JPH0119450Y2 - - Google Patents

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JPH0119450Y2
JPH0119450Y2 JP1982133043U JP13304382U JPH0119450Y2 JP H0119450 Y2 JPH0119450 Y2 JP H0119450Y2 JP 1982133043 U JP1982133043 U JP 1982133043U JP 13304382 U JP13304382 U JP 13304382U JP H0119450 Y2 JPH0119450 Y2 JP H0119450Y2
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JP
Japan
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antenna
suction plate
attached
annular protrusion
base
Prior art date
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JP1982133043U
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JPS5939510U (ja
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Priority to JP13304382U priority Critical patent/JPS5939510U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は車体等に装着するようにしたアンテナ
の支持座の考案に係り、車体等のベース部体面に
対しマグネツトの吸着力で取付けるようにしたも
のにおいて、吸着盤による吸着力を強力に形成且
つ維持せしめ、比較的小型なマグネツトにより充
分な吸着力を得しめ、低コストで安定且つ的確な
装着を長期に亘つて、有効に確保し得るようにし
たものである。
アンテナを車体に装備する方法として穿孔を用
いたビス止め、特別な金具による緊締更にはそれ
らの併用などがあることは周知の通りであるが、
前記のようなビス止めをなすには車体にビス孔を
穿孔することが必要であつて折角の車体を損傷
し、又特別な金具を用いるものでは該金具が雨樋
部などの特定の位置に適用されなければならない
のでアンテナ取付位置が特定され、しかもそれな
りに複数の部材を用いた複雑な金具を必要とす
る。そこで上記のようなアンテナ取付けに穿孔な
どを要しないことについても種々に検討され、磁
石や吸盤構造を採用することに関しての提案がな
されているようであるが、これらのものは理論的
には取付けられたようであつても実地的には何れ
にしても垂立されたアンテナに安定した取付け関
係が得られるに到らず、即ち補助的であつて3個
以上の取付部を形成した大型取付金具を用い、又
別に強力な接着剤などを用いなければ的確な取付
けを得難い。然しこのように接着剤を用いること
は折角美麗に仕上げられた車体塗装面を汚損し、
特に取付位置を変更するような場合には塗装面が
剥離し、或いは接着剤が車体面にこびりついたま
まとなつて不体裁な痕跡を残すこととなる。勿論
前記接着剤を特別に準備しなければ取付けをなし
得ないことは目明である。
又実公昭55−6166号公報に示すようなマグネツ
トで着脱自在としたものに吸盤状のツバ部を有す
る弾性体を設け、マグネツトの吸引力を利用して
水滴などの浸透を阻止することを目的としたもの
がある。しかし、このものの場合は吸盤状のツバ
部は自己の吸着力を有するものでなく、単なる水
滴などの浸透を阻止することにあり、マグネツト
自体にはそれなりの吸着力の大きいものを必要と
し、吸着力は従来のマグネツトのみによるものと
同様に走行中などの振動等で脱落させないために
は強力なしかも大型のものとしなければならない
など不利がある。
本考案は上記したような実情に鑑み検討を重ね
て考案されたものであつて、その具体的な実施態
様を添付図面に示すものについて説明すると、第
1〜3図に示すようなアンテナの支持座を提案す
る。即ち第1図に示すように適当なアンテナ1を
取付けた基体2内に絶縁されたケーブル15を挿
通し、上記基体2に支持座3を取付けると共にゴ
ム質又は軟質合成樹脂製の吸着板5とリング状マ
グネツト4を該支持座3内に取付け、即ち上記吸
着板5内中心部に車体等のベース部体10に対し
て静電的アース作用をもなす取付子9で前記した
各部体3,5およびマグネツト4の取付板14を
基体2に取付けているが、本考案ではこのような
構成のものにおいて前記支持座3の内面に上記吸
着板5をマグネツト4の周側に近い内側部で前記
ベース部体10面に押圧する第1の環状突出部1
1と支持座3の周側で同じくベース部体10面に
押圧する第2の環状突出部12とを形成したもの
である。
なお上記したような図示実施態様のものでは基
体2と支持座3とが別体に形成されたものを取付
子9で固定するように成つているが、これらの両
部体は何れも剛体状態のものであり、硬質合成樹
脂の如きで一体として成形してよいことは明らか
である。又吸着板5は常態においては第2図に示
す如くであつて椀形吸着面の中央部にマグネツト
4及びその筒形取付板14を受入れる凹入部5a
が形成されたものであつて、支持座3内に取付け
たものは気密性が高く、接着剤やシール剤の如き
を必要としない。このような吸着板5のベース面
10に対する吸着セツト状態では第1図のように
支持座3の環状突出部11が前記凹入部5aに近
接した部分をベース面10に押圧し、しかも環状
突出部12が吸着板5の周側5bを同じくベース
面10に押圧することになり、椀形吸着面は平坦
状としてベース面10に添着されるものである。
マグネツト4部分には薄層の例えばアルミニウム
箔などによる被覆材7を施して底面に露出しない
ようにする。
アンテナ1としては第1図に示すようにアンテ
ナ素子1と基体2との間にスプリング8を取付
け、ケーブル15を直接アンテナ1に接続したも
のの外、第2図に示すような一般的に知られてい
るアンテナ1を用いたものその他でよいことは当
然である。吸着板5の周側5bは第1,2図に示
すように第2の環状突出部12の外側に少くとも
