JPH01191501A - 超伝導導波管の接合方法 - Google Patents
超伝導導波管の接合方法Info
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- JPH01191501A JPH01191501A JP63016603A JP1660388A JPH01191501A JP H01191501 A JPH01191501 A JP H01191501A JP 63016603 A JP63016603 A JP 63016603A JP 1660388 A JP1660388 A JP 1660388A JP H01191501 A JPH01191501 A JP H01191501A
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野〕
本発明は、マイクロ波伝送用の導波管、特にディスクロ
ード型進行波加速管や、マイクロ波空胴共娠器等を超伝
導体で形成してマイクロ波のパワーロスを低減させた超
伝導導波管の接続方法に関するものである。
ード型進行波加速管や、マイクロ波空胴共娠器等を超伝
導体で形成してマイクロ波のパワーロスを低減させた超
伝導導波管の接続方法に関するものである。
（従来の技術〕
ディスクロード型進行波管や空胴共振器はクライストロ
ンのようなマイクロ波増巾器や電子。
ンのようなマイクロ波増巾器や電子。
陽子等の粒子７Ｊｔｌ速器として用いられている。これ
らの特殊な立体回路部品は単なる導波管と違い、より多
くのマイクロ波エネルギーが蓄積されるので、銅やアル
ミ等では電力損失を充分小さくすることができないため
、超伝導体を用いたものが提案されている。すなわち超
伝導体の表面抵抗は常伝導体に比較して非常に小さいた
め少ない電力で高い電界が１ワられることが期待されて
いる。
らの特殊な立体回路部品は単なる導波管と違い、より多
くのマイクロ波エネルギーが蓄積されるので、銅やアル
ミ等では電力損失を充分小さくすることができないため
、超伝導体を用いたものが提案されている。すなわち超
伝導体の表面抵抗は常伝導体に比較して非常に小さいた
め少ない電力で高い電界が１ワられることが期待されて
いる。
このような導波管として超伝導共振器は例えば第２図に
示すように円筒形の超伝導材料の軸方向中央部を軸に向
って絞り、内側に断面積の小さな貫通孔（７）を設け、
両端の外周縁にボルト孔（８）を周方向に複数個穿設し
たフランジ（５）を設けた空胴単体（１）を切削等によ
り複数個作製し、これら空肩甲体（１）の接合面（９）
であるそれぞれのフランジ端面を互いに密接してボルト
（３）、ナツト（４）で締着し、内側面の当該接合部（
１Ｇ）に電子ビーム溶接やＴＩＧ溶接を施して固着させ
てこれら空胴単体（１）を複数個連結した形状である。
示すように円筒形の超伝導材料の軸方向中央部を軸に向
って絞り、内側に断面積の小さな貫通孔（７）を設け、
両端の外周縁にボルト孔（８）を周方向に複数個穿設し
たフランジ（５）を設けた空胴単体（１）を切削等によ
り複数個作製し、これら空肩甲体（１）の接合面（９）
であるそれぞれのフランジ端面を互いに密接してボルト
（３）、ナツト（４）で締着し、内側面の当該接合部（
１Ｇ）に電子ビーム溶接やＴＩＧ溶接を施して固着させ
てこれら空胴単体（１）を複数個連結した形状である。
そしてこのような導波管を液体ヘリウム中に浸漬するか
、液体ヘリウムの通ったパイプを導波管外周面に密着さ
せるなどして超伝導状態を実現、維持している。
、液体ヘリウムの通ったパイプを導波管外周面に密着さ
せるなどして超伝導状態を実現、維持している。
（発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、このような超伝導導波管は実際には期待
されるほどの高電界は得られない。
されるほどの高電界は得られない。
この原因は主として導波管内壁面の表面欠陥によるもの
でおる。これは超伝導体であってもマイクロ波において
はある程度の抵抗が存在するため発熱があるが、通常こ
の熱は導波管仝休を超伝導状態に維持するために浸して
いる液体ヘリウムによって除去される。ところが表面欠
陥があるとその部分で表面抵抗が上昇し、局部的に多聞
の熱が発生するためそこが起点となって超伝導状態が破
壊されてしまう。このような表面欠陥は特に接合部分に
生じ易い。即ち、例えばニオブ単体で形成された超伝導
導波管の接合には通常電子ビーム）容接が用いられる。
でおる。これは超伝導体であってもマイクロ波において
