は火災、ガス漏れなどを検出するセ
ンサ、２はセンサ１からの出力信号によって駆動される
緊急放送信号発生部、３はアンテナ６から電波として発
生するための送信部である。

４は電源であって、電池などが用いられ消費電流の軽減
のため、センサ１のオン信号によって緊急放送信号発生
部２あるいは送信部３への電源供給を制御するスイッチ
部５を備えている。このような端末器２０は、一体とし
て構成され、住戸内の所定の天井、壁などに設けられる
。この実施例においては、単一のセンサに全ての送信機
能を具備しているが、第４図に示すようにセンサ１のみ
を多数並列的に接続し、他の部分すなわち緊急放送信号
発生部２．送信部３などは共用とした端末器２０’であ
っても良い。

第２図は緊急放送受信機であって、第２図（Ａ）はラジ
オ、第２図（Ｂ）はテレビを示す、テレビの場合、室外
アンテナ用ケーブル１６が接続されているものは、室内
アンテナ１７を並設する。

第３図は、一般に使用されている緊急放送受信機３０の
回路図であって、８はチューナー、９は制御部であって
緊急放送時の音量を所定の大きさに制御する。１０はＣ
ＲＴ　１４あるいはスピーカー１５に音声あるいは映像
信号を送出する音声・映像出力回路である。侍れらの音
声あるいは映像の内容は端末器２０の緊急放送信号発生
部２に予め設定しておくものとする。１１は緊急放送検
出回路であって、受信アンテナ７から緊急放送時に送信
される緊急警報信号の有無を常時監視している。１３は
電源であって、携帯ラジオなどにおいては乾電池、テレ
ビでは一般に商用電源が用いられる。

このような構成において、端末器２０の火災感知器など
のセンサ１が作動すると、スイッチ部５がオンし、緊急
放送信号がアンテナ６から発せられ、緊急放送受信機３
０の緊急受信機能が作動し、予め定められた内容の緊急
警報が、スピーカー１５から発せられる。またテレビに
おいては音声と共にＣＲＴデイスプレー１４を用いて異
常発生場所あるいは異常の形態などを表示することもで
きる。これらの緊急警報の内容は緊急警報放送とは当然
異なるものとしておけば、混乱を生じることがない、端
末器２０から発する電波は、住戸内だけで送受信できる
ような極めて微弱なものでよく、シたがって送信部３な
どを含む端末器２０は既存の家庭用火災感知器などと一
体に組み込んで制作することもでき、また電波障害を起
こすこともない。

［発明の効果］ この発明の装置は、既存の緊急警報放送受信機を家庭内
で発生する火災、ガスもれなどの警報発生器として共用
できるため、新たな受信機を必要とせず、また緊急警報
放送受信機の機能を容易に試験でき、さらに緊急警報放
送受信機が携帯ラジオの場合にあっては、住戸内のあら
ゆる場所で異常を感知でき、緊急放送および住戸内の異
常の両者を容易に感知できる効果を有する。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の装置の端末器のブロック図、第２図
、第３図は緊急警報受信機のブロック図、第４図は第１
図の端末器の他の実施例をそれぞれ示す図である。 １・・・センサ、２・・・緊急放送信号発生部、３・・
・送信部、２０・・・端末器、３０・・・緊急放送受信
機特許出願人　ニッタン株式会社（４ｚカ・３名）第１
図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 　ガス漏れセンサ、火災センサ、防犯センサなどの住戸
   内の各種異常を検出するセンサと、該センサの異常検出
   信号に基づき駆動される緊急警報放送信号発生手段およ
   び電波送信手段とから成る端末器と、緊急警報放送受信
   用ラジオまたはテレビとを備え、上記センサの作動時、
   上記ラジオまたはテレビより異常警報を発生することを
   特徴とする住戸内警報装置。