一部が突出させる(図示では全周で突出)ように
しておき、このような外側突出部分を取外し操作
部とする。
上記のような本考案によるときは吸着板5によ
る吸着力とマグネツト4による吸着力とを併用し
てベース面に接着するものであるが、この接着状
態では前記環状突出部11,12が吸着板5の内
外側で夫々押圧することは上述した通りであり、
従つて該吸着板5の椀状彎曲部は完全状態に平坦
化し、振動などを受けてもベース面から浮上する
ことがなくなり、それだけに該吸着板5による吸
着作用は強力となり、又それに伴つてマグネツト
4もベース面に近接して位置し、その吸着作用も
充分に得られるので何れにしても安定且つ強力な
接着取付状態を何等の接着剤や取付金具或いは穿
孔などを必要としないで、形成でき、しかも比較
的小型のマグネツトで充分な吸着作用が得られ、
それらによつてベース面10の任意の位置に自在
にセツトでき、その取扱いも容易である。即ちベ
ース面10に対する吸着セツトに当つて支持座3
に僅かの押圧力を作用させると、マグネツト4の
吸着力が作用して自動的に第1図に示すようなセ
ツト状態を的確に形成でき、環状突出部11,1
2の如きによる押圧はその真空度を充分に高め
る。しかもこのように真空度の高められた吸着セ
ツト状態は車輌走行時の振動等によつても変動す
ることがなく該吸着板域内に雨水等の侵入するこ
とをも有効に防止する。取外しに当つては吸着板
5の取付座3より突出した周側5bを部分的に指
頭などで押し上げることにより前述のような安定
強固な吸着状態に拘わらず容易に真空を破つて取
外すことができる。
なお図示のものでは取付子9がベース面10の
塗層(絶縁性)を介して静電容量的にアースを採
つているのでアースをとるために車体などのベー
ス面10を汚損、損傷することもない。
以上のように本考案によるものは車体およびそ
の塗装の何れをも損傷することなしにアンテナ取
付けを得しめることができるものであり、しかも
支持座3における環状突出部11,12によつて
吸着板5による吸着真空度を常に有効に高めるこ
とができ、又それによつてマグネツト4による吸
着関係も適切に確保し得るものであり、比較的小
型のマグネツトで相当な吸着力が得られ、それら
が相俟つて低コストで取扱い操作の頗る容易でし
かも安定した装着を可能とするアンテナ装着機構
を提供し得るものであるから実用上その効果の大
きい考案である。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施態様を示すものであつて、
第1図は本考案によるアンテナ機構の吸着取付状
態を示す全般的な部分切欠側面図、第2図はその
吸着板についての部分切欠斜面図、第3図は本考
案による別の実施態様を示した全般的な斜面図で
ある。 然してこれらの図面において、1はアンテナ、
2は基体、3は支持座、4はマグネツト、5は吸
着板、10はベース部体面、11は第1の環状突
出部、12は第2の環状突出部を示すものであ
る。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 アンテナ基体を取付けた支持座に吸着板の中
    央に形成した凹入部を収容し、該凹入部内に筒
    形取付板へ内装したリング状マグネツトを取付
    子で取付け、前記吸着板を挟持固定して、車体
    のようなベース部体面に装着するようにしたも
    のにおいて、前記支持座にはその内面に前記吸
    着板の凹入部に近接した部分を前記したベース
    部体面に押圧する第1の環状突出部とその外周
    に吸着板の周側部を圧接するための第2の環状
    突出部を一体に形成したことを特徴とする車体
    等に装着するようにしたアンテナ支持座。 2 アンテナ基体と支持座とを一体に形成した実
    用新案登録請求の範囲第1項に記載の車体等に
    装着するようにしたアンテナの支持座。 3 吸着板周側の少なくとも一部を第2の環状突
    出部の外側に突出させて取外し操作部とした実
    用新案登録請求の範囲第1項に記載の車体等に
    装着するようにしたアンテナの支持座。
JP13304382U 1982-09-03 1982-09-03 車体等に装着するようにしたアンテナの支持座 Granted JPS5939510U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13304382U JPS5939510U (ja) 1982-09-03 1982-09-03 車体等に装着するようにしたアンテナの支持座

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JP13304382U JPS5939510U (ja) 1982-09-03 1982-09-03 車体等に装着するようにしたアンテナの支持座

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5939510U JPS5939510U (ja) 1984-03-13
JPH0119450Y2 true JPH0119450Y2 (ja) 1989-06-06

Family

ID=30300249

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13304382U Granted JPS5939510U (ja) 1982-09-03 1982-09-03 車体等に装着するようにしたアンテナの支持座

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JP (1) JPS5939510U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS556166U (ja) * 1978-06-29 1980-01-16

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS556166U (ja) * 1978-06-29 1980-01-16

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JPS5939510U (ja) 1984-03-13

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