はある程度の抵抗が存在するため発熱があるが、通常こ
の熱は導波管仝休を超伝導状態に維持するために浸して
いる液体ヘリウムによって除去される。ところが表面欠
陥があるとその部分で表面抵抗が上昇し、局部的に多聞
の熱が発生するためそこが起点となって超伝導状態が破
壊されてしまう。このような表面欠陥は特に接合部分に
生じ易い。即ち、例えばニオブ単体で形成された超伝導
導波管の接合には通常電子ビーム）容接が用いられる。
ところがこの方法では接合部に溶接ビードが生じたり、
接合部付近に熱による歪を生じたりするため溶接後ビー
トを０１摩したり、アニールして熱歪を取ったりしなけ
ればならず、欠陥のない均質な表面を得ることが困難で
あった。
接合部付近に熱による歪を生じたりするため溶接後ビー
トを０１摩したり、アニールして熱歪を取ったりしなけ
ればならず、欠陥のない均質な表面を得ることが困難で
あった。
このように超伝導導波管の接合方法はその実用化に対す
る一つの降害であった。
る一つの降害であった。
（課題をｉｆ／Ｉ’決するための手段〕本発明はこれに
鑑み種々検討の結果、欠陥の少ない超伝導導波管の接合
方法を開発したものである。即ら超伝導体で形成された
空胴単体または内面を超伝導薄膜で形成された空胴単体
を複数個接合して超伝導導波管を製造する方法において
、当該接合面間に上記超伝導材料より融点の低い金属を
挿入して挟圧し、その後真空または不活性ガス雰囲気中
にてｈ０熱することにより空胴単体を互いに拡散接合す
ることを特徴とするものである。
鑑み種々検討の結果、欠陥の少ない超伝導導波管の接合
方法を開発したものである。即ら超伝導体で形成された
空胴単体または内面を超伝導薄膜で形成された空胴単体
を複数個接合して超伝導導波管を製造する方法において
、当該接合面間に上記超伝導材料より融点の低い金属を
挿入して挟圧し、その後真空または不活性ガス雰囲気中
にてｈ０熱することにより空胴単体を互いに拡散接合す
ることを特徴とするものである。
（作 用）
このように接合面間に超伝導材料より融点の低い金属を
挿入して挟圧し、加熱するのは当該金属（以下インサー
ト金属という）と超伝導材料の接触部で両者の原子を相
互に拡散させて合金化させることにより接合させる拡散
接合法を用いれば単に超伝導材料同志で拡散接合をする
場合よりも低温で短時間に接合できしかも接合部表面は
滑らかに連続したものとなり表面欠陥もなくなる利点を
有するからである。
挿入して挟圧し、加熱するのは当該金属（以下インサー
ト金属という）と超伝導材料の接触部で両者の原子を相
互に拡散させて合金化させることにより接合させる拡散
接合法を用いれば単に超伝導材料同志で拡散接合をする
場合よりも低温で短時間に接合できしかも接合部表面は
滑らかに連続したものとなり表面欠陥もなくなる利点を
有するからである。
また加熱する温度はインサート金属の融点近傍またはそ
れ以上の温度でかつ当該超伝導材料の融点未満の温度で
加熱するのがよい。
れ以上の温度でかつ当該超伝導材料の融点未満の温度で
加熱するのがよい。
（実施例〕
次に本発明の実施例について説明する。
第１図に示すようにニオブ製の２個の空胴単体（１）の
それぞれ一方の７ランジ端面同士を対向させた接合面間
にインサート金属として錫薄板（２）を挟みボルト（３
）、ナツト（４）で当該７ランジ（５）同士を締着して
接合面間の錫薄板（２）を挟圧し、その後この空胴単体
２個を一体化した連結体（６）を真空中にて６００°Ｃ
で３時間加熱した。しかる後フッ酸、硝酸及びリン酸の
１ ：１ ：１の混合液で表面を化学研摩して仕上げた
。そしてこのような連結体の超伝導状態での特性を調べ
たが内面をすべて切削により仕上げた接合部のない上記
連結体形状のものと比較して同等の特性を有していた。
それぞれ一方の７ランジ端面同士を対向させた接合面間
にインサート金属として錫薄板（２）を挟みボルト（３
）、ナツト（４）で当該７ランジ（５）同士を締着して
接合面間の錫薄板（２）を挟圧し、その後この空胴単体
２個を一体化した連結体（６）を真空中にて６００°Ｃ
で３時間加熱した。しかる後フッ酸、硝酸及びリン酸の
１ ：１ ：１の混合液で表面を化学研摩して仕上げた
。そしてこのような連結体の超伝導状態での特性を調べ
たが内面をすべて切削により仕上げた接合部のない上記
連結体形状のものと比較して同等の特性を有していた。
このように本発明によれば比較的低い温度で空胴単体の
接合が可能であるため母材の変質や欠陥が少なく、高品
質の超伝導導波管、特に超伝導空胴共娠器の生産性を向
上することかできる等工業上顕著な効果を秦するもので
ある。
接合が可能であるため母材の変質や欠陥が少なく、高品
質の超伝導導波管、特に超伝導空胴共娠器の生産性を向
上することかできる等工業上顕著な効果を秦するもので
ある。
第１図は本発明の一実施例である空１１１ｉｉｌ中体の
接合状態を示す断面図、第２図は従来例を示す一部断面
の側面図である。 １・・・・・・・・空胴単体 ２・・・・・・・・錫薄板 ３・・・・・・・・ボルト ４・・・・・・・・ナツト ５・・・・・・・・フランジ ６・・・・・・・・連結体 ７・・・・・・・・貫通孔 ８・・・・・・・・ボルト孔 ９・・・・・・・・接合面 １０・・・・・・・・接合部 第１図
接合状態を示す断面図、第２図は従来例を示す一部断面
の側面図である。 １・・・・・・・・空胴単体 ２・・・・・・・・錫薄板 ３・・・・・・・・ボルト ４・・・・・・・・ナツト ５・・・・・・・・フランジ ６・・・・・・・・連結体 ７・・・・・・・・貫通孔 ８・・・・・・・・ボルト孔 ９・・・・・・・・接合面 １０・・・・・・・・接合部 第１図
Claims (1)
- （１）超伝導体で形成された空胴単体または内面を超伝
導薄膜で形成された空胴単体を複数個接合して超伝導導
波管を製造する方法において、当該接合面間に上記超伝
導材料より融点の低い金属を挿入して挟圧し、その後真
空または不活性ガス雰囲気中にて加熱することにより空
胴単体を互いに拡散接合することを特徴とする超伝導導
波管の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63016603A JPH01191501A (ja) | 1988-01-27 | 1988-01-27 | 超伝導導波管の接合方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63016603A JPH01191501A (ja) | 1988-01-27 | 1988-01-27 | 超伝導導波管の接合方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01191501A true JPH01191501A (ja) | 1989-08-01 |
Family
ID=11920875
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63016603A Pending JPH01191501A (ja) | 1988-01-27 | 1988-01-27 | 超伝導導波管の接合方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH01191501A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE10028352B4 (de) * | 2000-06-08 | 2006-06-01 | Siemens Ag | Verfahren und Schaltung zum Freigeben der Zündbarkeit von wenigstens zwei getrennt zündbaren Zündstufen in einem Insassenschutzsystem |
| CN102981054A (zh) * | 2012-11-22 | 2013-03-20 | 宁夏东方钽业股份有限公司 | 一种高纯铌材剩余电阻率测试样品的处理方法 |
-
1988
- 1988-01-27 JP JP63016603A patent/JPH01191501A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE10028352B4 (de) * | 2000-06-08 | 2006-06-01 | Siemens Ag | Verfahren und Schaltung zum Freigeben der Zündbarkeit von wenigstens zwei getrennt zündbaren Zündstufen in einem Insassenschutzsystem |
| CN102981054A (zh) * | 2012-11-22 | 2013-03-20 | 宁夏东方钽业股份有限公司 | 一种高纯铌材剩余电阻率测试样品的处理方法 |
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